「ポリティカル」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ポリティカルとは

2023-02-23

anond:20230202184035

ワイや、青二才や。

特に隠す気もないかはてなブックマークと「覗きが趣味ですから(後に「左利きキャッチャーミット」にアカウント名を変更)」は連携してある。

新しいアカウントを作った理由は単純や。

本垢野球観戦とマンガアカウントにしたかったし、年々そういう話で出会う人との交流大事にしてる。

から、持論やポリティカルな話を書くための別のアカウントを切り離しただけや。

まぁ…野球とかマンガの話も面白いし、そっちの方が1億倍はてな民より治安がいいかメインアカウントをそっちにしてるんだけど…まぁ、はてな民のぼくがそんな平穏だけで生きてられるわけないよね?

のしれたはてな民は、どこか狂ってるか、メンタルヘラってる。

狂ったりヘラってる部分を抑え込もうと思ってた時期もあって、

「狂ってる自分を出すための複垢なんか作ったらますますダメになる。」

と思って、複垢を作らないことで、狂ったりヘラ範囲を抑えようとしてた時期もあったんや。

せやけど、ある時から

「狂ってないカタギの人達を傷つけてないか?」

って思うようになったんや。

そこで、「狂ってるモンは、狂ってるやつ同士仲良くやろうぜ」って意味で、はてな・トゲセルフまとめ・やばいウォッチアカウントを作ったんや。

「落ちぶれてる」とか言われたので、【お前、人の気も知らないで】【狂ってることに開き直ってるはてな民は楽でいいな】【こちとら器用貧乏趣味も多いかアカウントわけないと周りの人に申し訳ないんや】って思ったから書いとくわ。

本当は

はてな民大好物は、狂人メンヘラ挑発に乗るところだから乗るべきじゃないのでは?」

と思ったけど…一度ぐらいは業務連絡として説明しとく。

2度目はないです。

誰も求めてないと思うけど

2022-12-06

anond:20221206142501

当然ポリティカルに公正な判断を下したに決まっているだろう

2022-11-27

[]11月26日

ご飯

朝:なし。昼:ケンタ。夜:くるくる。深夜食ラーメンチャーハン

調子

むきゅーはややー。おやすみ

イライラして変な食事をしてしまう、よくない。

マリンエクスプレス殺人事件

日本サブカルチャー大好きなスペインの方が作られたノベルゲーム

水中を進む電車日本修学旅行に向かうお嬢様学校の面々、しかしそんなクローズドサークルの中で殺人事件が発生する。

作中に散りばめられたマニアックオタクネタを掻い潜りながら、殺人事件真相を探る。

はいものの、あまり所謂本格ミステリ的なノリではなく、人間関係の中の動機を探っていく類のノリになっている。

(アメリカドラマだけど13の理由ちょっといかも? コメディ要素の多さは全然違うけどね)

聞き込みをしていく過程で見えてくる、キャラクタ同士の繋がりと、彼らが表では見せない裏の顔。

こういう事件輪郭人間関係に特化して掘り起こしていくのはいかにも古き良きADVの味がする良きところだった。

特に面白いのが名探偵役の乱子が、その時々でその人間関係を評するところが、中立性というか、中庸意見ちゃんと書こうとしていて好印象。

個人的にはイジメっ子のエリカが、そのイジメ相手に向ける歪な感情が、好きだった。

ちゃんとその感情主人公客観的断罪するところも込みで、バランス感覚の優れた作者だと感じた。

短くも丁寧にまとまっていて、日本文化が好きな気持ちと、日本にはないことをやろうとする気持ちとがうまくまとまっている。

特に後半、男性女性立場による幾つかの(あるいは一方的な)やりとりは、ポリティカルコネクトをインターネットの茶化し用語としてしか実感を持てていない自分を深く反省することしきりだった。

ただ、ゲームとしては正直なところ、丁寧にまとまってはいものの、ある種丁寧すぎるというか、もう少しケレン味も欲しかった。

コマンド選択や単純な選択肢も無い、真っ直ぐな読むだけゲームだけに、ゲーム性を利用したトリックであるとか、叙述トリックであるとか、「メフィスト賞」的なというか「00年代美少女ゲーム」的なというか、そういう味わいが一才無いのは、僕の好みとは違ったかな。

