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はてなキーワード: 惨劇とは

2021-07-24

anond:20210724112533

おまえへの反論

(1)北尾氏は当時インタビュー現場にいた人間

よって、何も知らない第3者のお前が語る主張の方が偏りよろしく主観的である

北尾氏は自業自得といってるし、「小山田圭吾村上清は悪くない」とは結論づけてないだろ笑)

(2)26年前の過去記憶を辿って推測するしかないのは当然であり、

良い解釈もなにも拡散される内容と自己記憶イメージ乖離があるから本音を語ってるだけ。

「M氏」と表現するのは、炎上攻撃が続く中で芸能人でもない名前公表することは控えておこうという

プライバシーへの最低限のマナーとか配慮かもね。(悪意持って都合よく切り取り攻撃される恐れもあるからね)

デビルマン」については、理性と冷静さを失ったお前らのような身勝手独りよがり怨念が、

あのデーモン達のように小山田に集中砲火を浴びせているこの惨劇を例えているんだろ。

迫害されてる?は?デビルマン読めよ。

(3)お前は当時のライターじゃないだろ?そしてその界隈にすらいないだろ?北尾氏以上に村上氏の何が語れるの?

あと、拡散されている「孤立無援のブログ」については、確かに切り取りと巧妙な順番の入れ替えによって

悪意ある印象のミスリードが行われているのは明らか。北尾氏を批判する前にまずそこ認めろよ。

(どうせお前もあのブログに乗せられて被害妄想膨らませて叩いてたんだろ?)

(4)「既成事実化」って単語ばっか使ってうるさいけど、適切じゃないから使うのやめろ。

北尾氏の内容は、状況を見てあの記事が書かれた経緯を「推測」しているだけ。

事実化しようとしてねーよ。(どっちが印象操作してんだよ)

美化してるというよりも、書き手にそういう意図があったのだろうとプロ視点解釈してるだけだろ。

実際に北尾氏のブログが出る前から、原文読んだ勢からもそういう意見あったし、自分も同じように捉えていた。

(5)はぁ、、しょうもな。村上はいじめられていた側だよね?

この「いじめ紀行」ってのは、いじめられていた側の視点からまれ企画なんだよ。

当時もいじめはアウトだし、「いじめ自慢」なんか小山田サイドからしたら断られるはずなのに(現に最初は渋っていた)

許可した背景には、村上氏なりの強いコンセプトがあった。それを小山田も受け取ったからあの記事ができた。

いじめ紀行」の冒頭でも、世間はいじめは悪と言いつつ綺麗事ばかりで、

世の中からいじめが無くなることはないというようなことが書いてるだろ。

から村上氏なりの視点いじめ問題を紐解くきっかけを模索していたんだろ?

いじめっ子といじめられっ子の対談」という手法は見る角度によっては悪趣味で間違っていたし、

いじめエンターテイメントだと自虐的表現しながらも、決していじめ肯定しているような企画ではないんだよ。

当時の鬱屈した社会の中で、未熟なライターデビュー記事であの小山田圭吾過激だけどかつて誰もやっていなかったことを企画して実現しようとしていた。

その熱い思いに小山田も動かされた。結果的に考えが甘く、いじめられっ子との対談企画も失敗したわけだが、

2人がやろうとしていた実験的試みは、露悪的だけどほんの少しだけ社会に風穴を開けるきっかけになったのかもしれない

(今は違う形で穴をあけてるが、、)

そういったものライター目線で振り返れば宝石と例えてるだけ。お前のサブカル偏見単純化するな。

(6)当時を知る北尾氏の証言と推測が出てきてくれたおかげで、一部だけど冷静な意見もでてはきていて、

少しは全国民が共有してしまった「鬼畜いじめ妄想」を止めるような方向へ進んだようにも見える。

が、同時にいまだお前のように被害者を傷つけたーとか妄想を繰り広げ、拡散助長するようなバッシングを続けるやつもいて、

逆に独りよがりお気持ち正義マンあぶり出してくれたのかもしれない。悪態ついているブコメとか見るとよくわかるよ。

北尾氏には感謝しか言いようがない。ある意味北尾から村上氏へバトン

このアンフェア建設的じゃない状況から早く脱して前に進めということ。

おまえはどうしても小山田鬼畜にしたくてしょうが無いんだろうけどね。

ヒステリック自分お気持ちぶつけて、こういうの垂れ流してる方が二次被害です。

anond:20210724003239

今の日本のものって感じ。志がない。リーダーシップを取れる人がいない。その結果が今日惨劇

2021-07-19

通り魔事件家族を殺されたことがある

話題の「ルックバック」を読んで、あーついにこういう作品が出ちゃったか絶望的な気持ちになった。

実際に起きた惨劇モデルにして、確かに俺たちは傷ついた、でもそれを乗り越えるんだよ! みたいなスーパーポジティブ漫画ね。崇高な意志だ、素晴らしい。SNSも感動の嵐。よかったね。君たちにとっては乗り越えられる程度の、ちょうどいい悲劇だったんだね。よかったよかった、人生にほどよい悲劇があるのは素晴らしいことだ。俺たち被害者をダシに感動できてすごくよかった。チェーンソーマンもこれでまた売れるだろうな。お金けができてよかった。たくさん税金収めて俺みたいな人間を助けてくれてありがとう

俺はまだ全く乗り越えられていない。ずっと闇の中にいる。ルックバックが巻き起こした感動の嵐を見ていたら色々フラッシュバックしてゲロが止まらなくなって朝から休んでるわ。まあ俺のことなんかどうでもいいわな。ずっとこの社会はそうだった。素晴らしい社会だ。

2021-07-16

細田守神回ってのを見てみたのよ

鬼太郎おジャ魔女な。

からハッキリ言うから信者は耳塞げよ?

小学生と一緒に遊んでイキってる中学生のお兄ちゃんと何も変わらねえよなコレ?
だってこれって他の回では子供向けやってる番組でいきなり大人向けやったら評価されただけのパターンだろ?
でも毎週これやっても番組のコンセプトが壊れるから次の回は別のノリでやる必要があるよな?
番組のノリも変わっちまうけど前回のノリを視聴者はひきずるから上手く着地させねえといけねえ
結局一番凄いのは細田が好き放題やった後に番組を本のレールに戻したやつだろ?
そもそも作画カロリーが全体的に高いわけだし予算の使い方も雑な感じだよな
まり細田一人の自己満足を周りが必死フォローしてやって生まれた「神回」なわけだよ
その名声を独り占めし細田信者調子こいてるわけだ
ダッセーよな
まあ細田って昔も今もそうだよな
他の人が必死フォローしてくれたり引いてくれたレールの上を走らせてもらってるおかげで結果を出しただけのを独り占めしようとしてる
時かけだってサマウォだってオマツリ男爵だって色んな人が作ってくれた文脈だとか元ネタのおかげでしかねえ
まあそれも遂には限界が来てバケモノの後半なんてパクりのツギハギが見事に支離滅裂空中分解
レールを失ったあとのミライはまさに……惨劇だわな……
なあ、おジャ魔女どれみの神回ってのは本当に細田の実力なのか?
今まで他のスタッフが「でもこれやったらおジャ魔女世界観が壊れちゃうから駄目よね」とタブーにしていたネタを使ってしまっただけだ
それ、評価されるようなことかな?
もう一度言うぜ
結局細田ってのは、小学生に混じって調子に乗ってる中学生、そしてその能力を育てたのは本人じゃなくて親や社会だってことに対して敬意も感じてねえし経緯も理解できてねえ頓珍漢さ
それを持ち上げてる奴らだってまさに頓珍漢じゃねえかな?

2021-07-07

anond:20210707135252

東京からしたら島根ってどこだよって感じだろうし

こないだの地滑りが無けりゃ全国放送なんてろくにされなかったろうな

またああいう派手な惨劇が起きるのを内心期待してるんだろう

2021-07-01

小説作家殺し-ラノベスレイヤー- 序章

「皮蒸(かわむれ)先生本日はお忙しいところ……」

「本当に忙しいと思ってんなら、そういうのいいから。話ってなんだよ」

「はあ、それが……」

「……う、うう……」

俺の名は皮蒸(かわむれ)巨マラ。超超超人マンガ原作者だ。代表である学園カムショットストーリー「ブッカケグルイ」は累計100億部突破メガヒットで、アニメ化ドラマ化・映画化ゲーム化・パチスロ化・AV化・オナホ化のグランドスラムも達成した。もちろん、一山いくらのヘボい作画担当の功績などではなく、全ては俺自身の実力によるものだ。あまり言いたくないが、これはもはや“神”の御業と呼ぶしかあるまい。

そんな神作家である俺が、俺の新神作「チトースレイヤー」を連載開始したばかりの月刊誌「多爾袞嬰児ドルゴンエイジ)」を擁する出版社、KAMOGAWAの応接室で編集者と向かい合っている。普段ならメール電話で済ませるか編集者の方から俺の仕事場に足を運ぶところを、わざわざ呼びつけるとは。それだけ重要な話なのだろうが面倒なことに変わりはない。

「う、ううう……」

もう一つ気に入らないのは、編集の隣に「チトースレイヤー」の作画担当である漫画家事件愚痴(やまぐち)ヴァギが座っていることだ。事件愚痴は俺と目を合わせることを避けるように、視線をあちこちにさまよわせている。もともと、大きすぎる功名心に反して気の弱いやつだったが、ここまで落ち着きが無かっただろうか。

あいい。さっさと要件を済ませて、おっパブで濃厚接触でもして帰ろう。

「ほかでもありません、『チトースレイヤー』のことです。……第1話ネットでの反響、ご覧になりましたか?」

「ああ、見た見た。オタクが上を下への大騒ぎで大・成・功!って感じだな」

「は、はあ……」

「ううう……」

ライトノベル(くっさいオタク向け小説業界では現在、「チトー転生」というジャンルが異常なほど大流行している。ユーゴスラビア社会主義連邦共和国終身大統領、ヨシップ・ブロズ・チトー異世界で生まれ変わり大活躍する、というのが基本的構造だ。混迷する現代カリスマ的なリーダーを求める日本と旧ユーゴ圏のオタクから強い支持を受けている。目障りなことにコミカライズアニメ化も絶えず、原作同様にヒットを連発している。

しかし一方で、主にネトウヨ傾向の強いオタクからはこのチトー一強の状況に「チトー主人公多すぎね?」「なんでチトー?」「ここは日本だぞ?」といった反発の声も上がっている。「チトースレイヤー」は、そこに目を付けた作品だ。

まず、人気チトー転生9作品主人公であるトーモデルにした9人のチトーを、悪役として登場させる。まあ有り体にいえばパクリだな。殺人レイプ屍姦万引き盗撮オレオレ詐欺など、元ネタトーなら絶対にやらないような安っぽい悪行を重ねて異世界荒らし回るこのパクリトー達を、オリジナル現地チトー主人公がカッコよくブッ殺していくという、痛快チトー転生アンチテーゼストーリーだ。

この内容なら、アンチトー馬鹿オタクどもから手放しの大喝采を浴びるのはもちろん、チトーファン単細胞オタクどもが「このマンガがヒドい!」とかなんとか言って拡散してくれることも同時に期待できるという寸法だ。

「いやー、オタク様様だよな。炎上させてるつもりで勝手宣伝に協力してくれるんだからよ」

「は、はあ……」

「なんだよその辛気臭い顔は。もともと炎上マーケティング前提の企画だったろうが。バカオタクを煽るだけでカネを稼げる、こんな美味しい商売は無いってあんたも乗り気だったはずだよな?」

それでKAMOGAWAがオタクからの信頼を失い、他のオタク向け商品が売れなくなったところで、俺自身は痛くも痒くもない。

「いえ、私ではなく……あの、事件愚痴先生の方が……」

事件愚痴?そういえばお前さっきから何キョドってんだ?」

「う、うううううう……」

「……事件愚痴先生は、ネットでの批判に耐えられずもう限界なので、この仕事からは降りさせてもらいたいと……」

「ああ?」

「う、ううううううううう!」

なるほど、この落ち着きの無さはそういうことか。情けない。曲がりなりにも俺の神原作を任せられた漫画家が、虫ケラオタクが垂れ流すクソリプなんかでいちいち動揺しやがって。

事件愚痴ぃ……お前みてえな陰キャ三流絵描き雑魚を拾い上げて本物の“漫画家”にしてやった恩を忘れたのか?」

「……アキッ!?

