はてなキーワード: 盛るとは
彼女いない歴とか、結婚願望とか聞くと大体うやむやになったり設定に矛盾があるから詰めるとすぐゲロりやがる
あのさあ、性欲満たしたいんだったら風俗とかもっとヤリ目っぽいアプリ(tinderとか)行ってくれない?マジでノイズ。こちらはあんたらみたいなクソ男で余計な時間使いたくないんです
会社の既婚者男2人も発見したしほんとマジで最悪。どーーーしても既婚で隠してマッチングアプリやりたいなら、バレないように名前変えたり写真工夫したり慎重にやってくれよ…一発でわかる顔写真とイニシャルにするなよ…年収を盛るなよ…
やっぱり友人の紹介とかが一番害ないな…マッチングアプリ、出会うのは簡単だけど信頼するに足る人か見極めるのにけっこう時間かかって意外と効率悪い。
理由は投稿内容が不快だから。一番不快なのは嘘や誇張で内容を盛ることだ。
見栄を張りたい気持ちは誰しもあると思うので大目に見ていたが、親を不当に貶める嘘をつきだした(その人が育児放棄したペットの面倒を親が見てくれていることを「親権剥奪された」といって同情を集めていた)のでさすがに頭にきて、メールで嗜めた。
気分的にはその投稿にリプライして「嘘までついて楽しいか」的に煽りたかったが、SNSでしかつながっていない他人にちやほやされて居心地よく感じている場所を荒らすのも可哀想なので、別ツールで「良くないと思う」と伝えるにとどめた。喧嘩苦手だし。
そして送られてくる大量のメッセージ。途中から開いていないが、内容をかいつまむとこんな感じ。
・ジョークで言っている、誰も本気にしない、冗談も通じないお前が真面目すぎ
・友達しか見ていない、友人には口頭で素晴らしい親だと伝えているので問題ない(ちなみにそのアカウントは公開アカウントで、フォロワーは3桁いる)
・そもそも親が勝手に世話しているだけで頼んだ覚えはない、その気になればいつでも自力で育てられる
個人的には、これらは名誉毀損になるような嘘をついていい理由にはならないと思う。
「嫌なら見るな」とも言ってきたので、言われたとおりブロックさせていただいて現在に至る。
こんな浅はかな気持ちでSNS、というかインターネットを利用している人がどれほどいるのか、今後その被害をどれだけ受けるのだろうかと暗い気分になったので愚痴らせてもらった。
https://anond.hatelabo.jp/20190117033500
※本文ここから↓
https://anond.hatelabo.jp/20190113133500
元増田へのブコメでも指摘されていたが、ひとくちに「フリーランス」といっても業種、業態、経験、実力、性格などによってその態様は異なる。
そこでひとつのケースとして俺がWeb制作業界でフリーランスとして約13年間やってきた経験と、そこから得られた知見などを書いてみたい。Webデザイナー、Web系プログラマーには参考になるのではないかと思う。
こうして書き出してみると典型的現代っ子だなと思うが、32歳で独立開業して13年目の45歳の紳士である。
現代っ子と書いたが人間の性(さが)なんてそうそう変わるものでもないので昔っからこういう人だってたくさんいたと思うんだよね。さぞ肩身が狭かっただろうと思う。俺としては今の時代に生きられる喜びを日々噛み締める次第である。
さて、ここからは元増田に書かれていた諸々について、俺の場合。
まず「得意分野に集中できる」かどうかについては、概ね集中できている。
