はてなキーワード: 消費増税とは
どうも都合のいい総括が行われているようだ。
IthacaChasma 3本の矢のうち、1本目(金融緩和)は上手くいった。しかし日銀は金融緩和はできても需要は創出できない。2本目の財政出動が全く足りなかった。おかげでデフレ脱却ができず、賃金も増えなかった。消費税率上げは最悪。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20200902213816
本来のリフレ政策がどのようなものであったか、振り返ってみよう。
戦後の各国は、ケインズ経済学の影響の下で、財政政策および金融政策を用いてマクロ経済の安定化を実現するという枠組みを受け入れてきた。しかし、世界的な固定相場制が崩壊した1970年代以降は、マクロ安定化の手段は金融政策を主軸とし、財政は基本的に公共財や公共サービスの供給に割り当てるという考え方が定着するようになった。(略)したがって、金融政策をそれ(引用者注:国内マクロ経済の安定化)に適切に割り当てておけば、財政政策をマクロ政策に用いる必要は特にない。
岩田規久男(編)『まずデフレを止めよ』 pp123, 124
この認識を支えていたのが、
1920年代の長期的成長経路への回帰という意味での終焉については、さまざまな要因が指摘されている。「1940年3月のドイツ軍フランス侵攻によるヨーロッパからの大量の戦争資材の発注による輸出の急増とアメリカ自身の軍事費の急増による拡張的財政政策」(加藤[2001]199-200頁)を強調するのは加藤出氏である。白川方明氏も同様に戦争を強調する(白川[2002a])。(略)
アメリカが参戦したのは1941年だが、生産はその前にすでに上昇している。1940年にはほぼ終焉が完成していると考えるべきである。(略)1941年以降、財政支出が増えたことはそのとおりである。しかし、それまでの時期については、それほど増えていない。(略)
さらに、安達氏の研究でも、公共投資の増額は大恐慌からの回復、終焉とあまり関係がないことがわかる。デフレからの脱出が達成された1933年には公共投資は減少していたし(ルーズベルトは、就任と同時に緊縮財政を行っていた)、40年にはまた減少していた(図表5-3を参照)。
岩田前掲書 pp159, 160
という実証と、
そもそも、先進国のマクロ的な景気対策はほとんど金融政策に頼っている。というのは、資本移動が自由な場合、金融政策が財政政策より効果的というマンデル=フレミング理論のほかに公共投資のような財政支出は特定の利益集団に利用される可能性が高いために敬遠されるからだ。広範な消費者を対象とする減税政策であれば、こうした問題は避けられるが、財政赤字を考えると減税の余裕はないからだ。
岩田前掲書 p210
という理論だった。すなわち、緊縮財政であっても(緊縮でない方がベターであるにせよ)、レジーム転換を伴う十分な金融緩和を実行すればデフレ脱却は可能だ、というのが本来のリフレ政策であった。これを総括するのであれば、
のいずれかでしかあり得ない。本来のリフレ政策が実現されていたにもかかわらず消費増税のせいでデフレ脱却ができなかった、とする冒頭に掲げた意見は、本来のリフレ政策は誤りであったというのが論理的必然であると考えるが、そのように理解していいのかな?
