はてなキーワード: 歯科医師とは
・女性差別を推奨しようという投稿ではなく、女性医師を増やせば医療が崩壊するシステムを批判するものです。
・今回の東京医大の件は、男女比の調整を行うと示していなかったという点から、肯定しかねます。
・女性医師の能力は男性医師と同等であり、一般に期待できる高い共感力から、むしろ臨床的能力に優れているケースが少なからず有ります。
・実際には妊娠・出産・育児を行わない女性医師が存在することは承知の上で、男性医師と比較した場合、そういったイベントが起こる可能性が高い、という観点から「女性医師」とひとくくりに記述していることをご容赦ください。
医師の仕事のひとつに、「当直」(=夜中に病院に泊まり込むこと)があります。皆さんが深夜に救急外来を訪れたり、あるいは救急車で搬送されても、適切な処置が受けられるのは、この「当直医」がいるからです。
よくかん違いされることですが、この当直は、いわゆる「夜勤」ではありません。
「当直」とは、
という一連の流れを指します。普通の業種であれば三交代にあたるところを、一人で行っているのです。
このようなクレイジーな働き方がまかり通っているのは、「人手不足」だからに他なりません。
結論から言うと、加速します。妊娠・出産・育児を、「今までと同じ仕事量を」こなしながら行うのは、難しいです。これは、上に書いた医師の業務のハードさから理解していただけると思います。
産後、女性医師が仕事に復帰できる環境を整えるのは非常に大切ですが、男性医師と全く同じ労働時間は期待できず、医師の絶対的な供給が不足することは避けられません。
パートナーの協力があれば良いのでは?と思われる方も多いと思いますが、女性医師の結婚相手の半数は男性医師です。つまり、どちらが携わっても医療におけるマンパワーが減ることは避けられません。
ここが非常に難しい問題です。というのも、一言で言ってしまえば「医者は一定以上の"頭脳"がないと務まらないから」です。
(裏口で入学した学生などは、いわゆる「外れ値」で、彼らが医学生の本流ではありません。また、彼らは医学の勉強をする際にも、塾に通ったり個別指導をつけたりすることで、財力で地頭の悪さを補っていますので、医学において"頭脳"がないと断じることは難しいのです。また、今回の女子学生のような「本当は優秀だったのに入学できなかった」ケースは本当に気の毒ですが、しかしながら多少の増枠を行ったところで、入試担当者は男子学生を採ったことでしょう。差別を生じさせないほどに枠を増やすことのデメリットは、以下に記します。)
現代の医療は非常に高度で、その知識・技術もまさに日進月歩です。医師国家試験の難易度のインフレは顕著であり、カリキュラムは常にギチギチ、テスト期間が始まれば一ヶ月間毎日試験、医学部においては「春休みは一週間だけ」というのも当たり前です。医学部に入ったからには常に学び続けることが求められます。
ここで単純に医師の数を増やしたからといって、同じレベルの人材が確保できるかは疑問です。仮にも人の命を預かる職業ですから、この点を妥協するのは危険です。
また、医学部の定員は増加傾向にあり、さらに現在日本の人口は減少していますので、どこかの段階(厚労省の見通しでは2028年)で需要と供給が釣り合います。つまり、今人数不足で困っているからといってやたらと医師を増やしすぎると、今度は医師が溢れすぎる、ということです。
歯科医師が人数を増やしすぎた結果、「食っていけない」歯科医師が増え、その結果として患者に本来不要な治療を勧め、保険点数を稼ぐケースが多くなったことは、広く知られている通りです。
医師になることを希望する女性を「女性だから」という理由で拒むことは、断固許されません。しかしながら、上記のような問題が存在することも、確かです。
では、どのようにして「女性医師が増えても医療の供給が保たれ」「今の医師の絶対数を急激に増加させることなく」すればよいのか。
