はてなキーワード: 兼業主夫とは
下方婚のエントリをみて、我が家は上手くやっている方だなと思ったので書いていく。
上手くいく理由は以下の通り。
(夫は「俺は貯蓄がないから慰謝料300万円が払えない。結婚したら君だけが不利で可哀想だから」とのこと)
・めちゃめちゃいい家電を買い揃える(ドラム式洗濯機、ホットクックなど)
・子供を産む気がない
私は年収が高い≒偉いなんてことがなく、ただ運が良くいい企業に入れただけだと思っている。私の仕事は完全なブルシットジョブだし、PC一台で終わるし、偉いもクソもない。夫のことをリスペクトしている。
下方婚について書いている女増田は、なんか相手のことを見下しているような気がしている。それが相手にも伝わったから不倫されたんじゃ?
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コメントで指摘されて気づきましたが、確かに具体的な情報を書いていませんでした。お詫びいたします。
ワイ:早慶上理のどこか。外資系IT企業営業。昨年度の年収が980くらい(1000万円は盛りました。すみません)。有給は秒で取れるし、ホリデーも長め。
夫:早慶上理のどこか。週2でコールセンターバイト(今年から扶養制度変わるみたいだからどうするか悩んでる)。顔かっこいい。ホモソーシャルが苦手だから色々あって兼業主夫になった。
結婚生活についての私の考え方が、一般的な価値観とズレていることに気付きました。子供を含めた結婚が一般的だということは理解していますが、我が家のような形も存在するということを伝えたかったのです。(ちなみに、ゼクシィなどのカップル特集に応募しましたが、一度も通ったことがありません。私たちのケースが参考にならないからでしょう……)
私が最も伝えたかったのは、結婚生活において重要なのは「愛」と「リスペクト」であり、年収や役割分担が全てではないということです。年収300-500万円の人々は現場に近く、ストレスが溜まりやすい階級です。そこに家事を求めるのは無理があるし、パートナーに対する愛とリスペクトの気持ちがないと結婚生活は破綻するのではないでしょうか。伝え方が下手で申し訳ありませんでした。
「夫婦二人なら家事は大したことない」というコメントがありましたが、そんなことはありません。子供がいる場合がさらに大変なのは承知していますが、二人暮らしでも家事は手間がかかります。家電にアウトソーシングできるなら投資した方が、夫婦でゆっくり過ごす時間が増えると思います。
最後に、こんなエントリにコメントをしてくださった方たちに感謝いたします!結婚の形は人それぞれであり、幸せの形も様々です。お互いに愛とリスペクトを持って生活していけるよう、これからも努力していきましょう〜。
結婚当初
俺:正社員
妻:パート&日常の家事全部&別居してる要介護の妻の親のサポート(脳梗塞おこした)
俺「仕事マジしんどい、パワハラ上司のせいで同期が全員メンタル病んでやめてった・・・」
結婚3年目(去年)
俺「働きたくない・・・適当にバイトしながら家事だけしてたい・・・」
男女平等だからこれまでの男女の役割逆転してもいいはずだって話は聞いてたけど、俺のところがまんまそれ
お互い兼業主婦と正社員してるときよりストレスもなければ喧嘩も減った
だがやっぱりこうなると子供は無理だな
妊娠した時点で働き方に制限がかかる。どれだけスムーズに妊娠出産しても絶対に仕事は穴が空く。
そしたらその穴は絶対誰かが埋めるし、キャリア的にも遅れをとるから将来的に収入にダイレクトに影響がある
万一つわりがひどかったり肥立ちが悪いと職場復帰自体年単位で困難な可能性がある
妻の母がそのタイプで妊娠3周目から出産までひどい悪阻、出産時は多量出血でタヒにかけ、正社員として戻れたのは妊娠から5年後
専業主婦の祖母がいてもそんな状態だったらしく、万が一妻がそうなってしまうと一瞬で家計が傾くし、
俺たちは頼れる親族がいないから、妻が社会復帰が困難なくらいダメージ負った場合、俺が育児しつつ就活することになり正社員復帰が困難極まりない
