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2018-09-27

アプリタクシーを呼んだら

「JapanTaxi(旧 全国タクシー)」というアプリを使ったことがある人も少なくないのではないだろうか。

簡単に言えば、地図上で乗車場所を設定すれば、そこへタクシーが迎えに来てくれるというものであるが、使う人が多すぎて迎車料金の410円だけでは乗務員にとって割の合わない仕事も増えてきた。

全国各地のタクシー会社提携しているが、開発元が日本交通の子会社で、前身日本交通専用配車アプリであるということもあり、東京では日本交通車両を呼ぶアプリという印象が強い。
(実際は一部の個人タクシーや、東京無線の車も呼べる)

東京タクシー事情

一般的タクシーは駅や病院に待っているものに乗るか、電話で家まで呼んで乗ることが多いと思われるが、東京は前述の2つよりも、そこら辺を走っているタクシーに手を挙げて乗ることが多い。タクシー営業エリアも広く、東京都は営業区域が5つに別れているが、その中でも都心部を擁する営業区域は「東京23区+武蔵野市三鷹市」と、東西は40キロ南北は30キロにも及ぶ広大な地域が設定されている。

東京23区+武蔵野市三鷹市場合運賃最初1052mまで410円、そのあとは237mごと or 一般道において時速10キロ以下での走行時間が合計90秒ごとに80円加算される。夜間割増は22時~翌5時の間に2割増。遠距離割引は9000円を超えた分について1割引。高速代は別途請求される。
会社によっては法定下限ギリギリまで料金を下げており、夜間割増がなかったり、初乗り300円台の会社もある。

給与体系は完全歩合制で、日本交通場合グループによって若干違うが)、売上の52%が月給となり、10%はボーナスとして積み立てられる(=売上の62%が手元に来る)。つまり、乗せるだけ儲かるという仕組み。最低保障給与は月額18万円。

タクシーが来るまで

このアプリタクシーを呼んだあと、裏方ではこういう風になっている。(日本交通場合

1. アプリサーバーを通して近くにいる空車タクシー自動的選択される

電話予約だとオペレーターが手動で選んでいるが、アプリ予約だとコンピューター自動的に選ばれる。
そのため、逆方向を走っていようが右折禁止交差点にいようが適当に選んで呼んでくる。車両位置情報アプリ確認できる。

2. タクシー車載からけたたましいビープ音が鳴り、無線配車が来たことが知らされる

これがかなりうるさい。無線システム車載カーナビと連動しており、無線が来るとカーナビの画面が一瞬ホワイトアウトするため、緊迫する。
5秒以内にメーターの「迎車」ボタンを押せば配車成立となり、押さなければ不成立。既に目の前にお客様がいるような状況だと、乗務員無線を受けず、また「1」に戻る。配車が成立してようやく、「配車情報」が表示される。

3. 配車情報を受信し、迎え先へ向かう

どんな内容の無線かは、運転手無線配車を受諾して初めて分かる。運転手には最低でも「お客様の氏名」「予約の種類」「迎車時刻」「迎え先」「到着後の対応」の5つが届く。これについては後述。
前述の通り無線システムカーナビと連動しているため、アプリでピンを立てた場所がそのままタクシーカーナビに反映される。
指定されている迎車時刻に間に合うよう迎え先に行くが、配車の種類によっては5分前だったり、40分前だったりとまちまち。

4. 迎え先に着いたら、車外待機。お客様が来たらお名前確認して乗車していただく。

車外待機は、日本交通マニュアルで定められている。単なるお迎えのサービスとしてだけではなく、周囲の通行人へのアピール意味もある。
降車時も乗務員が外に回ってドアを開けてくれるが、慣れたお客様はしなくていいと言ってくれる。

運転手に届く情報の内容

https://i.imgur.com/yGMi2rt.jpg
↑こんな感じの画面で届く。横の「ナビ」を押せばカーナビの経路案内がスタートする。
迎車料金は410円だが、指定時刻の1時間上前に予約した場合、更に410円発生する。

お客様の氏名

カタカナのみで送られてくる。フルネームしっかり入っていることが多いが、たまに名字だけだったり、お店の名前だったりする。
外国人アプリ利用者で氏名を登録していない場合、代わりに「マチアワセバンゴウ様」と表示され、別途3桁の確認番号が表示される。こんなニュースもあった。 https://www.j-cast.com/2018/05/15328701.html?p=all

予約の種類

乗務員にも予約の種類が知らされる。その種類は以下の通り。

【即時配車】
「迎車時刻を指定せずに」「電話で」配車を依頼した場合。概ね無線センター指定した迎車時刻の1020分前に、運転手に配車依頼が届く。

【必着配車】
「迎車時刻を指定して(1時間以内)」「電話で」配車を依頼した場合ホテルフロント宴会会合の進行具合を見て呼ぶパターンが多い。

【予約配車】
「迎車時刻を指定して(1時間以上)」「電話で」配車を依頼した場合。だいたい長距離のことが多い上、運賃に820円加算されるため、乗務員ちょっと期待する。運転手に配車依頼が届くのは予約時刻の20分~30分前。

