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はてなキーワード: 選書とは

2015-09-25

選書検閲

なんだか最近図書館関連で選書についてよくわからない言説を見かけるようになったので,自分理解をまとめておく。

簡単に言うと,やばい本は避けて購入するけれど,それは選書によるものであり検閲では断じてないという論理


まず,全ての図書館は(少なくとも建前として)「検閲」を嫌う。

図書館における憲法として「図書館の自由に関する宣言」があり,

その第4では「図書館はすべての検閲に反対する」と明記されている。

従って検閲連想させるような言葉,例えば

「適切」「不適切」「良書」「悪書」などは図書館員基本的に使わない(はず)。

ちなみに図書館の自由に関する宣言はまるで反戦スローガンかよと思うほどに

臭い自由を切望する文なので未読の方は是非読んで欲しい。


理想としてはこの建前に基づいて,右の本も左の本も中の本も全部置き,

利用者がその内容を判断する,ということをやりたい。

しかし今のご時世,どこの図書館金も場所もない。

しかも図書は毎日2桁以上刊行されている。

そこで出てくるキーワードが「選書」。


選書とは自館の役割目的考慮しつつ,実際に購入するものを選ぶ作業のことである

ただし,どの図書館ガッツがあるというわけではないし,連日のクレームは避けたい。

従って例えリクエストがあろうと,特定思想ギンギンの本やエロ本は入れない。

しかし,それはあくまでも予算とスペース等の都合という建前で行う。


ついでに小ネタ3つ。

実際問題として,選書単独仕事になることは予算の都合上まずない。

よって,他の業務をつつがなく行いつつ,新刊情報リクエスト,同都道府県内にある

他館の所蔵等々を考えながら選書するのは難しい。

従って取り次ぎからお勧め本セット」などを購入することは多い。


図書館職員はこの選書という作業にものすごいプライドを持っていて,

業務依託とかの話になったとき真っ先に反対材料としてレファレンスとセットで出てくる。

図書館員を黙らせるためにはこの2点をしっかりやっていると見せかけることは非常に重要


何かの思想流行らせたいとき図書館に本をばらまくのは宣伝としてアリだと思う。

ただし単にリクエストをしても予算等を理由により却下されることは多い。

そこで使うべき方法が寄贈。しかし,コストや所蔵の問題であっさり廃棄されることは非常に多い。

とりあえず最低限の条件はクリアしておきたい。是非試して欲しい。

・新品である

・当該館未所蔵である

カバーフィルムがすでにかかっている

目録データ付き

2015-09-19

ツタヤ図書館について誰かマジで教えて欲しい

ツタヤ図書館炎上してる。

書籍購入費で関係会社在庫処分するというウルトラCを考えたツタヤ天才しかいいようがないとおもうんだが、どうしても解せないのは、何であんな誰でもおかしいと思う本を選定したのかということだ。

海老名図書館に至っては、めがねふきや鍋など、本ですらないものが混じってる。

ツタヤといえば、ファミマヤフーでしつこいくらいTカードの有無を聞いてきて、Tカードを出そうものなら購入店舗、商品名、年齢、性別などの個人情報収集し、ビッグデータ集計して営業戦略に使っていることを公言しているような会社だ。

そのお得意のビッグデータ解析を生かせば、もっとバレにくくていい本の選書ができたんじゃない?

もしかしてビッグデータ解析の結果が埼玉ラーメンマップなのだとしたら、もう何一つ分析できていないので、早々にTカード勧誘を辞めていただきたい。

2015-04-08

http://b.hatena.ne.jp/entry/chutoislam.blog.fc2.com/blog-entry-300.html

ジュンク堂検索してみると、見事にほぼ全ての店舗在庫僅少の△になっている」のは、こういう選書のたぐいは、最新刊以外は1冊棚にさしとくだけのが普通からでしょ。

2015-01-08

文庫女子」フェアが炎上した理由分かってない奴多すぎ

はてな民さ、「女のことをバカにしているのが透けて見える」のが炎上理由っていうのはちょっと足りないんじゃねえの?

もっと切り込まないと本質が見えないと思うんだわ。

炎上したのは、「女はバカ」でありその事実通りに女をバカにしたから、だろ?

まりさ、

「健常者は死ぬべき」は大丈夫だけど「障害者死ぬべき」は事実からダメ

白人バカ」は大丈夫だけど「黒人バカ」は事実からダメ

金持ち性格悪い」は大丈夫だけど「貧乏人は性格悪い」は事実からダメ

「男はバカ」は大丈夫だけど「女はバカ」は事実からダメ

今回の問題、男女逆だったらなんも問題になってなかったからな。

文庫男子」フェアが開催されたとして、男をバカにするような選書をされても、男は「バカにされちまったなーハハハ」と鼻で笑える。

事実は指摘しちゃいけねえってこったな。

2014-10-03

慰安婦報道検証朝日第三者メンバー第三者

http://www.yomiuri.co.jp/national/20141002-OYT1T50138.html

調べて見ましょう。

中込秀樹

特に何も見つけられませんでした。

岡本行夫

田原総一朗と共著)『生きのびよ、日本!!』朝日新聞社2003年/朝日文庫2005年

田原総一朗と共著)『「外交」とは何か、「国益」とは何か 増補版・生きのびよ、日本!!』朝日新聞社2005年10月出版

ただしhttp://www.yukio-okamoto.com/article/paper/index.htmlを見るとわかります産経新聞側の人と言った方がいいかもしれません

北岡伸一

「私と司馬さん 歴史の道を走り回った高校時代 北岡伸一さん」『週刊朝日2012年12月28日号、p.99

ほかは特に見つけられず

田原総一朗

(たくさんあるので略)

