はてなキーワード: 統計データとは
自分がとある論証をしたいと思った時、必要だと思うデータは自分で調査して作らないとならないんだよ。それには時間も金も必要。
世の中にある統計データだけじゃ何もできん。
統計データなんか昔みたいに図書館に行ってかび臭い本コピーする必要とか今はないんだから昔より全然簡単じゃないか。
国が嘘統計を取っているというかもしれないがそれはまた別の話だ。
同年代がん患者さんの情報発信がきっかけで、幸いなことにステージ0の超早期乳がんを発見したのがこの夏。
早期のがん患者は治療を終えそのままひっそりと日常に戻って行く人が多いのか、あまりインターネットに体験談も見当たらず…
この度約6ヶ月の治療を終えたので、簡単ではありますが自分の体験談もインターネットに漂流させてください。
出産直後は乳の生産が安定せず、両胸しこりだらけ(これはあるある)。
そして徐々に安定供給が始まり1年が経ち…そろそろ乳が枯れてくる時期にやってきても1箇所だけ残り続けるしこり。
丸というよりは、いびつな楕円形…?
触れて見た感じでは2センチくらい。
「ここだけ母乳が溜まりやすいのかな?なんか気になるな」と思いつつ、体調面での自覚症状は何もなし。
あと最大の難関は、自分が病院に行きたくても0歳児を預かってくれる先もなく…しこりに気づいてから半年はゆるやかに過ぎて行きました。
これまで、TVでピンクリボンの特集を見ても、芸能人が乳がんになったニュースを見ても、全部人ごとだと思ってました。
両親も健在。
でも、そんな私でもなっちゃうんですね…がんに。
しこりに気づいて半年が経ち、子が1歳になったので保育園に預けて復職。
その頃、同じ職業の30代子持ち女性の乳がん闘病記を読む機会がありました。
なんとなく「授乳中だから、関係ないだろう」で済ませていたしこりがまた気になり始めます。
「安心するために、乳腺科に検査に行っておくか」という軽い気持ちで
早めに会社を早退し病院を予約、保育園にお迎えに行くまでの1時間に検査に行きました。
過去に会社の健康診断で乳がん検診も受けたことがあり、エコー検査もマンモグラフィも受けたことがあったので、検査自体に特に不安はありませんでした。
(検索すると、よく「マンモは泣くくらい痛い」とか出てくるが、個人差あるのでビビってないでとりあえず検査には行って欲しい)
ホッとしたものの、「念のために精密検査受けますか?」と言われ、「まぁ安心するために受けとくか」くらいの気持ちで
悪性腫瘍だということがわかりました。
最終的な病理結果は以下。
あれよあれよという間に精密検査の日程が組まれ、手術日が決まり、手術決行。
ジェットコースターのような数カ月でした。
思えば、はじめに町医者に行って検査結果を待っている間が一番気持ちの谷底でした。
今、標準治療がすべて終わって当時の自分の心境に一問一答で答えて行くと
→ステージ1でも、5年生存率100%。2019年においては、早期の乳がんは治せる病です。信頼できる最新の統計データを見て一旦落ち着こう。
→医学的に、子に対して影響はないとエビデンスが出ているそうです。
→実際には、手術入院の5日間を除いては、通院しながら継続して働くことができました。焦って会社辞めないで!人事とか社労士さんに相談して!!
→テレビドラマの悲劇的な演出に毒されています…これは抗がん剤の副作用。乳がんの放射線治療では髪は抜けません。
→左胸に手術の傷はありますが、驚くことにサイズにほぼ左右差がありません。目立ちにくく仕上げてくれたそうです。先生ありがとう!医学ってすごい!
→トータルでかかった治療費は、半年間でだいたい40万円くらいでした(加入している健保で上限を超えた分はこのあと戻ってくるので、この半額以下になります)
身近に患者がいない人にとっては、先入観で「がん=治せない病気」だと思っている人も多いと思います。(私もそうでした)
正しい医学情報に触れましょう。しかも最新の。2000年代と2010年代でも標準治療の内容は変化しています。
私の場合は、夫が徹底的にここ最近のデータを調べ上げてエビデンス武装してくれたため心強かったです。
仕事をしていたから、がんのことを考えすぎずに生活できたと思います。
身近な例としての啓発も含めて、割と気軽に周囲の友人にカミングアウトしていたのですが、
友人がドン引きしてしまい変な空気になってしまったことが何回かありました。
相手も、わたしとどう接していいかわからなかったんだと思います。
そもそも「相手に自分が乳がんであることを伝えて、どうしたいのか?」を考えた方が良いなと感じました…。
子育て世代のみんなー!皮膚科、小児科、耳鼻科…子の通院行脚お疲れ様です!
