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はてなキーワード: 部落差別とは

2019-10-04

関西の闇

色々見てるとワイは闇を知ってるやで〜みたいな「知ったかしたい欲」こそ今や部落差別原動力な気がしてきた。

今やっていうより解同バリバリ全盛期の頃なんかも案外そうだったのかな。

2019-09-11

anond:20190910070638

5chの削除依頼って今機能してるの?

スラドコメント参照なんだけど、部落差別が含まれ書き込み香川県削除依頼出してるが2chscは消えて5chnetはそのまま残ってる

https://it.srad.jp/story/19/05/31/0714243/

見ている板によるとはいえ、5chnetであぼーんを見た記憶が無いんだけど削除依頼機能してんの?

削除依頼http://qb5.5ch.net/saku2ch/ を見るとメール申請を受け付けてるみたいな表現になってるけど。

2019-08-12

anond:20190811110255

嫌韓以前の2000年前後ネットって

最初の頃は部落差別叩きが1番人気だったのが

つの間にか嫌韓に変化して、部落差別してた人たちも嫌韓の方に流れていった記憶がある

北朝鮮テポドンとか拉致被害者帰国とか騒ぎが増えてた頃で

北朝鮮叩きも勢いが有ったけど、次第に嫌韓に流れていった気がする


それ以前は韓国政治ネタ並みに誰も興味持ってなかったと記憶する

韓国について知ってるのはキムチだけ

2019-06-09

日本で(一部の)ヴィーガン反差別立場から擁護するのは危ない

日本ではどう言い繕っても食肉加工業者排撃=部落差別に結び付く運動から最近(ああい運動をしている一部の)ヴィーガンネトウヨ軍師みたいな方々のサンドバックにされてるから脊髄反射擁護しない方が良い。反差別立場を取るなら。

動物ごはんじゃないデモ行進」が「MARCH TO CLOSE DOWN ALL SLAUGHTERHOUSES(=全ての屠畜場を閉鎖するための行進)」という本来趣旨をそのまま日本語で言えなかった理由は、(ああい運動をしている一部の)ヴィーガンたち自身もわかっているからだろう。

自分たちのやっていることが日本では部落差別文脈から逃れられないと。

土着の差別ってみんなが東京移住すると無くなるよね

ウクライナ人部落差別存在否定するようなこと言って侃々諤々人気だけど、少なくとも東京にいるとその手の差別を感じないというのはわかる。

自分被差別部落ではないけど明治維新徳川に付いた「負け組集落出身で、御一新土地財産を取られたのが現代まで影響しているのか、周囲と比べてあからさまに所得学歴も低い地域で育った。

中学校では「あの集落の子たち」扱いで暴力を伴う虐めを受けてても教師は我関せずでいて、県中から秀才が集まる進学校に入っても「あいつの家のあたりは……」みたいなことを言いふらす人間もいた。

地元でははっきりと差別されていたと言えるけど、進学で上京するとそういうのとは無縁になった。

「当社は明治元勲が発起人となった格式ある財閥企業でございますので、あなたのような出自の者は雇えません」と就職差別されたり、

「うちのご先祖様は新政府のために血を流して戦ったんだ。賊軍の子孫に娘はやれん」と結婚差別されたり、

当たり前だけど、東京では起こらないね

自分出身興信所とかで調べればすぐにわかるし、むしろ自分たちから幕末の動乱では主君最後まで忠義を尽くした。差別に負けずに代議士学者実業家を輩出した」と熱心に発信してるんだけど、東京では誰も知らないし気にしない。

こういう差別って地元に残り続けている人たちの問題なんだよね。

2019-05-26

なぜヴィーガンにこんな苛烈な反発を感じるのか言語化してみた

嫌いもちゃん言語化しなきゃだめだよな

世の中のアカウントの代弁というか分析をして、

最後自分精神分析コメント的に残してみよう

 

捕鯨運動っぽくて嫌

 

かつて日本が集中的に叩かれた反捕鯨運動に近い匂いを感じて嫌って説。

普段愛国っぽいコメント残すアカウントが反発してるのはこれっぽい

しかマグロウナギの禁漁はこんなに叩かれてないので、

科学的な根拠がある禁漁運動には反発感を得ないらしい

 

俺は愛国精神から反発を感じているわけでないので

この要素は弱いと思う

ただ非科学的というか、情緒的な部分が気に入らないのかもしれない

 