俺の視線言葉を正面から受けて、事件愚痴は奇妙な悲鳴を上げた。続いて、ジョロロロという水音と共にたちまち床に溢れる金色の液体。そして部屋中に広がる甘ったるい匂い。圧倒的な恐怖のフラッシュバックで括約筋がゆるんだのだろう。

「皮蒸先生作画担当の扱いには気をつけてくださいとあれほど……!」

「うるっせえな、カワイガリだよカワイガリ

色めき立つ編集適当にいなして、改めて事件愚痴の様子を観察する。

「アキキキキキキキキキキキ……」

ダメだ、完全に壊れている。

漫画家としてはもはや使い物にならないだろう。俺の手足として言いなりになるよう念入りに仕込んだつもりだったが、強化し過ぎたか

「チッ!分かった分かった。じゃあそいつは切って別の絵描きで仕切り直しだな。適当候補をみつくろって――」

「いえ、それが……」

「なんだよ。まだ何かあんのか」

「……企画のものを、無かったことにさせていただきたいと……」

「あ゛あ゛?」

何を、何を言ってるんだこいつは?

「……それは、何のフォローもなく完全に打ち切り、ってことでいいのかな?俺の。神作品を。1話目で?」

「は、はい……」

「ふーん……」

まり暴挙を前にして、俺は逆に冷静になった。

多爾袞嬰児に限らずマンガ編集部は、よっぽどのことが無い限り俺のような超人作家に逆らうことなどできない。“神”の機嫌を損ねれば他誌への移籍などに留まらず、場合によっては雑誌出版社自体を潰すことにもなりかねないからだ。

それがこうしてぬけぬけと、う、う、う、打ち切りを宣告する。つまり――「よっぽどのこと」があったのだ。

「……誰の差し金だ?」

おおかた、パクリ商品の作者の誰かだろう。パクリ元にはKAMOGAWAから出版されている商品も多く含まれているが、それも含めて俺は事前の根回しなどを敢えて一切行わなかった。俺の神作品に少しでも余計な口出しをされるのが我慢ならなかったからだ。

作品が実際に掲載されて内容が明らかになったことで、元ネタ作者たちがガタガタ言いだすことは十分考えられた。だが、実のところそれなら何の問題ない。

こんなこともあろうかと俺は子分ラノベ作家、井頭(いがしら)ヒロブミにひそかにスパイさせることで、元ネタ作者たちの致命的なスキャンダルを既に握っていたのだ。これを使えば、奴ら三文ラノベ作家ときはいつでも黙らせることができる。

「なあ、言ってくれよ編集さん。一体どこのどなたが俺の大事な『チトースレイヤー』に因縁を付けて来たんだい?」

圧倒的な余裕に裏打ちされた笑みさえ浮かべ、いたわるような優しい口調で俺は編集者に尋ねた。

「……はら先生が」

「何て?」

「う、海腹ツブテ先生が……」

「!……海腹先生……」

俺としたことが、無意識のうちに敬称を付けていた。それほどの名前なのだ。海腹ツブテというのは。

海腹ツブテ。個人ホームページで連載していたSF小説SOAセガ・オブ・アメリカ)』が大人気となり、KAMOGAWAの惨劇文庫から書籍化されてデビューVR空間に降り立った黒衣のキリストが、右の頬と左の頬の二刀流で敵を次々に回心させていく無双ストーリーが、若年層の圧倒的な支持を得る。

アニメ化した際に小馬鹿にするつもりで原作を読んだのだが、仮想現実世界の多彩な戦闘シーンを表現するその圧倒的な描写力には、俺ほどの神作家が舌を巻いた。正直に言えば生まれて初めて、負けた、とすら思った。

作家としての振る舞いも私生活でも清廉潔白のもので、トラブルなどは一切無い。井頭ヒロブミのやつによるストーキングでも、唯一弱みを握ることができなかった相手だ。

SOA』の主人公はチトーではないのだが、だいたい似たような内容だからと雑に知名度優先で「チトースレイヤー」のパクり元に採用したことが仇になるとは。

「う、海腹先生が……『チトースレイヤー』がこのまま連載継続されるのであれば、全作品版権をKAMOGAWAから引き上げたいと、そう仰られていて、それで……」

「……」

ちなみに、『SOA』は累計1000億部突破の超絶歴史的ギガヒットだ。

……クソッ!クソッ!クソッ!何で陰キャ文字書きごときが俺の上を行きやがるんだ!

俺は必死努力して余裕ぶった笑顔を再び作ろうとしたが、それが失敗していることは自分でもよく分かった。

「……へ、へえぇえええええええええ……う、う、う、海腹センセイがねぇえええええええ……それなら、う、う、う、打ち切りっ!も、仕方ないですねぇえええええええええええええええええええええええッッッ!!!!」

「アキキキキキキキキキ!?

エイジジジジジジジジ!?

作家が真に怒りを覚えた時に発する“神気”をモロに浴びて、事件愚痴同様に編集者人格を一瞬で破壊された。二人の足元には、体液すべてが尿と化したかのような黄金色の池が大きく広がっていく。

俺は無言で立ち上がり、聞くに耐えない虚ろな二重唱を背に応接室を後にした。破れた肉袋に用はない。

腹いせに受付嬢腹パンしてからKAMOGAWAの社屋を出てすぐ、行きつけのおっパブへの道を歩きながら俺はスマホ電話をかけた。相手は小談書店マンガ編集者だ。

「あ、どうも〜皮蒸で〜す(笑)いつもお世話になっとります〜(笑)いまお時間よろしいっスか?はいはい……あのですね、ちょっとおもしろ企画が3つほどありまして〜」

自分で言うのもなんだが、俺は企画を通すのが異常に上手い。編集者に、この漫画バカ売れしそう!と思い込ませる口先にかけては、この世で誰にも負けない自信がある。いや、もちろん作品自体も実際にバカ面白いのだが。

ともかく、この企画だけは作家生命をかけて何があろうと絶対に通す。通してみせる。

「『クソ編集スレイヤー』と『クソ漫画家スレイヤー』、それから……『クソラノベ作家スレイヤー』っていうんですけどね。どれにします?」

2021-06-25

推理小説クラインガルテン殺人 復活編」

クラインガルテン殺人 復活編 第1回

プロローグ

その男は一度死んだはずだった。

満月は徐々に厚い雲に覆われ、辺りを漆黒の闇に塗りかえていった。

男の傍らには、無残にひしゃげたラップトップの残骸があった。

一瞬の激しい通り雨が降ると、ラップトップは怪しげな閃光を放ち、男はその刹那小刻みに身体を揺らした。

一度は止まってしまった男の鼓動が再び刻み始める。

男は自分の置かれている状況を最初理解出来なかったが、身体中の痛みがそれを思い出させてくれた。

男の視界の先には数刻前に彷徨っていた山道があったが、それは既に崩壊して形を留めていなかった。

ーーーぼくは、復讐してやる……

ーーーぼくを馬鹿にした全てに……

男はゆっくりと動きだすと、拾ったハンチング帽を大事そうに抱え、闇の中に消えていった。

厚い雲が晴れた満月は、紅く鈍い光を放っていた。

また惨劇が始まる気配を感じ、森は沈黙を続けていた。

つづく

クラインガルテン殺人 復活編 第2回

真夜中のシェアハウスつんく』ではまだ宴会が続いていた。

リビングには酔い潰れた女性男性が見える。

まだ飲み続けているのは、NPOTWOれいほくのスタッフ里木だった。

NPOは先日代表理事殺害されたばかりだったが、何事もなかったかのように平常運転だった。

ーーーくそ、なんでこんなとこに俺は居るんだ?

里木はいつまでも続く宴会の中一人冷め切っていた。

ーーーちょっと夜風にでもあたるか。

そう考えてシェアハウスの外に出た。

周囲には他に何もない。

このど田舎暮らし最初こそ楽しかったが、段々と生産性のない連中との生活が嫌になりつつあった。

玄関の外階段に腰を掛けると、ポケットから煙草を取り出してジッポーで火を着けた。

暗闇に一筋の白い狼煙が上がると、背後に人の気配を感じた。

里木は振り返らず、声を掛けようとしたその刹那背中に鋭い痛みを感じた。

熱く焼けるような痛みが次第に広がり、続け様に肩、腕、首筋と刺すような激痛が走る。

ーーーな、なんだ、何が起こってる?!