【即時スマホ配車】
「迎車時刻を指定せずに」「アプリで」配車を依頼した場合。一番多いが、だいたい短距離目的地が指定されていなくても、時間帯や場所によっては情報を受信した時点で行先が予想できる。例えば夕方の「北新宿」「百人町」なら歌舞伎町とか。運転手に配車依頼が届くのは予約時刻の5分~20分前。

【必着スマホ配車】
「迎車時刻を指定して」「アプリで」配車を依頼した場合電話予約で言うところの「必着配車」「予約配車」にあたるが、いつ予約しても迎車料金は410円。
公式サイトでは「アプリで注文すれば1時間上前の予約でも料金は410円でお得です!」と言っているが、配車が決定してからお客様にご乗車いただくまでの時間が長い割に売上にあまり貢献しないことも多いため、嫌う運転手が多い。だいたい20~30分前に呼ばれる。

【優先必着配車】
「優先予約料金を払い」「迎車時刻を指定して」「アプリで」配車を依頼した場合アプリだけの機能お客様からすれば便利かもしれないが、乗務員からすれば悪の権化である指定時刻の30~40分前に呼んできて乗務員時間を奪っていく。後述。

迎車時刻

電話時間指定せずに予約した場合無線センターオペレーター車両位置考慮してキリのいい時間に設定し、それを電話口で伝える。
アプリも似たような感じで、コンピューター自動的に設定する。アプリに「あと○分」と出てくるが、その時間乗務員にも知らされている。かなり余裕を持って設定されるため、これに遅れて到着することはほとんどない。ただ、アプリ配車の場合、その時間になってもお客様が出てこないことも多い。何らかの事情があるのは分かるが、乗務員からすればまあまあ迷惑である理想を言えば、車が来たのがアプリで分かった時点で出てきてほしい。
よくあるのは、迎え先が住宅街の細道であるにも関わらずお客様がなかなか現れず、その間に後から他の車が来て車を移動させなければならなくなるパターンである。細道に限らず、狭い割に交通量が多い道路でも同様。

迎え先

文字情報としては住所だけが知らされるが、アプリでピン(乗務員は「旗」と呼んでいる)を立てた場所がそのままカーナビに送られてくるため、乗務員もそこを目指してタクシーを走らせる。しかときどき通りに面していない建物にピンが立っていたり、大きな建物中央にピンが立っていたりする。お前がいる場所じゃなくてタクシーが行く場所を教えてくれ!そういう場合は、乗務員が頑張って探したり、無線センター場所不明の旨を連絡して対処する。
アプリで呼ぶと、注文画面の右下に「場所詳細」というボタンが出てくるため、そこで待機場所建物名などを入力していただけると、トラブルもない。ちなみに、車寄せがあるマンションビルタクシーを呼ぶ場合、車寄せの入口にピンを立てて、「場所詳細」にビル名と車寄せに行く旨を書くのが正攻法
アプリ配車だと目的地も設定できるのだが、なぜか設定しない人が多い(=乗ってから言う)。別にそれでも構わないのだが、いざ行先を聞いてみると待機していた方向とは反対で、その場でUターンしなければならず、余計な時間を取ってしまうというパターンが多い。そういう時に限って「早く出発してください」とか言ってくる

到着後の対応

乗務員がその場で待つか、インターホンやお店に直接伺うかの2種類。それぞれ車載器では「待合」「伺う」と表現される。

優先必着配車

これはアプリ上で980円を余計に支払えば(迎車料金と合わせて1390円)、予約を取りにくい時間帯でも優先的に配車してくれるというものである。朝に使う人が多い。しかし、これはお客様指定した時刻の40分以上前から車を拘束するため、乗務員からの評判はすこぶる悪い。とりあえず空いている車なら何でも優先必着に回すため、銀座にいる車を目黒まで向かわせたり、新宿にいる車を世田谷まで向かわせたりというのは日常茶飯である

優先必着が多い朝の時間帯はどこを走ってもお客様が手を挙げており、乗務員としては稼ぎ時。そしてそれ以上に、短距離でも長距離でも、急いでいるお客様に一人でも多く乗っていただき安心していただきたいという思いが強い。これこそタクシー冥利に尽きるというものだが、この優先必着は、タクシーお客様をお乗せできない状態で朝の都心を延々と何キロも走らせるもので、社会的にも不利益が大きい。何人も手を挙げている人をスルーして迎えに行き、20分30分と待たされた挙げ句、送り先が近場だったとなれば、負しか生んでない。

「980円余計に支払ってくれるならそれでもいいのでは?」と言われそうだが、この980円は売上に加算されず、アプリの開発会社(=日交の子会社)に回るため、やはり乗務員にも不利益しかもたらさない。ちなみに40分あれば朝なら5人は乗せられるし、40分ずっと走り続けるような営業は6000~7000円にはなる。会社にも利益が及ぶか怪しい。

そもそも無線配車自体営業効率を下げるというのが本音だが、来たら既にお客様が外に出ていたり、荷物が多かったり足の悪いお客様だったり、あるいは長距離お客様であれば、そんなモヤモヤも吹っ飛ぶ。

タクシーの予約ができない

朝や雨の日に多い。理由簡単で、予約に回せるタクシーがいないかである。こういう時はそこら中で手が挙がるため、誰も無線を取れなくなるのだ。ちなみに営業所の職員は出庫できる車は全て出庫させるような計画を立てているため、いつでもフル稼働。

台数は増やさないの?

