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はてなキーワード: 事実とは

2024-06-26

anond:20240615223307

石丸伸二市長成人式でのスピーチ

取り上げる漫画は「鬼滅の刃」です。

わかります

アニメ化されましたし、映画化もされました。

鬼滅ですね。

この中でめちゃくちゃいいシーンがあったと、言葉があったというのを、皆さんにこの機会を使ってお伝えします。

ちなみに鬼滅の刃はさすがにわかます
読んだことある?見たことある

鬼滅の刃を見たことも聞いたこともないっていう人います

大丈夫です?

なんとなくうっすらイメージありますか?

 

最初漫画読んでないひとに対して煽るような激しい口調でマウントをとったのは石丸市長

 

大半の新成人は「感動した」といっていたが、

市長はいいよな。漫画読む暇があって」と反発していた新成人いたことは事実

2024-06-25

万博会場のガス爆発騒動

どうせ根拠のない懸念を確定事項にしてしま

いつもの左翼仕草だと思って特に気にしてなかった

ただ今日仕事はあまりに暇すぎて創作増田ネタもなかったので

暇つぶしに調べてみたら元々最終処分場だった土地

地中にメタンガスの発生源が埋まってて

しかも実際に爆発事態は起きていた

「え?君ら科学的根拠事実に基づいて批判を展開する能力あったんだ!?!?!?!」ってびっくりした

それでも会場のガス爆発にたまたま遠足できていた小学生が巻き込まれ死ぬ確率より、

登校中にプリウスロケット食らう確率の方が高いだろうけど

ちょっとまりにも馬鹿にし過ぎていたなって反省している

anond:20240625164157

事実に基づかない誹謗中傷によって傷つけられた名誉や損害、人権侵害は後から返ってくるものじゃない」

ブクマカ刑事事件じゃないか推定無罪とか関係ない」

ブクマカアホ過ぎwwwww

刑事裁判じゃないから、松本人志を叩いていいと思ってるやつ頭悪過ぎるだろ

事実に基づかない誹謗中傷によって傷つけられた名誉や損害、人権侵害は後から返ってくるものじゃない

から刑事ですら有罪判決出るまで憶測で叩いちゃいけないよねって立場推定無罪だろ

お前らが逆の立場だったらって考えろよ

全く無罪問題刑事事件じゃないか憶測に基づいて好き放題叩きますって社会健全だと思うか?

これ、ついてる引用が多産DV認定一色で呆れる

今の時代結婚したくないのに結婚させられる女性など存在しないし、

既婚女性はその全てが自ら選んでそうしているという事実にも関わらず

「自らの意思で」「男と番って」「子供を産んだ」女性強者性を認めようとしないのはどうしてなのか。

結婚できている夫婦は,「選ばれし層」になっているってことだ」という事実をそのまま受け取らないのはどうしてなのか。

結婚できている夫婦が選ばれし層だって事は、結婚できている女は選ばれし女だって事だよ。

いつまでも貧乏の子沢山」イメージに引き摺られてるんじゃねーよ。

容姿の良さや実家の太さに恵まれて首尾よく適齢期に男と結婚できた勝ち組女が3人以上子供を産んで確実に自らの遺伝子を遺せているというデータを見て

結婚したいのに出来ない独身女性貧困に思いを馳せるのではなく

多産DVを受けた被害者として可哀想がる意識に呆れる。

舞田敏彦

@tmaita77

https://e-stat.go.jp/dbview?sid=0003412060

第3子以降を産む夫婦全国的に増えている。

結婚できている夫婦は,「選ばれし層」になっているってことだ。

少子化対策の的を外さないようにな。

https://x.com/tmaita77/status/1804092934360568307

アニメ響け! ユーフォニアムシリーズ感想(ネタバレあり)

正しさで殴りつけてくる麗奈めっちゃムカついてたので、(滝にフラれるとかして)コイツ1回ボコボコに心折られねーかなと思ってたら、自らの手で久美子をソリ落ちさせて死ぬほど凹むという、まさにそんな展開が飛んできたので麗奈を赦す気になれたの良かった(結論)。

 

色んな意味話題になったシリーズ第3期12話で久美子と滝は以下の会話をかわす。

久「先生にとって“理想の人”ってどういう人ですか」

滝「そうですね。正しい人でしょうか。本当の意味での正しさは、皆に平等ですから

滝「黄前さんは、どんな大人になりたいですか」

久「私は…。私も、そんな人になりたいです」

以下、アニメ響け! ユーフォニアムシリーズ感想を、物語提示した“正しさ”に沿って述べる。

 

正しさの暴力

正しさを他人押し付けとき、そこには暴力性が宿る。久美子と麗奈はむしろそれを行使してきた側で、実力が上だからという理由で3年生の中世古香織をソリから追い落としたことや、家庭の事情全国大会前に引退しようとしていた田中あすかを強引に引っ張り出したことは、まさにその典型だ。その時、久美子たちはまだ1年生で、責任を負わない立場から好き勝手やって良かったし、正しさで相手ねじ伏せることは快感を伴うので、作劇上それらはむしろ肯定的に扱われていた。ゆえに正しさの中に潜む暴力性はこれまで適切に隠蔽されていたのだが、3期になってブーメランとして返ってきたことで、その問題点が一気に噴出した。そして久美子と麗奈では反応が違った。