彼は碌に抵抗する暇も与えられないまま、階段から無様に転げ落ちた。

転げ落ちながら仰向けになった彼は、初めて背後の主の姿を捉えた。

部屋からの逆光で影となった背後の主の顔は、深く被られた帽子でよく見えなかった。

そして、今まさに影は鎌のようなものを振り降ろそうとしていた。

それが、彼の人生最期に見た光景だった。

つづく

クラインガルテン殺人 復活編 第3回

遺体第一発見者は、シェアハウス女性住人のムツミだった。

彼女は目覚めると里木が居ない事には気づいたが、普通に家に戻って寝たのだろうと思い、不思議に思わなかった。

リビングには、NPO職員の森と石渡、そしてムツミの3人だけだった。

森と石渡の2人は床に転がって寝息を立てていた。

シェアハウスにはムツミ以外に3人の住人がかつてはいたのだが、NPO代表理事の谷野が惨殺された事件後しばらくして、事件のショックからかムツミ以外全員、シェアハウスを出て行った。

ツミも一度は去ろうとしたが、NPOの皆が余りにも不憫だったので、一人残ったのだった。

例の事件TWOれいほくは何もかも失っていた。

彼女が偶然にも遺体発見したのは、起きて自室に戻ろうとした時に、ふと玄関の扉を見ると鍵が掛かっていたからだった。

扉は両開きの二枚扉で、鍵は二枚扉の合わせ目に取り付ける閂状の鉄の棒が装置から飛び出るタイプである

その鍵は遠くからでも開閉がわかるように開いていると青に、閉まっていると赤に光るようになっていた。

その鍵が赤く光っていた。

彼女は、里木はここの鍵は持っていないから外に出たなら鍵が掛かっているのはおかしいと思った。

シェアハウスの出入口はここしかない。

彼女玄関の鍵を開けて外に出た瞬間、真っ赤な階段と恨めしそうに天を仰いで絶命している里木の姿を捉えて、あの黒い虫を見つけた時のように悲鳴をあげた。

つづく

クラインガルテン殺人 復活編 第4回

石渡が警察通報して30分ほどで捜査員が到着した。

遺体の検死や現場捜査が行われ、事件当時にシェアハウスに居たムツミ達三人は、リビングに集められ事情聴取が行われた。

当夜は三人共に泥酔してつぶれてしまったため、当然ながらアリバイもなかった。

「そう言えば、玄関前に防犯カメラがあります。もしかしたら何か映っているかも。」

森がそういうと、玄関内にあるボックスに入った装置からデータを取り出し自分ラップトップ映像再生した。

捜査員が見守る中、防犯カメラ映像早送りしていく。

カメラ玄関前のアプローチを映したものだったので犯行の瞬間は捉えていなかったが、真夜中に後ろ姿の人物が一瞬映っていた。

人物は、皆が見覚えのあるハンチング帽を被っていた。

ハンチング帽の男、概念隼人は数日前から行方が分からなくなっていた。

クラインガルテンとその周辺を探したところ、山道が崩落した下に彼のものらしき壊れたラップトップが残されていた。

しかし、そこには彼の姿はなかった。

現場周辺の数日の捜索も虚しく、一向に足取りは掴めなかった。

警察概念隼人逮捕状を取り、全国指名手配した。

つづく

クラインガルテン殺人 復活編 第5回

モノローグ

れいほく山中漆黒の闇の中に舞う二つの影。

片一方は鎌を振り上げ、もう一方に襲いかかっていた。

しばらく攻防が続いていたが、数分の後には抵抗も虚しく、襲われた側の影が無残に崩れ去った。

戦いに勝利した影は、相手が絶命したのを確認した後、物言わぬモノとなったそれを引きずり、近くの崖から落とした。

崖下には川が流れ、その濁流にかつて人だったモノは呑まれ消えていった。

争いの中で落ちたハンチング帽を拾い上げた鎌を携えた影は、それを大事そうに抱えて急いで山の中を駆け出した。

辺りは再び静寂に包まれた。

つづく

クラインガルテン殺人 復活編 第6回

里木の事件現場検証と取り調べは一日中続いた。

シェアハウスの面々が解放され、捜査員が引き上げた時にはもう午後8時を回っていた。

彼らは遅い夕食として作り置きのカレーライスを食べ、落ち着いた後も、なんとなくリビングに残っていた。

暫くは三人とも黙ったままだったが、森が口火を切って話し始めた。

「あの概念さんが里木さんを殺すなんて信じられない。確かに変わった人だったけど、人を殺すような度胸とかなさそうな人だったし。

でも、あれは確かに概念さんのハンチング帽だった。」

ツミが少し考えて切り出した。

「あの、気になってることがあるんです。朝、私が気付いた時に玄関は施錠されてたのですよね。おかしいと思いませんか?」

石渡が訝しげに聞く。

「なぜ?」

「里木さんは鍵を持ってないのにどうやって外に出たの?」

あっと言って、森と石渡は顔を見合わせた。

直ぐにキーボックスを調べると鍵が一つなくなっていた。

しかし、鍵が里木やその周りで発見されてはいなかった。

「確かに。なら、鍵は概念さんが持ち去ったことになるのか。」

石渡がそう言ってビール一口飲む。

「何のために?また、ここに来るため?

あと、概念さんはどうやって鍵を手に入れたの?私たちがいる隙にってこと?」

「里木さんが持って出たのかな。物騒だし施錠しておこうとして。」

森もそう言ってビールゴクリと飲む。

「それでも、概念さんが持ち去る理由がないと思う。私たちも殺すつもりなら分かるけど。」

ツミはそう言って背筋が凍るのを感じた。

いつものように結論が出ない話し合いが暫く続いた。

つづく

クラインガルテン殺人 復活編 第7回

シェアハウスリビングでの話し合いは、結論が出ないまま御開きとなった。

遅い時間だったので、森と石渡もシェアハウスの部屋に泊まることになった。

ツミ自分の部屋に戻って、ベッドに潜り込んだ。

ツミは、凶器を持ち去られていることを考えると、やはり里木が防犯のために外から鍵を掛けた後、概念に殺されて鍵を奪われたと考えるのが妥当だとは思った。

だが、少し引っかかることはあった。

もう一つの可能性があるーーー

そこに辿り着きそうな矢先、焦げる匂いが漂ってきた。

おかしいーーー

彼女は鍵を開けて外に出ようとしたが、扉はビクとも動かなかった。

慌てて扉を激しく叩く。

大声で叫んだが、誰からの応答もなかった。

そうこうしているうちに、熱い空気火花が部屋に舞い込んできた。

やはり燃えている!

シェアハウス燃えているのだ。

その夜、シェアハウスつんく』は失火により全焼した。

焼け跡からは、男女の遺体発見された。

生存者は男性一名のみであった。

つづく

クラインガルテン殺人 復活編 第8回

<作者からの挑戦状>

ここまでの話で犯人推理する全ての手がかりは与えられている。

賢明なる読者諸君ならもうお判りのことだろう。

今回の一連の事件犯人をお答えいただきたい。

また、そう考える根拠はどこか。

なお、犯行単独犯によるものである

また、シェアハウス失火犯人放火によるものであり、里木の殺人犯人と同一人物である

健闘を祈る。


クラインガルテン殺人 復活編 第9回

<翌日の高○新聞 朝刊>

本山町シェアハウスが全焼。2人死傷。

X日未明本山町シェアハウスつんく木造二階建てyyyy平方メートルが全焼し、焼け跡から2人の遺体が見つかったほか、男性1人が軽傷を負った。

軽傷を負った森さんの話によると、遺体

石渡文太さんと永島ムツミさんと見られ、県警では現在身元の確認を急いでいる。

<森の回想>

厚い雲が晴れた満月は、紅く鈍い光を放っていた。

また惨劇が始まる気配を感じ、森は沈黙を続けていた。

手にはイクハヤランド放置されていた鎌を持ち、息を潜める。

ーーー山道の仕掛けは成功したのに、しぶとい野郎だ!

森は、ハンチング帽の男に悪態をつきながら、後をゆっくりと追った。

ーーーぼくは、復讐してやる……

ーーーぼくを馬鹿にした全てに……

ーーー先ずは、あんただよ!

そう呟きながら、森はハンチング帽の男に背後から襲撃しようと、闇の中を舞った。

クラインガルテン殺人 復活編 了

※このお話は多分フィクションです。実在する人物組織とは何ら関係がありません。

2021-06-19

anond:20210619011106

コロナアスリートが何人か死んだくらいで広島原爆レベル悲劇扱いされるわけないだろ」

そのアスリートが、死ぬ前に、各々の母国デルタ株やそれを超える変異株を大勢感染させてしまい、「各国で」広島原爆レベル人口死ぬんだよ。広島原爆で死亡したのは9万人程度。アメリカコロナ死者は、これまで累計60万人。コロナ禍が悪化すれば、広島原爆以上の人間死ぬ。もちろん、重大性は人口だけでは測れないが、人口だけで見ても同程度の惨劇にはなりそうだ。

東京五輪Tokyoは、今後、Hiroshimaのような惨劇意味人類史記憶され続けるかもしれん

20世紀は、Hiroshima原爆世界的に有名になり、人類の愚行の象徴として今後の人類史で永遠に記憶され続ける都市名になった。

21世紀は、Tokyoデルタ流行下の五輪世界的に有名になり、人類の愚行の象徴として今後の人類史で永遠に記憶され続ける都市名になるかもしれん。

デルタ株は、空気感染する。すれ違っただけで感染する。マスク関係ない。ロックダウンしてマスク着用義務化している国ですら流行している。これまでみたいに、感染者数が増えたら緊急事態宣言出せば減ると思っているのかもしれないけど、緊急事態宣言出しても実効再生産数が1.0を下回らず、新規感染者数が増え続けるだけになる。だから専門家は捨て身で警告している。

「これまでとは違うんだ」と、皆、わかってない。緊急事態宣言は、日本で現状、唯一使える新規感染者を減らす方法。それが使えなくなる。ワクチンも接種率が7割超えれば新規感染者を減らせるが、到底間に合わない。接種率が7割超えるまで、今後、延々と新規感染者が増え続ける事態になるかもしれない。

Hiroshimaについては日本純粋被害者だったと言えるが、Tokyoについては日本純粋被害者だと国際的に思ってもらえないだろうな。

2021-05-18

官能小説界の西村京太郎こと結城彩雨

作りかえられた身体/姉 所収

怜子が歔いた浣腸電車/八人の女教師 所収

生贄美肛夫人人妻肛虐記所収

人妻アヌスレイプ!/継母肛虐計画 所収

人妻凌辱調書/人妻凌辱調書 所収

人妻肛姦調書/人妻肛姦調書 所収

恐怖の人体実験/四人の肛虐奴隷妻 所収

人妻浣淫痴獄/人妻肛姦調書 所収

人妻肛虐記/人妻肛虐記 所収

人妻屈辱日記人妻屈辱日記 所収

大いなる肛姦(全4巻)

人妻洋子・二十七歳/人妻凌辱調書 所収

悪夢ハイジャック/四人の肛虐奴隷妻 所収

白昼の緊縛相姦/四人の肛虐奴隷妻 所収

継母まゆみ・25歳/人妻屈辱日記 所収

偏執復讐弄虐/四人の肛虐奴隷妻 所収

人妻解剖教室人妻解剖教室 所収

人妻那津子・避暑地の痴獄/人妻凌辱調書 所収

人妻奴隷社員人妻奴隷社員 所収

牝犬教師人妻地獄 所収

人妻悪魔の園

女教師淫夢

女教師凌辱調書

人妻美肉市場人妻解剖教室(下) 所収

人妻姦淫恥辱祭/人妻奴隷契約(下) 所収

狙われた媚肉(全5巻)

