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はてなキーワード: 兼業主夫とは

2024-06-30

anond:20240630193444

ただの偏見じゃん低年収の男の家事をみたことがあんのかっていうね

てのはさておき増田は高年収なんだろうし中年収の男を兼業主夫にするのでも全然下方婚からそれでええと思います

anond:20240630192243

ワイは頑張って増田啓蒙活動しとるやで

圧力みたいな話になるとなまじ女に人権があるせいで難しいんだよな

女に期待しすぎた昭和の男たちのせいで社会が滅ぶってワケ

ミクロメリットってところだけど、常時家のことを夫に任せるとか、兼業主夫させといて家事育児にフルコミットする人間必要になったら仕事休んでもらうとかで子を持つこととキャリアを両立出来るってところやね

要するに昭和の男のロールが取りやすくなる

それをメリットと思わないなら無いんだけどだったら初めからお茶汲みだけしてて欲しいとは思ってしまます

2024-06-07

バブル期まで → 男が働いて女は専業主夫兼業主夫OKだった

バブル崩壊から平成末期まで → 男は働いて女も正社員推奨

令和 → 男も女も正社員推奨+仕事の後も副業推奨+株や投資に対するリテラシー必要+リスキリン必須

いやもう無理でしょ

人間限界超えてるから

少子化にならない方がおかしいか

2024-05-21

女だけど下方婚で上手くやってる(私:1000万円 夫:130万円)

下方婚エントリをみて、我が家は上手くやっている方だなと思ったので書いていく。

私:年収1000万円。有名企業ホワイト

彼:年収130万円。扶養している。兼業主夫

上手くいく理由は以下の通り。

結婚前にどちらかが不倫した場合財産分与の取り決めをした

(夫は「俺は貯蓄がないか慰謝料300万円が払えない。結婚したら君だけが不利で可哀想から」とのこと)

大学時代からの付き合いで、彼が稼いでた時代も知っている

・めちゃめちゃいい家電を買い揃える(ドラム式洗濯機ホットクックなど)

・夫の家事スキルが高い。逆に手を出して欲しくないと言われる

子供を産む気がない

私は年収が高い≒偉いなんてことがなく、ただ運が良くいい企業に入れただけだと思っている。私の仕事は完全なブルシットジョブだし、PC一台で終わるし、偉いもクソもない。夫のことをリスペクトしている。

下方婚について書いている女増田は、なんか相手のことを見下しているような気がしている。それが相手にも伝わったか不倫されたんじゃ?

.

(2024/5/21 20:30追記

コメントで指摘されて気づきましたが、確かに具体的な情報を書いていませんでした。お詫びいたします。

少し自己紹介を追加させていただきます

ワイ:早慶上理のどこか。外資系IT企業営業。昨年度の年収が980くらい(1000万円は盛りました。すみません)。有給は秒で取れるし、ホリデーも長め。

夫:早慶上理のどこか。週2でコールセンターバイト(今年から扶養制度変わるみたいだからどうするか悩んでる)。顔かっこいい。ホモソーシャルが苦手だから色々あって兼業主夫になった。

結婚生活についての私の考え方が、一般的価値観とズレていることに気付きました。子供を含めた結婚一般的だということは理解していますが、我が家のような形も存在するということを伝えたかったのです。(ちなみに、ゼクシィなどのカップル特集に応募しましたが、一度も通ったことがありません。私たちのケースが参考にならないからでしょう……)

私が最も伝えたかったのは、結婚生活において重要なのは「愛」と「リスペクト」であり、年収役割分担が全てではないということです。年収300-500万円の人々は現場に近く、ストレスが溜まりやす階級です。そこに家事を求めるのは無理があるし、パートナーに対する愛とリスペクト気持ちがないと結婚生活破綻するのではないでしょうか。伝え方が下手で申し訳ありませんでした。

夫婦二人なら家事は大したことない」というコメントがありましたが、そんなことはありません。子供がいる場合さらに大変なのは承知していますが、二人暮らしでも家事は手間がかかります家電アウトソーシングできるなら投資した方が、夫婦ゆっくり過ごす時間が増えると思います

最後に、こんなエントリコメントをしてくださった方たちに感謝いたします!結婚の形は人それぞれであり、幸せの形も様々です。お互いに愛とリスペクトを持って生活していけるよう、これから努力していきましょう〜。

2024-05-18

anond:20240517191901

私男だけど400万とか働くの向いてないでしょって男に思うわ~

でもどういう婚活してるのか知らんけど相談所なら専業兼業主夫希望男だけ紹介してもらえるんじゃない?

