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2021-12-31

あなたの体に、両親の血は1滴も入っていない」

これこそネットの力が発揮すると思うけどな。

https://nordot.app/844522079794642944?c=39546741839462401

墨田産院の跡地周辺を歩く江蔵智さん=東京都墨田

 下町の風情を残す東京都墨田区の住宅街を、60代ぐらいの男性を探して訪ね歩く人がいる。江蔵智さん(63)だ。生まれた直後、産院のミスで別の赤ちゃんと取り違えられ、そのまま育てられた。両親と血のつながりがないという衝撃の事実を知ったのは約17年前。そこから独りで膨大な行政資料を調べ、取り違えられた可能性のある家庭を1軒1軒回り、生みの親と、自分を育ててくれた両親の本当の息子を探し続けている。(共同通信=典略健佑)

 ▽取り違えの発端

 日本高度経済成長へと歩みつつあった1958年4月10日、都立墨田産院で男の子が生まれた。この子を仮にAさんと呼ぶ。前後して同じ産院で生まれたのが江蔵さんだった。

 

赤ちゃんのころの江蔵さん

産院では通常、母親は1日2回ほど、授乳の際に新生児室のわが子と顔を合わせる。ただ、Aさんの母は母乳が少なく、看護師が代わりにミルクを与えていたたため、わが子の顔を見る機会はほぼなかったという。

 出産から4日ほどたった頃、看護師が「へその緒が取れた」としてAさんの母の元に連れてきたのが、江蔵さんだった。「取り違え」の発端だったとみられる。

 Aさんの母も父も江蔵さんをわが子と信じ、そのまま退院した。父は名前を「智」と決め、出生届墨田区役所に提出。長男として育てられ、その後に生まれた弟と共に台東区暮らした。

 ▽「家族の誰とも似ていない」

 「巨人の王や長嶋に憧れた野球少年で、やんちゃ子どもでした。でも、父とはそりが合わなかった」。江蔵さんがおだやかな口調で幼少期を振り返る。父は都電運転手。厳格な面がある一方で気性が荒くなる時もあり、物心ついた頃から対立した。

 お盆正月に親戚の子どもが集まると、大人たちに「おまえは家族の誰とも顔が似ていない」とよく言われた。江蔵さんにとっては、今も忘れられない言葉だ。「確かに自分だけ顔立ちが違うな」と幼心に思ったが、それ以上深く考えることはなかった。

 中学卒業後は家を出て、浅草おしぼり店で住み込みをして働いた。その後は建設作業員やトラック運転手貿易関係など仕事転々としたが、時代高度経済成長期のまっただ中。食いぶちには困らなかった。

育ててくれた父親(右)と子どもの頃の江蔵さん

 10代の頃からモータースポーツが大好きで、車のレースにも参加していた。好きが高じて30代で中古車流通関連の会社設立仕事に明け暮れ、両親と会う機会も少なくなっていった。

 ▽親子としてはありえない血液型

 転機は1997年、39歳の時だ。病院嫌いだった母が体調を崩し、初めて血液型検査を受けてB型と判明した。父はO型で江蔵さんはA型。親子では考えられない組み合わせだ。念のため他の病院でも検査したが結果は同じだった。

 「ありえないよな」。江蔵さんの問い掛けに、両親も訳が分からないといった表情を浮かべた。当時はまだDNA型鑑定は一般的ではない。鑑定機関に問い合わせたが「300万円かかる」と言われた。その頃見た新聞には「実の親子でも、遺伝子上の原因で血液型が合わない場合がある」という内容の記事が載っていた。

 約7年後の2004年、福岡市仕事拠点を移した江蔵さんは、かかりつけのクリニックで家族血液型について話した。すると話を伝え聞いた九州大法医学者が「研究のため調べたい」と持ち掛けてきた。DNA型鑑定も無料ですると言われ、両親と血液提供した。