狙われた媚肉(上下巻)

人妻肛肉娼婦人妻奴隷社員所収

人妻奴隷契約(上下巻)

人妻家庭教師上下巻)

人妻肛虐全書(上下巻)

新肛虐全書(上下巻)

肛虐三姉妹上下巻)

使用人と人妻凌辱宿命】/人妻スチュワーデス 所収

未亡人肛虐監禁

人妻地獄人妻地獄 所収

人妻地獄(上)の序盤部分

肛罰 静香 理由なき美臀尋問/肛戒【罪と罰】 所収

理奈子・罪深き身体宿命/エデンの魔園 所収

凌辱淫魔地獄上下巻)

生贄肛虐夫人上下巻)

継母肛虐計画/継母肛虐計画 所収

姉妹・肛姦の罠(上下巻)

新妻肛虐生活

過失/五つの罪 若妻美臀裁判 所収

25歳・初美の贖罪/エデンの魔園 所収

私立肛虐高校

夏子の大罪・夫を救うために/エデンの魔園 所収

乱身調書(上下巻)

新・乱身調書(上下巻)

人妻肛虐調教週間

女教師凌辱生活

肛虐の刻印

姉弟肛虐相姦(上下巻)

凌襲(上下巻)

狙われた牝獣(上下巻)

肛虐レイプ上下巻)

魔虐の実験病棟上下巻)

肛虐生贄クラブ上下巻)

肛虐生贄クラブ上下巻)完全版

女教師・獣色の学舎

悪魔淫獣上下巻)

人妻地獄上下巻)

嬲肛!(上下巻)

美肉奴隷派遣会社

隣の凌辱魔/肛姦妻【狂愛】 所収

肛戒 初美 さらわれたヴァージンアナル/肛戒【罪と罰】 所収

人妻スチュワーデス人妻スチュワーデス 所収

若妻社員肛虐研究所

肛虐の美学

人妻と飢狼

肛虐秘書室

肛虐の運命

エネマレディ

人妻肛虐専門店/美肛伝説 所収

人体計測は美尻精密データまで/五人の人妻 果てしなき肛姦 所収

屈従を迫られる緊縛奴隷妻/五人の人妻 果てしなき肛姦 所収

五人の凌鬼が群がり、輪姦す/五人の人妻 果てしなき肛姦 所収

夫の前での輪姦劇/人妻肛虐旅行 所収

物的証拠人的補償する若妻/五人の人妻 果てしなき肛姦 所収

媚妻・初美 知られざる裏の姿/人妻ニューロマコレクション) 所収

輪姦され抜く戦慄の旅路人妻肛辱五連姦 所収

果てしなき嬲臀浣腸劇/五人の人妻 果てしなき肛姦 所収

肛罪 陶子 秘穴の底まで注ぎこまれて/肛戒【罪と罰】 所収

灼熱の旋律を夫の前で/人妻肛辱五連姦 所収

陶子・夫の声を聞きながら/肛奪!助教授の若妻 所収

淫獣医師人体実験手術/人妻肛辱五連姦 所収

鎖に囚われた美臀嬲姦劇/人妻肛辱五連姦 所収

恩讐の塊と化した謝恩会人妻肛辱五連姦 所収

晴子・深夜の屈辱肛虐手術室/肛奪!助教授の若妻 所収

人妻奴隷派遣会社/美肛伝説 所収

奈津子・誓わされた肛門輪姦願望/肛奪!助教授の若妻 所収

狂愛 肛虐山荘に囚われて/狂愛 美臀夫人 所収

初美は暗闇にいざなわれて…/人妻 Aの悲劇 所収

睦美は冒涜医師に嵌められて…/人妻 Aの悲劇 所収

涼子・裏門までも担保にされて/肛奪!助教授の若妻 所収

肛虐列車、出発/人妻肛虐旅行 所収

彰子・恐るべき被害者心理実験台/肛奪!助教授の若妻 所収

海辺の肛虐者/肛姦妻【狂愛】 所収

慶美は白昼、子供の前で…/人妻 Aの悲劇 所収

学生に仕組まれた狂罠/准教授の妻は三度狙われる 所収

貴美の履歴書に刻まれたのは…/人妻 Aの悲劇 所収

冴美は縛られ、鞭打たれて…/人妻 Aの悲劇 所収

人妻輪姦商店街/美肛伝説 所収

美贄として生きる運命准教授の妻は三度狙われる 所収

仕組まれた肛姦包囲網/熟妻専科 所収

おぞましき裏肉拷問人妻肛虐旅行 所収

夫を人質に取られた29歳/准教授の妻は三度狙われる 所収

真紀・夫の同僚に囚われて/肛虐劇場 所収

期間限定アナル奴隷人妻肛虐旅行 所収

狂襲 スポーツクラブ惨劇/狂愛 美臀夫人 所収

新妻志保誘拐された女】/肛虐の紋章 所収

狂熱 誓わされた肛辱輪姦/狂愛 美臀夫人 所収

陶子・誘拐犯に縛められて/肛虐劇場 所収

ステージ上の肛辱/人妻肛虐旅行 所収

狂姦 嬲られて、奴隷妻に…/狂愛 美臀夫人 所収

若妻・いずみ【廃ビルの輪姦】/肛虐の紋章 所収

悪夢の肛虐最終便/僕の隣人【黒い下着と美臀】 所収

狼が貪る白い肉/肛虐許可証 所収

助教授夫人・二九歳の悪夢/美肛妻と淫肛妻 所収

人妻誘拐

白昼の雪臀奴隷夫人/Aの狂愛 所収

復習鬼に狙われた熟臀奴隷妻/Aの狂愛 所収

美肛、輪姦す!/美肛実験室 所収

美母と群狼

背徳義弟/美肛妻と淫肛妻 所収

淫獣学園の若臀奴隷教師/Aの狂愛 所収

美肛、輪姦す!/美肛実験室 所収

初美・痴漢集団に狙われて/肛虐劇場 所収

anond:20210518040045

バグとって

売上上げて

利用者増やしたら

自分派閥を強化して

おれをクビにした

洒落にはならないか

おとなしく会社を去った

冗談洒落もなにもない

苦痛相手に与えたそれだけさ

変な話だが

乃木坂謝罪仲介にとかでも、死んで償えと、仲介乃木坂死ねと言えるレベル惨劇

調べてから仲介しろ

2021-05-10

anond:20210510105758

まあこっちが勝手年収かいたからね。

ただ、例の罪を犯した人も発達だったけど祖父金持ちという話を聞いた。それでもきちんとした治療教育がなかったがためにあのような惨劇を生んだわけです。お金があってもできないものはできないのだと、ちょっとだけ諦めてはいる。今の自分がそうであるように。

2021-03-08

必読書コピペマジレスしてみる・やっぱりオススメの21冊編 (1)

思い出してどうしても書きたくなったので書く。

前回→ anond:20210301080225

小野不由美魔性の子

ベストセラー十二国記シリーズエピソード0なのだけれど、独立して読めるのでこれにした。

この作品に魅了された理由は二つある。一つは、二つの異世界出会うことで起きる惨劇SF的に面白いということ。こちらの常識が向こうには全く通じず、逆もまたしかり。ホラーではあるが、コミュニケーション不全の悲しみもある。作中の大量死の原因は、たった一つの誤解が原因なのだ

もう一つは、主人公の未熟さが残酷なほど明らかになっていくことだ。ある意味ファンタジーに逃避しようとする読者に喧嘩を売る態度で、後述するが僕は作者に喧嘩を売られるのが好きである

ヤスミナ・カドラ「昼が夜に負うもの」。

貧困による家族との別離恋愛もつれや政治的立場の相違によってばらばらになっていく幼なじみ人妻による少年の誘惑、昔の知人との思いがけぬ場所での劇的な再会などなど、個人的に好きな要素が濃密に詰め込まれている。それは安易な娯楽に堕しそうでいて、何とか踏みとどまっている。

カミュ小説では背景に過ぎなかった人々を主役にしているのもいい。「異邦人」のアラブ人はまったくの他者というか、理解できない原理で動く人格を描かれない、あるいはそもそも持たない存在だったように記憶している。

同著者の「カブールの燕たち」も面白かった。イスラーム原理主義者により公衆面前で恥をかかされたことで、妻は夫を軽蔑し、憎むようになる。タリバン政権下の苛烈描写は読んでいて苦しく、告発の書としても読めるのだが、同時に、ストーリー自体オペラのように派手なのだ。わざとだろうか?

小松左京「果てしなき流れの果に」

壮大な時間空間の中で行われる追跡劇で、歴史改変タイムパラドックス進化の階梯など、テーマスケールが大きすぎてこの長さでそれをやろうとするのは完全な蛮勇なんだけど、でもたぶん小松左京作品では一番好き。この作品にはエピローグが二つあり、そのうちの片方は比較的序盤に現れる。失踪していたある登場人物が帰ってくる場面だ。これを、小説最後まで読んでからもう一度読むと、深いため息が出る。本当に果てしない旅を経て、帰ってきたのだなあと。

扱われた科学技術は古びるかもしれない。未来世界女性観や社会描写も今では受け入れられないかもしれない。でも、表現しようとしたテーマは古びていない。SFはいだって宇宙時間の果てに手を伸ばそうと愚直なまでの試みなのだ

フリオコルタサル「石蹴り遊び」

冒頭で、パリのどこを歩いていてもお互いに出会ってしま恋人の話で始まったので、どんなロマンチックな話になるのかな、と期待したのだが、友人が服毒自死未遂したり恋人赤ちゃんが死んだりしてもひたすらマテ茶や酒で飲んだくれている、こじらせ芸術家ワナビを含む)たちのお話だった。

しかし、この作品には仕掛けがある。通常の順番通りに読む「第一の書」という方法と、著者に指定された順番で、巻末にまとめられた付録の章を挟みながら読む「第二の書」という方法、この二通りで読めるのだ。第二の書では章の番号が飛び飛びになり、まさに石蹴り遊びのようになる。そこでは第一の書で省かれていたいくつかの事実や、登場人物の秘めた行動原理が明かされる。そればかりか新聞から脈絡ない切り抜きや、この本の著者と思しき人物の晦渋な文学論を含んだ独白が含まれ、そこでは一貫性を過剰に求め、受動的にしか読もうとしない者が批判される。要するに読者に喧嘩を売ってくるわけだ。

読者に喧嘩を売る芸術が好きだ。なぜなら偉大な作家と同じ土俵に立てた錯覚を持てるから

シドニー=ガブリエル・コレット青い麦

「ダフニスクロエー」並にこっぱずかしいイチャラブもの。誰だって一緒に育ってきた少年少女が迎える性の目覚め的なシチュエーション萌えしまう時期があるのだと思う。もっとも、村上春樹作品場合、一緒に育ってきた幼馴染の男女は不幸な結末を迎えるのが常套なのだけれど。