失礼しました。時短勤務を求めてたんですね。

男性は完全専業主夫志望なのではないでしょうか。

2023-12-04

これまでの男女の役割逆転した夫婦だけど子供無理だわ

結婚当初

俺:正社員

妻:パート日常家事全部&別居してる要介護の妻の親のサポート脳梗塞おこした)

俺「仕事マジしんどいパワハラ上司のせいで同期が全員メンタル病んでやめてった・・・

妻「パートってマジで損じゃん、この働き方嫌だ」

結婚3年目(去年)

妻「なんかパート馬鹿らしいか正社員になるわ」

俺「ごめん、コロナリストラされた・・・

現在

妻「もっともっともっともっと働かせて!」

俺「働きたくない・・・適当バイトしながら家事だけしてたい・・・

結果、俺兼業主夫&妻の親のサポ、妻会社員

男女平等からこれまでの男女の役割逆転してもいいはずだって話は聞いてたけど、俺のところがまんまそれ

お互い兼業主婦正社員してるときよりストレスもなければ喧嘩も減った

だがやっぱりこうなると子供は無理だな

妊娠した時点で働き方に制限がかかる。どれだけスムーズ妊娠出産しても絶対仕事は穴が空く。

そしたらその穴は絶対誰かが埋めるし、キャリア的にも遅れをとるから将来的に収入ダイレクトに影響がある

万一つわりがひどかったり肥立ちが悪いと職場復帰自体単位で困難な可能性がある

妻の母がそのタイプ妊娠3周目から出産までひどい悪阻出産時は多量出血でタヒにかけ、正社員として戻れたのは妊娠から5年後

専業主婦祖母がいてもそんな状態だったらしく、万が一妻がそうなってしまうと一瞬で家計が傾くし、

俺たちは頼れる親族がいないから、妻が社会復帰が困難なくらいダメージ負った場合、俺が育児しつつ就活することになり正社員復帰が困難極まりない

リスクが高すぎるとの判断子供は諦めることにした

男女平等は素晴らしいけどさ、女性が働くとやっぱ子供は難しいわ

妻の親が施設に入れたら俺が正社員復帰してワンチャンあるか?とも思ったけど、それがいつになるかわからん以上、やっぱ無理そうだな

年齢的にタイムリミットくるわ

妻が「今の仕事が確実に維持できることが確証としてあるなら子供産むけどね

真面目な話、試験管ベイビーなら子供持てるよね」

ほんと、そこだよ。女性妊娠出産で働けなくなる期間ができるのがリスク高すぎる

保険みたいに収入保障があればいいんだけど

世の中で不妊以外で子供産みたいけど諦めてる人で収入理由にしてる人って何割くらいなんだろ

俺と妻が杞憂すぎる?でも命の責任とるためには確実に育てられる収入がないと怖すぎるわ

2023-09-02

anond:20171129064601

どんなに賢くても

優しくて寛げる気が休まる居場所は欲しいものよ。

増田奥さん

賢い男性との効率的な家庭よりも

増田との温かでのんびりした時間幸せなんじゃないかな?

ところで、うちも妻の方が優秀なんだ!

早々に俺は兼業主夫させてもらって、楽しくハウスキーパーやってるぜ!!

賢い妻の平穏は俺が守る(笑)

2023-08-17

anond:20230814220545

増田が「収入面の増加とコンプレックスの解消から自己肯定感が出たので女性に向け始めた」と言っているけれど、つくづく女も結婚戦利品なのだと思った。

別に恋愛結婚に限ったことではないけれど、それなりに自信のあるやつが、それなりに社会アクセスして、それぞれ試行錯誤悪戦苦闘しながら欲しいものを獲得していくものだなあと自分の中で腑に落ちたというか納得出来た。

昔のネットスラングで「※ただしイケメンに限る」なんてあったけれど、高級なホテルディナーを食べたいなら相応の金銭対価が必要なように、顔面が秀でてないなら地位なり収入なり替わりの対価を用意しないといけないのは当たり前だよね。

子供ときだって、仲間に入れてもらって遊ぶためには相応の資格みたいなもの必要な訳で、それを持ってないなら排斥される。

いやあ、いつだって競争社会だし、そりゃ「なんで自分ことなのに、自身で創意工夫しないの?」と自己責任が求められることも至極当然。

そりゃ社会貧困とか、是正しないといけない分野はあるけれど、こと現代での男女の関係においては個人の力量によるところが大きいんじゃないかね?