※波多野澄雄

『「大東亜戦争」の時代――日中戦争から米英戦争へ』朝日出版社, 1988年

幕僚たちの真珠湾朝日新聞社朝日選書], 1991年吉川弘文館, 2013年

(共著もの)『昭和史――その遺産負債朝日出版社1989年

林香里

朝日新聞ジャーナリスト学校研究員

http://astand.asahi.com/magazine/wrnational/special/2014052800008.html

http://astand.asahi.com/magazine/wrnational/special/2014060500008.html

http://astand.asahi.com/magazine/wrnational/special/2014061300015.html

http://astand.asahi.com/magazine/wrnational/special/2014062600006.html

保阪正康

元朝日ソノラマ社員

敗戦前後・40年目の検証朝日新聞社 1985.8、のち増補し『敗戦前後日本人朝日文庫

信仰理由』(朝日新聞社)-1996

昭和戦後史の死角』(朝日文庫)-2005

愛する人を喪ったあなたへ』(朝日新聞出版)-2011.6

昭和陸軍研究』(朝日新聞社)-1999(朝日文庫)-2006

昭和史の教訓』(朝日新書)2007

東京裁判の教訓』(朝日新書2008年

占領日本の教訓』(朝日新書2009年 

官僚亡国 軍部霞が関エリート、失敗の本質』(朝日新聞出版2009年

田中角栄昭和』(朝日新書2010年

歴史でたどる領土問題真実』(朝日新書2011年

『高度成長―昭和燃えたもう一つの戦争』(朝日新書2013年

朝日ソノラマのや共著は略

これがのってねえぞといったのがありましたらトラバブクマ脳内に直接などなどでお願いしま

2014-06-18

大学教師が新入生に薦める100冊」のCSV

大学教師が新入生に薦める100冊: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」のCSVファイルを重複排除ソート出現数3回以上だけを抜き出してみた。記号が統一されていなくて漏れしまっているのもあるかも知れない。(ゲーデルエッシャーバッハの長音風記号はなぜか統一されていて、Amazonでも全く同じ表記

2013-08-24

なぜ武雄市図書館はすごいのか - 見えてるものをちゃんと見よう

武雄市図書館について、慶應大学総合政策学部教授上山信一氏が非常に興味深い考察記事を公開されている。

なぜ武雄市図書館はすごいのか――ツタヤスタバとのコラボ(下)

http://www.actiblog.com/ueyama/304221

樋渡市長図書館職員、運営受託者のCCC(カルチュアコンビニエンスクラブ)へのインタビュー取材で得たことをもとに、武雄市図書館がなぜすごいのかが分析されている。

しかし、上山信一氏は、見えないものを見ようとするあまり武雄市図書館の本当のすごさが伝えきれていないと感じた。

僭越ではあるが、見えていることをもとに上山信一氏の記事を補足し、この武雄市図書館プロジェクトの意義を考えたい。

CCCと共同で投資



最初プロジェクトの内容を確認したい。これは武雄市CCCとの共同事業である

武雄市は、リニューアルを機に、入り口のすぐ横にあった蘭学館と称する歴史資料館のスペースと、同じく入り口近くにあった子供向け読み聞かせコーナー及び子供トイレ授乳室のスペースを、CCCの営業スペースとして貸し出した。

CCCは、歴史資料館だったスペースにはレンタルDVD店を、子供読み聞かせコーナーだったスペースにはカフェ(スターバックスコーヒー)を開設した。

歴史資料館は会議室転用したスペースに、子供読み聞かせスペースは館内の最も奥に設置し、子供トイレ及び授乳室は入り口すぐの1箇所に集約された。

CCC武雄市に営業スペースの賃料を年間600万円(月額50万円)支払うことになるが、同時に図書館指定管理者となることで、向こう5年間の間、年間1.1億円(月920万円)を受け取ることができる。


リニューアルに際しては、市は4.5億円を、CCCは約3億円を投資した。

市の投資額4.5億円には、一般財源から1億7500万円、合併特例債から2億7500万円があてられている。

合併特例債の70%にあたる2億円は国から交付される仕組みのため、武雄市の実質負担額は4.5億円のうち2.5億円で、残りの2億円は国が負担する形となっている。

CCC投資額は約3億円とされているが、武雄市から「新図書館空間創出業務委託料」として約1.3億を受け取っているほか、営業エリア商品仕入れ代金などの流動資産を含まれるとされているため、実質的投資額は抑えられている。

図書館スタッフは市の職員が3人、CCCが16人(館長1名、司書15人)である。直営時代司書は引き続きCCC契約社員として継続雇用し、書店部分の選書POP作成などの業務も兼務している。

このように、武雄市CCCが手を取り、両者の費用負担を軽減するためのモデルを共創しているといえよう。

官民提携の成果



成果は顕著だ。蔵書数は19万冊と変わらないが、高さ3m以上の高層本棚を利用して全面開架としたことで、すべての本をただ遠目に眺めることはできるようになった。

もちろん、手の届かない所にある本も司書に依頼すれば5分~15分ほどで取り出してもらえる。

公共図書館予算の制約から雑誌の品揃えに苦労しているが、ここではCCC店頭にある雑誌の最新号が自由に読める。もちろん欲しくなったら買って帰れる。雑誌バックナンバーは蔵書しないが、必要な際には他の図書館より相互貸借を受ければよい。

開館時間は4時間も伸びて午前9時から午後9時までとなった。閉館日がなくなり、年中無休となった。午後6時に閉店するDVDレンタル店は論外であるが、仕事帰りにレンタルDVDを利用する層を考えると、午後9時の閉店でも早すぎる。他のCCC店舗同様に、深夜0時までの延長が期待される。

カフェは、楽しい、人と会い、語れるという雰囲気をかもし出し、若者子連れ母親達が集まるようになった。

コーヒーを飲みながら、ワイワイガヤガヤと語らっていても、館内に流れる大きめのBGMで打ち消すことで、気にならないよう工夫されている。

また、公共図書館に良く見られる、持ち込み学習をしている学生も全く見当たらない。それもそのはず、学生は2階に設けられた学習室を利用している。これは図書館が定めたものではなく、地元学校が自主的に定めたというルールにより実現されている。学習はいささか手狭ではあるが、1階のカフェコーヒーを購入すればカフェ席を利用することもでき問題ないであろう。