男女平等は素晴らしいけどさ、女性が働くとやっぱ子供は難しいわ
妻の親が施設に入れたら俺が正社員復帰してワンチャンあるか?とも思ったけど、それがいつになるかわからん以上、やっぱ無理そうだな
妻が「今の仕事が確実に維持できることが確証としてあるなら子供産むけどね
ほんと、そこだよ。女性が妊娠出産で働けなくなる期間ができるのがリスク高すぎる
増田が「収入面の増加とコンプレックスの解消から自己肯定感が出たので女性に向け始めた」と言っているけれど、つくづく女も結婚も戦利品なのだと思った。
別に恋愛と結婚に限ったことではないけれど、それなりに自信のあるやつが、それなりに社会にアクセスして、それぞれ試行錯誤や悪戦苦闘しながら欲しいものを獲得していくものだなあと自分の中で腑に落ちたというか納得出来た。
昔のネットスラングで「※ただしイケメンに限る」なんてあったけれど、高級なホテルディナーを食べたいなら相応の金銭対価が必要なように、顔面が秀でてないなら地位なり収入なり替わりの対価を用意しないといけないのは当たり前だよね。
子供のときだって、仲間に入れてもらって遊ぶためには相応の資格みたいなものが必要な訳で、それを持ってないなら排斥される。
いやあ、いつだって競争社会だし、そりゃ「なんで自分のことなのに、自身で創意工夫しないの?」と自己責任が求められることも至極当然。
そりゃ社会的貧困とか、是正しないといけない分野はあるけれど、こと現代での男女の関係においては個人の力量によるところが大きいんじゃないかね?
母が溺愛してくれたり幼いときの万能感から、私も物語の主人公気取りしていたけれど、いろいろあって自分がモブだと確信したときは衝撃だったね…。
自身の能力や資質を鑑みて「あ、俺は誰かに味方して世話して貰わないと孤立して社会的に死ぬわ」と自覚してから、話術や人間関係にリソースを大きく振った結果…友達は多いし、いつでも楽しいイベントがやってくるし、何より相性抜群の嫁さんと結婚できた。
ここまで上から偉そうに強者気取りだけれど、うちの大黒柱は嫁さんで俺は全然稼げてない。
俺自身はいっとき年収500万だった程度で、結局メンタル壊して今や兼業主夫という、男社会ではクソ雑魚オスの俺だよ。
だけれど、今はとっても幸せ。
家庭円満で子供も可愛いし双方の親とも関係良好。何かと友人も子育てを気にかけててくれたり、ばしばし稼ぐ旧友がときたま息抜きしろと奢ってくれる。
今の勤め先もてきとーに出勤して、5時間程度で終わりなのんびり環境で、本当にありがたく働かせていただいている。あとちょこちょこライターしたり写真撮ったりして、生活費の足しにしてる。
マジで能力が欠けてるから「弱者の戦略」というか「ランチェスター戦略」というか、下手につよつよ男性と戦わずに自分の強みに特化したおかけで、ほぼほぼ全方位にいたって満足で満ち足りた毎日だ。
これは俺が自分で努力した結果だ!と、ドヤる気持ちもあるけれど「※ただしイケメンに限る」だの言い訳して逃げて不満を募らせるより、それぞれが自分の強みになる能力を磨いて幸せに近づけたらいいよねと割とマジで祈ってる。
なんかブコメが優しいけど、君らが烈火のごとく怒るときと猫なで声でよしよしするときの違いはなんなん?
夫がどうかは別として、元増田は明らかにおかしいやろ。大丈夫?ブクマカ子育てしたことある?
子どもなんて眠たきゃ寝るし、眠い時に飯あげたって食いやしないよ。子どもが寝るのは夫のせいじゃなくない?
「寝ちゃったね。離乳食ラップしとこ」で終わりやろ。なんで寝た子たたき起こして飯食わそうとしてんの?
まあ百歩譲って「うちは寝てようが何だろうがたたき起こして決まった時間に飯をやる方針です」というならまあわからんでもない。
たたき起こしといてやっぱ寝かすは何やねん。そら「えぇ……」ってなるよ。意味不明だもん。
子どもさんスヤスヤ寝てたのにたたき起こされただけ。たたき起こされ損。かわいそうオブザイヤー受賞だよ。
感情を抑えてえらい!ってブクマカはどこ見て言ってんのそういうこと。ちゃんと本文読んでくださいよ~。ガイドラインはどうなってんだ!