少年人妻に誘惑され先に性体験をするというのも、王道でいい気もする。とはいえ、昨今は少女が先に目覚めるパターンも読んでみたいと思うのである

沢木耕太郎深夜特急

北杜夫の「どくとるマンボウ航海記」とか妹尾河童インド旅行記にしようかとも思ったが、終着地のロンドンについてからオチが笑えたのでこれにした(興味があったらこの二つも読んでください)。

元々はデリーからロンドンまでバスで行けるかどうかという賭けが旅のきっかけだが、「一人旅海外は二十六歳くらいがちょうどいい、それよりも若い経験値が少なすぎて、あまりにもすべてを吸収してしまおうとする」なんて趣旨のくだりがあり、初めての一人旅を読んでそうかもしれないとうなずいた。

少し前の時代旅行記面白い。今では身近なフォーケバブがすごく珍しいものとして書かれているし、天然痘が根絶されていない時代の怖さもある。一方、アフガニスタンイランが今ほど物騒ではなく書かれており、政変を身近な危険として感じることができる。

それはさておき、ほんと、スマホができて一人旅はずいぶんと楽になった。

アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ夜間飛行

強くてかっこいいことや、くじけずに挑むことに背を向けていた自分が気に入った数少ない強い人間物語。「星の王子様」が気に入った人は、ぜひぜひこちらを読んでほしい。いや、星の王子様子供向けに感じられた人や、表現が簡潔すぎたり抽象的過ぎたりしていると感じた人にこそ読んでほしい。あの物語の背後にあった、サンテグジュペリ飛行機乗りとしての経験がそこにある。

ウラジーミルソローキン「青い脂」。

はるか未来の、中国の影響下にあるロシア。そこでは文豪クローン物語執筆させることで、謎の空色物質を生成する、錬金術プロジェクトが稼働していた! この神秘物質をめぐって繰り広げられる陰謀の周囲には、ロシア文豪文体パロディあり、フルシチョフ×スターリンのイチャラブセックスあり、ナチス同盟を結んだ並行宇宙ソ連あり。

筒井康隆高橋源一郎矢作俊彦を足して三で割らずに、ロシア権威文学暴力セックスでぶっ飛ばす。ちなみにラストは爆発オチループオチだ。

筒井康隆残像に口紅を

章が進むごとに使える文字を一つずつ減らしていく趣向で、たとえば最初の章から「あ」の含まれ言葉を使えなくなっている。表現の自由と不自由について体を張って考える作品であり、使えない文字が増えるにつれ、新しい表現開拓しなければならない。その中で語られる文学論や自伝は、片言だからこそ重い。また、使える文字制限がある中での官能表現も、表現の自由について鋭く問う。

筒井康隆のすごいところは、狂っているように見える文章を書く才能だ。それがなんですごいのかっていうと、正気を失った人をそれらしく演じるのがとても難しいからだ。というのも、精神を病んだ人のなかにも、本人の中では一貫した理屈があり、全くのでたらめではないからだ。また、倫理観の壊れた人間を書くのがめちゃくちゃうまい。かなりグロ耐性のある自分も「問題外科」だけは気持ち悪くて読めなかった。これも、人間常識についてかなり深く考えないとできないことだ。

ちなみに、ジョルジュ・ペレックの「煙滅」はイ段の文字を一回も使わないで翻訳された小説で、これもただの遊びにとどまらない。語りえないホロコーストという事件モチーフにしていて、あるべきものが不在なのにそれが何かわからない居心地の悪さをテーマにしている。これが気に入ったらオススメしたい。

レフ・トルストイアンナ・カレーニナ

ドストエフスキーヤバいやつだが、トルストイもそれ以上にヤバいやつだ。家庭を顧みずに財産を国に残そうとする狂信者だ。正直、妻や子供たちがかわいそうだ。後期の「光あるうち光の中を歩め」もはっきり言って宗教の勧誘パンフレットであり、読んでいて内容が完全に予想できる。ヤバい新興宗教パンフレットのほうが何が書いてあるか予想できなくてある意味でまだ興味深い。

しかし、そんな将来そこまで頭の固くなる人間不倫の話を書いたのだから面白い。確かに、清純な愛を貫くいい子ちゃんカップル不倫カップルの対比はわざとらしい。けれども、まじめカップル愛情の細やかさと、一時の感情に負けた罪のあるカップル、どちらも美しい文章で書かれている。物事は正しくあるべきと考えている人間が、罪を犯してしまう悲しみを描いているのがいい。

これは、プロット道徳に完全に屈従させてしまう前のトルストイのすばらしさが詰まっている(そういうわけで好きな長篇の順番は年代順に「アンナ・カレーニナ」、「戦争と平和」、「復活」)。

あ、今思い出したけど、ソルジェニーツィンも好きだったんだった。

星新一「つねならぬ話」

作品根底には人間性への諦念が横たわっているのだけれども、初期の頃はそれが明確な暴力となって描かれていた。表現淡々としているが、殺人人類滅亡なんてよくある話だった。けれども、このころになるともっと表現が静かになっていった。悟りを開いた、というのとは違う。間違いなく諦念はある。けれども、苦い絶望とはまた別の感情がこもっている気もする。非SFのものが多いのも面白いので、星新一の芸風に飽きた頃に改めて手に取ってほしい。

続く→ anond:20210308082031

2021-02-15

ミステリ好きなら読破しておきたい古典を読んでおきたい古典100冊を読むべきではない100の理由

https://anond.hatelabo.jp/20210215101500

エドガーエラン・ポオ「モルグ街の殺人

 ・しょうもない犯人しょうもない気付き、しょうもないミステリ元祖

ウィルキー・コリンズ「月長石」

 ・長さのわりにミステリを期待して読むと徒労に終わるドラマ観れば十分。

コナン・ドイルシャーロック・ホームズの冒険

 ・長編よりいくらかマシという程度。

モーリス・ルブラン「怪盗紳士ルパン

 ・南洋一郎訳のほうがおもしろい。

ロナルド・A・ノックス「陸橋殺人事件

 ・いわゆる「ノックスの十戒」を定めた著者だが、作品凡庸

フョードル・ドストエフスキー罪と罰

 ・ミステリか? 別にいいんだけど。主人公臭い自意識に長時間堪えられるのなら。手塚治虫漫画版で十分。

コンラッド「闇の奥」

 ・「闇の奥」そのものより、「闇の奥」をもとにした無数のコンテンツのほうがおもしろい。『地獄の黙示録』とか。

F.W.クロフツ「樽」

 ・『樽』はタルい。これミステリ界の常識アルよ。クロフツもっと薄くておもしろいのがいっぱいある。

S.S.ヴァン・ダイン僧正殺人事件

 ・ヴァン・ダインとか今更読むやつおる??

ガストン・ルルー黄色い部屋の謎」

 ・これもルールタビ―ユくんのキャラ小説なんだよな。意外にミステリしてる点は評価できなくもない。

エラリー・クイーン「Yの悲劇

 ・別のトラバの人も言ってたけど、悲劇四部作は通しで読めよ。おまえはスター・ウォーズをEP5から観るのか?

ジョン・ディクスン・カー火刑法廷

 ・オカルト〜〜〜〜〜〜wwwwww すいません、ふつうに好きです。

アガサ・クリスティそして誰もいなくなった

 ・クリスティならなんぼでもこれよりおもしろいのがある。まあ、ある種のパターン確立したという意味で必読ではある。

ドロシー・セイヤーズナインテイラーズ」

 ・別にナインテイラーズ」でもいいんだけど。

イーデン・フィルポッツ赤毛のレドメイン家」

 ・いいかげん昔の人が評価してたからって理由だけでレドメイン家をこういうリストに入れるのやめない?

G.K.チェスタトンブラウン神父童心

 ・妥当。これもシリーズを通しで読むべきではある。

フランシス・アイルズ殺意

 ・アイルズ入れるのは当然として、バークリーも入れないのは理解に苦しむ。

ウィリアム・アイリッシュ「幻の女」

 ・惰性でオールタイム・ベスト入ってる系の古典としては意外なほどエキサイティング。アイリッシュもっと評価されてもいい。

コリン・デクスターキドリントンから消えた娘」

 ・今読むとちょっとメカニカルすぎてキツいところがある。

セバスチャン・ジャプリゾシンデレラの罠」

 ・ハッタリのきかせ方は歴史に残るけど、わりに印象に残りにくいんだよな。

ハリイ・ケメルマン「九マイルは遠すぎる」

 ・これも型を確立したという点で必読ではある。

ウィリアム・L・デアンドリア「ホッグ連続殺人

 ・出たよホッグ。20年くらい前ならおもしろかったのかもしれんけどさ。

クリスチアナ・ブランド「招かれざる客たちのビュッフェ

 ・さすがにブランド否定する理由がない。

エリザベスフェラーズ「猿来たりなば」

 ・知名度の割に、ブクオフに行ったらかならず置いてあるだけの理由はあるものだ。

ロアルド・ダールあなたに似た人」

 ・出来不出来が激しい作家の一人。奇妙な味勉強したいんなら異色作家短編集読めば。

ダフネ・デュ・モーリアレベッカ

 ・そういえば映画版最近リメイクされてましたね。つまんなかったなあ。ヒッチコック版と原作はいいです。

レイモンド・チャンドラー「長いお別れ」

 ・御三家のなかで一番キツい。春樹訳はさらにキツい。ロバート・アルトマンくらいの諧謔が加わって初めて鑑賞に堪えうる。

ダシール・ハメットマルタの鷹

 ・ハードボイルドの先鋭性をもっともよく表した作家ではある。本篇より諏訪部浩一の『「マルタの鷹講義』のほうがおもしろい。

ロス・マクドナルド「ウィチャリー家の女」

 ・ロスマクの一冊を選ぶとなると戦争が起きる。法月綸太郎みたいなものさ。ここでもな。

フレデリック・フォーサイスジャッカルの日

 ・めちゃめちゃエキサイティングなんだけど、分厚いし今手に入りにくいし……。

ジョン・ル・カレ寒いから帰ってきたスパイ

 ・ル・カレのなかでは読みやすい部類だし、正解だと思う。

パトリシア・ハイスミス見知らぬ乗客

 ・ハイスミス20歳をすぎてから

ドナルド・E・ウェストレイクホットロック

 ・なぜよりによって『ホットロック』?