(※この文章、全く意図したわけじゃないんだけど、日曜日11月27日に書く感想ゲームの中で批判されてて、なんか申し訳なくなった)

とはいえ、500円の低価格ゲームなので真っ直ぐスマートシンプルにまとまっていて、良いところがたくさんあるだけで、十分面白かった。

2022-11-17

人権とか多様化とか真に受けすぎる奴ほど冷笑ネトウヨ化する

人権多様化ポリティカルコネトレスも、個人という弱者政府企業といった強者からリソースを奪うためのツールに過ぎないんだよ。

から基本的にクッソ高い理想上面だけ拝借して、相手道徳的でないから悪!って殴って対価をぶんどってくるのが正しい使い方なわけ。

ところが最近若い奴はそういった概念マジで人を救うと思ってるから始末がおけない。

彼らは理想マジで信じてるから、それを振るう弱者側にも理想要求してくるし、当然弱者弱者なので理想体現することはできない。

それで「なんだ結局そんな理想無理なんじゃん」とか言って冷笑結果的強者におもねるネトウヨになる。

あいつらは左陣営を「現実が分かってない」「頭の中お花畑」と嘲笑するけど、

本当に頭の中お花畑で実現不可能理想追い求めてる愚か者ネトウヨの方なんだよな

2022-09-25

メディアが報じないZ世代の特徴 その2

anond:20220924123746 の続き。

前回は嗜好面の特徴を書いたが、ポリティカル的な特徴も書いておこう。なおサンプルは二けた以上とだけ言っておく。

非難批判するシーンに対して嫌悪感を覚える傾向が強い

Z世代は何かをやろうとしている人を上に見る傾向がある。綺麗事机上の空論は好まず、とにかくアクションファクトを求める。逆にやろうとしている人に対して強く非難する人を嫌う。Z世代左派野党を嫌う理由本質はここにある。「口しかさない人」を嫌うのだ。大人になる前からハラスメント教育をあちこちで受けていて、「面前で人を批判する」ことは内容にかかわらず悪であると刷り込まれているのも大きい。

カルトに対する拒絶感がない

これはよく言われる特徴であるオウム事件などをリアルタイムで見ていないのもあるが、意外とZ世代の周辺にカルト2世同級生が居たりする。彼らは無理に勧誘して来ずに普通に過ごしているので拒否感を覚える機会がないのである

カルト批判に対して批判である

上記2点の特徴が合わさったものである。従前からカルト系(統一教会ではない)が強い学校部活動ジャンルがあるが、Z世代の同部活動経験者の大半はその学校や団体、および所属メンバーを崇拝している。「カルト宗教広告塔であるから何?素晴らしい成果を見せれば問題ないじゃないか」という考えなのだ

増田もそのジャンル出身の人だが、ここ数年、沢山のZ世代の人から「某カルト批判する人達がうざい。直接被害食らっているのならまだしも、そうでない人がうるさく言うな」という類のフレーズを聞いている。直接被害を受けていないのなら、という但し書きがZ世代の考え方の特徴を表しているともいえる。

もちろん統一教会に対しても批判的ではない。それどころか「教団の人がマスコミ氷河期世代以上のおっさん達に叩かれて可哀想」と言っている人がそれなりにいる。

仮に統一教会がこの部活動ジャンルに手を出して来たら、一気に統一教会崇拝が起きる可能性すらあるのだ。既にニュートラルではなく同情的なポジションに居るし、ちょっとお金かけて全国レベル団体を作れば・・・

仕事に対して高望みしない結果、女性専業主婦志向が他の年代より高い

前者はメディアでも報じられている傾向であるが、その結果後者の考え方が増えている。30代と比べたら3割くらい多いだろうか。キャリア志向が弱いので、キャリアを捨てて専業主婦になる事に対する拒絶感が無いのだ。しかも「お金持ち捕まえて専業主婦ライフ満喫♪」というお花畑志向ではなく、「つつましく暮らし子供育てよう」くらいの現実的志向である統一教会日本会議が望む家族観が既にZ世代の中に浸透しているのである。ちなみに近年、20代中盤の出生率が僅かながら回復傾向にあるが、この結果だろう。