あ、歴史修正主義者が釣れた
いつもご苦労さまです
民進・岡田代表 消費増税凍結法案の共同提出に慎重 野党に足並みの乱れ
https://www.sankei.com/politics/news/160402/plt1604020005-n1.html
そら当初からの8%引き上げ時期である2014年4月1日、あるいはそれを正式決定した2013年10月1日の時点で、既に2012年12月の衆院選と2013年7月の参院選が終わっとるんやし、正確には「自民党は選挙で連勝してねじれ国会が解消されてから消費税増税を決定した」やわな。
民主党は確かに8%引き上げまでは三党合意を遵守する構えやったけど、そこには「デフレ脱却してから」「すべて社会保障に使う」という前提があるわけで、最初から「景気を盾に」はしとるわけや。
しかも、保守層までもが消費税増税に反対するほどの世論になったのは8%引き上げ(による景気減速が決定的となった)後、つまり10%引き上げが論点やろ。
2014年10月には枝野が既に「アベノミクスが失敗したから景気条項を発動すべき」と示唆しとったわけやから、2014年12月の「景気条項の削除」および「消費税率10%引き上げを問う解散総選挙」のまえから民主党は「景気を盾に消費増税に反対」に転換しとったんやで。
そんで2015年には「自民党が三党合意を破ったのでこちらも守る筋合いはなくなった」と、民主党は「与野党合意」の構図まで否定しとる。
当初は順調に見えたアベノミクスを大コケさせて、三党合意も破って、それでも10%引き上げに踏み切ったのは自民党の責任でっしゃろ。
安倍政権の「実績」 2012年→2019年(データにより2018年)(追記あり)
失業率: 4.1% → 2.2%
税収: 43.9兆円 → 60.2兆円
平均賃金:297万 → 306万
ひとり親貧困率: 54.6% → 48.1%
男女賃金格差: 70.9 → 74.3
長時間労働者(週60時間以上)比率: 9.0% → 7.5%
出生率:1.41 → 1.36
殺人事件数: 383件 → 293件
左派やリベラル派は、「安倍政権は暗黒時代だった」などと言っているが、
以上の実態の改善を無視し続ければ、ますます支持を失っていくことになるだろう。
これらが「アベノミクス」の成果なのかどうかは、正直よくわからない。
そもそも改善の程度はそこまで大したものではない(特に貧困率)。
「アベノミクス」で明確に改善、正常化したと言えるのは、株価と為替だけで、
また、失業率や自殺者数の減少など、民主党政権で既に改善傾向にあったものも多く、
「民主党政権が改善させたものを自民党が引き継いだ」と解釈できるものが多い。
他にも税と社会保障の一体改革、消費増税、育児支援策、官邸権力の強化など、
民主党政権の課題を安倍政権が引き継いで実現した、というものが多い。
需要重視の「デフレ脱却」にしても、最初は菅直人が言いはじめたものである。
リフレ派は「経済音痴の民主党政権から経済通の安倍政権に変わって日本が復活した」
と言うが、それは全くの事実ではない。
本気でそう解釈しているとしたら、それは学者を名乗るべきではないのはもちろんのこと、
人としてまともに相手にすべき人ではない。
(追記)
現在も総理候補の菅官房長官を苦労人と持ち上げる報道が目立つ。
(追記2)
「消費増税さえなければもっと成功した」という人が多いが、これは間違っている。
正直、お前ら政治をどんだけなめんてんだよ、と思う。
消費増税しなけば、政府の歳出が大幅にカットされたに決まってるだろ。
与野党内にたくさんいる新自由主義派や財政再建派を粛清・虐殺でもしない限り、
政治というのは、妥協の妥協のそのまた妥協ということがわかっていない。
低所得者の医療・介護保険料軽減措置も、保育無償化措置だって導入されなかった。
医療費だってもっとボロボロに削減されてコロナ対応がやばいことになっていたと思う。
充実分は大したことないという批判は感受しなければならないけど。
増税反対と言ったら竹中平蔵や高橋洋一などがブレーンとして出てきて、
いま減税とか言っている人たちは、
安倍云々ではなく、今後のためにも正当に評価すべきところは評価せねばならない。
日本の経済的衰退は、デフレとサービス化、および性別分業を前提とした無限定な正社員制度が非正規との格差を生み出してることだ。
小泉内閣あたりからずっっとさんざん言われてきたのに、やれハイパーインフレが起こるからデフレでいいだの、派遣は新自由主義のせいだのと、全く手付かずだったこれらの問題が、やっとまとまった形で対処されたのが安倍政権だった。
たしかに消費増税は致命的だし、働き方改革など道半ばの部分もあるが、頼むから安倍憎しのあまりに経済・雇用改革について後戻りするような真似はせんでくれよ。
本当はもうちょっと対話してからにしたかったんですが、返信が無いようなんで先に書きますね。
のほうですよ。
「冗談じゃない、フェミニストはフェミニスト間の議論をするんだ、勘違いされるようなことを言うな、迷惑だ。」
ってね。
そうすればそれ自体が、「なるほど、フェミニストはお互いに議論をする人もいるし、意思疎通や共通認識形成もする人もいるんだ。アンチフェミのレッテル貼りは間違いだったんだ。」と周りから認識されていたでしょう。
なんなら、
これは、アンチフェミの自作自演書き込みなのでは?とすら思った人もいたかもしれません。
まあでもそれって、オタク側も同じなんだよなあ。
と言い出した。
それに対して私がオタクは議論をすること(むしろし過ぎなくらい)を指摘すると、今度は
と言い出した。
最初は「フェミニストも議論しないけどオタクも議論しない」、という主張だったはずが、いつのまにか「オタクも議論するかもしれないが、フェミニストも(私が見ていないだけで!)議論をしている」という主張に変わった。
これではあなたの認識が全く分かりません。オタクはオタク間で議論するの?しないの?フェミニストはフェミニスト間で議論するの?しないの?
