「精神医学」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 精神医学とは

2015-05-04

http://anond.hatelabo.jp/20150504194240

自殺する可能性があるなら入院させて治療するってのが精神医学セオリーでな

その友人と増田の向こうのどこの何とも知れない俺のどっちを信頼するかは君次第だけど、入院させるほうが良いと俺は思う

2015-02-08

はるしにゃん君について

はるしにゃん君がセクハラやら暴言やらで話題になっている。長らく彼をヲチしてきた者として、これから彼をヲチする者のために、彼の人物像を紹介するよ。

殻辺(@hallucinyan)さん | Twitter

https://twitter.com/hallucinyan

もともと彼は立命館の経済だかに通っていたアイマス好きのオタクで、東浩紀宮台真司への憧れを募らせながら、ゲンロン界隈に溶け込もうとがんばっていた。そういえば昔はハルシナと名乗っていたな。

むりゃかみゆうとは (ムリャカミユウとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%80%E3%82%8A%E3%82%83%E3%81%8B%E3%81%BF%E3%82%86%E3%81%86

むりゃかみゆう@非公式(@muryakamiyuu)さん | Twitter

https://twitter.com/muryakamiyuu

ハルシナ(@hallucina_)がむりゃかみゆうコスプレしてTLが大狂騒だわぁい! - Togetterまとめ

http://togetter.com/li/25117

ゲンロンの前身にあたる合同会社コンテクチュアズマスコットキャラクター、むりゃかみゆうモチーフ女装なんかやってた頃は、彼にも可愛げがあった。

ニコニコ動画歌ってみたなんか上げちゃって、東浩紀への目配せがいじらしい。

組曲あずまん動画』 - ニコニコ動画:GINZA

http://www.nicovideo.jp/watch/sm9418087

で、彼はそのままゲンロンのホモソーシャルで姫をやってりゃよかったものを、欲っ気を出して同人誌編集を始めてしまった。

Amazon.co.jp: イルミナシオン: 松本 卓也, 黒瀬 陽平, 上祐 史浩, 佐藤 雄一, 有村 悠, はるしにゃん, 藤城嘘: 本

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%B3-%E6%9D%BE%E6%9C%AC-%E5%8D%93%E4%B9%9F/dp/B00B72IS7W/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1423375602&sr=1-2

この『イルミナシオン』所収の「イルミナシオンは愛を求めて」は、はるしにゃん君が不幸な家庭で育ち、エヴァにハマり、友人の自殺を経て、童貞卒業への闘志に芽生え、デリヘルで失敗し、メンヘラ女を食い漁るようになるまでを描いた自分語りで、彼の批判者はまずこれを読んでおいたほうがいいよ。

これは劣化版『超人計画』みたいなもので、はるしにゃん君も「滝本竜彦劣化コピーのごとき実存」とか自分で言っている。

滝本竜彦論 - A Mental Hell's Angel

http://hallucinyan.hatenablog.com/entry/2012/07/08/103452

これだけを見るとゲンロンに擦り寄っていた哀れなオタクがなんか覚醒したっぽいというだけの話だけど、覚醒した彼は『イルミナシオン』の刊行と前後して、アニメ批評にちょっかいを出すようになった。

杉田悠の「『けいおん』の偽法――逆半透明の詐術」という論考に準じて、はるしにゃん君はブログに「けいおん!の「内面」について」という記事を載せた。今は削除されちゃっているけど、ブコメから雰囲気は伝わってくる。っていうかなんで削除しちゃったんだろうね。そんなに批判されたくなかったのかな。

けいおん!の「内面」について - A Mental Hell’s Angel

http://b.hatena.ne.jp/entry/hallucinyan.hatenablog.com/entry/2012/07/25/200631

で、この記事に、泉信行や岩下朋世なんかの『ユリイカ』系の漫画研究家たちが反論を加えたことでちょっとした論争がおこった。

けいおん!内面論争 - Togetterまとめ

http://togetter.com/li/349451

はるしにゃん君によると、日常系空気系アニメであるけいおん!」には内面がなく、むちむちとした身体性によってそれが覆い隠されているんだそうだ。

その結論に至るまでの不備を指摘されているわけなんだけど、泉信行が「研究と批評は違う」みたいなことを言っちゃったせいで、はるしにゃん君は「じゃあ批評は適当でもいいじゃん」みたいなスタンスをとってしまった。これは良くないよね。

泉信行は「研究と批評は違う」とは別に「たとえ研究のような厳密性が求められない批評であっても、媒概念不周延の誤謬には注意しようね」ということを主張している。これをはるしにゃん君はガン無視し、杉田悠に助けを乞うた上、俺が批判に応えてやってるのに、みたいなことを言い出した。

当時、杉田悠が寄稿した『アニメルカ』を中心に「アニメブロガー総合スレ」というスレがあったんだけど、はるしにゃん君の大立ち回りはそこそこ話題になった。

アニメブロガー総合スレ5

http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/iga/1339336696/

953 :名無しさん名無しさん:2012/09/14(金) 22:52:30.49

たてるならハルシナヲチスレだな

テンプレ

ハルシナ杉田

@sugita_u 生活上のストレスとかあるんでしょうけど、礼儀って素朴に重要なんじゃないですか

@sugita_u 僕は杉田悠さんがアニメルカの中では相対的に優秀だと思っています

@sugita_u 僕はあなたの原稿をトゥギャッターで乗り越えました

@sugita_u 少なくとも、擁護しようとした立場の人にいきなり「カチンと来た」「仲間だなんて思ってくるな」という発言したことを謝罪する気はないんでうすね。それは失礼です。その失礼が謝罪によって解消されるか病院の薬で解決されるか、ということでよろしいですね

@sugita_u 僕としては優しかった頃、余裕のあった頃の杉田さんが好きでした。でも変わられてしまった。しかしそれが良い展開に向かう可能性もある。僕は杉田さんの幸福を数年間祈って来ました。

@sugita_u 疑問なのはどうしてそう喧嘩腰にしか喋れないんですか。「カチンと来た」「仲間だと思わないでくれ」もそうですが。人格障害だと認めますか?