まとめ

次の世代に期待しよう。

2022-09-17

頭ではわかってるんだけどポリティカルコネトレスのことポリティカルコレクトネスと言い間違えちゃう

2022-09-16

ポリコレ」より「ポリコレ嫌い」が苦手

私は「ポリコレ嫌い」が苦手だ。

私と似た観測範囲を持つ人はこの一文で過不足なく伝わるであろうが、もう少しだけこの背景を共有したい。

ポリティカル・コレクトネスという考え方は、社会構成するあらゆる属性の人々が、その属性によって不愉快に感じたり不利益を被らないようにしようという理念である

なるべく多様な人を包摂するような視野表現しようということだ。

どういうわけかこの「ポリコレはいわゆる「オタク」と呼ばれる人たちにおよそ蛇蝎のごとく嫌われている。

何のオタクか?と問われると明瞭な回答を与えることができないのが歯がゆいが、おそらくアニメゲーム映画等に関心を持っていて、積極的ソーシャルメディアで語り合う人たちと言ってもいいかもしれない。

そして、私はこの「オタク」による「ポリコレ」の嫌いかたが苦手なのだ

その嫌いようといったらまるで「ポリコレは倒すべき外敵、屈してはいけない」というような具合なのである

西洋的な風貌アートスタイルは「ポリコレに屈している」。

マイノリティ属性を持つキャラクターが登場すると「出たよポリコレ」。

ポリティカル・コレクトネス無謬理念であるとは言わないし、理念実装にあたってプラクティカル問題が起こり得ないとも言わない。

極端な話ではあるが、例えば「日本田舎中学校」を描く作品アフリカ日本人と中国系日本人とヨーロッパ日本人とアイヌ民族琉球民族大和民族の全てを出演させなければポリティカルインコレクトであるとするような言説は、私の感覚では受け入れがたい(し、皆さんもそう感じるのではないかと思う)。

けれども、私の目に映る「ポリコレ嫌い」の批判はそういうことではないようなのだ

私には「マイノリティ描写されること自体からポリコレ連想して、それに敵愾心を燃やしている」ように見えてならない。

先ほど挙げた「マイノリティを描かなければならない」という理念とは対象的に、「マイノリティを描いてはならない」という理念にすら映る。

おそらく私は、「ポリコレ」という「倒すべき外敵」に抱かれる敵愾心と、それに対する無自覚が苦手なのだと思う。

無邪気に使われる「ポリコレに屈した」という表現にも「負けてはいけない外敵に負け折れてしまった」という含意があり、屈折した被害者意識を感じてしまう。

ポリティカル・コレクトネスと向き合うことを避け、漠然とした怒りの感情を「ポリコレ」に仮託していると感じてしまう。

とにかく、鬱屈としているのだ。

改めて明言したいが、ポリティカル・コレクトネスというのは上でも述べた通り無謬理念ではないと思う。

しかし、誰もがその属性によって必要以上に傷付けられない表現を目指すという素朴な理念自体は間違ったものではないだろう。

実装にあたって様々な問題が起こってしま理念自体陶冶していくためにも、我々はポリティカル・コレクトネスから顔を背けず向き合うべきなのではないだろうか。

安易冷笑するな。社会構成員として一緒に考えていこう。

2022-08-27

暇な空白動画差別する自由を求める公務員?青識亜論について」

また評価の難しい動画を…

私なりに青識亜論さんを語るなら「頭はいアカデミック役人」という認識かなぁ。

学者役人普通の人からしたら「高潔すぎて最短距離利益のために動くのが苦手」な人だからそこが弱点

暇な空白さん(となるさんも?)ゲーマーでありビジネスマンから

利益のために最短距離で動く」

「そこまでクリーンじゃなくてもいい」

という方だからスタート地点から合わないと思う。

役人学者って政治ニュース見てても庶民から見てすっとんきょうなこと言うでしょ?彼のズレはそれかな

例えば、ぼくならツイフェミ界隈にモノを言う時に、相手や周辺の人をブロックして安全を確保してから物を言うんです。

でも、青識さんは議論好きもあるだろうけど、それ以上に彼の学者っぽさ役人っぽさが「損得より平等性」に走って、開かれてる状態大事にしちゃう気がしま

いかぶり過ぎかな?