デモ示威行為で世の中を変えようとする人達が嫌

 

しばき隊みたいな暴力集団嫌悪感を感じる人間

肉屋を襲撃したり肉フェス残酷写真を掲げる過激派ヴィーガン手法

反発を感じているパターン

愛国パターンと違って、フジテレビ韓流反対デモも苦々しく思っていた人間

こっちの方に入る

 

かにデモ残酷写真は、目的のために人にストレスを与える行為なので、

これを嫌う人が多いのはわかる。共感を得るためには逆効果だろう

 

ただ、このパターンで嫌う人は、反ヴィーガンのために部落差別なんかを隠れ蓑に使うべきではない

https://otapol.com/2019/05/post-65179.html

(※引用元の人がこのパターンはまっているというわけではない)

なぜならこの手の部落解放運動の面々こそが、こうした暴力的手段で世の中に認められてきたからだ

信念に合わない人間たちを自分目的のために利用するなんて筋が通らないだろう?

 

俺はこの感覚が一番近い。

特にはてサは昔から手段を選ばず暴力的になる傾向がある(いしけりあそび追放騒動とか)

ので、こういう過激派には非常に警戒心が強い

過激じゃないヴィーガンには寛容

子供ペットヴィーガン強要するのは、ちょっと嫌(だがそこまで嫌悪感はない。所詮他人の家だし)

他人が叩いているのに乗りたい

 

大喜利のいいネタが来たと思ってる人

普段社会問題中立的なのに急に降って湧いて出た場合このタイプ

ただ俺の観測範囲でそんなに多数いるとは思えない

まあはてな社会中立人間はいいからだろうけど

どっちかというと、ヴィーガン擁護派(ヴィーガン実践者以外も含む)が指摘している反ヴィーガン像としてよく語られる

 

この手のはあんまり関心はしないけど

別に人は常に品行方である必要はないので俺は気にしない

不謹慎からかいネタなんてネットに大量に転がってるし

 

勉強不足を見下しにかかるのが腹立つ

 

なぜか知らないけど、「お前らがヴィーガンを叩くのは調べもしないし知りもしないからだ」という論調

上から目線で叩く人間が時々湧いてくる。反出生主義も同じ

上から目線はてな日常なんだけどヴィーガンと反出生主義は流石に遭遇率顕著に高くない?

 

ブコメ見てると、論理云々よりこの論調を嫌がるコメ散見される

まあ普通感覚だよな。私見では「トーンポリシング」なるマジックワードが開発されて

これにヒットすると批判の中身を吟味せずに耳を塞ぐ風習蔓延してからネット言論界がおかしくなった気がする

まあこの点は別エントリーで書く

 

とはいえ上から目線で攻められたら更に上からマサカリ投げるのが昔からはてなのしきたりだ

俺はこの方向では嫌いにはならない。ただよそではやるなよ

 

おまけ

 

