はてなキーワード: 専門性とは
うーん、個人的には大学なり大学院なり行き直して専門性作ったらどう?と思うけど、増田はそういうことするタイプには見えないなとも思う…。(やるとしてどの分野がいいかは時代と興味と適性と目標によると思う)
なんとなくITに興味ある感じならやっぱりコンピュータをもう少し専門的に勉強するといいとは思うけど、それ一本で行くのはバケモンと戦うことになるのであんまりお勧めできない。月並みだけど何か他の専門性+コンピュータというのがいいかもしれない。
とりあえず動くソースコードでそれなりの規模のが欲しければGitHubからcloneしてくればいいんだよなあ。
と言っても、元増田が「gitって何?」のレベルだとそこで話が折れてしまい、
gitとは?バージョン管理とは?ハッシュ値とは?みたいになってしまうので説明する側も辛い。
自分が説明される側でも説明する側でも辛いのは、それだけ専門性が高い分野ではあるのだろうけど。
自分だって自分の専門外のことをそれ専門の人にまくし立てられて説明されるの辛いw
ソフトウェアの命名規則が天邪鬼でなければ、スタート地点はmain.cppみたいに類推もできるはず。
デバッガでメインルーチンからブレークポイント打つなりしてポチポチ動作させたり変数の中身の変化を確認していく。
色々なクラスとかソースコードを眺めて全体像を把握し、そこからコアとなる機能、自分が知りたい箇所を目指す。
ソースコードがある、デバッグ情報があるなら、当たり前だが変数名や関数名があるので類推しやすい。
(Javaとかで難読化してると、逆コンパイルできても変数名や関数名は分からなくされていて読み辛かったりする。
いや、だから難読化なんだけどwでも、.classファイルしかなくてもそれで中の肝心のアルゴリズムは読めてしまったりする)
自分には大した技術はないと自分でも思ってるけど、普段やってることをまったく知らない人に説明するのは難しいだろうね。
というか、できる人やプロだって新しいビルド方法なんて分からない。
C++ならcmakeやpremakeは分かるけど、ninjaってなんじゃ?みたいなw
そこで新しい道具に手を出して躓くことも多々あるし、
私もまさにそんなワナビーの一人です。元々仕事でも何でも全力で頑張るということができないタイプで、好きなことならもう少し一所懸命やるかなと思ってたんだけど、睡眠時間とかその他日々の生活のために必要な細々としたことを犠牲にしてそれでもその趣味に打ち込むということができません。
同じ趣味の人々がいるサークルに入っているけれど、どんどん努力の差が作品の差になっていって、自業自得とはいえ悲しくなります。ネットで知らない人の作品を見ることも多いけど、あまりのレベルの高さにため息ばかりついています。
ただ、貯金だけはわりと得意なので、それを頼りに定年より早く仕事を辞めて好きなことだけやって生きて行きたいなと思っています。好きなことだけで食べていくのは難しそうなので、今の職場つながりで勤務時間の短い非常勤とかやりながら、アマチュアでも自分の作品を売れるWEBサービスなどで自分の作品を少しでもお金にできたら良いなと思っています。
たぶん考えが甘いと言われそうだし、実際甘いんだろうけど、お金は生活の糧として欲しいんじゃなくて承認欲求を満たすために欲しいんです。それで極端に安値をつけると本気でそれで食べて行きたい人に迷惑をかけるかも知れないけど、自分でもそんなに高いお金をいただくに値する代物だと思えないので、安めに値段をつけると思います。
就職したときからずっと仕事が好きになれなくて、「好きな仕事を選べない」「1つの仕事に慣れたらすぐ異動させられて全然専門性が磨けない」と人事制度に不満ばかり持ちながらも、そこそこ高い給料と充実した福利厚生が捨てられなくて25年以上経ってしまいました。今さらですが、与えられた仕事を熱心にこなせない人は趣味にも全力投球できないのだと気付きました。
長くなっちゃったけれど、元増田さんの言うことはよく分かる気がするし、自分の同類が沢山いることに苦笑しました。才能とかセンスも大事だけと、努力を継続する力がないと大成しないんだと改めて思いました。特に結論らしい結論はないけど、努力の足りないワナビーの感想でした。
はてなのみんなーーー!!やっほーー!!!今日はこんなメンヘラの記事開いてくれてー!!!ほんとにありがとーっ!!!!!!!
クソザコ底辺のチラ裏だけどせーいっぱい書き散らすのでー!!!!!!!最後までよろしくね!!!!!!!!!!
