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はてなキーワード: 応仁の乱とは

2017-06-23

https://anond.hatelabo.jp/20170623142423

優秀な日本史研究者に100万払って応仁の乱説明をしてもらってもおそらく分かりやすくは説明できないしおまえが理解できるかも怪しい。

「ほんとに頭いいやつはバカにも分かるように話す」

俺は応仁の乱全体像について誰から解説されても全然理解できなかったからこの命題は偽だと思ってるんだけど、

ところでリアルの友人でも、2chでもはてなでも、この話題になると誰しもが「自分は頭いいやつサイドだ」と思って意見するよね。

なんで?

(追記)

いや応仁の乱のことはどうでも良くて、

「頭の良さと説明うまいのは別(俺は頭いいけど説明下手なタイプ笑)」とか

「(俺は頭いいしお前にわかるように説明できるけど)お前に説明する必要感じてないだけ」

みたいな上目遣いというか、自分バカの間に線引きして話してる人多くない?って話。

勉強してもうまく理解できなくて、自分ってバカだなーと思った経験ないの?

2017-05-29

http://anond.hatelabo.jp/20170529181430

元増田です。ややこしい話なので追記ではなくこちらで応答します。

カテゴリ分けの項で例文を「引用」してるけど、その例文がどこから引用されてるか明記されてないのは大丈夫なの?

これ、正直、悩ましいところなんですよ。というのは、これを厳密に適用すると、一般書が死ぬからです。

講談社選書メチエとか筑摩選書とかああい選書系は詳細な注をつけることもありますが、新書とかだと紙幅の関係上細かな典拠がつけられない場合があります。たとえば話題になっている中公新書の『応仁の乱』ですが、色んな史料引用してきているし史料名前も示しているのに、具体的にどの巻のどのページに書かれてるかまで書いてあるわけじゃないですよね。岩波新書の『多神教一神教』だと、史料から引用そもそも典拠が書かれていません(参考文献リストに使った史料一覧が並んでるだけ)。でもそれをいちいち書いてたら新書サイズにならないわけです。

一人の研究者が、新書のような一般書と分厚い研究書の両方を書くことはよくあります。そして、後者において引用部分に典拠を記さないのは論外ですが、前者だと紙幅の都合上きちんと典拠を書けないことが起こり得るわけで、それは現状どうなのかと言われたら「良いことではないが、研究倫理に反する大問題というわけではない」と見做されているんじゃないかと思います。少なくとも、「ここは引用ですよ」というのがきちんとわかる(=自分文章であるかのように装っていない)のなら、許されているんじゃないかな。引用元の文献リストがあって、地の文とちゃんと区別されている以上、この中のどれかから引用した、とわかるようになっているわけですし。

そしてもう1つネックになるのが、これが予稿だということです。「レジュメみたいなものから、厳密な典拠表示はサボったけど、フルペーパーとして投稿するときにはきちんと典拠表示をつけるつもりでした」と言われたら、「そうか、まあでも本来レジュメでも典拠をつけることが望ましいんだ。次からは気をつけてね?」と言うのが精一杯ではないでしょうか。これが剽窃みたいなケースなら研究室こんこんとお説教して取り下げろと指導する必要がありますが、引用元の文献をきちんとリストアップしていて(著者名・URLタイトルがきちんと書かれているのでまあ問題ないでしょう。逆にそういうきちんとしたリストからこそ今回燃えてるというのが皮肉ですが)、どこからどこまでが引用か明示的に示されているのなら、そこまで大問題でもないような(この程度の不備でこっぴどく学生を叱りつけるとしたらそっちの方がハラスメントです)。

もちろん、それでも厳密に言えば著作権法違反にあたるわけだから違法だ、告発すべきだ、という主張も可能です。何? 新書業界死ぬ? 知ったことか、そんなムラの慣習が法に優先するわけないだろう、法は法だ、たとえ学生が書いて5,000人規模の学会の内部で報告する予定の正式論文ではない予稿とはいえ、違法なんだから許されない――はい、これ、どうなるかおわかりですね。この論点で攻めるというなら私は止めません。が、その場合、例の朝日記者さんが示唆したことをやられても文句は言えないんじゃないですかね……(刀剣乱舞二次創作が許諾されてるといっても、じゃあハリー・○ッターや銀河英○伝説やデ○ズニーの二次創作はどうなの? ちょっとこれから著作権元に確認取って大丈夫? って話になっちゃうので……)

あと、twitterとかで、私が書いた増田から文章を長々と抜き出してそのあとに一言二言感想をつける方がそれなりにいらっしゃいます。賛成の立場中立立場でいらっしゃる方なら、きちんと読んでくれてありがとう、と思うのですが、「pixiv論文けしからん!」とか主張してる人がそれやってるの見ると笑っちゃいます。お前のそれ、適正な引用の条件である文章主従関係満たせてないから! 無断転載から! っていう。なんで自分たちネットでやることは許されてると思ってるんでしょうね。

作業分析してるから機械分析じゃないよね?要件に当てはまるの?