結果的に、これまでも決して少なくはなかった入館者数は今年のリニューアル後、激増している。

これまで、スターバックス佐賀県には4店舗しかなく、しかも2店舗高速道路サービスエリア内のため容易にアクセスできなかった。

武雄市図書館におけるスターバックス集客力は高いと言わざるを得ないであろう。

財政面では、市はCCCに年間1.1億円の委託料を払うが、これは従来よりも年間1億円の経費削減となると見込んでいる。

武雄市は、現在武雄市図書館相当の運営を直営でおこなった場合、年間2億円を超える費用がかかると試算。これをCCCは年間1.1億円で行うことができることから、少なくとも、年間1億円の「経費削減効果」が見込めると見積ったのである

市長は、毎年1億円の「経費削減効果」があるのだから、4.5億円の初期投資を行っても、5年間の指定管理期間中に取り戻せると説明。それを武雄市議会承認したわけである

しかしこれは、あくまでも、構想時点の見積である

武雄市図書館が開館した今、改めて雇用者数や書店部分を含めた蔵書数、レンタルDVDなどの品揃え、武雄市宣伝効果等などの経済波及効果考慮すると、私の見立てでは直営で運営した場合費用は、年間2億どころか、年間60億はくだらないであろう。

これをCCCは年間1.1億円で実現しているのだから武雄市は年間59億円の「経費削減効果」を得ることができ、5年間では約300億円の「経費削減効果」となる。

武雄市長は就任時400億円あった借金を7年で90億削減した。

今回のCCCへの指定管理で生まれた「経費削減効果」300億円を借金返済に当てることにより、残り5年で武雄市借金ゼロにできるであろう。武雄市議会承認するはずだ。

イノベーション本質



表面的な効果は以上のとおりだが、本件は官民連携の先駆事例の意義を秘めている。

第1に社会教育施設としての本来の使命を果たしている点である

本離れ、特に若者のそれはどこでも大きな問題だ。それは図書館にとっても課題だし、書店にとっては死活問題だ。本件はそれに対して図書館書店書店カフェさら書店レンタルDVDを組み合わせることで対処した。

全てを同じ場所にまとめ、多様な選択肢を用意する。そのことで市民の興味と関心を喚起し、集客成功した。

書店カフェレンタルDVDで客を呼び寄せ、図書館の入館者数としてカウントしたことがすごい。

こうすれば図書館の入館者数を飛躍的に増やすことができ、社会教育施設としての図書館の使命を果たせていると示すことができる。

ここまで踏み込んだ意義はきわめて大きい。

第2に利便性の飛躍的な向上である

もとはごくごく普通図書館だった。多くの公立館と同様に、書籍数は限られ、来訪者も限られ、開館時間も短い。それでいて運営費はかさんでいた。また広い面積を事務スペースが占めていた。

リニューアルでは、スペースを営利部分の顧客のために最大活用することにした。顧客ニーズ真剣に突き詰めた結果、カフェの併設やレンタルDVD店と書店の併設という"ワンストップサービス"化のアイディアに至った。

顧客志向の発想は開架の本の並べ方を従来の10進法の図書館分類(哲学などが入り口に来る)から営利部分利用者利便性を考えた順番に配列する工夫にもつながった。(市長の著書が入り口近所に平積みされるなど)。

第3に生産性改善財政効果である

営利事業との並存は、スペースの生産性向上だけでなく、来館者数の拡大、賃料収入をもたらした。また、指定管理者市役所から収入だけでなく営利収入も使ってサービスの充実が図れる。最低限の運営費用は指定管理料として支払われるため、営利収入利益率は高い。店も併設しているから、普通の指定管理だとありえない数のスタッフしか図書館部分には確保されていない。

第4に武雄市を有名にした。

文化教育を重視し、改革に挑んでいるという姿勢が全国に伝わり、武雄市の知名度とイメージ向上に寄与した。

武雄市長は率先して武雄市図書館をアピールした。

マスコミ積極的露出する一方で、ソーシャルメディアを通じて寄せられた感想意見は「ゴミのような意見」「君はゴキブリ以下」と一蹴するなど、武雄市イメージ形成には今や欠かせない存在である

また、実名意見を寄せた人物に対し、職場上司国会議員を通じて圧力をかけたり、勤務先の企業名連呼し不買を公言したりするなど、ソーシャルメディア特性を十二分に活かした、武雄市の知名度向上策を実践している。

全国へのインパクト



今の時代インターネットの普及で図書館はもちろん、紙の書籍存在意義すら問われている。

また、CCC運営する店舗は全国に約1500店舗あり、スターバックスも約1000店舗ある。

今やTSUTAYAスターバックスも、ほとんどの人が簡単にアクセスできる時代である

レンタルインターネットで頼めば自宅のポストに届き、淹れたてのコーヒーコンビニ店頭で買うことができる時代になった。

ファミマの隣にファミマができる時代である。今後はレンタルDVD店も淘汰されていくから企業も新たな業態を見つける必要があるだろう。

そういう時代であるにも関わらず、武雄市図書館は、書店レンタル店とカフェを併設し、それらの利用者図書館利用者としてカウントした。

武雄の例は全国の公立図書館にショックを与えている。

武雄市図書館は数多くの問題点が指摘されている。

だが、武雄市武雄市図書館擁護する人々は、図書館法や司書制度既得権益で、既得権益者が「いかがなものか」と批判していると言う。

しかし、指定管理制度を含めた民間活用全体に関する否定的意見は、武雄市図書館に関しては見当たらない。

批判の多くは、議会を含めた武雄市政が行った決定プロセスや、指定管理者であるCCCに固有のものである

特にインターネットでやりとりされる、単純な感想や素朴な疑問に対する、武雄市長を含めた武雄市の過剰なまでの反応と、その対応のまずさが、批判の声をより大きくしていることは否定出来ない。