 ▽「あの看護婦かしら」

 約2週間後に会った法医学者は、おもむろにこう語った。

 「あなたの体に、両親の血は1滴も入っていません」 

 衝撃を受け、すぐに母に電話で伝えた。電話口で母は「えーっ」と言ってしばらく絶句した後、こんな言葉を口にした。「あの看護婦かしら…」

 母が語った話はこうだ。墨田産院では当時、沐浴などで新生児を運ぶ際、看護師がかごに入れて頻繁に移動させていた。ただ、母から見た産院は明らかな人手不足。どこかで取り違えが起きていてもおかしくはない―。母の話を聞きながら、江蔵さんは頭が真っ白になったという。

 すぐに真相を確かめようと思ったが、都立墨田産院は15年以上前に閉院していた。東京都担当部署電話し、対応を求めたが拒まれたという。墨田区役所や法務局も訪れたが、らちが明かない。江蔵さんと両親は、都に実親の調査損害賠償を求める訴訟東京地裁に起こした。

育ててくれた母親(左)と子どもの頃の江蔵さん(中央

 ▽「過失は重大。人生を狂わされた」

 05年の地裁判決は「真実の親や子を見いだすため、手を尽くしたいとの心情は察して余りある」と理解を示した一方で「請求権消滅する除斥期間(20年)を既に経過している」として訴えを退けた。

 江蔵さんは控訴。すると06年の東京高裁判決正反対結論を導く。「時効は成立していない。過失は重大で、人生を狂わされた」として都に計2000万円の賠償を命じた。都は上告せず、判決は確定した。

 上告しなかった理由について、当時の石原慎太郎都知事は「本当に痛ましい話で、総合的に判断した」と述べたものの、江蔵さんが求めた出生情報の開示については「(取り違えられた)相手方人生にもかかわる。行政としてできることに限りがある」と、事実上の拒絶をした。

 ▽60人の候補者、誰ひとり拒まず

 それでも諦めるわけにはいかない。江蔵さんはその頃、既に自力で生みの親を探し始めていた。自宅がある福岡市から時間を見つけては飛行機東京に通い、墨田区役所で住民基本台帳を閲覧し続けた。区の住人は当時約33万人。そこから自分と生年月日が近い人の氏名と住所をメモした。

 半年ほどかけ、約100人ピックアップし、レンタカーで1軒ずつ回り始めた。事情を伝えた上で「血液型だけでも教えてほしい」とお願いすると、見知らぬ人の突然の訪問にもかかわらず、誰ひとり江蔵さんの調査を拒まなかった。

 反対に「俺も同じ立場なら一生懸命探すかもしれない」「会えることを願ってます」と言われ、励まされた。60~70人分を調べたが、該当する人はいなかった。

 

墨田区が開示した「戸籍受付帳」。個人情報の部分は黒塗り

 ただ、住民基本台帳には限界がある。新たな転入者の情報は随時追加される一方で、転出者の情報は削除されてしまうためだ。江蔵さんが探し始めるまでの四十数年間に転出した可能性は、低いとは言えない。

 ▽該当者は黒塗り100人の中に

 頼みの綱は、墨田区が保管している「戸籍受付帳」だ。自分の生年月日に近い戸籍受付帳を開示するよう請求したが、区はプライバシー理由に、個人情報を黒塗りした上で開示した。それでも、黒塗りされた該当者の人数は分かる。約100人。彼らの戸籍情報さえ分かればたどり着けるはず。江蔵さんはもう一度司法の力を求めることにした。今年11月、都に実親の調査を求める訴訟東京地裁に再び起こした。

 育ててくれた父は、約5年前に他界した。折り合いの悪かった父は常々、実親を探し続ける江蔵さんを見かねて「今更、もういいんじゃないか」と言っていた。だが、死期が近づいた頃には「まだ見つからないのか」と気に掛けるようなことも言ってくれた。

 ▽「産んだ子どもに会えるなら、遠くからでも」

 