これは私もうっかりしていました。機械分析にかけるのは適法引用じゃない! と主張する人がいたのでこういう項目を立てたのですが、冷静に考えたら手作業分析してたな、とあとになって気づきました。ただ、機械分析から引用じゃない、と主張する人がいる以上、47条の7は提示しておく必要があるだろうと思います

さて、47条の7は、次のような条文です。強調は引用者によります

第四十七条の七  著作物は、電子計算機による情報解析(多数の著作物その他の大量の情報から、当該情報構成する言語、音、影像その他の要素に係る情報抽出し、比較、分類その他の統計的な解析を行うことをいう。以下この条において同じ。)を行うことを目的とする場合には、必要と認められる限度において、記録媒体への記録又は翻案(これにより創作した二次的著作物の記録を含む。)を行うことができる。ただし、情報解析を行う者の用に供するために作成されたデータベース著作物については、この限りでない。

今回の予稿は、電子計算機による解析の前段階として、手作業による分類を行っています。ということは、「目的とする場合」に該当するのでは? と思いますが、いかがでしょうか。最終的にはコンピュータ分析する予定だけど、その準備を手でやるよ、ってことですよね(もしこれが法律解釈として問題があるのでしたら教えてください)。

ところで、この条文は、「著作物をまるまるコピーしてきて、それをコンピュータに読み込ませ、解析する場合」を想定したものです(違ったらごめんなさい)。しかし今回のように、もともとネット上に転がっていた文章分析の素材にして、しかもそれが手作業である以上、

pixivを見ながら手で数えました。コピー? 引用必要な部分しかやってませんよ」

と言われたらそもそも著作権法上の問題はなんら発生しませんし(わたしたちがインターネットを見てるのと同じですからね)、大学の共用のパソコンとかなら別になるのかもしれませんが、自室でプライベートパソコンを使ってコピーして、そのパソコンの中だけで分析を完結させていれば、30条で認められている「私的複製」にあたるので、やっぱり著作権法上の問題存在しないのでは?(この辺、事実誤認等があったら教えていただきたいです)

2016-10-18

日本アフリカ化するか?

長い長い、永遠とも感じる不況により、日本は超少子化・超高齢化からさらなる東京一極集中が進みそうだ。

このままの状況だと、日本は緩やかにアフリカ化していくかもしれないと思っている。

まぁ、多分そうはならないとも思うが。

アフリカ問題点

アフリカ、と一緒くたに語ることはもちろんできないが、大雑把にアフリカ諸国問題を見てみよう。問題は複雑極まるが。なるべく単純化して。

1.アフリカ近代以前にまともな国家がなかった。あるいは植民地化によって政治リセットされた。これにより、国家の基本である、「国民の大多数を占める農民から税を取り、それを基本収入とする」という段階が存在しなかった。大雑把に言えば、「行政が全く行き届いていない状態」だった。

2.独立国家となった後の収入は、地下資源他国からの援助である。これが、「行政国民に行き届ける」必要性を失わせた。つまり、国に遍在する農業生業とする国民たちを無視しても何ら問題ない状態のまま、「国家」が成立してしまった。

3.国民の大部分は、生きようが死のうがどうでもいい存在である。税が取れないから。取ろうとしなかったから。取らなくても別にいから。取る苦労なんてゴメンだ。援助が降ってくるし、黙ってても地下資源が金を稼ぐ。

4.政府国民農業民)を守る意味が完全になくなった。むしろ邪魔存在となった。農業から上がってくる税金や作物は極小。むしろ税や作物を取り立てるコストのほうが馬鹿かい

5.こうして、行政の行き届かない地域軍閥跋扈する。応仁の乱以降の戦国時代と同じ状態地方の顔役、豪族長老行政の代わりに台頭してくる。そして、彼らはもちろん、鉱山などを制圧する。農業民は金を持ってないから。支配する意味がないから。

6.そして、虐殺が始まる。鉱山などを維持できるだけの人数がいれば、あとの人間無駄に飯を食うだけの邪魔者となる。「儲けるために人手が必要」なのでなく、「儲けるためには人間を削減しなければならない」から

7.こうして地方軍閥肥大化し、政府にそれを止めるインセンティブはなく(軍閥から上がりを受け取ればいいだけ)、国民は死に続ける。

これが大雑把なアフリカ問題

改善されてきている国や、最初からうまく行った国ももちろんある。しかし、多くのアフリカの国は、まさに今が戦国時代のどまんなかである。刀や弓でなく、AK47でやる戦国時代だ。

秀吉刀狩りは、軍閥解体しつつ農民必要性を大幅に上げ、「農民国家財政の柱である」と明確に打ち出したものすごく重要政策なのだが、あんまりこういう評価はされてないな。

このまま地方を殺し続けたら

ホットエントリなんかのブコメを見ていると、地方東京対立をよく目にする。まぁ以前からあったんだろうが。

お馴染みの野菜瞑想運動バカなんかは愚かにも「地方は切り捨てないとダメだ」なんて言ってるが、上記のアフリカの状況を見りゃ「地方無意味にすることの恐ろしさ」はわかるよな?こないだの新潟知事選自民党広告がひどい、と話題になったが(政府とのパイプを維持します、みたいな)、あれは一定の真理はあるんだぞ。まぁ俺は自民をことさら支持するわけじゃないし、あの文言ダメだろと思うが。