実際に、青識亜論さんは

「ツイフェミブロック・凍結合戦になることを好まない」

と言ってまして、この辺は学者寄りの役人らしい発想だと感じました。

彼的なちゃんと対等な議論によって道を開かないとダメは、損得から言えば遠回りだけど学者役人発想では手続きを軽んじると汚い報復が来ます

動画言及されていた「差別する自由」も本人のコンプレックスと言うよりは、もっとリバタリアン的な自由を求める思考から来てるように見えるんですよね。

学者役人思考自由で愚行が許される状態を求めると、フルオープン、全肯定リバタリアン的な発想にたどり着くのかなと…いう感想

逆に民間的な発想なら

もっと経済に対してだけリバタリアンでいいのでは?」

と思うし、私自身も青識亜論さんにはいささか理想主義すぎて遠回りまたは実現困難だと感じることもいくつかあります

ただその部分を本人のコンプレックス人格欠点解釈するのは、私はあまり好きではない

「論じてばかりいないで結論を」というなら「暇な空白さんと、青識亜論さんは矛と盾なので、どちらも必要」というのが私の結論です

最短距離不正と向き合う人も必要だし、理想論的であってもべき論や長い目で見て正しいプロセスを説く人も必要だと私は思います。むしろ両方選べるのが理想かと

「じゃあ、お前の道は?」私は文化的に素晴らしい作品クリエイターブログや裏垢で応援しながら、表では強硬的すぎない範囲議論という「経済合理性と、周知」の二段構えになるように努力してる感じですね

暇な空白さんほど調査力もないし、青識亜論さんほど知識も広くないから同じ道は無理

要は「ネットにすごい人はいっぱいいるけど、それはその人の特殊能力から、後ろにピッタリ張り付いて真似しなくてもいいし、一致しなくてもいい。自分の正解を見つけて孤独に歩め」ってことです。

全一致を求めてくるやつは宗教です。

人間なんてどこか間違ってるから自分の正解を行けばいい

まぁ私、AV新法問題・不健全図書問題刑法175条問題の3つが片付いたら、このアカウントは完全にマンガ紹介と野球観戦のアカウントにするんですけど。

好きなものを好きに発表できて、好きに楽しめたら、別にポリティカル議論問題周知する必要ないし

https://twitter.com/tm2501/status/1563204585182728193

(ぼくのかんそう)

ただツイッター無責任立場から無責任に語ってるだけの行為

「私は文化的に素晴らしい作品クリエイターブログや裏垢で応援しながら、表では強硬的すぎない範囲議論という「経済合理性と、周知」の二段構えになるように努力してる感じ」って表現できるのしゅごい。

2022-07-30

https://anond.hatelabo.jp/20220729194901

小山エミ

ブログ運営が主だった頃のこの人の文章を読んで、フェミニストにもまともな人はいるんだって希望を持てた人。

現在お気持ち共感至上主義で、人権人倫リベラリズムなにそれ美味しいの?なツイッターフェミニズムとは一線を画し、

論理的一貫性重要さを手放さず、リベラリズムを手軽に捨てることの危険性をしっかり理解しているこの人の主張は非常にとっつきやすかった。

(でも本人的にはラディフェミらしい)

フェミ界隈内部でおかしなことが起きていた場合には、きっちり内部批判を行うし、

フェミ側主張の論理・論拠が弱い部分では、正直に率直に、その様な留保限定付きの主張でしかないことを隠さない。

そういった態度が逆にフェミニズム論者としての信頼性・説得性を高めていた。

なお現在は膝に矢を受けてもっぱらTwitterでくだを巻いている模様

金田淳子

性的潔癖症だったり、逆に綺麗ごとまみれに性的自由だったりする一般的フェミニストイメージとは異なり、

モブレ(男x男)が癖というド直球ポリティカルインコレクトな内面を抱えたフェミニスト

この人に関しては「マトモなフェミニストである」実績値というよりも、

上記のような闇の癖と最先端フェミニズム理論金田先生の中でアウフヘーベンされることで、

今のポリティカルコレクトネス・キャンセルカルチャーの隘路に陥りつつあるフェミニズム界隈を打破・突破するような

画期的な新フェミニズム理論が生まれることを期待しての、期待値でのエントリーとなる。

なお本人はTwitterで「私のモブ妄想は、実は同意にもとづいた綺麗なモブレ」とか逃げを打った模様

しか時代突破者となる偉大な理論家には、そんな日和は許されない。

身を切って自身の闇に向き合いアウフヘーベンに邁進して頂きたい。

2022-07-08

anond:20220708121559

いくらポリティカルな公正性を大切にするリベラル派だからといって、そのスタンス自身党派教義に忠実すぎると思う。

2022-06-24

anond:20220620065554

そもそもデビッドライスもどうしたらいいかそんなに語って無くね?としか

苦しみが透明化されている属性が、現代ポリティカルにコレクトネスでかつ現状を打破できる方法がある?