自分の通院ってついつい後回しになるよね。わかる!
あとこれを読んでるパパさん、ママが検査に行くために会社を遅刻/早退して子供を見ていてくれると嬉しいです。
ひとまず一区切りということで。
驚くほど多くの人に読んでもらえて嬉しい!あたたかい言葉ありがとうございます。一点だけ補足。
【町医者はどうして見逃したのか?】
「曖昧な記述があってはいけない」と具体的な医学情報を端折った関係で、言葉足らずになってしまいました。
近所の乳腺科では「穿刺吸引細胞診」という検査を受けました。これは即日検査できる反面、取れる細胞も少ないので確定判断が難しいそうです。(ちなみに転院時、検体を大病院にも持ち込みましたがそちらでも「良性」との判断でした)
大病院では、局所麻酔をして更に多くの細胞を採取する「針生検」という検査を事前予約して行いました。
ステージ0で見つけるのも難しい段階のがんだったと思いますし、むしろ町医者の先生が適切に大病院へとご紹介してくれて大変感謝しております!先生ありがとう!!
何もない土地から建設するのばかりで、そろそろ現実の街データを使ったシムシティがやりたい。
都道府県とか市町村が出してる統計データなどをスクレイピングで集めてきてフォーマット変換して食わせれば、ワールド生成。
交通渋滞解消ゲーとして遊ぶもよし、ジャンクションジャンキーとして高速建てまくるもよし、災害シミュレーションしてもよし、ジオラマ作ってもよし。
一人称視点で街中歩いたり、他の人の作った街を散策できるといい。
現実でドローン飛ばせるところ限られてきてるので、住宅密集地でも空撮できるといい。できれば商店街のど真ん中を高速でカメラ回して映画っぽい動きを撮影できたりするといい。
統計的差別について考えるために、以下のA~D2のパターンを考える。
カフェチェーン店の店長Aさんは、店舗イメージはあるものの、企業の方針で基本的に男女で雇用の枠を区別することはない。なので、バイト募集には「男女問わず」という要項を入れた。
カフェチェーン店の店長Bさんは、店舗イメージはあるものの、企業の方針で基本的に男女で雇用の枠を区別することはないが、女性がフロントを担当したら売上が上がったという経験から、Bさんの一存で今回は女性を雇用したい。なので、バイト募集には「女性のみ」という要項を入れた。
パターンBと状況は同じだが、表向きは男女で雇用の枠を区別するわけにはいかないので「男女問わず」という要項を入れ、実際には女性のみしか雇用しないつもりだ。
カフェチェーン店の店長 Cさんは、店舗イメージはあるものの、企業の方針で基本的に男女で雇用の枠を区別することはないが、本社のお達しで、「各店舗の情報を統計的に解析した結果、売上が良い店舗は女性をフロントに配置している」という統計データのみが来た。そのデータを見たCさんは、Cさんの一存で今回は女性を雇用することにした。なので、バイト募集には「女性のみ」という要項を入れた。
パターンCと状況は同じだが、表向きは男女で雇用の枠を区別するわけにはいかないので「男女問わず」という要項を入れ、実際には女性のみしか雇用しないつもりだ。
カフェチェーン店の店長 Dさんは、店舗イメージはあるものの、企業の方針で基本的に男女で雇用の枠を区別することはないが、本社のお達しで、「各店舗の情報を統計的に解析した結果、売上が良い店舗は女性をフロントに配置しているという結果が出たので、今後のフロント採用は女性にすること」という命令が来た。なのでDさんは会社の方針に従い、次回のバイト募集には「女性のみ」という要項を入れた
パターンDと状況は同じだが、表向きは男女で雇用の枠を区別するわけにはいかないので「男女問わず」という要項を入れ、実際には女性のみしか雇用しないつもりだ。
引っかかった部分を引用する。
その一方で、統計的差別についてはたとえば「偏見ではなく事実に基づいているのならやってもいいのではないか」といった反応が出てきがちで、実際大澤氏もそうした趣旨のツイートをしています。しかし差別かどうかを判断するにあたって重要なのは個人ではなくカテゴリーで判断するということであり、そこでの判断材料が事実であるかどうかは関係がありません。統計は差別的な実態を含めて事実を事実として示すだけなので、現実に差別が存在する場合、統計のみに基づいた判断はそのまま差別の肯定につながります。