久美子は下級生を指導する過程で黄前相談所という二つ名を得るほど面倒見が良く、そして部長になったこともあって精神的に成熟し、融和的なスタンスを取るようになった。一方の麗奈はなんら変わることなく正しさの信奉者であった。ふたりとも「北宇治は実力至上主義」というイズムを共有していたし、強豪校から転校生である黒江真由が「(ソリを奪うことになるからオーディション辞退しようか?」と何度も何度も何度も本当にしつこく何度言ってきても久美子は「上手い人が吹くべき」というスタンスを一度も崩さなかった。

ただ、全国大会金賞を目指すべくオーディション大会ごとにしたことで緊張がずっと続いたことや、大幅に変わった編成への疑問、そして精神的支柱である久美子が本当にソリから陥落するに至って部の混乱はピークに達する。これに関しては仲の良い者の間でも意見が別れており、たとえば強豪校出身川島緑輝が「実力は同じなのだし、それだったら部が落ち着く方が」と久美子を支持する一方で、高校から吹奏楽を始めた加藤葉月は「それだとオーディションが成り立たない」という意見だった。葉月は本当に素人からスタートしており、3年生になってようやく大会メンバーに選ばれた。しかしだからオーディション肯定しているわけではなく、落ちていたとしてもおそらく同じことを言っただろう。彼女言葉は真っ直ぐで、積み重ねてきた努力に支えられていることは明白だった。一方の緑輝も、強豪校でやってきた経験から、おそらくは部の空気合奏に与える影響を理解しており、だから部がまとまることを重視していたのだと思われる。つまりどちらも「正しい」。しかしそうやって意見が分かれ、「正しさ」が衝突しあう只中で、久美子と麗奈袂を分かつ

久美子は、部の混乱を収めるには顧問の滝が編成の変更やオーディション結果に対する意図説明することでみんなが納得することだとしてその道を模索するが、しか麗奈は「そこに疑問を抱くと全てが崩れる。指導者の方針に従うのは大前提」と否定さらにはソリ落ちした直後の久美子に「自分努力不足を棚に上げて思い通りにならないってそんな言い訳文句が大半」という正論を浴びせ、「部長失格」の烙印を押す。

このシーンに対する感想を言わせてもらえれば、「安全地帯から正論ぶってんじゃねえよ麗奈ァアッッッ!」である。心底ムカついたね。

高坂麗奈サラブレッドトランペッターである。父がプロの奏者で、家に防音スタジオを作れる程度には裕福で、幼い頃から音楽指導も受けてきた。彼女学生離れした実力者で、当然のように大会メンバーはおろかソリストに選ばれる。環境けが彼女をそうしたとはもちろん言わない。それに見合うだけの努力をしてきたのだろう。だから彼女が「自分努力不足を棚に上げて指導者に楯突くなんて!」と言うのは“正しい”。目標全国大会金賞に設定したのは部員たちだし、それに向けて合奏を作り上げるという意味で滝の指導力に疑う余地はないのだから、従うのは当然。麗奈が言うことは常に“正しい”。そして久美子も視聴者も、その麗奈の“正しさ”に一度は与したはずである。“正しさ”でもって中世古香織を追い落とし、田中あすか大会に引きずり出し、劇的に描かれたそれらのシーンに感動してきたのだから。そこに潜む暴力性に気づこうともせず。だからいざその暴力性が自らに向けられたとき慌てふためくのは滑稽な話であるしか感情は偽れない。“正しさ”で殴りつけてくる麗奈はやっぱりムカつくのだ。そのムカつくという感情ベースにあることは認めつつ、その上で言いたい。正しさは万能薬じゃない、と。

麗奈の正しさは(構造的に)滝の影響を強く受けている。北宇治吹奏楽顧問の滝昇は若手ながら実力のある音楽指導者で、部員たちに「全国を目指す」か「楽しく過ごす部にする」かを選ばせた人物である。生徒の自主性を重んじると言えば聞こえはいいが、自分たちで選んだからには妥協を許さないという暴力性がそこにはある。確かに滝の指導力は本物で、北宇治はメキメキと実力をつけ、就任1年目にして全国大会進出するほどの成長を見せた。しかし実力が上がれば目標が上がる。目標が上がれば部員たちにより負荷が掛かる。そうして発生したのが関西大会直前に発生した部の混乱であり、滝にはそれを鎮める力もその気もなかった。それは合宿中のやり取りに現れている。