ダメなひとはー!!!!!!!!黙ってブラバ推奨うううう!!!!!!!
さてさてわたし、メンヘラ歴10年↑のどこにでもいる普通のメンヘラ増田!!
一番最初のきっかけは中学生のとき。超絶過干渉な親&担任教員による性的虐待だったんだけど、内申点あげて推薦受ける前に自殺ミスってそのまんま人生ドロップアウトしちゃったんだよね。あれを耐えてたらワンチャンあったかな??ないかも!!!!
そんなこんなで重度の反復性鬱、あと実はADHD&ASD、PTSDも持ってたりしておかげさまで精神2級でっす!!!!これからもご愛顧のほどをよろしく!!!
まー当時は大変な修羅場で、町役場役員の父親と小学教諭の母親は大騒ぎ!もち勘当!ヤられたのが私なんだけど私を勘当www
やーマジイミフってゆーか田舎社会の闇を見たよね!事を公にすると教育委員会の父が役所で指指されたり、内申点ちらつかせて脅してきた担任を母親でありながら教師的立場で免職させるのはなんかヤだってゆー母親のお気持ち的な理由により、よくわかんないけど向こうから勘当してくれたよ!警察の介入は中学と親が潰したみたいだね。子供できなくてよかった!!あのあとすぐ生理きたときはガチで泣いたもん。
あとはなんだかんだほんとめっちゃ色々あってなんかもー説明聞くのも大変だろーから省くね!ごめんね!
まーでもでも、こんな私でもなんとかかんとか低賃金でも猫と共に暮らせていて、身体とか売らずに済んで生きてる!!ステータスは幸運に全ブリ!!アイデアがゴミだからSAN値は割とギリギリだけど生きてる!!ウケる!!生きてるだけで褒めて!!私すごい!!私えらい!!私さいこー!!!
あ、躁鬱ではないから安心して!超安心して!何を安心したらいいのかわかんないけど!草www
それはそれとして、婦人科に行ってるだよ。PMDDってゆー、なんか生理が超つらい感じで。非正規だとかの話はとりあ置いといてさ、まー生理なっちゃったら布団は血の海で3日くらい水だけで生きてるというか眠って耐えるみたいな感じで。この辺は女の人でも個体差あるから、あーなんかそんなかんじー?みたいなノリで聞いてくれていいんだけど。
月2000円の課金で多少生理がマシになって仕事もなんとかかんとかでみたいな。使ってないけど避妊効果もあるしね。100%無いと思うけどこれで深夜拉致られて回されてエロ同人誌みたいなことになっちゃってもなんとかなるかなー????なんないかもー???みたいな!!!
で、ピル飲んでると血栓症の可能性とか万一あるからさ。基本安全とかいうけど年1で採血はするんだよね。まあ人間ドックも健康診断も受けられない身分だから軽いノリで受けるよね。
血栓症じゃなくて肝臓引っかかっちゃったよ、うっわあああああああああああああああああ!!!!!!!!!
まさかって思うじゃん!!!マジか!!マジでだった!!!!γ-GTP、AST、ALT、倍満!!!16000点です本当にありがうっわああああ!!!!!!
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああやっべーどうしよう通院費も入院費もない!!!!!!めっちゃやば!!!
さすがに泣きそーなって友達に電話しちゃった!平日に!!ごめんね!!!こんなん初めてで立ち直れそうになかった!!
友人「でも、いうて肝臓やろ?」
友人「γ-GTPは私と同じねー。我々も年だということですよ。私が痩せられないのと同じ」
ああああああ理解!!!そういえば、友人、体は外食でできていた!!!!!身体は揚げ物、血はアルコール!!!!!!なんか度々、健康診断あるからって2週間くらい耐えてたりした!!!!!!私の残念オツムようやく理解したテンキュー!!!!!!!
色々出てくるじゃん????
さっきまでナニコレ怖い私死ヌみたいなのがいちおー冷静に読めるわけです。
「薬剤性肝炎」
黒ずくめの男と同じくらい怪しい!!!!!!めっちゃくちゃ怪しい!!!!!!!真犯人は別にいる噛ませ犬と思いきやマジで真犯人だった時のパターンだ!!!!!!悲恋湖なやつだ!!!!!!!!
トリプタノール、セーフ!!(たぶん)
ロヒプノール、セーフ!!(たぶん)
犯人(たぶん)がわかったらもう何も怖くない。いや、マミっちゃうかもしんないけど怖くないぞ!!!!