全然感情抑えてないでしょ。怒鳴ってどっか行ってふて寝してただけ。
そういうのが必要なときもあるけどね。えらくはないよ。ブクマカは肯定ペンギンかよ。いつもその調子でお願いしますよ。
ちな偉そうなこと言ってるワイは兼業主夫よ。三人育てたけど産む以外の子育て業務はワイがメイン。
一人目はかなり張り切って、二人目以降はややテキトーにやったけど、ガチるのもテキトーも好きにすれば良いと思う。
元増田消えちゃった。増田消すやつも嫌いだな。感情のままにやって意味不明になる性質が出てますよ。
全然関係ないけど消えた増田もツリー残しといてほしいわ。消すような増田は本体よりツリーのほうが参考になるし。
トップコメもどうしようもないな。妻がっていうかメインでやってる側が自動で管理職でしょ。俺は自動で管理職になった。
結婚当初
俺:正社員
妻:パート&日常の家事全部&別居してる要介護の妻の親のサポート(脳梗塞おこした)
俺「仕事マジしんどい、パワハラ上司のせいで同期が全員メンタル病んでやめてった・・・」
結婚3年目(去年)
俺「働きたくない・・・適当にバイトしながら家事だけしてたい・・・」
男女平等だからこれまでの男女の役割逆転してもいいはずだって話は聞いてたけど、俺のところがまんまそれ
お互い兼業主婦と正社員してるときよりストレスもなければ喧嘩も減った
だがやっぱりこうなると子供は無理だな
妊娠した時点で働き方に制限がかかる。どれだけスムーズに妊娠出産しても絶対に仕事は穴が空く。
そしたらその穴は絶対誰かが埋めるし、キャリア的にも遅れをとるから将来的に収入にダイレクトに影響がある
万一つわりがひどかったり肥立ちが悪いと職場復帰自体年単位で困難な可能性がある
妻の母がそのタイプで妊娠3周目から出産までひどい悪阻、出産時は多量出血でタヒにかけ、正社員として戻れたのは妊娠から5年後
専業主婦の祖母がいてもそんな状態だったらしく、万が一妻がそうなってしまうと一瞬で家計が傾くし、
俺たちは頼れる親族がいないから、妻が社会復帰が困難なくらいダメージ負った場合、俺が育児しつつ就活することになり正社員復帰が困難極まりない
男女平等は素晴らしいけどさ、女性が働くとやっぱ子供は難しいわ
妻の親が施設に入れたら俺が正社員復帰してワンチャンあるか?とも思ったけど、それがいつになるかわからん以上、やっぱ無理そうだな
妻が「今の仕事が確実に維持できることが確証としてあるなら子供産むけどね
ほんと、そこだよ。女性が妊娠出産で働けなくなる期間ができるのがリスク高すぎる
洗濯不足ではない。何かしらの悪い夢を見ていたに違いない。
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妻と子どもの騒ぎとTVの喚きと朝の交通で増加する外からの音量。
目を瞑って気持ちを整えなければならない。出勤まであと40分。
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もともと私が兼業主夫、しかし夜のシフトがある現場への異動要請。
子どもが小学校入学にあたるタイミングで誰も面倒を見られるなくなる。
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家庭の事情による転職、別業種、向いていると言われ、自分でもそう思った。
契約社員、その程度の仕事だ。手取り16万弱、ただ8:30-17:15、休暇は取れる。自宅から25分。
給料は除いた条件で選んでそうなった。
正規への道もあることはある。求められる資格の通信教育を始めた。
でも好きな仕事ではなかった。入って3ヶ月で気付いてはいた。1年7ヶ月、介護職。
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大学卒、小学校教諭、1年で迫られた自主退職、諦め切れず臨時採用で続けた。
児童に厳しくできない。荒れる。やはり、向いてはいなかった。転々とし安定しないのもネックだった。
職業訓練校、ビルメン、7年続いた。便利に使われたが楽しかった。結婚できた。子も授かった。
最後の挨拶では皆ちょっと涙ぐむほどだった。円満な退社だったと思う。
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アクシデントの責任を一方的に取らされた。眠れなくなった。仕事中ふらついた。詰められた。休んだ。
休みが続いている。いや、もう無理だ。もういい。
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そうだ、転職しよう。
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ところで一行空けができないんだが。
俺はもっと家事をしたい。家事労働はヒトを幸せにする。掃除や洗濯や修繕や調理を通じて、また、傾聴や会話やスキンシップを通じて、妻や子どもに尽くしたい。それこそがヒト(俺に限らない)の幸せに直結することだからだ。
ヒトは群れで生活する動物だ。他の構成員をケアし、食べ物を分け合って一緒に食べることに幸せを感じる。これは本能だ。また、ヒトは子育てする動物だ。同じ性質を持った他の生物と同様、子育てに喜びを感じるようにあらかじめプログラムされている。
ベンジャミン・フランクリン効果(助けた相手のことを好きになるという認知的不協和)も無視できない。手がかかる子ほどかわいい、という結果は、手をかけたという事実が生むものだ。家族に尽くせばつくするほど、家族への愛着は深まる。
幸せというのは、受け取った愛情で決まるのではなく、与えた愛情で決まる。愛されているから幸福なのではなく、愛しているから、愛を表現しているから幸福なのだ。実際に手をかけて、家事をし、話をし、食卓を囲むことで、そのように愛情を行動に移した者の幸福度が上がる。家事はその担い手を幸福にする。
しかし現実、俺の家事負担は小さい。週にわずか6回、土曜の昼食から月曜の朝食の調理(買い出しと後片付けを含む)を担当しているのと、家や家財や車や自転車などの修繕全般を担当しているほかはすべて手伝い程度で、家事らしい家事は何も担当できていない。俺が長時間の賃労働に縛り付けられているためだ。
家事だけではない。育児も限定的だ。子どもの世話をしたり、子どもとともに食卓を囲んだり、さまざまな話をしたり、勉強や料理やスポーツを教えたり、宿題を手伝ったりといった、育児にかかわる時間の大半を賃労働に奪われている。これもまた、俺のヒトとしての幸福を大いに損なっている。
本邦の男女には世界一の幸福度格差(女性の幸福度が高く男性のそれは低い)がある。これを男性の視点で説明するなら、賃労働負担の大きさと、家事参加の少なさという両面が原因だ。とりわけ家事の少なさは重大だ。我が国の男性は世界一家事をしない。多くの男性は幸せを賃労働に奪われているのだ。
我が家も結婚当初は、夫婦両方がフルタイムで働きつつ、平等に家事を分担し、夫婦の両方が幸福を感じていた。だが子どもができて夫婦で話し合った結果、俺がフルタイム労働でさらに残業を増やして家計を支える中心となり、妻はパートタイム労働の兼業主婦になることにした。
俺がパート主夫になる案も真剣に検討したものの、却下せざるを得なかった。理由は、当時30代前半だった俺が昼間にパートまたは時短で働けて、家から近い職場がないことだった。ジェンダー不平等を実感したのはこのときだ。オッサンが兼業主夫になるのは非常に難しい。
結果、俺は大半の家事を妻に任せ、ごく一部しか担当できなくなってしまった。うちの場合、家事全般について妻より俺のほうが得意である(あくまで自己評価だが)にもかかわらず、だ。逆に、賃労働の能力は俺よりも妻の方が高い(と俺は思う)にもかかわらず、彼女はフルタイムの労働を失った。
俺は、この国のジェンダー不平等を恨んでいる。俺を賃労働に縛り付け、家事や子育て(つまり俺の幸福)を奪ったからだ。
また、ほどよく分担できていれば、家事労働はそれをする者を幸福にする。だが、過分に割り当てられてしまえばそうも言えない。俺の妻はそれほど家事全般が得意でないにもかかわらず大半の家事を負担しており、せっかくの家事労働の多くが単なる面倒なタスクになりがちだ。これは幸せなことではない。
ジェンダー・ギャップ、幸福度格差、不公平な家事負担、結果としての男女の賃金格差などはすべて、要するに労働問題だ。男女で賃労働と家事を公平に担当しにくい現行制度に原因がある。なので以下のようなことを強力に推進すれば、諸問題はすべて(少なくとも我が家が抱えているものはすべて)解決する。
俺は「意識のアップデート」だの「意識改革」だのというものには期待していない。そんなものに期待していたら、ジェンダー・ギャップは永遠に解消しない。なぜならジェンダー・ギャップは、制度的な介入をせずに放置していれば自然に拡大していく性質を持っているからだ。
これは良い悪いの話ではない。生物としての自然な本能と、適応の結果に過ぎない。
まず女性の上昇婚志向がある。これは世界中のどんな社会にもあるものだそうなので、生物としての本能と言える。より多くの資源を獲得する能力を持つオスに魅力を感じることは、生物としてまったく自然だ。そして、ヒトのオスがそれに適応しようとするのもまた本能であり、生物としてまったく自然なことだ。
ただし社会全体でこの本能に適応すればするほど、ジェンダー・ギャップは拡大する。女性の上昇婚志向に適応した男性たちは、すべての資源を男性たちだけで独占し、資源へのアクセス権を女性から剥奪する。前世紀まで、まさにそのような社会が世界中で構築された。
このようにヒトの本能はジェンダー・ギャップを拡大し固定化する方向に作用するため、ジェンダー平等が自然に実現することはない。相手は無意識下の本能だ。意識改革では解決できない。制度改革でしか実現できないものだ。
現実的な解は、強制的なクオータ制の導入だ。繰り返すが、意識で本能は変えられない。だから制度を変えるのだ。クオータ制は、結果平等の観点で厳格なものであればあるほどよい。
政治家や企業役員はもちろん、あらゆる職種で男女比が1:1なるように枠を設け、罰則付きで厳格に運用する。外科医も、看護師も、消防士も、保育士も、研究者も、レジ係も、漁師も、助産師も、土木作業員も、歯科衛生士も、自衛官も、すべて男女同数にする。当然、仕事内容も拘束時間も賃金も男女平等にする。
当初は各職業における職能水準の低下が問題になるだろう。しかしそんなものは、ほんの20年か30年もすれば解消される。学齢期や新卒時を見ればわかるとおり、平均的な女性の能力は平均的な男性のそれを上回っている。クオータ制の導入で一時的に起きる職能水準の低下の問題は、ほどなく時間が解決するだろう。
賃労働も家事労働も、男女がどちらか一方に押しつけることなく、平等に負担し合う。夫婦のそれぞれが週に20〜30時間ほどずつ賃労働を負担し、あとの時間で生物として家族としての幸せを追求できる世の中になるのが理想だ。
こうなるともはや、主婦(主夫)という概念は崩壊だ。だがそんな概念は産業革命以降にでっち上げられたもので、男性を賃労働で使い倒すための便利な、そして非人道的なジェンダー・ロールだ。こんなものは徹底的に破壊し、すべてのヒトがヒトとしての幸福を追求できる社会を目指したい。
最後にもう一度強調しておく。家事労働を制限されることは、幸福を制限されているに等しい。より多くの賃労働を負担している者は、幸福度において劣後する。
しかし、現行の制度の中で各家庭が個別に部分最適化を進めれば、多くの家庭では、夫は賃労働の奴隷、妻は兼業主婦、という形をとることになる。これは不幸なことであり、制度そのものを改めるべきである。そして、ここまで述べてきた制度改革の過半は、すでにアイスランドなど北欧諸国において実施されている。
じゃあ今の男は戦ってないから
社会が押しつける男性らしさを発揮するために働いて外に出て戦ってるでしょ
それでだめになると社会からお前はダメなのだとレッテルを貼られるから
どうしようもなくなっていって男性の自殺者は今も昔も多いんだけどわかってる?
女が男の奴隷になっていたのではなくって、女は家を守り男は外で戦っていただけの話しを奴隷だったんだとか
その現代論理感を捨てろって言ってるのに現代論理感でしか語れないのか?
現代においても別に専業主婦になりたい女性がいたっていいし兼業主婦になりたい女性がいたっていいしバリキャリで働きたい女性がいたって良い。
同時に専業主夫になりたい男性がいたって良いし兼業主夫になりたい男性がいたって良いしバリキャリで働きたい男性がいたって良い。んだよ
どっちも成立するべきなのにもかかわらず社会は後者を否定的に捉える風潮がある。
だから、男は辛いんだけど社会が求める男性らしさのために男は限界まで走って行くからその先が突然の死になりやすいの。
俺は前者のほうがいい。兼業主夫になりたい。
東大祝辞を読んで、どう受け止めたらいいのか考えている兼業主婦です。
いや、東大祝辞はあまり関係ないのかも…ずっと感じていたことのメモ。
まだまだ、男尊女卑があって、女性が評価されない社会なんだろうなと思っています。
その一方で、私のような「学歴」や「仕事」をそもそも選択しなかった「母親」という女は、どこの数にも入れて貰えていないなぁ…といつも感じています。
夫はとてもよく(時に私より)家事をしますし、育児などは子供かわいさで率先してやっています。
兄も、弟も、結婚して子供が産まれて、驚くほど家庭に関わっています。
きっと、昔よりずっと主婦や妻や母は、家事育児を自分だけでやらなきゃいけない、という思い込みを無くせてきているのでは。
それでも、
それでも、やっぱり産むのは母親です。
10ヶ月の妊娠期間、自分の身体は自分のものでないような状態になります。
つわりはじめマイナートラブル、切迫流産、心理的なプレッシャー…、これは産む性として仕方のないことです。
そして産んでから1ヶ月はまともに動けず、そして一年かけて身体を正常な状態に戻していきます。
そしてこの期間、仕事に専念できなかったり、仕事をやめたり、休んだり、重要な立場から遠ざかったり…キャリアは止まります。
夫は育休を取ってくれました。
しかし、産んだ本人の私も身体のために一年半仕事から離れました。
私はまたつわりで休み、産休をとり、育休をとり、キャリアは止まります。
どちらか、を選ばなければいけないと思ったからです。
両方選ぶことももちろん可能でした。しかし以下のことを考えた結果でした。
大学…大学院への希望もありました、研究がしたい、でも卒業して就職して、あっという間に高齢出産の35歳。
きっとその頃には仕事が楽しく忙しい、いや、仕事で苦しんで他のなにも手につかないかも。
10ヶ月妊娠しさらに1年休む…復職してしばらく働きまた妊娠…
これを三回繰り返すことを思うと、院まで進めば高齢出産リスクになるだろうことや、休みながらの専門的な職業は難しいのではと思い、決断したことです。
現在の職業も、妊娠トラブルでも休めるような、辞めるとしても誰でも代わりがいそうな事務を選びました。役職もありません。
多くのフェミニストたちは、進学率や、就職率、管理職比率の男女比を5:5にしたいと思っているのかもしれません。
でもそれは、私のような産む選択をした母親たちにも「進学するべき」「働くべき」「昇進するべき」と言っているようで、時々苦しくなります。
産むという女特有の選択をしたばっかりに、男女平等の足を引っ張っていると言われているようで。
産んでから夫婦の役割として話し合い、納得して専業主婦になる人もいます。
産んでから復職したくて、夫が家事育児をして母親がキャリアを積んでいく人もいます。
でもやっぱり、産む人には妊娠期間と産後は×子供の数だけ、必ず年単位であります。
でも、できればその産む選択をした母親が出産に専念し、身体を休めている間のことを、「女性差別されて進学や会社の中に入れなかった被差別者」としてカウントして欲しくないんです。
その学校のなか、その会社のなか、その職業のなかで男女比が偏っていたとして、女性が少ないことをみんな差別だと感じるのはごく自然だと思います。
でも、社会の構成員として、私たち母親も数えて入れてほしい。働いてないけど、進学してないけど、ここにいます。
女性の半分が産まない選択をして進学やキャリアの道を突き進んで行っても、残りの半分の女性が産む選択をして、そこから自分で下りることを許してほしい。
5:2.5:2.5であることも許してほしい。
祝辞で語られたような女性差別や、男女どちらでも性別による差別は本当になくなればいいと思っています。
その人個人が望む道へ、選択へ進むことに、障害が少なくなればいい。
子供たちが育ったあと、私もまた学問や、専門的な仕事へ挑戦するかもしれません。
あるいは、三人目を産み、専業主婦になるかもしれません。
あるいは、体力がもうなくなりこのまま事務を続けて趣味などで余生を過ごすかもしれない。
ただ、いまは、子供たちを安全に産むことが望みです。その間も、「社会の構成員としての数」に数えてもらえたら嬉しい。
勝手に子供産んだくせにと言われる昨今、それでも私は産む選択をしました。
重大な仕事だと、信じて選びました。
それでも、私という女を、進学させ働かせ昇進させなければ男女5:5を達成できないと言うなら、あんまりにもしんどいです。
しんどいです。
疲れちゃいます。
走り書きでごめんなさい。
※※※※※※🙋
4/14
色々なコメントありがとうございます。
勘違い…気のせい…そうなのかも知れませんね。私の気持ちのなかだけの問題なのかもしれません。
専業主婦と勘違いされている方もいらっしゃいますが、兼業主婦です。
フルタイムで残業なし定時勤務。負担少なめな毎日同じ書類事務。
第一子は女の子ですが、三人産んでもみんな大学へ行きたいと言っても叶えてあげられるように共働きです。
夫は家事も育児もよくします(手伝ってくれる、ではなく自身の責任のように)。
そういう意味で、夫は兼業主夫ですね。話し合い、経済的にも夫は管理職を目指すということで、今後は私が主に家事を担うでしょう。
女性だけが育児や家事を選択できる、または押し付けられる、とは微塵も思いませんし、夫婦間でその割合は働き方や経済力を考えて家族ごと、自由に取り決めたら良いものだと思っています。
なので、「家事育児を私(母親)」という話は記事でもしませんでした、あくまでも産前産後の肉体的な、男性に半分分けられない部分の負担のことです。
育児のこと?と思われた方も多いかも知れませんが、もちろん夫婦二人で分けあっても育児は大変なものでしたが、産前から切迫流産で入院、産後も輸血、子宮復古不全などという肉体的な休息や回復期間のままならない身体…、その間仕事のことを気にしなくていいのは気が少し楽でした。
ご指摘の通り、夫や家族、職場にも幸運にも恵まれて、私の望む選択の結果としてとてもよい環境だと思います。
なので、進学や仕事に関する選択に恨みがあるとか、後悔があるということでは全くないのです。
ただ、もっと大変で不幸で、選択が上手くいかなかった人も、選べなかった人もいるのだから、好運なあなたは黙っていなさい、と口を塞がないで欲しい。
この世で最も不幸なただ一人だけが、望み求めることを許されるのでしょうか。
産んでもキャリアに戻れるような制度、とても大切だと思います。
産みたい、それが仕事でも進みたい気持ちを妨げるものにならないように。
産んだあとに挑戦できる、学び直せる、専門的に働ける、そんな社会がいいなと思いますし、私の周囲にもそんな選択をした人もいます。
休んで止まっている空白のキャリアに、産む選択をせず休まなかった人に劣らない「補填」を求めているわけではいんです。
(もちろん、その補填を必要とする方もいます、出産がリスクだけ、損だけだと思われるのはおかしい)
私の選択は、肉体的、精神的、時間的な負担を仕事に大きく割かない、10年かけて子どもを三人産み、その子供たちが進学の選択をしたいときに選ばせてあげられるだけ夫婦で働く、という選択でした。
この選択と、いまだ試行錯誤している家庭生活、バランスとれてるぞ!とホッとしている産後の自分、これが弱い弱い女性被害者の姿だと数えられたらとても、かなしい。
そんなん仕事の情勢次第と人格次第じゃん。技術、営業、総合、職種はいろいろ。
人間を属性でしか判断できないクソ人事が、よくこういうクソ設問ぶら下げて増田に愚痴りにきてるけど。
20年後のその人がどこにいてどの仕事してるか性格加味して想像すれば自ずと男女とか属性だけで決められることじゃないってわかるでしょ。容姿なんて20年後は努力しかのこらないの小池さんのアイラインみればわかるでしょうよ。
なおこの設問で思い出した自分の女性の先輩はキャリアの邪魔になるから社長の息子と離婚して兼業主夫と結婚しなおしてた。体格小さいのに気が強くて男性部下や同僚にかなり恐れられてたから結果はご想像通り男性同僚押しのけてたね。決して美人顔ではなくても化粧もしてたし自分の顔が見苦しいなんて1ミリも悩まない感じだった。