橋「上級生は耳にタコかもしれないけど、音を――」

滝「楽しむ、と書いて音楽、ですね」

橋「本当に分かってる?」

滝「(虚を突かれたような顔をした後)分かっていますよ」

場面としては関西大会直前の合宿で、部のピリピリした空気を感じ取った橋本(滝の音大時代からの友人で、北宇治の外部指導者)がジョークで和ませた後、軽く訓示しようとした時のことである橋本に言わせれば、音を楽しむことが音楽だと本当に分かっていれば、こんな空気放置しておくはずがない、といったところだろう。滝の、合奏を作り上げるという意味での実力は確かなのだろうが、その指導力が及ぶのは正しさが通用するところまでであり、それで解決できない問題にぶち当たったときは無力である。そして滝自身解決する気がない。ただの外部指導者に過ぎない橋本が一瞬にして感じ取った「ピリピリした空気」を滝はただの一度も解消しようとしなかったのだから。滝には解決する能力がなく、その気もない。滝に無理なのだからミニ滝にすぎない麗奈にはもっと無理である

そんな部のピリピリした空気を解消したのは久美子だった。思っていることを素直に打ち明け、解決したのだった。

「1年生も3年生も同じ土俵で競ってひとつ目標に向かえる宇治が好き」 「その北宇治で全国金を取りたい。でも届かなかった」 「何かを変える必要があって、だから大会ごとのオーディション形式にした」 「間違っていたとは思わないけど、でも戸惑わせたことも事実すみませんでした」と部長として謝ったあと、「納得できない人もいると思う。でも私は北宇治で全国金を取りたい」そう訴えた。「1年間みんなを見ていて思いました。こんなに練習してるのに上手くならないはずない。こんなに真剣に向き合ってるのに響かないはずない。北宇治なら出来る。私たちなら出来るはず」と。

この久美子の真剣な訴えが部員たちの心に響き、部は急速にひとつにまとまった。

さて、久美子は部長失格だっただろうか。その答えは言うまでもなく明らかで、失格なのは正しさを押し付けることしかできない顧問ドラムメジャーであろう。

このあと、久美子と麗奈は仲直りをするのだが、ハッキリ言って納得できるものでは到底なかった。久美子はあっさりと赦していたが、一視聴者としては、「ああ、麗奈を赦すことは絶対にできないな」と思った。物語としては、このあと黒江からソリを奪還し、全国大会金賞を取って大団円を迎えるだろうが、それはそれとして高坂麗奈というキャラクタを心底嫌いになったことだけは動かせないだろう、という結論に至り、そしてそうなるはずであった。

のだが、物語は急展開を迎える。

 

正々堂々と胸を張る、ということ

ここから原作改変としてすでに話題になっている、ユーフォニアムのソリ奏者を決める公開オーディションについて、私が受けた衝撃を述べる。ちなみに原作未読である

まず黒江真由というキャラについて。

久美子にとって憧れである田中あすかを思わせる銀のユーフォニアムを携えた強豪校から転校生で、実力は高い。つまり久美子を脅かすポジションを与えられたキャラなのだろう、ということはすぐに分かった。実際その通りの役回りで、「(私のせいで大会に出られなくなる人がでるからオーディション辞退しようか?」 「(ソリを奪うことになるからオーディション辞退しようか?」と本当にしつこいぐらい繰り返し久美子に訊ねるうっとうしいキャラでもあった。それはさておき実力は本物で、いち早く警戒感を露わにした麗奈は、当初「久美子の方が上手い」と言っていたのに、途中から「久美子の方が好き」とトーンダウン。さらにソリの練習に久美子を付き合わせて「私は全国も久美子と吹くつもりでいるから」と激励している。しか関西大会でソリの座から久美子は陥落する。その際、麗奈は「やっぱり…」という表情を見せるため、滝の求める音を出せるという点で、黒江は明らかに上だったと思われる。

ただこの段階でのソリ落ちは明らかにそういう流れであったし、物語的には全国大会でソリ奪還して金賞の方が盛り上がるため衝撃は全くなかった。物語がそのラインに乗ったことで、そうなることはもはや確定的に明らかだとさえ思った。

次にユーフォニアムソリオーディションについて。

関西大会は滝の一存で決まったが、全国大会は甲乙つけがたいとの判断で、部員投票による公開オーディションをすることが決まった。2年前、当時1年生だった麗奈と3年の中世古が競い合ったアレのリフレインであるしかし当時と違ったのは、奏者を幔幕で隠し、音だけで判断してもらうということ。奏者は視聴者にも隠されており、これには第四の壁みを感じた。つまり視聴者であるあなたたちも、音だけで判断してくださいね、という制作者たちの声が聞こえたのである

からじっくりと、真剣に聴いた。

音楽素養は0で、細かいことなんて何も分からないが、確かにつの音は違った。

1番目の奏者は音が小さく、2番目の奏者は大きく聞こえた。自分部員なら2番目に投票しようと思った。

投票シーンに移り、2番目の奏者には緑輝、塚本、奏の手が上がる。やはり2番目が久美子だったんだと確信した。同時に勝利確信した。しかし同票であるという。

滝「奇数のはずですが…」

麗「私が、まだです」

滝「そうでしたか。決まりましたか

ここで2年前のトランペットソリオーディションの回想が入る。「裏切らない?」 「もしも裏切ったら、殺していい」のやつである。そして――

麗「……1番です」

??????????????