ヴィーガニズムっていわゆる左派精神と食い合わせ悪い場合が多い

https://togetter.com/li/1194767

のに、今はてサに近い面々がヴィーガン擁護に回ってるのが不思議

2019-05-25

文脈(コンテキスト)が違うから」って論

これどうなの。

たまにこういうこと言う人いるけどさ。

もちろん全く文脈が違う場合は除外するけど、限りなく似てる事例を違う物だってヌルヌル回避してるように見える人がいるんだけど。

例えば、部落差別ビーガンによる肉食店襲撃は成り立ちが違うからビーガンへの批判はしないよって論。

2019-05-23

差別の背後にあるのは短絡的合理性

長谷川某の一連の発言で再認識したのだけれど、

現存する部落差別主義者にとって、部落出身者=犯罪者集団 という確固たる信念がある。

○○地方出身から、雇いたくない、結婚したくない、関わりたくない というのは、

○○地方犯罪者集団の仲間だから、雇いたくない、結婚したくない、関わりたくない ということなのだ。

一般人にとって、関わる相手犯罪者かどうかを見極めるのは難しい。相手相手親族逮捕歴は調べようがない。

から犯罪者かどうかを判断する1つの目安として部落出身かどうかを利用しているのだ。


私の家は父親部落差別主義者だった。

地図をみせてはここが部落だとか、ここはヨッツだとか言ったり、あいつは部落出身者だとか

家庭内の会話でしばしば差別発言がでてくる家だった。

私自身はそれを聞くたびに、今どき、部落差別ってどうなの・・・?と思って聞き流していたのだけど、

父は、私が犯罪者集団と関わりを持たなくて済むように、息子のためを思って教えていたんだと今気付いた。



父をただの差別主義者と非難する前に気が付けたことについては

長谷川某にちょっと感謝しなくちゃと思う朝だった。

2019-05-22

ヴィーガンはやはり部落差別を復活させる

あかん

違う違うって言い聞かせてきたけど、もう限界


もう耐えられない。

2019-03-30

血液型話題が嫌いだ

性格環境で変わり得る。狭い範囲しか知らない人は偏屈人間になるし、でも何かをきっかけに外の世界を知れば、それまでとは全く違う考え方になり得るだろう。

だが、生まれ持った血液型は変えようがない。そんなものに対してA型っぽいだとか、これだからB型はだとか決めつけるのは部落差別、あるいは民族差別と同じだ。生まれ土地血筋だけで性格を決めつける。そこには何の根拠もない。変えようがないものネタにするのは人間として最低だ。

自分血液型は、親からいたことはあったが、意図的に知らないことにしていた。でも先日の人間ドックで見たくもない答えを見てしまい、自分血液型を知ってしまった。それでも何かの折に血液型を聞かれると、C型だとかクワガタだとか適当な事を言っている。

血液型を聞かれて誤魔化す答え方ってほかにあるだろうか。

2019-03-17

埼玉県民にはそこらの草でも食わせておけって、部落差別じゃないの

なんでこんなの映画化できるんだ

2019-02-17

ドイツ来て驚いたこ

ドイツのことではないんだが、知り合ったイギリス人アメリカ人

話してると人種話題普通に出てくる

ドイツ人はルールにめちゃ厳しいとか

イギリス人皮肉多いとか

黒人は考えることをしないとか

酔ったときに「俺は白人の女が嫌いだ!」ってアメリカ人言ってたの割とびっくりした

日本にいるとそんな話題ほぼないからな

ただ、人種差別の話って別にあるあるだなと思う

日本には人種差別はないけど、学歴主義とか部落差別とか

自分たちの思う「普通」と違うものを悪く言うこと普通にしてるし

どの国でも差別問題は出てくることだし

それが人種なのか学歴なのかそれとも別のなにかなのか

お題が違うだけだという

万国共通なのは顔とか身長とか容姿に対する話題くらいか

人種差別は嫌だなと思う一方で、他の色んな種類の差別理屈は変わらないと思った

てか人類以外の動物いじめとかするしな

地球あるある

2018-12-05

動物虐待者に対する『差別』の存在

差別をする側は、「自分差別をしている」という事実認識しにくい。

肌の色で人を区別することが当然という風潮の中で生きてきた人間は、

それが当然の常識になっているから、過ちであることがわからない。


出身土地職業差別することが当然の時代で生きてきた人間は、

部落差別差別であると知ることができない。


同性愛悪徳だと教えられて生きてきた人間は、

同性愛差別を当たり前のこととして受け入れてしまう。



「それは差別ではなくて当然の常識だ」

区別をつけるのは当たり前のことだ」

そんな風に自己認識を歪め、差別正当化してしまう。

しろ一部のグループ迫害することを「正義」だと考えてしまう。

人種差別や、部落差別も、同性愛差別も、

今の我々は「それが差別である」という認識社会で生きているか

差別として認識できている。

だが、そもそも「これは正当な区別なのだから差別ではない」と深く思い込んでしま

見えなくなっている差別もあるのではないか



私は、その一つが「動物虐待者への差別」だと考えている。




恐らく、この記事タイトルを見たとき多くの人が


動物虐待者は悪人なのだから非難されるのは当然だ」

「そんなもの差別じゃない」


と思ったことだろう。

実際に日本では動物愛護法が制定され、

愛護動物をみだりに虐待したものには二年以下の懲役又は二百万円以下の罰金という

罰則が定められている。





>第四十四条 愛護動物をみだりに殺し、又は傷つけた者は、二年以下の懲役又は二百万円以下の罰金に処する。

2 愛護動物に対し、みだりに、給餌若しくは給水をやめ、酷使し、又はその健康及び安全を保持することが困難な場所に拘束することにより衰弱させること、自己の飼養し、又は保管する愛護動物であつて疾病にかかり、又は負傷したものの適切な保護を行わないこと、排せつ物の堆積した施設又は他の愛護動物死体放置された施設であつて自己管理するものにおいて飼養し、又は保管することその他の虐待を行つた者は、百万円以下の罰金に処する。