ボアローナルスジャック悪魔のような女

 ・ボアナルほんとに読んだことある?俺はない。映画は傑作だった。

トルーマン・カポーティ冷血

 ・ルポルタージュミステリとしては先駆的だったのかもしれないが、今読むと長いしタルいし冗長カポーティの美点がほとんど失われてしまっている。

ジム・トンプスン「内なる殺人者」

 ・ポップでしょ。

ウンベルト・エーコ薔薇の名前

 ・たかだかミステリ読みごときエーコの真価が理解できるとはおもわない。

ローレンス・ブロック八百万の死にざま」

 ・タイトルで勝ってるよな。アル中文学系譜が産んだ名作。

ルース・レンデルロウフィールド館の惨劇

 ・一発ネタ長編まるまるひとつ持たせた奇跡のような書物とはいえレンデルもっと濃ゆいのがある。

ウィリアム・ゴールディング「蝿の王

 ・別にここに入れる必要はないのでは。

ジェイムズ・クラムリー「酔いどれの誇り」

 ・ネオハードボイルド作家たちは再評価されるべきだと思うが、中途半端に古くなってしまった感もあり、難しい。

ジェイムズ・エルロイブラック・ダリア

 ・反面エルロイは古びない。ただLA四部作は何も知らない人が「ブラック・ダリア」だけ読んでもわからん気がする。

ジャック・ヒギンズ「鷲は舞い降りた」

 ・冒険小説進化してるので、いつまでもヒギンズを引きずるのは不幸というか、グリーニーとか読ませたほうがいいのでは。俺は嫌いだが。

アリステア・マクリーン女王陛下のユリシーズ号

 ・マクリーンなんかよりイアン・フレミングのほうがよほどリストに入れる意味あるよ。

トマス・ハリス羊たちの沈黙

 ・作者がキモい

ドナルド・A・スタンウッド「エヴァライカー記憶

 ・このリストのなかでは比較的新しい作品で、オールタイム・ベスト的なリストでみかけるのは珍しい。個人的思い入れがあるのか? たしかに発売当時からそこそこ評判高かったけれど、薄い記憶を掘る限りそこまで評価する理由が見当たらない。気になる。

クレイグ・ライススイートホーム殺人事件

 ・ライスはたまに読むと心温まってよいが、それはスレた読者の愉しみなのであって、入門者が読んでも伝わりにくい。

アゴタ・クリストフ悪童日記

 ・たしかに仕掛けはミステリなしおもしろ小説なのだが、別にこのリストに入れる必要はない。なんでミステリの人は文学コンプレックスを抱くのだろう。

アイラ・レヴィン「死の接吻

 ・うーん。

リチャード・二ーリィ「心ひき裂かれて」

 ・オールタイムベストでも陰が薄い存在なので、入っていると嬉しい。まあでも数合わせだよね。

ケン・フォレット「針の眼」

 ・フォレットもそろそろ再評価されるべきだと思うのだが、ダン・ブラウンみたいなものと思われているのだろうか。

マイ・シューヴァル、ペール・ヴァール「笑う警官

 ・北欧系の元祖ではあるのだろうが、だったらよりエポックミレニアム入れたほうが誠実な気がする。

黒岩涙香巌窟王

 ・ごめん、モンクリの方しか読んだことない。

甲賀三郎ニッケル文鎮

 ・はあ。

江戸川乱歩「孤島の鬼」

 ・え?

大下宇陀児「石の下の記憶

 ・変格って今読むとふつうにつまんないの多いよね。

夢野久作ドグラ・マグラ

 ・そりゃ読んでも損はないとは思うが。

浜尾四郎「鉄鎖殺人事件

 ・当時としてはアベレージはある作家だろうが、そこで鉄鎖を選ぶ理由がよくわからない。

大阪圭吉「とむらい機関車

 ・うーん……いいんじゃないんですか。

小栗虫太郎黒死館殺人事件

 ・どう読むかによる。単純な出来でいったら虫太郎にはもっといいのがいくらでもある。すまん、いくらでも、はない。

木々高太郎新月

 ・すっかり忘却の彼方すぎて妥当かどうかさえわからん

横溝正史獄門島

 ・横正の作品をチョイス理由を添えずにポンと出されても困るんだよな。高校生も困ると思うよ。こんなんだけ読まされても。しょうがない。

坂口安吾不連続殺人事件

 ・本格ベタ安吾のなかでもなんでよりによって一二を争うほど不出来な作品を選ぶのか。嫌いなのか?

高木彬光人形はなぜ殺される」

 ・高木彬光でこれがあがってしまうのは、消去法の結果なのだと思う。

山田風太郎「妖異金瓶梅

 ・特にケチをつけようとは思わない。

海野十三「海底都市

 ・海野十三本領はヌケの良いバカバカしさだと思う。

大坪砂男涅槃雪」

 ・通っぽいセクレトだが、そこは素直に「天狗」にしとけ。コケまくったサンドマンが唯一正位置になってしまった作品なのだから

松本清張砂の器

 ・映画の印象は強いが、清張であえてピックアップするほどかといえばどうか。

鮎川哲也薔薇殺人事件

 ・変化球狙いすぎて外しとる。

有馬頼義「四万人の目撃者

 ・流れ的にはわからないでもない。

仁木悦子「猫は知っていた」

 ・と思ったらいきなり脳死みたいな。

高城高X橋付近

 ・今あえて読むほどのものではない。

水上勉飢餓海峡

 ・同上。長いだけ。

笹沢左保「暗い傾斜」

 ・同上。とはいえ笹沢左保はもうちょっとまれてもいい。

飛鳥高「細い赤い糸

 ・飛鳥高長編ってそんな良いイメージないのだが。賞とったってだけで入れてない?

土屋隆夫天狗の面」

 ・今選ぶとなると難しい作家だが、針の誘いとかでいいのでは。

陳舜臣「玉嶺よふたたび」

 ・そもそもミステリうまい作家ではない。

竹本健治匣の中の失楽

 ・パッションだけで突っ走った奇跡であることは間違いないが、三大奇書にならべて語るほどかといわれれば疑問符がつく。竹本健治は”今”が面白い現役の作家だ。

中井英夫虚無への供物

 ・不可欠だとは思うが、真剣に読んでる人は少数派だろう。

赤江瀑オイディプスの刃」

 ・そうね。

都筑道夫三重露出

 ・またひねくれたもん入れてくるな。

森村誠一新幹線殺人事件

 ・ごめん、森村あんま興味ない。

天藤真大誘拐

 ・色んな意味稀有作品ではある。

西村寿行「滅びの笛」

 ・特に反対する理由もない。

清水一行動脈列島

 ・人間生きてて清水一行の話することある

戸川昌子大いなる幻影

 ・戸川昌子の話をすることはあるかもしれないな。

戸板康二グリーン車の子供」

 ・マスト

泡坂妻夫「亜愛一郎の狼狽

 ・鉄板

大岡昇平事件

 ・入れても良いとは思うが、そういえば結城昌治がおらんな。

田中光二黄金の罠」

 ・エッ? そこ?

栗本薫「絃の聖域」

 ・読んでない。そろそろ疲れてきた。

連城三紀彦「宵待草夜情」

 ・好みの問題であるとは思うが。

辻真先アリスの国の殺人

 ・アー。完全恋愛かいいんでは。

笠井潔サマーアポカリプス

 ・第一作だしリストになら入れてもいいと思う。

逢坂剛カディスの赤い星」

 ・もうちょっと高校生までに」という点を考慮しようよ。

船戸与一「猛き方舟」

 ・船戸与一今読むと意外にいいものもあるんだよね。

島田荘司占星術殺人事件

 ・このへんはね。

綾辻行人十角館の殺人

 ・入るよね。

京極夏彦姑獲鳥の夏

 ・急に九十年代っぽくなったけど、2000年代にもインスタントクラシック作品はたくさんあると思うよ。

皆川博子「死の泉」

 ・皆川博子ミステリ的に評価できるかといえば微妙なんだけど、ミステリ界以外で評価される土壌がさほどないようなので、不運な作家だと思う。偉大な人です。

ミステリ好きなら高校生までに読破しておきたい古典100

https://anond.hatelabo.jp/20210210225201

  1. エドガーエラン・ポオ「モルグ街の殺人
  2. ウィルキー・コリンズ「月長石」
  3. コナン・ドイルシャーロック・ホームズの冒険
  4. モーリス・ルブラン「怪盗紳士ルパン
  5. ロナルド・A・ノックス「陸橋殺人事件
  6. フョードル・ドストエフスキー罪と罰
  7. コンラッド「闇の奥」
  8. F.W.クロフツ「樽」
  9. S.S.ヴァン・ダイン僧正殺人事件
  10. ガストン・ルルー黄色い部屋の謎」
  11. エラリー・クイーン「Yの悲劇
  12. ジョン・ディクスン・カー火刑法廷
  13. アガサ・クリスティそして誰もいなくなった
  14. ドロシー・セイヤーズナインテイラーズ」
  15. イーデン・フィルポッツ赤毛のレドメイン家」
  16. G.K.チェスタトンブラウン神父童心
  17. フランシス・アイルズ殺意
  18. ウィリアム・アイリッシュ「幻の女」
  19. コリン・デクスターキドリントンから消えた娘」
  20. セバスチャン・ジャプリゾシンデレラの罠」
  21. ハリイ・ケメルマン「九マイルは遠すぎる」
  22. ウィリアム・L・デアンドリア「ホッグ連続殺人
  23. クリスチアナ・ブランド「招かれざる客たちのビュッフェ
  24. エリザベスフェラーズ「猿来たりなば」
  25. ロアルド・ダールあなたに似た人」
  26. ダフネ・デュ・モーリアレベッカ
  27. レイモンド・チャンドラー「長いお別れ」
  28. ダシール・ハメットマルタの鷹
  29. ロス・マクドナルド「ウィチャリー家の女」
  30. フレデリック・フォーサイスジャッカルの日
  31. ジョン・ル・カレ寒いから帰ってきたスパイ
  32. パトリシア・ハイスミス見知らぬ乗客
  33. ドナルド・E・ウェストレイクホットロック
  34. ボアローナルスジャック悪魔のような女
  35. トルーマン・カポーティ冷血
  36. ジム・トンプスン「内なる殺人者」
  37. ウンベルト・エーコ薔薇の名前
  38. ローレンス・ブロック八百万の死にざま」
  39. ルース・レンデルロウフィールド館の惨劇
  40. ウィリアムゴールディング蝿の王
  41. ジェイムズ・クラムリー「酔いどれの誇り」
  42. ジェイムズ・エルロイブラック・ダリア
  43. ジャック・ヒギンズ「鷲は舞い降りた」
  44. アリステア・マクリーン女王陛下のユリシーズ号
  45. トマス・ハリス羊たちの沈黙
  46. ドナルド・A・スタンウッド「エヴァライカー記憶
  47. クレイグ・ライススイートホーム殺人事件
  48. アゴタ・クリストフ悪童日記
  49. アイラ・レヴィン「死の接吻
  50. リチャード・二ーリィ「心ひき裂かれて」
  51. ケン・フォレット「針の眼」
  52. マイ・シューヴァル、ペール・ヴァール「笑う警官
  53. 黒岩涙香巌窟王
  54. 甲賀三郎ニッケル文鎮
  55. 江戸川乱歩「孤島の鬼」
  56. 大下宇陀児「石の下の記憶
  57. 夢野久作ドグラ・マグラ
  58. 浜尾四郎「鉄鎖殺人事件
  59. 大阪圭吉「とむらい機関車
  60. 小栗虫太郎黒死館殺人事件
  61. 木々高太郎新月
  62. 横溝正史獄門島
  63. 坂口安吾不連続殺人事件
  64. 高木彬光人形はなぜ殺される」
  65. 山田風太郎「妖異金瓶梅
  66. 海野十三「海底都市
  67. 大坪砂男涅槃雪」
  68. 松本清張砂の器
  69. 鮎川哲也薔薇殺人事件
  70. 有馬頼義「四万人の目撃者
  71. 仁木悦子「猫は知っていた」
  72. 高城高X橋付近
  73. 水上勉飢餓海峡
  74. 笹沢左保「暗い傾斜」
  75. 飛鳥高「細い赤い糸
  76. 土屋隆夫天狗の面」
  77. 陳舜臣「玉嶺よふたたび」
  78. 竹本健治匣の中の失楽
  79. 中井英夫虚無への供物
  80. 赤江瀑オイディプスの刃」
  81. 都筑道夫三重露出
  82. 森村誠一新幹線殺人事件
  83. 天藤真大誘拐
  84. 西村寿行「滅びの笛」
  85. 清水一行動脈列島
  86. 戸川昌子大いなる幻影
  87. 戸板康二グリーン車の子供」
  88. 泡坂妻夫「亜愛一郎の狼狽
  89. 大岡昇平事件
  90. 田中光二黄金の罠」
  91. 栗本薫「絃の聖域」
  92. 連城三紀彦「宵待草夜情」
  93. 辻真先アリスの国の殺人
  94. 笠井潔サマーアポカリプス
  95. 逢坂剛カディスの赤い星」
  96. 船戸与一「猛き方舟」
  97. 島田荘司占星術殺人事件
  98. 綾辻行人十角館の殺人
  99. 京極夏彦姑獲鳥の夏
  100. 皆川博子「死の泉」