こういうことがあるから「一人一派」は嫌われるんです。最初の時点で立場が明確でないから。
確かにどんな集団にも変な奴はいます。どんなに注意しても変な行動をとり続けるやつはいます。
そういうやつに対して、「あいつは違う、一緒にしないでほしい。」って言いたくなる気持ちはわかります。
そういう「見解の相違」なら全然かまいません。「主張を統一しろ」なんていいません。
ただそれが成立するのは「考えの違いが判明した時点で議論・批判し、見解の相違を表明していると客観的に認識できる場合」です。
例えば消費増税を主張する経済学者に対してそれを横でのほほんと聞いている別の経済学者がいて、
「あなたも消費増税に賛成なんですか?」って聞かれて「いや、私は反対です。でも一人一派ですから。」って言われて納得できますかね?
いや、そこは消費増税が経済学全体の答えだと勘違いされるから反論しろよ、って思うでしょ。
問題行動してる横で何も言わず、自分に火の粉が降りかかってから否定するのは「見解の相違の問題」とはいいません。議論する態度の問題です。
これが次々と投稿されるツイッターなら、「全ての投稿を追うことは難しいから、フォローしてない人のコメントは把握できないから。」という弁明もあるでしょう。
私だってここについてるトラバ・ブコメを全部読んでるわけじゃないしね。
しかし発端となってるコメントはたった2つ上にあったのです。それを見逃すというのは無理があるでしょう。
あなたは元増田の主張を強化するチャンスがあった。ところが見事に逆の行動をし、むしろアンチフェミの主張を強化してしまった。
政府税制調査会で消費税の「増税論」浮上 実現なら多業種に影響も
https://news.livedoor.com/article/detail/18690363/
消費税「下げるべきでない」 自民・岸田文雄政調会長インタビュー
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020080500837&g=pol
流石にこれは自民と言うか日本自体色々な意味で末期だし、もう駄目だとしか思えないね。
当時稲田議員が消費税を下げたら次上げられなくなるような事を言っていたから、こう言う事言い出す奴はいるだろうなと思っていたけど、今言い出すのは冗談抜きでセンスとして最悪だよね。
こう言うのを見ても日本は医療保険はトップクラスだと思うけど、政治に関しては世界最低レベルの低さだと認識できる。
流石に他国がどうにか経済を回そうとして、失業者や企業への補償や減税措置等を必死でしている中、日本は何故か増税とか平然と言い放つのだからね。
別に他国の芝が青いわけではなく、この点が本当の意味で救いようがない位日本は終わっていると言うだけ。
またこれ自体が、以下に政府や官庁、国政の人間が情勢が見えていないかと言う証拠そのものであると言えるよね。
そりゃまともなコロナ対策やそれに付随した経済対策をしないかしてもケチ臭い事しかせず、寧ろ蔑ろにして、当時のアベノマスクやらこのタイミングでレジ袋有料化だのgotoトラベルとか的外れな事ばかりしでかしたり、コロナ対策とは関係ない法案、著作権法を火事場泥棒的に可決させたり、少年法やSNSの電話開示やヘイトスピーチ規制と言う規制や厳罰化ばかりに熱心なのも良く判るよ。
何故ならこの人達根底に思想や我欲があり、国家や国民何てどうでも良いと言う事がこう言う所でも行動として出てきてしまっているからね。
この人達完全に慢心しているからか野党がクソザコで安泰だとか思っているからか知らないけど、普通にこんな事ばかりしていたら足元すくわれて、最後には自身の破滅すら招くと思うけどね。
もはや自民とか与党だけではなく、どうみても官庁自身も病巣であるのはこのコロナ禍においてはっきりした事でもあるし。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2020/08/post-94120.php