3 愛護動物を遺棄した者は、百万円以下の罰金に処する。

4 前三項において「愛護動物」とは、次の各号に掲げる動物をいう。

一 牛、馬、豚、めん羊、山羊、犬、猫、いえうさぎ、鶏、いえばと及びあひる

二 前号に掲げるものを除くほか、人が占有している動物哺乳類鳥類又は爬は虫類に属するもの








現在日本では愛護動物に対する虐待法律的にも倫理的にも「悪」とされ、

非難されて当然の行為とされている。それが社会の前提となっている。


だが、ここであえて問いたい。

「何故?」

と。

動物虐待がなぜわざわざ社会全体で法律を制定してまで、

排除しなければならない「悪」なのか。


動物虐待が悪いことなのは当たり前でしょ」では説明にならない。

それでは、理由もなく人種差別部落差別同性愛差別をしてきた人々と

同じ間違いをしていることになる。



では、手始めに動物愛護法第一条を見てみることにしよう。

基本的には、法律第一条にはその法律が作られた目的が記されている。





第一条 この法律は、動物虐待及び遺棄の防止、動物の適正な取扱いその他動物健康及び安全の保持等の動物愛護に関する事項を定めて国民の間に動物愛護する気風を招来し、生命尊重友愛及び平和の情操の涵養に資するとともに、動物管理に関する事項を定めて動物による人の生命身体及び財産に対する侵害並びに生活環境の保全上の支障を防止し、もつて人と動物共生する社会の実現を図ることを目的とする。