???????????????????????????

え、ちょ、待って。2番が久美子やろ、1番????????????

滝「分かりました。では1番の方は、前へ」

黒江の脚が前に出て、麗奈の顔がくしゃりと歪む。久美子が目を伏せる。

マジかよなんだこれふざけんなよ。

客席からざわめきが広がり、部員たちの困惑した表情が映される。

また正しさの暴力かよ! 誰が得するんだよ、この展開!

困惑と怒りの感情でないまぜになったが、まっさきに動いた久美子の言葉に背筋が伸びた。

久「これが! 今の北宇治ベストメンバーです! ここにいる全員で決めた、言い逃れのできない最強メンバーです! これで全国へ行きましょう。そして、一致団結して! 必ず金を! 全国大会金賞を、取りましょう!」

3年間やってきたことがある意味で潰えた直後にこれを言える久美子は本当に立派だと思ったが、脱力した。訳が分からないと思った。

呆然としたまま画面を見続ける。

場面は進んで行き、久美子が麗奈を探している。しかし先に帰ったという。大吉山で待ってるというラインの画面が映され、登りきった先にいた麗奈背中で泣いていた。

それを見た瞬間、(上から申し訳ないが)「赦せる」と思った。麗奈は分かってて久美子に引導を渡したんだと理解し、麗奈に対する怒りが氷解した。

正しさは暴力性を孕む。しかしその正しさが自らに向かうときのみフェアネスになる。日本語に直すなら公正さだが、ここは敢えて“正々堂々”という言葉を使いたい。

麗奈黒江を選んだんじゃない。久美子より音楽を取ったんでもない。久美子との約束を果たしたのだ。

2年前。中世古香織をソリから追い落としたとき、そうけしかけたのは久美子だった。麗奈は「裏切らない?」と聞き、「もしも裏切ったら、殺していい」と久美子は答えた。ここで彼女が言いたかったのは、「自分音楽に正直であれ」ということだったろう。そういうセリフがあるわけじゃない。しかし含意は明らかなように思われる。迷いを振り切った麗奈は実力を発揮し、ソリの座につく。

麗奈はその時の同じように、正々堂々と、胸を張った。

たとえそれが自らの心臓に刃を突き立てるほど辛いことであっても。

久美子は音大に行かない。公式大会でソリを吹くチャンスは最後だろう。海外音大留学する麗奈からすれば、肩を並べて吹ける最後のチャンスでもある。

でもそれを分かった上で、どちらが久美子でどちらが黒江か分かった上で、久美子を切って捨て、そのかわりに約束を、果たしたのだ。

久美子は言った。「私は、それが何よりうれしい。それを誇らしいと思う自分に胸を張りたい」

もし仮に、麗奈が久美子との約束ではなく、久美子を選んでいたら。麗奈はもちろんのこと、久美子も胸を張れなかったはずだ。最後全国大会で一緒にソリを吹けたかもしれない。高校時代のいい思い出として残せたかもしれない。しかしあのときかわした約束裏切り、その時の自分たちを殺すことになる。だから“正しさ”に傷つくことが分かっていても、麗奈は己を曲げなかったし、久美子はそんな麗奈を誇りに思うと胸を張ったのだ。

原作改変で賛否両論の展開であるが、私にとってはアニメ響け! ユーフォニアム』が描いてきた物語の結末として、これ以上のものはないし、これ以外のものもないように思われる。私は私の感想が正しいとは思っていない。久美子と麗奈がソリを務める全国大会が見たかったし、今もまだ見たい。久美子がソリを吹けないなんて嘘だろう、とまだ思っている。だから原作改変に怒っている人たちを否定する気には一切なれない。それもまたひとつのあり方だと思う。でもだからこそ、正々堂々と胸を張る道を選んだ久美子と麗奈を、いち視聴者として誇りに思う。

 

余談。滝は「どちらも充分ソリが務まると考えています」と言って部員投票に委ねたが、ある意味で嘘だろうと思う。というのは久美子と黒江の音に明確な違いがあったからだ。どちらが上か下は分からない。でも違いがあった。久美子の音は大きく、黒江は小さかった。麗奈が選んだ今なら分かる。久美子のユーフォニアムは主張が強かった、ということなのだろう。あくまユーフォニアムは影だ。スポットライトがあたるべきはトランペットであって、黒江ユーフォニアムは影に徹することでペットを際立たせる演奏だった(黒江楽譜には「支える!」という書き込みが何度も現れる)。合奏で求められるのは、つまり滝が求める音を出せたのは黒江だった。

ではなぜ滝はソリオーディションを開いたのか。責任を投げたとは思わない。頑張ってきた久美子にチャンスを上げたとも思わない。本人が述べているように、久美子が部員からの信頼篤き部長であるがゆえに、部がまとまるにはそれが最善と考えたのだろう。