それは、「医師の仕事の絶対量を減らす」ことに尽きると思います。まずは、「医師免許がなくてもできる仕事」を医師がしなくてもいいようにすること。医療秘書、医療クラークの増員が求められます。また、AIによる画像診断の積極的な導入で、画像診断の労力を減らすことも期待できます。
医師会が癌。
もう数十年前から医師を増やす必要があると言われ続けていたのに
歯科医師や薬剤師は過剰と言われるくらい増やされたけどそれで医療費があがったかというとそうではない。
医者より人数の多い看護師に医者しか出来なかった医療行為を一部認めようという特定看護師制度も
結局医師会を筆頭とした医師たちによって骨抜きにされて何も権利が認められなかった。
医療職者へのアンケートで自分の子供に同じ職業になってほしいか聞いたら医者だけ突出して「はい」が多かった。
とにかく医者の人数を増やすことと,歯科医師,薬剤師,看護師等への業務移譲を認めること。
医者自身が自分が既得権を享受する立場になった時、若い時にした苦労を下の世代にさせないという強い思いを持って
新しい医師会を作っていってほしい。
虫歯が全くない児童とあっても放置の児童。二極化は間違いないと思いますが・・・。
記事には、「経済的な理由」、「親の関心の低さ」とありますが、それだけでは無いと思います。
「親の歯に対する知識の古さ、少なさ」がひとつ。「子供の歯は生え替わるからいたがらなければ良い」「子供の歯だと思っていたら大人の歯だった。」と思っている人は結構います。
そうなると、「大人の食べかけを分け与える」「フルーツやスポーツドリンクは体にいいから寝る前に食べても大丈夫」「歯磨きは自分でやらせる」など、悪循環が重なって小学校に上がるころには第一大臼歯(六歳臼歯)はだいたい虫歯になる。
次に「通う時間が無い」ということ。
そんな子供が一人で歯科医院に通えるかといっても、小学校低学年ではさすがに一人では無理です。
保護者と一緒に通うことになるのですが、小学生って以外と治療に通える時間は少ないんです。
塾や習い事のない日で、親が仕事から終わって、それから通うとなると、ほぼ無理。
だからといって夕方連れて行くのはだれかが忙しい時間を削らないと無理。
なんとか土曜日にでも毎週のように腹をくくって行くしかありません。
大人でもそうですが、歯医者に通うから会社(学校)遅刻、早退するっていうことが当たり前にならないと、ついつい放置してしまうという家庭は一定数出ると思います。
子供は痛いときには痛いって言いますが、しばらく続くと、言わなくなるんですよ。「すごく痛い」が「ちょっと痛い」になっただけで、本当に何も言わなくなるんです。
それが続くと、もう虫歯になり放題。気付けば「ちゃんと毎食後、自分で磨いていたのに、痛いなんて言わないのに、なんで虫歯になるんでしょう」という親子のできあがり。
痛い歯の治療は何回もかかるんです。
親が、「ここが黒いんですけど。痛みはないみたいです。虫歯ですか?」っていうレベルで見つけてもらえば、短い期間で治療はおわるんです。
歯医者っていってもそれぞれに得意分野が違うんです。
まずは自分が何で悩んでるかを具体的にしたほうがいいと思います。
虫歯で痛いのか、歯周病で腫れてるのか、予防がしたいのか、義歯を作りたいのか。
標榜できるのは矯正歯科、小児歯科、口腔外科だけど、それ以外の一般の治療でも、歯内治療、義歯、歯周病など、歯科は歯科なりに分野が分かれてるんです。
だから、「歯医者なんだから、虫歯と入れ歯は誰でもできるだろ」って思ってるかも知れないですけど、矯正や小児、口腔外科専門の先生なんて、入れ歯は開業してからやるようになったなんて人は結構多いんです。
当然、それぞれの歯科医院のホームページでは、「何でも対応します」的なことが書かれますが、最近は得意分野を明確にしているところもあります。
もし、院長のプロフィールがわかるなら、大学病院くらいまでなら専門分野をたどることができます。○○大学○○講座とか、○○大学病院○○科ってあれば、それを調べれば治療分野が書いてあります。
自分の得意分野の治療は、治療方法の引き出しも多いから、説明もたくさんできるし、治療経験も豊富。
