はてなキーワード: 敬礼とは
なるほど、つまり世界中に飛んでるこのウイルスは日本人がばら撒いた菌だったんだな
えぇ、つまりこれは竹中さんがコロナウイルスをばら撒いた原因を明らかにしてくれた、ということでありまして
日本人はその世界中に迷惑をかけた責任を追わなければならないものだ、ということであります。
つまりここ二年の大騒動は中国がちょっとした起点だったかもしれないけど、五輪をやるやらないでグダグダ言ってる日本人に注目しちゃってコロナウイルス蔓延る日本に渡来しちゃった人達が感染しちゃったので発生したことでありますね
あとその感染力の高さから海を渡り空を飛び陸を走るようになったのも日本という土地柄にコロナウイルスが順応しようとした結果でございます。
ええ、これはそういう『国内の問題』ですのでいつか日本人が大日本帝国パワーを取り戻した暁には五輪を開催することが可能になるのでありますね
は?ウイルスの問題とか個々人で何とかしろよ、大日本帝国王国ランドパワーを使え、ヤマトダマシーというやつがあれば病も吹き飛ぶだろ。エナドリ飲んであったかくして寝てたら吹き飛ぶだろうが。
ワクチン!?貴様ら5Gの手先か!!我々日本国の問題を世界中に知らしめるが敢えて犯人を明らかにしないことで我らに恥辱を味合わせるあの5Gの手先か!!
アー、ジャパン、インシデント、イズ、ナッシング、オーケー?オリンピック、カイサイ、オーケー?コロナ、イズ、カゼ!コロナ、バーサス、カミカゼ、イコール、カミカゼイズウィン!
わかったか5G!我々は風邪には負けないのだ!神風だから!日本国の英霊に敬礼して!クローズヨアアーイ!お国の為にイッテキマス!
元増田の見立てと自分の見立ては、半分合ってて半分違う。「朝日や毎日を共通の敵にして叩く」というのは計画的なことではなくて、単に偶発的なイベントだと思う。セキュリティ関連法的にはこれで両メディアの法的責任を問うのは難しく、朝日/毎日叩きの界隈では(サンゴKYのように)長く言及されても、世間的には尻すぼみの話題になるだろう。
増田の書いてることで的を射ていると思うのは、「今後何とかワクチン接種が進む度に防衛省は称賛され」の部分だ。今回の自衛隊による大規模接種プロジェクトには、第一にこの効果を狙った政治戦略・メディア戦略という側面がある。そしてそれは、より大きな政権の目的と結びついている。
そもそもこのプロジェクトはどう始まったか。産経報道(5/17)によれば、1月下旬に「菅義偉首相の「特命」を受け、杉田和博官房副長官をトップに防衛省、厚生労働省、総務省などから集まった約10人のチームが編成された」が、その事実は外部には3ヵ月以上秘密にされていた。理由は「自治体の接種態勢が緩む懸念もあったことから計画には箝口(かんこう)令が敷かれた」からだ。そして「河野太郎ワクチン担当相とは、異なるラインで計画は進められた」。
常識的に言えば、相当めちゃくちゃなやり方だ。自治体側のラインと国側の特命チームラインがあって、それぞれが互いに情報交換せず、箝口令まで敷いて、完全に二重行政のまま進んでいた。しかも自衛隊自身が大規模接種のためのリソースを潤沢に持っているというわけではなく、医療従事者の一部とイベント運営全体はそれぞれ医療系派遣会社と旅行代理店に外注する形になっている。なんでこんな不自然なことをしたのか。
この問題はもっと大きな枠組で見る必要がある。自民党の中枢や国会議員達から見て、今年最大のイベントは何か。それは五輪開催でもないし、コロナ鎮圧でもない。衆議院選挙だ。このまま菅首相が解散を行わなければ、2021年10月21日に衆議院は任期満了となり、総選挙となる。そしてよく知られている通り、戦後に行われた25回の衆議院選挙で、任期満了による選挙は1回しかない(1976年のロッキード選挙。自民は結党後初めての過半数割れ)。支持率が上がる政策をぶち上げてから解散権を行使できるのは政権与党が持つ最大の武器で、逆に任期満了による選挙、あるいはその近くでの追い込まれ解散では与党が負ける、というジンクスが政界には根強くある。