@sugita_u 言っておきますが江戸猫もセイジョウもあっちから僕を切ってきたんですよ。

@sugita_u 正直言ってコミュニケーション齟齬が生じたから悪口言うって低劣だと思います

892 :名無しさん名無しさん:2012/08/31(金) 23:37:02.97

ハルシナ社交辞令を真に受けるタイプだなw

こういう奴は裏では嫌われてるって自覚ないまま消えていくよ

人の褌で相撲を取ろうとしておいて、なかなか図々しいね。でも、そこがはるしにゃん君の可愛さでもあるんだ。

https://twitter.com/hallucinyan/status/230988133540458497

僕はディベート部の部長だったので、議論と喧嘩の区別をつけています。今回の議論で僕はいみのさんに悪印象を持ったりはしていません。むしろマンガ論の沃野の広大さを教えてくださって感謝しています

ディベート部の部長だったからって何なんだよ。まあいいや。

http://togetter.com/li/349401#c643714

「虐待される美少女ブヒィィィすっぽんぽんブヒィィィ」と同人誌萌えサカッた後、「いやこれは『実在性』を剥ぎ取られた『キャラ』に『身体性』と『精神性』を『補完』する『試み』に興味を抱いたわけで」などといった「普段の僕は頭いいんです」アピールで己の「ゲスな身体性」への言い訳をするのが現代哲学や評論であるのなら、ンなもんさっさと死ねばいいのに、と思いました。

散々な言われようのはるしにゃん君を擁護しておくと、「けいおん!内面論争」での「内面」は「ポストモダン的成熟」の有無によって判断されるもので、一般的な意味での「内面」とは別物なんだよね。でも、その辺りを理解できなかったラノベ天狗なんかはいつまで経ってもグチグチ言ってるみたい。

けいおん! 内面 - Twitter検索

https://twitter.com/search?f=realtime&q=%E3%81%91%E3%81%84%E3%81%8A%E3%82%93%EF%BC%81%20%E5%86%85%E9%9D%A2&src=typd

じゃあ「ポストモダン的成熟」って何だよって話だけど、やっぱり意味不明なんだよね。定義を明示せずに言葉を振り回しているところが、いかにも批評家くずれっぽくて微笑ましいね。

さてさて、はるしにゃん君はその後も批評をがんばり続けてきた。と同時に、メンヘラを食いまくってきた。

メンヘラカラオケオフにこのあいだ行ってきたよ - A Mental Hell’s Angel

http://hallucinyan.hatenablog.com/entry/2013/06/16/092515

はるしにゃん君のメンヘラの食い方は、「俺はメンヘラなんだよぅ~つらいにゃんつらいにゃん~」ってメンヘラを引き寄せ、「君はラカンも読んだことがないの?ザコ?」みたいなことをいって罵倒し、依存させるって感じかな。想像だけど。

そうやって彼はメンヘラ女を集め、ヤりまくり、一方で、彼女たちを批評で救うみたいなスタンスのもと、同人誌を作っていった。

ところが、メンヘラメンヘラから、適切な治療を受けなければ死んでしまう。

Twitterメンヘラ神が死んだ件について思ったこと - まつたけブログ

http://matsutake.hatenablog.jp/entry/Twitter%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%98%E3%83%A9%E7%A5%9E%E3%81%8C%E6%AD%BB%E3%82%93%E3%81%A0%E4%BB%B6

はるしにゃん君の仲間で、一緒に同人誌を作っていたメンヘラ神は、メンヘラであることをコンテンツにしていくうちに、自殺してしまった。

メンヘラ神の死は、それはそれは多くのメンヘラに影響を与えたんだけど、ウェルテル効果というまではいかなかった。

メンヘラネタインターネットで人気者になることについて : 戦争だ、90年代に戻してやる

http://blog.livedoor.jp/omaenoteki/archives/37553931.html

でもまあ、メンヘラを集めてコンテンツ化していたはるしにゃん君は、メンヘラ神を死に追いやった一因として、散々な批判を浴びることになっちゃった。かわいそうに。

そのせいか、はるしにゃん君はしばらく燻っていたんだけど、2014年の秋ぐらいから元気になってきたみたいなんだよね。

彼の文章も、東浩紀やら宮台真司やら千葉雅也やらに褒められるようになってきた。よかったね。

で、また最近は批評をやってるみたいだ。

セカイ系以後の生存技法――ファウスト系はどうサヴァイヴしたか - A Mental Hell’s Angel

http://hallucinyan.hatenablog.com/entry/2015/01/09/134549

あれこれ思想家を引用してるけど、言ってる中身はシンプルっていうか、一般的な意味での内面がないのはご愛嬌。まだセカイ系とか言ってて、まさしくゼロ年代の亡霊だ。

東浩紀の『存在論的、郵便的』『サイバースペースはなぜそう呼ばれるか』『動物化するポストモダン』について - Togetterまとめ

http://togetter.com/li/773022

東浩紀についてなんか、かなり熱心に語っている。

ちなみに東浩紀自身の言説には内面がないどころか、自己矛盾の塊だ。

山川賢一の『動ポモのどこがクソなのか大会』 - Togetterまとめ

http://togetter.com/li/533391

東浩紀 対消滅語録 - Togetterまとめ

http://togetter.com/li/594240

で、はるしにゃん君の文章をいくつか読めば分かるけど、彼は思想家哲学者の名前をジャブジャブ出しまくって権威付けを図ろうとしているよ。

けれど、本人が何か新しいことを言っているわけでもなくて、権威付け以外の何かに発展している例は今のところ見当たらないし、そこはがんばって欲しい。しんかい35と正面衝突してくれないかな。