東京都に実親の調査を求める訴訟を起こし、記者会見する江蔵さん=11月5日、東京都

 その父と自分の間に立ち、陰ながら調査を見守ってくれた母(89)は、苦しい胸の内を最初訴訟に提出した陳述書で明かしている。

 「私も生んだ子どもがどうなっているか、見届けたいし、会いたいです。でも見るだけで、声はかけられないと思います。向こうの気持ちもあるでしょうから。会えるものなら、遠くからでも見てみたいです。その気持ちには変わりありません」

 母は今、認知症を患い高齢者施設にいる。江蔵さんが語り掛けると、にこやかな顔を見せるが、会話の内容はもう理解できていないという。

 「せめて一目でも生みの親に会いたい。取り違えは東京都責任なのに、なぜ協力してくれないのか。もし判明しても、相手側に面会を拒まれるのなら諦めます。でも、調査さえしないのはおかしいと思いませんか」

 江蔵さんの闘いは終わらない。現在は幼少期に墨田区内にあった小中学校の卒業アルバムや住所録を集め、地道な調査を続けている。

2021-10-24

anond:20211019222230

バイク文化モータースポーツ文化メジャーではなくなっていることも薄っすらと関係していると思う。

バイクモータースポーツというものがカッコいい!、と認識されている時代には

ヘルメット=カッコいい!みたいな感覚があったのだと思う。

そういう下地があるとアニメの中でアイテムとして出しやすいのだろう。

2021-10-15

anond:20211015005823

グランツーリスモでは日本人活躍してるんだっけか?

GT SPORTFIA公認大会日本ラウンドで日本人選手が優勝! 山内一典プロデューサーに今年大きな盛り上がりを見せているeモータースポーツの現状を聞く

https://www.famitsu.com/news/201910/29185882.html

しかし改めて考えると、結構タイトルジャンル日本人は結果を残している。

世界的に有名なMOBAFPS、この2大ジャンルの印象が強すぎるから

MOBAFPS日本は弱い=日本eスポーツ後進国」って図式が出来上がるんだろう。

中には「海外産のゲームが不人気=eスポーツ後進国」みたいな考え方する奴もいるし。

2021-10-07

車好きやモータースポーツ好きは爆音が魅力というが

実際すべてが電気自動車になって静かになったら慣れると思う

コロナ禍であらゆるスポーツが静かになったが、それでスポーツを見なくなったという事もない

気づいたら爆音が良かったなんて意見も無くなるもんだ

HALOが付く前と付いた後の世論の違いを見たらハッキリしている 

しろ反対する側は頭がおかしい、危険思想ぐらいの世論に持っていけばいい

さっさと電気自動車に転換するべき

転換すればリソースがすべて電気自動車に向くので航続時間も何もかも開発が急速に進むはずだ

2021-10-02

モータースポーツって言うけどさ

実際はあれはスポーツじゃなくって、屋外でテレビゲームやってるのと変わらんだろ

音とか振動とか傾斜とかがあるテレビゲーム

実際は自分の体を動かして何かしているわけじゃない(せいぜい重心移動程度)ので、あれはスポーツじゃない。

  