追記

ブコメで指摘を受けたので以下を修正

20と39、「シンデレラの罠」が重複している。確かに一人で何役もやる趣向の話ではあるが。

重複を削除して、ゴールディングの「蝿の王」を入れた。ご指摘感謝

22.の「ホッグ殺人事件」、正しくは「ホッグ連続殺人」だね。

修正した。ご指摘感謝

間違い探しみたいで申し訳ないが、35は「トルーマン・カポーティ」かな。ノンフィクションミステリに入れるのは、ちょっと抵抗がある。

修正した。ご指摘感謝

2021-01-27

ひぐらし業、つまらなくないですか?

ということをずっと考えてたけど、ネット上では同様の意見が全く見当たらないので書いてみる。

当然ネタバレはするのでご注意。

オリジナルひぐらしでは、殺人を犯す側に転落しても踏み止まっても、登場人物パーソナリティ自体は一貫していた気がするんですよ。

こいつは残忍な殺人鬼だけど、同時に愛すべき人間である、みたいな。

うじ湧き病の特効薬を寄越せと叫んでレナを撲殺し、梨花ちゃんの脳を啜る圭一に愛すべき人間の要素あるか?

同時に、オリジナルにあったテーマ否定しているのも気になる点。

鬼隠し編は「自分を信じてと言ってくれたレナあんな形で疑ってはいけなかった」というのがテーマになっていると思うけど、新ひぐらし見ると、そんな信頼にはレナは値しないし。

村のためと言って梨花ちゃんボコボコにして沼に沈めることも厭わない喜一郎は正しく、目明し編詩音が考えた悟史くんの仇じゃないの?

ひぐらし既修者の意表を突くことにばっかり気を取られているように見えてならないけど、正直ひぐらし既修者の立場では、何があっても驚かないんですよね。

登場人物の見ている視点とは違う裏の世界で何が起きているのか、そこに納得行く辻褄はあるのか知りたいだけで、惨劇が起きること自体にはピクリとも驚かない。

しか主人公サイドのパーソナリティがここまで崩壊してしまうと、もうどん真相があったとしてもキャラクターへの愛情と信頼感は取り戻せないんじゃと思ってしまう。

と言って納得行く真相があったらすごいけど、ひぐらし本編レベルどんでん返しじゃ失われた信頼は取り戻せないぞ。

今回は解決すべき真相の方にメタ世界ループとか、うみねこ魔女設定とか?)が絡んでくるのかもしれないけど、それは自分はノーサンキューだなあ。

竜騎士作品に途中で着いていけなくなった人は多くて、自分のような読者は新陳代謝していくだけのことなんだろうけど。

Switch版のひぐらしも買ったし、アニメ始まる時には楽しみにしてた者としては残念ですね。

2021-01-19

母親介護から逃げた(追記あり

離れて暮らす母親糖尿病と癌を患いました。加え、痴呆や諸々の病気を併発しています

その数年前から駅や階段等で転倒していたようで、同居する妹が心配していたのを覚えています。父と営む小売業でも、電話対応がおぼつかなかったり酷い接客をしたりと散々だったそうです。

コロナが広まっていた2020年のQ1あたりで、ついに精密検査の結果それらの症状が見つかったと連絡がありました。程なくして父親介護をすることになり、妹は少し離れた場所生活しつつも定期的に面倒を見に行くようになったようです。(このあたりは面倒くさい家庭の事情があります

かくいう私自身は、何もしませんでした。母親生活していた学生自体には殆ど毎日のように喧嘩をしており、一生この人と良好な関係を築くことはできないと思っていました。東京に近い場所からわざわざ遠ざかってまで今の場所引っ越したのも、実家との距離物理的に開けたかたからです。だからこそ、コロナ禍によって移動や人との接触を避ける世論には感謝したモノです。実家に帰ってあの母親と対面しないで済むのですから

それが、妹からの連絡によって久々に帰ったのがつい最近です。父親限界だと。確かに実家仕事をしながら介護まで担当するのはしんどいでしょう。仕方なく掃除のために帰りました。

久々に出会った母親病気の老婆そのもの身体は小さくなって布団に横になるしかできなくなっています糖尿病のせいで足が動かしづらく、トイレにも一人で行けません。癌の手術には血糖値等を下げる必要があるとのことで、それ専用の食事のために父親毎日食材選びに苦心しているようでした。

1日目は掃除等をして日帰りです。それだけでもかなり満足して貰えたのでそこだけは良かったと思います

問題は2週間くらいあけて2日目。再度訪問し、一部の介護をしつつ家の仕事しました。そしてその日は実家に泊まる日でした。

母親日中は「ごはんトイレ背中が痛いから起こして」が殆どです。自力で立ち上がることもままならないので、父親自分がその介助をするわけです。それが夜間ずっととはおもいませんでした。

2階で寝ていると1時間毎に母親の声で目を覚まします。耳はなぜか健常者並なので単に大声を張り上げる癖がついているようですが、とにかく真夜中でも人をかなりの声量で呼ぶのです。トイレならまだしも、お腹が空いた程度でも平気で呼びますし枕の位置を変える場合もあります彼女には昼夜の区別なく不快と思ったら人を呼ぶことだけが手段になっているのです。でかい赤ちゃんかそれより質が悪い。これで徘徊痴呆が深刻化すればもっと悲惨な目に遭うでしょう。父親限界というのもわかります。寝れないんですから

介護がどうしてきついのか。どうして介護職になり手がいないのか。よくわかる事例だと思います。これでもまだ楽な部類とはいえ自分はこの一晩だけでうんざりする気持ちでした。そして夜が明けて帰ろうとしているとき、あることから母親と言い争うことになってしまいました。母親の癇癪が元々酷いほうで、親戚一同からそっぽを向かれるくらいには独りよがりです。だからこそ自分とも対立していましたが、自分にもその性質は受け継がれていますちょっとした母親の癇癪と混乱に対して、自分暴言で返すことしかできませんでした。それをしていい立場にはなく、むしろ四六時中一緒にいる父親や妹の方がずっと言いたいことを、自分は何段階も飛び越えて母親に浴びせかけたのです。

逃げるように実家を後にしました。帰り際に妹と玄関先で立ち話をし、お互いに家に寄りつきたくない気持ちがあることは幸いでした。その際にも家の中から母親の奇声が漏れ出でていました。妹と意見が一致したのは、早期に母親の癌を手術して即介護施設に預け入れることくらいです。今のデイサービスだけではとても足りません。

今後は家の仕事のために2回/週程度の割合実家に帰ることにしました。介護をせず家の片付けや配達だけをするのは、せめてもの罪滅ぼし。

正直、母親がああなったのは自業自得と思っています彼女自身の不摂生彼女自身が今まで重ねてきた家族への酷い惨劇が、そのまま返ってきました。私から見て父方の祖父母への虐待や父や私への数多くの暴力暴言特に祖母への虐待は酷く、元々足が悪かった祖母は本当に悲惨だったと思います

結局、今の母はその祖母と同じように足を悪くして半寝たきりとなっています。いえもっといかもしれない。

だけど今なら少しわかります彼女には恐怖心があったのでしょう。今の母親は何かにおびえています。歩くときですら常に後ろに反り返り、前に進むことに本能的な恐怖を持っているようです。思えば彼女は何かにいらだつと同時に恐怖を抱えていたのではないかと思っています。そのおびえを怒りで紛らわし、自身葛藤正当化するために暴力表現していたのかもしません。

俗に言う毒親であるとは思います。でもその遺伝子性質自分が受け継いでいるのは事実。だから今最大の恐怖は、両親が亡くなることではなく自分性質子供に向かうことです。母親自分自分家族にしてきたことを、自らが行わないという保証がありません。また、自分介護必要としたとき、助けてくれるのが配偶者しかいなかったら。病院施設に入ることができずにいまの父親と同じようなことを配偶者に強いたとしたら。

帰り道でそんなことを考えていたせいで、家に帰り気づいたら配偶者の腕の中で泣き叫んでいました。恐怖と後悔しかありませんでした。自分母親父親を遠ざけたことも、自分がいつか似たような立場になってしまうんじゃないかということも。そしてこの恐怖が誰かに暴力として向かうんじゃないかと。


逃げた自分はいつか天罰が下るのかもしれません。いえ、いまが地獄かもしれない

追記

懺悔のつもりで書きました。実際、殆ど実家との交流を絶っていたので何もしていない状態で、ついこの間ようやく重い腰を上げて介護をしただけです。

でもやはり母親との相性が最悪です。あちらはどう思っているかわかりませんが、もし次あって話したらビンタの一つはしそうで本当に怖い。現状は母親と会わないほうが誰にとっても得だと思います

実家に帰ったことで今まで実感しなかった介護の厳しさが現実になって、正直驚きの割合も強いです。老老介護とはよく聞きますが、それは間違いなく20世紀最悪の発明品です。家庭内でしていいものではありません。資格経験給与をもらって初めて成り立つ仕事です。善意だけで行うには厳しすぎる。

罪悪感から逃げると後悔することもあるので見極めてください。特にブックマークコメントは当てにしないでください。自分で決めるしかないです。


そのとおりですね。正直ブコメにはあまり期待していません。予想通りのコメントばかりですし。

とりあえず知り合いにケアマネジャーがいるので、そちらに相談しようと思います

追記2】

知り合いから聞くところによると

2020-12-16

【全文翻訳】イベルクチンはCovid-19を治療するための奇跡の薬?