悩みが明確なら、まずはそういうところからあたってみるのもひとつの方法だと思います。
あと、かかるなら、平日昼間の予約をしてから。電話で症状を聞かれたらある程度は答えること。(他の歯科医院でこういう治療をしているが、途中になっているでもいい。)
平日の5時頃からや、土日は、どの歯科医院も時間が無い。ランチタイムにシェフを呼んで、ディナータイムに注文する料理の説明をさせるようなものです。少なくとも最初だけは平日昼間にかかるべし。
そしたら予約の時間少し前にちゃんといって、常識的な待ち時間でみてもらえるかはちゃんと見極めた方がいいと思います。
院長またはそれなりの歯科医師が話しを聞いてくれること、検査後に治療内容の説明があること。(今の症状に対する治療の説明、その後の別の部位の治療が必要かどうか)
そこで話を聞いて、納得できたら通ってみたらいいと思います。歯科治療が一回で終わることはほぼないので、話が合わない、話がわからない歯医者に通うことはないです。
(でも、予約を取って、あとから通院をやめるときは、断りの電話だけは早めに入れてあげてください。「仕事(学校)の予定が入ったから、次の予約はこちらからします。」でよいので。
あなたがあけてくれた時間に、痛みで寝られなかった患者が救われるかもしれません。)
何軒も回って、どこも納得できなかったら、自分の症状が思っているより悪い(または良い)のかもしれませんので、あしからず。
毎回待たされるところはやっぱりダメですね。歯医者が、治療計画をちゃんと立ててれば、急患や、症状の変化が大きい患者が立て続けに来ない限り、そんなに予想外の時間はかからないはずです。(そういう日もたまにあるけど)
いつも待たせるところは、慢性的なキャパオーバーだと思います。
あと、休日や夜にやってる医院や、一等地のビルの一階や、商業施設のテナントなどの医院は経費が多くかかってるので、何かにコストが転嫁されてると思った方がいいです。
保険点数は全国昼も夜も一緒。でも、人件費は土日、夜間のほうがかかるし、家賃は良い場所ほど高い。銀座のコーヒーは田舎の喫茶店より高くできるけど、歯科治療(保険診療)は一定。
だから、患者一人あたりの時間を短くする、待たせる前提で予約を詰めて入れる、自費中心の診療を行うなど、何かをしなければ成り立たないです。人手、良い場所の取り合いは単純な経済。
(自費診療は悪いわけではない。むしろ、材料の性質ではどうしても自費が優れている。)
お金の話のついでに。
いろいろな試算があるけど、歯を1本失うことの経済的な損失は数十万円以上らしいです。仮に1本30万円の価値(安めのインプラント)があるとして、28本で840万円。
>>タブレット(アメのほうね)
これははその後の歯磨きをすべき
>>夫とは和やかに歯磨きができる
歯磨きを両親で交代しながらやるメリットは他にもある。磨き残しがトータルで少なくなること。
でも、「あした、ママがやるから適当でいいや」ってならないように
風呂の後にでも床に座りながらテレビ見ながら歯磨きを長めにしてみるとか、子供の歯磨きをする場所で子供の目線からみえる場所でしてみること。
下の子はまねするのが得意。
あと、他人が歯磨きをすると、普通の力のつもりでも相当「痛い」。
相当優しくやらないと痛い。
しあげ磨きは「細かく」「振動でよごれを落とす」
友達にかなり腕利きの歯科医師がいるのだが、その人から虫歯にならない歯磨き方法を教わったのでシェアする。
朝起きてすぐ&毎食後30分後が理想らしい。
オレは面倒くさいから朝食後と寝る前の2回だけしかやっていないが虫歯になっていない。
別にきちんと磨ければ普通の歯ブラシでも電動歯ブラシでもどっちでもいいとのこと。
ちなみに電動歯ブラシはフィリップスのソニッケアー(歯科医師御用達らしい)が一番と言ってた。
これは必須らしい。
歯間ブラシは衛生面の観点から×、使い捨てのフロス推奨とのこと。
スーパースマイル(supersmiLe)がオススメとのこと。