車だとかバイクだとかを乗り回してモータースポーツって言って、排ガス騒音撒き散らす輩は滅んでほしい

あんなのスポーツじゃない

2021-09-13

今年のFormula-1は本当に熱い。

メルセデスのサー・ルイス・ハミルトン

レッドブルホンダマックス・フェルスタッペンとの

力が拮抗していて毎レーステンションの高い

張り詰めたレースが続いている。

モータースポーツというのは不思議スポーツ

トップカテゴリーに行けば行くほど

特定のチーム・ドライバーライダーが強力になって

一強体制を築いてしまうことが多い。

いつもの決まった人が勝利していって

当たり前のように年間チャンピオンを確定する、

という展開になりやすいのだ。

とくにFormula-1ではここ数年はハミルトン

メルセデスが非常に強力でぶっちゃけて言えば

ハミルトンは誰とも競争してなくて

ひたすら自分との戦いを続けていた。

そこにまさかというか予想外というか

まりに強烈な力の拮抗が出現していて

今シーズンはひたすら張り詰めた状態

クライマックスへと向かい始めている。

このようなライバル争いは本当に久しぶりで

いつ以来のこととなるのか

ちょっとからいくらいだ。

我々の世代だとアイルトン・セナアラン・プロストとの争いが昨日のことのように思い出せるほど

鮮烈に記憶に残っているのだが、

あるいはそれ以来、とも思わせられる

本当に拮抗した力と力のぶつかりあいとなっている。

まり注目されることのない

モータースポーツというカテゴリーだが

こういった力の拮抗が見られるというのは

下手をすると10年に一回とかそれ以上とかにもなる

ある意味天体ショーを見るような僥倖でもあるので

もしも過去に多少なりともモータースポーツ

興味があった勢には

からでも十分に間に合うと思うので

世紀の対決に是非注目して欲しいと思う。

2021-07-09

anond:20210708202016

三年目の車検を先月済ませたデミオ乗りが通りますよ。

こちらは15MB。競技ベース車両というくくりだけど、実態ほとんど商用車カーナビオプションにもなし。内装は色も模様も選択余地なし。ヘッドライトは3年前の「今どき」ハロゲン

そう言えば、センサー感知の警告装置の類は、全グレード共通装備だから一通り付いてたね。最初ピーピー煩いのに閉口したもんだ。

走りに直結する部分は、一応モータースポーツベースの片鱗をうかがわせるところもあって、エンジンハイオク仕様でちょい高馬力(でもロードスター用ほどのチューンではない)。あとフロントブレーキディーゼル用と同じ大径。このあたり、競技用と謳いつつも、欧州向けを持ってきただけなのでは、という気もしなくもない。

買った時点でこの型が出て4年弱が過ぎてたから、最初車検前には旧モデルになるかと思ってたけど、ご時世やメーカー事情もあってか、一応現行のまま(車名はデミオからMAZDA2に変わったけど)乗り続けられて、なんとなく今年も新型は出なさそうな空気で、ちょっと得した気分。

競技とかするわけでもなく、普通に乗れるMTが欲しかっただけのニーズベストマッチで、不満なく日常のアシとして転がしてるよ。

2021-06-28

プロ選手の半分以上は普通にアイドルだろ

似ているじゃなくて「アイドル」そのもの形態としてプロスポーツ存在する感じ?

だってスポンサードろくにされてないけど本人の努力と才能だけで結果を出しました系ってほとんどいなくね?

モータースポーツなんかはそれが超極端で、どんなに実力があっても交渉力が皆無だと車に乗ることさえ出来ずに消えていくわけだ。

それじゃあ単に走るだけのマラソンだったら違うのかっていうとさ、市民ランナーですら周りから理解があって初めて成立してるもんじゃん。

「俺、今度大会出るんで残業したくないっすわ。あと有給ください」って話がちゃんと通るのはスポーツ選手としての立ち位置に対して皆が理解を示してるからでしょ。

あと性能が高いコーチを引くのも本人の魅力が必要だよね。

人格ハイパークソだけど才能は凄い奴だって、ソイツの才能を見たコーチが「金のなる木やんけ!よっしゃ投資したろ!」となってるから仕事受けてるわけで。

コイツ才能ねーわと感じたらよっぽどの暇人以外は「金積むだけでプロとしての魂ごと雇う気ならもっと金積んでや?」ってなるわけじゃん。

まあそこで札束ビンタする人もいるわけだろうが、それもアイドル候補生達が「うるせー!金は積むから事務所に入れろ!」するアレそのものでしょ。

近いんじゃねーのって話じゃなくて、まさしくそのものなんだよ。

アイドルというあり方の一つに「歌って踊る系」と「技術で魅せる系」があるってだけ。

ほらキン肉マンだってアイドル超人」っているけど、アイツらレスリングに勝ったらウマ女みたいにヴィクトリーダンスするのか?