元増田に「デザイナーのフリーランスだったとして、デザインをやっている時間は2割くらいだろう」と書かれていたが、実はこの働き方は俺にはピンとこなかった。2割?なんで?って感じ。デザイナーにもDTP、Web、プロダクト、服飾といろいろあってどのデザイナーを指してるのか定かではないのでアレだが、WebやDTPに限れば、こんなデザイナーがいたとしたらそもそも何かが根本的に間違っているのではないか。我々は日々現金の出し入れの発生するタイプのビジネスではなく、案件など多くても月に数件、出ていくお金もたかが知れている。経理も事務作業も大して時間がかかりようがない。法人決算(個人なら確定申告)が大変だという話なら、それはそれだけ取引があるということなので、売上の一部を割いて税理士さんにお任せしたらどうか。あるいは以前noteかなんかで話題になっていた「イラスト1枚1,000円」みたいな仕事を大量受注してるのだろうか。
問い合わせ対応も上記の通り、数件の案件の同時進行程度なら電話やメール対応で作業時間がとれない・・・といった状況にはほぼならない。案件次第でたまにある程度。
営業も要らない。俺は決してスーパークリエイターでもハイパーメディアクリエイターでもないが、きちんとした品質のデザインとHTMLを、きちんと期日通りに作業進捗できれば次の仕事は来る。今のWeb業界ならこれが最大の営業活動だ。ちなみに俺は前述の通りの性格なので、作業も遅延しがちである。ただクライアントが最も恐れるのは最終的な期日を守れないことであり、そこに至るマイルストーンなら担当者の裁量でどうにかなることも多い。なので遅れそうなときは早めに相談するようにはしている(「執筆した増田のブコメ&トラバ対応が火を吹いておりましてデザイン初稿提出遅れます」・・・等)。
余談だが、DTPなどは逆にスーパークリエイターレベルでないと昨今厳しいのではないか。つまりは市場環境次第なので、ここはしっかり世の中の流れを観察する必要はある。たとえば俺が今不安を感じているのは年齢と国籍だ。50歳、60歳のジャパニーズWebデザイナーが食っていける市場が10年後、20年後あるのだろうか。
答えはわからないので、できることはなんでもやらねばならない。すなわち、スキルを磨くことは大前提として、歳取ってもトレンドにキャッチアップすること、歳取っても清潔感ある身なりをキープすること、英語力を磨くこと、今のうちもっと貯金しておくこと(これが一番できてない。子ども3人が独立するまで無理だろう)、海外の仕事を受注すること(これはやるべきなのか?やれるのか?どうすればいいのか?模索中。やってる人いる?)、アフィやWebサービスで地道に小遣い稼ぎすること(本業にいっぱいいっぱいでなかなか手が回らず)、ストックフォトで地道に小遣い稼ぎすること(同左。ちなイラストオンリー)。
自宅作業にありがちなベッドの誘惑や生活音云々というのは性格による。俺は大丈夫だったので運が良かった。
ちなみにすぐベッドやソファにゴロンしてしまう奴。性格だと諦める前にひとつアドバイスだが、まず椅子を変えろ。
世の中には座ったまま何時間でも平気で仕事ができる「高級ワーキングチェア」というものがある。最低10万〜20万出して、バロン、コンテッサ、リープチェア、アーロンチェア、エンボディチェアなど定評のあるワーキングチェアを買う。パソコン作業なら前傾より後傾タイプが適している。上の中ではアーロン以外は後傾タイプだ。高い買い物なので時間かけてショールームなど周って試座するように。
高級ワーキングチェアを使わずに「すぐベッドにゴロンしたくなっちゃうんだよねー」なんてのは当たり前だ。ヨドバシやイケアや楽天で買うなよ。ダイニングチェアも駄目だ。イームズチェア♪なんてもってのほかだぞ。椅子が原因でないならコワーキングスペース使うしかないが、当然その分利益は減る(=生産性は落ちる)な。