たて、立ち上がれ、病院前の自販機で涙拭ってる場合じゃねえ!!!!
私の帰りを今か今かと待ってる家族がいるんだ!!!!!!(金魚と猫)
精神科への連絡は!!!!時間的に明日!!!!!怪しい薬は特定したが自己判断での停止はマジあぶねーからダメ!!!!何回かそれで解離性遁走とかフラバとかマジで起こしてっから!!!!!!!フラバはマジでやっべーから!!!!!
あー、でもコンサータとルネスタがダメそーなのは哀しいな。去年本当にやっと巡り合えた入眠剤。クソみてーに苦いし寝起きに口の中がウイスキーみたいな味になってっけどスルンと寝れるのにな。
コンサータも。軽くナルコレみたいな意識飛ぶ事頻発してたけど、コンサータ飲むと頑張れるんだよね。まー成分がリタリン的なさもありなん、みたいな??????
あー、薬と共存したい。リボトリールだけ悪人にできないかな???やっぱ無理よりの無理???
はーーーー、そんなことよりも精神科嫌いだから行きたくなーいいいいい!!!!!!!長男だったら我慢できたかもしんないけど私三女だから無理!!!!長男でも無理かも!!!!!きっと無理!!!!皆無理!!!!!!!!!
はいっ!!!突然ですがここで私が通院している精神科のホームページを開きます!!!!
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以下の疾患や状態の方に対して、専門性や医療設備上の点から当クリニックでは十分な治療を行えないため、入院施設のある医療機関や専門外来での治療をお勧め致します。
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え、うん?え?精神科、だよね…??で、主に何を診るん…???
いや、私が転院して1年お世話なってるけど久々にトップページ見たら書いてた。え?暗に私、転院促されてる……?????
今転院でごちゃごちゃすんのめんどくさいし、あとは野となれ山となれ!!!!!!!!ふぁっきゅー!!!!!!!!
泣いたり落ち込んだりしたけどなんとか今日も生き延びたよ!!!!!
少し前にピクセルパーフェクト(=コーディングはどこまでデザインを忠実に再現すべきか)が話題になってたけど、当然ながらデザインとコーディング分業体制を前提とする議論だった(だってデザインとコーディング両方自分でできるなら起こりようがない問題だからね)。
クリエイティブにはクリエイティブの、フロントエンドにはフロントエンドのそれぞれ深い専門知識があり、交差領域において相互理解があればたしかに作業はとても効率化する。しかしだからといって必ずしも互いが互いのすべてを理解している必要はないし、そんな冗長性はそもそも無駄である。それぞれが未熟であるがゆえに一本化できていないのではなく、専門性を深めるためにわざと分業しているのである。
「レスポンシブをわかってない!」
こんなつまらない愚痴が出てくる時点でフロントエンドエンジニアとしてはすでに二流である。
本来これらの大半は要件定義の段階で解決されるべき問題なので、実装上の不都合は上流工程の担当者とコミュニケーションをとって具体的な仕様を詰めていくべきだろう。それをしていないのならば二流だし、それができる現場じゃない(そんな現場に雇われている)のならばやはりそのクラスの人材ということで、いずれにしても二流なのである。
まあ文面を読む限り元増田は単に「苦手意識のある作業」や「めんどうな作業」を「くだらぬもの」に脳内変換しているだけのようなので、二流三流以前にそもそもプロフェッショナルを名乗る資格すら足りていないと個人的には思う。
ワイは人文系の若手研究者だけど、その主張は端的におかしいよ。
たとえば医学とかだと医者のいうこと聞くのが一般的だと思うのよね。時々、医者やワクチンはインチキです、〇〇を信仰すれば病は綺麗になくなります!みたいなキチガイいるけど、あれは普通にキチガイじゃん
でも人文系にはなぜか、その学問の学位すら持っていないのに、したり顔で頓珍漢なご高説垂れる輩が多いのよね。ワクチンキチガイと同レベル
事実に関してはフェミニズム研究は優れた業績を残していると思うよ。これまで男性中心の歴史観や批評によって無視されてきた女性の歴史や女性文学を発掘したり、見逃されてきた性差別の存在を明らかにしたり、そういった研究の存在を踏まえずにテキトーなこと言うのはニセ科学と同列でありえない態度だよね。
