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2023-11-02

家のインターネットが急に死んだ

昨日の夜の12時ちょい過ぎ、急にぱたんとつながらなくなった

優先でつないでるPCWi-Fi接続してるスマホもだめ

仕方がないので一旦WMP適当アルバムかけながら就寝

6時ごろに起きて配線や機器リセットなど再確認したがやっぱりだめ

とりあえずプロバイダにお問い合わせしてみたけど復旧するんだろうか

週末ネットなしはさすがにきついぜ

2023-10-28

あれやっぱりバランス変だったんだなー

たまたま思い付いてGS1200SSを動画サイト検索してみたら発売当時のインプレアーカイブ動画があって聴いてたら「GSX-R1100よりもカウルの幅やスクリーンが大き過ぎる」って言っててワイも当時から(なんかコレ横から見ると前後に寸詰まりカウルタンク・シートなんだよなー)と憧れては覚めるのを繰り返してたので、やっぱ変やったんや!とわかった

あと、当時の雑誌インプレ記事や後の評価を読んでも「期待して買ったらぜんぜん早くないし…」てな話ばっかりだったんで、それも調べてるうちに覚めちゃう原因のひとつだった

というわけで、コレは結局『メーカー公式カフェレーサー』だったんだなー、と

やっと納得できてヨカッタヨカッタ

動画を漁ってたらなんと当時のメーカー作成PVが出てきて動画タイトルバックになぜか歌手曲名があったんでさら検索したらゼロ年代初っ端に『裸足でギターからかけてステージ走り回る』ので話題だった女性シンガーの大ヒットアルバムの中の一曲で…!)

※そこにしか量の多い記述がないので何度も訪問してる『~系譜サイト記事では8耐GS1000オマージュレプリカって書いてあるのはもちろん知ってるけど、できた物の仕上がり具合を当時の状況からみるとワイの見解はこうなのだ

10月27日 GRAPEVINE TOUR 2023@Niterra日本特殊陶業市民会館ビレッジホール

ツアーも終盤ですがネタバレ盛り沢山なのでお気を付け下さい〜。

指定席だったけど友達の強運(?)でかなり前方のアニキ側で観れた!!ありがとうございます!!

今回一公演しか行ってないので記憶曖昧なのでとりあえず記憶がある部分だけ感想を…。

·出てきた瞬間から田中さんテンションが高い…。ツアー楽しいんかなぁ…とぼんやり考えていた。亀ちゃんも強そう(?)なポーズ取ってた。アニキは通常運転

·Ub、音源聴いた当初はそんなにかな~と思ってたけど何回も聴いてる内に好きになった曲。本当良い曲だ…。

·スレドニ・ヴァシュター!!またあのアニキギターが聴けるとは!!最高〜にカッコ良かった!!

·Goodbye,Annie、思ってたより前半に配置されてた。金戸さんの「あー!!」は無くて田中さんの「あー!!」があった笑

·聖ルチア久しぶりに聴いた!バインライブはこうして色々なアルバムから曲をやってくれるのが本当に好き…。アニキギター可愛い曲。

·遠くの君へはネタバレ踏んでしまっていたので、この位置にあったんだなぁと思いつつ聴いた。久しぶりに聴いたけどアニキギターすごく良いな〜と思った。

·Darlin'from hell…!!好き過ぎる!!友達と顔見合わせて喜んだ笑 最後の「夏の日の太陽 おわかれだったわダーリン さぁダーリン」の部分からめっちゃ好きなのでライブで聴けるとその辺りからめっちゃ盛り上がってしまう。終盤も終盤なのに…笑

·COME ON楽曲自体はそんなにだけどライブ聴くと良いな〜って思う。盛り上がるしね。

·Ophelia、期待はしてたけどそれ以上にアニキギターソロが最高ではぁ〜(歓喜)になってしまった。美しい〜!!曲自体もすごく好きだから今回1回しか聴けないの本当…!!追加やってくれ!!

·停電の夜良い曲だよなぁ…。田中さんの歌の上手さが存分に発揮されてて最高…。途中で入るアニキギターが好き過ぎて「キタキター!!」ってなってしまった笑

·The Long Bright Dark、すごい良かった。今後のライブでもちょくちょくやって欲しい曲。

·アマテラスだったかまり記憶にないんだけど、アニキがあまりギターを弾いてなくて田中さんがメインで弾いてた曲があって、田中さんギター上手過ぎるな…!!と感動した。あのギター弾きながら歌うの凄すぎる…。アマテラスめっちゃ良かった!!追加やってくれ〜!!(2回目)

·ねずみは…まぁ…笑 音源は好きだけど、正直ライブ聴くとそんなになんだよなぁ…。

·雀の子ツアーもっと細かく回れてたらもっともっと進化して良くなりそうな感じがした。今でも充分なんだけど…。そういうバインの曲が聴きたいじゃないですか!?