https://anond.hatelabo.jp/20210628113817

2021-06-07

カードゲーム競技プロ化、eスポーツ化に向いてない的記事への反論

メンタルが完全に死んでいるので、手短にかく。

 

カードゲーム競技プロ化、eスポーツ化に向いてないと言う話

https://note.com/kinghalo_dl/n/n939546088687

へのツッコミ

前の記事こちら。MPL終了の記事の読み方を書いてる。ここの内容と被るので別の読まなくていい。

anond:20210520025445

 

カードゲームは観戦するのに必要知識量が多すぎる」

僕は格ゲーを実際にプレイしたことはないのですが、何やら人間離れした技が繰り出されたことはこれを見ると理解できます

各所で突っ込まれてるけど、この背水の逆転劇、とりあえずゲーム素養がない人には何やってるかわからないよ。

少なくともブロッキングシステムがわからなければ、このシーンでウメハラが高度なことをやってるかどうかわかんない。自分母親にこれ見せて理解させられるかって考えてみ?

TVでこの動画が紹介された時も、ブロッキングについて説明してたぐらいなんで非ゲーマーが一目見て分かるものじゃない。

実際、オタクが分かると思ってるこのレベルスーパープレイでも「わからない」んよ。というか、スポーツスーパープレイも多くがそう。流石に格闘技かになると派手なものはわかるだろうけど。

 

あと、挙げられている紙のハイライトシーンはそりゃわかんねーだろーって思う。カード名挙げないといけない時点で難しいよ。

俺はMtGを長くやってるので、あんま知らない人向けのハイライトとして挙げるとしたらこ動画か。

https://www.youtube.com/watch?v=4t0pzLnSWw0

 

ざっくり説明すると、プロツアー準決勝で敗勢に追い込まれプレイヤーが、勝負をかけるために自分リソースオールインし、次の手番で引いたカードで見事勝利をつかむというもの

最後勝敗を賭けたドローで引いたカード名、彼がこの勝利で得た賞金からとって「$16,000 Lightning Helix(1万6千ドルの《稲妻らせん(カード名)》)」ともいわれるこの動画は、引いたカードで劇的に勝利を収めるという点ではわかりやすいとは思うが、これもカードやってない人にとってはまあわかんねえと思う。

 

MTGにもプロ化を成功させられる可能性はあったはずです。(現時点での結果のことを失敗と定義しています)

ここが大きな突っ込みどころなんだが、別に失敗してないよ。定義とやらが間違ってる。

MPLっつーのは、これまでMtG採用していた、プロツアー、グランプリのような個人スポーツライクなプロ興行(参考にしたのはテニスゴルフあたりだろうか)をやめて、デジタルゲーム界隈でやってたプロ興行システムに移行したもの

今回の発表ではそれをやめ、コロナが終息し次第、段階的に以前のような実イベント重視、デジタルはその次って方針に戻すって話。(店舗イベントを重視するって声明が出ているので、加えて小売へのサポートも厚くなると思う)

やめる理由ってのはおそらく以下。

1) MPLというリーグの仕組みがカードゲーム興行に向いてない

MPLってのはリーグ戦であり、勝ち抜くにはアベレージを求められる。2日間一発勝負のこれまでのプロイベントとは違う。

なので、安定して勝てるデッキが選ばれがちで、プレイヤーから見ていてあまり面白いものでもなかった。

デジタル化で環境で強いデッキが見つけ出される速度が上がっている中でこの状態は、見世物としてはかなり厳しかった。

2) 紙のカード販促イベントが無くなったことによる小売りからの反発

ショップイベント自体の開催やブース出店で儲けてた分をコロナによるイベント中止で失うことになった。また公認店舗大会も開けずシングルの売れ行きも下がっただろう。

これ自体MPLが原因ではないけど、小売からは薄くなった販促施策店舗サポートに対して不満が出ただろうし、コロナで体力のなくなった多くの小売を無視してMPL継続するって選択肢は無かっただろうと思う。

