はてなキーワード: 予算委員会とは
橋本聖子五輪相は3日の参院予算委員会で、新型コロナウイルス感染拡大の影響が懸念される東京五輪の開催可否の判断時期を巡り「公式見解ではないが、国際オリンピック委員会(IOC)委員から5月末が最終期限ではないかとの発言があった。5月末が大きな基準になっているのではないかと思う」と述べた。
同時に各国・地域の国内オリンピック委員会(NOC)やIOC委員に対する情報発信に力を入れる考えを表明。「IOCが確信を持ち、東京大会を安全に開催できると決断していただけるよう努力する」と強調した。
202/03/02、松川るい参議院議員が国会にて「高齢者は歩かない!」「親が仕事休め!」という野次を飛ばしたという情報が。前者は実際蓮舫議員の質疑を見ていて、野次そのものは聞こえていなかったが、直後に蓮舫議員が質疑で触れたので知っていた。後者については記事の類にはまだなっていないが、塩村あやか参議院議員がTwitterでそう報告している。
2020/02/27、棚橋泰文衆議院予算委員会委員長に対する解任決議案が提出され、主旨演説に立った立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム会派の本田平直議員の演説の中で、国会での野次についてのくだりが個人的に面白かったので書き起こしをしたので読んで頂きたい。
===ここから===
この際、せっかくの機会ですから、国会における野次について私の考えを述べさせてください。
もちろん私の会派内、ましては日本共産党さんにはご立派な野次をしない方もたくさんいらっしゃるので、会派の意見ではありません、私の考えであります。国民の皆さんの中には、野次について、ま、学校の教室になぞらえ批判をされる方もおられます。私も野次が少ない方ではありませんので、お叱りを受ける場合もあります。まだまだ私は野次は議場の花と言われるような、当意即妙で歴史に残る、多くの方が納得するような野次ができているとはとても言えません。
しかし、私個人は議会を正常に運営するために、野次が必要な場面や野次が役立つ場面がやはりあると考えています。
まずそもそも、閣僚が答弁ができなかったり、質疑が噛み合わない場合です。理事が協議を求めてる場合などに、速記・時計を止めないなど、委員会上が明らかにおかしい場合は特にそうです。私が抗議の声を上げることで、ようやく棚橋委員長も、1分2分遅れて速記を止め、私が声を上げてようやく、質問者の質問時間を守ることができました。これでも野次はおかしいですか?
また、本会場で我が同志の森山裕之君がよくやりますが、法案の問題点を端的に指摘する野次などは、私も聞いていて大変勉強になります。我々は当然自分の所属委員会や関心分野の法案には詳しいですが、この場で採決に臨む際に、全ての法案に詳しいとは限りません。こうした法案に対する、「それはおかしいじゃないか!」こうした野次は、セレモニーになりがちな本会議を活性していると私は考えています。
さらに、もう一つ許されるべき野次は、立法府にチェックされるべき行政府閣僚の答弁が論理的ではない、整合的ではないなどの場面です。事実ではないそういう場合です。我々は、みなさんもお気づきだと思いますが、政策の方向性が違うからといっていちいち野次ってません。お気づきだと思いますが、委員会で与党の皆さんが質問する時には野次ってません。我々が野次ってるのは、政府のおかしな答弁に対してです。
それに対して、与党の皆さんは同じ立法府の仲間である我々が質問をしている時に野次ってるわけで、全く整合性がないと思ってます。