既得権益者が騒いでいるという武雄市や識者の批判はあたらない。

武雄市の事例に刺激を受けて、全国の公立図書館の見直しが始まることを願う。

2013-06-29

炎上ネタブクマする人が多いから張り切って踊っちゃう

今日も得るものなし」の人は、なんか浮き沈み激しい印象。

余裕があるのか割合丁寧な物言いの時期もあるんだけど、

そういう時はブクマはさっぱりで、ブクマ稼ぐのは余裕なさそうな口汚い時期ばっか

世界あなたのもの」はちょっと前の書評っぽいのをぽつぽつやってたころからちょこちょこ見てた

海外雑誌の品評みたいなのは面白かったけど、レビュー自体はとりたてて面白くない

選書はいいけど根が凡人なんで書評が至ってフツーってのは

この人が絡んでたイケダハヤトとか安藤美冬とかにも感じた。同族嫌悪

細かくは忘れたけど、「わかったブログ」のブクマ操作かなんかに絡んだ辺りから

段々炎上ヲチの方にシフトしてった印象。

hagexの人はよく見てないけど、教養文章力も人並み以上なので

普通ブログ書けるんだろうけど、そんなの誰がブクマすんのよって話

結局スルーしかないってのは同意なんだけど、もう一歩踏み込んでこういう人らを減らしたいなら

アルファブロガーの鉄槌が云々より、こういう感じになりそうな人のフツーのエントリ

ブクマして暖かいコメントをしてやるのが一番の予防になると思うんだよな

http://anond.hatelabo.jp/20130629071534

2013-04-15

http://anond.hatelabo.jp/20130415095831

うん、いや、だからね、そういう「中二かよ」ってつっこみとか、あるいは、「ああそういう人なんですね」っていうスルーならいいと思うんだ。

行動とその背後にある考え方の関係考慮した上で判断しているから。

いや普通はそんなこと考慮しないから。そんなとこで甘えるなよ。

俺にしたってそのイケダさんについては全然知らん(はてな子供っぽい喧嘩してたなー、ぐらい。俺はITのことがわからん。)。

増田勝手にイケダさんの内心を書いたものに基づき「もしそれなら中二だ」って言ってるだけで。

というかイケダハヤトがそういう変わった人なのは周知の事実だし、むしろ予想の範囲内の行動じゃない? 

勝手に内心まで想像した上で判断すべきだと言うなら、

俺の乏しいイケダさん情報を元に彼が挨拶しなかった理由を考えると、

1位:経験が乏しくてわかんなかった、ボーっとしててタイミングを逸した

2位:なんか子供っぽくふてくされてた

みたいな理由になるよ。

子供っぽい口喧嘩や虚勢とか、凡人丸出しの(でも本人はそう思ってない)選書とか、うらなりびょうたんみたいな顔写真総合的に判断して。

イメージ的には馬鹿みたいな理由でイラク行って人質になって救出されたガキが

骨折ってくれた現地の偉い人が来たのに座ったまま握手しようとしてた

(相手に握った手を引っ張られて立たされてた)

あの感じ。


でもそこまで勝手に内心を想像するのはむしろ不正確になるだけだと思う。

増田想像の俺の想像もあくまでただの想像だ。

行動をいちいちそこまで掘り下げて判断することを他人に期待すべきではない。

挨拶しなければ「馬鹿なんだ」「無礼なんだ」で終わりだ。


そもそも挨拶って言うのは

「各人の多様な個性内面はとりあえずおいて、共通のチャンネルが開いてます」っていう確認なので

「彼はその個性的内面のために挨拶をおろそかにしたのだ」っていう擁護はそもそも挨拶意味をわかってない。

2012-06-08

メモ

http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:rIL4g9SN2z0J:fmcent.exblog.jp/16000462/+&cd=1&hl=ja&ct=clnk&gl=jp&client=firefox-a

武雄市図書館についての雑惑(とりあえず)。

例によって、かなり長めの文章を書くつもりでいたのだが、どうしても途中から筆が進まなくなってしまった。よって方針を変更し、ちょっと短めの文を書いてみたいと思う。…と思っていたが、最終的に書き上がった文章はそれなりに長いものとなった。覚悟して読んでいただきたい。

まずはじめに断っておくが、私は武雄市在住のれっきとした武雄市民であり、もちろん住民税等も武雄市に納めている。よって今回の問題については一市民として堂々と意見を物申すことが出来る資格があると考えている。

なぜそんな回りくどいことをここで書くのかといえば、ネット上での一部で、「武雄市民以外の人間武雄市のことにごちゃごちゃ口をだすな」的な発言が多用されているためである(誰がどういったかは言った言わないの話になるので、各自検索していただきたい)。よって私がここで発言することには、武雄市民でないからなどという屁理屈は一切言わせないぞ、と一応宣言しておくこととする。

これで拒否されるなら、来年から住民税ふるさと納税制度を利用し合法的に武雄市以外の他都市に支払う覚悟であるので、念のため申し添えておく。

さて、全国ニュースにも取り上げられるようになった武雄市図書館歴史資料館(エポカル武雄)のカルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下CCC)への業務委託の件である

5月4日記者会見以来、その内容をめぐって「健全な」論戦が繰り広げられている(と少なくとも私は思っている。そう思ってない方もいるようだが…)。

気の変わらないうちに先に書いておくが、今回の件で私は武雄市長には一つだけ感謝していることがある。それはなぜか。

ふだん私もエポカル武雄は利用している。今年も既に数回は本をかりている。勉強にも行っている。何しろ近くにあるので便利なのだ。ただ行けるのは土日くらいのものだが。

で、だ。私はこれまで生きてきた中で、図書館は「あって当たり前のもの」だと思っていた。武雄市も「市」だが、以前いた土地も「市」だ。法律で「市」には図書館を設置すること、となっているので、図書館があるのが当たり前の環境だったわけだ。これがもし「町」や「村」だったら、図書館がなかったかもしれない(もちろん図書館が設置されている素晴らしい「町」「村」もちゃんとあります。念のため)。