一応MtGは紙とデジタル両輪でやってるので、紙のほうはコレクター向け商品を出す施策に切り替えたんだが、これも小売りにはおそらく評判が良くなかったと思う。ショップ機会損失を減らすため複数バージョンある同名カード在庫する等、以前より在庫をかなり持たないといけなくなった。

体力のある大手ショップ以外はかなりキツいんじゃないだろうか。

3) イベントのアウトソースを進めていたWotCイベント部門をまた抱え込むことが問題になった

WotCはここ10年ぐらいで、大型イベント運営を大型ショップ委託認定ジャッジ制度の外部組織への切り出し、などなど、イベントについては運営に直接関わるのを止めサポートに回る、というような方針をとっていた。

そんな中、世間流行に合わせてMtGのeSports化を発表!リーグやります!なんてことはじめたんだが、当然運営は紙のショップ委託できるわけないので、自社でやる羽目になるだろ。じゃあ、なんでGPの開催を外部に委託したんだ?意味なくない?ってなる。まともな企業なら。

自社でやる以上はかなり厳しいコスト管理販促効果に対する評価が行われたと思う。そこでペイしないって判断になったんだと思う。

 

 

カードゲームは人々に観せるのに向いていない」

マジで蛇足。というか自分で書いたの読み返して違和感いか

カードゲームである必要性がないと考えます」で挙げられている理由すべてに反例がそこまでの文章存在する。

書く必要ないよここ。

要は

プレイヤーにスター性がないし、カードゲームって地味だし、なんかプロとか無理じゃね?」

って言ってるだけよ。

この文章読んで参考になるとか書いてる人マジ大丈夫か?ほんとに。

 

まり人々を魅了するために必要な要素とはなんでしょうか?

自分には到底出来そうも無い達人ならではの驚異的な技術を見られること

この人を応援したい、この人に勝ってほしいと思わせるような選手独自の技や人間性への感情移入

要はスター性のある選手って事よね。そう。カードゲームプレイヤーにはスターがいない。

認知度が低いのはそのせい。松坂桃李くんがMtGやってGP優勝すればとかあればいいんだけどな。

野球だって、人気のあった大学野球スーパースターである長嶋プロ入りするまではプロなんて全然人気なかったからね。

でも認知度が低いこととプロ化ができないことって、カードゲームにおいては別の話じゃない?

カードゲームイベント基本的販促イベントプロスポーツを模しているし、WotCも上位常連になるようなトップ選手が数名出ると予測はしていたみたいだけど、それで生活する奴が出るとは考えてもなかっただろう。

あくま販促としてのイベントをやってたら賞金やらショップから給料で食う「プロ」ってのが自然発生したってだけよ。

いわゆるスポーツの「プロ」とはちょっと違う。一般の人への認知度も重要だが、それがカードゲームプロとしてどうかみたいなのはちょっと論点ぶれる

 

 

「強いかお金が稼げるんじゃない 」

少なくとも、MtGは強いかお金が稼げるシステムで回ってた。だからそもそもここで書かれていることは的外れ

スポンサー契約とか、まあショップとの間にはあるんだが、生活を支えていたのは、トッププロ向けにあるイベントへの参加報酬制度とかそういうやつ。

というか、この文章書いてる人その辺の事情全然知らないよね。一回「なかしゅー世界一周」とか通読したほうがいいよ。

MPL以前のMtG競技プロ生活がどういうものかわかる。

https://mtg-jp.com/reading/worldswalk/

プロスポーツは、興行をとおして、観客を集めることが大事だし、選手にもそれが求められる。

でもゲームイベントは、イベントのものそもそも販促目的利益度外視とは言わないが、そのイベント単体での収支は求められないことが多い。

選手は高い技術プレイを見せることのみが求められ、ゲーム会社はそのプレイを通して、お客さんにゲームの奥深さを訴求する。本気で遊ぶに足るゲームであると。

プロスポーツイベントってより、モータースポーツイベント自動車会社関係に近いじゃないんかな。

突っ込み先の文章ではこの辺混同しまくってて話にならない。

 