需給調整の観点から国交省運輸局が台数を定めているため、そう簡単には増やせない。日雇い乗務員採用禁止されている。

その営業所にいる車をフルで出庫させる(日単位での増車)ことはできないのか?という疑問もありそうだが、これも単純に乗務員が足りないので無理。乗務員シフトは概ね「早朝出勤→深夜終業(早番)」「昼過ぎ出勤→昼前終業(遅番)」の2種類があるが、これをやろうとすると早番で家に帰った運転手をまた夕方に叩き起こして出庫させることになり、労働基準法にも違反する。
夕方になるとその日の朝に早番シフトを終えて戻ってきた車が車庫に残っているが、それに乗る乗務員はいないという訳である半日勤務(日勤、夜勤)のシフト存在するが、これを設定するかどうかはタクシー会社がある地域特性や考え方によって変わってくる。

本当に車両不足だけが理由なのか?

日本交通場合無線配車は必ず受けなければいけないことになっている。無線を3回以上無視すると、その乗務員には翌月まで夕方~早朝の無線配車が来なくなる。ちなみに受けた後に内容を見てキャンセルするのは懲戒対象しか現実的には、あまりいい条件の無線が来ない地域回送走行し、手を挙げそうな人がいれば空車に戻して乗せるか、儲かりそうな地域に戻ってから空車に戻すということが横行している。もちろん、「無線に頼らなくても稼げる!」という人は最初から無線を取らない。

話によると、早朝に羽田空港お客様をお送りした後、大田区内は回送で走り続け、品川区に入ったら空車に戻すというパターンが多いらしい。これは通常「偽装回送」と呼ばれ、違法行為に当たるのだが、営業所で何か言われても「休憩場所がなかなか見つからなかった」と返しておけばいい(らしい)。
ちなみに回送表示を出していいのは、休憩や給油に向かうときや、営業を終えて車庫に戻るときだけ。休憩場所もできるだけ近場で探さなければいけない。

これが横行すると、迎車距離(配車依頼を受信した場所から迎え先までの距離)が長くなることが多くなり、「偽装回送なんかやらないぞ!」と息巻いていた乗務員もそのうち偽装回送をやりだすようになるのであるますます悪循環乗務員みんなで分担すれば、それだけ一人あたりの負担も減り、予約できないということもなくなってお客様満足度も上がるはずなのに。

そもそもタクシーがいない・行かない場所

こうは書いたが、本当にタクシーが行かない場所もある。その代表が、練馬区大泉地区大泉学園)である大泉地理的条件と実際のお客様の動向からタクシーが集まりにくい。

乗務員によってやり方は違うが、大体のタクシー山手線の内側でお客様を探し、ご乗車いただけたら次はお客様を降ろした場所の近くでお客様を探す。それで誰も乗せられなかったら主要道路都心へ戻りながらお客様を探す。一例として、新宿から中野区内までお客様を乗せてきたタクシーは、とりあえず人の多い中野駅の近くや青梅街道早稲田通りでお客さんを探し、それでもいなかったらまた新宿へ戻っていくという具合である。それは渋谷から自由が丘でも、高円寺から吉祥寺でも、同じことである

ところが、大泉学園はどの繁華街からも離れている上、都心からまりにも離れすぎていて外からタクシーがやってくるということがない。タクシー会社もない。乗務員立場からしても、大泉学園は道路がいつも混雑していて営業効率が下がる上、お客様が乗ってくるのは大泉学園駅に限られる。仮に駅から乗せたとしてもだいたい近距離で、無線大泉のどこかに呼ばれても送り先は大泉学園駅…と、わざわざ大泉に行くメリットは何もない。

私も同じで、練馬関町にいたところを大泉から無線で呼ばれ、はるばる6キロ走って迎えに行ったら、ワンメーター(運賃410円+迎車料金410円の820円)乗車だったことがある。つまり、この820円のために40分以上も時間を使ったということで、この一件以来、大泉には足を踏み入れないようにしている。

郊外における朝ラッシュ車両不足

遅番の乗務員は、早朝の時間帯における郊外都心送りのお客様を狙っている。世田谷区、目黒区、杉並区辺りが狙い目。なぜ早朝かというと、道路が混んでなくて短時間のうちに稼げるから。6時半までには都心へ出て、朝帰り都心の中を移動するお客様を乗せるのが一番効率が良い。仮に7時台に世田谷から大手町なんてお客様を乗せれば、渋滞地獄お客様乗務員イライラすることは目に見えている。長距離でも時間がかかるから効率はよくない。