母が溺愛してくれたり幼いときの万能感から、私も物語主人公気取りしていたけれど、いろいろあって自分モブだと確信したときは衝撃だったね…。

自身能力資質を鑑みて「あ、俺は誰かに味方して世話して貰わないと孤立して社会的に死ぬわ」と自覚してから、話術や人間関係リソースを大きく振った結果…友達は多いし、いつでも楽しいイベントがやってくるし、何より相性抜群の嫁さんと結婚できた。

ここまで上から偉そうに強者気取りだけれど、うちの大黒柱は嫁さんで俺は全然稼げてない。

自身はいとき年収500万だった程度で、結局メンタル壊して今や兼業主夫という、男社会ではクソ雑魚オスの俺だよ。

だけれど、今はとっても幸せ

家庭円満子供可愛いし双方の親とも関係良好。何かと友人も子育てを気にかけててくれたり、ばしばし稼ぐ旧友がときたま息抜きしろと奢ってくれる。

今の勤め先もてきとーに出勤して、5時間程度で終わりなのんびり環境で、本当にありがたく働かせていただいている。あとちょこちょこライターしたり写真撮ったりして、生活費の足しにしてる。

マジで能力が欠けてるから弱者の戦略」というか「ランチェスター戦略」というか、下手につよつよ男性と戦わず自分の強みに特化したおかけで、ほぼほぼ全方位にいたって満足で満ち足りた毎日だ。

これは俺が自分努力した結果だ!と、ドヤる気持ちもあるけれど「※ただしイケメンに限る」だの言い訳して逃げて不満を募らせるより、それぞれが自分の強みになる能力を磨いて幸せに近づけたらいいよねと割とマジで祈ってる。

2023-07-31

anond:20230730203009

なんかブコメが優しいけど、君らが烈火のごとく怒るときと猫なで声でよしよしするときの違いはなんなん?

夫がどうかは別として、元増田は明らかにおかしいやろ。大丈夫ブクマカ子育てしたことある?

子どもなんて眠たきゃ寝るし、眠い時に飯あげたって食いやしないよ。子どもが寝るのは夫のせいじゃなくない?

「寝ちゃったね。離乳食ラップしとこ」で終わりやろ。なんで寝た子たたき起こして飯食わそうとしてんの?

まあ百歩譲って「うちは寝てようが何だろうがたたき起こして決まった時間に飯をやる方針です」というならまあわからんでもない。

たたき起こしといてやっぱ寝かすは何やねん。そら「えぇ……」ってなるよ。意味不明だもん。

子どもさんスヤスヤ寝てたのにたたき起こされただけ。たたき起こされ損。かわいそうオブザイヤー受賞だよ。

感情を抑えてえらい!ってブクマカはどこ見て言ってんのそういうこと。ちゃんと本文読んでくださいよ~。ガイドラインはどうなってんだ!

全然感情抑えてないでしょ。怒鳴ってどっか行ってふて寝してただけ。

そういうのが必要ときもあるけどね。えらくはないよ。ブクマカ肯定ペンギンかよ。いつもその調子でお願いしますよ。

ちな偉そうなこと言ってるワイは兼業主夫よ。三人育てたけど産む以外の子育て業務はワイがメイン。

一人目はかなり張り切って、二人目以降はややテキトーにやったけど、ガチるのもテキトーも好きにすれば良いと思う。

でも意味不明だけは本当にやめたほうが良い。みんな疲弊する。

元増田消えちゃった。増田消すやつも嫌いだな。感情のままにやって意味不明になる性質が出てますよ。

全然関係ないけど消えた増田もツリー残しといてほしいわ。消すような増田本体よりツリーのほうが参考になるし。

トップコメもどうしようもないな。妻がっていうかメインでやってる側が自動管理職でしょ。俺は自動管理職になった。

自分の中でルーチンができてるとこ、ぽっと出のやつに勝手なことされたら逆にイライラじゃない?

「的確な」指示とか大層なもんじゃないでしょ。俺は普段こうやってるからお前もそうやれと伝えるだけだよ。

2022-05-03

anond:20220502233653

それは難しいんじゃないか

女性にとって"女性学"を実学にするのはインセンティブがあるけど、男性が"男性学"を実学にするインセンティブがない

男性が"男性学"を実学にするインセンティブが生まれ社会って、女性によって男性社会進出がせき止められる社会

具体的には女性が高所作業で転落死するとか世帯の稼ぎ頭が女性男性兼業主夫パートとかが普通に存在してる社会なんだよね

よほどの社会変革が起こらないと訪れそうにないと思うよ

2021-11-03

これまでの男女の役割逆転した夫婦だけど、子供無理だわ

結婚当初

俺:正社員

妻:パート日常家事全部&別居してる要介護の妻の親のサポート脳梗塞おこした)

俺「仕事マジしんどいパワハラ上司のせいで同期が全員メンタル病んでやめてった・・・

妻「パートってマジで損じゃん、この働き方嫌だ」

結婚3年目(去年)