·SEXアニキギターソロ楽しみにしてたけどカッコ良かった〜!!!純粋ギターが上手過ぎる。

·片側〜マスビーの流れは意外だった。ここで挟んでくるのかと。片側〜はいつ聴いても爽やか感あってこの曲聴く海岸線オープンカーで走ってるイメージがいつも頭に浮かぶ

·ライブ始まる前、友達に実はもう熟れすごい好きだけど絶対重要視されなくてさらっとやって終わるよとか、音源は好きだけどライブ聴く微妙そうとかめちゃくちゃ言ってたけど、めっちゃ良い位置にあるし何か田中さんポーズ取ってたり(ミ・アモーレに掛けたポーズ)口上があったりして田中さん楽しそうだなぁ…と思って見ててふとアニキを見たら真顔で待機してたの笑った…。曲自体もめちゃめちゃ良くて最高やないかい!!って心の中で叫んだ笑 自分の中でこの日イチ盛り上がった。

·それは永遠めっちゃいね…。何となくだけどこれからライブで割りと演奏されそうな予感がする。The亀井曲。

·前回のライブからまさかGlareが生き残るとは!!大好きな曲なので嬉し過ぎる…!!アウトロが本当に最高過ぎてその辺りが個人的盛り上がりピーク笑

·超えるからのReady to get started?盛り上がる感じが良い。Ready〜すごくライブ映えする曲だと思う。明るいし本編最後にめちゃめちゃ合ってた。アニキ田中さんギターの掛け合いがめっっっちゃ良い!!この曲だったかな?アニキが前に来てめちゃめちゃ近くで見れて最高〜!!

·アンコールはEra.からスタート。久しぶりに聴いたけど歌詞がすごく良いな〜としみじみ感じた。田中さんニコニコで歌ってて田中さん良かったね…と思えた。

·名古屋に捧げるThis town!This town好きだからしかったけど、何よりいつもアニキ田中さんが向かい合って弾いてる所で今回はアニキが前に出てきて「えっ!?」って声出してしまった笑 いつもアニキ側に居るから弾いてる背中を見てたけど、今回あのギターを目の前で…!!興奮し過ぎてヤバかった笑 勿論ガン見しました。友達が丁度田中さんアニキがよく見えたねって話してたけど、ごめん…正直私はアニキしか見てなかった…笑

·最後All Right。こんな事言うの気持ち悪いけどすごく幸せ空気感があって最高に良かった。

以下、個人的感想と覚えるMC的なもの

·席がスピーカー前でちょっと不安だったけど、そんなに音が大きく感じる事もなくリアルな音を浴びてる感じが良かった。

·今回SGの出番結構多かった印象。個人的アニキギターレスポールが一番好きなんだけど、新鮮で良かった。でもやっぱりレスポールが一番好き笑

·とにかく田中さんが終始楽しそうだった。ツアー楽しいんだなぁと思ったし、最後に言った「今日幸せでした」って言葉は素直に受け取れた。田中さんGRAPEVINEと言う場所があって良かったねとどの目線か分からないけれど感じた。

·田中さん、本当に歌が上手い。何なら今が一番上手い。もうすぐ50歳とか信じられないんだが…。奇跡声帯では??

·「前は(知ってる曲やらなくて)残念だったなって言ってたけど言うのやめました、がっかりさせない演奏をする」的な事を言ってて良い事言うな〜って思った。

·アニキコーラスする時は絶対曲始まる前に練習(?)してるの可愛いな…と思いながらいつも見ている笑

·This town前に練習してるアニキ可愛い

·捌けてく時に亀ちゃんファンサ(ただ会場に向かって手を上げてただけだけど、近くに来た時にしてたからそう感じた笑)してた。アニキは本編はさっさと去ってた笑 アンコール終わりは全方面お辞儀してたけど。

·もうツアー名古屋終わったらあと一本しかないと気付いてぎょっとしたって話から追加公演せなな〜と言って盛り上げるも「嘘言いました、俺の一存ではどうにもならん」って言ってたけどやってくれよ〜!!事務所はその辺りどう思ってますかね!?!?

今回のツアー、日取りが悪いのと公演数が少ないから一公演しか行けなかったけどもっと観たいよ〜!!大阪来てくれ〜!!!本当色々あったけど、やっぱり私はGRAPEVINE音楽が大好きでこれからライブに行きたいと言う事を改めて思った。この所、訃報とか喉の不調とか体調不良とか色々聞いて本当に皆どうか元気でいて欲しい…と感じる…。バインメンバーも皆健康でいてくれ…。

最後セットリスト(勿論自分では覚えられないのでググりました)

1.Ub(You bet not in)

2.スレドニ・ヴァシュター

3.Goodbye,Ainne

4.聖ルチア

5.遠くの君へ

6.Darlin' from hell

7.COME ON

8.Ophelia

9.停電の夜

10.The Long Bright Dark

11.アマテラス

12.ねずみ浄土

13.雀の子

14.SEX

15.片側一車線の夢

16.I must be high

17.実はもう熟れ

18.それは永遠

19.Glare

20.超える

21.Ready to get started

En.