会議に呼ばれて生産性が落ちるというのはよくわからん。そりゃまあ落ちるがそれは「会社員と比べて落ちる」のではなくて「会議がない状態と比べて落ちる」だろう。フリーランス云々関係ない。
満員電車に乗る必要がなく、移動コストもかからない、最近はビデオ会議も増えてきた。好きな時間に仕事ができて、好きな時間に筋トレできる。夕飯も家族と一緒に食べられる。子どもと会話できる。そういう生活が気にいってる。もちろん深夜だって休日だって働くことあるが「深夜や休日働くかどうかを選べる。働きたくないなら平日頑張る」そういう選択を自分の裁量でできるのは嬉しい。
自堕落なので生産性は常に低いかもしれない俺だが、会社員時代だって遅刻したり頻繁に休憩とったり隠れてコソコソはてぶや増田執筆したり、とにかくダラダラやってたので、フリーランスになって生産性が落ちたということはたぶんないな。
これは元増田に書いてあるとおりだな。
会社員にとっての上司や会社が、クライアントに変わっただけ。上司に振り回され疲弊するように、クライアントに振り回され疲弊することはある。ただ上司はよほどのことがないと選べないのに比べると、クライアントはある程度選べる。選べなかったとしてもそのクライアントの売上に占める比率が1/10なら、ストレスも1/10だ。ちなみに、比率次第ではこちらから切ってしまうこともできるといえばできるが、俺はやらない。ひとりの担当者と折り合いが悪くても、別の担当の人が見ててくれて密かにかばってくれたりこちらの対応を逆に評価してくれたり、そもそも担当が変わってやりやすくなったり・・・好転することもままあるからだ。この辺は割り切って我慢である。
ただ肝に銘じておきたいのは、受託である限り「誰にも雇われない生き方してる俺カッコイイ!」などという状況にはなりようがない。電通だって「クライアントの犬」に徹することでビジネスをしている。鬼十則!なんつってイキってみてもあれは所詮犬の遠吠えだぞ(まあ電通の場合、犬は犬でも負け犬ではないがな)。自分のビジネスで金を稼いでる奴、世の中にとって有益なプロダクト、サービスを提供している奴は規模の大小問わず尊敬する。
収入といいつつ、元増田では支出への言及がメインだったのでまずはそこから。
この段落は長くなるので結論から書く。Web系フリーランスの場合・・・
つまり売上700万なら、年収500万〜600万の会社員と同じレベルの収入とみなせる感じ。さらに消費税納税義務のあるフリーランス(前々年度の売上が1000万超)なら、支出に消費税納税分をプラスしよう(これが痛い!)。ここではエイヤで消費税50万で計算すると、売上1000万なら、すなわち年収750〜850万くらいの会社員と同等。売上1200万で、年収950〜1050万くらいの会社員と同等だ。これプラス原価(この業界の場合ほぼ外注費かな)がかかる場合は、それも支出に加えてくれ。
仮にフリーランスが法人成りすると(俺がそう)労使折半といいつつ実質的には「俺」の稼ぎから全額出ていくので単純に倍。簡単な計算だ。
法人成りしない場合は国民年金と国民健康保険になるが、後者は収入が同じならやはり単純に倍。これも簡単。