そんな環境で過ごしてきたせいか図書館はあって当たり前、無料で本が読めて借りることもできる、快適な環境で静かに勉強ができる、くらいのイメージであった。

よもやその裏側で、司書さんを始めとするスタッフいかに苦労をされていたのか、選書だったりリファレンスだったり、もちろん貸し出し返却や蔵書整理、はては郷土資料の収集保存など、様々な業務を行なって下さっていたことを、今の今まで恥ずかしながら知らなかったし、考えたこともなかった。また、「図書館の自由に関する宣言」の存在も知らなかったであろうし、その歴史的な背景について知り考えることもなかっただろう。

おそらく、今回の件がなかったら、もしかしたら死ぬまで図書館の裏側については知ることもなく考えることもなかったかもしれない。

そう考えると、今回の件で、改めて図書館に関わるすべての方に感謝すべきだと気づくことができたし、図書館無料で使えることのありがたさ、私たち市民の「知る権利」や「読書の自由(貸出履歴の秘密保持)」があることの大切さに気づくことができた。この点では武雄市長には感謝以外の何物でもない。改めてこの場でお礼を申し上げる。

忘れないうちに、この件についての私の考えを簡単に述べておこう。文句もたくさんあるが、それは後になってくるに連れて出てくるだろう。

まず、指定管理者制度のものの導入については、絶対反対とは言わない。というのも、それこそ最近エポカル武雄で借りてきた本の中に、「私たち図書館やってます」という本がある。興味のある方はぜひ読んでいただきたいのだが、これにはとあるNPO法人図書館委託運営を行なっている事例が事細かに載っている。彼らは市民視点から市民必要図書館のあり方を常に考え運営しており、市民行政参加という面からも評価できるものである。ただ、最近佐賀市指定管理者で運営していた図書館の分館が、直営に戻されるという事例も起きており、どういった形が望ましいのかはよほど慎重に考える必要があるのではないかと思われる。

開館時間の延長についても、概ねは賛成である。私もしがないサラリーマンである以上、図書館に行くことのできる日は決まっている。夜7時でも普通に仕事をしていることも少なくないので、開館時間が延長できたら夜家に帰る前に寄るなど、自由度は格段に向上する。

ただ、便利になる反面、運営費が上がることは覚悟しておかなければならないと思う。市長は1割減という発表をされていたが、本当にそれは可能なのか。民間に委託するから安くする、という簡単な理論ではあるまい。事務の人間を減らせばいいというものでもあるまい。図書館は貸出返却の業務だけではない。TSUTAYAアルバイト店員のような感覚で務まると思ったら大間違いだ。そこはよく精査する必要がある。

それと、蔵書の整理や虫対策の燻蒸など(市長書籍には燻蒸しないと思っているようだが、武雄の場合書籍にも燻蒸を行なっている。過去ホームページに掲載した履歴がある)、どうしても休館日が必要な可能性が出てくるのだが、それはどうするつもりなのか。まぁ蔵書を並べるくらいなら、書店のように利用者のじゃまにならないように随時行うことで、ある程度の作業量をこなすことはできるかもしれない。また、ある村では自動機を利用して無人で24時間貸出を行なっているところもあるので、それも導入の参考にはなるかもしれない(さすがに防犯上すべての本ではないと思うが)。

20万冊の本をすべて開架にするとのことだが、それはそれで結構な話だが、物理的にどうなのか?という疑問は残る。私も通っているのでよくわかっているつもりだが、記者会見スライドで出ていたパースはどう見ても壁の部分にも本がズラリと並べられていた。となれば、かなりの部分を改修する必要が出るだろう。果たしてその費用はどこから出てくるのか。委託費用の削減分と簡単に言うが、前項の理由で本当に削減できるのかは正直怪しいと思う。せめて議会にはきちんと積算根拠が提出されることを望む。でなければ納得はできない。

また、現在開架部分もよほど高い本棚にし、かつ本棚の間隔を狭めないことにはまずそれだけの冊数の収納は難しいだろう。ブックオフのように背伸びしても届かないくらいの高さになってしまうのか。利用者の利便性としては後退しそうな気もする。また逆に貸出不可のため大事しまっておくためにわざと閉架にしておく資料だってあるだろう。そういったものの区別はきちんと付けるべきである

次にカフェダイニングの件だ。

図書館でたしかに喉が渇くこともあるだろう。今の図書館は、入って左側にカフェコーナーと称した空間があり、水を飲んだりジュースを飲んだりすることができるようになっている。あれではダメなのか。そんなにスタバがほしいのか。よくわからない。

第一、市議会1日目での演説を聞いていて私は愕然とした。図書館教育施設というのなら給食はどうなるのか、というあの発言だ。何を言っているのだ。学校は確かに教育施設だ。しかし、そこでは子供たちにきちんと教育をする。給食時間は皆一斉に机の上を片付けて給食の準備をし、盛りつけて皆同時に食事をする。その時に、おしゃべりこそすれ誰が本を取り出して読み始めるというのだ。普通そういうシチュエーションならば、先生が「食べているときは行儀が悪いから本を読まないように」と注意するだろう。もちろん家でも同じようなことがあれば「行儀が悪い」と怒られるだろう。それと図書館コーヒーを飲みながら本を読むのと一緒にしてどうする。それは躾の問題とは言わない。TPOをわきまえろといっているだけだ。

飲み物を飲むなとは言わない。例えばペットボトルのように蓋が閉められるものであれば持ち込み可、ただしこぼして汚したら弁償、とするだけでも市民の利便性は上がるし、こぼしても自分のせいとあきらめも付くだろう。実際にその方式をとっている図書館もあるようだが、調べてみるとよいだろう。