日本場合地方行政が行き届かなくなると、そこの領主軍閥となる。昔で言えば国司守護だな。現代はもちろん知事だ。まぁ現代日本では私兵は持てんから軍閥とは言わんだろうが。

地方政治の腐り具合」というのはすなわち、「地方軍閥度」だ。

行政地方を切り捨てたら、軍閥は必ずできる。そしてそこにいる人々は軍閥に期待する。せざるを得ない。生きるために。

から何としても政府は、地方行政を行き渡らせなければならない。これは国家義務であり、存在意義であり、生き残るために必要なことだ。

日本地方にまだまだ人が多いからな。

まぁ結論としては、地方を切り捨てると内乱が起き、一度起きたらそうそう止まらないぞということだよ。

当たり障りのない結論になったが。

2016-05-24

守護がでかい問題

鎌倉時代初期、東国において政権確立した源頼朝によって設けられた守護職は、軍事警察的な権限を持つのみであり、地域統治権限は依然として国司にあった。

後年、鎌倉幕府が滅び室町幕府が成立すると、室町幕府はその守護制度踏襲する。

しか守護は、次第に国司権限をも包摂し、独自の領国支配を固めていくようになる。このようにして広域領主化した守護を「守護大名」といい、守護大名トップとした地域支配体制大名国制と呼ぶ。

広域領主として実権を握った守護に対し、足利将軍家の影響力は薄れ、室町幕府守護大名による連合政権様相を呈していく。

さら肥大化した守護大名たちは互いに自己利益を追求して相争い、応仁の乱代表されるような戦乱を巻き起こすようになった。

これを「守護がでかい問題」と呼ぶ。

そして、守護がでかい問題対処し切れなかった室町幕府は衰退し、日本戦国時代突入していったのである

2016-04-04

なんでブロガーネット倫理を説けると思っているのだろう。

 ちょっと前に「記事スクショされてtwitter拡散されると本記事アクセスが入ってこない!やめて!」と叫んでいるブロガーがいた。

 彼の主張は正しい。許可無く誰かの著作を切り貼りしてアクセスを吸い上げるのは隣家からパイプ電気水道を盗んでいるようなもので、ことによると法にさえ抵触するかもしれない。


 だが、その主張のやりかたが正しくない。もっといえば、主張という行為自体が正解といえない。

 なぜならネット民は野蛮だ。倫理がない。そんな懇請記事などまず読まないし、読んだとしても「なるほど。では明日から行いを改めるか」とはならない。

 彼らはカルフォルニアイデオロギーを知らずしてその精神体現している。ネットとは、そもそもがそのように設計されたものから

 

 よって、彼らをシヴィライゼーションするにあたっては「お願い」などではなく、法律システムによって縛るしかない。

 いうまでもなく法制化はハードルが高い。整備に時間がかかるし、ロビイ活動にも励まなくてはならない。あなた孫正義か誰かならあるいはこれが一番の近道なのだろうが、ブロガー孫正義になり得ないからブロガーなのであって、一個人に世の中を動かす力など無い。


 というわけで、ユーザーを縛るシステムを構築するしかない。Webのいいところは、住居のオーナーだけでなく、借り主にも一定の装飾の自由付託されている点である

 たとえば、現状でも一部歌詞サイトではコピペ不可能仕様を取り入れている。

 もちろん突破しようと思えばいくらでも手のある他愛のない防壁だが、闕乏した精神を持つ蛮人はそこに壁がそびえているだけでめんどくさがるものだ。

  twitterで手慰みに他人生産物万引きしているような輩をくじけさせるには十二分以上だろう。

 問題スクショ撮影不可にする技術現存しているのかということだが、あったとしても、すくなくとも現状ブロガー程度の知能を持つ生き物が弄することのできないのはたしかだろう。

 彼らはtwitter万引き犯と同程度に無能かつ怠惰だ。あらかじめブログビルトインされた機能しか使えない。

 そんな彼らに何かしらの新しいシステムを期待するなど無理な話だ。スクショ禁止にかぎらず。


 法律ダメシステムも作れない。

 ではもはやどうしようもないのだろうか?

 やはりネットとは常在応仁の乱、野盗と鼠賊が持ちたるノーマンランドなのだろうか?