なるほど、「国民の間に動物愛護する気風を招来し、生命尊重友愛及び平和の情操の涵養に資する」。

かに生命友愛平和を尊ぶ情操が涵養されるなら、それは間違いなく社会に取って有益だ。

少なくともその目的自体は間違ってはいない。

だが、ここで当然の疑問が生じる。


動物愛護すれば」

生命尊重友愛及び平和の情操が涵養される」


という、この二つの事象の間に因果関係があるのか、という疑問だ。


結論から先に言うとこれは完全に間違いで、

現実には多くの動物好きが凶悪犯罪を行っている。

2007年大阪で発生した、男が猫被害の苦情を言いに来たアパートの隣人を刺した殺人未遂事件

2008年神奈川県川崎市で発生した、餌やりを注意された男がアパート大家サバイバルナイフで刺殺し、その義理の娘にも重傷を負わせた事件

2009年千葉県船橋市で発生した、70歳の男が女性から野良猫の餌やりを注意されて逆上し、包丁で刺殺した事件

ほんの少し調べてみるだけで、「動物好き」が起こした凶悪犯罪事件は多く見つかる。

したがって、「動物愛する人に悪い人はいない」というのはただのイメージであり、現実とは乖離している。


恐らく動物愛護法を制定した当初も、別に動物愛護すると人間は優しくなる」という仮説について、

科学的・統計的根拠があったわけではないのだろう。

そもそも条文の第4項をよく見ればわかる通り、動物愛護法で「愛護動物」に定められているのは

哺乳類鳥類爬虫類だけなのもこの法律の歪さをうかがわせる。





命の大切さを謳うこの法律では、魚類両生類無脊椎動物については何一つ保護対象になっていないのである

何故なら愛護動物ではないから。



イヌネコウサギを殺すと「生命尊重友愛及び平和の情操が涵養」が害されるが、

金魚カエルカブトムシ別に殺してもいいので無問題という、

この動物愛護法上の命の区別について、私は何らの合理的説明も見出すことはできない。




さて、動物愛護法の条文はかなり不合理で、

動物虐待行為「悪」として迫害することの正当性担保するものは何も無いことがわかった。




からといって、「動物虐待者を迫害することは差別である」と言われても、

なかなか受け入れられる人はいないだろう。



その理由の一つが、広く社会に流布している以下の言説だ。



動物虐待はやがて人間への攻撃エスカレートする」

冷静に考えると「○○というグループ犯罪者予備軍である」という言説であり、差別思想典型なのだが……



実をいうと、私も以前までこの言説を信じていた。




聞くところによると、FBI専門家が、虐待精神に悪影響を与えると言っていたらしい。

FBIといえば犯罪捜査プロフェッショナルだ。そんな人が主張しているからには、

きっと「動物虐待はいずれ人間にも手を出す」という仮説は真実なのだろう……と。




自分の中で「動物虐待行為が憎まれるのは差別ではなく正当な非難である」として納得させてきた。



さて、その専門家というのは、ロバート・K・レスラーという人物である





犯罪者と直接話すことで心理分析を行い、プロファイリング技術確立したFBI捜査官だ。




その手法については彼の著書であるFBI心理分析官』に詳しい。



私は以前、その『FBI心理分析官』を読んだ。

そして、愕然とした。

実のところ、ロバート・K・レスラーは「動物虐待殺人エスカレートする」などとは一言も主張していなかったからだ。

彼の主張は一貫して、「シリアルキラーが生まれる原因は幼少期の家庭環境にある」というもので、

動物虐待癖についてはシリアルキラー発見するための手法として、幼少期に動物虐待をしているパターンが多いと述べるだけにとどめている。



別に動物虐待殺人暴行因果関係については一言言及していない。

(※そもそもプロファイリングとはそういうもので、「犯罪統計上、こういった犯行をする犯人過去に○○しているパターンが多い」と、

犯人像をいわば『逆引き』する技術であり、「〇〇という行為をした人物犯罪者予備軍である」などと因果関係を主張するものではない)

恐らく、このわずかな記述が誇張され、曲解され、

FBI捜査官のロバート・K・レスラーが『動物虐待人間への暴力エスカレートする』と言っていた」

というフェイクニュースを作り出したのだろう。




実際にはそんなことは一言も言っていないにもかかわらず。




そして、一度も原著を読んだことのないまま、私はそのデマを信じ切ってしまっていた。


FBI心理分析官』は有名な本であり、読もうと思えばたいていの図書館にも置いてあるにもかかわらず、

一度もそれを確かめようとはしなかった。




もちろん、『FBI心理分析官』は20年以上前出版された本であり、

今では犯罪学や心理学の研究状況は変わっているかもしれない。


だが、軽く調べただけでも

暴力段階説(動物への暴力人間へとエスカレートするという「仮説」をこう呼ぶらしい)の旗色は悪いようだった。



ここに来て、私は動物虐待行為「悪」として断罪することの正当性をすべて見失った。

結論を述べると、私には動物虐待行為を罰することは差別以外の何物でもないように思える。


それも、かなり悪質な差別だ。


しろ法律まで制定して、公然動物虐待を行う者たちに迫害を加えているのだから

そして、「動物虐待はいずれ人を攻撃する」とか「動物虐待者は精神異常者だ」などの

言説も、ヘイトスピーチしか言いようがない。



何の根拠もなく(ヘイトスピーチそもそも根拠があればいいというものでもないが)、特定グループへの誹謗中傷を行っているのだから

もちろん、これを差別であると認めるのは、感情的に容易なことではない。


動物好きな人可憐な犬や猫を殺す行為社会であると思いたがってしまう。

何故ならその方が自分たちの感情にとって、都合がいいから。




自分の好きな犬や猫を攻撃するものが悪ではないと認めるのは、都合が悪いから。




だが、そのこだわりこそが差別の源であることを、人間は肝に銘じなければならない。

2018-10-20

anond:20181020144429

部落差別じゃなくて現実運用している暴対法と同じ感じじゃないか

暴対法のおかげで暴力団住所宛の荷物配達しなくてもよくなってるんだぜ。

2018-10-19

肉食店襲撃と部落差別ネトウヨオルトライト

前にこんな記事を書いた。

文脈(コンテキスト)が違うから」って論

https://anond.hatelabo.jp/20181016094209


ブクマとか読んで今も時折考えてる。

というところでこんな記事が出た。

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/ASLBD52C9LBDUCVL01M.html

ネトウヨオルトライトは同じ文脈から発生したのものなの?