難しいのは法人成りしない場合の年金。国民年金保険料は月額1.6万だっけ?なのでよほど会社員時代の給与が低くない限り払う額自体は安くなるのだが、受給額も低くなる。なので普通は小規模企業共済や国民年金基金やイデコなどに追加投資する。どの程度追加投資するか(しないか)は各自の自由なので一概には言えないが、仮に会社員と同じだけの年金受給を得たいと思うなら、やはり支払う額は倍、イデコとか頑張るなら3倍。さらにさらに会社員には無料でついてくる退職金。フリーランスではそんなものないので単純に老後資金積立として貯金するわけだが、豊かな老後のためにここも頑張ると4倍は覚悟がいる。会社員で社会保険料年額45万の人が独立開業したなら、社保で90万〜135万(会社員と比較するとプラス45万〜90万)、プラスお好みで老後資金貯蓄でン十万てことだ(ちょっと誤解を受ける書き方かもしれない。当然ながら会社員時代の年収が独立後の社保料に影響するわけではない。あくまで会社員を続けた場合と同程度の老後資金を得たいとするならば・・・の話である)。
次に税金。これはフリーランスの場合ある程度コントロールできてしまう。Web系の場合必要経費があまりないので経費を膨らますのにも限界があるが(後述)、法人成りしてる俺(外注費はあまりなく粗利率が90%とか)の肌感覚的には売上700万くらいまでは法人税ゼロでいける(もちろん法人住民税7万、個人としての所得税、住民税はかかる)。なので会社員とほぼ変わらん。そっから先は法人利益の30%くらい引かれる感じだな。会社員の累進課税+住民税10%を足してもこの辺の所得帯(課税所得900万以下)だとだいたい30%になるのではないか。ひとつ言えることは、売上5000兆円でも税金ゼロ円のアマゾンさんにはかなわんということ。ほんといい加減にしてほしい。
あと税金で痛いのは消費税だ。売上1000万超えると次々年度は消費税を納税しなければならない。請求を次年度に立てるなどして1000万未満にできる感じならしたほうがいいよ。
次に経費。ことWebデザイナーに関する限り「独立開業してるからこそ発生する経費」ってあまりない。PCとネット環境は会社員だって自宅用に自腹で買うだろうし、自宅なら家賃も不要、水道光熱費も不要、事務用品費なんてご家庭レベルで十分、むしろこれらすべて会社員なら単純に出費でしかないが、事業者なら経費にできる。スマホも通信費も外食も書籍もアプリも英会話も車も駐車場もはてぶスターもぜんぶ経費だ。
会社員より余計にかかる出費といえば上にあげたワークチェア(しかし一度買えば10年以上使える)、ソフト・フォント・オンラインストレージなどのサブスクリプション(最高でもAdobeやモリサワの月約5000円)、自社サーバ費(月3000円以内)くらい。打ち合わせにしょっちゅう呼び出されて交通費が辛いレベルのクライアントがいるなら、見積もりにこっそり積んでおけば問題ない(しかしそんなクラ今日日ほとんどないのでは?)。もちろんPCもスペックは盛るし外部ディスプレイや周辺機器も多少はかかる、通信費は普通の家庭よりかかる、一日中いるので水道光熱費も余分にかかる、そういった諸々を考慮して、そうだな、会社員よりもプラス年50万も見ておけば十分ではないか(経費が年50万ではなく、会社員と比較して余計にかかる部分として年50万)。
そんなこんなで会社員時代と同等の実入りを得たいならば、社会保険料でプラス45万〜135万、経費でプラス50万、合計100万〜200万くらいの収入増が必要になる。そして売上1000万円超えたら、消費税納税分で何十万が別途出ていく(原価+経費次第)。
一番肝心の話。スーパークリエイターでない人間が独立して売上をあげるにはどうするのがよいかという話を少し。
まあ俺も大して稼いでないのででかいことは言えない。というか反省からの知見という意味合いもある。
趣味でいろいろなテイストの服を着ます。職場もファッションに対して寛容な方です。身長・体重は平均ぐらい。あくまで体感なので適当に読んでください。
外側は黒髪だけどインナーカラーで明るい茶髪にしたり色を入れてハーフアップにしていたときも強かった。