結局、多くの乗務員が朝早いうちに都心に出てしまって、ラッシュが本格化する頃には郊外には残っていないのである

こっちの事情などお客様には関係ない

ところどころ述べてきた通り、無線営業効率を下げるという考え方をする乗務員が多い。早朝でも高収入が見込める都心羽田空港送りを得るために都合よく使っているだけであるしかし、これが曲がりなりにも公共交通に携わる人間の考え方で良いのだろうか。

実際は、最初に述べたような給与体系がそうはさせてくれない。乗務員営業効率を上げ、どんどん稼いで生活を成り立たせなければいけないのである日本交通はこういった無線配車に力を入れているくせに、乗務員清貧ばかりを求め、「無線を取りたい・取ってもよい」と思わせるような待遇を一切していない。事実転職日本交通を選んだが、仕事に慣れてくる過程無線を嫌うようになり、無線配車の少ない他社へ更に移っていく乗務員も少なくない。

サービスをよりよいものにしていくためには、私たち乗務員会社方針理解し、お客様のことを考えてそれらを実行に移さなければならない。ここに書いていないことも含め、タクシー業としては破格の要求が多く、理解できない乗務員は長く居続けなくていいという考え方もある程度仕方ない。しかし、玉石混交無線配車のお客様を見るにつけ、会社からの押しつけも度が過ぎると感じることがある。

精神論ではなくしっかりと中身が伴ったバックアップで、どんな不器用乗務員でも、いつもニコニコ笑顔お客様をお迎えできるようにするのが、次のあなた役割だと思いますよ。川鍋一郎さん。

anond:201810021214497 もどうぞ。

2018-09-13

anond:20180913210123

年寄りの考えが昭和で止まってる

偏見強くてうっとうしい

農協以外の店を早く作ってくれ

バス増やして

くねくね曲がった山道はよ直せ

宅配便時間指定ができない

いい加減に我が家カーナビに載せろ

2018-08-31

NHKとの契約を結ばないように生活すると制限される行為

民放自由に視聴すること

放送の受信を主な目的とはしないが、放送受信機が搭載されている機器自由に購入すること(携帯スマホカーナビなど)

賃貸物件自由選択すること(テレビ付きの物件は選べない)

で合ってるかな?

法律には詳しくないからよくわからないのだけど、一つの契約をしたくないだけで、こんなに制限がかかるのはなんか釈然としない。

2018-08-26

anond:20180825232427

3パターンくらいあると思う。

1つは、普段よく使う道が「○号線」とか「○○通り」だって自然に覚えるパターン運転中、標識をよく見て「この通りは○号線なのか~」と意識しながら運転してない人はそりゃ覚えられるわけもないと思う。

もう1つは、会話でよく出てくるから覚えるパターン。都区民なら環八環七くらい聞いたことあるだろう。

あと1つは、地図を見て能動的に覚えるパターントラック運転手とかタクシー運転手、あと趣味地図読む人なんかもこれだと思う。昔は職業運転手じゃなくても、カーナビなんかなかったから、遠出する時は予め地図を見て、○号線の○○交差点で右折して○○通りへ、とかいう風に計画立ててたから、それで覚えることも多かったように思う。

2018-08-15

anond:20180815011453

AIがするのは「判断」。

人間がするのは「決断」。

AIがそう言ってるから仕方ないよね」と考えたり、

AIがそう言っててもダメものダメ」と考えられるのは、

人間だけ。

まりAIができるのは「決断必要とされない作業」のみということ。

となると、AIが奪う仕事ってのは結構限定的なのでは。

追記

みんなカーナビでも経験あるでしょ?

「おっ、いい道案内してくれるじゃん」ってときと、

「なんだその道、ふざけてんのか?」ってときと。

結局、決断するのは人間なんだよ。

2018-08-14

出産日本育児中国の方が楽だ

一昨年末に次女が生まれた。


嫁の妊娠前後上海移住の話を進めておりちょうど一年前までは現地での出産視野にいれていたのだが

あいにく分娩予約が取れなかったことと、現地駐在の長い知人たちの反対にあい出産後に改めて移住することとなった


反対の理由の8割が「産院のサービス比較にならないほど低い」ということだ。


「最悪のケースを想定しろ、やつらは必ずその斜め上をいく」


というのが20人中20人から受けた共通するアドバイスで、とうぜん家内もある程度の覚悟はしていたもの

それでも不十分なのだろうと思い至り東京での出産に切り替える運びとなった。



一方でもうひとつ予想外だったのは、日本での出産を薦めたすべての人たちが


「でも、子育てをするなら中国の方が圧倒的に楽だなー」


と話していたことだった。


この点についてはなかなか疑問を拭えなかった。

なぜならここでは都心主要駅ですらホームと改札階の間にエレベーターがなく、トイレおむつの交換台を見かけたこともない。

一級都市の、比較外国人に対してオープン上海ですら明らかに育児に対してのインフラ設計が不十分なのだ



歩道はガタガタでベビーカーも押しずらいこの町で子育てがしやすいなんて(笑)、と嫁と話していたもの

次女が8か月になり移住して12か月が過ぎたいま、彼らの意図が良く理解できる。



エレベーターのないホームでは駅員ではない行きずりの人たちがベビーカーを運んでくれる

満員電車に乗ってもスペースを確保してくれる

飲食店ではみんなが笑って話しかけてくれる

子供が裸足でいると目の前からすごい勢いで走ってきたおじさんが靴下を履かせなさいと注意してくれる(足を温めないと風邪をひくという迷信?があるらしい)