あとは文具を売ったり雑誌を売ったりするということだったが。

まぁ最近は、例えば水族館などの観光施設で、来館記念にと施設のオリジナルグッズを製作販売しているところも確かにある。ゆえに、そういったノリでの文具販売という形なら無くはないかもしれない。エポカル武雄もオリジナルマークがあったはずだ。そのマークが入った筆記具など、オリジナルの物を売ってみるのはありかもしれない。

ただ、それ以外のもの特に雑誌あたりを売り始めるとなるとちょっと話は変わってくる。文具にしろ雑誌にしろ、既に市内にある商店ともろに競合する話になってくるからだ。これは図書館での説明会に言った方から聞いた話だが、とある書店の方が雑誌販売について尋ねたところ、既存書店競争してもらいたい、という旨の話が出たという。

ちょっと待て。競合ということは、つまりTSUTAYA競争しろということか。かたや巨人、かたや零細となってはどこにフェアな競争条件があるというのか。もっと言わせてもらえば、首長というものはそもそもその自治体経済的発展のために力を注ぐのもひとつ重要仕事であろう。そりゃ工業団地を作り企業を誘致することで雇用も生まれ市には税収が入ってくるかもしれん。だがそれだけではなく、雇用された人が市内に住み、消費行動を起こすことで地域経済が回っていくのではないか。では地元商店はどうか。ゆめタウンなど大型店舗が増え、自家用車で買い物に行く人が特に若い人を中心に増えた。そうすると旧来の商店街からは客足が遠のき、もはや青息吐息となってしまっている。そんな中でさら巨人首長自ら引っ張ってきて、競争をせよというその信念が理解できない。むしろ地元書店や文具店等にスペースを有償で貸し出し、ここで商売をして儲けてぜひ市に税金をたくさん納めてくれ、というのが地元自治体のあり方ではないのか。何か根本的なところから間違っていると言わざるをえない。

だんだん疲れてきた。ここから文章崩れます中の人も崩れてます。ごめんなさい。

まず、映画音楽の充実でTSUTAYAレンタルをする、と。それでその内容は既存の武雄店と被らないような品揃えにする、という話だったように思う。

…で?

もう隣接地に別にTSUTAYAを作ったらいいじゃないか。なんで図書館内でやるの?図書館同様無償で貸し出すならともかくとして、有償で貸し出すのだったら単なるTSUTAYAだよね?

むしろ近くにあるレンタル屋(SQUARE)がどう思っているか聞きたいよ。多分本屋さんと同じ事を言い出すと思うけど。

えっと、あと電子端末を使った検索サービスと。

iPadでもWebは見られるよね?今の図書館でもWebで蔵書検索はできるよね?私は結構利用しているのだけど。まぁメリルというちょっと危ないシステムではあるから(岡崎図書館事件でぐぐってくれ)、変えられるなら変えたほうがいいけど、それ以上に何がご不満なの?むしろMy図書館青空文庫化をどうにかして欲しいのだが。

それから?…あぁ、代官山か。

これもエポカル武雄にあった、増田社長の本「代官山オトナTSUTAYA計画」と「情報楽園会社」両方を借りて読んでみた。が、特に武雄に持ってきて嬉しそうな話は何もなし。むしろ確かにカンブリア宮殿でも見たほうがよっぽどマシかもしれん。ただね、テレビを見ただけで簡単に全国で同じ物が実現できると思ったら、大間違いだと思うだけど。代官山はむしろTSUTAYAでは採算度外視番組内でも明言しているわけで、そんないくら掛かるかわからないようなシロモノを丈夫に作って、コスト削減ができるとはとても思えないのだが。コストとコンセプトが見合うという根拠を示してもらう必要がある。

極めつけはTカードだ。

ポイントを付けるためには日時を記録しておく必要が有る(あとで訂正する必要があるかもしれないからね)。貸出日時が全く同じ、ということはまずありえないから(カウンター2台での確率を考えてみればすぐわかる)、その時点で名前が直接わからなくても、特定の人間を判別することは容易だということだ。

もう高木浩光先生はじめ、ネットセキュリティ関係者のみならず、少々データベースが分かる人は総ツッコミしているわけだが、これはもう誰かセキュリティに詳しい人が進言してもらうしかないんじゃないかな。市議会でもそこまで詳しそうな人はいないと思うし。

一つだけ書いておくと、今のコンピュータ舐めるな、と。というか人間を甘く見るな、ということだ。たとえシステムが別々に分かれていても、それを管理する人間が同じであれば、簡単に両方のシステムから共通する情報を抜き出すことはわけないということだ。データさえどうにかしてシステムから取り出せれば、名寄せくらいなら多分私でもできるぞ。世の中には便利なソフトがあるからね。

Tカード規約を知らない人は(カードを作ったけど、あの小さい字なんか読んだことないというそこのアナタだ)、ぜひ一度読み返してもらいたい。ネットにはちゃんと大きな字で書いてある。何故か色は薄いけど。そこには、ポイントプログラム参加企業で個人に関する様々な情報を共通利用できる旨のことがちゃんと書いてある。個人情報法律上は住所とか名前とかだが、個人に関するセンシティブ情報だってたくさんある。家族のこと、買い物の履歴(例えばファミマで何を買ったとかガストで何を食べたとかエネオス石油を入れたとか蔦屋で何のビデオレンタルしたとか…いろいろだ)など、人によってはそんなの他人に知られたくない、といった情報もひとまとめになっているのがこのTカードと呼ばれるシステムだ。ビデオを借りたらポイントが付いて便利じゃんとか簡単に思っているかもしれないが、つまりわれわれは個人情報ポイントと引換に売り渡しているようなものだと思ったらいい。

それと図書館に何の関係が?と思うだろう。図書館歴史的に個人の貸出履歴は秘密にしておきますよ、という宣言をしている(図書館の自由に関する宣言でググってほしい)。今のような平和な世の中ならそうでもないが、以前図書館の貸出履歴がお上の思想調査の材料として使われたという苦い経験があったのだ。それでその反省を踏まえてこの宣言ができ、図書館員は(たとえ民間委託であろうが)この考えを守る、ということで一致している。しかし、CCCがいくら情報を使いませんよーといっても、物理的に別々のシステムから一致する情報を探し出せる条件がそろっているのなら、コソッとされても我々利用者にはわからない。それをしません、とどうやって担保するのか。そこが今だ不明なところだ。