だから自民党は何としても任期満了前に解散総選挙に挑みたい。といって、むやみに「大義なき解散」はできない。党内でも菅降ろしのマグマは燻っていて、スジを整えなければ解散の流れが(ロッキード選挙時の三木内閣のように)党内で押し止められる可能性もある。だから国民に好感されるネタをぶら下げて「国民に広く信を問う」体裁が必要になる。そして今年は、平時では難しいが、今だからこそ「国民に広く信を問う」ことが可能なテーマがある。そう、憲法改正だ。
どういう切り口でやるのか。自民党の憲法改正提案のページでは、4つの項目を「変えたい」と言っている。
このうち一番下の「家庭の経済的事情に左右されない教育環境の充実」については、大きな方向性としては反対する国民は少ないだろう。下から2番目の「参議院の合区解消」は、一種のゲリマンダリング(自党有利に選挙区を改編すること)だ。現在合区になっている「鳥取・島根」と「徳島・高知」(いずれも自民党地盤)を分割することで自民党の議席を増やせるという露骨な党利党略案件で、与党の公明党にも疑問視され、日経でも厳しい批判を受け、産経にすら叩かれるという相当ろくでもない代物だ。これはこれで厳しく批判されるべきだろうが、いま注目すべきはその上の2つのほうだ。
これは後期の安倍内閣が目指していた「自衛隊明記改憲」という奴そのまんまだ。統計の取り方で国民の賛否がかなりブレるこの案件だが、新型コロナのワクチン接種に自衛隊を担ぎ出した時点で、勝負はほぼ決まった。各自治体のワクチン接種が(主には国側のロジスティクスの問題で)遅々として進まない中、国と自衛隊が大規模接種をアレンジして、1日100万人の接種水準を達成する。計画通りに行けば、高齢者たちは国と自衛隊に大いに感謝し、国民全体に「やっぱり自衛隊を大切にしよう」という雰囲気が醸成されていくだろう。
おそらく内閣と岸信夫防衛大臣はこのゴールを見据えて、ワクチン特命チームPT以外にもさまざまな仕込みをしてきた。岸大臣が就任した去年末頃から今年5月にかけて、民放テレビ枠で自衛隊の露出が確実に増えている。防衛庁・自衛隊の全面協力による番組コーナーが、ゴールデン帯で何度も放映されている。これまでの自衛隊では情報公開を渋ったような基地構造や訓練・兵装なども惜しみなく紹介し、番組側は「初潜入」「初公開」を謳って大々的にアピールする。元旦放映の「鉄腕DASH!」、幾度となく自衛隊をフィーチャーし、岸大臣自らも出演した「沸騰ワード」。さらに今日(5/24)は「深イイ話」で護衛艦「やまぎり」トップ女性艦長の密着取材をやる。おそらくあと3ヵ月程度は、こういう防衛庁・自衛隊のメディア露出が続くだろう。
防衛省・自衛隊が機微な防衛関連情報をネタにして番組制作者を惹き付け、「選挙まで最長でもあと数ヶ月」という今のタイミングを狙って、国民と自衛隊との接触機会を高める。人間は接触回数が多い対象に親しみを感じるようになることが知られている(ザイアンス効果)。「親しみやすい自衛隊が、コロナの制圧でも頑張ってくれた」。「ワクチンを打ちに行ったおじいちゃんに、自衛隊の人が敬礼してくれた」。こういう風に感謝と感動と親近感をトリガーする建て付けさえ成立していれば、多少のアラはどうとでもなる。
新型コロナウイルス感染症の第4波拡大と変異株の急増に伴って叫ばれるようになった「私権制限」がここにつながる。「今の国や自治体の権限では効果的な営業抑制や人流抑制ができない。法的な根拠・正当性をもって、ロックダウンをはじめとする強力な感染症抑制政策を実施するには、こうした緊急時に一定の私権制限を可能にするような憲法改正が必要だ」---5月になって、そんな議論が盛んにされるようになった(たとえば、いま話題の高橋洋一もこんなことを言っている)。
私権制限論については橋下徹や吉村府知事など大阪維新筋が積極的に発信しているが(ちなみに高橋洋一も政策工房経由で大阪維新と繋がっている)、政府・与党も折に触れて「現在の政府権限では、これ以上の対策は無理」という言い方をしてきた。もちろん感染拡大は一面では政府の失策でもあるのだが、エクスキューズとして「私権制限ができないのが悪い」と言い張れば、国民の不満の矛先は、政府の失策ではなく法の不備、つまり「現憲法における強すぎる私権保護」に向かう。実際、変異株が急増して切迫感が高まるとともに、私権制限をめぐる国民感情は明らかに「NO」から「YES」に傾きつつある。
