はてなキーワード: ビュッフェとは
旦那も旅行が好きではなかったので相場がわからないが、子供が育ってきたので夏休みは家族旅行に行く事にしている。
そして私が申し込むたびに高いな…って反応をする。
今年はホテルでアルコールやドリンク飲み放題チョコやおつまみ食べ放題のオールインクルーシブ温泉四つ星リゾートホテルにした。
一人一泊18600円。
ホテルのすぐ前がビーチなのと、インフィニティ温泉と、朝夕ビュッフェなので子供がいても気楽なのと、マッサージチェアや卓球ダーツなども無料なのが魅力的だった。
今年も高いな…って反応だが、高いのかな、普通はホテルっていくら位のもんなのか、いつもホテルから直接申し込んでるが安く済ませる方法があるのか、よくわからん。
1500万円家庭だけど旅行先でよくコンビニやどこにでもあるイオンのフードコート、あとは普通のスーパーのお惣菜コーナーを利用する。
というのもうちは家族の食嗜好がばらっばらすぎるので。
ホテルのコースだと5割は無理食材なので下げてもらってあとでどこかで別のもの買ってむさぼることになる。
食べ放題ビュッフェでごまかしてた時期があったけど結局無理がでてきた。
その無理がつづいてた時期は一人が8割だめになってた(洋食ってなんにでもタマネギかニンニクをいれるよね。和食もごてごて霜降り和牛にネギだのシソだのゴボウだの白飯に五穀だのぶちこんでくるよね。胃腸で何度も入院してた)。
お惣菜コーナーでお年寄り向け小さめサラダパックと温玉と唐揚げととさとうのご飯とか和スイーツとか洋スイーツとか脈絡のない買いかたするのが選択できる人生の幸せなんよ。
あ、フードコートだとケンタ一人、マクド2人(ご希望によりディッパーダンか31アイス追加)とか、
ふと、“推し以外嫌い”現象って女性オタクの間でばかり見るような気がしたので思いついたものを挙げてみる。
自分は旧ジャニーズに詳しくないので、これに関してはあまり記述できないが、アンリーとはオンリーとアンチが組み合わさった造語で、例えば嵐の大野アンリーなら大野だけ好きでそれ以外のメンバーは嫌いみたいな感じ(らしい)。アンリーにありがちな発言としては担当アイドルがいじめられてる、グループは仲が悪いといった妄想や、他のメンバーを下げてまで自担を上げようとするものなど、他のメンバーが好きな人からすれば嫌な気分になるものが多いらしい。ケーポペンにも同様の存在がいそうな気がする。
これは推し以外というより推しカプ以外という感じだが、例えばA✕Bというカップリングがあるとして相手固定ならAはBと、BはAとのカップリングしか許せないという感じで、左右固定なら攻め受けが逆になることも許せないって人たちだ(と思う)。腐女子は攻め違いに関しては寛容な人も多いが、逆に嫌う人も一定数いてよく棒乞食、棒ビュッフェ、攻めを棒扱いするなという言葉で叩かれてる印象。中でも過激派と呼ばれる人たちは他カプや逆カプをブロックするのは当たり前で死ね、殺すなどの過激な言葉や、うっかり他カプや逆カプを目にしたら吐く、寝込む、泣くなどの身体症状を訴える。
これは男オタクでも見るかもしれない。ソシャゲジャンルで特によく見かけて、運営(公式)が嫌いだけど推しキャラがいるからジャンルから離れられないと嘆いてるオタクが「推しが人質に取られてる!」と言いがちだから心の中でそう呼んでいる。運営叩きはもちろん、推し以外のキャラも叩かれるケースが多くて、運営(公式・作者)のお気に入り(とその人が思ってる)キャラや優遇されてる(とその人が思っている)キャラが標的になりがちだ。このケースだと「推ししか好きでない」どころか「昔の推ししか好きじゃない」ケースが結構見られて、今の推しは推しとは呼べない、という公式が解釈違い現象を起こしてるパターンも多い。
他にも例があったら教えてほしい。
女オタクの友人がいる。ずいぶん前にインターネットで知り合い、何度か会ったこともある。
一人称はプライベート仕事問わず『俺』で(性自認に違和感は抱えていないそうだ)、令和の今もBLカップリングの事を『ホモ』と呼び、Twitter(X)では「ホモおいしい!ホモくれ!ちんちん!ちんちん!」と叫ぶ。通話をしても、おおむね同じようなことを話す。ストレス発散にそういった人格を作っているのではなく、外でもインターネットでも、ずっとそうだ。