 いや、もうひとつだけ手はある。

「◯◯するのはいけない」という空気を作ることだ。

 日本人空気に弱い。

 日本人殺人を犯さないのは刑罰を受けるからではない、村八分にされる恐れがあるからだ、と去年まで近所の雑貨屋あやしい北欧アイテムを売っていたロブは言っていた。

 空気さえ作れれば最強になれる。

 ところが現代は同じ等質の空気をみなで吸うということが難しい社会だ。クラスタ化だ。大きな物語消失だ。

 そもそもブロガーの説く倫理が蛮族に通じないのは互いに違う空気場所で生きているからだ。


 じゃあ、日本を一つの空気に染める方法はないのか。


 いや、ある。

 あるのだ。


 アイドルになればいいのだ。

 日本人アイドルに弱い。アイドルの言うことならなんでも訊く。アイドルの発する言葉デルファイ巫女託宣に似ている。アイドルとは現代ブッダだ。ブドーカンの壇上にならぶ、数十のブッダ。(ウィリアム・ギブスンあいどる』より引用

 アイドルファンは慈悲深い。かつて、彼らを裏切ったある人気アイドル公衆面前で頭髪をすべて剃り落として許しを乞うたとき、その哀れな姿を見たファンたちは本来衆合地獄に相当する罪を犯した邪淫の女を涙ながらに寛恕したのである。慈悲、慈愛。これからネット必要倫理とはつまりこれらである

 現在ネットに慈悲や慈愛やみほとけの心は見当たらない。

 しかし、輸入することはできる。

 アイドルになることで。

 すべてのブロガーアイドルを目指すべきなのだ

 その輝きの向こう側へ至ったときあなたは三つの真理を悟ることだろう。


 色即是空

 諸行無常

 一切衆生


 アーメン

 

 

2016-03-09

詰め込み教育っていうクズ制度wwwwwwwwwwwwww(芝刈り機もってこーいwwwww

ちょっとまてちょっとまて、

詰め込み教育ってなに?

思考必要あること無いこと詰め込んで量産型を作る教育でしょ??

本能寺の変が何年に起きたか何も見ないで言える無能官僚が量産されるんでしょ?

そんなのが国を引っ張っていくっていうんだから当然、日本衰退しますわ(爆汗

いやーでもさ、応仁の乱、何年に起きたか何も見ずに言える人ってすごいよねー

1400年くらいだっけ??

誰が起こしたんだっけ??藤原道長(?)だっけ?

やっぱ、おれっち基礎教養無いので官僚むりっすわー汗汗

あ、あと詰め込み教育信者のどもの声、ここに「put」しておきますねー汗汗

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1416063024

2016-02-28

死霊術師井上

死霊術師としてのすべては、今は亡き祖母から伝習した。大学では文学部に進学した。これはもともと歴史学に興味があったことと、死霊術師としていつか遭遇するかも知ない事態に備えるためだった。

大学3年生の終わりころ、死霊術師としていよいよその事態を迎えることになった。

ある日テレビを見ていると、旅番組のようなものがやっていて、滋賀県西部の山林地帯をいつも見る芸能人が歩いていた。何の変哲もない番組だった。しかし、テレビを介しても充分過ぎるほどに、死者が放つ霊の波動が伝わってきた。もちろん、普段生活していてもその種の死者の波動を感じることはある。霊波は一般に、腐ったり火葬したりして身体が失われると弱まる。またたとえ身体があっても、時間経過によっても霊の波動は弱まる。人間やその他の生き物は、その場にとどまろうという意志を長くはもちえないのだ。恨みだとか、一般に強そうと言われる意志ですらそうだ。こういうのは仏教的に言うと成仏していくってことなんだろう。魂は残らない。めったには。

テレビで知った、滋賀県の霊波は別次元と言えるほど古く、そして強力だった。おそらく、亡骸がある程度そのままの、古い死体があるのだろう。そして、強靭意志21世紀でも保っている。

死体と強い意志。これが重要だ。死者蘇生の用件を満たしている。そしてかなり古い。

腕試しにはちょうどいい。見つけてしまったらもう止められない。死霊術の行使者として、その興味関心を止めることはできない。

祖母から習った作法で、霊波の質から霊が生きた(死んだ?)時代のおおよその年代を感じとった。520年+-30年前くらい? 手元の『日本史辞典』を紐解く。室町後期? 手が震える。研究室で『国史辞典』にかぶりついた。

その頃の近江一般に長享・延徳の乱と呼ばれる動乱期にあった。守護六角氏討伐のために将軍足利義尚が長く近江に陣を設けていた。どうやら死体はこの時期のものらしい。

私は大学研究室院生の先輩に聴いてその時期の文献を学んだ。また隣りの言語学研究室国文学研究室に行って、室町時代言語やその発音について質問した。かなり難しい。筆談の方がいいかもしれない、と祖母アドバイスを実感をもって思い出した。まさか室町期の死体に会えるなんて。せいぜい行って天保期くらいだと思っていた。古い死体なんてもの時代を遡るにつれて加速度的に少なくなる。祖母明治4年に死んだ男の死体蘇生したことがあると言う。これでもだいぶん古い方だ。室町期の死体なんて、祖母からもきいたことがない。後で聞けば、先輩方は私が卒論室町時代後期を扱うから一生懸命調べていると勘違いしていたそうだ。