おわり

とりあえず、80分ぐらいでここまで書きなぐったので、おわりにする。

突っ込み元の記事を読んで違和感覚えなかった人の参考になれば幸い。

 

追記

語尾直して、ついでに冗長記述修正した。指摘どうもありがとう

2021-05-31

anond:20210529135043

レース系でも、マススタートして、レーンの概念がないものは該当しそうですね。

その中でも、選手間(チーム間)の駆け引きの要素が勝敗に大きく影響するといえば、

スピードスケート自転車空気抵抗により先頭が不利ってのがあるので、競技中の駆け引きが多いですし、

種目によっては、より混沌とするようなルールになっています

モータースポーツでもオーバルトラックでのレースは駆引多めです。

2021-05-29

anond:20210527230514

多対多対多対多ならまさにモータースポーツでしょ

明日やるインディ500とか完璧にそうやで 

anond:20210529183610

敗退行為ってことだよね。もちろんそれは萎えるよね、あるとしたら

でもそれ、この元増田でいう話とは別だし、野球サッカーのようなチーム対チームのゲームでもそうだし、陸上競技のような個人種目でもありえる話では?意図的に敗退行為をするということでしょ、要は

今回の主題は多対多のチーム競技ではないけどチームとしての戦いを試みる競技ってある?っていう質問だと思ったかモータースポーツはそうだよと答えたよ。だからあなたが言ってる事は結構ズレてると思う

ちなみに、モータースポーツというかF1あなたのいうようなスパイ行為過去に行われた歴史があるよ。データの持ち出しとかその類のね

あとはスパイ行為でなくとも、意図的クラッシュすることでチームに利する事を試みてのちにバレた例もある

anond:20210527230514

レース系は大抵そうでしょ。自転車ロードレースF1などのモータースポーツも。チームとしての勝利のためにチームメイトに利するように動くプレーヤーがいる。競馬競輪実態としてはそうだね。

2021-05-08

anond:20210508143842

技能ではそうかもしれない

人気を高める、人口を増やす競争を産む、ハイレベルな争いになる、人気が高まる

このフィードバックサイクルに乗せることが出来るかどうか

モータースポーツもいずれ自動運転の方が速くなるだろうがそれだと人間雑魚ということになる

2021-02-12

anond:20210212105623

モータースポーツって度々こういうのが起こるから

あそこまでセンセーショナルな事は流石にあまりないけど

本当に直前まで生きていたりするから喪失感がすごい

ぶっちゃけスポーツ男女平等って両立するの限界なくない?

だって俺ら特に何も言われなかったら、男のやる野球サッカーは見ても、女の同じスポーツなんか見ねえわけじゃん

それは機会の不平等とか男女差別かいう以前に、そもそもコンテンツとしての魅力に根本的な違いがあるから

トランスジェンダーが入ってきただけでバランス崩壊する、そういうレベルで力の差がある事実だけは、もうどうやっても動かしようがない

どうにか成り立っているのは人以外の要素が大きい競馬モータースポーツ、それと美しさやら何やらで客を引っ張れるフィギュアスケートビーチバレー、あとはそもそも男にも需要がないドマイナースポーツぐらいのものだろう

そういう状況で建前だけ押し付けられても「同じくらい貢献してからほざけや」って思っちゃうと思うよ、どっかでさあ

2021-01-09

モータースポーツ世界にはコンピューターゲームeスポーツ出身者が存在する。

レースゲーム大会優勝者現実レーシングカーに乗せて、本物のレーシングドライバーにするというプロジェクトが十数年前行われたが、それ以来そのような例は珍しいものではなくなった。