妻「なんかパート馬鹿らしいか正社員になるわ」

俺「ごめん、コロナリストラされた・・・

現在

妻「もっともっともっともっと働かせて!」

俺「働きたくない・・・適当バイトしながら家事だけしてたい・・・

結果、俺兼業主夫&妻の親のサポ、妻会社員

男女平等からこれまでの男女の役割逆転してもいいはずだって話は聞いてたけど、俺のところがまんまそれ

お互い兼業主婦正社員してるときよりストレスもなければ喧嘩も減った

だがやっぱりこうなると子供は無理だな

妊娠した時点で働き方に制限がかかる。どれだけスムーズ妊娠出産しても絶対仕事は穴が空く。

そしたらその穴は絶対誰かが埋めるし、キャリア的にも遅れをとるから将来的に収入ダイレクトに影響がある

万一つわりがひどかったり肥立ちが悪いと職場復帰自体単位で困難な可能性がある

妻の母がそのタイプ妊娠3周目から出産までひどい悪阻出産時は多量出血でタヒにかけ、正社員として戻れたのは妊娠から5年後

専業主婦祖母がいてもそんな状態だったらしく、万が一妻がそうなってしまうと一瞬で家計が傾くし、

俺たちは頼れる親族がいないから、妻が社会復帰が困難なくらいダメージ負った場合、俺が育児しつつ就活することになり正社員復帰が困難極まりない

リスクが高すぎるとの判断子供は諦めることにした

男女平等は素晴らしいけどさ、女性が働くとやっぱ子供は難しいわ

妻の親が施設に入れたら俺が正社員復帰してワンチャンあるか?とも思ったけど、それがいつになるかわからん以上、やっぱ無理そうだな

年齢的にタイムリミットくるわ

妻が「今の仕事が確実に維持できることが確証としてあるなら子供産むけどね

真面目な話、試験管ベイビーなら子供持てるよね」

ほんと、そこだよ。女性妊娠出産で働けなくなる期間ができるのがリスク高すぎる

保険みたいに収入保障があればいいんだけど

世の中で不妊以外で子供産みたいけど諦めてる人で収入理由にしてる人って何割くらいなんだろ

俺と妻が杞憂すぎる?でも命の責任とるためには確実に育てられる収入がないと怖すぎるわ

anond:20211103113929

まぁ下方婚した所で、自分出産ダメージ負って以前のように稼げなくなったら低収入の専業or兼業主夫の男と共倒れになるからな。

人工子宮が普及しない限り、男の安定的収入一家のセーフティとして必要され続ける

2021-08-10

今日も休んだ

朝、目が覚める。首周りに臭い汗をかいている。

洗濯不足ではない。何かしらの悪い夢を見ていたに違いない。

.

妻と子どもの騒ぎとTVの喚きと朝の交通で増加する外からの音量。

目を瞑って気持ちを整えなければならない。出勤まであと40分。

.

もともと私が兼業主夫しかし夜のシフトがある現場への異動要請

妻は小学校教諭、高給取りだが糞忙しい。

子ども小学校入学にあたるタイミングで誰も面倒を見られるなくなる。

.

家庭の事情による転職、別業種、向いていると言われ、自分でもそう思った。

器用で頭が回るからさほど難なくこなすことはできる。

契約社員、その程度の仕事だ。手取り16万弱、ただ8:30-17:15、休暇は取れる。自宅から25分。

給料は除いた条件で選んでそうなった。

そもそも40歳経験でできる転職は限られている。

正規への道もあることはある。求められる資格通信教育を始めた。

でも好きな仕事ではなかった。入って3ヶ月で気付いてはいた。1年7ヶ月、介護職。

.

大学卒、小学校教諭、1年で迫られた自主退職、諦め切れず臨時採用で続けた。

児童に厳しくできない。荒れる。やはり、向いてはいなかった。転々とし安定しないのもネックだった。

職業訓練校、ビルメン、7年続いた。便利に使われたが楽しかった。結婚できた。子も授かった。

大口の定期メンテ契約獲得、多少の数字は残した。

最後挨拶では皆ちょっと涙ぐむほどだった。円満な退社だったと思う。

.

教諭ビルメン介護。気がついたら転げるように生きている。

アクシデント責任一方的に取らされた。眠れなくなった。仕事中ふらついた。詰められた。休んだ。

休みが続いている。いや、もう無理だ。もういい。

.

