2014-12-18

とあるバブル世代の男

「突っ掛け者の人もたれ」

自分では何もしないくせに他人にはその対価を払わずに「アレをしろコレをしろ」と命令してくる馬鹿を何人か知っている。

命令口調はバブル世代中年に多い。

但し、 「アレやっといて」の丸投げは団塊高年の特徴。

最近バブル世代自分達で自分達の事を無能だと前意識的理解してはいるのではないかと考えている。

ただ、その無能さが(周りの人など)世に知れ渡ると困るので、敢えて虚勢を張って、さも「仕事が出来る」「重要な人物である」かのように振舞って傲慢な態度で他人と接しているのではないか。

楽観論は無学・無能の主張する論理

中高年に多い傾向だ。

楽観すると言う事はつまり危機の可能性を考えていないと言う事である

「最悪の可能性を想定していない。」と言う事が東日本で起こった震災に何を齎したのか考えてみればすぐ解るだろう。

「指示だけ人間

言うだけ言って、本人は何もしない。(恐らく能力が無くてできないからだが。)

俺の知っているある零細企業の一人社長なんかは正にそれだが、一般的な度を越えすぎているので病気ではないかと疑っている。(と言うか恐らく病気だ。)

所謂、「境界性人格障害」で、特に詳細に見ると「自己愛性人格障害」と言うヤツ。

嫌と言うほど、、、と言うか嫌と言う「以上に」半年間もつき合わされたので特長は良く解る。

真横で無理矢理観察させられているような状態が我慢の限界を超えるギリギリぐらいに続いた。

しろそいつ所為で俺が病気になるギリギリの状況だった。

そう言えば去年、DSMがまた改定になったので(アメリカの)精神医学業界では話題になっていた。

日本でも話題になっている筈。(日本精神医学会はアメリカ準拠なので、そうじゃなきゃおかしい。)

自己愛性人格障害の特徴と言うか診断基準は以下の通り。

自己重要性に関する誇大な感覚(例:業績や才能を誇張する、十分な業績がないにもかかわらず優れていると認められることを期待する)

限りない成功権力、才気、美しさ、あるいは理想的な愛の空想にとらわれている。

自分が “特別” であり、独特であり、他の特別なまたは地位の高い人たちに(または施設で)しか理解されない、または関係があるべきだ、と信じている。

過剰な賞賛を求める。

特権意識、つまり特別有利な取り計らい、または自分の期待に自動的に従うことを理由なく期待する。

対人関係で相手を不当に利用する、つまり自分自身目的を達成するために他人を利用する。

共感性の欠如:他人の気持ちおよび欲求を認識しようとしない、またはそれに気づこうとしない。

しばしば他人嫉妬する、または他人自分嫉妬していると思い込む。

尊大傲慢な行動、態度

彼は全ての特徴に当てはまっていた。

「誇大な感覚」は持っているらしく、自分の業績を過大評価している事は多かった。(俺はそれを何日も何時間も聞かされた。)

成功願望」もあったようだ。特にから会社を譲ってもらえず、弟が会社を受け継いだ事を悔しがっていた。ただ、「自分会社をやっていれば成功する。やろうと思えば何店舗でも展開できる。」とも言っていた。

過剰な賞賛を求めていたのも確かだ。ソイツは「他人から良く言われたい」と言う願望は持っていたし、ソイツ自身も言っていた。更に、別の誰かが賞賛されると非常に嫉妬する。「あいつは褒められたいだけだ。」とか、「アイツは大した事やってない。」とか。

特権意識」は常に持っているらしく、それを意識さえしていないようだった。大した家系出身でもないのに家紋の自慢をしてきた事がある。(その話を聞かされ続けて俺は辟易していたが。)

「対人関係で相手を不当に利用している所」を見た事は何回もある。ただ、周りの騙される方もあまり賢くないので従ってしまっていた。特に金銭の関わる事を「無料でやれ」と言う事は余りにも多かった。具体的に言えば、司法関係の処理を知り合いの法律家に頼んで無料やらせるとか、ウェブ制作無料やらせるとか、枚挙に暇がない。

共感性の欠如」は本当に毎日のようにあった。東北で起きた震災ボランティア馬鹿にしたり、死者を辱めるような事は平気で言っていた。(俺はそれを聞いて呆れた覚えがある。俺の友人も呆れていた。)

他人に対する嫉妬」も非常に激しかった。とにかく成功した有名人を卑下し、馬鹿にし、見下して自分を大きく見せる事は毎日していた。「あいつは大した事をやっていない。俺はもう何年もこの事業(実はただの単純作業)をやってきている。」と言う事は毎日聞かされた。

尊大傲慢な態度」は毎日で、親しい人間が注意しても治らない。特別扱いされていると勘違いしているから、本来入ってはいけない場所にも平気で入る。取引先の人間から「なんでそんなに偉そうなの?」と暗に注意された事もあるようだが、本人は意に介していない様子だった。

「見捨てられ不安」なんかもあったように思う。

「反社会性」も伴っていたし、演技性もあった、多分細かく見ていけば色々出てくる筈。

(俺は医者でもないし面倒なのであとは書かないが。)

まぁ、こう言う客観的指標も本人に言えば癇癪を起こして発狂しだすだろうから彼の周りにいる人間も、誰も言わないのだが、、、

関係を「疎ましい」と思っている人間は多かった。俺自身も周りの人間から直接聞いた。(まぁ、本人には伝えなかったが。)

もっと、こう言う人間検査して理解させるような制度を整備すべきだと思うが、中々そう言う事が話題になる事は少ない。

まぁ、日本精神医学が遅れているかある意味仕方ないことではあるが。

それにしても世の中にこう言う人間が何の咎めもなしに害悪を撒き散らしている事自体は間違いだし、それが社会の腐敗を進行させている最大の原因だと思うのだが、相変わらず誰も何もしないな。

まぁ、どうでもいいのか。

自分さえ良ければいい」社会だもんな。

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