「私は、今の北宇治を高められるところまで高めたと、自負しています」。つまり本当に、久美子と黒江で大きな差はないのだ。どちらで臨んでも、金に届きうる。そのために必要なのはしろ部のまとまり。そういうことなんだろうと思う。

 

余談その2。12話の放送直後、シナリオライター原作改変を主導したのは自分だと告白していた。

https://x.com/oitan125/status/1804807383018795391

賛否両論になるのは間違いなかったから、その責任を一手に引き受ける、とそういうことだろう。アニメの中で、麗奈がやったのと同じ立ち回りである。これが正しい結末だと、原作を改変してまでそれを押し付けた。しかし同時にそれに納得のいかない視聴者からボコボコにされることを引き受けた。正々堂々と、胸を張ったのだ。いち視聴者として、制作スタッフ決断とそれを支持した原作者を誇りに思いたい。

 

余談その3。いろいろ台無しになるけど、それでも久美子がソリを吹く劇場版、待ってます

今年の4歳世代牡馬が弱い論争の結論

競馬の話

今回の宝塚記念をもって一応決着したと思う

まとめていきたい

2歳戦から評価

2歳戦からドルチェモア、ファントムシーフあたりが安定感を示しており、ドゥラエレーデが衝撃の勝利

しかし、3歳になってドルチェモアは大不振、ドゥラエレーデはダート路線に行ったので、残ったのはファントムシーフのみ

今になって思うと2歳から強く今も一線で走ってる馬がいないのがよくわかり、晩成なのかも、とは思わせる

皐月賞

皐月賞からソールオリエンス、タスティエーラ、ファントムシーフが結果を出した

ファントムシーフは2歳戦に続いて結果を出した唯一の馬となった

しかし不良馬場だったため、全体的には評価が難しい一戦となった

ダービー

ダービーではソールオリエンス、タスティエーラ、ハーツコンチェルト、ベラジオオペラノッキングポイントが結果を出した

ソールオリエンス、タスティエーラは皐月賞に続き結果を出し、この世代では抜けた存在であると捉えられる

ファントムシーフは底が見えた形となった

ラジオオペラは当時から素質は評価されていたが、難しさがある馬として扱われていた記憶がある

ハーツコンチェルトノッキングポイントは素質馬として知られていたが、ようやく花開いた形

競馬

しかし、オークスよりも遅いタイム本来東京2400に向かなそうな血統の馬の勝ちに対して、疑問を持った方も多かった

世代レベルに疑問が付いた最初は、このダービーだろう

しかし、ダービー5着のノッキングポイントが夏の古馬戦の重賞新潟記念で勝ち、ホープフル2着皐月賞ダービー掲示板外だったトップナイフ札幌記念で2着になることで、この世代は強いというイメージを持った人もいた

軽斤量の夏競馬で結果が出ていたのも事実なのだ

菊花賞

神戸新聞杯セントライト記念では、ソールオリエンスをやぶったレーベンスティールが一躍有名になったのだけが大事情報

菊花賞ではドレッツァが勝ち、春クラシックで結果を出したタスティエーラ、ソールオリエンスが2、3着

この時点で、タスティエーラ、ソールオリエンスの2頭は世代最強の評価を盤石なものとする

ドゥレッツァはそれを上回ったが、長距離専用かどうかの評価が保留となる

クラシックでの評価まとめ

結果的に、クラシックまででわかったこ世代序列は、

タスティエーラ、ソールオリエンス、ドレッツァ、レーベンスティールが4強で、その下に

ハーツコンチェルトノッキングポイント、ベラジオオペラトップナイフ、またはサトノグランツ、サヴォーナあたりがいるように見えた、というのが多くの人の評価だろう

有馬記念

菊花賞経由の3歳馬が年末有馬記念で好走するのはよくあるパターン

期待はされたものの、タスティエーラ、ソールオリエンスともども有馬記念では6着と8着

世代トップの馬がこれでは厳しいぞ、実際あのダービー疑問だったもんな、という空気が一気に噴出した

金鯱賞

しかし、状態が上がらない中でも2000のスペシャリストプログノーシスの2着となったドレッツァは信頼がおかれ、菊花賞での勝ち、綺麗な馬柱によって、世代最強はドゥレッツァ説がここで持ちあがる