そうだ、転職しよう。

---

ところで一行空けができないんだが。

2021-07-03

anond:20210703180109

ごめん。上にあった女性フルタイムで働く割合が少ないって話を受けての流れだったな。

男性の方を兼業主夫にするとかまあやりようはあると思う。

2021-04-07

男女の幸福度格差の正体と、それを解消する方法

俺はもっと家事をしたい。家事労働はヒトを幸せにする。掃除洗濯や修繕や調理を通じて、また、傾聴や会話やスキンシップを通じて、妻や子どもに尽くしたい。それこそがヒト(俺に限らない)の幸せに直結することだからだ。

幸福は「与えた」愛情で決まる

ヒトは群れで生活する動物だ。他の構成員ケアし、食べ物を分け合って一緒に食べることに幸せを感じる。これは本能だ。また、ヒトは子育てする動物だ。同じ性質を持った他の生物と同様、子育てに喜びを感じるようにあらかじめプログラムされている。

ベンジャミン・フランクリン効果(助けた相手のことを好きになるという認知的不協和)も無視できない。手がかかる子ほどかわいい、という結果は、手をかけたという事実が生むものだ。家族に尽くせばつくするほど、家族への愛着は深まる。

幸せというのは、受け取った愛情で決まるのではなく、与えた愛情で決まる。愛されているか幸福なのではなく、愛しているから、愛を表現しているか幸福なのだ。実際に手をかけて、家事をし、話をし、食卓を囲むことで、そのように愛情を行動に移した者の幸福度が上がる。家事はその担い手幸福にする。

男性家事育児事実上の制限を受けている

しか現実、俺の家事負担は小さい。週にわずか6回、土曜の昼食から月曜の朝食の調理(買い出しと後片付けを含む)を担当しているのと、家や家財や車や自転車などの修繕全般担当しているほかはすべて手伝い程度で、家事らしい家事は何も担当できていない。俺が長時間の賃労働に縛り付けられているためだ。

家事だけではない。育児限定的だ。子どもの世話をしたり、子どもとともに食卓を囲んだり、さまざまな話をしたり、勉強料理スポーツを教えたり、宿題を手伝ったりといった、育児にかかわる時間の大半を賃労働に奪われている。これもまた、俺のヒトとしての幸福を大いに損なっている。

本邦の男女には世界一幸福格差女性幸福度が高く男性のそれは低い)がある。これを男性視点説明するなら、賃労働負担の大きさと、家事参加の少なさという両面が原因だ。とりわけ家事の少なさは重大だ。我が国男性世界一家事をしない。多くの男性幸せを賃労働に奪われているのだ。

男性が恒久的に時短勤務やパート勤務をする道は狭い

我が家結婚当初は、夫婦両方がフルタイムで働きつつ、平等家事を分担し、夫婦の両方が幸福を感じていた。だが子どもができて夫婦で話し合った結果、俺がフルタイム労働さら残業を増やして家計を支える中心となり、妻はパートタイム労働兼業主婦になることにした。

俺がパート主夫になる案も真剣検討したものの、却下せざるを得なかった。理由は、当時30代前半だった俺が昼間にパートまたは時短で働けて、家から近い職場がないことだった。ジェンダー平等を実感したのはこのときだ。オッサン兼業主夫になるのは非常に難しい。

結果、俺は大半の家事を妻に任せ、ごく一部しか担当できなくなってしまった。うちの場合家事全般について妻より俺のほうが得意であるあくま自己評価だが)にもかかわらず、だ。逆に、賃労働能力は俺よりも妻の方が高い(と俺は思う)にもかかわらず、彼女フルタイム労働を失った。

俺は、この国のジェンダー平等を恨んでいる。俺を賃労働に縛り付け、家事子育て(つまり俺の幸福)を奪ったからだ。

また、ほどよく分担できていれば、家事労働はそれをする者を幸福にする。だが、過分に割り当てられてしまえばそうも言えない。俺の妻はそれほど家事全般が得意でないにもかかわらず大半の家事負担しており、せっかくの家事労働の多くが単なる面倒なタスクになりがちだ。これは幸せなことではない。

ジェンダーギャップ労働問題に過ぎない

ジェンダーギャップ幸福格差不公平家事負担、結果としての男女の賃金格差などはすべて、要するに労働問題だ。男女で賃労働家事を公平に担当しにくい現行制度に原因がある。なので以下のようなことを強力に推進すれば、諸問題はすべて(少なくとも我が家が抱えているものはすべて)解決する。

意識アップデートでは男女平等は実現しない

俺は「意識アップデート」だの「意識改革」だのというものには期待していない。そんなものに期待していたら、ジェンダーギャップ永遠に解消しない。なぜならジェンダーギャップは、制度的な介入をせずに放置していれば自然に拡大していく性質を持っているからだ。

これは良い悪いの話ではない。生物としての自然本能と、適応の結果に過ぎない。

まず女性上昇婚志向がある。これは世界中のどんな社会にもあるものだそうなので、生物としての本能と言える。より多くの資源を獲得する能力を持つオスに魅力を感じることは、生物としてまったく自然だ。そして、ヒトのオスがそれに適応しようとするのもまた本能であり、生物としてまったく自然なことだ。