こんなハートウォーミングな事象が「たまにある」のが日本だが、

上海では「ほぼ100%」、毎日起こっていることだ。



この件


ファミレスでの「子どもの泣き声は騒音」の件、怒り、憤り。

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20180813120212


ブコメを読むと子供の泣き声が「迷惑だ」という発言が多い

その点については正しい。

すべての親も理解していることだが子供の泣き叫ぶ声は例外なく迷惑なのだ

そして親が子供の躾や面倒を「完璧こなせていない」」ことも許容しがたい要素なのだろう。


ただ、この「迷惑」や「不完全」を許容できない体質が今の日本人の病理



電気自動車メーカーテスラ日本Model Sの販売を開始した直後、よくオーナーズミティングを開催していた。

当初のテスラカーナビが無い、スーパーチャージャーの設置が遅れる、日本入力対応してないなど

高級車にしては完璧からは程遠い状態でそんな中開催されたオーナーズミティングでは

当然のように、あれがダメだ、これがダメだ、なぜこんなことができない、ここはおかしいという話を

わざわざ全国各地から集まったオーナーたちがグチグチ言い合う会になってしまいお世辞にも気持ちのいい場とはいえない雰囲気だった。


そんな中、隣に座っていたインド人がぼそっと


「僕はこの車のこういう所が好きだ」


と呟いた。

すると少し離れたところに座っていたイタリア人


「xxが素晴らしいよね、いままでにない体験だ」


と便乗してたたみかけた。


そこから外国人たちが中心になってテスラの良いところを語り合う場になり

序盤に文句を言っていた日本人たちが少しバツが悪そうに発言を潜めてしまったのを今でも思い出す。



少し話が飛んでしまったが、

経済的中国が成長したといわれている中、ぼくは現時点で日本技術サービス文化、あらゆる側面で負けているととても思えない

去年流行った「深圳スゲー」ブーム実態を知らない一見様の盛り上がりでしかなく

依然中国産業は「小さく、速く作る」ことの循環の上にしかない。


ただ、この「小さく、速く作る」サイクルが異常なまでに速い。

それを可能にしているのは市場の寛容性だ。


UIが分かりにくくても文句を言われない

完璧テキストが使われていないし

エラーもたくさん起こる


日本なら低評価コメントが荒れ狂い袋叩きに会うだろう、アプリばかりだが

「こんな所が好きだ」の一言が寄せられてクリエイティブはサイクルする。



新規市場において日本中国に対して劣っている"ように見える"のは、現時点で一点、寛容性の欠如に他ならない。

どんな分野でも同じことだが、急成長というのはストロングを伸ばすことであり、ウィークを潰すことでは起こりえない。



ただし、我々は不必要レベルの「完璧」に慣れてしまった。

それこそ子供の泣き声すら許容できないほどに。



みんなうっすらと気付いているのだが、これからはそれではいけない

「たぶん動くと思うからローンチしようぜ」

みたいな軽やかさから世界的なブランドが生まれているのが事実



日見に行った映画は総製作費200万円らしいけど最高に面白かった。

ファミレスで1000円払ったら子供はうるさかったけどハンバーグがうまかった、とか

そんな心構えでいよう





追記

中国公害農薬によるアレルギーなど環境面でのデメリットも大きく手放しで育児環境として評価しているわけではないです

あしからず

2018-07-30

喋る家電とか絶対嫌だわ

高度なAIで会話ができるにしても、定型文をいくつか喋るぐらいだとしても、どちらにせよ家の中とかプライベート空間言葉を発する存在がいると落ち着かない。

現状でも、給湯器の「お風呂が沸きました」みたいなセリフとかカーナビが喋るのとか、めちゃくちゃ苦手。

まぁこから先、そういう自分感覚も変わっていくのかもしれないけど、今は全く受け付けない。

2018-06-14

anond:20180614204033

時々ハズレの運転手っているよね。私のあたった運転手カーナビ目的地を入れるとこまではできたけど、結局私がスマホGoogle map見ながら指示する羽目になった。自分普段電車プラス徒歩で行ってるところだったので、車でどう行くのか正解かよく分からなかったけど、どうも反対方向に向かったりしているようで、「何でここ通るの?」みたいなところを回っていたので、下りときに「かえって時間かかったから割り引いてください」って言って千円ぐらい引いてもらった。運転手になりたてだったのか、その辺の地理に疎かったのか知らないけど、タクシーに乗るメリットなかったら交渉する価値あると思う。

タクシー運転手底辺

先日タクシーに乗った。

場所がわからないというので、カーナビを入れるようにお願いすると、延々3分間うーんうーん言ってる。

仕方ないので、腕を伸ばしてカーナビ入力してあげた。

現地に近付くと、ナビが案内を止めてしまった。ルートガイドを終了します、というヤツだ。

すると運転手は「・・・ここを降りて、そっち側です・・・」とボソッと言った。

「え?こっちですか?