さて、はるしにゃん君の権威付けは、複数哲学者社会学者が共通して言っていることを抜き出して言い換えることによって成り立っている。

でもこれは、社会学者から反感を買うこともあるんだ。

はるしにゃん君が「ルーマンラカン以下」なんて言っちゃった時は、ルーマン研究者の酒井泰斗がげっそりしていたよ。

https://twitter.com/contractio/status/197244430338633729

前者は「似てるよね分析」と呼んでいますが、後者はなんと呼びましょうかね。

RT @sskyt: 「Aは……Bと……似ている!」とか「Aは……Bを……読んでいた!」みたいな研究て全然興味持てないんだけど。

https://twitter.com/contractio/status/197247900085002240

組み合わせると、「昔の人Bが言っていたXは 最近Aが言っているYに似ているのでB偉かった」のようなかなり高度な主張が可能となる。

https://twitter.com/hallucinyan/status/547789378999681024

ルーマンの言ってることって大概ラカンが述べてるしラカンを超えてる部分があまり見当たらないというのが個人的見解で、じゃあ「ポストモダニストより社会学者から引用したほうが叩かれにくい」という政治的効率性以外の点でルーマンの卓越性ってどこにあるんだろうって思っている

https://twitter.com/hallucinyan/status/547790901955670016

そしておそらくオートポイエーシスもコンティンジェンシーもシニフィアン連鎖や対象aの問題であり、そして後期ラカン的なサントームや、男女間のセクシュアリティの差異、大文字の他者の享楽についてルーマンが叙述できているかといえばできていないと思う

https://twitter.com/hallucinyan/status/559584058137538560

単にルーマンがつまんないって言っても面白くないから「じゃあラカン先生のどこを超えてるんですか? どこも超えてないでしょ?」って煽ってるのわからないのかわかったうえでなにも言えないのか

https://twitter.com/contractio/status/559588003417296896

煽ると何が面白いんですか。

https://twitter.com/contractio/status/559588541454233600

「どっちが強いですか」で語る現代思想

https://twitter.com/contractio/status/559590072593309698

「つまんない」場合の対処は、面白い読み方に変えるか 読むのを止めるかのどっちかではないですかね。

https://twitter.com/hallucinyan/status/559588288361549824

ダサいしウザいからノイズ処理のためブロック

はるしにゃん君は「越えてる」「越えてない」で思想家を語るのが好きなんだ。すぐにブロックするところは、師匠東浩紀譲り。

そんなこんなで、批評をがんばっているはるしにゃん君は、同時にホストとしてもがんばっているみたい、と思ったら、最近言及してないし辞めたのかな。

その代わりに、イベンターやら何やらでがんばっているみたい。高円寺カフェバーでいろいろやるみたいだよ。

高円寺カフェバーグリーンアップル」のマネージャー就任&イベント告知 - A Mental Hell’s Angel

http://hallucinyan.hatenablog.com/entry/2015/01/28/161120

ところが、はるしにゃんの努力を邪魔する連中が現れてしまった。

成上友織, はるしにゃん君の暴言・差別発言について

http://yushiki-seijo.tumblr.com/post/107908335166

これは、はるしにゃん君と交友があったセイジョウ君からの批判だ。

はるしにゃん君の言葉を用いると、彼の言動を理解できない者は「ザコ」であり、彼に疑問を呈する者は「アスペ」であり、彼に反発する者は「ボダ」になる。

そして、はるしにゃん君はその広範な知識と、お得意の言い換えによって批判を封殺しようとしたよ。

メンヘラレイシズムについての所感と応答 - A Mental Hell’s Angel

http://hallucinyan.hatenablog.com/entry/2015/02/07/134950

まず第一に私は大学精神病理学を学んでいた。もちろんクラインラカンドゥルーズも読んだうえに、さらにアメリカのDSM的な診断マニュアルについても目を通している。そして最新の精神療法についてもサーヴェイしている。

大学精神病理学を学んでいたからといって、学位を持ってるわけでもないのだから、別にはるしにゃん君の言動は正当化されないんだけど、はるしにゃん君は批判者に病識があるという一点のみで批判を潰そうとした。批判の内容についてはほぼ耳を貸そうとせず、俺はメンヘラと正しく交流しているから、って理由で自己正当化を図っている。

そして私は単に批判しているのみならず、いわゆる弁証法行動療法であるとかメンタライゼーションといった理論と療法については高額な医学書を大量に購入してサーヴェイしているし、また、それを人口に膾炙させるために活動しているつもりである

でも、実際。

メンヘラ神は死んじゃったよね。

はるしにゃん君に全く落ち度がなかったってわけじゃないだろう。

っていうか何でメンヘラと交流するんだろうか。やっぱりヤレるからなのかな。

精神医学の知識をばら撒き、メンヘラセックスするメリット享受しておきながら、メンヘラを批判し、メンヘラ善導しているから俺はオッケーってどういうスタンスだよ。メンヘラセックスできることがメリットなのかどうかはさておき。

さらにさらに、はるしにゃん君の行く手を阻むものは次々と現れる。

はるしにゃんへのバッシング - Togetterまとめ

http://togetter.com/li/777289

はるしにゃん君は2月11日に、マネージャーを務めるカフェバーで「インテリイケメンツイッタラーによる一日限定ホストクラブ」というイベントを開催しようとしていた。

明らかにメンヘラを集めて搾取しようというイベントだけど、さっきの「メンヘラレイシズムについての所感と応答」によるとはるしにゃん君は「私としては一方で啓蒙的にコンスタティヴな文章を書き、他方でパフォーマティヴには「ボダはあまり私に関わらないで」といったパフォーマンスをせざるをえない。」らしい。ホストイベントにボダ来るだろうし、キャストもボダっぽいじゃねーか。

で、はるしにゃん君はイベントキャストの知人友人にセクハラを働いていたみたいで、団結したキャスト達にそれを暴露されてしまったようだ。

ところが、このキャスト達ははるしにゃん君からドラッグを貰っていたようで、はるしにゃん君にそこを突かれると逆らえないようだ。

便乗して、同人関係ではるしにゃん君と揉め事があったホリィ・センがはるしにゃん君を批判しようとしたけれど、私怨だし、アスペだしで不発に終わってしまった。

ホリィ・セン vs はるしにゃん - Togetterまとめ

http://togetter.com/li/780221

きっとはるしにゃん君のセクハラ事実だろうし、暴言を取り消すつもりはないようだし、そして自ら公言しているように彼はドラッグをやっている。

から、彼を批判したければ、その3点を攻撃すればいいというのに、批判者はザコばかり。

からはるしにゃん君は怒っている。

はるしにゃん君の論法は、ジャーゴンに次ぐジャーゴンパラフレーズに次ぐパラフレーズ、そして脈絡なくホストクラブドラッグの話を持ち出し、相手の理解が追いつかないところが一点でもあれば封殺するというものだ。