ただし社会全体でこの本能適応すればするほど、ジェンダーギャップは拡大する。女性上昇婚志向適応した男性たちは、すべての資源男性たちだけで独占し、資源へのアクセス権を女性から剥奪する。前世紀まで、まさにそのような社会世界中で構築された。

このようにヒトの本能ジェンダーギャップを拡大し固定化する方向に作用するため、ジェンダー平等自然に実現することはない。相手無意識下の本能だ。意識改革では解決できない。制度改革しか実現できないものだ。

クオータ制による解決

現実的な解は、強制的なクオータ制の導入だ。繰り返すが、意識本能は変えられない。だから制度を変えるのだ。クオータ制は、結果平等観点で厳格なものであればあるほどよい。

政治家企業役員はもちろん、あらゆる職種で男女比が1:1なるように枠を設け、罰則付きで厳格に運用する。外科医も、看護師も、消防士も、保育士も、研究者も、レジ係も、漁師も、助産師も、土木作業員も、歯科衛生士も、自衛官も、すべて男女同数にする。当然、仕事内容も拘束時間賃金男女平等にする。

当初は各職業における職能水準の低下が問題になるだろう。しかしそんなものは、ほんの20年か30年もすれば解消される。学齢期や新卒時を見ればわかるとおり、平均的な女性能力は平均的な男性のそれを上回っている。クオータ制の導入で一時的に起きる職能水準の低下の問題は、ほどなく時間解決するだろう。

労働家事労働も、男女がどちらか一方に押しつけることなく、平等負担し合う。夫婦のそれぞれが週に20〜30時間ほどずつ賃労働負担し、あとの時間生物として家族としての幸せを追求できる世の中になるのが理想だ。

夫は兼業主夫、妻も兼業主婦だ。

こうなるともはや、主婦主夫)という概念崩壊だ。だがそんな概念産業革命以降にでっち上げられたもので、男性を賃労働で使い倒すための便利な、そして非人道的ジェンダー・ロールだ。こんなものは徹底的に破壊し、すべてのヒトがヒトとしての幸福を追求できる社会を目指したい。

男女がともに幸福を追求できる世界を望む

最後にもう一度強調しておく。家事労働制限されることは、幸福制限されているに等しい。より多くの賃労働負担している者は、幸福度において劣後する。

しかし、現行の制度の中で各家庭が個別部分最適化を進めれば、多くの家庭では、夫は賃労働奴隷、妻は兼業主婦、という形をとることになる。これは不幸なことであり、制度のものを改めるべきである。そして、ここまで述べてきた制度改革の過半は、すでにアイスランドなど北欧諸国において実施されている。

で、こういう男女平等を目指す社会運動ってある? あったら参加したいんだけど。

2020-10-05

anond:20201005142211

じゃあ今の男は戦ってないか

女は男の奴隷にされる義理ないじゃん

社会が押しつける男性らしさを発揮するために働いて外に出て戦ってるでしょ

それでだめになると社会からお前はダメなのだレッテルを貼られるから

どうしようもなくなっていって男性自殺者は今も昔も多いんだけどわかってる?

女が男の奴隷になっていたのではなくって、女は家を守り男は外で戦っていただけの話しを奴隷だったんだとか

その現代論理感を捨てろって言ってるのに現代論理感でしか語れないのか?

現代においても別に専業主婦になりたい女性がいたっていいし兼業主婦になりたい女性がいたっていいしバリキャリで働きたい女性がいたって良い。

同時に専業主夫になりたい男性がいたって良いし兼業主夫になりたい男性がいたって良いしバリキャリで働きたい男性がいたって良い。んだよ

どっちも成立するべきなのにもかかわらず社会後者否定的に捉える風潮がある。

から、男は辛いんだけど社会が求める男性らしさのために男は限界まで走って行くからその先が突然の死になりやすいの。

DV本質的に男女の方向性は何も関わらず女から男に対する場合逆DVになったりしている時点で

今の社会っていうのは男性に男らしさを潜在的に押しつけているって気付

2020-08-09

「誰の稼ぎで食ってると思ってるんだ!」

って、夫婦の禁句代表格で、夫は妻に絶対言ってはいけない!みたいな風潮あるけどさ。

兼業主夫で、妻(稼ぎ倍)に似たようなことよく言われるよ。

もうこれ男女関係なく、こう思っちゃうもんなんだろ。

2019-12-28

anond:20191228173245

女は男に専業じゃない会社員求める人の方が圧倒的に多いと思うけど…

男も家事育児分担しろと言われまくってる現状未だに把握してないの?