ってまぁはてな民は分けて考えてるけど。

でもやっぱり違う成り立ちで発生した物をくっつけようとする引力はあるみたいだ。

こういうことがなぜ起こるんだろう。

2018-10-16

文脈(コンテキスト)が違うから」って論

これどうなの。

たまにこういうこと言う人いるけどさ。

もちろん全く文脈が違う場合は除外するけど、限りなく似てる事例を違う物だってヌルヌル回避してるように見える人がいるんだけど。


例えば、部落差別ビーガンによる肉食店襲撃は成り立ちが違うからビーガンへの批判はしないよって論。

まぁ俺が過激派ビーガン否定的ってだけで反対の人がいても別にからどうってこともないけど。

2018-09-18

anond:20180918163211

部落差別煽りたい奴がヴィーガンを装って過激発言をする……そんな可能性はあるかも

欧州がなぜインターネット規制しようとしているのか

はてなではこの辺の話を全然わかってる人がいないようなので少し書こうと思う。

まぁ大した話じゃないので聞いてくれ。


EU一般データ保護規則(GDPR)やリンク税の推進など昨今EUインターネット上における様々な法案日本国内でも取りざたされるようになってきた。

はてブ内では批判的な論調大勢を占めるが多くのコメントを見ていてもなかなか大局的な指摘をするコメントが少ないように見える(もちろん知っている人もいるだろうけどあえて言っていないような気がするんだけど気のせい?)


これらの法案はざっくりまとめると以下のような法案だ。

GDPR

 EU域内において個人情報を扱うモノは規則にしたがって個人情報を扱わなければならない


リンク税(副次的著作権法

 リンク先のサイト著作権管理下に置かれたものだった場合リンクを張られた側は著作権料を請求できる。


また、ここまで大きくないところでも配信事業者一定自国コンテンツ流通させるようにする話も出ている。

これらの規制に関して着目すべき点は「インターネット国境などない」という点に非常に自覚的である点だ。

特にGDPREU域外企業にもEU域内データを扱う場合規則を課すというのは決定的な点である

またリンク税に関しても一定の規模以上のサイトGAFA etc...)と限定した点からも伺える。

アメリカに端を発するWWWはあらゆる国境をなくし、自由電子世界標榜してきた。

こういった、カリフォルニアン・イデオロギー的な態度は現インターネット内で大いに力を奮ってきた。

世界中の人々の情報を共有し、伝達速度を限りなく0に近づけ理想的世界を目指してまい進してきた。

しかし、近年そういったカリフォルニアン・イデオロギー、つまり新自由主義的な態度が果たしてインターネット及び現実世界によい影響を与えているのだろうか?

という疑義が巻き起こってきている。

Twitterはてブを使っているはてな民諸氏には最早言うまでもないだろうが、インターネット差別罵詈雑言、他クラスタに対する憎悪を溜め、社会を徐々に分断していった。

そういった事態は徐々に現実世界侵食し始め、極右政権の台頭やナチズム歴史修正主義の台頭を促してしまった側面は否めない。

ガンダムいわく、誤解なく分かり合える人々として定義されたニュータイプであったが、他者の真の感情理解してしまったニュータイプはむしろ憎悪つのらせ戦争プロパガンダの道具となってしまった。

インターネットはまさに同様の現象引き起こし共感歓喜を生むと同時に人々を分断する道具になってしまったと言うことだ。

EUはそういった事態認識し、今まさにインターネット上におけるカリフォルニアン・イデオロギー破壊しようとしている。

おそらく当初この事態で想定されていたのは中国である

中国の急速なAIテクノロジー進歩中国国民個人情報データ化による社会コントロールの有様を見て最早猶予余地はないと判断したように思える。

国境のないインターネットを介しての中国の影響力を回避しようとしたわけだ。

しかし、事ここに至っては想定しているのは最早中国だけではない。

近年のメインターゲットはアメリカである

英語圏の影響力が強すぎる日本インターネット圏に生息している場合気づきづらいが、インターネット社会全体が明らかにアメリカ人だけの影響を異様に受けるようになりつつある。

