2020-11-07

社内で大変評価の高い方から案件を引き継ぐことになった。評価が高いため、若くして子会社マネージャーになることが決まったからだ。私は異動してきたばかりで、専門性の強いこの部署仕事は完全に素人。なぜ私が引き継ぐのだろう?とは思ったが、マネージャーになるような人だから引き継ぎも丁寧なのだろうと思ってた。

その人からは4つほど案件を引き継ぐことになったのだが、資料はなく、全て口頭で行われた。その時点であれ?と思ったのだが、仕事の進め方もアウトプット方法も全てその人に従わなければならなかった。他部署に頼まれ資料作成を突然横流しされ、よくわからないなりに資料を作って提出すれば、俺はこういうものが作りたかったんだと、1から全て作り直し。作り直したものもやっぱりこうしたかったとまた1から作り直し。中身も結論も全てその人仕様になって、どこで何を言うかまで指定される。先輩の頭の中を100%読み取るのは無理だ。明確なアウトプットイメージがあるなら、打ち合わせの時に「適当でいいよ」ではなく擦り合わせさせて欲しかった。

月曜日、また新しい案件を引き継がなければならない事になり、社内打ち合わせに参加すれば、来週開催されるセミナーについて先輩は「増田資料作成も発表もするので」と周りに言いきった。その案件が何をしてきたのか何を求められているのか、何も説明はない。慌てて打ち合わせをセットすると「この資料のこことここを使ってあとは適当にやって」とだけ言われた。自分資料をかき集めてなんとか作りきったが、提出したものを見た先輩に自分の言う通りに作り直すようにと電話で言われたのが午後九時。本番は来週半ば。今から作り直すのか、と思ったら、電話を切った後に無性に泣けて涙が止まらなかった。

人によっては面倒見のいい先輩と言うと思うし、逆にどれだけ私に資料作成センスが無いんだろうとも思う。でもずっと全否定され続け、何度も1から作り直させられ、今日初めて限界かもしれないと思った。限界は1つの出来事で訪れるのではなく、小さな絶望感の積み重なりでできているのかもしれない。こんな状態で並走期間が終わった時、私はやっていけるのだろうか。マネージャーはその仕事を優秀な先輩に任せっきりだったから、内容は何も把握しておらず、相談できる人が誰もいない。

月曜日の朝までに訂正した資料を出せと言われた。土日も出社した方がいいのだろうか。金曜の夜なのに涙が出てしまう。会社行きたくない

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