明るめの茶髪も効果ありだけど、服・アクセサリーの合わせ方により効力が発揮されるパーセンテージは変動する。ゆるふわテイストの服とメイクだとエンカウントゼロ/1dayは難しいかも。
ひねりのない黒髪は言わずもがなバンバンぶつかられる。初期装備のままフィールドに出たらダメージが大きいのと同じ。
早起きが面倒なんですけど休みの日なんかに軽く巻いたり少し凝ったまとめ髪にすると、何もいじらなかった日よりエンカウント率が下がる。
クソデカい耳飾りが流行ってるのでいろいろつけてるけど、耳に大きい何かがブラブラしてるとビビるのかもしれない。鳥害対策みたいだな。
駅で体当りしてくるマンたちは野生動物と同じで相手の体が大きいと怯むのかもしれない。自分の場合ヒールは5cm以上が効果あり。
太眉+真っ赤な口紅のときがかなり強い。アイシャドウも濃い目だと◎。
モテ系のふんわりかわいい化粧でも、それ以外の装備が強ければ凌げる確率は高いかも知れないけど試したことがないからわからない。
リュック+スカート+スニーカーのように弱い装備がベースでもアウターが黒の革ジャンだと防御力が上がる。
「濃い色の服」ってちょっと大雑把にまとめすぎたけど、パステルカラー・白・ベージュあたりの服を着る場合、首から上や靴の装備を防御力の高いアイテムにする必要あり。
「俺の思う“普通の女”カテゴリじゃない!」と思うと避けるのかもしれない。
ライト痴漢というのはライトに見せかけたただの痴漢のことなんだけど、例えば二の腕をぴったりくっつけてくるとか、スマホを見るついでに肘でこちらの体に何回も触れてきたりとかそういうの。誰でも経験あると思うけど。
腹立って触れてくるマンの方を見るとあっちも見返してくるんだけど、金髪だったり化粧濃くてクソデカピアスだとスッと目をそらして体を離すということが高確率である。
地味ファッションのときは睨んだところで効果はなく体触りターンに戻られていたので効果はあった。
就活生
ほっこり系
無印良品系
体当たりしてくる方が悪いに決まってるけど、体当たりマンが駅に配置されているのはリアル人生ゲームの仕様なのでプレイヤー側にも工夫の余地はある。社則が厳しい人も帰りはアイシャドウ濃い目にしたり、安いのでいいからクソデカイヤリングつけてみるとかいろいろ試すと面白いかも。
痴漢や体当たりマンについて真面目に考えても腹が立つだけなのでゲームだと思って切り抜けるといいと思う。
背が低いとか地味顔みたいにデフォルト値が低い人もいるけど、装備によってカバーできるところは何かしらあるので、体当たりされたくないけど自分のファッションは貫きたいんですぅ〜という人以外はできる範囲で工夫してみるといいと思います。悲しいけどデートの日は体当たりされてもやむなしと割り切ろう。
オカルトはオカルトとして「あれはなんだったんだろうね」と言いながら放置しておけばよくって何も問う必要なんて無いのにそこに理屈付けたりして「再現性のある奇跡」みたいな方向に持ってく(しかもそのオカルトをシャアやアムロと絡めてまで「僕が考えた最強のガンダム」を盛るための踏み台にする)福井って臭いよねーって話じゃないん?
急に寒くなってきたわよね、
結局、
冬将軍は来なかったみたいだけど本当に冬到来って感じで
朝晩はちょっと芯まで凍る寒さよ。
パチパチパチ!
且つ薄着で過ごしたい派なので。
この暖かいさ加減と言ったらそれに勝る物はないわっ!
どちらかというとそう言う手間も楽しみたいので
それも冬の醍醐味だわ。
朝もタイマーしておけば、起きたら部屋は夏か春かって言うぐらいポカポカなので
寒いから起きられな~いと言うすっとこどっこいな言い訳はできないのよ!
お洗濯物もよく乾くしね!