英語圏での主義主張ネット上に拡散させ多国間でその生息域を拡大しつつある。

先日行われた全米テニス選手権における報道で気づいた方も多いと思われるが、アメリカで行われた報道に影響される日本人が増大している。

しか事件のあらましをよく精査せずにそのままアメリカメディア)の思想を垂れ流していると言ってもいい。

これは明らかに危険兆候である

インターネット社会は各国の事情をまったく意に介さずに全てアメリカ規準物事を見てしまうのだ。

こういったアメリカ思想を全て正しいものとし、全世界に拡大することを私は"アメリカイデオロギー"あるいはより限定的に"ユナイテッド・ステーツイデオロギー"と呼ぶ。


テニス選手権の話以外にも、近年であればMeTooの事案が記憶にあたらしいだろう。

フランス女優安易MeTooに苦言を呈した話だ。

批判を受けて一部謝罪しているが、根本メッセージは変わっていない。


これは日本例外ではない。

例えばヴィーガン欧米流行し始めているが、この思想日本流行した際に発生するリスクがやはりある

日本人であれば誰でも思いつくと思うが「部落差別復興である

もちろん文脈の違う部分からおこった思想であり単純に現ヴィーガン過去日本思想比較することは出来ない。

しかしだからしてより危険なのではないかと考えられる。

部落差別であるという批判をあっさりすり抜けて肉食業者に対する過剰な批判が巻き起こる可能性があるからだ。

現在日本では比較的穏健なベジタリアン等が多いし、かなりのマイノリティの為に特に問題は起きていない。

しかし先日フランスで発生したヴィーガン肉屋襲撃を見れば想定されるべき事態は深刻である

日本では部落出身者に対する差別が横行し、戦後漸進的にそれを解消して行った。

いまだその差別は消えはしないが多少はましになったと言える。

それをアメリカイデオロギーによって再興されては困るのだ。

現代日本肉屋テロリズムを仕掛けることなどあってはならないことだ。

アメリカインターネット上の議論を見ても、ネイティブアメリカンと重ねあわされることが多いアイヌ米軍基地存在し、中国と関連してくることの多い沖縄についての議論は時たま発生しているように見える。

しか部落差別欧州はともかくアメリカではむしろ忌避すらされているのではないかとすら思える。

これは明らかに利害衝突が発生するからだ。


ともかく我々ネット住民及び日本国民、いや世界は岐路に立たされているのだ。

EUのこれらの規制はこういったアメリカ思想の過剰流入を食い止めようとしているように見える。

真っ先にコンテンツ規制があがるのもそういった思想を過剰に拡散されては困るからだ。

しかし、日本ではそのような議論がまったく巻き起こらない。

唯一そのような主張をしている人をただ一人知っているがあまり賛同は得られていないようだ。

私自身も完全にグレートファイアウォールネットを分断しろとまで言うつもりはない。

しかし何らかの形でインターネット構造再考を迫られているのは確かだ。


ちなみに私は専門家でもなんでもない。

単なる素人である

よってこの文書怪文書の類として読んでもらっても構わない。

どのような行動をとるかはあなた次第だ。

改めて思ったけど政治的正しさって

やっぱ国ごとに違うよなぁ。

アメリカヴィーガンやったり動物を過剰に愛護することが政治的に正しいからって

部落差別存在した日本でそれを政治的に正しいと言われるとやっぱ困るよ。


日本肉屋襲撃なんか許されないでしょ。

アメリカポリティカル・コレクトネスに従うって肉屋襲撃してる人いてもあまり批判できないってことだからなぁ。

2018-08-19

anond:20180819023849

増田も重々分かっていて、それでも言いたいか酔った勢いでここに吐露したんだろうけど、

同調圧力に屈する人間は、圧力をかける人間共犯関係にある。

不幸にも増田の周りにいる人がアンチゲイばかりだったとして、

増田くん、いつ結婚するの? ゲイじゃないんでしょ?」

「いや、ゲイじゃないですよ! 縁がないだけです!」

なんてやりとりをしている時、あなたゲイ馬鹿にする人たちに同調し、その言動を強化している。

隠れゲイサンドバッグだと言うが、増田が笑いながら「ゲイではないです」と言う時、

その発言は横にいる他の隠れゲイ無自覚に傷つけ、そして何より増田自身を切り刻んでいく。

破戒』の瀬川丑松は、穢多であることを隠し通そうとして叶わず、「私は穢多です。不浄な人間です。許してください」と日本を捨てアメリカに渡る。

部落差別が今とは比ぶべくもなかった時代、丑松は差別撤廃のために闘うこともできず、と言って「普通人間」の振りをし続けることもできなかった。

自分の根幹に関わる部分で嘘を付き続けなくてはならないことは大きな不幸だと思う。

おそらくそういう人たちはこの世界に少なからずいるのだろうし、その不幸から上手く逃れる術というのは存在しないんだろう。

我々にできるのは、この「世界」は、すなわち「自分世界である、ということを時々思い出すことだけだ。

2018-08-11

anond:20180811214425

結局、どんな分野でも争いがあれば、そこに反社が付け込んで、

不当に利益を得ようと活動を始めるんだよね。

結果として、問題解決は延々と先延ばしされてゆく。

なぜなら、問題解決してしまっては反社利益を得られなくなるから

同和問題も、部落差別を無くそうという志は素晴らしかったが、

結局、同和利権を食い物にする反社のせいで、未だに部落差別は残っている。

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