あと歯磨き粉ではないがコンクールも良いとのこと。
歯垢がきちんと落とせているかのチェックには歯垢染色液を使うと良いとのこと。
以上。
自分の能力を超え(歯の掃除をさせられ歯を抜く人に説明しろとか、術後の応対がわからないしあいまいなことしかいえないし、乳幼児の歯磨きをしろとか。それも10分以内で全部終わらせろって要求)、かつ患者相手に利益を生まない仕事ばかり要求される。
学ぶためにいろいろ勉強や自腹で研修セミナーいってみたりもしたけど、手に職がつかなかった。
我慢しながらこんな状況を7か月繰り返してるんだけど収入月3万円食費に消える実家暮らし家に入れる金もできない
求人票は1年中出されてる医院だがバイトできた新人衛生士や新人歯科医師が50代お局集団にいじめられてすぐやめてく 離職率高い 院長は雇用契約についてなにも応じてくれない
去年は一人歯科医師が途中で逃げ出した有様だった
これなら夜間掃除のアルバイトのほうがまだ食べていけるんだろうか
一日10時間労働残業毎日2時間......昼休みは2時間だが電話番しながらお弁当一人で食べてる虚しさ 居眠り休憩もできない
見習いだから一番朝早く来て掃除して、一番遅く鍵を閉めて帰る(朝8時半ー13時30分 休憩2時間 15時30分ー20時半 そのあと2時間掃除や残業 帰宅開始が22時半 通勤1時間40分 家に着くと1時前 晩御飯食べて就寝が夜中の1時半 起床6時)
この前訪問歯科診療で特養に行った先からインフルにかかってそれでも休めなくて休みたいのを相談したら「俺は風疹でも仕事頑張って根性でやってたんだぞ」と言われそのまま出勤せざるをえなく・・・・インフルこじらせて39度の発熱と衰弱で死にかけて結果10日入院した 体重37キロで摂食障害気味になって死にたくなってる
休んでから復帰すると休んだ分もっと働け お前がいないせいで医院に損害だ 逆に金を払えとまで言われる始末で鬱になった
私は泣いているばかりになった
現在の医者は医療業務全般を行うことが出来るが、医者でも得意不得意がある。
それならば専門分野だけが診察治療できる医師の資格を作ったらどうだ
例えば、医者の補助をする看護師が、◯年以上看護師やってて準医師試験に合格したら準医師になれるとか
消防の救急救命士がドクターカーに◯年乗車して准医師試験に合格したら准医師として医療行為を行えるとか
司法解剖の補助を◯年して准医師試験に合格したら解剖だけ出来る准監察医になれるとか
臨床心理士でも精神医療に○年従事していて准医師試験に合格すれば准精神科医になれるとか
歯科助手に○年従事していて試験に合格すれば准歯科医師になれるとか
競争が起きて悪い医者は廃業だが努力する優秀な人材は医者になれる
良い考えじゃない?
http://www.asahi.com/sp/articles/ASK8H5746K8HUTIL01J.html
見た。
普通は登録料別で¥3,000くらい。本間は¥2,000くらいみたいだね。
事情を知らない一般消費者が安い方がいいと思うのは当たり前だと思う。
簡単に¥1,000も下がっちゃうんだから本間以外の動物病院はボッタクリ商売だと思うかな?
でもさ、獣医師の平均年収ってこの記事https://www.google.co.jp/amp/s/mainichi.jp/articles/20170706/k00/00m/040/115000c.ampにある通り、569万円なんだぜ。医師はおろか、あれだけ過飽和が問題になっている歯科医師よりも稼げない。全然儲からないんだよ。
ワクチンやフィラリア予防なんかの簡単な予防医療は粗利が高いのに、何で儲からないと思う?
それはだな、獣医師の本分である病気の検索・治療が儲からないからなんだよ。
今や数百万円もするような院内血液検査機器やエコーはあって当たり前。
そういった検査機器を駆使して、人の医療と同じような手間とコストをかけて検査・治療をしても、貰える料金は半分もない。
日本の人医療は国民皆保険だから、病院に直接払う額は3割が基本だろ?