1.Era.

2.This town

3.All Light

2023-10-24

anond:20231024164958

実は新曲じゃなくて曲自体は去年のアルバムに収録されてるっていう事を知らない人が多い

初めてBuck-Tickを聴いたのは、中学生の頃でした

ヤンキー界隈で初期(※1)Buck-Tick流行っており、CDを貸してもらったのが最初でした

その後、BT音楽性が深みを増すに従って、また、皆それぞれに聴く音楽が変化するに従って、

中高時代に周囲でBuck-Tickを聴いていた人たちは、一人また一人と、徐々にBTから離れていきました

特にBTが大きく路線変更(というか、やりたい音楽をやるモード?)をしたDTDやSIX/NINEで、

10代のカジュアルファンはかなりふるいにかけられた印象です

私はというと、正直、それらの作品が当初はあまりよくわからず、せっかく購入したCDもそれほど聴くことがありませんでした

しかし、なんとなく気になって時折聴くうちに、数年の時間を経て大好きな作品となりました

私は、BT音楽を聴き続けているだけで、ライブへ行ったこともなく、ファンクラブにも入らず、音楽以外の何かを購入したこともありません

なので、いわゆる「ファン」というものではないのかもしれないのですが、中学生のころに初めてBTに接してから

これまでの数十年間、数年に一枚コンスタントに発売され続けるアルバムをずっと楽しみにしてきました

「今回はどんな音、曲、歌、歌詞を聴かせてくれるのだろうか?」と、毎回楽しみでした(※2)

物心ついてから、この年まで追い続けているアーティストとなると、ほんと数少ないですし、

聴き手の勝手な思いですが、自分人生と共にあり続けた一部でした

彼らの活動作品から察するに、BTはこれからも当分は健全音楽活動を続けていけるのだろうと当然に思っていました

少し経って気持ちが落ち着いたら、BTアルバムを聞こうと思います

※1) 殺しの調べあたりまで。「初期」というのは、今となってはというニュアンス

※2) 初期の頃のBTイメージしか持っていない方にはピンとこないかもなのですが、Just One More KissBTではないのです。言葉が全く足りませんが文字数(ということにしておく

2023-10-13

スウェーデンが羨ましいanond:20231013175140

かにスウェーデン人権面で進んでいるという記事が出てきた。

スウェーデンで暮らす“ふたりぱぱ”。「性教育は0歳から同性婚共同親権シングルなど家族の形もさまざま

https://news.yahoo.co.jp/articles/8a7685e9ab51783f6b58cae79c2295b48340c4bb

女性の権利が大切にされており、性教育同性婚共同親権などの制度も整備されているらしい。

スウェーデンでは、性教育は0歳から始まると言われています。だからといって当然だけど幼児生殖のことや性の知識を教えるわけではなく、子どもたちが自然に学べる環境を整えるのが先生仕事とされています

先生発言する言葉も、男らしさ女らしさで分けないこと、そのような表現を使わないこと、教材に使用するイラストや色にジェンダーバイアスを固定しないようにする(男の子はこの色、というふうに固定しない)、「女の子はお人形で遊ぼうね」などと性によって遊び方を決めないことなどをとても大事にされています

息子の代理母ステファニーが、息子の妊娠中にエコー写真を貼って成長の様子をまとめたアルバムを作ってくれたので、そのアルバム家族3人で見ながら話をしました。息子は「うちにはパパが2人いて、ママはいないけど自分を産んでくれた人がアメリカにいて、その人はステファニーだ」ということは理解しています。7歳になった今では卵子提供者の人もまた別にいるということも話をしています

フェミニズムだけでなく同性カップル権利保証されており、ゲイカップル代理母制度を使って生まれた子の両親として認められる。

0 歳児から始まるとされるスウェーデンジェンダー教育

日本にもスウェーデン制度を取り入れていきたい。

2023-10-12

CDを買わなければならないという呪縛から解放されたい

中学時代からある歌手ファン大学時代からあるバンドファン

他にも好きなアーティストはいるけれど、この二組は特別

CDリリースされれば必ず買っていた。中学時代から好きな歌手の方は、アルバムだけでなくシングルも買っていた。

応援意味で。

CDを買うことが真のファンである証のような気がしていた。

地方在住で、あまり金銭的に余裕のない自分ライブ遠征ができない。ライブへ足を運ぶのは基本的地元に来てくれた時だけ。

だけど、CDくらいなら買える。レンタルなんかしないぞ。予約して買うぞ。当たり前じゃろ???……と数年前までは思っていた。

ところがどっこい。現在CDを買うメリットが見出せないでいる。理由は以下の通り。

1.CDプレーヤー動作不良

 随分前からではあるけれど。CDを吸い込んだまま、なかなか返してくれないのだ。買った当初は数件のレビューしかなかったけど、改めてAmazonレビューを見ると同じ症状に悩んでいる人がちらほら。