まず透明化を少しでも抵抗するくらいしかできないのでは

2022-05-24

anond:20220524164824

女性性的な部分を意識させないキャラデザは、

これからアニメ作品に求められるポリティカルスタンダードってやつですぜ、旦那

いつまでもパンチラやら、たゆんたゆんな胸を揺らしてたらあかんのですよ。

2022-04-21

裕木奈江は一部正しい

https://twitter.com/nae_auth/status/1516394011325571072

このツイート話題となっている。スレッドの上のほうで「ゾーニング」がどうこうと言っているので、『月曜日のたわわ』の問題についての話ということでいいはずだ。

このツイート特に問題になっているのは、「自由な娯楽を嗜むには一定以上の知性が必要で、そうでない人には自制が難しく作品に影響され自分勝手感情的な行動をとりやすくなってしまう」という部分だ。

多い批判が「選民思想だ」みたいな話である。まあ選民的でないとは言い難いのだが、youtubeとかYahooニュースコメントとか見ればわかると思うけど、世の中話が通じない人っていうのはかなりいる。娯楽作品を「正しく」楽しめる人っていうのは、楽観的に見て、世間の半分、いや三分の一……くらいは……いてほしいが、多分「マイノリティ(!)」である

この主張は、要するに娯楽作品犯罪描写に影響されて犯罪を起こす、という話に基づいている。これについてはいくつかの研究があったと記憶しているが、肯定的だったり否定的だったりする結論が出ていたはずだ。

これらの研究のどちらが正しいかという話をしたいわけではないので、まあそこはなんとも言い難い。ここで問題なのは科学的な議論ではなく、表現の自由のような社会問題を論じるときに、このような(たぶん)科学的な研究に基づいたフリをして、賛成・反対に立つ人間が主張することである

そういう人たちが、論文を読み比べた結果としてどちらの研究がより正しいと考えられるのでそちら側に立つ、なんて手順を踏んでいるわけがない。結論合致する研究を持ち出すだけだ。大麻合法化とかの話もこういう議論が行われているはずで、これの良しあしがどうとかいう以前に、議論が成立するはずがない。

で、いわゆる「表現の自由戦士」(この言葉に「ネトウヨ」とかみたいに侮蔑的ニュアンスが含まれているのかもしれませんが、単に他の表現を知らないので使っている、とポリコレ的な言い訳をしておきます)の側にとってマズいのは、学者の間で、「人間は娯楽作品表現に影響されて犯罪を起こす傾向がある」という考えがコンセンサスを得てしまうことだろう。

彼ら戦士たちは、上記のようなことはない、という立場研究にかなり依拠して自らの主張を保持しえているのだから、もしそういうことになったら大変だ。大体学問世界は割とリベラルが力を持っているわけで、結構危機的なんじゃないだろうか。

わざわざこんな文章を書くくらいだから、私も娯楽作品の内容に規制がかけられたくはない側の人間である。単にポリティカルにコレクトな内容の娯楽なんか読まされてもクソつまらいからというだけなので、「表現の自由戦士」のみなさんには怒られそうですが。

そういうわけで、学問世界が(日本のクソバカな)リベラルにとって都合のいい方向に行ったときに、表現規制されるということはこのままでは避けられないし、実際(単にクレームとそれへの対応によってではあるが)様々な「自主規制」が幅を利かせ始めている状況である

一方で「創作に影響されて犯罪を起こすことはあり得ない」というのは、ある種創作矮小化しているのではないか

そこで、リベラル理屈をひっくり返して使ってしまえばいいのだ。ここでは、「娯楽作品犯罪描写に影響されて犯罪を起こす人がいる」という話はある程度事実だと認めてしまおう。

でもって、「自制が難しく作品に影響され自分勝手感情的な行動をとりやすくなってしまう」「自由な娯楽を嗜む」のに必要な「一定以上の知性」がない人もいるという側面もあるにはあるだろう。(ただし、私はこういうのは「知性」というよりは、「常識」とか「(人文・社会自然科学的な素養」の問題なんじゃないかと思う)