大阪杯

古馬G1大阪杯でもタスティエーラ、ソールオリエンスともに大敗

ドレッツァ以外の4歳世代牡馬は弱い、という説が完全に定着する

しかし、大阪杯を勝ったのはベラジオオペラで同じく4歳世代だった

ただこのレースにはドウデゥースやスターズオンアースなどのわかりやす強敵が出ておらず、僅差での勝利だったため、それを評価する人は少なかった

一線級はドバイに行ってたからね

4歳牡馬が弱いんじゃない、4歳クラシックホースが弱い、という説もここからささやかれだす

天皇賞

続く春の天皇賞

ドウレッツァは抜けた2強の一角として大きな支持を集めたが大敗

タスティエーラも見どころなく大敗

最後の砦に見えていたドウレッツァの敗戦により、このレースから4歳世代牡馬最弱説は確定的に共有され始める

本当はドウレッツァは菊花賞後に体調が戻らず、レース後にも骨折があったため、このレース結果からドゥレッツァの強さに疑問を持つ必要はないと考えている

タスティエーラはだめっぽい

ハーツコンチェルトの3勝クラス連敗

ダービー3着のハーツコンチェルト自己条件に戻り、ダービーと同条件の東京2400で、3勝クラスに出走する

鞍上もモレイラ

確勝ムードが漂う中まさか敗戦

しかも連敗

あのダービーって3勝クラス程度なの?という、もはや悲しい気持ちが漂い始める

レーベンスティール復活

が、エプソムカップで59キロの最重量ハンデを背負ったレーベンスティールが、後続を2馬身突き放す勝利

俺たちのレーベンスティールはやってくれた

世代論争に大きな一石を投じることとなる

宝塚記念

現役最強クラスのドウデュースジャスティパレスが出走する、レベルに疑問のつけようがないグランプリ

大雨の影響もあったが、ベラジオオペラ大阪杯に続き馬券内を確保、重馬場の鬼ソールオリエンスが2着に差し込んだ

ソールオリエンスはおおいに馬場を味方につけた影響は大きかっただろう

が、ベラジオオペラは間違いなく力があった

馬場マイナスにならない程度の適性で、ソールオリエンスやブローザホーンほど、重馬場を味方にするわけではない

しかし、自在性があり立ち回りが上手く、元々の走力を生かし切れるように成長していたことが証明された

そうでなくてはG1で1着3着と連続で好走することはない

ラジオオペラは疑いようのないG1馬だったのだが、大阪杯では正当に評価されていなかったと言えるだろう

結論

ラジオオペラ、ドゥレッツァ、レーベンスティールは強い

4歳世代牡馬で、ベラジオオペラは他の世代と遜色ないレベルG1馬と言える

現時点で世代最強

ドゥレッツァは評価を下げてしまったが、万全の体調で出てくれば一線級の力はあるはず

まだまだ底は見えていない

レーベンスティールソールオリエンスを破っただけの力はある

まだG1を勝てていないが、軽視できることはないだろう

ソールオリエンスは重馬場巧者っぷりは現役屈指で、そうなればG1でも期待できる

あとは、ちょっと能力差が開くかも

タスティエーラは能力自体はあるはずなんだけど、もはや走る気があんまりいかもしれないから、G1で買える馬じゃない

ノッキングポイントハーツコンチェルトは、現時点では大きいレースで期待できない

サヴォーナ、サトノグランツも重賞馬券内は、よほど好走しないと入れない

晩成型の成長には期待

anond:20240625090534

予防線?何言ってんの?予防線なんか張ってないけど。単に事実を述べてるだけだよ。

まず、編集者承認があることが「単著」としての価値保証するって言うけど、それって商業的な判断に過ぎないよね。内容の正確性とか学術的な価値保証するものじゃないんだよ。編集者は売れるかどうかを見るだけ。

次に、「誰かに請われて作った本」と「持ち込んだ企画」を同一視するのはおかしいよね。持ち込み企画は作者自身が発案しているんだから、「誰かに請われて」作った本とは根本的に違うよ。出版社承認して出版するからと言って、持ち込み企画同人誌本質的に違うわけじゃない。

持ち込み出版はケースバイケースで、自費出版に近いこともあるよ。だから商業出版からと言って必ずしも高い価値があるとは限らないんだよ。

それに、同人誌を軽視してるけど、同人誌作家だって膨大な時間と労力をかけて質の高い作品を作ってるんだ。プロ編集者が関わらないか価値が低いって言うのは、創作活動多様性無視した見方だよ。

から商業出版同人誌価値を一概に比較するのは難しいし、各々の創作物が持つ独自価値尊重するべきだと思うけどね。

anond:20240625110813

下記のプレスリリース意味はいまだによくわからないけど

情報漏洩に関しては調査中です。なお、個人情報クレジットカード情報などの漏洩は現時点では確認されておりませんが、引き続き調査を進めてまいります

↑ そっか漏洩しなかったんだ

 

>また、個人情報保護委員会に本件を報告済みです。

↑ ⁉️

 

個人情報漏洩してるなら 委員会への報告だけじゃなくて、本人への通知も義務からねぇ

プレスリリースから、本人への漏洩事実の通知は読み取れないよね?

 

なので、こんなとんでもない虚偽の報道ちゃんと会見開いて否定しないとダメだぞ

 

𝕏が乗っとられた報道のせいだーとか、数分だから乗っ取られてもセーフとか、やってる場合じゃあないのよ

情報漏洩は現時点は確認されていないので、事実無根です』ってはよ発表して自分とこのユーザー安心させなさいよ

anond:20240625102710

いや単なる事実から

はてなブログ医者経営者がいるのもまだ勝間和代がいるのもね

 

というか、はてなblogには、凄すぎて参考にならないけど襟は正したくなるめっちゃエリートがいるしまだいるぞ

底辺なのははてブですね

 

増田は、はてなブログはてブ中間くらい、まぁ5chくらいじゃないの?

