この手の「便利になる革新技術は人を駄目(怠け者)にする」って話は毎回聞くけど出処はどこなんだろう?
AIの普及で人は楽する面もでるけど、他にやることがでてくると思うので駄目になるという話はピンとこない。
「こんなものが出始めたら人は地図を読まなくなって駄目になる」
こんなことを真顔で言っていた。テレビでも雑誌でも似たような論調を見た記憶があるので、
なんとなくそんなような話があったのかもしれない。
この点についてツッコミをさせてもらうと
ということと、そもそもオカンは「地図を読めない」のでその話だとオカンは「駄目」だ。
カーナビが普及する前はマップルとか買って、助手席にいる俺が地図を読み
しかしカーナビを我が家で一番最初に導入したのはオカンだった。当時はカーナビがついてるだけで
話題になった時代で、その後オカンは「カーナビがない頃のことなんて考えられない」などとしたり顔で言っていた。
それからオカンは地図を読むようになり、今は当たり前の用にグーグルマップを使いこなしている。
おそらく、カーナビを導入していなければグーグルマップなんて使おうとも思ってなかったはずだ。
カーナビの普及で地図が読めない人が増えたのではなく、地図に慣れ親しむ人が増え、地図が読める人が増えたんじゃないかと思う。
こんな感じで便利になると他にやることがでてくるので、便利になる技術は人を駄目にする
というのはピンと来ない。
カーナビは人間の判断の補助をする機械だがAIは判断そのものを代行する。