・・・無視)」

「え、ここで降りてどっちですか?」

・・・・(無視レシートを取る)」

さすがにここでブチ切れて「なんで無視するんだよ!」と怒ってしまった。

タクシー運転手運転仕事なのに、備え付けのカーナビさえ使えないって

どんだけアタマ悪いんだ。カーナビ無いとルートわかんないのにどうやって運転手するんだ。

本当にビックリだわ

あ、日本交通タクシーは別ね。日本交通はすごいちゃんとしてる。

2018-06-11

タクシー運転手に良し悪しはある

以前、住所を伝えたら

「はぁ?知りません」「分かりませんし、行きません」って言われたことがある。

いや、目の前にあるナビ使えよって思った。

郵便番号言っても分からないっていうし、最寄り駅伝えても

最寄り駅の出口は6箇所以上はあるため「何処ですか?」とか聞かれるし。しらねーよ。

その後来たタクシーに同じように住所を伝えたら

カーナビちょっといじって

マルエツがあるほうですよね!」と即座に分かってくれた。

経験の差かなぁ。

2018-05-11

anond:20180511154736

カーナビ使ってる人は、モテなそう

オートマは置いといて、界隈の人は明らかに非モテが多い。

ビジュアルでいうと、偏差値40以下の人

あのノリのまま一般社会に出てきて路上運転を語られても、

「うわっ」とひかれるのはある程度仕方ないと思う。

2018-04-09

カーナビパソコンより20年ぐらい遅れている

やっとネットに繋がるかってカーナビが出てきたんでしょ?

もうこの昨今今更感。

まるでNEC日本国内PC市場を牛耳ってた縮図をまた見ているよう。

あんPC性能的に見たら、たいしたことないスペックカーナビ

一番コストに占めてる割合が多いのは地図ライセンス料とかだと思うんだけど、

それにしてもカーナビ情報端末機器を謳うなら

パソコンより遅れてる感とあの暴利をむさぼる価格の高さは一体何なのかと思う。

GoogleとかまかせてAndroidカーナビとか出ないのかね?と思う。

2018-04-08

福島の桜

今年も桜の季節が来た。

今の日本で南から桜前線が通過しているのは、ちょうど東北付近もその一帯だ。

私は福島出身だ。

場所沿岸部、幸いな事に津波の影響はなかった。だからこうして、帰省することが出来る。

あれから、7年経ったそうだ。

私は今年、運良く桜が咲きはじめた頃に帰省したので、母と2人でドライブがてら県内の桜スポットを巡った。

久しぶりに母とあちこち行った気がする。

最初に行った公園は私が知らない公園で、桜は5~7部咲きだった。

それでも綺麗だったし、母がこんなところに連れてきてくれた事が意外だったが嬉しかった。

母はちょっと歩いた先に、ヨットハーバーのようなところがあると言った。そこは震災津波被害にあったけど、作り直されたんだと言った。

復興が進んだんだな、とそこを見に行った。釣り場や、ヨットか船の停泊所があり、近くの海辺では子供たちが遊んでいた。

私はその場所を見下ろせるところにいた。震災の時、津波で飲み込まれ映像の地形と似ているなと思った。

それから、新しく某商業施設ができるところを見に行った。

工業地帯で、道路がとても広い。

この商業施設(スーパー)がオープンしたら、この道路もいっぱいになって動かないんだろう、と母が言った。

市内に大型施設ができると道路が混雑したことを思い出した。きっとあの施設オープンしたら同じことが起こるだろうと思いながら、外壁が出来上がったその建物を見つめた。

どうやらこの複合スーパーを作るのに、地元商店街やら何やらから反発があったらしい。どのような着地になったのかはわからないが、1部では歓迎されないと言うのは、きっとどこにでもある問題だろうけど、それはここでも一緒なんだな、と思った。