宮台真司譲りのこの論法をどうにかできる人が現れるまで、ヲチを楽しみたい。

最近は、どうも数学をやっている人からの反発もあるようだ。

http://twitter.com/hallucinyan/status/562904272363614208

無限への飛翔 集合論の誕生 (大人のための数学 3)/志賀 浩二】を読んだ本に追加 →bookmeter.com/b/4314010428 #bookmeter

http://twitter.com/Back0126/status/562961572063375360

@hallucinyan こうやって、数学にいい加減な哲学かぶれが生まれると思うと感慨深い 数学に関しては、じっくり真摯に読むことをお勧めます

http://twitter.com/Back0126/status/562975033807884289

@hallucinyan おお、ブロックされた その程度か

http://twitter.com/hallucinyan/status/562971401674825730

言っておくけれど私は普通に高校時代に理系だったし数ⅢCも普通にやっていたので誤解なきよう。

http://twitter.com/Back0126/status/562978566921793538

@hallucinyan 高校数学を勉強したからと言って、集合論を含む専門的な数学を斜め読み程度で理解できるといういい加減な考えをバカにされてるわけです

http://twitter.com/hallucinyan/status/562971657800024064

馬鹿はすぐにソーカルがどうとか言い出すが、そもそもお前どの程度ソーカル読めてて理数的に優秀でそのうえで人文社会科学への理解あるんだという話。

http://twitter.com/Back0126/status/562978789643550720

@hallucinyan ソーカルの言明程度なら、大学数学をきちんと理解していれば誰でも理解できますよ わからないんですか?

http://twitter.com/hallucinyan/status/562972324442681344

日本におけるサイエンスウォーズでは浅田彰山形浩生位相幾何学問題があったわけですが、それも浅田は間違っていなかったという形で終焉を迎えましたし、彼もそもそも経済学部ゲーム理論やっていたわけです

https://twitter.com/gravestone11/status/563009887530405891

経済学部ゲーム理論をやっていたので数学が出来るという考え、新鮮な気持ちになれる

http://twitter.com/Back0126/status/562979281123684353

@hallucinyan しかし、浅田氏が理解していたわけではない、概ね菊池先生のフォローによるものだ、という考えが一般的なようですね

http://twitter.com/hallucinyan/status/562972928057561089

hallucinyan:そして日本において最も早くソーカル事件を紹介したのもポストモダン系の人間でありそして一定以上はきちんと真摯にそれを受け止めたように思われる。

http://twitter.com/Back0126/status/562979357300641793

@hallucinyan え?

http://twitter.com/hallucinyan/status/562974083143704578

そして「××は間違っている!」とばかり声高に言いたがる奴は大概自分から生産的なことを言えないので、きちんと内容のあること言ってその次に批判すると良いんじゃないかと思います当事者含めた全員のために。

http://twitter.com/Back0126/status/562980233218109441

@hallucinyan 間違っていることを間違っていると指摘することは、当人が生産的かどうかと無関係に指摘していいんじゃないですか?少なくとも、真偽の判定が比較的易しい数学においては

http://twitter.com/Back0126/status/562980757292191744

@hallucinyan というわけで、とりあえずこの辺りでやめておきましょう 貴方が数学に関していい加減なことを言わない限り、今後リプライしません

http://twitter.com/Back0126/status/562981991889784832

はるしにゃん(@hallucinyan)という人物が、数学をいい加減な理解に基づきいい加減に発言しているということが、概ねはっきりしたようだ

ディベート部と同じで、高校数学をやっていたからって乱暴に数学を語っていいということじゃないけど、はるしにゃん君の勢いは止まらない。

まだまだ火種はくすぶっているけど、これからもはるしにゃん君にはがんばっていってもらいたい。

2015-01-28

「男のヒステリー」?

http://anond.hatelabo.jp/20150127104138

そもそも原義が「子宮の(子宮から発生する症状)」でつまり「女特有の」を表す言葉なので「女のヒステリー」は頭痛が痛いなのです。

じゃあ現代医学的に見ても女に特有なのか男には発生しないのか、と問われると、そもそも現代精神医学は「ヒステリー」という用語曖昧すぎ性差別的すぎなので意図的に使用をやめているのでその問は無効です、としか

ただヒステリー精神医学発生のところ、いわば建国神話のところに大きく関わっていた表象なのです。

あとみんな大好き日立の電マにも。つまり家電建国神話にも、洗濯機と同じく関わっている話でもあるのです。

2014-12-21

アダルトチルドレンはない!!!家族うつPTSD 言うとしたらだけど

http://www.geocities.co.jp/Berkeley/3653/archive/kato01.html   アダルト・チルドレンの語られ方  -雑誌記事分析より- 加藤 篤志 『茨城大学人文学部紀要 コミュニケーション学科論集』No. 4 (1998年9月発行) 165-180ページ所収

http://www5.ocn.ne.jp/~misuzu/tamaki.html  書評心理学化する社会」 -精神医学という名のメタなる怪物-

なんで、そもそも定義さえないに等しいものを、各個人が異様なこだわりを持って語れるのかがわからない

こだわりがあるくせに何も調べてない

論文さえない

疑似科学!!!!!!

それを言うと精神医療全般もそうだけど

http://anond.hatelabo.jp/20140820072716

アダルトチルドレンはない!!!家族うつPTSD 言うとしたらだけど

http://anond.hatelabo.jp/20141103015411

http://www.geocities.co.jp/Berkeley/3653/archive/kato01.html   アダルト・チルドレンの語られ方  -雑誌記事分析より- 加藤 篤志 『茨城大学人文学部紀要 コミュニケーション学科論集』No. 4 (1998年9月発行) 165-180ページ所収

http://www5.ocn.ne.jp/~misuzu/tamaki.html  書評心理学化する社会」 -精神医学という名のメタなる怪物-

なんで、そもそも定義さえないに等しいものを、各個人が異様なこだわりを持って語れるのかがわからない

こだわりがあるくせに何も調べてない

論文さえない

疑似科学!!!!!!