だから動物病院業界は業界全体の値つけが伝統的に医療保険制度みたいになっちゃってる。
つまり、予防医療で広く利益を確保して、安価に病気の検査・治療を提供しているわけだよ。
最近は高度医療を行うような動物病院も多くなってきているので、そういうところは別だけど、未だに多くの動物病院は昔ながらの料金体系なのよ。
だからさ、予防医療しかやらないような動物病院グループが価格をダンピングして顧客がそっちに流れるなら、検査・治療費は高くならざるを得ない。
市場に任せるってのはそういうこと。
そうなると、今だってある程度はそうだけど、ますます貧乏人は動物飼えなくなるよ。
で、動物飼育率が下がれば動物病院経営もどんどん厳しくなって、近所でそれなりの動物医療が受けられなくなっていくわけですわ。裾野が小さくなれば高度医療だって立ち行かなくなる。どんどん動物医療やペットビジネスが縮小していくわけですね。
全てが市場原理に任せれば良いことばかりじゃないですよね。
不動産だってさ、市街化調整区域の規制を緩めたら郊外に空き部屋ばっかりのアパートが乱立して問題になったじゃない?
派遣法の規制緩和だって賛否あるでしょうが問題は大きいですよね。
追記
貧乏人は動物を飼わなくなるんじゃなくて動物病院に連れていかなくなるだけってのはその通りだね。
俺は動物病院の中の人だから、多くの人にペットを飼育する素晴らしさを感じてほしいし、ペットには適切な医療を受けてほしいのでそうなるのは悲しいよ。
中の人に獣医師会の闇を暴いてほしいブコメがあったけど、中の人は獣医師会入っていないんです。
獣医師会が入れてくれないんです。
医師や歯科医師と比較するのはおこがましいってのがあったけど、医師と比較するのは確かにおこがましいかもな。
でもさ、歯科医師の偏差値考えるとさ、比較したっていいじゃんか。
職業として同列だって言いたいわけじゃないけど、大学が6年間なのって医師と歯科医師と獣医師と薬剤師だけじゃん?
比べたくなるじゃんか。そこは大目に見てよ。
それから、人医療って医療法人だよね。動物病院って法人化すると株式会社なんだよ。利潤の追求が許される。
まぁ利潤を追求するためには多くの人に支持されなきゃならんので、値上げすりゃいいってもんではないのは立派な社会人の諸兄はよくおわかりだよな。
だからまぁ、規制や保護なんて動物病院にはいらねーだろって言われると、そうかなって気もしてくるな。
本間さんは業者では悪者扱いなんだけど、狂犬病予防接種率の向上には寄与しているんだろうし、ノミダニ予防薬や療法食のネット販売等で業界の慣行に良くも悪くも風穴を開けてきた動物病院グループで、評価されるべき面もあるのかもね。
加計学園問題を巡り、獣医学部の規制が、国民のためなのか、獣医師会のためなのか?という議論が交わされています。
規制が緩和され獣医師の数が増えれば、競争原理が働き、動物の治療費が安くなるかもしれません。
また、腕の悪い獣医師は競争過程で淘汰されてしまうのを恐れているのかもしれません。
その他にも、新設の結果、獣医学部が法科大学院のように潰れてしまい、私学助成金などの我々の税金が、結果として無駄なってしまうかもしれないという問題点があります。
しかし、ここには、重大な視点が欠落しています。それは、動物の視点です。
「国の偉大さ、道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る。」とはマハトマ・ガンジーが残したとされる言葉です。
獣医師になるためには多くの動物の犠牲が必要であることは、言うまでもありません。
解剖、手術、動物実験等様々な用途で、動物が使用されます。使用される動物としては、マウス、犬、豚、馬、牛などが挙げられます。
獣医学部が新設されれば、当然使用される動物も増えるでしょう。
確かに獣医師の数が増えれば犠牲になった動物の数よりも多くの動物を救うことができるかもしれません。
しかし、需要を上回る獣医師を養成し、人手が余ってしまったとしたら、その時犠牲となった動物の命は無駄になってしまうのではないでしょうか?