この人も当時から消費税ゼロとか粗利補償を言い続けていたし、実際議員間で署名を集めて何度も行動しているみたいだけど、今の自民自体上記の通りああいう事を平然と言い出すみたいだからね。
10万円給付にしても自民の若手等の言い続けていた声を聞かずに公明党に連立解消をチラつかされてやっと行ったくらいだし、この手の議員さんの自民内部での扱いがどういう事か良く判るよ。
https://asagei.biz/excerpt/17942
そんな天下の愚策をこのコロナの時期にやってしまうのが今の日本の政府及び官庁なんだけどね(笑)
しかしコロナ問題抜きにしてもエコバッグやらマイバッグやら呼ばれるものって衛生面の観点で問題点も多いよねと思う。
そもそもエコバッグ自体何枚も持ち歩く人なんて少ないだろうし、そうなると食品と薬品その他の等が同居する状況になってしまい、その点からも非常に非衛生的。
もし何かあった場合には袋内が大惨事になるのも判り切っているよね。
それとマイバッグとやらが今や店舗内に持ち込みやすく動きやすい状況を見ても海外で万引きが増えたのも何となく判るし、予想通りクレーム対処等で店員の手間ばかり増えているのも笑えないけど草。
どう見てもこれを強行した人達って普段自分で買い物をしない人達だろうね。
マイバッグやらを持ち上げる提灯記事が多いけど、問題や反発も多いのはそれこそニュース記事を見ていれば判る事だし、そもそもレジ袋貰わない人が増えたのは要は金をとられる様になったからだよ。
皆その辺シビアだし、それは回り回って店舗の売り上げにもそのうち影響し始めるよ。
しかし色々見たり、レジ袋有料化以降を体感していて、(消費者に対して)負担を増大させ、(衛生面に関しては)不潔で、(ただでさえ消費増税やコロナ禍で冷え込んでいる所を更にこの一件で消費動向が冷え込むと言う意味では)不景気すら招きかねないから、3密ならぬ3ふを招く事だろうなと思ったりしているよ。
ただ世間の反応やニュースを見ていても不満も多いからそれこそ4ふにも5ふにもなりそうだけどw
https://www.j-cast.com/2020/07/04389468.html
今度は風呂敷か。
風呂敷って地味にお値段がお高いんだよね。
それに使いこなすにも結び方を知らなければ無用の長物になってしまうのも事実。
しかし古新聞をゴミ袋にするだの風呂敷だの少し前の消費増税に関した日経の人参の皮まで食べろと言い、いよいよこの国は戦中か何かなのかなと思えるような所まで来ているよね。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4017706.html
しかし呆れるよね。
当時数が減りだした時こそ本来は本腰を入れて対策すべきだったにも関わらず、与野党共にコロナの件についてはほぼ手を付けずに一先ず成立はなかった検察法や種子法、そして本来平時に議論すべきだった著作権を火事場泥棒的に成立をさせて、その後はコロナ禍は終わったものとして、政治献金の話題ばかりしていたのだから、こうなるのも当たり前だよ。
その後は多くの人の予想通り徐々に増加し続け、ここ最近50人前後で推移してくすぶり続け、60人を超えた途端これだからね。
今も懲りずに夜の商売叩きをして責任転嫁しているのを見ても何も学習していないのが良く判るし、近いうちに100人超えもありえるかも知れないし、恐らく3月や5月の繰り返しになる事でしょう。
これじゃあ終わるものも終わらないよね。
それに早期に経済面から緊急事態宣言を解除せざる得なかったのも当時3月までの時点で麻生大臣が企業の粗利補償等の支援をしなかったりしたせいだしね。
また10万円の支給にしても配給が遅すぎて何の助けにもなっていない。
そしてその時の影響は今回の東京の基準の方にも出始めているし、ついに倒産件数も帝国データですら300件超えと言う事態になり始めたみたいだしね。