髪はひっつめの黒髪、服はしまむら以外を知らず、メイクもスキンケアもした事がない。体毛の処理もしない。(肌が弱いなどということはない)
別に、お洒落したくないならしなくてもいいとは思う。だけど、オフ会で結構いいホテルでビュッフェを食べよう、となった時にTシャツジーパンで来られたときは、流石にその歳なのだからTPOくらい理解して欲しいと感じてしまった。
接している中で、彼女の様子は幼いとしか言いようがない。難しい言い回しは理解できず、含みを汲み取らず、空気を読まない。物事を深く考えず動く。
例えば彼女は、自身のフォロワーの仲良しさん(FF外)がアップした健全イラストにリプライで
「エロっ!おっぱいデカ!脱がして吸い付きたいwちんちん勃起したw」
などと言う。フォロワーの仲良しさんはそれに困惑する。それを見て、フォロワーが
『あなたのそういった言動は、とても大手の成人向け絵描きさんや、仲の良くてそれを許容してくれる相手にやったほうがいいかもしれないよ』
と伝えるとする。
だけど、彼女はそれを理解しない。この会話の後も、「エロっ!」「おっぱい!」とリプライを続ける。なぜなら『絶対にだめだよ』と言われたわけではなく『かもしれない』だけだから。注意された全文そのものはあまり使わなくなることもあるけれど、それ以外は別にいいか、と思ってしまっているから。
恐らくは、説明というものを理解して行動すること自体も難しいのだろう。『AとBがあって、今からAをやっていくよ。BはAが終わったらやるからね』などという説明をしたとしても、Aを終えてBを始めた途端固まり、大丈夫?分からない?と尋ねて初めて「これって何してるの?Aで終わりなんじゃないの?」と言うような人だから。
なんだ、こんな些細なこと、これくらいの人はたくさんいる、と思うだろう。
だけど、こういったことが並外れて山ほどある。幼さを強調するような出来事が毎日のようにある。どこから話せばいいのか分からない程に。
彼女は実家暮らしで、親御さんに家事のすべてを担ってもらっている。それ自体は個人の家庭のあり方だから、口を出そうとは思わない。
ただ、通話中に親御さんが「ご飯よ」と優しく声をかけても無視をする。そしてその後、「今話してんの分かんないの!?」「本当に嫌い!死ね!」と怒る。リビングで通話をしているのだ、声くらいかけられるだろうと私は思うし、怒鳴るならばミュートをしてからにしてくれとも思う。親御さんが「ごめんね、後で食べてね」と言っているのが聞こえて辛い。
戦闘のあるゲームで負けると、その相手がモブでもプレイヤーでも怒る。負けが込めば、苛立ちを隠さずに机や床を殴る。本気で血が出るほど殴る。
会社のことでも幼稚に怒る。仕事でたまたまミスを続けて、最近ちょっと気が抜けてるかもね、と上司に注意されたというだけで、「いつもはこんなミスしないのに!!」「初めてやったミスなのに!!あいつに何が分かるんだ!!死ね!!死ね!!」「気なんか抜けてないけど?バカにすんな!!」と呪詛のツイートをし、通話でもそう話す。詰められたわけでもなく、気をつけてね、と言われただけで。
仲の良い友人からの言葉であれば、厳しい注意を受けてもあまり怒りはしない。ただ、「私はあなたが嫌いなわけではなくて、これから先あなたが誰かに嫌われないようにして欲しい。だからこういう話をしている」と真摯に伝えたとしても、「ああ…」「うん…」「……」と分かっているのかいないのか(おそらく分かってはいないだろうが)上の空の返事をして呆れられるのを何度も見ている。
彼女は敬語も上手く使えない。相手に丁寧に接して欲しい場面でも、相手がどんなに腰を低くして丁寧で優しい文を送ってきていても『よろっす』『りょ』『あす』などの言葉遣いをする。見兼ねた私が一部改変可能な返答のテンプレートを幾つか用意して裏で渡しても、改変が下手で結局粗雑な文になる。