獣医師が余るなら、獣医師としては食べていけないなら、獣医師免許が不要な職種で活躍していけばいいじゃないかという意見もあります。
しかし、本当にそれで動物たちは浮かばれるのでしょうか?市場原理に目がくらみ本当に大切なことを忘れていないでしょうか?
獣医師は、 人間ではなく動物の命を預かるという点で、医師、歯科医師、薬剤師とは根本的に異なります。
人間なら医学および歯学の発展のため献体を行うような教育における犠牲の合意形成が可能ですが物言わぬ動物たちはそれができません。
獣医学部新設の認可は文部科学省の利権といわれていますが、結果的にこの規制は動物のためにもなっていたと思います。
市場原理に任せやみくもに獣医学部、獣医師を増やしてはいけません。不足している分野の獣医師の待遇改善など動物の命を犠牲にしない方法を検討するべきです。
今こそ「命を守る政治」が求められているのではないでしょうか?
加計学園問題を巡り、獣医学部の規制が、国民のためなのか、獣医師会のためなのか?という議論が交わされています。
規制が緩和され獣医師の数が増えれば、競争原理が働き、動物の治療費が安くなるかもしれません。
また、腕の悪い獣医師は競争過程で淘汰されてしまうのを恐れているのかもしれません。
その他にも、新設の結果、獣医学部が法科大学院のように潰れてしまい、私学助成金などの我々の税金が、結果として無駄なってしまうかもしれないという問題点があります。
しかし、ここには、重大な視点が欠落しています。それは、動物の視点です。
「国の偉大さ、道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る。」とはマハトマ・ガンジーが残したとされる言葉です。
獣医師になるためには多くの動物の犠牲が必要であることは、言うまでもありません。
解剖、手術、動物実験等様々な用途で、動物が使用されます。使用される動物としては、マウス、犬、豚、馬、牛などが挙げられます。
獣医学部が新設されれば、当然使用される動物も増えるでしょう。
確かに獣医師の数が増えれば犠牲になった動物の数よりも多くの動物を救うことができるかもしれません。
しかし、需要を上回る獣医師を養成し、人手が余ってしまったとしたら、その時犠牲となった動物の命は無駄になってしまうのではないでしょうか?
獣医師が余るなら、獣医師としては食べていけないなら、獣医師免許が不要な職種で活躍していけばいいじゃないかという意見もあります。
しかし、本当にそれで動物たちは浮かばれるのでしょうか?市場原理に目がくらみ本当に大切なことを忘れていないでしょうか?
獣医師は、 人間ではなく動物の命を預かるという点で、医師、歯科医師、薬剤師とは根本的に異なります。
人間なら医学および歯学の発展のため献体を行うような教育における犠牲の合意形成が可能ですが物言わぬ動物たちはそれができません。
獣医学部新設の認可は文部科学省の利権といわれていますが、結果的にこの規制は動物のためにもなっていたと思います。
市場原理に任せやみくもに獣医学部、獣医師を増やしてはいけません。不足している分野の獣医師の待遇改善など動物の命を犠牲にしない方法を検討するべきです。
今こそ「命を守る政治」が求められているのではないでしょうか?