あれ男も「兼業主夫」になれ、って言われてるわけだろつまり。それは増田の言う所の「兼業会社員」も兼ねるわけで。

2019-06-30

「誰の稼ぎで食べてると思ってる」

って、旦那言ってはいけないっていうけどさ。

俺、兼業主夫やってるけど、ことあるごとに妻が

「あーあ、仕事やめよっかな」って言ってくるよ。

遠回しに同じことだろこれ。

2019-04-14

男女平等の5:5比率」の中にいない自分

東大祝辞を読んで、どう受け止めたらいいのか考えている兼業主婦です。

いや、東大祝辞はあまり関係ないのかも…ずっと感じていたことのメモ

まだまだ、男尊女卑があって、女性評価されない社会なんだろうなと思っています

医大不正なんて、ああやっぱりと。

その一方で、私のような「学歴」や「仕事」をそもそも選択しなかった「母親」という女は、どこの数にも入れて貰えていないなぁ…といつも感じています

父親家事育児分担するべき、という風潮ありがたいです。

夫はとてもよく(時に私より)家事しますし、育児などは子供かわいさで率先してやっています

兄も、弟も、結婚して子供が産まれて、驚くほど家庭に関わっています

きっと、昔よりずっと主婦や妻や母は、家事育児自分だけでやらなきゃいけない、という思い込みを無くせてきているのでは。

それでも、

それでも、やっぱり産むのは母親です。

10ヶ月の妊娠期間、自分身体自分のものでないような状態になります

つわりはじめマイナートラブル切迫流産心理的プレッシャー…、これは産む性として仕方のないことです。

そして産んでから1ヶ月はまともに動けず、そして一年かけて身体を正常な状態に戻していきます

そしてこの期間、仕事に専念できなかったり、仕事をやめたり、休んだり、重要立場から遠ざかったり…キャリアは止まります

夫は育休を取ってくれました。

しかし、産んだ本人の私も身体のために一年仕事から離れました。

二子が産まれます

私はまたつわり休み産休をとり、育休をとり、キャリアは止まります

私は、結婚出産願望があり進学を選びませんでした。

どちらか、を選ばなければいけないと思ったからです。

両方選ぶことももちろん可能でした。しかし以下のことを考えた結果でした。

大学大学院への希望もありました、研究がしたい、でも卒業して就職して、あっという間に高齢出産の35歳。

きっとその頃には仕事が楽しく忙しい、いや、仕事で苦しんで他のなにも手につかないかも。

そして、私は三人子供が欲しいと思っています

10ヶ月妊娠さらに1年休む…復職してしばらく働きまた妊娠

これを三回繰り返すことを思うと、院まで進めば高齢出産リスクになるだろうことや、休みながらの専門的な職業は難しいのではと思い、決断したことです。

現在職業も、妊娠トラブルでも休めるような、辞めるとしても誰でも代わりがいそうな事務を選びました。役職もありません。

多くのフェミニストたちは、進学率や、就職率、管理職比率の男女比を5:5にしたいと思っているのかもしれません。

でもそれは、私のような産む選択をした母親たちにも「進学するべき」「働くべき」「昇進するべき」と言っているようで、時々苦しくなります

産むという女特有選択をしたばっかりに、男女平等の足を引っ張っていると言われているようで。

産まない選択も、産む選択自由で、自己責任です。

キャリア出産どちらもこなす人もいます

高齢出産でも無事に産める人もいます

産んでから夫婦役割として話し合い、納得して専業主婦になる人もいます

産んでから復職したくて、夫が家事育児をして母親キャリアを積んでいく人もいます

でもやっぱり、産む人には妊娠期間と産後は×子供の数だけ、必ず年単位であります

自分で選んだのだから、これは仕方のないことです。

でも、できればその産む選択をした母親出産に専念し、身体を休めている間のことを、「女性差別されて進学や会社の中に入れなかった被差別者」としてカウントして欲しくないんです。