こんな事で会社で仕事は出来ているのか、と常々思う。だけど勤続年数は長く、それなりに資格も持っているようで、前述したミス続きが珍しい程度にはまともにやれているらしい。不思議なことではあるが、もしこれが嘘ならもっと注意を受けているはずで、そうしたら彼女は激怒しているだろうから、本当の事なのだろう。単純業務の仕事であると言っていたから、性に合っているのかもしれない。
ちなみにそういったコメントをしてくれる方が居るかもしれないので先んじて言っておくと、彼女のことを発達に問題があるのか、と疑ったこともある。だけど彼女は社会生活は出来ていて、(知っている限り皆彼女の性格面には呆れ・困惑しつつではあるが)友人もおり、貯金もできる人ではある。
長くなってしまったが何を言いたいかというと、きっと今後彼女が30代・40代となっていけば、友人と断絶されていくだろう。それを私は不安視している。どうにかして欲しい。私も友人だから。
散々書いてしまったが、彼女は安定していれば楽しい所も多くある。一緒にアニソンカラオケなんかをするにはとても適した人材だ。
けれども、私たちはいい大人だ。ずっとアニソンカラオケだけをしている訳じゃない。他人と等しく支え合い、あるいは1人で立ち、生活をしなければならない。
彼女は現時点でそのどちらもが難しい。まだそれでいて平気な今のうちに周りはどうにか助言をしようとしているけれど、「ふーん」「俺は気にしないもん」「何とかなるし」で流されてしまう。何ともならないのに、と私は思う。
どうしたらいいのか分からない。余計なお世話と言われればそうだ。でも現実問題、徐々に共通の友人は離れていっている。見ていられない。こんなに気にするなら私も離れてしまえばいいのだろうか。彼女をそのままにして。
約10年前、中学生の時に生まれて初めての海外旅行でカンボジアに行った。初めての海外だったので、たくさん写真も撮ったしメモもした。だというのにそれ全部失くした。当時のパスポートも失くしたので、私の初めての海外旅行の記録がこの世に何も残ってない。それはなんだか寂しいなと思ったので、今のうちに覚えてる限りを記しておこうと思った次第である。
最初に断っておくが、10年前の記憶を頼りに書いているので、曖昧な部分、記憶違い、今とは違うなど、事実と異なる部分があるかもしれないが許して欲しい。
●経緯
なぜカンボジアに行くことになったのか。
当時、従兄弟がカンボジアでビジネスをしていて、その従兄弟に夏休みの間に遊びにおいでよと誘われたから、それだけである。
しかし私の過保護な母が「娘(私のこと)を1人で海外に行かせるなんて無理」と言い張るので、当時既に70代後半に差し掛かっていた祖母と2人で行くことになった。当時の私は、「ばあちゃんも一緒かー!やったー!」ぐらいにしか思ってなかったが、70代の婆さんを連れてあの広大なアンコールワット遺跡群を歩き回ったの尋常ではないよな。
●入国
カンボジアに着いたのは夜。しかも天気が悪かったので周りは真っ暗で何も見えなかった。従兄弟のビジネスパートナー兼飲み仲間で、現地でガイドをしている日本人(タナカさん?ノナカさん?よく覚えてないけど今回はノナカさんと表記することにする)に迎えに来てもらって、トゥクトゥクでホテルまで向かった。トゥクトゥクとは東南アジアでよく見かける3輪タクシー🛺のこと。見た目の割に乗り心地は結構いい。ホテルまでの道はガタガタで、中学生ながらに「あぁ、インフラが行き届いていない貧しい国なんだなぁ……」と思ったことを覚えているが、後でノナカさんに聞いたら「外国人がスピード出しすぎないようにわざとガタガタにしてるだけ」とのことらしい。本当かどうかは知らん。
次の日、早速アンコールワットに向かった。アンコールワットまでの道筋はやはりトゥクトゥク🛺
この時初めてカンボジアの様子をしっかり見た。第一印象としては「思ってたより綺麗だし、のどかな雰囲気でいいな」だった。道端にハンモック引いて寝てる奴がいたり、トゥクトゥクの中で寝てる奴がいたり、なーんかのんびりしてる印象だった。これも後にノナカさんに聞いたことだが、「カンボジア人は1年の半分は農業をして、もう半分は暇してるから大抵その辺で寝てる。」とのことらしい。本当なんかな?