それを言うと精神医療全般もそうだけど

2014-12-18

とあるバブル世代の男

「突っ掛け者の人もたれ」

自分では何もしないくせに他人にはその対価を払わずに「アレをしろコレをしろ」と命令してくる馬鹿を何人か知っている。

命令口調はバブル世代中年に多い。

但し、 「アレやっといて」の丸投げは団塊高年の特徴。

最近バブル世代自分達で自分達の事を無能だと前意識的理解してはいるのではないかと考えている。

ただ、その無能さが(周りの人など)世に知れ渡ると困るので、敢えて虚勢を張って、さも「仕事が出来る」「重要な人物である」かのように振舞って傲慢な態度で他人と接しているのではないか。

楽観論は無学・無能の主張する論理

中高年に多い傾向だ。

楽観すると言う事はつまり危機の可能性を考えていないと言う事である

「最悪の可能性を想定していない。」と言う事が東日本で起こった震災に何を齎したのか考えてみればすぐ解るだろう。

「指示だけ人間

言うだけ言って、本人は何もしない。(恐らく能力が無くてできないからだが。)

俺の知っているある零細企業の一人社長なんかは正にそれだが、一般的な度を越えすぎているので病気ではないかと疑っている。(と言うか恐らく病気だ。)

所謂、「境界性人格障害」で、特に詳細に見ると「自己愛性人格障害」と言うヤツ。

嫌と言うほど、、、と言うか嫌と言う「以上に」半年間もつき合わされたので特長は良く解る。

真横で無理矢理観察させられているような状態が我慢の限界を超えるギリギリぐらいに続いた。

しろそいつ所為で俺が病気になるギリギリの状況だった。

そう言えば去年、DSMがまた改定になったので(アメリカの)精神医学業界では話題になっていた。

日本でも話題になっている筈。(日本精神医学会はアメリカ準拠なので、そうじゃなきゃおかしい。)

自己愛性人格障害の特徴と言うか診断基準は以下の通り。

自己重要性に関する誇大な感覚(例:業績や才能を誇張する、十分な業績がないにもかかわらず優れていると認められることを期待する)

限りない成功権力、才気、美しさ、あるいは理想的な愛の空想にとらわれている。

自分が “特別” であり、独特であり、他の特別なまたは地位の高い人たちに(または施設で)しか理解されない、または関係があるべきだ、と信じている。

過剰な賞賛を求める。

特権意識、つまり特別有利な取り計らい、または自分の期待に自動的に従うことを理由なく期待する。

対人関係で相手を不当に利用する、つまり自分自身目的を達成するために他人を利用する。

共感性の欠如:他人の気持ちおよび欲求を認識しようとしない、またはそれに気づこうとしない。

しばしば他人嫉妬する、または他人自分嫉妬していると思い込む。

尊大傲慢な行動、態度

彼は全ての特徴に当てはまっていた。

「誇大な感覚」は持っているらしく、自分の業績を過大評価している事は多かった。(俺はそれを何日も何時間も聞かされた。)

成功願望」もあったようだ。特にから会社を譲ってもらえず、弟が会社を受け継いだ事を悔しがっていた。ただ、「自分会社をやっていれば成功する。やろうと思えば何店舗でも展開できる。」とも言っていた。

過剰な賞賛を求めていたのも確かだ。ソイツは「他人から良く言われたい」と言う願望は持っていたし、ソイツ自身も言っていた。更に、別の誰かが賞賛されると非常に嫉妬する。「あいつは褒められたいだけだ。」とか、「アイツは大した事やってない。」とか。

特権意識」は常に持っているらしく、それを意識さえしていないようだった。大した家系出身でもないのに家紋の自慢をしてきた事がある。(その話を聞かされ続けて俺は辟易していたが。)

「対人関係で相手を不当に利用している所」を見た事は何回もある。ただ、周りの騙される方もあまり賢くないので従ってしまっていた。特に金銭の関わる事を「無料でやれ」と言う事は余りにも多かった。具体的に言えば、司法関係の処理を知り合いの法律家に頼んで無料やらせるとか、ウェブ制作無料やらせるとか、枚挙に暇がない。

共感性の欠如」は本当に毎日のようにあった。東北で起きた震災ボランティア馬鹿にしたり、死者を辱めるような事は平気で言っていた。(俺はそれを聞いて呆れた覚えがある。俺の友人も呆れていた。)

他人に対する嫉妬」も非常に激しかった。とにかく成功した有名人を卑下し、馬鹿にし、見下して自分を大きく見せる事は毎日していた。「あいつは大した事をやっていない。俺はもう何年もこの事業(実はただの単純作業)をやってきている。」と言う事は毎日聞かされた。

尊大傲慢な態度」は毎日で、親しい人間が注意しても治らない。特別扱いされていると勘違いしているから、本来入ってはいけない場所にも平気で入る。取引先の人間から「なんでそんなに偉そうなの?」と暗に注意された事もあるようだが、本人は意に介していない様子だった。

「見捨てられ不安」なんかもあったように思う。

「反社会性」も伴っていたし、演技性もあった、多分細かく見ていけば色々出てくる筈。

(俺は医者でもないし面倒なのであとは書かないが。)

まぁ、こう言う客観的指標も本人に言えば癇癪を起こして発狂しだすだろうから彼の周りにいる人間も、誰も言わないのだが、、、

関係を「疎ましい」と思っている人間は多かった。俺自身も周りの人間から直接聞いた。(まぁ、本人には伝えなかったが。)

もっと、こう言う人間検査して理解させるような制度を整備すべきだと思うが、中々そう言う事が話題になる事は少ない。

まぁ、日本精神医学が遅れているかある意味仕方ないことではあるが。

それにしても世の中にこう言う人間が何の咎めもなしに害悪を撒き散らしている事自体は間違いだし、それが社会の腐敗を進行させている最大の原因だと思うのだが、相変わらず誰も何もしないな。

まぁ、どうでもいいのか。

自分さえ良ければいい」社会だもんな。

2014-10-12

http://anond.hatelabo.jp/20141012233546

中高年の自殺はここ数年減ってる(重症鬱病が減ってるから)というのが精神医学で説明されてるんだがw

事実すら認められないのなら、あんたはなんなんだw

モテない男の人生

 自殺率がここ3年減っている。精神医学的にはいろいろな理由が語られているが、その有力説の一つとして「自殺するほど重い精神病の人が自殺しちゃってかなり減ったから」というのがあげられている。実際最近鬱病とかは軽症が多く、重症は少ない。

 これを聞いた時、自分はかなりびっくりした。病気から自殺の人が減るほど人が死んでるのかよって。

  

 で、これを聞いて思ったんだけど。現状「モテない男」ってのが結構結婚できずに、生涯未婚、生涯童貞なわけで。そうすると、そういう男ってドンドン淘汰されて、モテない男って減って行くのかなあって思った。

  

 近所の公園今日子供達がたくさん遊んでいるの見てたんだけど、若いパパって、スタイリッシュなのも結構いたけど(昔のパパってこんなにスタイリッシュなのは少なかったと思う)、若干顔面偏差値が40くらいの奴もそこそこいた。

 これを見た時に、やっぱりなって思った。

 顔面偏差値崩壊レベルの父親がいないのだ。

 う~ん、下位30%の人達はやっぱ子供いないのかなあとかかんがえた。結婚できないんだ、と。

 女のほうは、まあまあ不細工いた。一番下から一番上まで、それなりの人数いた。

  

 あと20年くらいしたら、ブサメンが淘汰されて、ある程度粒ぞろいばかりの顔になるのかな。

2014-06-29

http://anond.hatelabo.jp/20140629133151

カプラン臨床精神医学テキスト

ほら、読めるか?