アメリカのリバタリアンの間には反ワクチンと共闘してワクチンの義務化に抵抗する人たちがいる。彼らの主張はこうだ。「政府は子供の身体に何を入れるかを強制すべきではない。それは親が自由に決めるべきことであって義務化には反対」
この主張は、医学的事実が正しかったとしても成り立つ主張だよね。これに医学的見地から反論するのは無意味で、政治信条を表明して(つまり意見を表明して)争うしかない。そして政治信条というフィールドでは、医者も素人も対等な主権者として扱われるべきだろう。それが民主主義ってやつなのだから。
これをフェミニズム研究に当てはめてみよう。「○○のような技法は性的に対象を消費するために編み出された技法である」は事実だけど、「性的消費は悪いことだ」というのは意見だ。「会議で女性比率が○割になると女性の発言力が○割アップする」は事実だけど、「会議の構成員の○割は必ず女性にすべき」というのは意見だ。
事実の領域では専門家の研究成果は尊重されるべきだ。けれど意見の領域では、専門家と素人は対等な主権者のはずだ。
フェミニストの主張が社会に影響を与えることを目標にするのなら、専門家の権威を捨てて素人と意見を交わすことを受け入れないとおかしい。もちろん事実の面では自分の専門性を尊重しろと言ってもよいが、意見の面では、自分は専門家なのだから自分の意見に従えと言っても通らないだろう。
(ちなみに、哲学や思想研究の専門性というのは、一貫した「意見」の体系を構築することにあるのだろうと思っている。人はときに矛盾した意見を言ってしまう。しかしあらゆる立場に対して一貫した意見を構築するというのはとても大変なことで、古今東西の文献を集めて様々な意見を比較検討してようやくできることだ。様々な意見のパッケージを社会に提供することが彼らの社会的存在意義なんだと思う)
「ワクチンには効果があるからワクチンの接種を義務化すべきだ」という意見ではリバタリアンを説得できない(彼らは、前段の事実が仮に正しくとも後段の強制を正当化できないと言っているので)。多くの人の生死に直結する公衆衛生の問題ですら意見が対立するのだから、いわんや表現や自由といった問題においてをや。フェミニストはまず、自分が尊重されてしかるべき領域と尊重されなくて当然の領域を切り分けてほしい。そして、後者では自分の専門性を印籠として振りかざすのをやめるべきだ。
社内で大変評価の高い方から案件を引き継ぐことになった。評価が高いため、若くして子会社のマネージャーになることが決まったからだ。私は異動してきたばかりで、専門性の強いこの部署の仕事は完全に素人。なぜ私が引き継ぐのだろう?とは思ったが、マネージャーになるような人だから引き継ぎも丁寧なのだろうと思ってた。
その人からは4つほど案件を引き継ぐことになったのだが、資料はなく、全て口頭で行われた。その時点であれ?と思ったのだが、仕事の進め方もアウトプットの方法も全てその人に従わなければならなかった。他部署に頼まれた資料作成を突然横流しされ、よくわからないなりに資料を作って提出すれば、俺はこういうものが作りたかったんだと、1から全て作り直し。作り直したものもやっぱりこうしたかったとまた1から作り直し。中身も結論も全てその人仕様になって、どこで何を言うかまで指定される。先輩の頭の中を100%読み取るのは無理だ。明確なアウトプットイメージがあるなら、打ち合わせの時に「適当でいいよ」ではなく擦り合わせさせて欲しかった。
月曜日、また新しい案件を引き継がなければならない事になり、社内打ち合わせに参加すれば、来週開催されるセミナーについて先輩は「増田が資料作成も発表もするので」と周りに言いきった。その案件が何をしてきたのか何を求められているのか、何も説明はない。慌てて打ち合わせをセットすると「この資料のこことここを使ってあとは適当にやって」とだけ言われた。自分で資料をかき集めてなんとか作りきったが、提出したものを見た先輩に自分の言う通りに作り直すようにと電話で言われたのが午後九時。本番は来週半ば。今から作り直すのか、と思ったら、電話を切った後に無性に泣けて涙が止まらなかった。
人によっては面倒見のいい先輩と言うと思うし、逆にどれだけ私に資料作成のセンスが無いんだろうとも思う。でもずっと全否定され続け、何度も1から作り直させられ、今日初めて限界かもしれないと思った。限界は1つの出来事で訪れるのではなく、小さな絶望感の積み重なりでできているのかもしれない。こんな状態で並走期間が終わった時、私はやっていけるのだろうか。マネージャーはその仕事を優秀な先輩に任せっきりだったから、内容は何も把握しておらず、相談できる人が誰もいない。