何せ寄りにもよってこんな時期にも関わらず、レジ袋有料化を予定で決まった事だからと言ってやる様な人達だから今後もますます楽しい笑えない事態になっていく事だろうね…。
この辺からも政府や官庁は以下に臨機応変に物事に対応できないかを物語っているようなもの。
それにレジ袋有料化なんてせっかくデリバリーやらで活路を見出した飲食業に対して場合によっては止めを刺しかねないし、店員自体の負担を増やすだけに過ぎない代物だしね。
また衛生面の観点からも非常に問題で、経済面から見てもただでさえ世間は消費増税があったから、このレジ袋の件は更なる追い打ちになるのは明白だし、それは家庭面の負担から、更に消費を減退させる効果しかないからね。
そして環境負荷、海洋汚染的にも何の役にも立っていない代物(苦笑)
そもそも人間自体、本質的に僅かでもお金がかかるとシビアになるし、経済的にも国民だけではなく国家的にも落ちている以上その辺は強く圧し掛かる。
何せニュース記事でも衛生面は無論、家計へのダメージやどういう条件ならレジ袋を貰うか?と言う内容の記事も見受けられる時点で世間はどう思っているか察しだからね。
また専門家会議の廃止に関しても当人達が知らなかったと言う話もあるし、その次の対策会議の方では山中教授とか明らかに知名度から呼んだ様な人で構成されていて、場合によってはスケープゴートにする気が満々なのも判るのがね…。
景気が後退しかかる時期に消費増税ブッカマして非難轟々だったけど、
キャッシュレスで5%還元!てのをやったおかげで、カードや電子マネー対応が地元の弱小スーパーとかにもドンドン普及して、
まぁ5%帰って来るからイイか...ってんで、いままでひたすらグラム単価が安い食品とかばっかりだったのをやめて、少々お高い肉とか魚とか調味料とか買ってしまうし、
一律10万円給付で、うちは3人家族で30万ももらったし、ちょっとくらいゼータクしてもいいかって気が大きくなって、アマゾンぽちっとしたりもしちゃうし、
なんだかんだ、月の出費を合計したら、前年同月比で2割以上も増えてたわw
この調子で、国民みんなが消費支出を増やしてれば、GDP成長率も5〜6%ぐらい行くんじゃねーかと思うけど、
オレみたいに安易に踊らされて消費しちゃうバカは少数派で、やっぱオマエラはしっかり貯蓄する賢者揃いだから、景気は悪いままなんだろうね。ご愁傷様。
「大本営、隠蔽、大言壮語……欲得ずくの自己陶酔は、日本に悲惨な戦禍をもたらしました」
「陶酔が国を亡ぼすんやね」
「近年の政治家さんを見てると、あることに気づくんよ」
鳩山由紀夫さん:
野田佳彦さん:
安倍晋三さん:
小泉進次郎さん:
「なるほど。何言いたいか大体わかってきた」
「大本営的な風土は、まだこの国に残ってる。ほんで、ここに挙げた皆さん全員、関東出身のいわゆる標準語使いです」
司馬遼太郎 高等師範の二人の教授が標準語のアクセントを作る作業をなさっていた関係上、〔昭和初期から〕高師付属と学習院とで、きちんとした標準語教育が始まる〔……〕。
司馬遼太郎 このあいだ、カセットで東条英機の演説をきいて、あらためて驚きましたね。〔……〕あの人は学習院初等科の出身だそうですから、きちんとした標準語生活者でしょう。戦争中、あの人の大演説をきいて、そらぞらしくなって、感想はといえば「アホかいな」で終いですね(笑)。〔……〕ああいう東条語で議論をしてゆけば、現実の軍事情勢がどうなっていても、インパールへ大軍を送るべきだというような結果になるような感じがします。〔……〕ともかくあの調子の演説、いまでもありますけど、蔭でひとが「アホかいな」と……。
「上方(かみがた)の人間からしたら『よう笑わんと言えるわ』やんな。酔いっぷりが酷いわ」
「標準語て、本格的な教育が始まってまだ百年経たへん人工日本語やのに……」
「作られた経緯考えたら、『戦争演説語』『ジークジオン弁』やんな」