脳内ソースじゃねえなあ。

  

で、お前のほうのソースは何?脳内?お前の完全な思い込み?

ソースだして教えてくれよw

http://anond.hatelabo.jp/20140629130939

嘘ってのはどういうことだ?

ちゃんと論文としてレビューも出されてるのに嘘なんてつきようがないだろ。

  

日本の話で強縮だが、精神医学の1分野究めてる数なんて数人。それなのに、なぜ医者感情がどうこうみたいな話になるんだよ、おかしいだろ。

  

それとも、DSMアンチみたいな意味でか?

2014-06-24

自分統合失調症だったかという話

小学1年のころだったかと思うのだが、周りの知らない人間特に中学生ぐらいが、自分を笑っているのではないか、という感じが常にしていた。彼ら・彼女らが、自分のほうを見て、口元を抑えて笑っているような感じがしていた。親にも、自分が笑われているけどどうしよう、というような相談をして、そのたびごとに、そんなことはないと否定をされていた。そして、時とともにそのような感覚はなくなった。いつ無くなったともわからず、自分記憶から、そもそもそのような感覚存在していたということさえ消えていた。

大学入学し、心理学を専攻したのだが、精神医学にかんする講義の中で、統合失調症の症状の中に「人から笑われているような感覚」というものがあることを知った。思春期に発症する統合失調症にそのようなものがあり、また、時とともになんとなく治ってしま場合もあるようなのだが、果たして自分統合失調症だったのだろうか。

2014-06-08

http://anond.hatelabo.jp/20140608035700

精神薬に色々問題があるのは事実としても

精神医学やら神経医学舐めすぎでしょう。

つーか、この程度の認識と知識で

人格障害だって騒いでたのか。

さて、一番精神と知能に問題あるのは誰かって話だな。

2014-05-16

簡単に抗うつ剤が貰えた

Beck Depression Inventory (ベックうつ病調査表)

http://www.sannoclinic.jp/bdi.html

というものネット上で見付けた。

結果は32点でそのホームページによると

「重いうつ状態です。専門家治療必要です。」

ということだった。

ネットで色々調べてみると

精神科に一度行くと一生通うことになる」

「薬は対処療法であって飲んで治る訳ではない」

精神医学についての否定的コメントが多くあった。

これを見て自分も怖くなり「認知療法」という

薬物療法を使わない療法の本を買ってきて

自分でやってみることにした。

ご存知の方も多いと思うが認知療法の前提には

認知の歪み」というものがある。

その認知の歪みを見つけ認知を正しく戻していくのが

認知療法なのだが,これが上手くいなかなった。

例えば「1000万円借金して苦しんでるとする」

これに対して苦しむことは認知の歪みでもなんでもなく

ただの健全な苦しみなのではないか。

もちろんこの例に対して色々突っ込みどころが

あるのはわかってる。

ブッダの二の矢を受けず的な発想にはついていけなかった

というわけで認知療法はいまいち納得できず

今日精神科に初めて行った。

初診はわず10分だった。

家族構成,症状を軽く聞いて今度は一週間後に来てください

ということだった。

処方は「パキシルソラナックスロヒプノール

どっかで聞いたことのある名前だ。

どうしたらいいんだろ。

2014-04-18

新しい精神病患者、他願症

最近アメリカ精神医学会において新しい精神障害発見された。

他願症とは論理能力他者とのコミュニケーションに障害が発生する障害の一種である

先天性の脳機能障害とされるが、脳機能上の異常から認知障害の発症へといたる具体的なメカニズムについては未解明の部分が多い。

幼児期においては特に問題行動は生じないが、思春期以降顕在化する事が多い。


一般的自分意志ははっきりと相手に伝えないと相手に理解されない事が多いが

他願症患者はたとえ表現を著しく曲げても相手に理解されて当然と思っている事が多い。


例えば以下の発言がある。


「この荷物って結構重いんだよ」


他願症患者が多用する発言であるが、

他願症でない一般人は、これは受取手によって発言の受け取り方が変わる事を知っている。

Aの発言においては

「この荷物重いから持ってください」と言う意味もあれば

「この荷物重いんだよ。こんな重い荷物持ってる私力持ちでしょ?」と言う意味もある。


通常発言にはいろいろな意味が含まれる事があり健常者は、

混乱を避けるため自分意志を伝える時は出来るだけ具体的に率直に意思を伝え曖昧な発言をさける。


しかしながら他願症患者自分意図した通りに発言が伝わらないと癇癪を起こし

相手の人格を非難したりする事が多い。


また、他願症の患者論理能力に欠け、基礎的な数学、例えば

f(x)=3x^2+xの微分を行う事も出来ないらしい。


精神科医藤堂高虎氏によれば日本においても最近認知数が増加している精神障害

現在の所、有効治療法は見つかっていないと言う。


近く精神科バイブルであるDSMの次期バージョンDSM6に追加される見込みだ。

その2へ続く

2014-02-21

ぼっち経験がある奴や、或いは精神医学を学んだ奴がよく感じるのは「リア充は捻くれてないけど無神経」ということ

イケメンはいい奴が多いってのもその辺の注釈が入る。悪意が無い代わりに、事情が大きく違う他人への想像力が欠けている。

社会不安患者がよく言う感想は「リア充言葉は虫と話してるみたいに軽くて気味が悪い」だそうだ

実はイケメン葉山かもめちゃくちゃ描写がリアルなんだよなこの作者

恵まれているから心の底から利他的に振舞えるけど、自分が抜けた時の仲間がどんなマイナス面を発揮するか想像が回らないあたりがすごい

2014-02-20

アスペルガー症候群診断基準変更、の報に、

ASD診断基準変更、の報に、これからアスペルガー症候群じゃなくなりそうな一自閉症者が思うこと」(ここまでタイトル)