考え整理と日記ツッコミ入ったら嬉しいなって増田で書いてるが、

はてなブログエリートみたいなのが増田民の標準だったら、匿名でもこんな頭わるな日記は書かないですね

取り繕ったこと書く→面倒になってやめるだったと思う

報道が出る前のKADOKAWA株価なら下がらないのわかるが、まさかちょっと上がる

これ、IP別に消えないし・・・とか、べつに出版大手でなくなるわけじゃないし・・・とか、

エルデガー(フロムガー)とかそういう次元じゃないと思うんだけどな

 

相撲でもしてんのかしらね

 

それはともかく事実無根と早く会見した方がいいぞ

下記のプレスリリース意味はいまだによくわからないけど

情報漏洩に関しては調査中です。なお、個人情報クレジットカード情報などの漏洩は現時点では確認されておりませんが、引き続き調査を進めてまいります

↑ そっか漏洩しなかったんだ

 

>また、個人情報保護委員会に本件を報告済みです。

↑ ⁉️

 

個人情報漏洩してるなら 委員会への報告だけじゃなくて、本人への通知も義務からねぇ

プレスリリースから、本人への漏洩事実の通知は読み取れないよね?

 

なので、こんなとんでもない虚偽の報道ちゃんと会見開いて否定しないとダメだぞ

 

𝕏が乗っとられた報道のせいだーとか、数分だから乗っ取られてもセーフとか、やってる場合じゃあないのよ

情報漏洩は現時点は確認されていないので、事実無根です』ってはよ発表して自分とこのユーザー安心させなさいよ

anond:20240622214243

大卒女が「女は結婚で辞めるし、辞めなくても妊娠出産で戦力にならない」とろくな就職先がなかったのは氷河期世代までずっと続いていた(なんなら今だってある)。20世紀末にその風潮が一度なくなったなんて事実はない。

少子化まじやべーぞってなって産休取得が推進され、産休明け女性職場復帰がまともにできるようになったのはここ8年くらいの話(保育園日本死ねがなかったらこれもどうだったか)。これも、夫婦共働きじゃないとましな生活ができないくら給料が安くなったせいなんだけど。

昭和やべーみたいに馬鹿にするけど戦後昭和価値観ほとんどが平成の間もずっと支配的だった。

anond:20240624234157

KADOKAWAハッカーに対して身代金を支払っていない」も事実ではない(正確には事実かどうかまだ第三者にはわからん)ので擁護してる人間もおるやろがい

anond:20240625001430

内容を言え内容を

矛盾の内容を聞いているのに「指摘しましたー」で終わらせたがってるの、超絶むなしいよ

矛盾ってことは、事実乖離している部分が存在していることを意味する

なら、事実は何で元増田はそれとどう違うのかを書けばすべて問題ない

君は「矛盾を指摘したのに気づけない~」と言っているが、俺の話がホラかどうかっていうなら、俺自身経験なんだからホラではないとしか言いようがない

逆に俺が全てうそをついている場合、その嘘偽りを君が指摘して初めて俺がウソつきとわかる

君が具体的に指摘できない以上、俺の話に何も矛盾なんて生じていない

君がやってるのは、嘘かどうかわからないけどとりあえず相手が嘘をついている前提でカマかけてるだけ

君は何にも考えずに煽ってればいずれ尻尾を出すと感じているから、何にも答える必要がないだけ

ならこの話は終了じゃないか

「100億失敗増田」と特定ユーザーからストーカーされている者です

売上が100億を超えたことがあるという事実開陳して叩かれた者です

さて「ML失敗増田」「100億失敗増田」というワードを使って私に嫌がらせするユーザーがいるようですね

ML失敗増田」と呼ばれるに至る原因となる投稿が見つかりませんでしたが、100億増田であることは確かです

しかも何も「失敗」していません。100億以上の売上を達成したことがあるのは事実なのです

このユーザーは、繰り返し「100億失敗増田」というワードを使うことで嫌がらせしてきますが、目的が全くわかりません

私の何が気に入らなかったのでしょうか

2024-06-24

元になってるデータ問題があるのに、便利だからって絵師が生成AIに手を出すの

チョコレートとかの嗜好品を、遠い国での搾取から成り立ってるっていう事実に目を背けつつ消費する構図みたいで

グロくてダサくてやるせないわ

かわんご

https://togetter.com/li/2389904

"僕らも犯罪者グループの手の内がどこまで残っているかも正確にはわかっていません。"

要はこの期に及んで犯人は「KADOKAWA情報を盗めていなかったかも」という奇跡ベットしてるってこと?