こう考えてみると「合区解消」以外の3テーマについては、過半数の国民が「YES」と考えるような情勢が整いつつある。国と自衛隊主導でのワクチン接種拡大が「自衛隊明記論」を後押しし、変異株感染の増加と医療逼迫により「私権制限導入」が現実的選択肢として受け入れられていく。平時には国民の賛同を得るのが難しい私権制限論だが、コロナ禍真っ直中の今だからこそ「アリ」なのだ。
残る課題はタイミングだ。高齢者へのワクチン接種が一巡し、パラリンピック(8/24-9/5)も終了した9月中旬頃。おそらく菅義偉首相は衆議院任期満了の1ヵ月前に「憲法改正について国民の信を問う」として衆議院解散に踏み切り、そこで大勝して、自民党改正案の上記4項目を盛り込んだ形で憲法改正の道筋をつける。第二次安倍政権が9年かけても実行できなかった憲法改正を、安倍元首相の実弟の岸信夫大臣、そして昵懇の仲である大阪維新の会をうまく使うことで達成するわけだ。
ただ、このシナリオが成立するにはいくつか条件がある。国と自衛隊による大規模接種プロジェクトが破綻なく進行し、8末までに(自民・公明の大票田である)高齢者層への接種を完了すること。オリンピック/パラリンピックを、形式はどうあれ予定通りの日程で開催すること。コロナのこれ以上の拡大を選挙時点までうまく抑制すること。このどれかが破綻すれば、選挙戦略も大幅に見直さざるを得ない。あとはお手並み拝見というところだが、コロナの推移を見るに、正直かなり暗雲が立ちこめてきた感はある。
そういう犯人を決めるのが今回の緊急事態宣言がもたらすものだ!
残念だったな飲んだくれ共!楽しく路上飲み、俺らの自由を返せとか言えると思ったか!
今から犯人を作るんだよ!真犯人が中国人だろうが現在進行形で感染拡大の犯人になるのはこんなに非常事態なのに路上で飲んでるような飲んだくれ共が完全に悪いのさ!
満員電車を作る奴や仕事に来させる奴が悪い!?誰が路上で飲んでいいと言った!ガハハ!我々が許可してないことをしたのは貴様らだ!
意図的に細菌を蔓延させたテロリストとして君を捕捉するぞ!私服警官が君の生活を監視するぞ!うおおお!
だからアルコールを出すお店は許さないぞ!カラオケする店も許さないぞ!
民衆の癒し?はぁ?その民衆から感染が拡大してるんですが??またテロリストが何か企ててるのね!ポリスおいで!そんなところで膝立てて敬礼してないであの細菌をばら撒くテロリスト共を捕まえなさい!
外で飲む奴はテロリストよ!宣言に従って密かに生きてる国民は潜在的テロリストよ!
何が日本が大変な時期だよ
なんでただ善良に生活していた奴らがテメェらの失敗のケツも拭けねえヤツラのお小遣いで動かなきゃなんねえ
お願いしかできねえのはテメェらが出来損ないをしたからなんだよ
本当は地に額つけて「申し訳ありませんでした」から始めなきゃならんことなんだよ
それをテメェらも一緒に検疫して外人相手に消毒液散布してるならまだしも
お金払うから〜っていうならどこまでも請求したら何が詐欺じゃ他は頑張ってるだ、この日本が大変な時期だ、だよ
俺はインバウンドで儲けてねえの
それなのに何がインバウンド失敗してコロナ禍だから日本の国難だよ
金払うんならいくらでももらってやるよ、自分の年収以上貰えるかもしれねえのは鼻で笑うしかないけど、でもそれぐらい未来を摘む行為をしたのは国の方なんだよな
いくら先細りの国でも、その責任ぐらい取らなきゃ寿命が早くなるってなもんだよ
そんで?この誰しもが死んでいい状況で走り回ってくださる方々はこのお給料で我慢してるんだからお前も我慢しろってか
おい、ふざけてんじゃねえぞ
言葉が違うだろうが
あの人達に払える給料がその額しか出せない情けない生命体ですいませんでしただろうが
お前の命の価値を上げに行くんだよ
トラックドライバーが命張ってるのがわかってるなら毎日トラックドライバーさんに敬礼なり顔見たら「お疲れ様です」なり声掛けしてやれよ
低賃金で扱って何が「トラックドライバーはその額だけど?」だボケカスコラ
お前がやってるのブラック企業と大差ねえんだよ