現実を十分にシミュレーションできたものなら、バーチャル世界経験も、現実世界経験と同質になるということだ。

そう考えるとシミュレーターによる訓練は有効性があるのだからもっといろいろな分野でお金をかけて装置を開発すればよいのにと考える。

話は飛ぶが、この世界仮想現実、つくられた世界なのではないか?という説がある。

これは上記の考えを突き詰めていけば当然想定されることだ。

人間社会をよりよくするためにシミュレーションするためのつくられた世界がこの世界ではないのか。

そうだとして、では、なぜ現代必要なのかという疑問は湧き上がる。

そのような科学技術が十分に発達した未来において非常に過去である21世紀を演算する必要性とはなにか?

これはおそらく、おそろしいほどの、演算数を、非常に過去にまでさかのぼって行っているのだろう。

バタフライエフェクトではないが、過去ちょっとした出来事、その日、5分間雨が降ったことと降らないことでは、1125年後の世界にどのような影響を与えるのか、そういったことを計算しているのだ。

もちろん、そういった細かいことだけではなく、大きな歴史イベント変数を調整して演算したりもするだろう。

そういう風に考えると、昨今の米国における政治情勢であるとかも、興味深い対象として受け入れることが出来るかもしれない。

色々とひどいことが起こる世の中だが、シミュレーター変数の一つであると考えれば、多少は興味の対象として感情的になるだけではなく、頭を回転させることも出来るのではないだろうか。

2020-11-23

Youtubeが普及したことリアルタイム視聴が苦手だと気付いた

興味はあるけど、何かに集中していたり眠気が酷くて「今は」見たくなかったり参加したくないことが昔から多かった。

例えばテレビ番組を録画本数の関係リアルタイム視聴しなきゃならない時や、

チケット取ったライブや、季節のイベント、友人と約束して球場に行かなきゃならない時。


ただテレビ番組野球サッカー試合競馬モータースポーツは、

ネタバレや結果がすぐ分かってしまうのが嫌で、かつツイッター感想を共有しながら見るのが一番楽しいと思ってる。

そしてリアルタイム視聴醍醐味なのが分かってるからこそ、見る気分じゃない時が余計に辛かった。


特にその時間に確実に帰って見なきゃいけなくて、かつネット配信してないテレビ番組がきつかった。

放送局が用意してるTverやAbemaやDAZN、ネトフリやアマプラのような動画サービスというプラットフォームで配信されてるならまだいいけど、

いちいち開き直すのが少し面倒ではある。


ここ最近ステイホーム推奨という事もあって色んな分野や公式Youtubeに参入してきてる。

お陰で買うまではいかなかった公式ライブ動画を好きな時に見てBDを買ったり、

芸人毎日上げてる動画や、テレビ局が上げた過去アーカイブ動画を好きな時に見て印象が上がったり。

生放送ライブではなく収録という体も増えてきたのも、リアルタイム実況に縛られなくて正直ほっとした。今はまた元に戻ってきてるけど。

そして好きな時にSNS感想を書いて各々好きな時に共感できる。いい事尽くめだ。

まりこのスタイルが一番自分に合ってしまっていたのだ。


コロナはもちろん収まって欲しい。

こんな事をグダグダと書いてるけどどちらかと言えばアウトドア派だし、見たい気分とリアルタイムで進んでる物事合致すれば最高なのだ

でもリアルタイムに縛られずにその時の気分に合ったワード検索欄に打ち込むだけで全ての動画が出てくる状況、

これを機にもっと進んでくれないかなとも思ってしまう。


余談だけどYoutuberとかVtuberにハマったらマイペースに楽しめるんだろうなあと少し思ってる。

でも時々入る生放送が見る気分じゃない時とバッティングしそうなのが嫌なのでまだ一線引いている状態だ。

2020-10-04

タバコって急速に規制されたじゃん。

次は砂糖カフェインターゲットになるんだろうな。

モータースポーツエナドリ広告見て思った

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