【全文翻訳ピエールコリー博士上院証言:イベルクチンはCovid-19を治療するための奇跡の薬?

なぜ私たち以外の誰もが気にしないのか... WTF

The Auto Channel

原文URLhttps://www.theautochannel.com/news/2020/12/10/922677-senate-testimony-dr-pierre-kory-ivermectin-miracle-drug-to-treat.html

編集者の嘆願。それは研究する価値があるのではありませんか?

COVID-19の予防と治療におけるイベルクチン有効性を実証する新興のエビデンスレビュー研究(PDF)

証言 聖路加オーロラ医療センター准教授 ピエールコーリ医師

国土安全保障委員会会議の前に COVID-19の早期治療に注目

2020年12月8日

COVID-19に対する効果的な早期治療重要性と必要性に注目していただくために、ジョンソン上院議員と委員会の皆様に感謝の意を表すことから始めたいと思います。私は個人医師としてだけでなく、私の非営利団体である「Front-Line COVID-19 Critical Care Alliance」を代表して、本日お話しさせていただきます

私たちは、多くの人と同様に、効果的なワクチンの開発に成功したことに非常に励まされていますが、ワクチン以外の効果的な早期治療、在宅治療、予防治療選択肢についての指針や研究がほぼ完全に欠如していることに愕然としています私たち病院10万人以上のCOVID-19の患者入院して溢れており、毎日のように記録的な死亡者が報告されていますワクチン一般に配布されるまでには数ヶ月、この危機に十分な影響を与えるにはさら時間がかかると思われますので、効果的な早期治療必要性を強調したいと思います。私の所属する重症治療専門家組織は、このウイルス病気プロセスについての洞察を得て、効果的な治療プロトコルを開発するために、約9ヶ月間、科学的文献を精力的に検討してきました。その間、私たちはCOVID患者でいっぱいの集中治療室で長時間働いていました。私は、5月委員会の前でMATH+病院治療プロトコールについて証言できたことを誇りに思っています。この治療プロトコールは、その組み合わせ療法のほぼすべての構成要素が臨床研究検証されており、治療プロトコールの影響に関する詳細と報告書は、数日以内にJournal of Critical Care Medicineに掲載される予定です。

ポール・E・マリ教授率いる私たちグループが、COVID-19の予防と早期治療のための非常に効果的なプロトコルを開発したことを、私はここに報告することができ、大きな誇りと同時に大きな楽観主義を持っています。ここ3-4ヶ月の間に、新たに発表された論文は、抗寄生虫剤、抗ウイルス剤、抗炎症剤と呼ばれるイベルクチンの深遠な有効性についての決定的なデータ提供しています私たちプロトコールは、これらのデータ確認した後、最近になって作成されました。ほぼすべての研究で、イベルクチン治療効果安全性が、この薬を服用しているほぼすべての人の感染病気の進行を防ぐことが実証されています

先に進む前に、そもそもこのヒアリング必要とされてきたわが国の治療対応には2つの重大な欠陥があることに注意を喚起したい。ヒドロキシクロロキンに対する初期の関心と研究のほかに、すでに存在する安全で低コスト治療薬の使用研究するための重要な取り組みを見つけることができません。私たちが全国規模で観察した唯一の研究治療の焦点は、レムデシビルモノクローナル抗体トシリズマブなどのような新規または高コストの薬剤設計製品であり、そのような治療法はすべて数千ドル費用がかかります。これは、Covid-19について議会相談したある医師が「低コスト治療法の価値をどうやって証明するかという問題議会蔓延している」と結論づけたときに出された結論と一致しています。もう一つの障壁は、私たちのページが繰り返しブロックされているフェイスブックや他のソーシャルメディア上で重要科学情報を発信しようとする私たちの試みのすべての検閲でした。最後に、既存タスクフォースに臨床の専門家がいないことが、効果的な治療法の特定の進展をさらに妨げていると考えています私たちの専門的な臨床医グループスキルセット、臨床知識ベース患者ケア経験類似しているメンバーほとんどいません。既存メンバーはすべて、大規模な医療機関の医師リーダーであるか、研究バックグラウンドを持っているようである。多くの人はキャリアの中で患者ケアのベッドサイドでの経験があるはずですが、今回のパンデミックの間にCOVID-19の患者のベッドサイドに相当の方法で立ったことがある人はほとんどいないようです。私たちのような専門の臨床医パネルには大量の貴重な見識と知恵があり、COVID-19におけるイベルクチンの絶大な効力を最近発見したことを共有できることを大変嬉しく思っています

ベルクチン安全性が高く、広く入手可能で、低コストである。その発見ノーベル医学賞を受賞し、すでにWHOの "世界必須医薬品リスト "にも掲載されています現在20以上のよく設計された臨床試験データがあり、そのうち10試験無作為比較試験で、どの試験でも感染率の低下、回復期間の短縮、入院の減少、死亡者数の大幅な減少など、大きな規模と統計学的有意効果が一貫して報告されています。この臨床データは、複数基礎科学、体外および動物実験によっても裏付けられています。1週間前に完成した我々の原稿は、ほぼ毎日のように新しいイベルクチンの陽性研究が出現しているため、すでに古いものとなっています。この原稿は、医療プレプリントサーバーOSF(Open Science Foundation)に掲載されており、こちら(https://osf.io/wx3zn/)、または当組織ウェブサイトwww.flccc.netからダウンロードできます博士号を取得した研究者や科学者のグループ執筆した、より更新されたメタアナリシスレビューは、2020年12月4日時点でのすべてのイベルクチン研究を含み、c19study.comのウェブサイト掲載されていますhttps://ivmmeta.com/

これらのデータは、イベルクチンがCOVID-19に対する効果的な「奇跡の薬」であることを示している。その効果の大きさは、世界中の多くの地域寄生虫疾患に対してノーベル賞を受賞した歴史的な影響に似ています。イベルクチン発見に貢献した製薬会社であるメルクは、この薬が最初に発売された時からWHO寄生虫撲滅プログラム支援するために、何億回もの投与量を無料寄付していることに注目すべきでしょう。私たちは、COVID-19の惨劇から地球を根絶するためには、同様のイニシアチブ必要であると信じています私たちグループは、この金曜日12月4日ヒューストンユナイテッドメモリアルメディカルセンター記者会見を開き、"Call to Action "を発表しました。私たちは、イベルクチンに関する科学的根拠の高まりを迅速に評価し、それに応じて治療ガイドライン更新するために、私たち国内および世界医療機関と指導者たちに正式要求を行いました。私たちは、イベルクチンに関する最後治療勧告8月27日のものであり、NIHウェブサイトでは、イベルクチン臨床試験でのみ使用することを推奨しており、当時は臨床研究が不足していたため、「専門家意見」としてその勧告に基づいていることに注目しました。今ではイベルクチン有効性を報告している研究豊富にあります記者会見私たちは、治療法の推奨がなされ、それによって何千人もの命が早く救われることを期待して、このエビデンスの迅速かつ最新のレビューを行うよう呼びかけました。記者会見は、世界中のほぼすべての国にAP通信ユニビジョンを介して放送されました。ウガンダ政府の保健省は現在私たち治療プロトコルを国の治療ガイドラインに組み込むことを意図して、私たち原稿レビューしています。それが48時間後の現在、広く共有されているにもかかわらず、私たちには何の連絡もありません。

2020-12-10

鬼滅上から目線三銃士を連れてきたよ!

「何様のつもりだよ」

戦争が描かれてない柱「大正昭和舞台にするなら戦争惨劇を語る義務がある」

男女差別柱「長男から頑張れた!?!?信じられませんね!男女差別です」

首が飛ぶから駄作柱「子供も見てるんですよ?こんな漫画規制されるべきです」

2020-09-18

anond:20200918184702

無敵の人として暴れるのってほぼ100%男じゃん

性別選べば防げる惨劇なのに50%の確率で男が産まれてくるからどうしようもない

2020-09-10

[]59日目 『戦争は女の顔をしていない』を読んだ

なわとび:401回

ボクシング:99kcal/26歳

徒歩:270.0kcal/8575歩

8月から少しずつ読んでた『戦争は女の顔をしていない』をやっとの思いで読了した

解説読むと訳者の人がガンになっても標準治療を拒絶して代替医療選択してそのまま死んでしまったっぽくて二重の意味で残念

左派的な人(フェミニズムの人も一部その傾向がありそうな気もするけど)は権威権力に対してどうしても対決姿勢を取らざるを得なくなることが多いので、そういった行動様式が「すでに確立されたもの」に対して疑いを抱きやす思考につながったりするのかなあと思ったりした(立憲民主党に群がる有象無象ことなども考えつつ)

「ルカシェンコ大統領わたしたちなんかより、野党知識人なんかより庶民との対話がずっと上手」っていうのは日本でもあるあるなので同意のし過ぎで首がもげた

あとがき解説の話しかしてないな

ベラルーシという土地柄もあるのだろうけれど、パルチザンの話が多くて、これがひたすらつらい

そしてこれだけ辛いことのオンパレードでもまだまだ語られない、語ることのできないことがたくさんあるのだということが巻末の方で示唆されていて、そりゃそうだとは思うけどよけいにつらい

だけど同時に独ソ戦を戦った女性たちという存在にどことなロマンを感じてしまうのも確かで、地上の地獄ともいうべきこのような惨劇ロマンを感じてしま自分のどうしようもなさに対して呆れたりもする

この本を読む前に予習として岩波新書の『独ソ戦』を読んでおいたんだけど、ドイツ国内にまで侵攻したソ連人たちのドイツの豊かさに対する戸惑いをみると、そりゃそう思うよなって感じがした

あの豊かさを維持するために戦争をしなきゃいけなかったんだって聞いたらソ連の人らはどう思ったろう

2020-08-06

anond:20200806171444

>時と場所がたったの75年と数百kmずれるだけで

・・・いや、それズレ過ぎやろ(苦笑)

自分がここにいて平和暮らしているのはたまたまで、あの時あの場所にいた人々が地獄を味わったのもたまたまで、つまり自分地獄を見る側だったとしても全く不思議ではないわけで

・・・(当時にもう生まれてたならゴメンやで)惨劇が済んでからまれたのに不思議もなんもないやろ(苦笑)

2020-07-16

anond:20200716004018

やっと惨劇岩手1号が登場するのかとわくわくしてる

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