"統計は差別的な実態を含めて事実を事実として示す" というのがミソだと思う。
パターンB2、C2、D2は、「男女問わず」という要項に反して女性のみしか雇う気はないので差別。
「各店舗の情報を統計的に解析した結果、売上が良い店舗は女性をフロントに配置しているという結果が出たので、今後のフロント採用は女性にすること」という本社のアクションは、統計的差別にあたりそうだ。
「各店舗の情報を統計的に解析した結果、売上が良い店舗は女性をフロントに配置している」というのが"差別的な実態を含めた統計的な事実"で、「今後のフロント採用は女性にすること」というアクションをとることが、"統計的差別"にあたると考える。
よって本社は統計的差別をしている。では店長Dはどうか。店長Dは本社の指示に従ったまでであるので、店長Dは差別行為をしていないのであろうか?しかし考えようによっては、あくまで統計的事実を用いてアクションを起こしたのは本社であるが、その支持に従った店長Dも同様に差別行為をした、もしくは加担したとも考えられる。
ちなみにここでいう差別の具体的被害というと、女性視点ならば「本当はバックヤードで働きたい人がフロントで働かされる」ということが考えられ、男性視点ならば「雇用の機会が不当に奪われている」になる。
本社のお達しで、「各店舗の情報を統計的に解析した結果、売上が良い店舗は女性をフロントに配置している」という統計データのみが来た。そのデータを見たCさんは、Cさんの一存で今回は女性を雇用することにした。
本社は確かに"差別的な実態を含めた統計的な事実"をCさんに伝えたが、伝えたのみで、アクションを促すことをしていない。元ネタURLのヘイトスピーチの定義では、
となっている。厳密にはヘイトスピーチと差別は異なるが、もしかしたらこれは煽動にあたるので差別かもしれないし、あたらないかもしれない。ただ一般的に本社と店長という立場のパワーバランス上、それを店長が忖度することを見越してのお達しだったのかもしれないし、ただの業務連絡だったのかもしれない。このへんは、実際に差別かどうかを判断するには裁判しかないのではないだろうか。つまり、「統計的事実を伝えたのみ」という言葉の裏に潜む文脈を解読しない限り、単純に差別かどうかなんて判断がつかないケースなのではないかということだ。よって本社が統計的差別をしたかどうかはここでは答えを出せないものとする。
さて、一方Cさんはどうだろうか。本社が"差別的な実態を含めた統計的な事実"をCさんに伝え、Cさんは「Cさんの一存で今回は女性を雇用することにした 」というアクションを起こした。これは統計的差別といえる。
まとめるとパターンCでは、
・本社が統計的差別をしたかどうかはここでは答えを出せない(したかもしれないししてないかもしれない)
・Cさんは統計的差別をした
となる。
「女性がフロントを担当したら売上が上がったという経験から、Bさんの一存で今回は女性を雇用したい。」としている。これは統計ではなく、個人的な経験だ。本来は「企業の方針で基本的に男女で雇用の枠を区別することはない」はずだが、Bさんの独断で女性雇用のみにしたので、これは差別と言える。
・差別が内包した統計的事実それ単体では、事実としての差別はあったとしても、行為としての差別にはあたらない。
・差別が内包した統計的事実を知ったあとに、それに基づきアクションを起こしたら行為としての差別になる(これが統計的差別)。
- (例)「女の人は身長低いからさ(統計的事実)」「だから集合写真は前に行かせよう(行為としての差別)」
・文脈を考慮しないと行為としての差別に当たるか微妙なパターンがあり、きっとそのために裁判がある
・パターンDは、本社が統計的差別をした。店長は加担、もしくは差別行為をした。あるいは命令に従ったまでなので差別行為をしていない。
・パターンCは、本社が統計的差別をしたかどうかはここでは答えを出せない(したかもしれないししてないかもしれない)。Cさんは統計的差別をした。
車離れは事故も渋滞も公害も不健康も減らせるし維持費もかからないし個人にも社会にも良いのでは?