宮崎勤事件報道リアルタイムでは知らないが、要するに宮崎勤オタクで、ロリコンポルノに影響されて事件を起こした、という理屈がまかり通っていたはずだ。Wikipediaを読む限りはそれは否定されているようだが、有名ではなくとも、そういう事件はあったにはあっただろう。

日本で語られる「犯罪動機」が大体警察の作文であるにしても、根っこにそういうことが潜在的にあること自体否定するのは困難だろう。

しかし、宮崎勤事件もそうだが、センセーショナル報道される事件というのは、無差別殺人みたいに、わかりやすく怖くて視聴率が取れる事件である。たいていの犯罪は、非常に狭い人間関係での問題か、経済的問題によるものであって、そういう事件レアケースなのだ

まして「自由な娯楽を嗜む」のに必要な「一定以上の知性」がない人が、それが原因で事件を起こすというのは、世の中の犯罪のなかでも非常にレアケースで、リスク自動車とかのほうがはるかに高いだろう。

そんなことをいちいち予防して回るのは、過保護しか言いようがない。

しかし一方で、そういうので「不安だ」とかみんな言うわけであるちょっと違う話だが、(ポルノとかじゃなく、ガチの)性犯罪者GPS発信機をつけて位置情報を公開すべきだ、と言う話について、「不安を解消するためには、この程度の人権制限必要だ」という意見が、有名人から発信されていた。個人的には、人権をそんな風にとらえる人間が同じ社会にいるのは結構不安なのだが……。

リベラルな人らが大好きな日本国憲法を読めば、権利制限は「公共の福祉」に基づくべきだ、とみんな理解できるはずだ。「安心」なんてものは「公共の福祉」なんかではありえないだろう。「不安」なんてことのためにいろんなことを規制するのは、公権力がやるべきことではない。

大体、世間の人々が不安になるのは、マスメディア報道に「影響されている」からだろう。日本はこんな社会なのに、恐ろしいことに犯罪は減少傾向だったはずだ。みんなもっと科学思考をしてほしい。特に学問しか取り柄のないリベラル学者のみなさんは、このような世間の風潮を批判すべきであって、それに便乗して、多くの善良な人々を、人権などクソほども守られない日本監獄にブチこめるようにすることなんか望むのでは、「リベラル」という言葉無意味どころか逆の意味になるじゃないか。なってるんですけどね。それも「グローバル」に。

表現規制」に反対する側が言うべきなのは、以下のようなことだろう。

「娯楽作品には人を影響する力があるし、それによって犯罪を起こす人もいるかもしれない。でもそんなの犯罪の中ではレアケースですよ。あなたたちテレビ報道に『影響されて』言ってるんじゃないの?そんなことのために我々『一定以上の知性』がある人々から自由を取り上げるのは、『マイノリティ』の迫害だ!」

2022-03-11

家での性教育女性器をなんて呼ぶのか問題

娘が3歳になり、だいぶ言葉も達者になってきた。そして男女の身体の違いも色々気になっているようだ。

一緒にお風呂に入ることが多く、ぶら下がってる男性器には特に気にしてるが、以前触ってきた時に「触らないよ」と教えてからは、忠実に守って見守るばかりである

しかし興味津々ではあり、「へそ」とか「おしり」はお風呂で教えることも多く、当然それには性器例外ではないと考えた。しかしいざ言葉に出すとなると、男性器は「これはね、ちんちんっていうんだよ」ですむが、女性器はなんと呼ぶべきか?「男にはちんちんがあるが女には欠落している」という認識にはさせたくないが、しか現実問題として女性器は股間の奥であり、指差しができない。名称問題である。「おまた」が一番ニュートラルかと思ったが、股は男女にあるわけで。しかも「おまた」が指し示すものも非常に曖昧である大陰唇なのか、恥丘部から股間にかけての漠然とした広がりなのか。ただ膣や陰核を指すわけではないだろう。「ちんちん」に一対一対応するのは陰核かもしれないが、非現実である

ジェンダーニュートラルポリティカルにコレクトな呼び名を教えてほしい。実践している性教育や心掛けていることも教えてもらえると嬉しい。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん