はてなキーワード: レジとは
●トゥギャコメ
法律がおかしい?「若者グループ内の成人がお酒を購入→未成年に飲ませて急性アルコール中毒」でお店が罰せられそうになった話
https://togetter.com/li/1688150
aioi_au @aioi_au
14時間前
よくクレーマーが文句言うコンビニレジでの年齢確認もこれがあるからなのよね。 未成年者に提供するなよ、と機械的に規約をサインさせてれば、注意喚起したのに破った方が悪い、と飲ませた奴の責任にできる。 それはそれとして飲ませた奴は傷害罪や損害賠償請求含めて処罰するべきだと思うけどね。
悪役令嬢 @luvgymnastics99
13時間前
飲ませた成人にも罰則は必要として、 「グループの若者が来店してお酒を購入。 年齢確認をするとその内の一人が成人に達している事を確認 成人が代表でお酒を購入しました。」と書いてしまうと、 警察に「予見できたでしょ」とつっこまれちゃうのでは。 「成人が購入したので未成年を含むグループだとは認識していなかった」とかなんとかエクスキューズが必要だったのでは。
棘垢 @eU3oSlnSHuAO49c
13時間前
少しだけ警察を擁護するような形になるけど「年齢確認をするとその内の一人が成人に達している事を確認」の会話次第では法律的にアウトな可能性が出てくるので全くの言い掛かりと言い切るのはちょい違うと思う。未成年が酒入れたカゴ置いて年齢確認しようとしたら成人してる奴が代わりに身分証出してきたみたいな場合は「今から未成年含めて飲もうとしてることが判る」と言えなくもない。なので店側の対策として「未成年に提供しない」と言う文章を加えるのはありだけど、法律の趣旨からは外れる
Chariot @BLACK_RX_24
13時間前
未成年者飲酒禁止法の第1条4に『営業者ニシテ其ノ業態上酒類ヲ販売又ハ供与スル者ハ満二十年ニ至ラザル者ノ飲酒ノ防止ニ資スル為年齢ノ確認其ノ他ノ必要ナル措置ヲ講ズルモノトス』とあんのね。だから今回の場合「年齢確認をするとその内の一人が成人に達している事を確認」が逆に引っ掛かったのかもしれん。全員成人であることを確認するか、未成年に飲ませないと確認するか、「未成年が店内にいなかった」なら引っ掛からなかったかも。
SAKURA87@多摩丁督 @Sakura87_net
13時間前
しかし警察には本当に未成年が飲むと知らずに、購入者が確かに成人であることを確認して販売したのかが分からない以上は、取り調べは当然必要だしある程度拘束されるのは仕方ないのでは。それに、多分この件は店が一方的に疑われたというよりも飲ませたバカがしらばっくれたかなんかで話がややこしくなったんではと予想する。
タム @inthe7thheaven
13時間前
luvgymnastics99 まー確かに「それを未成年が飲むつもりで購入しようとしてるのが分かった時点で”成人が同行していようとお売りできません”とせよ」という法的解釈になるわけだから、そこを詰められて「代理購入なのは分かってたけど成人なので売りました」では筋が悪いよな。このままでは未成年飲酒になるなと気付いていながら販売したなら未必の故意になる。これは年齢確認ボタン画面でその責任をボタンを押した購入者に転嫁しきれないことなんじゃないかな。
山の手 @Yamano_te
うーん、確認がどのようになされたのかがポイントになるのかな。「未成年者はいますか?」「未成年者にはアルコールをお出しできません」など店側が言ったのか。例えば「俺成人してるんで。ビール6つ」みたいなやり方だったら、いや気づけよ止めろよ となりそうだしね。
ビンゴ @Tyatya_pudding
予見できるかどうかだが、 例えば大学サークルみたいな集団が「新歓コンパだ~!」とかいいながら 皆でカゴにガンガン酒積めてって会計の段になったら後ろからすっと先輩と思わしき人が20才の身分証明書だしてきたら「ああ、他の奴らは未成年なのね」と思わない方が不思議 状況確認は必要だろ
影山影司 @apto117
6時間前
欧米では複数人で買いに行った場合、全員の年齢を証明しないと絶対に売ってくれないのよね。日本もそのうち同じような感じになる。
BLACK @BlackBlack0013
1時間前
ではどのように法律をいじればいいだろうか。
Chariot @BLACK_RX_24
1時間前
この人のツイートではこの「成人」がどうなったか分からんので何とも言えないが。(途中の『成人が代表して購入してその成人が未成年者にお酒を与えたのです。その成人は罰せられる事はありません。あくまで販売した者が罰せられる法律です。』はこの人が刑事に聞いて勝手に思い込んでるだけの可能性が高い。)
C_CLPS @C_CLPS
1時間前
usoemon これ自分も含め勘違いしてる人多そうだけど、確かに読み直すとそうとしか読めないね。「これから飲み会しまーす」って雰囲気の未成年集団+成人1人に売ったなら店にも責任あるわ。
悪役令嬢 @luvgymnastics99
40分前
C_CLPS ツイート見て完全に「一緒にきていたグループの未成年も飲む気あるのわかったよね」と私は思ったので、この言い方じゃ警察もそう評価するだろうなーと思ったのでコメント欄の温度感がちょっと不思議でした。
千葉 @chiba_gnbrmn
11分前
インターネット騒動あるあるの一方だけの言い分案件でもありそう
●一方の、ブコメ
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1688150
と う と う 、 こ こ ま で き た か
さ あ 、 君 も 体 感 し よ う ! ブ ク マ カ の 圧 倒 的 民 度 の 低 さ を
服「ブチブチブチーッ!(縫合がめちゃくちゃ雑なので瞬間的に破けてボロ布になる)」
店員「ピッ!ピッ!782!」
俺「あっためてください」
全部これになってほしい
「コロナ疲れしてしまった皆さん、ワイドショーを見るのを辞めましょう。」
「メディアは利益のために、ネガティブなニュースを、大袈裟に取り上げます。」
「どうか無理をせず、テレビを消してください。」
今でこそコロナに慣れ切ってしまった人類たちであるが、かつてはそんな事もよく言われていたものである。
そして母もまた、テレビを消した一人であった。
テレビを消した母は、直接的な言葉で言えばどんどん無知に、どんどんバカになっていった。
家族がそれを話題に出すまで、zoomも、ウーバーイーツも、鬼滅の刃も知らなかった。
レジ袋が有料化した事も、世の中ストローが規制されつつあるのも、店頭で見かけて遅れて初めて知った。
最低限の世間話が出来ないので、会話が成立しない事が増えた。
新聞も読まなければネットニュースも見ない母は、テレビを消したことにより一切の情報源を失った。
ミャンマーの騒ぎは知らないのに、よく分からないけど大統領選挙は知っていて、バイデンの陰謀が~とか喋りだす事が増えた。
多分、陰謀論にハマったのだろう。
勉強しなくてもたった一つの陰謀論を信じるだけで、「皆が知らない事実を知っちゃった私と無知な国民ども」と言う構造を作り出せる、知識において超的なコスパを持つ。
一切の話題においていかれた母が、この圧倒的なコスパに手を伸ばすのはまあ自然な事だなと思った。
補足しておくが、「一切の情報源を失った」というのはあくまで主要マスメディアによる、という意味である。
誰かと長時間会話したり、スマホで何か熱心に見ている事がある(但しそれがニュースではない事は会話すれば分かる事)ので、情報源はそこだと思う。
そうこうしているうちに、母はどんどん自分の頭で考える事を辞めた。
どんどん普通の日本語が使えなくなって、本人にしか分からない行間の広さで、話飛び飛びの会話しか出来なくなった。
話すことがもっぱら意味不明なので、社会からも家族の中でもすっかり孤立してしまっている。
認知症を疑った父が脳ドックを勧めているが、私は病気じゃないとヒステリーを起こすのでやっていられない。
これは「テレビ、やっぱり欠かせないよね!やっぱテレビ最高!」というエントリーではない。
ただテレビですべてを補っていた、受動的な情報収集しかできない人がそれを絶つとこうなるんだろうなっていう話。
増田だから作り話認定されるのは仕方がないし、証明する術もないが、このような小説を全て想像で書けるほど文章が上手でない事はお察し頂けるだろう。
どうかもし身近にそういう人がいたら、母のようにならないように気を配ってほしい。それだけである。
近所のテイクアウト専門のお弁当屋さんがしばらく閉まっていて心配になってたんだけど、
新たに中華風お弁当テイクアウト専門店として装いも新たにまくって待ちに待ったリニューアルオープンよ。
前は賑やかにいろいろと棚にお弁当とかがたくさん陳列されていて、
出来合いのお弁当とオーダーして作ってもらえるお弁当とかがあって
いかにもたこにもお弁当屋さん!って風体の体裁を保つお店だったの。
でね、
初めて私行ったの。
店内に入るやいなや、
何も陳列されていないお洒落な品揃え少な目の雰囲気のお店ってあるじゃない。
ほぼお惣菜とかお弁当とかは注文してからオーダーして作ってくれるタイプに変わっちゃったの。
お弁当屋さんなのに何もお弁当が置いてないお弁当屋さんだったので、
うわ!もしかしてこれチャージ料取るタイプのお店なのかしら?って心配になったけど、
特製から揚げ2つ税込300円を
それを2つ頼んだの。
そしたらお店の人お会計の時、
え?って一瞬マジで疑う5秒前で
壁に書いてある価格はどう見ても、
特製から揚げ2つ入り300円なわけで、
私はあのから揚げです!って指さして事なきを得まくったんだけど、
無事に2つ分の600円を払って
途中ポットからお湯が出るタイプのジャスミンティーなんかを入れてくれて、
うわ!またこれチャージ料いるタイプのジャスミンティーなのかしら?って心配したけど
一安心ね。
出来上がったから揚げを
持って帰るんだけど、
そう!あれよあれ!
よくアメリカ映画で冴えないもう冷め切った中華をテイクアウトしたときに入ってる紙のボックスで、
そりゃ日本のお弁当箱ランチボックスとはかけ離れているタイプのあの映画で見るテイクアウトランチチャイナボックスで
憧れの憧れのチャイナボックスランチだ!わーい!って両手放しで喜んだのよ。
ジャッキーチェーンのように冴えない顔して食べるまねごとでもしてみようかしらって。
でね、
2つ入りを2つ頼んだんだけど、
1つ多く入っていて、
1つおまけしてくれたんだーって
たぶんオープンサービス気前の良い大将の気まぐれから揚げ5つだったのかも知れないので、
また次も買いたくなるような、
私はリピしたいから揚げであったわ。
もちろん特製じゃないから揚げとか何種類か単品メニューあったので、
産声を上げたわけなのよ!
ハエを箸でバシッと空中でつかめちゃうぐらいな美味しさってそれ
ベスト・キッド!って思わずニッコリとツッコミを入れたくなるぐらい、
次行って何を頼むかワクワクするのが楽しみだわ。
ひょっとして私そのチャイナボックスランチの素質あるかもしれないわ!って本当に思ったのよ。
雰囲気出しているじゃない!って
その中華風お弁当テイクアウト専門店が今の私の1回目にして足繁く通うお気に入りのテイクアウトお弁当屋さんになったの。
それはきっとチャイナボックスランチだ!わーい!って飛び回るぐらいな発見があるから、
もしそう言うチャイナ中華風のテイクアウト専門のお弁当屋さんがあったら、
待ってる間のジャスミンティーを味わいながら
結局レジのお姉さんが本場中国の人だったのか本場日本人だったのか
どちらとも取れるようなイントネーションの雰囲気もまた格別な中華の味を引き立てていたわ!
あともう、
よそのお弁当屋さんの和食だけど中途半端に中華に寄せて寄り切れていない
せいぜい中華要素が春巻きで限界の中華のなんちゃって中華弁当より
麻麻って言うところは「まーまー」って読んじゃってちょうだい。
使ってみて!
以上中継先の現場から中華テイクアウトのお弁当が美味しかったって言うお話でした。
うふふ。
伝家の宝刀!殿堂入りタマゴサンドはとっておきのときにしたい気分なので、
あと残された選択肢は
この時期苺パックが安売り爆発しているときはたんと買ってきて
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
ストーカー客が来なくなった! やったー、やったよー!! もう二度と来なくていいですよっ!!! この地方の警戒レベル下がったらしいので、キャバクラとかも通常営業するだろうし、そっち行っておくんなっ。
先日、Aさんに子供の話をしていた所に、ちょうどストーカー客がきた。いつもなら、ストーカー客が来店した瞬間私もAさんも喋るのを止める。けど、この日はAさんがストーカー客の接客をした後に、私は子供の話の続きをした。子供の学校やらなんやら、作り話っぽくないリアリティーバリ高い話だ。その時ストーカー客はカフェマシンでコーヒーを淹れていた。
ストーカー客は、いつもなら私のいるレジが見える場所に車を停めて、ずるずるダラダラ駐車場に長居をするんだが、そそくさと帰って行った。聴いてたんだな、私とAさんの話。別にものっすごい大声で喋っていた訳でもないので、わざわざ聞き耳を立てていないと何を話しているのかなんて分からないだろうに、バッチリ聴いていたわけだ。
これで三年近くにわたる粘着が終了した。どうやら極め付きの無敵の人だったわけではなさそうなのでよかった。刺されたらどうしようと思ったけど何事もなく去ってくれたようでよかった。ああよかった。
ところで、数週間前に、子供の学校で稲の育て方を教えているお爺さんに会った。そのお爺さんは、ここら辺の農家の伜に結婚出来た人は誰もいないと話していた。男余りなんで、農業に興味がある女の子はぜひ農家に嫁に来てくれ! なんて、そのお爺さんは小学生とその保護者達相手に演説をぶっていた。いや、今いる農家の結婚適齢期(過ぎてるかもしれないが)の男が誰も結婚してないんなら農家の孫もほぼほぼ居ないってことだろう。実際この小学校の児童に家が農家の子は一人もいないらしいし。小学生女子が大人になる頃には農家の伜達はすっかり爺さんなのだが。と思いつつ、聞き流していたとき、例のストーカー客のことを思い出した。ひょんなことから、ストーカー客の素性はこの界隈の金持ち農家の子ということがわかったのだ。ストーカー客も、結婚できない農家の伜のうちの一人ということ。
ストーカー客はしばしば父親らしき人と母親らしき人を連れて来店していた。それが私はなんだか家族ぐるみで品定めされているみたいで嫌だなと思っていたのだが、まさか本当にストーカー客はコンビニに嫁探しに来ていたのだろうか。
私の見た目は、黙ってれば彼氏いない歴=年齢のギリギリ女でしかないので、呼べば喜んで尻尾振って着いてくるように見られていたのだろうか。
元増田です。反応がまあまああって色々考え直したので今の考えを書きます。
夜用10枚入り、昼多い日用20枚入り、昼軽い日用24枚入り、ていう組み合わせで3パック買うくらいの感覚。ブランドや販路や売出しによって価格差はかなりあるけどだいたい1つ400円税込だとして、毎月1,200円。年間14,400円。トイレットペーパーよりは高いよね?
これは知りませんでした。月500円程度だと考えてました。
確かに人によっては月1000円以上もかかることもあるなら負担に感じることも多いでしょう。
しかし月1000円程度も捻出出来ないならやっぱり「生理の貧困」ではなく「単なる貧困」といった方が適切ではないかと思いますね。
元増田は言葉が足らなかったかもしれませんが私は決して最初から生理用品を軽んじてたわけではなく、「生理用品を買えないレベルの貧困で困るのは到底生理用品だけではないだろう、その状況で生理用品だけ論うより他にもっとやることがあるだろ」ということが言いたかったのです(もちろん汲み取って返信してくれた人もいましたが)
「生理の」貧困とあるように、父子家庭の子供とかが親に生理用品を買ってほしいと言えない、またはお金はあるけどレジに持っていくと恥ずかしい、とかそういう環境が問題視されてたんじゃなかったか。しなきゃいけないものなのに買えない、生活必需品なのに「恥ずかしいもの」みたいな扱いされてるのが問題だね、的な。
ただこの問題は生理の「貧困」ではなく「生理への無理解」と言った方が適切ではないかと思います。
この辺は貧困問題と女性問題を結びつけたいメディアの意思をやっぱり感じます。
また、このような生理の無理解が発生してる状況で生理用品だけを配ったところで根本的な何かが改善されるとは思えず、ここでも「他にやることがあるだろ」と思います
さて、殺人事件から十日程たったある日、私は明智小五郎の宿を訪ねた。その十日の間に、明智と私とが、この事件に関して、何を為し、何を考えそして何を結論したか。読者は、それらを、この日、彼と私との間に取交された会話によって、十分察することが出来るであろう。
それまで、明智とはカフェで顔を合していたばかりで、宿を訪ねるのは、その時が始めてだったけれど、予かねて所を聞いていたので、探すのに骨は折れなかった。私は、それらしい煙草屋の店先に立って、お上さんに、明智がいるかどうかを尋ねた。
「エエ、いらっしゃいます。一寸御待ち下さい、今お呼びしますから」
彼女はそういって、店先から見えている階段の上り口まで行って、大声に明智を呼んだ。彼はこの家の二階を間借りしているのだ。すると、
「オー」
と変な返事をして、明智はミシミシと階段を下りて来たが、私を発見すると、驚いた顔をして「ヤー、御上りなさい」といった。私は彼の後に従って二階へ上った。ところが、何気なく、彼の部屋へ一歩足を踏み込んだ時、私はアッと魂消たまげてしまった。部屋の様子が余りにも異様だったからだ。明智が変り者だということを知らぬではなかったけれど、これは又変り過ぎていた。
何のことはない、四畳半の座敷が書物で埋まっているのだ。真中の所に少し畳が見える丈けで、あとは本の山だ、四方の壁や襖に沿って、下の方は殆ほとんど部屋一杯に、上の方程幅が狭くなって、天井の近くまで、四方から書物の土手が迫っているのだ。外の道具などは何もない。一体彼はこの部屋でどうして寝るのだろうと疑われる程だ。第一、主客二人の坐る所もない、うっかり身動きし様ものなら、忽たちまち本の土手くずれで、圧おしつぶされて了うかも知れない。
「どうも狭くっていけませんが、それに、座蒲団ざぶとんがないのです。済みませんが、柔か相な本の上へでも坐って下さい」
私は書物の山に分け入って、やっと坐る場所を見つけたが、あまりのことに、暫く、ぼんやりとその辺あたりを見廻していた。
私は、かくも風変りな部屋の主である明智小五郎の為人ひととなりについて、ここで一応説明して置かねばなるまい。併し彼とは昨今のつき合いだから、彼がどういう経歴の男で、何によって衣食し、何を目的にこの人世を送っているのか、という様なことは一切分らぬけれど、彼が、これという職業を持たぬ一種の遊民であることは確かだ。強しいて云えば書生であろうか、だが、書生にしては余程風変りな書生だ。いつか彼が「僕は人間を研究しているんですよ」といったことがあるが、其時私には、それが何を意味するのかよく分らなかった。唯、分っているのは、彼が犯罪や探偵について、並々ならぬ興味と、恐るべく豊富な知識を持っていることだ。
年は私と同じ位で、二十五歳を越してはいまい。どちらかと云えば痩やせた方で、先にも云った通り、歩く時に変に肩を振る癖がある、といっても、決して豪傑流のそれではなく、妙な男を引合いに出すが、あの片腕の不自由な、講釈師の神田伯龍を思出させる様な歩き方なのだ。伯龍といえば、明智は顔つきから声音まで、彼にそっくりだ、――伯龍を見たことのない読者は、諸君の知っている内で、所謂いわゆる好男子ではないが、どことなく愛嬌のある、そして最も天才的な顔を想像するがよい――ただ明智の方は、髪の毛がもっと長く延びていて、モジャモジャともつれ合っている。そして、彼は人と話している間にもよく、指で、そのモジャモジャになっている髪の毛を、更らにモジャモジャにする為の様に引掻廻ひっかきまわすのが癖だ。服装などは一向構わぬ方らしく、いつも木綿の着物に、よれよれの兵児帯へこおびを締めている。
「よく訪ねて呉れましたね。その後暫く逢いませんが、例のD坂の事件はどうです。警察の方では一向犯人の見込がつかぬようではありませんか」
明智は例の、頭を掻廻しながら、ジロジロ私の顔を眺めて云う。
「実は僕、今日はそのことで少し話があって来たんですがね」そこで私はどういう風に切り出したものかと迷いながら始めた。
「僕はあれから、種々考えて見たんですよ。考えたばかりでなく、探偵の様に実地の取調べもやったのですよ。そして、実は一つの結論に達したのです。それを君に御報告しようと思って……」
私は、そういう彼の目付に、何が分るものかという様な、軽蔑と安心の色が浮んでいるのを見逃さなかった。そして、それが私の逡巡している心を激励した。私は勢込いきおいこんで話し始めた。
「僕の友達に一人の新聞記者がありましてね、それが、例の事件の係りの小林刑事というのと懇意なのです。で、僕はその新聞記者を通じて、警察の模様を詳しく知ることが出来ましたが、警察ではどうも捜査方針が立たないらしいのです。無論種々いろいろ活動はしているのですが、これという見込がつかぬのです。あの、例の電燈のスイッチですね。あれも駄目なんです。あすこには、君の指紋丈けっきゃついていないことが分ったのです。警察の考えでは、多分君の指紋が犯人の指紋を隠して了ったのだというのですよ。そういう訳で、警察が困っていることを知ったものですから、僕は一層熱心に調べて見る気になりました。そこで、僕が到達した結論というのは、どんなものだと思います、そして、それを警察へ訴える前に、君の所へ話しに来たのは何の為だと思います。
それは兎も角、僕はあの事件のあった日から、あることを気づいていたのですよ。君は覚えているでしょう。二人の学生が犯人らしい男の着物の色について、まるで違った申立てをしたことをね。一人は黒だといい、一人は白だと云うのです。いくら人間の目が不確だといって、正反対の黒と白とを間違えるのは変じゃないですか。警察ではあれをどんな風に解釈したか知りませんが、僕は二人の陳述は両方とも間違でないと思うのですよ。君、分りますか。あれはね、犯人が白と黒とのだんだらの着物を着ていたんですよ。……つまり、太い黒の棒縞の浴衣なんかですね。よく宿屋の貸浴衣にある様な……では何故それが一人に真白に見え、もう一人には真黒に見えたかといいますと、彼等は障子の格子のすき間から見たのですから、丁度その瞬間、一人の目が格子のすき間と着物の白地の部分と一致して見える位置にあり、もう一人の目が黒地の部分と一致して見える位置にあったんです。これは珍らしい偶然かも知れませんが、決して不可能ではないのです。そして、この場合こう考えるより外に方法がないのです。
さて、犯人の着物の縞柄は分りましたが、これでは単に捜査範囲が縮小されたという迄で、まだ確定的のものではありません。第二の論拠は、あの電燈のスイッチの指紋なんです。僕は、さっき話した新聞記者の友達の伝手つてで、小林刑事に頼んでその指紋を――君の指紋ですよ――よく検べさせて貰ったのです。その結果愈々いよいよ僕の考えてることが間違っていないのを確めました。ところで、君、硯すずりがあったら、一寸貸して呉れませんか」
そこで、私は一つの実験をやって見せた。先ず硯を借りる、私は右の拇指に薄く墨をつけて、懐から半紙の上に一つの指紋を捺おした。それから、その指紋の乾くのを待って、もう一度同じ指に墨をつけ前の指紋の上から、今度は指の方向を換えて念入りに押えつけた。すると、そこには互に交錯した二重の指紋がハッキリ現れた。
「警察では、君の指紋が犯人の指紋の上に重って、それを消して了ったのだと解釈しているのですが、併しそれは今の実験でも分る通り不可能なんですよ。いくら強く押した所で、指紋というものが線で出来ている以上、線と線との間に、前の指紋の跡が残る筈です。もし前後の指紋が全く同じもので、捺し方も寸分違わなかったとすれば、指紋の各線が一致しますから、或は後の指紋が先の指紋を隠して了うことも出来るでしょうが、そういうことは先ずあり得ませんし、仮令そうだとしても、この場合結論は変らないのです。
併し、あの電燈を消したのが犯人だとすれば、スイッチにその指紋が残っていなければなりません。僕は若しや警察では君の指紋の線と線との間に残っている先の指紋を見落しているのではないかと思って、自分で検べて見たのですが、少しもそんな痕跡がないのです。つまり、あのスイッチには、後にも先にも、君の指紋が捺されているだけなのです。――どうして古本屋の人達の指紋が残っていなかったのか、それはよく分りませんが、多分、あの部屋の電燈はつけっぱなしで、一度も消したことがないのでしょう。
君、以上の事柄は一体何を語っているでしょう。僕はこういう風に考えるのですよ。一人の荒い棒縞の着物を着た男が、――その男は多分死んだ女の幼馴染で、失恋という理由なんかも考えられますね――古本屋の主人が夜店を出すことを知っていてその留守の間に女を襲うたのです。声を立てたり抵抗したりした形跡がないのですから、女はその男をよく知っていたに相違ありません。で、まんまと目的を果した男は、死骸の発見を後らす為に、電燈を消して立去ったのです。併し、この男の一期いちごの不覚は、障子の格子のあいているのを知らなかったこと、そして、驚いてそれを閉めた時に、偶然店先にいた二人の学生に姿を見られたことでした。それから、男は一旦外へ出ましたが、ふと気がついたのは、電燈を消した時、スイッチに指紋が残ったに相違ないということです。これはどうしても消して了わねばなりません。然しもう一度同じ方法で部屋の中へ忍込むのは危険です。そこで、男は一つの妙案を思いつきました。それは、自から殺人事件の発見者になることです。そうすれば、少しも不自然もなく、自分の手で電燈をつけて、以前の指紋に対する疑をなくして了うことが出来るばかりでなく、まさか、発見者が犯人だろうとは誰しも考えませんからね、二重の利益があるのです。こうして、彼は何食わぬ顔で警察のやり方を見ていたのです。大胆にも証言さえしました。しかも、その結果は彼の思う壺だったのですよ。五日たっても十日たっても、誰も彼を捕えに来るものはなかったのですからね」
この私の話を、明智小五郎はどんな表情で聴いていたか。私は、恐らく話の中途で、何か変った表情をするか、言葉を挟むだろうと予期していた。ところが、驚いたことには、彼の顔には何の表情も現れぬのだ。一体平素から心を色に現さぬ質たちではあったけれど、余り平気すぎる。彼は始終例の髪の毛をモジャモジャやりながら、黙り込んでいるのだ。私は、どこまでずうずうしい男だろうと思いながら最後の点に話を進めた。
「君はきっと、それじゃ、その犯人はどこから入って、どこから逃げたかと反問するでしょう。確に、その点が明かにならなければ、他の凡てのことが分っても何の甲斐もないのですからね。だが、遺憾いかんながら、それも僕が探り出したのですよ。あの晩の捜査の結果では、全然犯人の出て行った形跡がない様に見えました。併し、殺人があった以上、犯人が出入しなかった筈はないのですから、刑事の捜索にどこか抜目があったと考える外はありません。警察でもそれには随分苦心した様子ですが、不幸にして、彼等は、僕という一介の書生に及ばなかったのですよ。
ナアニ、実は下らぬ事なんですがね、僕はこう思ったのです。これ程警察が取調べているのだから、近所の人達に疑うべき点は先ずあるまい。もしそうだとすれば、犯人は、何か、人の目にふれても、それが犯人だとは気づかれぬ様な方法で通ったのじゃないだろうか、そして、それを目撃した人はあっても、まるで問題にしなかったのではなかろうか、とね。つまり、人間の注意力の盲点――我々の目に盲点があると同じ様に、注意力にもそれがありますよ――を利用して、手品使が見物の目の前で、大きな品物を訳もなく隠す様に、自分自身を隠したのかも知れませんからね。そこで、僕が目をつけたのは、あの古本屋の一軒置いて隣の旭屋という蕎麦屋です」
古本屋の右へ時計屋、菓子屋と並び、左へ足袋屋、蕎麦屋と並んでいるのだ。
「僕はあすこへ行って、事件の当夜八時頃に、便所を借りて行った男はないかと聞いて見たのです。あの旭屋は君も知っているでしょうが、店から土間続きで、裏木戸まで行ける様になっていて、その裏木戸のすぐ側に便所があるのですから、便所を借りる様に見せかけて、裏口から出て行って、又入って来るのは訳はありませんからね。――例のアイスクリーム屋は路地を出た角に店を出していたのですから、見つかる筈はありません――それに、相手が蕎麦屋ですから、便所を借りるということが極めて自然なんです。聞けば、あの晩はお上さんは不在で、主人丈が店の間にいた相ですから、おあつらえ向きなんです。君、なんとすてきな、思附おもいつきではありませんか。
そして、案の定、丁度その時分に便所を借りた客があったのです。ただ、残念なことには、旭屋の主人は、その男の顔形とか着物の縞柄なぞを少しも覚えていないのですがね。――僕は早速この事を例の友達を通じて、小林刑事に知らせてやりましたよ。刑事は自分でも蕎麦屋を調べた様でしたが、それ以上何も分らなかったのです――」
私は少し言葉を切って、明智に発言の余裕を与えた。彼の立場は、この際何とか一言云わないでいられぬ筈だ。ところが、彼は相変らず頭を掻廻しながら、すまし込んでいるのだ。私はこれまで、敬意を表する意味で間接法を用いていたのを直接法に改めねばならなかった。
「君、明智君、僕のいう意味が分るでしょう。動かぬ証拠が君を指さしているのですよ。白状すると、僕はまだ心の底では、どうしても君を疑う気になれないのですが、こういう風に証拠が揃っていては、どうも仕方がありません。……僕は、もしやあの長屋の内に、太い棒縞の浴衣を持っている人がないかと思って、随分骨を折って調べて見ましたが、一人もありません。それも尤もっともですよ。同じ棒縞の浴衣でも、あの格子に一致する様な派手なのを着る人は珍らしいのですからね。それに、指紋のトリックにしても、便所を借りるというトリックにしても、実に巧妙で、君の様な犯罪学者でなければ、一寸真似の出来ない芸当ですよ。それから、第一おかしいのは、君はあの死人の細君と幼馴染だといっていながら、あの晩、細君の身許調べなんかあった時に、側で聞いていて、少しもそれを申立てなかったではありませんか。
さて、そうなると唯一の頼みは Alibi の有無です。ところが、それも駄目なんです。君は覚えていますか、あの晩帰り途で、白梅軒へ来るまで君が何処どこにいたかということを、僕は聞きましたね。君は一時間程、その辺を散歩していたと答えたでしょう。仮令、君の散歩姿を見た人があったとしても、散歩の途中で、蕎麦屋の便所を借りるなどはあり勝ちのことですからね。明智君、僕のいうことが間違っていますか。どうです。もし出来るなら君の弁明を聞こうじゃありませんか」
読者諸君、私がこういって詰めよった時、奇人明智小五郎は何をしたと思います。面目なさに俯伏して了ったとでも思うのですか。どうしてどうして、彼はまるで意表外のやり方で、私の荒胆あらぎもをひしいだのです。というのは、彼はいきなりゲラゲラと笑い出したのです。
「いや失敬失敬、決して笑うつもりではなかったのですけれど、君は余り真面目だもんだから」明智は弁解する様に云った。「君の考えは却々なかなか面白いですよ。僕は君の様な友達を見つけたことを嬉しく思いますよ。併し、惜しいことには、君の推理は余りに外面的で、そして物質的ですよ。例えばですね。僕とあの女との関係についても、君は、僕達がどんな風な幼馴染だったかということを、内面的に心理的に調べて見ましたか。僕が以前あの女と恋愛関係があったかどうか。又現に彼女を恨うらんでいるかどうか。君にはそれ位のことが推察出来なかったのですか。あの晩、なぜ彼女を知っていることを云わなかったか、その訳は簡単ですよ。僕は何も参考になる様な事柄を知らなかったのです。僕は、まだ小学校へも入らぬ時分に彼女と分れた切りなのですからね。尤も、最近偶然そのことが分って、二三度話し合ったことはありますけれど」
「では、例えば指紋のことはどういう風に考えたらいいのですか?」
「君は、僕があれから何もしないでいたと思うのですか。僕もこれで却々やったのですよ。D坂は毎日の様にうろついていましたよ。殊に古本屋へはよく行きました。そして主人をつかまえて色々探ったのです。――細君を知っていたことはその時打明けたのですが、それが却かえって便宜になりましたよ――君が新聞記者を通じて警察の模様を知った様に、僕はあの古本屋の主人から、それを聞出していたんです。今の指紋のことも、じきに分りましたから、僕も妙に思って検しらべて見たのですが、ハハ……、笑い話ですよ。電球の線が切れていたのです。誰も消しやしなかったのですよ。僕がスイッチをひねった為に燈ひがついたと思ったのは間違で、あの時、慌てて電燈を動かしたので、一度切れたタングステンが、つながったのですよ。スイッチに僕の指紋丈けしかなかったのは、当りまえなのです。あの晩、君は障子のすき間から電燈のついているのを見たと云いましたね。とすれば、電球の切れたのは、その後ですよ。古い電球は、どうもしないでも、独りでに切れることがありますからね。それから、犯人の着物の色のことですが、これは僕が説明するよりも……」
彼はそういって、彼の身辺の書物の山を、あちらこちら発掘していたが、やがて、一冊の古ぼけた洋書を掘りだして来た。
「君、これを読んだことがありますか、ミュンスターベルヒの『心理学と犯罪』という本ですが、この『錯覚』という章の冒頭を十行許ばかり読んで御覧なさい」
私は、彼の自信ありげな議論を聞いている内に、段々私自身の失敗を意識し始めていた。で、云われるままにその書物を受取って、読んで見た。そこには大体次の様なことが書いてあった。
嘗かつて一つの自動車犯罪事件があった。法廷に於て、真実を申立てる旨むね宣誓した証人の一人は、問題の道路は全然乾燥してほこり立っていたと主張し、今一人の証人は、雨降りの挙句で、道路はぬかるんでいたと誓言した。一人は、問題の自動車は徐行していたともいい、他の一人は、あの様に早く走っている自動車を見たことがないと述べた。又前者は、その村道には二三人しか居なかったといい、後者は、男や女や子供の通行人が沢山あったと陳述した。この両人の証人は、共に尊敬すべき紳士で、事実を曲弁したとて、何の利益がある筈もない人々だった。
私がそれを読み終るのを待って明智は更らに本の頁を繰りながら云った。
「これは実際あったことですが、今度は、この『証人の記憶』という章があるでしょう。その中程の所に、予あらかじめ計画して実験した話があるのですよ。丁度着物の色のことが出てますから、面倒でしょうが、まあ一寸読んで御覧なさい」
それは左の様な記事であった。
(前略)一例を上げるならば、一昨年(この書物の出版は一九一一年)ゲッティンゲンに於て、法律家、心理学者及び物理学者よりなる、ある学術上の集会が催されたことがある。随したがって、そこに集ったのは、皆、綿密な観察に熟練した人達ばかりであった。その町には、恰あたかもカーニバルの御祭騒ぎが演じられていたが、突然、この学究的な会合の最中に、戸が開かれてけばけばしい衣裳をつけた一人の道化が、狂気の様に飛び込んで来た。見ると、その後から一人の黒人が手にピストルを持って追駆けて来るのだ。ホールの真中で、彼等はかたみがわりに、恐ろしい言葉をどなり合ったが、やがて道化の方がバッタリ床に倒れると、黒人はその上に躍りかかった。そして、ポンとピストルの音がした。と、忽ち彼等は二人共、かき消す様に室を出て行って了った。全体の出来事が二十秒とはかからなかった。人々は無論非常に驚かされた。座長の外には、誰一人、それらの言葉や動作が、予め予習されていたこと、その光景が写真に撮られたことなどを悟ったものはなかった。で、座長が、これはいずれ法廷に持出される問題だからというので、会員各自に正確な記録を書くことを頼んだのは、極く自然に見えた。(中略、この間に、彼等の記録が如何に間違に充みちていたかを、パーセンテージを示して記してある)黒人が頭に何も冠っていなかったことを云い当てたのは、四十人の内でたった四人切りで、外の人達は山高帽子を冠っていたと書いたものもあれば、シルクハットだったと書くものもあるという有様だった。着物についても、ある者は赤だといい、あるものは茶色だといい、ある者は縞だといい、あるものはコーヒ色だといい、其他種々様々の色合が彼の為に説明せられた。ところが、黒人は実際は、白ズボンに黒の上衣を着て、大きな赤のネクタイを結んでいたのだ。(後略)
「ミュンスターベルヒが賢くも説破した通り」と明智は始めた。「人間の観察や人間の記憶なんて、実にたよりないものですよ。この例にある様な学者達でさえ、服の色の見分がつかなかったのです。私が、あの晩の学生達は着物の色を見違えたと考えるのが無理でしょうか。彼等は何者かを見たかも知れません。併しその者は棒縞の着物なんか着ていなかった筈です。無論僕ではなかったのです。格子のすき間から、棒縞の浴衣を思付いた君の着眼は、却々面白いには面白いですが、あまりお誂向あつらえむきすぎるじゃありませんか。少くとも、そんな偶然の符合を信ずるよりは、君は、僕の潔白を信じて呉れる訳には行かぬでしょうか。さて最後に、蕎麦屋の便所を借りた男のことですがね。この点は僕も君と同じ考だったのです。どうも、あの旭屋の外に犯人の通路はないと思ったのですよ。で僕もあすこへ行って調べて見ましたが、その結果は、残念ながら、君と正反対の結論に達したのです。実際は便所を借りた男なんてなかったのですよ」
読者も已すでに気づかれたであろうが、明智はこうして、証人の申立てを否定し、犯人の指紋を否定し、犯人の通路をさえ否定して、自分の無罪を証拠立てようとしているが、併しそれは同時に、犯罪そのものを否定することになりはしないか。私は彼が何を考えているのか少しも分らなかった。
「で、君は犯人の見当がついているのですか」
「ついていますよ」彼は頭をモジャモジャやりながら答えた。「僕のやり方は、君とは少し違うのです。物質的な証拠なんてものは、解釈の仕方でどうでもなるものですよ。一番いい探偵法は、心理的に人の心の奥底を見抜
窓口とかサポートとか、それコストかかっているんだから相応の費用取れよ!みたいな意見は今では珍しくないしある程度若い人には当然だと考えている人が多いと感じている。
受益者から相応の費用を徴収するのは当たり前だというのに、それがレジ袋だとどうしてこうも文句を言う人が目立つのだろう。
無料サービスが減っていくことは結果として社会に有益だと私は考えているけれど(無料サービスは大資本の方が有利なんだから貧乏人に負担を押し付けているというのは因果が逆だと思う)、無料サービスが増えることで社会がよくなることもあるのだろうか。
CO2排出が問題なら、日本はプラスチックを燃やしてますよね?
もしプラスチックのスプーンやストローが全て木になったとしてそれって燃やしますよね?
マイバック運動が広がってますけど、マイバックを捨てたら二酸化炭素出ますよ?
何故これをやるのか具体的な理由が分かりません
日本政府がただ何となくプラスチックが駄目でエコ活動がイメージアップに繋がりそうだからやっている印象しか受けないんですけど