皆様に一つ、共通の認識を持って貰いたいと考えています。
私達は危機に瀕しています。
その日の糧、その日の宿、その日を生きることすら困難な人達が居るのです。
隣国は核の力を行使し、また私達の領土は脅かされ続けています。
他国と比べれば幸せだと言う人も居るでしょう。
しかし、まさに今、私達が私達の家族友人仲間が苦しみ困り死んでいっているのです。
私達は今、心に決めなくてはなりません。
私達と言う国に無関心であり、不満に感じることを諦め、ただ見ている、それらをやめることをです。
私達は長い歴史を持つ国です。
長い経験を積んできた国です。
これまでにも幾多の危機を迎え、それを乗り越えてきました。
しかし、そのいずれも、自らが立ち上がり立ち向かい未来を手にしてきたのです。
人々は私達子供のために苗を植え育て蓄えてきました。
人々は私達子供のために額に汗し科学を発展させ町を作りました。
人々は私達子供のために命をかけて私達を守ってきました。
人々は、父達は、自分の命よりも大事なものを知っていたのです。
家族恋人友人知人、大切な人が生きる私達の国を、自らの命をなげうって守ってきたのです。
それは今でも変わりません。
命をかけて仕事をする自衛官の皆様、消防士の皆様、そして人を救うために死んだ勇気ある人々。
今も変わらずその心は生き続けているのです。
悪を働く者を憤り、不正を許せず、見知らぬ人でも死んだことを悲しむ。
皆様の心にもあるでしょう。
私達は、変わらず私達なのです。
応仁の乱の時、アメリカに敗北したとき、私達は一つの危機に瀕していました。
多くの絶望を抱えていました。
食うこともできず、自ら命を絶つ人が居ました。
しかし、思い出してください。
私達は乗り越えてきたのです。
今、国の政治は混迷を極めています。
しかし、地方の政治は活気を強めつつあります。
国をとりまとめる力にかげりが見えたとき、私達はまず身近な場所から行動を起こしたのです。
私達が何かに不満があるのならば。
私達が何かを変えなくては問題があると考えているのならば。
他でもない私達がやらなくてはならないのです。
多くの人は、不可能だと考えているのかも知れません。
国という大きな舞台でなくても良い。
今、都道府県が大きな変革の動きを見せているのです。
市でも、町でも、村でも良いのです。
ただいたずらに他人に期待し求めるだけの今をやめるのです。
国というものは他人ではありません。
私達が作り、私達を守り、私達が守り、私達と共に生きてきた、私達自身なのです。
私達のことは私達が変え守らなくてはなりません。
私達は出来ます、私達はやってきたのですから。
共に変えていくのです。
ちょいとマジレスすると、国民のご先祖がちゃんとやってきたんだから君たちにもできるはずだ、いい国をつくろうじゃないか、って論は100年以上前に日本で国民向けに発表されてる。 ...