その学校のなか、その会社のなか、その職業のなかで男女比が偏っていたとして、女性が少ないことをみんな差別だと感じるのはごく自然だと思います

でも、社会構成員として、私たち母親も数えて入れてほしい。働いてないけど、進学してないけど、ここにいます

女性の半分が産まない選択をして進学やキャリアの道を突き進んで行っても、残りの半分の女性が産む選択をして、そこから自分下りることを許してほしい。

5:2.5:2.5であることも許してほしい。

祝辞で語られたような女性差別や、男女どちらでも性別による差別は本当になくなればいいと思っています

その人個人が望む道へ、選択へ進むことに、障害が少なくなればいい。

から文句をつけられることなく。

子供たちが育ったあと、私もまた学問や、専門的な仕事へ挑戦するかもしれません。

あるいは、三人目を産み、専業主婦になるかもしれません。

あるいは、体力がもうなくなりこのまま事務を続けて趣味などで余生を過ごすかもしれない。

ただ、いまは、子供たちを安全に産むことが望みです。その間も、「社会構成員としての数」に数えてもらえたら嬉しい。

勝手子供産んだくせにと言われる昨今、それでも私は産む選択しました。

子供たちの命と未来に、責任をもって。

重大な仕事だと、信じて選びました。

それでも、私という女を、進学させ働かせ昇進させなければ男女5:5を達成できないと言うなら、あんまりにもしんどいです。

しんどいです。

疲れちゃいます

走り書きでごめんなさい。

※※※※※※🙋

4/14

色々なコメントありがとうございます

勘違い…気のせい…そうなのかも知れませんね。私の気持ちのなかだけの問題なのかもしれません。

専業主婦勘違いされている方もいらっしゃいますが、兼業主婦です。

フルタイム残業なし定時勤務。負担少なめな毎日同じ書類事務

男性三人女性三人でやっています(半々ですね!)

第一子は女の子ですが、三人産んでもみんな大学へ行きたいと言っても叶えてあげられるように共働きです。

夫は家事育児もよくします(手伝ってくれる、ではなく自身責任のように)。

そういう意味で、夫は兼業主夫ですね。話し合い、経済的にも夫は管理職を目指すということで、今後は私が主に家事を担うでしょう。

女性けが育児家事選択できる、または押し付けられる、とは微塵も思いませんし、夫婦間でその割合は働き方や経済力を考えて家族ごと、自由に取り決めたら良いものだと思っています

男性が私のような選択をしてもいいはずです。

なので、「家事育児を私(母親)」という話は記事でもしませんでした、あくまでも産前産後の肉体的な、男性に半分分けられない部分の負担のことです。

育児のこと?と思われた方も多いかも知れませんが、もちろん夫婦二人で分けあっても育児は大変なものでしたが、産前から切迫流産入院産後も輸血、子宮復古不全などという肉体的な休息や回復期間のままならない身体…、その間仕事のことを気にしなくていいのは気が少し楽でした。

ご指摘の通り、夫や家族職場にも幸運にも恵まれて、私の望む選択の結果としてとてもよい環境だと思います

なので、進学や仕事に関する選択に恨みがあるとか、後悔があるということでは全くないのです。

ただ、もっと大変で不幸で、選択が上手くいかなかった人も、選べなかった人もいるのだから、好運なあなたは黙っていなさい、と口を塞がないで欲しい。

この世で最も不幸なただ一人だけが、望み求めることを許されるのでしょうか。

産んでもキャリアに戻れるような制度、とても大切だと思います

産みたい、それが仕事でも進みたい気持ちを妨げるものにならないように。

産んだあとに挑戦できる、学び直せる、専門的に働ける、そんな社会がいいなと思いますし、私の周囲にもそんな選択をした人もいます

私の母などは、40歳准看護師になりました。

しかし今の私個人はそこではなくて…

休んで止まっている空白のキャリアに、産む選択をせず休まなかった人に劣らない「補填」を求めているわけではいんです。

(もちろん、その補填必要とする方もいます出産リスクだけ、損だけだと思われるのはおかしい)

私の選択は、肉体的、精神的、時間的負担仕事に大きく割かない、10年かけて子どもを三人産み、その子供たちが進学の選択をしたいときに選ばせてあげられるだけ夫婦で働く、という選択でした。

この選択と、いまだ試行錯誤している家庭生活バランスとれてるぞ!とホッとしている産後自分、これが弱い弱い女性被害者の姿だと数えられたらとても、かなしい。

これが、被害者弱者です。恵まれた人は彼女たちを救ってあげなさい、ほら、と指差されたような。

そんな悲しい気持ちの、私の気持ちだけの、記録でした。

2018-11-17

anond:20181117011150

そんなん仕事の情勢次第と人格次第じゃん。技術営業総合職種はいろいろ。

人間属性しか判断できないクソ人事が、よくこういうクソ設問ぶら下げて増田愚痴りにきてるけど。

20年後のその人がどこにいてどの仕事してるか性格加味して想像すれば自ずと男女とか属性だけで決められることじゃないってわかるでしょ。容姿なんて20年後努力しかのこらないの小池さんアイラインみればわかるでしょうよ。

なおこの設問で思い出した自分女性の先輩はキャリア邪魔になるから社長の息子と離婚して兼業主夫結婚しなおしてた。体格小さいのに気が強くて男性部下や同僚にかなり恐れられてたから結果はご想像通り男性同僚押しのけてたね。決して美人顔ではなくても化粧もしてたし自分の顔が見苦しいなんて1ミリも悩まない感じだった。

男性容姿力上げたければ化粧と整形ドンドンしろよ。眉剃りくらいヒゲそりのついでにできるよね。

男同志で足の引っ張り合いしたあげく、そのくだらん基準を女にもおしつけるな。

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