2.iPodが死んだ

 これも随分前のことだけど。新しいMP3プレーヤーは買っていない。

3.Spotify存在

 これが一番大きいかもしれない。Spotifyで気軽に聴けるのに、吸い込んだまま返してくれないCDプレーヤーCDを突っ込む理由がない。ましてPCに取り込む意味はない。

もしSpotifyがなかったら……

もしiPodが現役だったら……

迷うことなく先日リリースされたアルバムを買っていただろうな。

CDを買うメリットがない。だけど、買わないとファンとはいえないような気がしてしまう。

もし同じアーティストファンと知り合って、そのCD話題になったらどうしよう。気が引けるだろうな。

そんなことを考えて悩んでいる。

2023-10-08

anond:20231008133242

会社がもうないようなメーカーゲームソングとか

今はメジャーでもインディーズの頃のアルバムとか

意外とない曲多いんよな

anond:20150701205520

コレは自分Spotify 使い始めた時に感じた

しかった、聴きたかった音楽がただ同然の値段で無限に聴けるって

でも、趣味マニアックになってくると、どこの定額サービスにもない音源が出てくるんだよ。

例えば小沢健二の後期シングルCDは、多分どのサービスにもない。山下達郎も全てのアルバムはないはずだ。

メジャードコロではなくても、NHKをよく見る人なら週に一度は耳にする、白木ミノルの「銭$ソング」も多分ないはず

そういうのに気づいてしまうと、再び現物CDを漁るようになり、中古CDレコードを漁る沼に堕ちていくんだよ…………沼は心地いいよ……

2023-10-07

レコードオーディオマニアが知らない今のレコードの事と「日本」の役割

島耕作持ち

晒しみたいになって悪いんだが、「島耕作描いてる人間レコードの持ち方を知らない」って言うのがバズってるワケよ。

https://twitter.com/belmie2001/status/1709766808201527649

 

こういうレコードの持ち方批判投稿がバズってるをよく見る。

「正しい持ち方」っていうのは、レコードの端をもって盤面を指で触らない。指紋が付いて溝に脂が入ったり後でカビたりするから

だけど、レコードっていうのは実はずっと現役メディアなんよ。何処でか?というとクラブDJで。

それでDJっていうのはそういう持ち方しない。普通に島耕作みたいな持ち方で扱う。

 

例えばこれは自宅でDJプレイしてようつべ配信している素人愛好家なんだが、島耕作持ちしてる。

https://youtu.be/afjS-Km6juU?si=1ldtDQ1E2mQpzdPs

別に再生しなくてもいいよ。サムネ普通に握ってるでしょ。

他にもDJ配信してる人は多数居るが、皆マニア持ちじゃなくて耕作持ちしてる。

そういえば、シスコとかのレコード店でも商品なのに耕作持ちしてたな。

レコード需要の主流って、しっとりとした音を楽しむオーディオマニアよりも、こういう感じでクラブ音楽流したりDJっぽいことしたりっていうのが主流なんで、持ち方は耕作持ちが主流って事になる。

 

島耕作は年齢的にディスコソウルHi-NRGハイエナジーDJだったのかも知れないな。

 

テクニクスダイレクトドライブという奇跡

あともう一つ、オーディオマニアが「テクニクスダイレクトドライブが(マテ)」みたいな感じでテクニクスダイレクトドライブ過去のものと思ってネタにしてるのもたまに見る。

いやいやいや、テクニクスダイレクトドライブって現役なんよ。

 

ダイレクトドライブっていうのは、レコードの回転軸にそのままモーターが付いてる形式で、ハードディスクスピンドルとか、今では当たり前の技術だ。

レコードというのは回転ムラがあると音がぐわんぐわんと揺れて(ワウフラッター)滑稽な感じになってしまう。

からモーターを高速回転させて回転ムラを平準化して、ベルトで繋がれた重たいターンテーブルを回すっていうデザインにする事が多い。ターンテーブルが重いのはフライホイールマスにして回転ムラを無くすっていう手段だ。重いものは急に動かせないし急に止めれない。だから速度を一定にしやすい。

でもこれだと一度回転を止めると回転速度が元に戻るのにタイムラグがある。

 

テクニクス松下ナショナルの高級オーディオブランドだが、1972年冒険的な製品を開発した。それがSL-1200というターンテーブルで、回転軸に直接モーターが付いている。

そのままだと回転ムラが酷くなるが、松下はこれを電子技術解決した。写真を見れば判るが、https://ja.wikipedia.org/wiki/Technics_SL-1200

ターンテーブルの横に赤い光が出ている箇所がある。これは、ターンテーブルの横に模様が描かれており、それを赤外線フォトトランジスタで読み取っているのである。今のマウスに使われているフォトエンコーダとかロータリーエンコーダの走りだ。

これで常に回転数をフィードバック制御している。この制御は今の光学ディスクNC工作機械などのブラシレスDCモータと同じだ。今のは電線が4本出てる(電源+、アース、回転数読取、制御)が、SL-1200ではターンテーブル横のフォトトランジスタからフィードバックになっている。

ただ、セイコークオーツ回路の特許を公開する前だったので初期型だけ水晶発振子が載っていない。故に少しづつ回転数ズレが起きるのでピッチコントローラスライダを付けた。

 

普通に作ればいいのに、最近技術満載で作った異形のような野心作だったわけだ。

 

ディスコDJ御用達

そしてこの変態技術満載化によって特長が生まれる事になった。

・回転が落ちても直ぐに戻る(ずっと回転数見てフィードバック制御されてるから

ピッチコントロールで曲のテンポを変えられる

ターンテーブルを逆回転させるなどラフな扱いしても壊れない(ベルトが外れたりしない)

 

これに目を付けたディスコDJが挙って使うようになる。

松下エンジニアアメリカ行くとDJがみんなこれを使ってるのを目にする。DJ意見聴取すると「いやこれ最高に使いやすいんで何もいじらないでくれよ」と。

 

そんな中で生まれたのがある意味無茶苦茶で斬新だった、ハービーハンコックの『Rock It』だ。

https://www.youtube.com/watch?v=jWeBJsg6FHA

使ってるのがSL-1200かは不明だが、これなんかダイレクトドライブが無いと出来ないような演奏である

ハービーハンコックジャズ&フージョンの人だったのが、突然気が触れたように過激な事をし出したんだが、この後はまたしっとりした曲に戻ったので、ダイレクトドライブによる熱病みたいな曲である

 

CD隆盛後も製造続行

こうして高級オーディオを作ったはずが、意に反してDJスタンダードとなってしまった。

その間にCDが普及してレコード市場は消えて行くが、DJ世界ではCDでの演奏自由度が低く、CDJ等の製品はあったがあまり普及しなかった。ずっとレコード主流だったのである

これに呼応してベスタクス社がDJターンテーブル市場に参入したりもしたが、これも日本メーカーである

だが既にテクニクスSL-1200スタンダードブランドとなっていて、クラブDJの真似事したい層の憧れはやはりSL-1200、という訳で、高級オーディオが衰退して行く中で、テクニクス製品殆ど終売になっているのにターンテーブルけが延々と世界に向けて出荷されていた。

因みに1998年頃までテクノとかハウスとかトランスなどの電子ダンス音楽CDでは販売されず、専らレコードで売られていた。電子音楽アナログメディアだけというのは今では変に見えるが、家で聞く音楽じゃないしクラブではレコードしか扱わないしで、最初からレコードだけで発売されていた。

まりクラブ音楽とかクラブ文化を支えていたのは日本メーカー音響機器特にダイレクトドライブターンテーブルであったのだ。「日本スゴイ」の人らは視野が狭いし技術にも疎いので知らない現実である

地球の何処でも松下電器とベスタクスが溝を刻み音楽を鳴らし続けていた。

 

SL-1200レコード遂に堕つ

 

はてなココロ社氏が昔書いているが、https://kokorosha.hatenablog.com/entry/20071121/p1 ずっとクラブを支えていたレコード時代2010年頃には終わってしまう。

それにはネット配信の伸張が大きかった。元々クラブ音楽は大変市場が小さい。またネット配信中間コスト媒体マージンだけなのでインディーズ特に向く。そこでクラブ音楽ネットが中心になっていった。

更に使いにくいCDJじゃなくてファイルをそのまま突っ込んで演奏できるデジタルDJ商品の使い勝手が良く、レコード市場が急速にシュリンクSL-1200も終売、これだけで持っていたに等しいテクニクスブランドも消えてしまった。ベスタックスの方は2013年倒産しており、レコード時代は終わった。

 

…と思うじゃない?

 

CDの終わりでまさかの復活

だが2014年頃になるとネット配信に押されてCD市場の方も急速に収斂してしまう。

一方で、クラブ音楽はやっぱレコードの方がカッコいいよなぁという人が増えて行く。

またYoutubeライブなどでCDプレイ披露する人も増え、デジタルDJよりも難しいが見た目がカッコいいレコードDJへの憧れも高くなっていった。

それでSL-1200中古価格は高騰、美品なら100万円を超えるような事になっていった。程度普通中古でも60万程度した。

そんな中で松下テクニクスチームが再結成SL-12002016年まさかの復活を遂げたのである

今は丁度生産の谷間のようで価格が安定しないが、新品で約12万円程度となっている。

 

たこレコードブーム呼応してパイオニアからも5万円程度の入門用ターンテーブル販売され、活気がある市場となっている。

このブームを支えているのはまた日本音響メーカーという訳だ。

因みにレコードLPアルバム)で4000円くらいとなっている。普通CDアルバムが3000円なのにぼったくり価格である

以前のレコードと違うのは、90年代レコード12インチシングルばかりでLPは無かったが、今のはLPが中心という事である

 

そういう事で、オーディオマニア達の見えないところでずっとテクニクスダイレクトドライブは現役だったし今も現役なのだ

そこではずっと島耕作持ちが作法だった。

レコードは古いんじゃなくてずっと新しくて、今もまた新しいままなんである

50年前の製品がずっと時代最先端というのは他には無いのではなかろうか?

https://jp.technics.com/products/1200mk7/

anond:20231007164206

ギャルゲ知識を生身の人間に応用するのはやめなさい!アルバムとは別の話。昔の話をするな。今と未来の話をしろ

anond:20231007163620

そうなんか、小さい頃の話聞きたいとかアルバムみたいとか言ってくるのは女側かと思うけど(漫画ギャルゲ知識

2023-10-06

Cloudberry Jamウィキペディアスウェーデン語版→「グループは輸出で成功を収めた(日本10万枚以上のアルバムを売り上げた)にもかかわらず、国内で大ブレイクすることはなかった」(DeepL訳)

https://sv.wikipedia.org/wiki/Cloudberry_Jam

アイドルなら性被害くらい我慢したらどうだ」の声に驚いて振り向くと

大勢ファン事務所お抱えの御用芸能レポーターを引き連れた増長メガネと見た目ハーフっぽい弱者男性

メガネはサッサと立ち去ったけど、男性V6CDを手に俯いたまま

ファンアイドルを裏切ることは良くとも、アイドルファンを裏切ることは許されないのか」と

男性が呟くのを耳にした私は咄嗟に娘を連れて全品90%オフワゴンセールの中にあった

嵐のアルバムを買った 2枚も買った

「その曲はV6じゃなくて嵐ですよ ユーアーマイ曹操ですよ」と念じながら

2023-10-04

anond:20231004125537

ちなみにあの歌自体は去年のアルバムに入ってるから新曲でもなんでもないよ

miss you

2,3年に一度の愉悦

 

 

1.I MISS YOU

イントロギターの秋感

ギターが印象的

ハイハットミスチル史上最も大きい

サウンドダイナミックさが良い

歌詞は退廃的な世界観ブラッシュアップ

退廃的でもリズム隊が躍動しているのが良い

ラスサビ4小節で走り出すドラム未来を見た

 

2.Fifty's map

melody+i'm lovin

SMF世界観

Cメロガレージバンド感は新しい この路線を突き詰めたミスチルが見たい

 

3.青いリンゴ

イントロ乾いたギターサウンド

山田まりあ

サビはギターが弱いので、音源だと迫力不足意見もわかるが、このサウンドスカスカ感を許せるようになったのは大きな一歩

からこそ間奏のブラスが生きる

未完+FIGHT CLUB

 

4.Are you sleeping

音源の方が映える曲

血の管、さよなら2001年

間奏 実験的なストリングス

2000年代リバイバル感がある 

 

5.LOST

ラップをうまく曲調に合わせた

Bメロが良い

カスカ感はここからきているのでは

サビはベースがいい味を出すが、Cメロはいったん消える。この緊張と緩和が良い。

 

6.アート

これはラップ赤ちゃん(真似事レベル

数年後にはブラッシュアップして韻を踏みまくっているのかもしれない

挑戦することが大事

 

7.雨の日のパレード

一方ムーディーな曲作りはこなれてきた感がある

アートとの対比でこの曲が活きている

サビでベルのように鳴るアコギが心地良い。音の情景描写

サビ2連続という構成に「優しい驚き」を感じた

 

8.Party is over

ギターまりが多いな。コバタケ脱却後の答えの一つだろう。

ちょっと素晴らしい。個人的弾き語り好きなのもあるけども。

これでいい

空間を感じさせる少し遠いRのアコギ、素晴らしい。

ライブでの常套句リフレクデモ音源を聴いて、常々弾き語り曲をリリースしてほしいと願っていた。

この路線本当に今後も見たい

 

9.We have no time

cangy→ランニングハイの流れを彷彿とさせる

天頂バス+跳べ

I♥Uに入っても違和感がない

歌詞アラフィフ版「跳べ」

コード進行がこのアルバムでは珍しくシンプルなのでサウンドのいい意味での荒ぶりが際立つ

「トカオモッチャァ~ウ」「ワキオコッチャァ~ウ」のコーラスとか新しすぎ

 

10.ケモノミチ

個人的にこの曲も弾き語りで聴きたかったが、party is over弾き語りだったので2曲はいらないか

ただストリングスは完全なるオーバープロデュースで、このアルバムで珍しくアレンジ意図理解できない

これは多くの人が言うようにバンドアレンジで聴きたい

ただアルバムの流れで聴くと、このデカストリングスも悪くない気がしてくる

 

11.黄昏と積み木

歌詞LINEメールに変えればHOMEに入ってても違和感がない

さりげなく入る田原ワウギター実家感(いつものミスチル感)を生むスパイス

いつものミスチルサウンドと思わせておいてサビ終わりもう一つアクセントを作るコード進行意表を突く。「優しい驚き」パート2

 

12.deja-vu

構成シンプルAメロAメロBメロ→サビ→Bメロ大サビなのに、サビ終わりのBメロに音を肉付けすることによって大サビ昇華させ、本来大サビアウトロ的な役割果たしている

はっとした。これは「優しい驚き」

 

13.おはよう

開幕ギターのハンマリングはお馴染みの手癖

歌詞世界観がかなり現実的なのは心象風景描写に長けたミスチルでは珍しい

こんな優しい曲でも間奏でアコギソロを見せてくる。こんなミスチルは見たことがない

優しいのに乾いたアコギ演奏も珍しい。これまでだと秋がくれた切符のように高音ストリングスをこってり入れていただろう

 

 

総じて

世界観はだいたいアルバムティザーの通り

予想外だったのは4人の音がかなりフィーチャーされていた点。

特にギタードラムダイナミックなマスタリングヘッドホン聴くと心地いい。

これはヘッドホンで4人の音をじっくり楽しむアルバム

ダークで湿っぽい路線は前作よりブラッシュアップされている

一方弾き語りラップは初挑戦だが、こちらは今後突き詰めていった音を聴きたい

 

いわゆる売れ線を聴きたい人には全く刺さらない

2023-10-03

youtube musicはなんで新譜アルバムシングルに分けて表示しないんだろう

だいぶ前にフィードバックからお願いしたけど改善されない

NEWアルバムを探してるのにシングルが混ざって表示されるから鬱陶しいことこの上ない

不便

ソート出来るならまだしもさあ

2023-10-01

You Tube music新譜を見ていたらgreen dayの30th anniv.アルバムがあった

さんじゅっしゅうねん怖

大変久しぶりにminorityなど聴きながら、ポップやなーと思って関連アーティストを見るとオフスプなどが挙がっている

ああ、あの年代というのは所謂ポップパンクというやつが隆盛していたなと感慨深く

米国ではソレで英国ではアレ(マンチェスター辺りとか)だなあと思い出す

どちらかと言うと英国の方を聴いていたな

ほんで「イギリス人の髪の毛はなんであんなペッタリしとるんだ。風呂入ってるのか」と思ったり

しみじみ

はー。昔だなー

長く生き(過ぎ)たなあ

いま現在流行っている音楽が何も入ってこない

ずっと色々聴いてるから自分の中では新しい(初めて聴く)曲」が沢山あるけど、時代は遡っていたりする

まあ、楽しく音楽を聴ければなんでもいい

2023-09-30

ドラえもんの道具の中で一つもらえたら何がいい?

定番質問で生涯に何度も聞いたが

学生時代のワタシの答えはこれだ

・フエール銀行

もしもボックス

どこでもドア

くっそつまらんだろ?

自分動物に例えたら何?」

A:人間

って答える並のつまらなさだ?

ワタシ?人間って答えること多かったよ!!

何考えてんだ?当時のワタシ。

覚えているよ。まともに考えて該当する動物人間しかいなかったんだよ!!!

まともに考えるんじゃなくて話盛り上げるとかそっち方面にもっていけよ!当時のワタシ!!

アルバム見て、色々フラッシュバッカーしたから、王様の耳はロバの耳っとく。

以上

2023-09-27

馬骨さんに聞いてみたい

「救済の技法」と「SIREN」だけSpotifyで聴いてて、「救済〜」のほうが好きだなと思ってて、東京国際フォーラムライブ配信で観ただけの初心者です。

上記の2枚より大好きなアルバムってありますか?