月曜日の朝までに訂正した資料を出せと言われた。土日も出社した方がいいのだろうか。金曜の夜なのに涙が出てしまう。会社行きたくない。
80年代にはイケイケで、大企業に入ってガシガシ稼ぐのが大正義で、給料はジャンジャンあがるし金利はメッチャ高い、という前提で生活していた。
基本的にこの時の嫉妬は大企業に向けられていて、大企業は好き勝手に金儲けをして蓄えてると思われていた。
公害良くない、バラマキ良くない、企業よりも個人が大事、お金よりも心が大事なんや、というのはそのアンチテーゼとして底流になった。
それが90年代に入ると一気に景気が悪くなり、大企業はバンバン業績を悪化させてつぶれ、分裂し、弱くなった。
逆に嫉妬の向けられ先は、それまでとるに足らない、個性のないつまらない仕事をしてると言われていた公務員に向けられた。
公務員は高給を取りすぎている。公務員が大勢いる団体は効率もよくない。だから民営化しようと民営化が進んだ。
そもそも、企業のなかでぬくぬくしてる奴らよりも、仕事をする実力に応じて給料が出るべきなんや。
と、就職口が細くなったのと合わせて、企業に勤めない個人が専門性をもつ生活が良きものとされた。
ところがどっこい、0年代になって、弱った企業では個人にノルマが押し付けられ、公務員も数を減らされた結果、非正規雇用が増えた。
この時代の羨望の先は外資系の高給サラリーマンたちだった。彼らは多大なノルマに向かい合い、次々と燃え尽きながら仕事をこなした。
どんどん世間は貧しくなり、80年代に多数派だった「大企業勤めでぬるま湯に浸かってる会社員」「親方日の丸の公務員」というのはいなくなった。
ジリ貧のなかで「一髪グレートリセットを掛けてみたらいいんじゃないか」という話になって民主党政権になった。
ところがこの人らは、80年代、90年代の感覚のまま政権運営をしたので、景気対策に消極的であり、世間はさらに貧乏になった。
10年代になって、現場の疲弊が頂点に達し、自民党政権に戻り、グレートリセットから安定に世論が変わった。
0年代に横行していたブラック労働に改善が入り、政府のバラマキ的な景気対策で景気は回復に向かったので、給料水準も改善した。
ただ、非正規雇用をもう一度雇い直すほどの企業体力はまだ回復していない・・・・・と企業側は言い続けた。
世間の構造はあまり変わらず、再度「好きなことをして生きていく」に世論は変わった。ネットで騒いで客を得る商売が流行った。
ただそれは90年代の「お金より個性」とではなく「個性を売ってお金を得る」という方向に変わった。
20年代である。安定路線で10年きたことで、逆に腐敗が生じたが、世間はまだ大変革には忌避感がある。
10年代にあったブラック労働の改善、パワハラ、セクハラの撲滅から、逆にポリコレへの反感を育てた。
企業は10年代にかなり業績を回復し、立ち直りつつあったがそこにコロナが直撃し、明日が見えない。
ネットで騒いでお金を儲ける方法論は飽和して、社会迷惑行為と認識されるに至った。
大阪都構想は基本的にこのうちの、「ジリ貧だからグレートリセットをするべきだ」というのと、
「公務員はロクに仕事もしてないのに安定して給料を貰ってるやつらだ」の合わせ技をベースとして、
車のある地方 vs 車のない都心の二項対立なのがおかしくない? 電車大変、っていうのはその通り。
東京を見てみろよ、あんだけ車走っているでしょ。東京都心部に住みながら、電車に乗らない生活している人もいるんだよ。
自分はずっと都心部に住んでいる高給稼いでいるサラリーマンだけれど、この10年間、電車は年に1回乗るか乗らないかの生活。
後ね、地方の魅力として、車とか家の広さが第一に出てくるあたりが、まさに地方の魅力に乏しいところなんだよ。
ちゃんとしたキャリアがある人であれば、地方でも十分な生活費はもらえるというけれど、逆にいうとそれ以上に専門性を高めるような場がほとんどない。(結果として、それを背景とした高給なお仕事もない)。自己実現の機会が極端に少なくい。
そして何より。 いろんな多様な人がいるから、ちょっと誰かと会って議論をするとか、そこから新しいことを始めるとか、そう言った文化的な営みができる環境が揃っているとなると、必然的に都心になっちゃうんだよ。
地方は、自然とかそういうのは魅力的だが、一方で、QOLといいながら、こう言った唯物的で、文化が貧困で、そこに根ざして同質な価値観の生活はしたくない。