>待遇が悪かったにしても、他の技術系公務員全般と比較して特に悪いわけではない
6年間学費を払って勉強しないとなれない公務員獣医の給料が、4年間の学費ですむ他の技術系公務員と給料が変わらないことが問題なんだろ。
2年余分に学費払って勉強して、それで待遇が同じなんて誰もなろうと思うわけがない。
>医師や歯科医師は人間対象ということで規制がさらに厳しく、そこだけを比較対象とするのはフェアとはいえない
公務員の医師・歯科医師と獣医・薬剤師では給料に差があるが、俸給表が設定された当時は後者が4年制だった。
今は獣医学部・薬学部も6年制になっていて、それにも関わらず他の4年制の学部卒と給与体系が変わっていないのが問題なのに、なぜ同じ6年制の医師・歯科医師と比較するのがフェアじゃないんだろうか。
最近獣医学部の新設について取りざたされているが、正直公務員獣医の不足は新設以前の問題だと思う。その理由をこれからあげていく
①仕事内容
公務員獣医、特に保健所など公衆衛生の分野で働く獣医師はいわゆる「動物のお医者さん」とは大分かけ離れた仕事をしている。だから「動物のお医者さん」になりたくて入ってくる獣医学生から敬遠されるのは仕方ない部分もあるのだが、それでも狂犬病予防員や人獣共通感染症の対策など獣医師でなければできない仕事ならば少なからずやりがいはあるはずで、ここまでの不足にはならないと思う。現状の公務員獣医は、それらの仕事に加えて旅館の調査や美容所の監視など獣医師でなくてもできる仕事まで任されている。不足している状況で、獣医師でなくてもできる仕事まで押し付けていたら人が集まるわけがない。
接客や応対の仕事をしている人たちならば大なり小なりクレームに悩まされるだろうが、公務員獣医はその中でも大分粘着質なクレームに悩まされることになる。なぜかというと、保健所の獣医師は引き取った動物の殺処分も仕事に入るのだが、これに関して動物愛護関連の団体が何度もクレームをつけてくるのである。また団体だけでなく個人によるものもあり、ネットで実名をあげて非難してくる者もいる(公務員獣医 殺処分で検索すると、香ばしいサイトがいくつも見つかる)。しかもこの手の連中は、なぜかペットを捨てた飼い主よりも獣医師をやっきになって叩いてくる。獣医というのは基本的に動物好きの集まり(偏差値が上がってからは特にその傾向が強い)であり、したくてそんなことをやっているわけではない(もちろんどうしようもない獣医も一定数はいるが)。殺処分などしたくなくて、少しでも減らそうと頑張っている人たちが理不尽な罵倒をくらっている現実を考えれば、不足するのも当然だろう。
③待遇
医療系専門職の公務員の給与というのは医療職棒給表に基づいており、医療職1が医師・歯科医師、医療職2が獣医師・薬剤師・栄養士といったように区分されている。獣医学部・薬学部は以前4年制であったため医学部・歯学部と区別されていたのだが、6年制になった現在も改正されていない。当然医療職1が一番給与が高いのだが、ここでいう医師・歯科医師というのは臨床の現場で働いている人たちだけでなく、保健所で働いている人たちも含んでいる。そして、保健所で働いている医師の仕事というのは基本的に公務員獣医と同様公衆衛生に関わる業務で、仕事内容に多少の差はあれど大枠は同じで勤務時間も変わらない。さて、それで医療職1と医療職2でどれほどの差があるのかという話だが、こんなブログを見つけた。
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20090717
このブログによると、公務員医師、獣医師の月収は次のようになっている。
初任職員 58万7200円 21万4700円 37万2500円
本庁課長級 71万7655円 58万1620円 13万6035円
このブログの主は開業医で、本庁課長級(獣医師として出世できる最高職)まで昇進すれば同格の医師との差は大分縮まるため、給与にそこまでの差はないと述べているのだが、悲しいことに獣医師のトップの収入は新人の医師の収入に負けているのである。個人的には、医師と獣医師ではこんなに収入差があると言われるよりも、獣医師はどんなに頑張っても新人の医師に負けますよと言われるほうがよほどやる気をなくす。これで公務員の獣医師と医師でそこまで差はないと言われてもしらけるだけである。
またこれに関連して言えることだが、公務員獣医の不足解消のため高校生に対して公衆衛生や大動物臨床に関する広報活動を積極的に行っていくべきではないかという話を聞いて、正直逆効果にしかならないのではないかと思った。獣医ならではの仕事である牛や馬の臨床は確かに高校生も興味を持ってくれるかもしれないが、同様の仕事内容、勤務時間でこれだけの収入差がある公衆衛生の現実を知ったら、だれも獣医学部を出て公務員になろうとは思わないだろう。