P-MODEL、核P、平沢ソロ全部の中で。

アンケート増田怒られるかもしれないので先に謝っておきます。ごめんなさい。

2023-09-25

ウケ狙いツイッターアカウントフォローするとおもんなくなる問題

おっこのアカウント面白いやんけフォローしたろ

普段ツイートくそすべりまくりやん、おもんな、、、フォロー外したろ

バズったバンドアルバム聞いたらヒット曲以外クソつまらないのと同じ現象

2023-09-22

anond:20230922171540

それまで英語がさほど堪能というわけではなく、もともと洋楽好きだったこから英語の歌は耳で覚えた適当雰囲気英語で、それでも割と発音がいいと言われていた。そのためあくま我流の、レコードから耳覚えのある発音英語曲を歌っていた[2]。山下はそのことが不安で不満だったこから、この際にと1か月の間、本アルバムオリジナル曲作詞を行ったアラン・オデイ(Alan O'Day)に歌入れに立ち会ってもらいつつ、英語発音を徹底的に矯正してもらうことにした。当時ディレクターだった小杉理宇造は、あまりの厳しいトレーニングぶりに、もう少し抑制するように話したところ、アランは「いや。これはタツが徹底的にやってくれと言っているから、僕だってそんなにやりたくはないんだけれど、やってるんだ」と答えたという。山下はそう言った記憶はなかったが、「初めからいろんな事を指摘されたので、ならばこの際だから徹底的に自分発音を治そうと思って、自分がそうやってアランにお願いしたのだと思う」[3][4]と回想している。その結果、発音は大幅に改善され、それ以降は安心して英語の歌が歌えるようになったという。

2023-09-21

Gastr del Sol 「Upgrade & Afterlife」 レビュー

だって聴いてる間、身体はこの世、魂はあの世だし。

世界最高のバンドGastr del Sol

その音楽ピークはとうとうあっちの世界に踏み込んじゃいました。

アメリカーナとは関係なく、フォークロア地域性に根を張った手垢のようなものを感じさせない普遍的天国的で透徹した音楽

(などと勝手に感じてしまってるけど勿論、この国の偏った舶来文化大勢意識の中で生きている一個人独りよがりですが)

全ての曲が完璧ですが、とりわけrebecca sylvesterはこのアルバムハイライトです。

そしてGastr del Solの最高到達点…のひとつでもあると思います

why did the sharks watch him drown?(なぜ 鮫たちは彼が溺れるのを見守ったのか)」

という述懐と共に奏でられフェードアウトしていくコーダの、夜空へ飛び立つような心地よさに何度涙したことか。

the sea incertainの複雑な和音を多用した繊細なピアノつぶやきは、大友良英さんのおっしゃる「恋をしている気分」そのもの

hello spiralはポストミニマルロックノイズと結びついた、明るみに向けてグラデーションを伴いながら上昇していく、

構造的ではあるものの、光の回廊を進んでいくようにみずみずしい喜びにあふれた名曲

バランスを失うとときに過剰な禁欲性を聴き手に要求しがちなミニマリズムの厭味がありません。

孤独とメランコリーの彼方を遠目に深呼吸するよう甘やかな浮き沈みを繰り返すthe relay、

our exquisite replica of “eternity”の一部分と同様のループの中で(この形態での)最後の爪弾きと独白のような歌を終えるGrubbs…。

そしてエンディングJohn Fahey名曲に、天かけるTony Conradの純正律バイオリンと、

わずかに3(4)回ピアノ和音が雨しずくのようにそっと寄り添う雄大もの

もちろん冒頭our exquisite replica of “eternity”はコラージュにおけるGastrでのO'Rourke畢生の大作。

そしてアメリカスイススウェーデンなどから参集した数々の即興ノイズ畑の実験音楽ミュージシャンとのインタラクションは壮絶です。

これは共同的な創造プロセスの成果としても音楽史に刻まれものではないでしょうか。

中核となる二人にしろ、誰が強固に支配的であってもこの音楽は生まれなかったのは間違いありません。

聴きすぎて一通りの音が頭に入ってしまった後は(それ俺です)自分聴く環境・コンディションの変化の中でいつまでも楽しみましょ~!

GrubbsとO'Rourkeの敬愛するLuc Ferrariが言っていました。

「結局、私の最も興味があることは擦ることのようだ」

深い含蓄と汎用性のある言葉だと思います

人にもモノにも、擦り合わせることで新しい何かが生まれる興奮があるっていう事でしょうね。

さまざまな異種の要素たちが無時間的感覚で摩擦し、それらの反発や調和が要素の単なる総和をはるかに超え、躍動的・神秘的に関わり合っていくGastr del Sol作品群も、その音楽大成者に違いないと思います

ああ、こんなすばらしい音楽たちに出会えてよかった!

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