仕事クビになって落ち込んでるワイを気分転換にタイに連れていくと親に言われてついていった
泊まったホテルはル・メリディアンホテルっていう日本人も働いてて日本語対応もしてるホテルで割といいホテルだった
無料飲料水は4本冷蔵庫に入っていて景色はまぁ遠くまで見れるけど近くに寺院が見えてそこを眺めるのはよかったが日本と比べてしまえば人混みとか車の混みはすごかった
夜も屋台がホテルの前にあってデカい魚を提供してる店もあった通り過ぎるときに良いにおいしてたけどお腹壊すからダメといわれ食べることはできなかった
公園には野良猫がめっちゃいて人を嫌わない子が多かった近寄っても何よって感じなくらいで触っても仕方ないわね撫でるくらいは許してあげるわっていうくらいおとなしい
たまに腹天したまま寝てて陽がまぶしいのか前足で目元を隠してたりそれがずれて敬礼(´ーωー`)ゞって感じで寝てる猫もいた、かわいかったその猫は撫でても反応ないしがちで寝てたんだと思う
一部のトカゲはタイ人から朝ご飯の残りをもらったらしいのか焼き魚をのんびり食べてたそれは和むんだけど食べるのが遅いのか蝿がめっちゃたかってたのはちょっと残念だった
ただコロナ前だからなのか外国人が多く見られたスプリンクラーでテンション上がってる白人の中年のおっさんがいまでも印象に残ってる
ランニングする人、マウンテンバイクとかロードレースの自転車を乗って走ってる人さまざまだった
白人の家族がミズオオトカゲのしっぽを上に持ち上げわーわーしてたのは正直苛立った、トカゲにもここでおとなしくする権利はあるんやが?お前らいい年してなにしとんのじゃトカゲ可哀想すぎるわって思いながらも英語だめだから何もできないのが悔しかった
時間的になのかタイ人のおっちゃんたちは上半身裸でごろ寝してた、たまに腹の上に乗って一緒に昼寝してる野良猫?もいたそれは和んだ
自分がヒキコモリみたいなもんで遠くまで歩けないのもあるからタイの3割くらいはルンピニ公園で過ごしてた(多分また書く)
日曜日にはウィークエンドマーケットにも行ったその時足にまめができてあるくのきつかったのにどんどん置いてくので急ぎでいって余計にまめがデカくなった記憶がある
水が結構安かったスーパーで売ってるのが5~7バーツだったけどウィークエンドマーケットは2バーツだった一応ちゃんとペットボトルも相手ないし氷水で冷やしてたから暑い場所だったからなのかおいしく感じた。
そこではアロマグッズとスカーフを買った、本当はもっと買いたかったがお金を両替しなかったせいで買い物ができなかった
女友達にアロマと石鹸をあげたがクビになった時に一緒に入ったこにも渡そうと思ったがひどい裏切りをされたと知ってそいつにはぜってぇやらねぇってなって今でもアロマグッズは埃かぶって転がっている
むしろクビになった原因がその女だったのは一生恨む勢いまぁそれは置いといて
石鹸はジャスミンだったりいろいろ変わり種がいいといわれてマンゴーやスターフルーツの形をした石鹸を渡した
匂いはほんとそれに近い香料が付いていて甘かった
石鹸は2日目に行ったアジアンティークザリバーなんたらってとこで買った
そこは夜に開かれるお店のある場所で本当に観光客向けの店がいっぱいあった
ここでヤードムというメントールを嗅ぐだけのと商品と石鹸を買った
帰ってからヤードムの匂いがくせになってもっと買えばよかったとめっちゃ後悔してるくらいには人を選ぶがオススメしたい
そこで夕飯として空芯菜炒めとラーメン、マンゴーのかき氷を食べた
ラーメンは八角がきつくてちょっとクセのあるラーメンで好みのわかれる味だった
空芯菜炒めはニンニクと小さめの唐辛子がゴロゴロ入っていたけれど味は日本人でも絶対好き!!という味付けだった観光地だからってのもあるけど空芯菜炒めはオススメしたい
youtubeでも空芯菜炒めお勧めする人が多いくらいにはマジでうまい
家に帰ってから作ってもあの味だけはできないからまたタイに行くのならもう一回空芯菜炒めを食べたい
ちなみにタバコを吸う場所がないせいで喫煙者はちょっとつらいかもしれないが
店の裏でタバコを吸ってるタイ人にタバコ一本あげて仲良くなれば吸えるのはちょっと楽しかったよ