ちなみに、図書館ポイント、というのも実は既に別の図書館で事例がある。図書館独自のポイントではあるが、利用者を増やすというインセンティブだけの目的であれば、それでも十分客寄せの用は果たすだろう。

というわけで、ひと通り書いてみたが、時間がもしとれたら改めて順序立てて書いてみたいと思う。

まぁ、今回の一件については、1ヶ月以上の時間が過ぎたこともあり、twitterなどの議論に参加していても、徐々に話が散漫になってきているような気もしなくもない。それは主に以下の様な理由がある。

(1) この期に及んでもなお、話の全体像はともかく詳細が全く見えてこない。

市長は「議会で説明する」の一点張りで(それはそれでわからなくはないが)、そうかと思えば市民団体から要望でと、当日になって急に説明会を行ったり、5月4日から記者会見で話した内容と、後にブログに記載した内容に一貫性がなかったり、市民に対してきちんとした情報は全くといって良いほど出ていない。その割には市民からの反応が云々とブログに書くなど、何が本当なのかさっぱりわからない。

からの公式な発表といえば、あの不便な顔本(Facebook、ね)にほんの数行書いているのみで、あとはCCCのりリースを見るしかない。と思っていたらさらにその抜粋が今月号の市報に1段だけ掲載されていたという…。なんじゃそりゃ。

市民の多くは、新聞テレビなどの報道を見て初めて知った人も少なくないだろう。なにせ、ITに詳しい人だけが市民なのではないのだからネットが見られないとほとんど情報を知りえないという人も少なくはなかろう。そもそも、図書館存在する理由の一つとしては、経済的な理由で書籍の購入が困難な市民でも、知る権利保証するためという一面がある。とすれば、図書館の話はそういったITと縁遠い人にもきちんと説明責任を負う必要があるのではないか

(2) メリットばかりで、デメリットに触れない

CCCと組むとこんな良いことがありますよ、というのは記者会見でもニュースリリースでも述べられており、基本的にその論調でしか正式な話は伝わってこない。

対して、ネット一部報道などでは、CCCと組むことでこんなことも考えられるのではないか、と専門家(図書館協会やセキュリティ専門家など)の視点も交えて指摘をしているにもかかわらず、やれ荒唐無稽だの、対案を出せだのと明後日の方向でしか返答が帰ってこない。

指摘する方は、「今発表されている計画のままだと、こんなリスクがあり、そのままにしておくとこんな結果になりますがどうですか?」と指摘しているにすぎない。普通対案を考えるのはむしろ指摘されたほうだろう。「そういう問題点なら、これこれこういう方法を取ることで回避できると思います」といった返答をするのが常識だろう。それを蹴散らした挙句暴言まで吐くとは何事か。嘘だと思うならネット上で検索してみるがよい。

…さすがに疲れてきた。まだ書きたいことは山のようにあるのだが、今日のところはそろそろやめることにする。

とにかく今は議会が全て、という話なので、我々としては一般質問の内容をよく精査した上で、地区議員諸氏を説得していくよりほかないかとは思う。議員諸氏が闇雲に条例案に賛成すること無く、上記に挙げたような問題点を今一度理解していただき、よりよい武雄市図書館を作るために全力を尽くしていただきたいと切に願うものである

2012-05-09

http://anond.hatelabo.jp/20120509015857

http://hiwa1118.exblog.jp/15827483/

僕が言っているのは、「5月6日20時40分、42歳の市内在住の男性が、「深夜特急」「下町ロケット」「善の研究」」を借りた。」ということそのものについては、個人が特定できないし、仮にこれが外部に出ても法令に照らし、全く問題がない、これが僕の見解であり、図書館の貸出履歴は、これをもとに、個人情報に当たらないって言っているんです。個人が特定できない。その中で、この情報はとっても貴重で、図書館の本の品揃え(武雄市図書館市民から成る選書委員がいます。)に当てたり、リコメンド(本を借りる人に、別の本の推薦)にあてたいって思っています

高木氏の見解探すの面倒なんで、以下は自分見解

武雄市がいったい何人の住人数で、どういった年齢の人口構成をしているのか全く知らないので一般論として考えると、県立図書館クラスでなく、分館も無い状態の市立図書館で、本を借りる為に、たまたま同じ時刻に貸出カウンターで後ろに並んでいた人が、

・日時

・年齢

・性別

・貸出された本

を見れば、「あ、あの日自分の前に並んでいた人は「深夜特急」「下町ロケット」「善の研究」を借りていたんだな」と推測できる可能性もある。近所や同級生が並んでいたら、完全に個人を特定できてしまう。

借りた本が、たまたま変わった趣味宗教信条に関わる本ならば、近所の噂の種にならないとも限らない。

個人が特定できないし、仮にこれが外部に出ても法令に照らし、全く問題がない

と主張しているが、

特定の個人を識別することができるもの(他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む。)

に該当する見方も出来ると思うので、

とても遠慮気味に言えば「全く問題がない」は言い過ぎ。

普通に言えば、個人情報保護法抵触する可能性がある、と思うんだが。

2010-10-09

青少年読書感想文コンクールに入選して県代表になるための選書

審査員やった。審査員普通、各学校国語先生。(俺は違う。)方式は出された作品約300を10組*4人くらいで30作づつ読んで各組上位4作品くらいを今度は40人の教員全員が読んで1-10の点数をつけて平均点の高いのが入賞。ちなみに原稿5枚が制限でもし2枚しか書いていなかったらその時点で落とされる。

 で入選するためには

1。昔の課題図書はえらばない。特に数年前のとかは、もう選ぶ側の審査員が飽き飽きしている。「一瞬の風になれ」とか「夏の庭」とか、課題図書は単純な話が多いので似たような感想になり審査員はあきあきしているので感想文自体の出来が良くてもこれは昨年も同じような感想があったとなる。