なんか寝言みたいなこと言ってるなと言う感想

いちいちヒステリックNews Picksに反応しているは記事の内容が本当であること、KADOKAWAドワンゴの失態がさらされることへの拒否感として見ることしかできないかな。

このかわんごさんのイミフ言動への解釈に付いて、面白い説がいくつかありましたな。

この辺の説は面白かった。とにかくかわんごさんは普段からわけわからんこと喚くことも多かったけど、今回のは更に何言ってるのかわからん

文脈を共有してないんだから他人が見てもわからんのかもしれんが、文脈を共有してない他人がみるSNSで発信してることは意識しろという感じ。

まぁN億円の被害に合ってて脅されてる状況ではパニックになってるだけの可能性が高いのかな。

被害であることには限らんからKADOKAWAあんまり勢いよくボコボコに叩きたくはないが。

角川ー聞いてるかー。

相手の手の内がどうのこうの言ってないで、最悪の事態でのユーザー個人情報流出情報を公開しろ。そしたらこっちだって自分対処方法を考えるわ。電話変更引っ越しとかな。流出事実確認できていませんとか濁してんじゃねーよ。

あとダミーデータをダークウェブにばらまいてデータ希釈するくらいしろや。お前んとこがおもらししとるやぞ。ケツの穴閉めて気合いれて働かんかいボケ

KADOKAWAハッカーに対して身代金を支払った」は事実ではない、よね?

なんかこれが事実って前提でKADOKAWA叩き記事書いてる人結構いるけどさ

NewsPicksとか読んでないから何書いてあったか知らないけどさ

周辺ツイートとかブコメとか拾った感じ、「ハッカーが『KADOKAWA身代金を支払った』と主張していることがわかった」って内容ではないの?

それって「KADOKAWA身代金を支払った事実がわかった」とはイコールではないよね?

ハッカーブラフ脅迫としてそういう嘘つく可能性っていくらでもあると思うし、

現状KADOKAWA否定見解を出していないことだって

「一部の正誤を明言すると明言できない箇所の正誤も間接的に答えることになってしまうから全部ぼかすしかない」

「現状ハッカーから要求には無回答でのらりくらり交渉しているのに公の場で否定してしまったら支払い意思なしとみなされて次の攻撃をされる可能性がある」

とかも考えられるから、「無回答ってことは事実と認めているのと同義である」は早合点では?

もちろんKADOKAWAが初手ミスって被害を大きくしている可能性を否定する材料もないけどさ、叩ける証拠もなくね?

それとも有料記事内で「僕が支払いました」とか明言してたりする?

詳しい人教えて

永田町経済学

1. 原始ケインジアン

永田町経済理論をきちんと理解している政治家は少ない。

政治家の間で経済理論として認識されているのは、景気対策財政拡大により公共投資をふやせばよい、という原始ケインジアン理論程度であろう。

これから政治家官僚もしっかり経済理論を身につけることが求められる。特にマンデル・フレミング理論理解しておけば有用だろう。

マンデル・フレミング理論とは簡単に言えば、変動相場制の下では、財政政策無効だが、金融政策有効であるという理論である

このマンデル・フレミング理論に従えば、金融緩和を行ってマネタリーベースを大幅に増やすことが景気対策として有効である


2. 日本市場の閉鎖性と貿易黒字

日本貿易黒字日本市場の閉鎖性によるものであり、したがって貿易黒字解消のためには市場を開放せよ、という主張が一時期、アメリカ議員などからなされた。

しかしこの主張は誤りである。なぜなら市場の閉鎖性と貿易黒字無関係からだ。

貿易黒字は貯蓄・投資バランスISバランス)によるものである

貯蓄・投資バランスとは、S(貯蓄)-I(投資)=X(輸出)-M(輸入)という恒等式説明される。

このISバランスが多くのアメリカ日本議員理解されていない。


3. インフレ・ターゲティング

デフレ金融現象である、という事実が多くの人に受け入れられていない。

さら名目金利と実質金利混同した議論も多い。

そのため、デフレ中国から安価製品が輸入されているからだという輸入デフレ説や、物価の下落は生産性の向上によるという生産性向上説などの誤った議論がなされている。

デフレ需要不足が原因である

そこでデフレ克服のためには日本銀行が物価安定の数値目標を定め、その目標を達成するように金融政策を行うと宣言するインフレ・ターゲティングを行い、期待インフレ率を安定化させるべきだろう。


4. 結論

経済理論的発想を持つ永田町政治家は極めて少ない。

これは由々しき事態である

これから政治家官僚も)はきちんと経済理論を身に付け、それを現実政策課題に応用できるようになることが求められるだろう。



質疑応答

Q. どうすれば政治の場で経済理論を身につけた理論家を増やすことができるか。

A. 選挙お金がかかる。選挙に強い人がしっかり理論を身につけてくれるのが望ましいが、大学できちんと理論を学んだ人のなかで資金に余裕のある人が選挙に出てくれたらよいだろう。

Q. 日々政治活動で忙しいなかで、どのようにして経済理論キャッチアップしているのか。

A. 手っ取り早い方法は、大学教授などの専門家と友人になり、その人達から直接教わったり、著作などを読んだりすることだろう。また理論を身につけるためには、きちんとした問題意識を持って勉強することが大切だ。

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