春休み近江に旅した。大きなスーツケースを持って。蓬莱なんてお誂えむけの地名だ。山の方に入っていく。山は静かだった。ほどなくして現場に到着した。霊波は強い耳鳴りのような形で私の身体に具現する。こんな古くて強い霊波、他の死霊術師が気付かなかったのはちょっと不思議だ。まぁ波長が合う、合わない、はかなり厳密だから。私にもってこいのチャンスなのだ。私は女ながらオリエンテーリング部で体を鍛えていたから山歩きは結構得意なのだオリエンテーリングなんて全然興味が無かったんだけど、新人歓迎コンパで迎えてくれた先輩方の雰囲気がすごく良かった。サークルでは、大学生なりだけど、人との付き合い方、間の取り方を学べたと思う。高校生の時にはあまり意識できなかった、人間(じんかん)の距離感や発話。

山道から沢に下りる。死体が残った理由が、何となくわかった。日本では死体はすぐ腐って亡くなってしまう。しかし沢下にはぽっかりと、知られざる洞窟が顔をのぞかせていた。多分ここに死体がある。相違ないだろう。もしかしたら近年はずっと埋まっていて、最近になって地震などで再び穴が地表に現れたのかもしれない。だから今まで波動に誰も気づかなかったのかも? 洞窟は沢が近く低温が保たれ死体が保存されたのかも。あるいは永久凍土なんかがあって風穴で涼しいのかも。ま、これを考えても詮無い。とにかく、死体があるのは明らかなのだから

ひんやりした洞窟に足を踏み入れる。かなり急だ。いよいよだ。震えるほどだ。周囲には驚かれるけれど、死霊術の技術は、実は私にとってはとても簡単なものだ。血も継いでいるし、祖母と言う佳き師もあったから。祖母もいっていたことだが、基本的死霊術師は技術的な部分はそんなに問題にならない。むしろ重要なのは、死者と会い、契約する時の対話の仕方だ。死者が生きた時代言語常識を、こちらが把握してしっかり対話せねばならない。そうしないと蘇生に応じないこともあるだろうし、蘇生したい旨すら伝えられないこともあるだろう。死霊を怒らせてしまっては、あるいは成仏させてしまっては元も子もない。死霊術師の実力はここで決まる。このことを上手くやるために、私は大学では文学部へ行ったのだ。もし死霊術師に生まれなかったら、稲の光合成研究をしに理学部農学部へ行きたかった。

洞窟の奥にややひらけた場所があり、その壁によりかかるように木製の箱型の人工物が見える。…ああ、かなり古い牛車だ。小八葉の牛車? 公家が移動手段として用いていたもの。八葉の大きさ、小さい? 大きい? これで身分が大体分かるのだが…肝腎の大きさが、大きいのか小さいのかわからない。そんなの文献に載ってない。牛車なんて初めて見るんだ。そもそも近江に牛車。やや不可解? 足利義尚近江出陣の際には公家近江まで出向いたというから牛車できてたのか? それにしたって牛車で近江まで行くの? なにもかも自信が無くなってくる。

これではだめだ。祖母の言によれば、まずはその人をそのまま、そのままに感じるのだ。先入主観は退けるのだ。牛車の文様が大八葉だろうが小八葉だろうが、なかに居る主こそを見るべきなのだ

精神を澄ませる。霊とは頭の中で会話する。結局、『太平記』のテキストをメインに準備を進めていた。『太平記』は南北朝時代を描いた軍記物で、室町後期には往来物として身分を問わず人々に広まっていた。死体教養がいかほどであっても『太平記』の語調なら大丈夫ではないか、と考えた。とうぜんテキスト変わっているんだろうけど…。

太平記』の文法で私は語りかける。

「私はあなたよりも後世を生きる人間で、その間に人間が語る言葉も変わってしまった。この言葉あなたにどの程度通じるか私にはわからないが、どうか話を聞いてほしい」。ここまでテンプレ国文学研究室富田先輩ありがとう

…牛車がガタガタと動く。御簾が超自然的な動きを示し、内の暗闇をあらわにする。お化けが怖い人はびっくりするんだろうけどもちろん私はそんなことはない。打掛の裾が見える。小袖が二重? そして茶色く干からびた手のひらが…暗くてよく見えない…が、死者に話しかけた段階で幽界との淡いが生起し、この世ならざる強烈なイメージ五感以外から五感を経由し認知される。死体は髪の長い公家女性が見える。平安時代のオカメ十二単イメージがあるけど、それより軽装だ。でも相当めかしこんでいる。この時代人間は小さいしガリガリだな。さぁ、いよいよだ。頑張って蘇生素体になってくれるよう語りかけよう。

「…私の寂滅からどれくらいの時間が経過しまたか?」むむ、なんとかこれくらいなら聴き取れる。うほっ、「太平記読み」専攻の坂田先輩ありがとう! 高校非常勤やりながら大変でしょうけど博論頑張ってください。