ニューヨークロンドンもパリもアムステルダムも各国の都市も自動車を減らして自転車を増やす政策が進められているほど。
自動車を減らして自転車を増やすほど重大事故も公害も渋滞も減り、運動不足が招く合併症も減らせることが専門家ら、統計データでも証明されている為。
https://i.imgur.com/ZAbmTED.png
https://i.imgur.com/ITXlaHR.png
https://i.imgur.com/yOpgMQ9.png
https://i.imgur.com/RytaUhI.jpg
ちなみに英国が26万人以上を医学的に追跡調査した結果、自動車依存者は短命で、自転車利用者は長生きな事実が医学的データにより明らかになっている。
https://i.imgur.com/8z8t8ZB.png
https://i.imgur.com/diXezMS.jpg
すごくよくわかる。
メディア・リタラシーとそのための教育の重要性がここ20年くらい叫ばれてきたけれど
忙しいし、興味のあるもの以外はネット報道の見出しくらいしか読んでないでしょ。
ふつうの人が何の疑いもなくアクセスして信じていい情報という形で整備されないといけない部分が必ずある。
言い換えると、政府の提供する情報やマスメディアの出す情報には
その情報をもとに個々人が判断して、民主的な政治に参加していく、という仕組みになっているはずなんだけど、
戦時の大本営発表とか、最近の総務省統計データ不正、公文書秒殺、みたいなことがあると、
国のデザインは、近代以降、憲法という形で、法律と司法、行政という区分けが考えられてきたけれど、
情報インフラについては、先進国でも国によってさまざまで、すごくあいまいな設計になっている。
何も設計などせず、なんでも自由に情報流通させておけば、玉石混交のなかから、自然と正しいものが選ばれるはずだ、
何を言っているのかと思われるかもしれないし、明確な統計データを持っている訳ではないから体感に過ぎないけれど、
小中学校の教育現場に携わっていると、少なくとも小中学生の大半は左派的思想である。
何故なら、学校教育がバリバリの平和教育を行い、戦争を先導した右派批判を行っているからで、
例えば沖縄への修学旅行後、米軍基地問題の感想文やレポートを書かせれば、9割以上の児童は米軍反対の旨を記す。
では何故、それが選挙権を得る頃になると若者の右派支持率が逆転するようになってきたかと言えば、
これもあくまで推測の域を出ないけれども、学校教育以外のネット等に影響されて右派になるからだろう。
ここで重要なのは、若者が左派から右派になる動機や理由である。
左派の方々は「馬鹿な右派に騙されてるからだ!」と思っておられるかもしれないけれど、
個人的にはむしろ「化けの皮が剥がれた左派に幻滅したから」という理由が多いと思う。
実際、単純に若者が右傾化しているだけなら若者の投票率はもっと伸びてもおかしくないはずだが、
若者の投票率が低いままなのは、単純に右派にも左派にも、政治そのものに幻滅している人が多いから…かもしれない。
例えば私の場合、少なくとも高校生の頃までは典型的な左派であった。
良くも悪くも先生のことを盲信する真面目な児童だったから、ホント典型的な左派だったと思われる。
大学に入ってからも憲法9条の会などに参加したことがあったし、下手すりゃ天皇制にも反対だった。
そんな私の、学校教育を真に受けた右派と左派のイメージはと言えば、
・右派:攻撃的,戦前に「売国奴」などと罵る,街宣車等怖い,粗暴な人達のイメージ
・左派:理性的,平和思想を体現したような優しい人達,良い先生のイメージ
といった感じであった。
馬鹿みたいな話かと思われるかもしれないが、学校教育のみを真に受けてればこうなる。
右派の酷い情報も入ってくるが、右派の期待値は元々酷いものなので「やっぱり!」としかならない。
が、
左派の酷い情報は「え?あれ?私の思ってた左派と違う…」とパラダイム転換を迫られる。
例えば、先日話題になった遊戯王の作者のインスタでの投稿に「売国」というワードがあったけれど、
これは学校教育的にはいわば「忌避すべき右派」を象徴するワードであって、これを左派が使ってはいけなかった。
「独裁」というワードだって、日本のみを見れば一理あるとしても、
普通選挙が無くてデモが起きている香港や、政権批判をすれば捕まる監視社会の中国のリアルと比べれば、些か言葉が強すぎる。
沖縄の米軍基地問題でも、毅然と、粛々と平和を訴えているのかと思いきや、
実際には犯罪紛いの強硬手段や暴力・強迫行為に手を出す左派の情報が、今では飛び込んでくる。
首相の演説を妨害するレベルの「安倍やめろ」コールもそうだし、
山本太郎前議員が最高の言論機関である国会で、マイクやペーパーを奪って実力行使で採決を止めようとした光景もそうだし、
「優しい理性的なイメージだった先生が、その裏では実は粗暴で口汚く攻撃的だった」という衝撃が走る位、