DSM改定で「アスペルガー症候群」の診断名がなくなったらしい。「社会コミュニケーションの障害」「限定した興味や反復行動」に絞った結果、有病率は1/4程度に減ることが見込まれるとか。自分大学時代に診断を受けた「アスペルガー症候群」の人間になるのだけれど、まっさきに思ったことは、「なんだかなあ」だった。Twitterで呟こうと思ったらひどく長くなってしまったので、匿名ダイアリに投稿してみることにした。昨今いわれる「一記事800字ルールから大きく逸脱していて読みにくいと思うのだけれど、勘弁願いたい。

アスペ本質は「心の理論」の障害じゃなくて、感覚の取得機能の異常(異常というか、「社会適応必要情報だけを拾えない)だ、という風に、(旧診断基準では「アスペルガー症候群」と診断されていた)自分は考えている。考えている、だけだとアレなので、一応つけくわえると、以前、お世話になった先生に確認したところ、「その考えは間違っていない」というような事を言われたので、おそらく間違えてはいない(一応、そんなような研究結果もあったと記憶している。まあ、私は学究者ではなく一当事者なので、エビデンスが若干いいかげんなのは許してもらいたいのだけれど。

人間感覚には、いまどきのカメラのように「オートフォーカス機能がついている。それも、大変高性能な。これが、オートマじゃなくってすべてマニュアルなのが自閉症(=アスペルガースペクトラムだ。たとえば、誰かが「それ」と言って何かを指差したとする。定形発達の子供は、「指示の対象目線を向け、そ話者が何かしらの指示または主張を行うに備える」という一連の処理を、ごく自然に身につける。しかし、自閉症者の視界は、蟻の視界だ。「特定の範囲の、限られた情報」だけを拾うことができない。まず、「人間輪郭」を意識するのが難しい。うごき、を俯瞰してみることができない。そして、「手振りの意味」を理解するのには、もっと時間がかかる。

差した先を意識すればよい、と学んだとしても、その後がまた大変だ。自閉症者のせまい視界は、「それ」として指し示された物体「以外のもの」を意識できない。あたかも同化するように自閉症者の意識は「それ」とひとつになってしまう。指示、という行為の先にある意図へ辿り着けない。本人の記憶にも残らないような小さい自分に、こんな小さな「ロス」をくりかえして、自閉症者の社会能力定形発達者のそれからどんどん遅れてゆく。

自閉症者は往々にして、「世界自分とのあいだに、一方通行の分厚い硝子の壁がある」という表現をする。入ってくるものは、とき自分たちに害を与えるけれど、こちらがわから触れることはできない。氾濫した感覚世界に、ドナ・ウィリアムズが自著のタイトルとして記したように、「何者でもなく。どこでもいない」自分けが残される。興味が限定されるのは、何かしらア・プリオリな原因があるわけではない。単純に、あまりに「細かすぎ、多すぎる」情報の波に晒されていることの裏返しだ。自閉症者は、その複雑すぎる世界規則化するために自らひねりだしたルールにより所を求める。あるいは、数字言葉などの「より強固で、確実な」曖昧さの無い世界に逃避し、没入していく。

さて、ここで重要なことがある。成長が遅い、ということは、「いずれ追いつく可能性がある」ということだ。IQが高い場合は年齢が上がればコミュニケーション能力は(或る程度は)向上する。限られた環境であれば適応できるようにもなる。IQが低いと、成長速度が社会要求する適応レベルに追いつかないので、わかりやすい「知恵遅れ」になる。旧DSM水準においては、診断の多軸性、「コミュニケーション能力の障害」以外の細かい部分こそに、自閉性の障害の本質があったように思う。高機能自閉症者(これまでの診断基準でいう「アスペルガー症候群」、言語機能に遅れがあるものは「高機能自閉症」)は、往々にして、その能力努力によってコミュニケーション能力が向上させ、また、社会の中で自分が受容されるポジションを獲得し、
たかも「社会適応した」かのように振舞うことができるようになることもある。けれど、知覚過敏や感覚から来る負担の大きさ、ある種のデリケートさ(適応しても処理量は変わらないせいで疲れやすい)、過集中傾向、カクテルパーティ効果への適応不可能などは歳を重ねてもあまり改善しない。二次障害との複合で、ひどくなる場合もある。そして二次障害。我らが最大の敵である二次障害だ。慢性的感覚的に、また社会的ストレスを受ける環境による鬱や神経症PTSD様の症状(瑣細な感覚刺激からフラッシュバックを起こし、日常生活に支障が出る)なども、かなり改善させづらい。というより、社会に出ている多くの自閉症者は、コミュニケーション能力の障害以上にこれらに苦しめられることとなる。これらの人間に、「アスペルガースペクトラム」の診断基準から外れたとき医学はどのように対応するのだろうか?

私事になるけれど、自分二次障害への対応に、かなり苦労した。「病気になる原因」というのが感覚的な特性と、それによって経てきた生育環境に大きく拠っているために、一般的治療方針アドヴァイスがあまり役に立たないためだ。普通人間は、ごくふつうの家庭で(母親は多少厳しくて神経質だったけれど)そこそこ健康に育ったにも関わらず、重篤なフラッシュバック症状(いわゆる「自閉症パニック」の主原因になるもの)を抱えたりしない。精神科、に行って自分が求めた治療を受けられたケースはとても稀だった。最初の二件くらいは適当に薬を出されて、経済的継続困難なカウンセリングを勧められて終わり。結局、これではらちがあかない、と感じて(また、「はっきりさせるために」)実家に帰って診断を受けてきた、知的障害者向けの施設外来先生、そして、某k橋先生(統合失調の大家である)との出会いが、自分にとっては得がたかったけれど、必要治療を受けられないままの人は未だ多いと思う。数年前にアルバイトを探していたとき、2ヶ月ほど支援センターにお世話になる機会があった。自分大学時代と比べてこの数年、随分とサポート体制が整ったのだな、と感じて感心した(そして、その実現に走り回ったであろう人々に敬意を覚えた)、それからしばらくしての今回の報だった。