ま一方で、野次もいい話ばかりではありません、当然慎むべき味もあります。単なる誹謗中傷はいけませんし、結局どなたが発言したか名乗ってませんが、先日の選択的夫婦別姓をめぐる質問の際の、「だったら結婚しなきゃいいじゃないか!」とか、沖縄で相次ぐヘリ事故の際の、「それで何人死んだんだ!」など、実際にその問題で苦しんでいる国民がいる問題での心無い発言は論外だと考えます。
少し、棚橋方式を改めてきちんと読ませていただきます。(( 筆者注: 棚橋委員長は、わざと極端にゆっくりと名前を読み上げる場合が結構あり、それを与党の皆さんにも体験していただきたいと、ゆっくり目に演説をしていた/脚注記法機能しないぞどうなってんの? ))
私が大問題だと考えるのは安倍政権で顕著な閣僚席からの野次です。本予算委員会での安倍総理から辻本議員への野次は本来謝罪では済むものではなく、懲罰になってもおかしくない発言です。
今国会、極めて不公正な棚橋委員長でさえ、閣僚席からの野次への注意を15回以上もしています。茂木外務大臣などは常連で、質疑が紛糾すると全く所管外にも関わらず、ここは俺がとでしゃばります。
特にひどかったのは、違法な検事長の定年延長のせいで、支離滅裂な答弁を強いられた、ある意味お気の毒な人事院局長の答弁後、背後からパワハラまがいに「帰れ帰れ!」と指示。人事院は内閣から独立した機関で、ましてや局長は外務大臣の部下ではありません。国会がどういう目的で、行政府の皆さんを国会にお呼びしているか考えれば、閣僚席からの野次などあり得ないと思います。
野次ではありませんが、総理が審議の中で民間のお寿司屋さんの名前を、私が数えただけでも24回も意味不明に繰り返しながら、野党議員を嘘つき呼ばわりするなど、委員会の品位は大きく傷つきました。棚橋委員長が制止すべきは野党議員の発言のいちいちではなく、これらの総理閣僚の野次や、不適切な発言だったことを強く申し上げたいと思います。
===ここまで===
冒頭で触れた松川議員の2つの野次は、本田議員が指摘する「実際にその問題で苦しんでいる国民がいる問題での心無い発言」にほかなりません。高齢者施設において、コロナウィルスは差し迫った命の危険に直結する問題ですし、自由に休みたくても休めない親達への想像力に欠ける発言も言語道断です。
個人的には、野次や不規則発言を完全に排除してしまうと、明らかにおかしい発言や議会運営が傍目に分からなくなってしまい、見る側にとっても不利益が大きいと考えます。一切の野次が許されないため、閣僚の滅茶苦茶な答弁がすっと流されたり、棚橋委員長のような不公正な裁定がスルーされてしまうのはもはやディストピアです。本演説中、与党サイドからも野次は飛んでいます。動画が挙がっていますので確認したければしてみてください。自分は議員の発言に議員が野次を飛ばしてもいいと思うし、どこに野次が飛ぶかどんな野次が飛ぶかも興味深い、必要悪であり、必須のものだと思っています。
塩村議員に、Twitterで「野党の野次は数えた?」などと絡む人がいますが、議員は「やじが悪いというより、内容がまずいのです。」と一刀両断しています。自分も全く同じ考えです。
与党支持者かつ、野次は絶対許さないという方は、これから自民党がまた下野した際にも同じことが言えるか、過去の民主党政権時に野次が完全に許されなかったらどうだったかなど、想像してみてください。
自分は勿論、どこが与党でどこが野党でも野次は必要悪であり、かつ必須のものだと断言します。勿論不適切な野次はあり、国会内での発言である野次に責任が伴う事は付け加えておきます。
https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/kensatsu
ここらへんの玉木議員の流れのどこか。
2020年2月26日 衆議院予算委員会 集中審議 - YouTube
https://youtu.be/ZwKh1Olb6vo?t=20638
入れなくていいって規定もない。
安倍:そうなの?