で、アンコールワットだが、これはもう本当にすごい。想像してるよりずっと広かった。よく知らないけどアンコールワットって規模がデカすぎて1部は未完らしいね。
一応仏教寺院らしいが、時代によって仏教の統治者になったり、ヒンドゥー教の統治者になったりとコロコロ変わったらしい。あと、ポル・ポトっていう本当にやばい共産主義者(ポル・ポトがどれだけやばいかは私じゃ説明しきれないので調べてくれな。)によって壊されたりもしたみたい。
今はどうか知らないけど、私が訪れた時は明らかに現代的なコンクリートむき出しの部分がちょいちょいあった。これは各国が手分けしてアンコールワットの修復を行った時、フランス?だかどっかの修復が強度を重視した結果コンクリートむき出しになったとのことだった。よく知らんけど。
あと印象的なのは江戸時代にはるばるやって来た日本人の落書きが残されてたこと。割としっかり残ってて笑った。どうやらその日本人はアンコールワットをインドと勘違いしてて、はるばるインドまで来たぜ的なことを書いてるらしい。
アンコールワットは欧米人観光客がめっちゃ多かったんだけど、チラホラとカンボジア人もいた。そのカンボジア人たちが何故かうちの祖母とすれ違う度に祖母をガン見したり、中には祖母を拝むやつもいた。これはノナカさん曰く「カンボジア人の平均寿命は50~60代くらいだから、70代後半のおばあちゃんはもはや生き仏なんだと思う」って言ってた。そんな生き仏扱いされてる祖母とずっと一緒だったからか、行く先々でカンボジア人に優しくされた。
で、そんな祖母のことで忘れられないエピソードがある。アンコールワット観光中に祖母が急に立ち止まってガサゴソしだした。どうしたのか聞いたら「持ってきた20万円が無い」とか言い出す。私は知らなかったのだが、何かあった時のために祖母は日本円で数十万持ってきていたらしい(何も無くて特に使いどころがなかったら異国で頑張ってる孫(私の従兄弟のこと)にお小遣いとしてあげるつもりだったらしい)。それをホテルに置いとくのが不安だったからアンコールワットに持ってきたけど、どこにも無いと言い出したのだ。従兄弟とノナカさんと私と祖母で探したけどどうしても見つからず、多分スられたんだろうということでその場では諦めた。その一時間後ぐらいだったか、なんかすごく徳の高そうなお坊さんの前で祖母が再びゴソゴソしだしたので、今度は何事かと聞いたら「ブラジャーが後ろに回ってしまって気持ち悪いから直してくれ」とのこと。どうやったらブラが後ろに回るんだよと思いつつ、祖母を手伝ってあげていたら、ブラの後ろから祖母の汗まみれの20万出てきた。心配性の祖母は、スリ対策でブラジャーの内側にポケットを縫い付けて、そこに現金を仕込んでたらしい。で、そこに仕込んでたことをすっかり忘れて20万円無くなったと騒いでいたってのが事の真相だった。うちの婆さんは、20万円出てきたのは徳の高そうなお坊さんのおかげだって言ってそのお坊さんを拝んでたけど私も従兄弟もノナカさんも大爆笑だった。ちなみにお坊さんはお坊さんで、高齢の祖母のことを拝んでいた。生き仏。