言葉わからないけど大体ウェーイって感じで楽しかった言葉なんて関係ないってこういうことなんやろなって
あと商業施設にいろいろ行ったんだけど中国加油っていう看板が多かった。コロナが流行り始めたころだったけど死者がいっぱい出てきはじめてたのとタイの観光客の7割は中国人で爆買いしてたのもあったからって言うのを聞いた
まぁそこらへん優先するのは仕方ないけどちょっとって複雑にはなっていた
コロナがここまで広がると思ってなかったから余計にそういう気持ちだったんだと思う
でも正直楽しかった
日本大使館に行ったときタイ人が警備員してたんだが荷物検査しなきゃいけないのに日本人でしょ?見せようとしてるってことはやましいものないんでしょ入っていいよって言われたのは大丈夫なのか?っていう心配はあったけど
楽しかった。
でも心残りが一つある
ホテルの前の屋台のデカい魚あれめっちゃいい匂いで美味そうだったのが食えなかったのが悔やまれる今度行く機会があったら絶対食べたい
ほんとはいっぱいまだ書くことあるけど長い読みにくいのを書いたところでだろうし
いやまぁ見せるためにって言うよりもふと思いだしたのを残したくなったってだけだしかいちゃえばいいんだろうけど
気が向いたらまだまだ書きたいことを書いていこうと思う
「私、増田阿野太郎は!恥ずかしながら!戻ってまいりました!」
暗い気持ちを誤魔化すために、久しぶりにあった両親の前で冗談めかしてそう答えた。つもりだった。
わずかな沈黙のあとで父親が「随分怖い喋り方になったな」と半笑いで応えてくれた。
母が怯えた目をしていたことに気づいた。
嘘が多い。
私、増田阿野太郎が某実力組織への就職を決めたのは、大学を出て無職になった次の秋だった。
惰性で続けていた就活にもバイトにも嫌気がさしていた頃で、親の態度も少しずつ冷たくなっていた。
曰く「デスクワークもある」
なんとなくで、就職先を決めた。
そして、気づけば私は税金で寝食を得る身になった。
総員起こしの前に歯磨きや洗面を済ませる。
着替えを用意し、寝ている間にズレたベッドシーツをベッド下に潜って引っ張りなおす。
そうして、何事もなかったかのようにベッドに戻り、ずっと寝ていましたよというオーラを漂わせつつ喇叭を待つ。
朝の体操と点呼により貴重な血税を一斉にドブに捨てたあとは、朝の掃除である。
上官の靴を磨かせていだくことの喜びを噛み締め、靴墨をこれでもかと塗りたくる。
そうして塗りたくられた靴墨がそこかしかに染み付いた床を必死に擦るのも、下々の者達の公務である。
二度目の点呼、国旗への敬礼、朝の挨拶、行進、大事な大事な公務の時間。
蛆虫が羽ばたく権利を得るために求められる最大のモノ、それはベッドメイク。
人生と同じだ。
もしも明日、訓練中に死んだとして、親が死に目に会いに来ても恥ずかしくないベッドメイクを。
それをシーツに込められぬものが銃を持てば国民が不安になろう。
国民を信頼させろ。
敵国に威勢を見せよ。
それがベッドメイクに現れる。
完璧なベッドメイクをする軍隊を前に、その絶対の統率を前に攻め込もうとするものがあるだろうか?
否!
絶対の統率!
目の輝き!
輝く靴!
輝くバッジ!
無理だった。
「なぜこんな安定した仕事を辞める?」
「定年後も自衛隊員という立派な経歴でガードマンでもバス運転手でもよりどりみどりだぞ?」
役に立ちたいから、こんな所にいたくねえんだ!
その言葉は流石に飲み込んだ。
もう疲れた。
たとえばこれが私企業でキチガイ社長が「人生はベッドメイクと同じだ。シワクチャで生まれシワクチャで死ぬ。それを生きながらえさせることが人生だ」とか抜かすならどうぞご勝手に、社員や株主の理解得られるといいねーで終わりよ?
言っちゃえば国民が平和な暮らしを守るために雇ってるわけよね?
なに綺羅びやかで清潔に生活を着飾ろうとしてんの?
違うよね?
国民が雇ってる国家安全保障の職業軍人で、仕事はメンツを守ることではなく市民を守ることですよね?
あと毎日のよう国旗の前にポケーっと突っ立って「(残り……〇〇時間!今日も5時ポンかますぜ!!!)」とかやってんな。仕事しろ。テメーらの「敬礼!(`・ω・´)ゞ」に払う金なんぞ最小限でええんじゃ。
国民やぞ?