茂木:うん。
確かに「日」とか「時」で引いてもそれっぽいのは見つからない。
「保存期間及び保存期間の満了する日を設定しなければならない」みたいなのはポツポツある。
でも
公文書等の管理に関する法律 データベースに未反映の改正がある場合があります。
最終更新日以降の改正有無については、上記「日本法令索引」のリンクから改正履歴をご確認ください。
最終更新: 平成二十八年十一月二十八日公布(平成二十八年法律第八十九号)改正
https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=421AC0000000066#2
(目的)
第一条 この法律は、国及び独立行政法人等の諸活動や歴史的事実の記録である公文書等が、健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源として、主権者である国民が主体的に利用し得るものであることにかんがみ、国民主権の理念にのっとり、公文書等の管理に関する基本的事項を定めること等により、行政文書等の適正な管理、歴史公文書等の適切な保存及び利用等を図り、もって行政が適正かつ効率的に運営されるようにするとともに、国及び独立行政法人等の有するその諸活動を現在及び将来の国民に説明する責務が全うされるようにすることを目的とする。
人事院が法務省に出した文書「勤務延長に関する規定(国公法第81条の3)の検察官への適用について」は
https://blog-imgs-134.fc2.com/n/o/r/noranekookayama0424/1582698272166.jpg(http://noranekookayama0424.blog.fc2.com/blog-entry-1775.html)
(決裁もだが)今回は日付が争点のひとつであり、日付がないと「説明する責務が全うされ」得ない(あとから設定追加しても信頼度低下)。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.nishinippon.co.jp/item/n/582753/
桜で首相「募集でなく“募っている”認識」|日テレNEWS24
https://b.hatena.ne.jp/entry/www.news24.jp/articles/2020/01/28/04585871.html
紛糾はしたが議会は止まらなかった。程度問題は置くが、このやり方は正常ということになる。
衆議院予算委員会では7日、公文書管理を担当する北村地方創生担当大臣が「桜を見る会」の推薦者名簿の保存期間に関する法律上の根拠などについて明確に答弁できず、野党側が反発して退席しました。
休憩、散会で議会が止まった。これは正常ではない、ということになる。
北村大臣が週末をかけてできる対策のひとつは、前者のやり方を学ぶ、そういう意味でもある。
北村大臣への対応、つまり休憩散会を前者に適用できなかったのか。「募集ではなく募る」をはじめとした難解かつ理解不能な答弁の飛び交う議会は正常ではないと。そういう理屈で止めることはできなかったのか。または今後できないのか。
・・・止めてもどうもならんな。抵抗の意思表示をしてもな。必要なのは実効性だと思うし。
・・・いや結局のところ野党というのは世論にアプローチしてなんぼなんだから、そういうのは結構効くんじゃないか。サボりだなんだじゃなく好印象で外に伝わるって条件は必要だけど。
ちょっと国会止まっても別にいっかって感じの雰囲気ないの今。あるっしょ、厚労大臣は議会を離れてもいいからって。
あるわけないだろってのも分かるけど。
与野党は新型コロナウイルスへの対応を優先させるため、質問されない場合、加藤厚生労働大臣が予算委員会を離れることを認める方針で合意しました。
そんな感じ。
「スピン」とはもともと世論誘導や偏向報道のことを指しますが、日本では特に「政府にとって都合が悪い問題から世間の目を逸らすために芸能人の逮捕などをする」という意味で広まっています。
ちなみに民主党政権のころには、民主党が「スピン」をかけていると糾弾されることもあったので、ウヨク・サヨクはあまり関係がなく、とにかく政府やマスコミを信用しない人間が使うということですね。
薬物問題は、逮捕の時期をあるていどコントロールできる(と思われている)ので、スピン報道の疑惑がかけられやすいです。
(実際には薬物の所持・使用は現行犯で逮捕しなければならないので慎重に狙う必要があるらしいですが)
以下は2015年以降の主な政治問題と主な薬物逮捕の年表です。
(主観だけど)特に話題になったかなーという事件は太字にしました。
これを見て「やっぱり狙ってるじゃないか」と思うか「やっぱり関係ないじゃん」と思うかはあなた次第だ!
週末に共産党が質問して話題になってるけど、過去の首相動静を見てると毎年堂々と「安倍晋三後援会 桜を見る会前夜祭」に出席と書かれているわけで、政治記者も政治家にとっても、自分の後援会の会員を呼ぶのは当たり前だったわけでしょう。
10月18日に立憲民主党の議員が毎日新聞で桜を見る会について批判的な文章を投稿してるけど「総理には毎年桜を見る会で上京することを楽しみにしている支援者がいるのかもしれないが」とあって、みんな知ってた訳だし、これが利益供与だとも思ってなかったわけです。
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20191017/pol/00m/010/003000c
当たり前のことすぎて政権に批判的なはずの朝日新聞もまともな記事を書けてなくて、出遅れているのだと思われます。
自分の選挙区の知り合いを呼んで飲み食いさせるのが当たり前だったから、自民党議員も招待された後援会の人もヤバいことと思わず嬉しそうにブログとかに書いてたわけでしょ。
ただ共産党だけは一ヶ月前の10月10日の時点で指摘してました。共産党ですらこのタイミングなんですよ。何年も桜を見る会も後援会の前夜祭もやってるのに。
https://mainichi.jp/articles/20191010/k00/00m/010/276000c
上のインタビューも朝日新聞では取り上げてなく、毎日新聞だけが共産党の記者会見のあと追いかけていたので、この土日でいくつか記事が書けたのだと思われます。
さらに明日月曜日は朝刊休刊日のためこの件が新聞各紙で取り上げられるにしても早くて火曜日です。
このタイムロスは案外大きくて、その間に政権側はマスコミ対策にも十分な時間がとれます。多分火曜日に記事を書いてもあまり政権にダメージにならない。
例えば後援会の850人の前夜祭を含めた顎足枕を全部公費で出してたら、首相の立場は危ういけど、金曜日の予算委員会で自腹で来たと行っているのでそれはないかと。ただ山口県には、東京にいく交通費と宿泊費と立派なホテルの食事を出せる人が850人もいるのはすごいと思う。みんなよく自腹で行きますね。そんなに桜を見る会に行くってステータスなのかしら。
どう考えても政治家のポケットマネーでやったら一発で公職選挙法に引っかかることが、公費でなら問題なしになるのは明確におかしい。むしろ私費よりもずっと悪い。普通なら内閣総辞職になってもおかしくない。でも、何年間も目の前で行われてきたことをマスコミも野党も完全にスルーしてたわけで、今更そんなことで騒ごうとしても、流石に無理じゃないかと思う。
だから公費を使った選挙区民への利益供与で安倍政権が崩壊することはないし、これからも形は変わるけど堂々と行われるのかなと思う。この国はおかしいんじゃないか。そしてこんなの総選挙で自民党が勝てばすぐに忘れられるでしょ。
こういう今までみんなやってきたことなのに後からNGになって政権が潰れたり政治家が捕まったりやめた例ってあるのかな。検察はこんなことで動いたりするのかな。
https://twitter.com/knife9000/status/1191994547351375872
(後略)
テレビやラジオその他、耳から入ってくる情報でさんざん報道されまくってる問題で、今の文部科学大臣は「萩生田(はぎうだ)」文部科学大臣であることは、日本の多くの人が知っていることである。
にもかかわらず、Dr.ナイフは、Twitterで一言打っちゃうほどの憤りを持って書き込む際に、「荻生田」と入力してる。秋田には荻生田という地名があるみたいなので、「おぎゅうだ」と入力すれば「荻生田」と変換されるかもしれないが、「はぎうだ」「はぎゅうだ」と入力して、「荻生田」と入力されることはありえない。
つまり、Dr.ナイフは、「はぎうだ(はぎゅうだ)」と聞いて知っているのに、指は「おぎゅうだ」と動いてしまっているのか、「はぎうだ」という発音が「おぎうだ」と聞こえているのか、まあ何らかの問題を抱えていると思われる。あーそれか、聴覚障害抱えてて、あれを「はぎうだ」って読むことを知らない状態で空目して「荻生田」だと思っているのかもしれない。それなら仕方ないか。
この萩生田については、社民党やら産経新聞、いくつかのTwitterアカウントでも誤字が見つかっているらしく、こういう特殊な誤字は、身元や複垢の存在がバレやすくなるし、ちょっと気をつけたほうがいいと思う。なんにしても、いいこと言っても誤字だと余計な横槍が入って本筋から逸れがちってのが一番の懸念だね。漢字がよくわからないなら、「アベ」みたいに「ハギウダ」って書いちゃえばいいと思うよ。