未だに「心の理論」ありきの「アスペルガー症候群とは」みたいな文章はよく見る。精神医学世界って当事者も臨床も置いてけぼりなんだな、遅れてんなあ、というのはずっと思っていたけれど、今回の改編でよりその印象は強くなった。二次障害が軽くなって、今の生活が忙しくなるにつれ、自閉症を取り巻くもろもろの社会的状況に興味を向ける機会が減ってしまったので、偉そうに論じる権利は無いのだけれど、「まだこんなに遅れているの?」と、失望にも似た気持ちになったことは否めない。

私は診断をうけたとき、その時点で、もともと積極奇異タイプだったこともあり、社会能力自体はかなり改善していた。コミュニケーション能力に重きを置く診断基準だと、今はそのように診断されるかかなり怪しい。当時は、二次障害が今より重かったのに加えて、義務教育期間を終えたことで、それまでの細かな「不便(大学でお世話になった先生曰く『目に見えない腕の欠如』」がいちどに明らかになり、社会的な困難が顕著になっていた時期だったため、「診断が下っている」ことに、自分自己分析の面で、そしてひとから助けを得る上で、随分と助けられた。この障害がときに致命的なのはコミュニケーションの障害よりもっと前のステップ感覚すること、世界に。社会に働きかけること、「関わる」ことそのものに困難を抱えるからだ。「コミュニケーション能力」だけに重きをおいて、障害の本質をばっさり切ってしまった新基準に、本来の意味で自閉性の障害を抱えた人間たち(ここ数年で顕著になったように、世間においてけして少なくない)を、フォローできるとは思えない。

自由業で不安定な生活なので、定期的に、「障碍者手帳を得るべきか」に迷うのだけれど、この機会に行動すべきかなあ、と、また、少しだけ迷っている。職種的に実感する機会は少ないのだけれど、「診断を持っている」というのは、「障碍者の枠に入れられる」ということであると同時、「自分の特異性がア・プリオリものとして理解され、社会的に許される」手続きでもある。<そして、負担の多い日常に対してシステム的なバックアップを受けられる、というのはとんでもなく大きい。

以前は、手帳を取るなんて甘えだ、と思っていた。実際、生活しはじめると、やるべきことをやるために、使えるものを使わないことこそ甘えなのではないか、と思う。今のうちに診断書もう一回出してもらって、支援センター相談に行くべきかなあ。けれど、ここまで「診断されない人間が出る」ことに異を唱えておきながら、自分はいつも立ち止まってしまうのだ。生きることに混乱を抱えるのが、自閉症特有事象であるはずはない。そんなことは重々承知していて、その上で、おそらく定形発達であれば経験しなかったであろう経験を、自分は重ねてきている。そして、思ってしまうのだ。自分のこれは、この、抱えた差異と、それによって生じる無数の困難は、自分経験し・乗り越えてきた沢山のことは、果たして「障害」なのだろうか、と。無論、この逡巡が、社会的に「障害」とみなされるか、サポート必要とし、サポートを得ることで社会構成員としての生活を送ることへの困難が軽減される人間存在するか(そして、自分がそのサポート必要としているか)、という観点とは、デリケートながら別の問題だ、ということも重々承知しているのだけれど。

2014-01-08

http://anond.hatelabo.jp/20140108180505

偏見とか言われるような一般的な話はしていないと思うけど。

精神病自殺者の中に例のような人もいくらかはいることはかなり確かだと思っている。

自分大学でかなりの数の実証系と臨床系の心理学の科目を一応は真面目にお勉強した上で、

認知臨床心理学とか精神医学とか自殺とかについての本をそれなりに読んではいるので、

著しい偏見はないと思っていたんだが。

2013-12-01

http://anond.hatelabo.jp/20131201134748

鬱は移るというのは、割りと精神医学的にも妥当見解みたいだな。もちろん、病原菌みたいな移り方をするわけじゃないが。

2013-11-29

http://anond.hatelabo.jp/20131128154920

精神医学的にいうと、ふとしたことで、一時的に異性になりたいと思うのは、それほど珍しい事ではないらしい。

2013-11-19

http://anond.hatelabo.jp/20131118131743

アメリカ精神医学身長人格にかなり影響を及ぼすってことが証明された。

その裏付けとして凶悪犯罪は平均身長以下が97.8%占めるらしい。ソースはBBC

2013-11-14

まあ、これも東京での常識 に 近い んだけど。 部落解放 がらみ なら あまり「頭数優勢」 を 「みない」 ことだろね。 「頭数優勢」を「みる」すけべ心 が もっとも 性質 が 悪い。

まあ、ある程度の年齢にさしかかると 自分の劣勢 を 自覚 する こと が 多々 あるんだけどね。

立ち回り かた だね。

まり 「恥ずかしい立ち回り方をしないこと」だろね。 「頭数が見える馬鹿」って 土壇場 に 極端に 弱い こと がある。

まあ。事業規模 を ほどほど の 規模 に 区分 するよう 行政指導 が あるんだろうけど「さ」 それも 部落解放 水平社 の 基本方針 だったりする。

まあ 精神医学の分野で 「箱庭療法」 といわれる 生活習慣病 改善 の 手立て が あるんだけど。

(こんなところ で よろしいかな?  母体 母体数 母数  母数 と 母体数 は 一致 しない。 事業法人数 と 事業従業員数 の はなし に スライド してくる から ここにしつこいひと は いるだろうね たしかに。

2013-11-06

http://anond.hatelabo.jp/20131106182258

「脳のエラー」を「パソコンエラー」に喩えている部分。

精神医学の話】11 自殺は「個人の自由」は、正しいのか?

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=408293129204052

あなたパソコンフリーズしたとします。どうしますか? 「パソコンが動かなくなった。もうこのパソコンは捨てるしかない!」といって、パソコンを捨てる方はいますか? いませんよね。再起動すればいいだけですから

別に自殺は考えてないけど、ここで「いませんよね」と断定しているところに疑問が残る。パソコンじゃなくても捨てる人いそうだもの

そもそも「生きることは大切だ」というバイアスがかかっていて少し気持ち悪かった。

個人にとっては自由だと思うけど、それに関して政府が支援することはない。少なくとも日本国家は国家を存続させようとしているから、他の人も書いているように労働者無駄死にさせることはしないだろう。

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