2、「人間失格」はやめておけ、あれもとにかく毎年毎年読むひとが多いので、審査している方は辟易している。

3、難病、不治の病になって回復する(もしくは回復しない)本はやめろ。ただでさえ暗い話が多い文学感想の中さらに暗い話の感想審査員をして(もういいよ!)となる。

4、奇を衒った本(タレント本、やハウツー本)はやめろ。単純に国語先生はそういう本にいい印象を持っていない。

5、誰も知らない様な本はやめておけ、これは上記よりはましだが、どんなに感想文自体がうまくても、その本を誰もしらないのでなんとなく入選には推しにくい。

6、結論的には、「今年の課題図書」で書け。話が単純なものが多い課題図書なので素直な感想がかきやすく、審査員も飽き飽きしてない上に、「課題図書から入選作を出さなければならない」という縛りまである。今年だったら「「ハサウェイ・ジョウンズの恋」なんか話も面白感想も書きやすい。今回の例を出すと課題図書感想文を書いた人は全県で10人くらいしかいなかった、その中から入選3人のうち2人が課題図書だった。これは偶然ではなく必然。こんかいは課題図書自然に入選したが、もし点数が入選に達していなくても、強引に下位からいれかえて1人入選させなければいけない。

 俺は読書感想文とくに、学校教育の中で書かされる感想文なんてなんの益にもならないと思っている。国語教育でなぜ文学作品感想なんて求めるのかが謎。

 好きな本を好きなように読むのがいいし、こういう読書って必ず文系に偏るので小さい頃図鑑ブルーバックスばかり読んでいた俺にとっては無用の存在でしかなかった。こういうノウハウが広まればこういうコンクールはなくなるか縮小の方向になるかもしれないのでアノニマスで書いてみた。読書感想コンクール面白いと思うのだが・・。

2009-04-21

カレー女子中学生の名推理

カレー事件で林真須美死刑判決が出たけど、そういえばあの時女子中学生夏休み宿題で「カレーは腐らないから食中毒じゃないはず。毒物混入では」と推理して世の大注目を浴びたことがあった。

あの子は今ごろどうしてるんだろうと、ネット検索してみた。まずは本人のサイト

1983年生なので、今は26歳。HPプロフィール2000年に16歳で高校中退したところで止まっている。

三好万季

http://www.platz.or.jp/~yoroz/

次にamazonで本を検索

四人はなぜ死んだのか―インターネットで追跡する「毒入りカレー事件」 (単行本)

http://www.amazon.co.jp/dp/4163554300

出版社/著者からの内容紹介

日本中を震撼させた和歌山毒入りカレー事件。四人の犠牲者はなぜ死んだのか。医療過誤の可能性を鋭くついた文藝春秋読者賞受賞作

内容(「BOOKデータベースより)

中3の夏休み宿題で史上最年少受賞!15歳の少女インターネットを駆使して見つけたあの和歌山毒入りカレー事件の「盲点」とは?選考委員こぞって激賞、皇后美智子さまと同時授賞。第60回文春秋読者賞。

書評を読むとこの頃(1998年当時)はインターネット検索情報収集ということが世間で新鮮味をもっていたことがわかる。

ひとつ気になった、書評が。

<蛇足>

今は廃刊になったある雑誌に、

この筆者の父親が砒素専門家で、父親の著作と同じような記述が本書でも見られることから、

父親が本書にかなり手を加えていたのではないかということが言及されていた。

事実はどうであれ、このような疑いを持たれるような人物に、大した身辺調査をせず賞を与えてしまった出版社は大いに反省すべきであろう。

そういえば、筆者はその後希望通り医師になれたのであろうか。

筆者が得意なインターネットで筆者を検索してみたが、本書が出版されて以降の筆者の動向はわからなかった。

父親が手を加えていたのかと興味が湧く。さらに調べるとある雑誌とは噂の真相の記事のことらしい。

たしかに文章が似ている。

●1月号のスクープ「『天才少女論客三好万季の裏で蠢く

タカ派親父は詐欺師だった!の証明」に対するステージパパの反論を検証

http://www.uwashin.com/2001/new/miyosi.html

三好万季の父・三好義光はいろいろ本を出してるらしい。amazon検索してみる。

http://www.amazon.co.jp/本/s?ie=UTF8&rh=n%3A465610%2Cp_27%3A%E4%B8%89%E5%A5%BD%20%E7%BE%A9%E5%85%89&field-author=%E4%B8%89%E5%A5%BD%20%E7%BE%A9%E5%85%89&page=1

どうやら父はビタミンミネラル専門家らしい。

さらに「気力こそ自立への根っこ―パラダイム大転換時代の子育て」「子には魚を与えるな釣り方を教えよ!―15歳のわが子を司法試験(一次)に合格させた三好教育法」という本を出していて、長男を司法試験1次合格させたり、留学させたりかなりユニーク教育観を持った人物のようだ。(長男は司法試験2次合格したかは不明)

まためだか石鹸という会社にも一枚噛んでいるらしい。

ということで、今現在三好万季が何をしているかはよくわからず、怪しい?父親の存在が浮かび上がって、なんだかなぁ~という思いがもやもやと残った・・・

2008-09-27

TRPGがどんなものか

さわり程度にしか知らなかった学生時代、図書委員だった私は年一回の選書会(委員一人につき一冊、自分の好きな本を蔵書に加えてもらえる)で

きていた書店で何気なくTRPGリプレイ本を手にとって(何じゃ?こりゃ)と思ってたわけだ。すると、司書さん(ギリギリお姉さんw)が寄ってきて、

TRPGなんてオタクっぽーい」って一言ささやいて去っていったのだった。結局俺はリング鈴木光司のね)を選び、その日のうちに借りて、夜中の

トイレや入浴など一人になる瞬間を恐れていたわけですが。

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