「五百有余年でございます。『太平記』を読んであなた時代言葉を学びました」「…私も『源氏物語』で古の言葉の遣いに触れました。」「実は、…今日あなたお話しがあって武蔵国から参ったのです」いよいよ本題だ。

あなたは強い心をお持ちで五百有余年をお過ごしになられました。そして幸いにしてお体も崩れず残されております。私はあなた精神と身体とを結び付かせ、再び現し世に復することができます。再び洞窟の外に出て暮らしてみるのはいかがでしょうか」

「たしかに私はまだ黄泉の食物を口にしておりませんね」さすが公家の娘だけある。当意即妙にこたえねば。「私なら黄泉比良坂をあなたを連れて戻ることができます。」「どうして私を選ぶのです」「あなたのように長らく意識と身体とを保つ例はめったにないことなのです。」実はこれはあまり理由になっていない。死霊術師の衝動説明するには、私には言葉が足りない。彼女が尋ねる。

「当時(筆者注:ここでは現在の事を指す)は死者を供養する作法は未だ仏式を用いますか?」意外な質問だ。自らの供養を望んでいるのか? 「ええ、大分形はかわっておりますが仏の教えは今でも通用しております」「ならば既に死んだ者を私なりのやり方で供養して、意味があるということですね」…あやうく意味を取り損ねるところだった。ちょっと不可解な質問だ。彼女は何を考えているのか。彼女の事を深く知った今になって考えると、これは彼女なりにかなり考え抜かれた、ある種の哲学のようなものだった。彼女の培った供養の作法。そのルールがもし現代で途絶えていたら。つまり仏教現代に伝わらなくて、もし私たちが何か違う祈りの作法で死者を弔っていたら。きっと彼女蘇生に応じなかっただろう。彼女の知っているルール現代でも供養ができる。これが彼女にとって重要だったのだ。

「私は京都六角富小路邸宅がある公家(筆者注:ここでは「こうけ」って読んでね!)に生まれました。大乱(筆者注:ここでは応仁の乱を指す)の後の騒擾の世でありますから、私は近江根拠にする武家の御仁に嫁ぐことになりました。いよいよ渡嫁のとき、牛車が谷に落ちて私は命を落としたのです。嫁ぐことが決まってから武家奉公人生活が如何様であるか、主人が如何なる稟性を持つのか。和歌は読めるのか古典は存じているのか。いつも想像していました。」死霊術師の常識から考えれば、それだけでここまで精神は保てない。私はほとんど確信をもって尋ねた。「もちろんそれだけで想いを保つことはできなかったでしょう。どうして。」

彼女はここで初めて表情を私に感じさせた。「実は洛中で一度彼の人をお見かけ申上げたことがあるのです。私の生家は上って四位の家柄ですから、ふらふらと外にでてもあまり咎められることは有りませんでした。ある日京師が物騒になり武家の人が20騎ばかり邸宅の前を過ぎりました。颯爽と武者を連れていたのが、後々判ったことですが我が主人となる方でありました」え? それだけ。うーん恋愛感情ってわからないけど、そんな単純な感情で何百年も持つのかな? 単純だからこそ長持ちする? わからんね。すると彼女が続ける。

「死んだあとはずっと新しい生活の事を考えていました。武家生活。今まで見知った知識や噂話全てからひとつひとつ、未だ来ぬ時の先をずっと、ひとつひとつ限りなく。一日の起きてから寝るまで衣服の糸先から世情に至るまで。とにかくひとつひとつ。世に現れるであろう現象をすべて想像しうる限り、ひとつひとつ。彼や周囲の人間との交わされたであろう会話をひとつひとつ。彼の人とのありうべき時と出来ごとの全てをひとつひとつ想像していたのです。そうしたら、ええと、五百有余年過ぎ去っていたというわけです。」そうして彼女は莞爾した。私は一発でこの女性を好ましいと思ってしまった。こんな偏執的で叮嚀な思考回路を持った人があるだろうか。この人なら。彼女21世紀平成の世の中で夫となるはずだった人の菩提を弔わせたり、あるいは彼の一族についてその後どうなったか調べさせたりすることは、彼女の心性をおそらく負に傾けることはないだろう。ひとつひとつ彼女には想像したことの自分なりの答え合わせをしてもらえたら。私がそのお手伝いができたら。ちょっと勝手か。とにかく、この人なら大丈夫だ。

好奇心イマジネーションとを併せ持って、平成の世まで意識を有した五条顕子姫の死体は、その意識と共に、こうして私の赤羽マンションにやってきた。

2013-08-15

たか終戦記念日の日付ごときで騒ぐなよ。

最近の若者は、終戦記念日の日付も知らない」と老人たちが怒っているが、そういう日があることを知っていればいいのであって、日付なんてどうでもいいだろ。応仁の乱が終結した年とかを正確に覚えてて、何か役に立つのかよ。若者にとっては、第二次世界大戦応仁の乱も、現実感がないって意味では同じなのである

2012-04-16

スーパー戦国時代

北海道岩手スーパー合併するというニュース

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120416/k10014477821000.html

スーパーマーケット食品スーパー)はこれから全国統一にむけた戦国時代突入する。

主な君主は、北海道アークス新潟原信ナルス関東ヤオコー、エスコ、中部ユニー岐阜バロー滋賀平和堂和歌山オークワ大阪ライフコーポレーションイズミヤ関西スーパーマーケット兵庫神戸物産広島のイズミ、愛媛フジ九州北部のマルキョウ鹿児島タイヨー沖縄サンエーといったところか。

この中で、一歩先んじているのは、地の利を生かして成長してきたライフコーポレーション東京大阪店舗を持ち売り上げ5000億目前。問題は、都市スーパーであって、田舎でのノウハウがない。

次に大きいのは広島のイズミ。中国地方地盤に、こちらも5000億目前。

これを追いかけているのが、北海道アークス合併に最も積極的で、青森ユニバース岩手ジョイスを傘下におさめ、売上5000億をうかがう勢い。

あとは、3000億を超えるのが、平和堂イズミヤバロー。3000億目前なのがフジオークワ

別格はユニー。1兆円目前だが、スーパーと言うよりもGMSが主。とはいえ、覇者の一つになることは間違いないだろう。

目指すは、王者イオン。こちらはすでに全国統一が終わり、さらなる勢力拡大を目指しているところ。マックスバリュダイエーさらに昨年、マルナカ山陽マルナカを傘下におさめ、王者の位置を不動のものとしている。上記の君主たちも、いくつかはイオンに吸収されるだろう。

では、誰が覇者となるのか。

上場企業は、増収増益が至上命題合併は避けて通れないだろう。

合併に際してキーワードとなるのがボランタリーチェーンという同盟資本統合はしていないが、共通で仕入れ、商品開発を行う、緩やかなチェーン=同盟だ。

有名な所ではCG同盟ニチリウ同盟がある。アークス原信ナルスCG同盟の雄。イズミ、エスコ、オークワライフコーポレーションニチリウ同盟を結んでいる。

ニチリウ同盟は、規模の大きな企業が多く、合併すればすぐにでも統一できるのだが、その意欲に乏しい。老舗が多く、生活協同組合もふたつ。これは合併事実上不可能。できればこのまま独立を保ちたい、というのが本音であろう。たとえて言うなら応仁の乱前の守護大名といった雰囲気競争に耐えられジす、ジリ貧運命最後草刈り場となるだろう。泥船の予感。

これに対するCGグループは、合併圧力が強い。アークス原信ナルスも、対等合併によって大きくなった。特にアークス対等合併ノウハウが蓄積されているといえるだろう。問題は、CGグループは多くが小さなスーパーチェーンだという点。CGグループだけで全国を制覇するには時間がかかるであろう。ただ、アークス原信ナルス合併すれば一気に流れる可能性も否定できない。

ユニースタイルワンに参加しているのはイズミヤフジ合併を前提としたお付き合いの雰囲気ユニーはお公家さんの雰囲気が強いが、ここでも我が道を行く。アークス吸収合併というウルトラCもあるかもしれないなと思う。まるでホーマックを吸収したカーマのようだが・・・今後の展開ではあり得ない話ではないだろう。

ボランタリーに加盟していないところでは、バローが大きい。バローホームセンタードラッグストアも自前でやっており、岐阜独立王国をつくっている。合併意欲は強いようだが、いずれも小規模の合併神戸物産ヤオコーといった独立系と早急に対等に近い合併をしなければ、買われる立場にならざるを得ないだろう。だが、名古屋滋賀周辺でのくだらない戦に夢中のようだ。王者の風格はない。

そして、その間にイオンがどの程度まで拡大するのか、西友がどこかで暴れるのか、気になるところだ。

ということで、大枠を示すことができたと思う。

覇者となりえるのは現時点では、ライフコーポレーションイズミアークスユニー

そして、西友が本気を出して買い始めればまた違う展開になるかもしれない。

2011-02-14

http://anond.hatelabo.jp/20110214111726

もう実質的には衰退の一途だと思うよ。

なにごとも位と力が別であるように、

恋愛も力はなくなったけど地位だけ残ってる状態。

応仁の乱以降の足利将軍家みたいな感じ。

後釜を担うものが出てこないから地位だけ存続しちゃってる。

2009-01-25

オバマ就任演説を参考に日本人向け演説をかいてみる。

皆様に一つ、共通の認識を持って貰いたいと考えています。

私達は危機に瀕しています。

私達の国の経済は悪化し、失業者は絶えません。

その日の糧、その日の宿、その日を生きることすら困難な人達が居るのです。

隣国は核の力を行使し、また私達の領土は脅かされ続けています。

他国と比べれば幸せだと言う人も居るでしょう。

しかし、まさに今、私達が私達の家族友人仲間が苦しみ困り死んでいっているのです。

私達は今、心に決めなくてはなりません。

私達と言う国に無関心であり、不満に感じることを諦め、ただ見ている、それらをやめることをです。

私達は長い歴史を持つ国です。

長い経験を積んできた国です。

これまでにも幾多の危機を迎え、それを乗り越えてきました。

しかし、そのいずれも、自らが立ち上がり立ち向かい未来を手にしてきたのです。

人々は私達子供のために苗を植え育て蓄えてきました。

人々は私達子供のために額に汗し科学を発展させ町を作りました。

人々は私達子供のために命をかけて私達を守ってきました。

元寇日清戦争日露戦争大東亜戦争

人々は、父達は、自分の命よりも大事なものを知っていたのです。

家族恋人友人知人、大切な人が生きる私達の国を、自らの命をなげうって守ってきたのです。

それは今でも変わりません。

命をかけて仕事をする自衛官の皆様、消防士の皆様、そして人を救うために死んだ勇気ある人々。

今も変わらずその心は生き続けているのです。

悪を働く者を憤り、不正を許せず、見知らぬ人でも死んだことを悲しむ。

皆様の心にもあるでしょう。

私達は、変わらず私達なのです。

応仁の乱の時、アメリカに敗北したとき、私達は一つの危機に瀕していました。

多くの絶望を抱えていました。

食うこともできず、自ら命を絶つ人が居ました。

しかし、思い出してください。

私達は乗り越えてきたのです。

今、国の政治は混迷を極めています。

しかし、地方の政治は活気を強めつつあります。

東国原氏、石原氏、橋下氏、等記憶にあるところです。

黒船が来たときも、応仁の乱の時もそうでした。

国をとりまとめる力にかげりが見えたとき、私達はまず身近な場所から行動を起こしたのです。

私達が何かに不満があるのならば。

私達が何かを変えなくては問題があると考えているのならば。

他でもない私達がやらなくてはならないのです。

多くの人は、不可能だと考えているのかも知れません。

国という大きな舞台でなくても良い。

今、都道府県が大きな変革の動きを見せているのです。

市でも、町でも、村でも良いのです。

私達には選挙権があり、被選挙権があるのです。

ただいたずらに他人に期待し求めるだけの今をやめるのです。

国というものは他人ではありません。

私達が作り、私達を守り、私達が守り、私達と共に生きてきた、私達自身なのです。

私達のことは私達が変え守らなくてはなりません。

私達は出来ます、私達はやってきたのですから。

共に変えていくのです。

2008-07-09

青空文庫のお気に入り50

はてなナツ100」にトラックバック

http://anond.hatelabo.jp/20080708184613

 とても面白い企画だと思ったので、便乗させてください。

ご覧の通り趣味に走って暗めですがそのあたりはお許しを。

作家一作品としたら100にいたらなかったので50、元増田

さんとの作品の重複は避けたつもりです。

芥川龍之介結婚難並びに恋愛難」

http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http%3a%2f%2fwww.aozora.gr.jp%2fcards%2f000879%2fcard1131.html&noimage=0&split=0

チェスタートン「金の十字架呪い

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太宰治「燈籠」

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福田英子「妾の半生涯」

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福澤諭吉「旧藩情」

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ガンジー「非暴力

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ガールシン「四日間」

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萩原朔太郎「月に吠える」

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原勝郎「東山時代における一縉紳の生活」

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林芙美子放浪記(初出)」

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樋口一葉「うつせみ」

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穂積陳重「法窓夜話」

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石川啄木「時代閉塞の現状」

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泉鏡花「術三則」

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カフカ「道理の前で」

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河上肇貧乏物語

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北原白秋「邪宗門」

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北村透谷処女の純潔を論ず」

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小林多喜二「党生活者」

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幸田露伴魔法修行者」

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幸徳秋水「筆のしづく」

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倉田百三出家とその弟子」

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桑原隲藏「蒲寿庚の事蹟」

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ルブラン「奇巌城」

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牧野富太郎植物一日一題」

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三木清人生ノート

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南方熊楠神社合祀に関する意見

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宮武外骨「一円本流行の害毒と其裏面談

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宮沢賢治カイロ団長

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森鴎外仮名意見

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内藤湖南応仁の乱に就て」

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中原中也山羊の歌」

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中島敦「狼疾記」

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夏目漱石虞美人草

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仁科芳雄「日本再建と科学

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大杉栄日本脱出記」

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折口信夫「翁の発生」

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尾崎紅葉金色夜叉

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ポー「アッシャー家の崩壊」

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スウィフトアイルランドにおける貧民の子女が、その両親ならびに国家にとっての重荷となることを防止し、かつ社会に対して有用ならしめんとする方法についての私案」

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タゴール「ギタンジャリ」

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寺田寅彦「流言蜚語」

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徳冨蘆花「謀叛論(草稿)」

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戸坂潤「思想風俗

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内村鑑三「後世への最大遺物」

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上田敏海潮音

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ワイルド幸福の王子

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イエイツ「春の心臓

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与謝野晶子「女子の独立自営」

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吉野作造「蘇峰先生の「大正青年帝国の前途」を読む」

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