私はここが、市内の活性化の場になるとか、今まで無かった何かの場になるとか、そんな事を望んでしまった。

はっきり言って市内の人間はこの施設を知らないわけはないし、控えめに言ってみんな楽しみにしているのである

市内に初めてスタバができたあの時の比では無い。

ここでも、新たな復興の形を見た。

隣接するアクアマリンとららミュウ活性化することを見込んだ配置。有難いなと思った。

観光客にはぜひ金を落としていってほしい図式が出来上がっていたので、施設並びに出店店舗にはぜひ頑張って頂きたい。

因みに、市場のようなあれの中で炉端焼きができたりするので観光客の皆さんはアクアマリンに行ったあとにぜひ魚を捕食して欲しいと思ったのでオススメしておく。

その施設工事現場を見に行ったあと、1時間ぐらいか?かけてその場所に行った。

県内、あるいは市内では有名な夜の森公園という所だ。

車でずっと走って行った。途中、山の中では桜の開花が遅いようだった。

夜の森も桜がまだ咲いていないのではと母が言う。そうかもしれないね、と私は返す。

それでも、夜の森の桜に向かった。桜を期待していたのかもしれない母には悪いが、私は咲いていなくてもそれでも良かった。

車で行く途中、母といろんな話をした。

私が子供の頃そこを見に連れて行ったこと、私はちょっとだけ覚えていると言ったこと。昔の話をするにはい時間だった。

カーナビ目的付近だというそこは、確かに並木で、桜のトンネルだった。

ピンクに覆われたトンネルは7部咲きではあっても圧巻だった。

尚且つ、車も通らない。なんなら人も居ない桜並木写真に収めるとなんの邪魔もなかった。間違いなくインスタ映えするだろう。

ただやはり、何かが違った。

その地域に入ったあたりから気づいてはいた。

人が住んでいないのだ。

家があっても、農家だとわかる家やどんなに新築に見える家があっても、人が住んでいる気配が全くない。

それはたぶん、普段生活している中で経験することは無い事だし、あの地域に入ったあの違和感や何かしらを感じるなんてことは不可能だと思える。

まり夜の森原発事故によって帰宅困難地域により、進入禁止にされている地域を含んでいた。

一部しか通行することは出来ず、廃墟となったコンビニか何かがある所には、柵でその先を閉じられていた。

柵の先と、自分今立っている差は、何が違うのかまったくわからなかったが、その柵の先もお構いなく、桜並木は続いていた。

次の週からライトアップされるらしい。

桜が散る前だといいな、と思った。

人が住まない町。アレ以来、何度か訪れた。

家がある。だが人は住んでいない。道すがら、桜はこれから咲くんだよと話した。風景でわかる、普通じゃない景色。私の地元ではないが、それはっきりとわかる。

桜は綺麗だった。

2018-03-04

時々見かけるグーグルマップ信者ってなんで他のアプリカーナビルート探索比べたこともないのにグーグルマップ最強って言い切るんだろうか…

アプリだけでもYahooナビのほうが全然いいルート出してくれるんだがあんなん一回試せばすぐわかるのに謎。

2018-02-12

神社に呼ばれる

数年に一度、神社に呼ばれる。

夢に何度も神社が出てくると、もう居ても立っても居られなくて、出かける。

今回は、今日。雪が降っていて、一度断念して引き返そうとしたんだけど、家に帰れない。

カーナビの指示どうりに走ってるんだけど、何か上手く帰れないの。

で、喫茶店にたどり着いて雪が溶けるの待ってた。

少ししたら、日が差して来て雪が溶け始めたから再度神社に出発。

一回も行ったことないとこだけど、スイスイ進んで、あっという間に到着。

お参りして、御神籤引くんだけど、何回引いても同じ御神籤。

わかりました。と言って帰宅した。

今度は、サクッと家に到着。

呼ばれた後は疲れてフラフラ

家の空気全部入れ替えて掃除してやっと安心して休めた。

何で呼ばれるかは、わかんない。

でも、呼ばれたら、気付いたら行ってる。

2018-02-07

コインチェック事件WebエンジニアSIerの融合の幕開けかもしれない

 Webサイト技術の高度化

Webでは単純にテキストサイトではない本当に色々なことができるようになってきた。

HTML5になって以降まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。

ここ5年くらいでデスクトップアプリに負けないレベルSaasも出てきた。

SlackYoutube生放送GoogleドキュメントGoogle mapカーナビ代わりにしている人もいる。

Javascriptも相変わらず日進月歩TypescriptやらNodejsやらReactやらVue.js Three.jsなど、もうテキストサイト付属品ではないことは明らかだ。