まあそんなこんなでアンコールワット観光は終えて市街に戻ることになったのだが、帰路は再びトゥクトゥクを使う。びっくりしたんだけど、朝に私たちをホテルからアンコールワットまで送ってくれたトゥクトゥクのお兄ちゃんが待っててくれて、帰りも送ってくれた。我々が観光してた間ずっとアンコールワット付近で寝てたらしい。
あと、アンコールワット周辺にはよく分からない物を売りつけてくる人がいた気がするけど、そんなにしつこくないので怖くなかった。現地の言葉が分かるノナカさんが一緒だったからかもしれない。
別日にアンコールワット以外の遺跡も行った。カンボジアの国旗にもなってる🇰🇭有名な遺跡以外にも大小様々な遺跡があって、それらをまとめてアンコール遺跡群として世界遺産に登録されてるんだったはず。確か。
タプロームとかバンテアスレイ?とかいう遺跡に行った。名前がかっこいい。正直どれがどれか覚えてないんだけど、赤い壁が印象的な遺跡とか、イッテQのセットの左後ろにあるデカい顔の実物を見たことを覚えてる。
いちばん面白かったのは、日本人観光客の間でオーパーツじゃないかって話題になってたらしいどう見てもステゴザウルスにしか見えない彫刻。これは本当に見れば見るほどステゴサウルスなのでぜひ「アンコールワット ステゴサウルス」で画像検索して。
アンコールワットの他にはトンレサップ湖にも行った。クソデカ湖なんだけど、ここで水上生活してる人たちがいて、従兄弟いわく非常に勉強になるからぜひ行こうとのことだった。
水上生活の様子を眺めつつ、船でワニ園に向かった。このワニ園での記憶は正直ほとんど無い……大分の別府にワニ地獄ってあるんだけど、それと雰囲気一緒だったと思う……
あとワニ園で急に写真を撮られたんだけど、これは別に悪用されるとかではなく、遊園地のジェットコースターでいきなり写真撮られるみたいなもんで、旅行の記念に写真を買いませんか〜って商売。気に入らなければ買わなければいいだけ。私の顔写真とトンレサップ湖と日付入りの皿を作ってくれた。なんで皿なのかは分からん。正直いらないんだけど、祖母が無断で購入していた。ノナカさんは「日本人で買う人初めて見た……韓国人は自分のこと好きだからよく買ってる」って言ってた。
日本に普通に住んでると物乞いなんて見ないからすごくビックリした。我々を見て日本人だって判断して、船で近づいてきて日本語で「1ドルください」って言ってくる。誰が日本語教えてるんだろう?欧米人に対しては英語で迫るのかな?
まあ気になることは色々あるんだけども、私は生まれて初めての物乞いにどうすることも出来ず、ただただ慌てるだけであった。そんな中、私の祖母は慌てず何も言わず、行きの飛行機でもらった豆菓子を物乞いにあげていた。豆菓子で物乞いは普通に去っていった。ノナカさんはこれにもまた「豆菓子で対応する人初めて見た」と言っていた。
当時の私は、ばあちゃんすげーと思ったけど、今思うと最適解でない気がする。カンボジアに限った話ではないんだけど、物乞いにはどう対応するのが正解なんですか?