あと、身の丈発言については萩生田の責任だが、英語民間試験問題は、前任の柴山昌彦に重大な責任があるので、二人揃って批判されまくるべき。柴山は大臣だった記録をさかのぼって抹消すべきレベルのクソ
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/knife9000/status/1191994547351375872
…と思って書いてみたんだが、はてブでも誰も気づいてないんだな。みんな文字なんて気にしてないんだから、「花生田」程度の誤字もバレなさそうだ。字面なんて気にしてない人が多いから、この際中身に合わせて「💩生田」って改名したらいいと思う。
http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/33949.html
たとえば、1991年8月27日の参議院予算委員会において、外務省の柳井俊二条約局長(当時)は、「いわゆる日韓請求権協定におきまして両国間の請求権の問題は最終かつ完全に解決したわけでございます。その意味するところでございますが(中略)日韓両国が国家として持っております外交保護権を相互に放棄したということでございます。したがいまして、いわゆる個人の請求権そのものを国内法的な意味で消滅させたというものではございません」と答弁している。
日本の最高裁判所は2007年4月27日、中国人強制連行の被害者が日本企業の西松建設に賠償を求めた判決で、中国との間の賠償関係等について外交保護権は放棄されたが、被害者個人の賠償請求権については、「請求権を実体的に消滅させることまでを意味するものではなく、当該請求権に基づいて訴求する権能を失わせるにとどまる」と判断している。この最高裁判決の後、勝訴した被告の日本企業西松建設は、強制連行被害者との和解に応じている。この最高裁の解釈は、韓国の元徴用工の賠償請求権についても、当然あてはまる。この最高裁の解釈によれば、実体的な個人の賠償請求権は消滅していないのであるから、日本企業新日鉄住金が任意かつ自発的に賠償金を支払うことは法的に可能であり、その際に、日韓請求権協定は全く法的障害にならないはずである。
安倍首相の日韓請求権協定により「完全かつ最終的に解決した」という国会答弁が、元徴用工個人の賠償請求権は完全に消滅したという意味であれば、日本政府のこれまでの見解や日本の最高裁判所の判決への理解を欠いた答弁であり、完全に誤っているといわねばならない。
この弁護士、ものすごく慎重な書き方しているのがよくわかった。
賠償請求権をもとに裁判所に裁判上の請求ができないということになるものの、裁判所は請求内容自体は明らかにすることができるので、それを参考に自発的かつ任意に和解なりなんなりしてくださいよ、という解決ができたし、07年は実際、そういう結果になった。
じゃあ、日韓請求権協定もまた日中共同声明と同じように、請求権は実態として消すことはできないことは認めるけど裁判に訴える権能を否定する、という理屈になっているのか?と思って調べてみると、
そういう書き方になってた。
韓国大法院判決(2018年10月30日新日鐵住金徴用工事件)を読む (1/2)
第2条1項よりー
・・一方の締約国及びその国民の財産、権利及び利益として、本協定の署名日に他方の締約国の管轄下にあることに対する措置と、一方の締約国及びその国民の他方の締約国及びその国民に対するすべての請求権として同日付以前に発生した事由に起因することに関しては、如何なる主張もできないこととする。
この別の弁護士によると、請求権の範囲について日韓で確認した【韓国政府の対日要求8項目】には、強制動員被害者の精神的肉体苦痛に対する要求も含まれていたことは大法院判決も認めているが、植民地支配の不法性に直結する請求権まで含むものではないとして、その慰謝料請求権は請求権協定の対象外としている点が不可解だという。
全くごもっともだ。強制動員ってまさに植民地支配に起因することなんでね。そんなことを言い出したら、植民地支配の不法性ってなんだったかについて、両国で再定義しなおさないと話がおかしい。
要するに、韓国の大法院の請求権協定の解釈が日本のそれとは異なっていた、ということで生じている問題なのだということはなんとなく知ってはいたが、