個人的にはWebGLアプレットを使わず3Dの描画ができるようになったのは衝撃的だった。

 コインチェックで露呈したWebエンジニアの弱点

そんなわけで、Webはどんどん急激に高度化し大規模化してきている。

ここまで大規模化していったシステムセキュリティ的にもシステム的にもこれまでのような少数のチームがちまちま作るには手に負えない状況に来ているんじゃないかと思う。

それが表面化してしまった事件が今回のコインチェック事件ではないか

コインチェックはおそらくWeb系のエンジニア主体でイケイケで開発したんだと思われる。

デザインハイセンスUXも洗練されてる感じがする。

ただセキュリティが甘かった、つまりシステムとしてセキュリティ内面)に問題があった。

これはまさにWebエンジニアの弱いところを突かれたといっても過言ではない。

 WebエンジニアSIer

それに伴ってWeb企業SIer化していくんじゃないかというのが私の持論。

全てとは言わないが、これまでのWebエンジニアの開発スタイルはどちらかというとイケイドンドンでできたらいいや使えたらいいやの精神でやってきたんじゃないか

これでは大規模なシステムになるとセキュリティ保守も難しくなってくるだろう。

大規模なシステムはきちんとオブジェクト指向で作ってテスト駆動ウォーターフォール式で開発するのが筋ってものだ。長期的な目で見れば理にかなっている。

今後高度化していくWeb対応するためにはそうやって作っていくべきだろうし、自然にそうなっていくだろう。

大規模なサービスに関わるWebエンジニア自然SIer的になっていくんじゃないか

Googleスライドとかスプレッドシートヤバいくらい複雑なシステムだと思うしハイクオリティだとおもうんだけど、どんな開発体制で作られたんだろうか気になる。

2018-01-24

AIの普及で人は馬鹿になるという話

この手の「便利になる革新技術は人を駄目(怠け者)にする」って話は毎回聞くけど出処はどこなんだろう?

うちのオカンみたいな人が言ってるのではないかと疑っている。

AIの普及で人は楽する面もでるけど、他にやることがでてくると思うので駄目になるという話はピンとこない。

カーナビが出始めた頃、うちのオカン

「こんなものが出始めたら人は地図を読まなくなって駄目になる」

こんなことを真顔で言っていた。テレビでも雑誌でも似たような論調を見た記憶があるので、

なんとなくそんなような話があったのかもしれない。

この点についてツッコミをさせてもらうと

地図を読める読めないのと人が駄目になるという関係不明

ということと、そもそもオカンは「地図を読めない」のでその話だとオカンは「駄目」だ。

カーナビが普及する前はマップルとか買って、助手席にいる俺が地図を読み

運転する親父に指示していた。オカンは後ろで寝ていた。

俺が言うならまだしも、オカンにそれを言う権利はないと思う。

しかカーナビ我が家で一番最初に導入したのはオカンだった。当時はカーナビがついてるだけで

話題になった時代で、その後オカンは「カーナビがない頃のことなんて考えられない」などとしたり顔で言っていた。

それからオカン地図を読むようになり、今は当たり前の用にグーグルマップを使いこなしている。

おそらく、カーナビを導入していなければグーグルマップなんて使おうとも思ってなかったはずだ。

カーナビの普及で地図が読めない人が増えたのではなく、地図に慣れ親しむ人が増え、地図が読める人が増えたんじゃないかと思う。

こんな感じで便利になると他にやることがでてくるので、便利になる技術は人を駄目にする

というのはピンと来ない。

2018-01-22

ゆるキャン△技術の素晴らしさを感じるアニメである

これを見ている人はキャンプをやったことはあるだろうか。

自分林間学校ぐらいしかやったことないので、キャンプはわざわざ手間を使ってるしかないという印象しかなかった。

白米なんて飯ごうなんてしなくてもパックのを買えばいいし、料理するのもガスコンロでいい。

現代技術に頼らないやり方に、煩わしさしか感じなかった。

からゆるキャンでひたすら楽をしてたのにはビックリした。

カイロガスコンロ当たり前、飯はカップヌードルでこと足りるし飽きたらめんどくさくない範囲でなんか作る。

登場人物全員喫茶店に行くノリでキャンプに行くのだ。

考えてみれば確かに当たり前ではある。

自然を感じる」ために「山を登る」必要のあるハイキングとは違い、「自然を感じる」ために「飯ごう炊くとかめんどくさいことをする」必要はない。

キャンプ目的のためにかかる苦労をひたすらに短縮することが出来るのだ。

極めつけはスマホである

2話でのLINEのやり取りもそうだが、ラジオやらカーナビやらレシピやらとにかく色々なもの代用としてスマホが使われている。

スマホのお陰で暇なときや、思い付きで行動しても大体なんとかなるのである

そりゃ喫茶店のノリでキャンプに行くわけである

彼女らにとって、キャンプは部屋で友達とダラダラするのと同じなのだから

部室からキャンプ場に場所を移しても日常系日常系のままである

しかキャンプ場で日常系の構図を成立させるためには多くの壁がある。

冬の野外なんて寒いし飯は用意しないといけないしテントOPじゃなくても飛ぶ。

こうした障壁を取っ払ってくれるもの現代技術であり、ゆるキャンはその活躍シーンを事細かに描いていく。

そしてゆるキャンの微笑ましい光景を見るたびに、それを支えてくれる技術自分は素晴らしさを感じている。

ありがとう現代技術さん、これから彼女たちを支えてくれ。

P.S.ちょっと大変なシーンも存在するので、そういうのも見てみたいなーと思ってる増田安心して見て欲しい。

もしアニメでやらなくてもニコニコ静画現在無料公開中だから覗いてみるのも手。

2017-12-24

カーナビメリークリスマスって言ってくれた

うれしい。家の中の家電たちは何も言ってくれなかったのに、かわいいヤツめ

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