繁華街にアンジェリーナ・ジョリーも来たことがあるというレッドピアノというパブがあって、そこで食べたピザがめっちゃ美味しかった。レッドピアノは雰囲気もイケてて大変良かった。レッドピアノのある界隈は、観光客も現地の人もいてすごく活気があったような気がする。
私が美味しいピザに大満足していたところ、ノナカさんが急に「昨日そこの通りで銃撃事件があったんだよ〜ハハハ」等と言い出した。普通に怖いんだけど。
あまり詳しくないが、先述したポル・ポトの残党?ポル・ポトの思想に感化された奴?ってのが存在するらしく、度々危ない事件が起こってるとのことだった。
正直食べ物に関してはこのレッドピアノとココナッツジュース飲んでお腹壊したこと以外に記憶が無いので多分可もなく不可もなくだったんだと思う。(この数年後に高校の修学旅行で再びカンボジアを訪れることになるのだが、その時に食べた現地の料理はあんまり好きじゃなかった。なんか、当たり外れの落差がすごかった。同級生も概ね同じような評価であった。)
あとホテルの朝食ビュッフェに関する思い出がひとつある。欧米人観光客がこんな会話をしていた。
「What's this?」「Ah……I think so…… it's TOFU」
私は本当に英語が苦手なんだけど、さすがにこれくらいの簡単な英語は聞き取れた。豆腐があるんなら私も食べたいと思って欧米人観光客の視線の先を見ると、サイコロカットされた牛脂がピラミッドのごとく積まれていた。欧米には牛脂無いの?てかIt's TOFUって言ってた奴は2~3個取ってたけど食べたんだろうか……もしこれで豆腐のことを嫌いになっていたら悲しい。
私のリクエストで、ノナカさんと現地のショッピングセンターに行った。日本のちょっと田舎の寂れたショッピングセンターとほぼ同じ感じで、ショボイゲームコーナーがあった。クレーンゲームでクマのぬいぐるみが割と簡単に撮れたので、アームの設定は日本より良心的なのかもしれん。あと、プリクラがあった。せっかくなので撮ってみることにしたんだけど、これはとてつもないカルチャーショックであった。
まず、プリクラの入口におばちゃんがいる。お金はこのおばちゃんに支払う。お金を払うとおばちゃんがパンフレットみたいなのを渡してくるんだけど、そこに背景やらフレームやらがたくさん載ってて、どうやらここから選べとのことだった。背景はやたら豊富で、普通に日本にもありそうなやつから明らかに違法であろう踊る大捜査線の映画のポスターやらがあった。確か10くらい選んでよかったはず。踊る大捜査線のポスターはもちろん選んだ。
で、背景を決めたらいよいよ撮影なんだが、日本のプリクラみたいに自動で撮影してくれる訳では無い。撮影ブースにおばちゃんも一緒に入ってきて、おばちゃんが手動で「3.2.1」のカウントして、おばちゃんがシャッターを切る。撮影した写真は即座におばちゃんが確認しておばちゃんが気に入らなかったらもう1テイク撮らされる。もうとにかく何もかもがおばちゃん主体である。最終的にはおばちゃんがポーズから表情まで何もかも指示してきて、10分くらいかけてやっと撮影が終わる。長すぎ。
ちなみに落書きの制度はなく、撮影が終わったら出来上がった写真を渡されて終わり。写真は日本のプリクラみたいにシールになってるわけではなく、名刺より一回り小さいくらいのカードであった。無駄に表面にキラキラのホログラム加工がしてあって笑った。
カンボジア生活が長いノナカさんも、「普段プリクラなんか撮ることないから知らなかった、マジ衝撃」と言っていた。このプリクラも無くしたんだよな…これが一番ショック。
●祖母
私はこのカンボジア旅行中、祖母に何度も助けられた。特に、ココナッツジュースでお腹を壊した時は祖母が神様のように見えた。祖母はお腹が痛くてホテルのベッドで寝込むしか無かった私に無言でお手製の梅干しを差し出してきた。この梅干しは祖母が毎年漬けてるやつなんだけど、本当に有り得ないくらいすっぱい。なんで梅干しなんか持ってきてるのか意味が分からなかったけど、祖母の梅干しを食べたら嘘みたいに体調がよくなった。日本の懐かしい味を食べてお腹が安心したんだろうか。とにかくこの経験以降、祖母の梅干しは私にとって必須アイテムです。体調不良がすぐ良くなる。逆に怖いまである。