まあそんなわけで、
寒くなってきたので暖かく過ごして下さいね。
うふふ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
海の生き物と山の仏
本殿を参拝した後、茶室のテラス席で甘味を頂いたり、宮島を散策したりしていたのだが、少し寒くなって来た。
少しだけ屋根のある休憩所で一休みしたあと、案内に沿って宮島水族館を訪れることにした。
ここでに足湯とはなんと気の利いた事だろう。
そう思って近づいたが、すぐに「水族館で水に足を突っ込む施設」がある事の意味を理解した。
ドクターフィッシュだった。
テレビなどでその存在は知っていたものの、自ら進んで魚に角質を食わせたいと思った事はない。
ぬるま湯を気ままに泳ぎ回っている彼らは、足を突っ込むや否や一瞬の逡巡もなく群がって角質をついばみ始める。
痛くはないがくすぐったくてしかたない。
トルコやドイツではこれが肌の健康の為に医療行為として認められているそうだが、ゴツい大男(偏見)が魚に足をくすぐられてどう言う顔をするのだろうか。
ドクターフィッシュの他にも種々の海獣、ペンギン、カワウソ、色とりどりの魚やクラゲなど、意外と言っては失礼なくらい見所の多かった宮島水族館を後にして、周囲を散策すると「宮島ロープウエー」の看板が。
普段なら「一人で登っても」と思うところだが、島の位置関係を体感できそうだったので乗ることにした。
ロープウエー乗り場への道すがら、坂道に建つ旅館の前に設けられた、今度こそ本当の足湯でひとときリラックスして、乗り場に向かう。
出発の紅葉谷駅から展望台のある獅子岩駅まで往復で1,800円。
小型のゴンドラを中腹の榧谷駅で大型に乗り換えて、展望台にたどり着くと、薄いミルク色がかった青空の下、瀬戸内海に浮かぶ島々が眼下に広がった。
こう言った光景は見た事がないので、興味に従って正解だった。
多少物足りない気もするが、眼福だったし戻ろうかな、と獅子岩駅に戻ると、傍に「弥山山頂」への掲示が。
小一時間で往復できるという。
ボルダリングを趣味にしてる割には登山はそれ程得意ではないので、アップダウンの多い山道は意外と応えるし、足を踏み外したらなどと思ってしまってちょっと怖い。
気をつけながら歩いていると、斜面のヘリと登山道を隔てるロープの外にある一枚の看板に目が留まった。
「平成17年9月6日の台風14号の土石流により、歩道が流出しました。立 入 禁 止」
弥山本堂までたどり着いて16:50分。
弥山山頂の展望台はもう間に合わない時間だし、折り返しの山道を焦って走りたくなかったので、すぐ傍にあった聖火堂で今度はやや自分に関する割合の高いお祈りをした後、獅子岩に引き返す事にする。
再びアップダウンの多い細道を歩くこと30分ほど、17:10、最終便には少し余裕を持って乗り場に到着した。
まだ数本あったものの、最終に近い大型ゴンドラは満員で、おそらくこういったすし詰めに慣れてない(いや、慣れているのもどうかという話だが)外国人が駅員に詰めて乗る事を促されていた。
こういう時に外国人と話す機会があったらどういうのがいいのか。
「Easy, japanese anybody love raid in crowded car.」
とでも言おうか。
外国人はジョークを求めている筈だという無意識の思い込みがあるのかもしれない。
降りのちょっと怖いくらいの絶景を見ながらロープウエーに揺られ、紅葉谷駅で降りる。
歩き通しでさすがに少し疲れていたので、すぐ近くのバス停から桟橋付近まで送迎してくれるバスに乗った。
もちろん満員だった。
大鳥居を見て帰るだけなので昼過ぎには帰って暇を持て余すかな、と考えていた宮島だが、行ってみると見所は多く、帰りのフェリーに向かう頃にはすっかり日も暮れている。
フェリー乗り場のある桟橋に向かう途中、夜の水面にライトアップされた大鳥居が朱に輝いていた。
時の流れに埋もれし 偉大なる汝の名において
我ここに 闇に誓わん
我等が前に立ち塞がりし すべての愚かなるものに
我と汝が力もて 等しく滅びを与えんことを
体は剣で出来ている
血潮は鉄で、心は硝子
幾たびの戦場を越えて不敗
ただの一度も敗走はなく
ただの一度も理解されない
彼の者は常に独り剣の丘で勝利に酔う
故にその生涯に意味はなく
その体は、きっと剣で出来ていた
湧き上がり・否定し・痺れ・瞬き・眠りを妨げる
絶えず自壊する泥の人形
結合せよ 反発せよ
地に満ち 己の無力を知れ
破道の九十 『黒棺』
カイザード アルザード
灰燼と化せ
七鍵守護神(ハーロ・イーン)
罪有りし者を死の灰に
天光満つる処に我は在り
黄泉の門開く処に汝在り
出でよ 神の雷
黒より黒く 闇より暗き漆黒に
我が深紅の混淆を望みたもう
無行の歪みとなりて現出せよ
踊れ踊れ踊れ
万象等しく灰塵に帰し 深淵より来たれ
エクスプロージョン