左派に幻滅するに足る情報は、学校教育で培われた左派のイメージが崩れる情報は、今の時代いくらでも飛び込んでくる。
『「武力を持たなくたって、話し合いで解決できる!」と主張している人達が、
同じ国の中ですら野蛮な実力行使に出ているのに、まして違う国の言葉も文化も異なる相手を、どう話し合いで解決できるんだ』とも思われるだろう。
そうして左派に幻滅するだけならまだしも、盗人にも三分の理があるように、そのタイミングで、
学校教育では全く触れられなかった、右派の中でも比較的理性的な主張にも触れれば、今度は不良にも実は優しい側面があった的な逆転現象が生じかねない。
良き隣国だと思っていた韓国が、レーダー照射問題や慰安婦合意撤回等々の無茶を通してくる様を目の当たりにすれば、
左派の理しか教えられず、右派の毒に耐性を持たない若者が「学校教育に騙された!」という短絡的思考に走り、右派に翻っても無理はない。
もっとも、だからといって左派全てが攻撃的だというつもりはない。
これは香港のデモや、右派・左派問わず共通して頭を抱えている問題だと思うけれども、一部の攻撃的な暴徒化した勢力のせいで、
全体のイメージが毀損されるのは、一部の過激な情報が悪目立ちしやすいネット社会の問題だと思う。
呉越同舟で「一応共通の仮想敵を見据えているのに、同じ船の上で内輪もめしてる場合じゃねぇ!」
…という理由から、攻撃的とはいえ、腐っても同じ方向を向いている身内を表立って批判しにくい気持ちも分からなくはない。
ただ、学校教育という折角の明確なアドバンテージを確立できている左派は、それを活かそうとするならば、
右派以上にそうしたイメージ戦略に気を遣わなければならないと思う。
それは逆転現象を生みかねない諸刃の剣でもあるし、昨今の右傾化云々は、まさにその産物なのではないかと、個人的には感じている。
https://note.mu/sumomodane/n/nda55d2cf494e
この人が哀れなのは、「自分は客観的なデータで女性の問題点を指摘してる」と思い込んでること。その無知がかわいそうすぎて泣けてくる。
そもそも因果関係と相関関係の違いわかってるのかな。統計データの上でAとBが同時に発生してたとしても、Aが原因でBが起きたということにはならないんですよね。Cが原因でAもBも起きた、ということはよくある話。そこを証明するのってものすごく厳密なデータが必要なんですが、そのところをこの人は頻繁に「思います」と繰り返す。それでは結局、どこまでいってもそれって妄想でしかないんですよ。
妄想を語るのは別にいいんです個人の自由だ。しかしなまじっかデータで客観性を見せようとしてるのがたちが悪い。たとえば上の読む価値のないゴミ記事内にある「賃金は上昇してるのに上昇婚の傾向は強まっている、だから日本人女性は高望みしている」という話、まあ一見してそれっぽく見えますがデータ無しで語っていいなら「賃金の上昇率は男性より女性のほうが高いが未だ賃金そのものは女性のほうが低い。それにくわえて平成以降の不況の波を受けて女性は男性よりも1人で生きていけなくなったから生きていくために結婚しなければならなくなった。女性は21世紀になっても男性に依存しなければ生きていけない被害者だ」みたいなことも、データを出さないならサクッと言えるんですよね。
なぜなら現実世界は「簡単に数字をだせる世界」よりもはるかに複雑だからです。無数の社会要因が無数の領域に影響をおよぼしてるので、その間にある因果関係を明確にするのはものすごく大変な手間ひまが必要になる。そのために統計学というのは理論を洗練化させてきたのに対して、この人はその指摘に対してこれですよ。
https://twitter.com/incel19/status/1144045814727106560
因果関係については、rctやコホート研究みたいな「過去のある時点から未来に予測を立てて観察」しないと統計学的に証明できません。
すももさんは、データを見て「恣意的に解釈」していますが、あくまで論理でなく感想文だと書くべきです。
「遊ぶことの魅力が、結婚の魅力に勝ったのでは?」
まあこういうときに一番無難なのは「ご指摘ありがとうございます、勉強し直してみます」とかだと思うんですが、そういった社交辞令を言えないくらいに無知をつつかれるてプライドが傷ついてしまったんでしょうか。
↑もちろんこれは根拠ゼロの邪推なのでまったく正しくはないでしょう。本人からの否定が入れば一瞬で覆る。でも同時にこれはこの人がやっていた「ある断片的データを元に適当にストーリーを作り上げる」と変わらないわけですね。なにせ厳密な根拠は存在しませんので。
このひとが思ってるほど「データを使って社会を論じる」って簡単なことではないですよ、というお話しでした。
もちろん、別に他人を説得したいのではなく、「適当な言葉でもいいから同意してくれる仲間を探してる(=客観的なデータはどうでもいいからちやほやされたい)」だけなら別にどうでもいいです。一生女性から軽蔑されるんだろうなと思うだけで。