ちなみに祖母はまだまだ元気だしボケてもないので、久しぶりにカンボジアのことを聞いてみたら
「暑いし階段が多かったから疲れた。やっぱり日本が1番。もう行きたくない」だそうです。
●その他
思い出はまだまだまだあるけど疲れたのでこれで終わりにする。特に何も考えずに思い出を羅列しているだけなので非常に読みにくかったと思う。まじすまん。
私自身、このカンボジア旅行は本当に楽しかったし、初めての経験が沢山で、行って良かったと思ってる。でもこれを機に海外旅行にハマるわけでもなかった。高校入試の面接の際にはこの旅行中のエピソードを引用しまくって、最終的には「勉強を頑張って国際理解に努めたい、グローバルな会社に入りたい」みたいなことを言って無事合格したけど、英語が本当にカスで、結局地元企業でしがないOLやってる。今のところ海外旅行に行けるほどの金は無い。まあでもそんなもんだよね皆。
最後に。
読んでくれる人がいて本当に嬉しかった。
ありがとうございました。
これわたしは残す側の方だわ。
問題は昼間のランチで、友だちがランチセット食べてる目の前で私だけ茶をしばらくのも気まずい。
でもランチメニューはよほど適量なお店でないかぎり完食できないので残してしまう。
そりゃ私だって食べ物は大切で残すのは作った人にも食べ物にも申し訳ないという意識はあるよ。そうやって育ったし。
でも無理して食べて気持ち悪くなってしんどい思いしてまで食べなきゃいけないのかな?下手したら吐くのにとりあえず食べるべきか?とか思うと、食べれる分は頑張るけど無理なものは無理という結論になった。
ご飯は絶対小盛りにしてもらう。ハーフサイズが選べるならそうする。
私にとって定食一人前って朝昼何も食べてない日の夜なら完食できるかも?でもそれはそれで胃が動いてなくて無理かも?って感じだから、これ本当に成人の一食分なの?マジで?ご飯大盛りってどこの世界線?って思ってるけど、まぁみんな食べれるからその量で売られてる訳だよね。
shields-pikes 食べ放題ビュッフェのカレー枠だよな。基本的に中高生男子はカロリー取得効率が最優先なので、よほどの富豪とか食育目的じゃない限り、美味しくて高い肉とかは与えなくていい。数万円分の肉が30分で飲み干されるよ。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2245906
基本的になんて付けても勝手にカロリー最優先とか美味しさより量とか決められてももにょるんだけど。中高生男子で少食でも美食家でも高級食品志向でもいいし、与えなくていいって上目線過ぎるし飲み干されるって多少悪意あるというか全然別の語彙で穏当に言い換えれるなんか被害受けてる感じの言葉だし。
「基本的に若い社会人女性は結婚・妊娠退職優先なのでよほどのバリキャリや対外広報じゃない限り高い地位は与えなくていい。数百万の採用教育費が数年で無駄になるよ。」
とか書いたら今なら叩かれまくるよな。
まあ男だから何言ってもいいよな!
https://anond.hatelabo.jp/20231010034423
中国の百合厨(中国で水星の魔女は視聴できないので違法視聴している)が、
グエル役の声優やミオリネ役の声優をSNSで誹謗中傷しているので、百合豚への印象が最悪になってしまったが、
では水星の魔女のシナリオにスレミオ百合以外の新規性や特筆事項があったのかというと、何もなかったと思う。
キャラクターデザイン、メカニックデザイン、衣装デザイン、声優、YOASOBIについては非常に良い仕事をされていたと思う。
チェンソーマンのアニメを見て、「アニメ本編よりも米津玄師のほうが良い仕事をしている」と感じたのに近い。
表現で支える側が頑張っているのに、物語自体に芯が無かったと感じられるのが非常に残念だ。
スペーシアンとアーシアンの格差についての掘り下げも着地も中途半端。(こっちのラスボスはシャディクだったのだろうか?ミオリネへの片思いをイジられてばっかだったな)
GUND技術の軍事利用と医療利用についての掘り下げも着地も中途半端。(こっちのラスボスはデリングとプロスペラだったのだろうか?デリングは後半ずっと寝ていたが)
スレッタ・ミオリネ・グエルの親が毒親であることについての掘り下げも着地も中途半端。
別に特定の思想を全肯定して、もう片方を全否定しろと言っているわけではない。
キャラクターが経験を積んで考えて変化するところが見えれば、大局が何も解決しないエンディングでも全く問題なかった。
しかしスレッタ・ミオリネ・グエルの全員が何を考えているかよくわからないまま親を肯定して終わったし、
差別と技術についても「作品として何が言いたいかわからない」に加えて、
「各キャラクターがどのような姿勢を取っているかもわからない」「大きな空白を設けましたのであとは解釈にお任せします」というものになっていた。
特にシャディクガールズの浅さは何なんだ。サビーナがニカに個人的興味を持っていたこと以外、すべてが浅いまま終わった。
地球寮も描写が少なすぎる。ティルなど、何の印象もなく終わってしまった。
水星キットの出来は良かった、形部デザインのモビルスーツも評判が良かった、
モグモデザインのキャラクターや、学園・グループ社員の制服等のデザインも評判が良かった。
そうした絵的な面は過去のアナザーガンダムと比べても非常に良い仕事で、好評だったわけだが、
物語としての中身や、キャラクターの深堀りについては「空虚であった」と感じざるをえなかった。
ティルやメイジーをもっと描けというよりも、スレッタ・ミオリネ・グエル・シャディクの描写があれで終わるのはおかしいだろう。
エランについては「ペイル社」がどうなったのかすら分からず、強化人士殺人犯が逃げおおせているのは何なんだ?
「社会問題ビュッフェ」といった雰囲気で風呂敷を広げては中途半端に終わらせた水星の魔女だが、
他の作品と比べて特筆事項があるとすれば、「百合アニメ」という枠組みではない一般作品で、
最終回でスレッタとミオリネが結婚指輪をしていたことくらいだが、
発売されたばかりの文春でスレッタとミオリネの声優が「いつスレッタがミオリネを好きになったのか分からない」と発言しており、
自分も見ていてスレッタがいつエランからミオリネに乗り換えたのか感情の動きが分からなかったが、
声優も監督や脚本からディレクションを受けず、「分からない」まま演じていたのかと大変に呆れた。
「演出意図はあるが、それをどう受け取るかは観客次第」というのと、「演者が分かっていない」のは全くの別問題なのでは。
スレッタが告白を断ったうえに強力なビーム兵器でグエルを殺しかけたことにより終わったグエルとスレッタ、
シャディクが最後まで勝手に決めて引き受ける姿勢を変えずに逮捕エンドとなったシャディクとミオリネ、
最終的にそばにいられない組み合わせのほうが関係の説明がなされていた。
グエルのビジネスパートナーであるオリジナルエランとの関係は唐突に出現し、
フェルシーやカミルといった信頼置ける仲間との3年後時点での繋がりについても説明がなく、
ラウダとペトラについても双方の声優が、いつくっついたか全く分からないといった、スレミオ声優と似たような回答をしていた。
結論として、兄弟は宇宙と地球に分かれて別の道を歩むようだが、兄弟のほうが「兄が毒父毒母の代わりに弟の存在を承認した」と関係を説明できていた。
最終的に共に歩む組み合わせの描写は声優にすら説明せずぶん投げて、
「別れこそ尊い」という、感傷マゾのような趣味でもお持ちなのだろうか。
格差と差別・技術の功罪・親による支配といったテーマを風呂敷だけ広げて畳み切れず、
そちらも「別れさせるほうをやたら丁寧に描き、共に歩むほうは声優すらよくわかってない」という変な趣味を出す。
しかも「分からない」と思いながら演じた声優を表に出してイベントや雑誌で語らせながら、
物語を作った側が全く制作意図等を語らないのはどうなんだ。声優を弾除けに使っていないか?
また、SF考証には「雑だった」か、「設定はあるのに本編に出てこなかった」のか分からないが、大変失望した。
リプリチャイルドやらオルガノイドアーカイブやらガンダム消滅やら、何の説明もなく次々展開させるのは雑にも程があった。