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はてなキーワード: エッセイとは

2021-07-10

anond:20210710014546

同性愛とか関係なく、

自分イケてると思ってる感じが行間から湧いてて読むのしんどい

これを見るに、増田自分語りとかエッセイを読むのが向いていないのだと思う

2021-07-07

anond:20210707213629

おかしいですね。もっともっと昔、昭和橋本治さんが素敵なニットを編まれていて

小説エッセイ面白い天才漫画も上手い)

https://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1041904837

ニットを編んだり、刺繍する男子なんてむしろ素敵って言われていたと思うのです。

何か時代が逆行してしまっているのでしょうか。

2021-07-06

素人エッセイ漫画家?がバズってyahooニュースに乗ったら叩かれて辛くなって「叩かれて辛いです」をエッセイ漫画にしてTwitterにアップしていてなんだこれと思った

無料作品にそこまで言わなくても、というところまではわかるんだけど、その後辛い気持ちエッセイにしてよしよしされるのわかってやってただろ感?

上手く言語化できない。叩かれた以上に好意を向けられた回数のほうが多いだろうに、叩かれたらエッセイ漫画にするのがもやもやするのかもしれない。

タダで見て勝手文句言ってすいません。

2021-07-05

anond:20210705081754

誰か代弁してくれるわかりやすアイコンを探してたんですが、図々しかったですね。いろんな方の気持ちを少しづついただくのにエッセイなら私でも読めると思えました。ヒントをいただけました。ありがとうございました。

2021-07-01

anond:20210701144915

そういう夢ってどこからわくの?構って欲しい欲求からか?

こういう作品書いてるけどプライベート自分は〜みたいな?作品以外興味ないよ

 

イケメン美女自分容姿に自信がある()から敢えてキモメンやエグい話を描くってことも無いし

逆にブサイク自分容姿に自信がないかキモメンやエグい話を描くってことも無い

商売なら需要があるものを描くし、

厨二病メンタル弱ってると商業作家なのに自分ファッションリョナラーです発言とかし出すし

極まると嫁・彼女のいる身としてはとか語り出すし

リョナラーロリ作家なのにファミリーエッセイ漫画公開し出す

 

ただしどんな創作でも作者を切り取って作られるもなので

エロ描くとき自分エロの好みを世界中に公開するとき

その意味をよくよく考えることですね

2021-06-30

昔……おそらく2006年くらいの自分は、家庭を持つ事に憧れていたし母親になりたいと思っていたと思うんだけど。

つのからか、小さい子供を持つ「母親」というもの世間で無条件に持て囃され、何ら責任を負わずに済むようという風潮になってしまった。こんな世の中では世の「母親」というものに対して反発と敵対心しか持てず。母親子供虐待死させようが無条件で庇われ、肯定されるという世の中。とにかくそれが嫌で嫌でしょうがない。

ネット言論はどこを見ても、母親に多くを求めるな、三歳児「神話」なんてない、子育て保育園に丸投げしていい、母性信仰押し付けやめろ、といったものばかり。育休や子供の急な発熱による遅刻早退欠勤仕事独身の同僚に皺寄せがいっている事を愚痴られても会社経営者が悪いで済ませ、彼女自身会社改善するために自発的に動く事などはない。独身女性の声と違って聞き入れてもらいやすいにも関わらず。あなたたちの娘だって将来独身の成人女性になる可能性はあるのに。それに比べると父親に関しては虐待育児放棄は叩かれ、多少はまともに親の責任を果たす事が求められている。とにかく小さい子供を持つ「母親」は全面的肯定され、何ら責任を果たさずに済むようになっているもよう。

子育てに対する金銭的・精神的な支援も昔に比べれば格段に増えたのに、もっともっとと際限なく求める。日本経済状況が悪化する中で、こと子育てに関してはじゃぶじゃぶお金を使えるんだから、その税負担独身や子無しにいっている事はちょっと考えれば分かる筈なのに、感謝するどころか日本は子持ちに優しくない!と被害者面するばかり。

いつからこんなふうになってしまったんだろう。

映画の『トゥモロー・ワールド』が2006年か。あの映画は好きだったけど、繁殖力が衰えて少子化が進んだ未来社会妊婦赤ん坊希望を見出すというテーマ、正直今だと全く受け付けないような気がする。あの頃も「少子化」が叫ばれてはいたんだろうけれど、少なくとも今よりはまだ気にならなかった記憶なんだよな…。

東日本大震災での原発事故後の「子供を守れ」の大合唱や、その後の「保育園落ちたぞ日本死ね」辺りが契機だったように記憶している。

ただ2011年3月の時点では既に少子化悪玉論にうんざりしていたような記憶はあるな…その辺どうも曖昧

自分記憶だと2006年頃は、「貧困」「格差社会」「プレカリアート」が標語とされ、年齢を問わず非正規労働貧困問題が語られていたような記憶少子化話題にされてはいても、その原因として貧困故に結婚できない若者存在ちゃん話題にされていたし、少子化対策として今のように「子育て支援」一辺倒ではなかったような記憶だ。それが今では「貧困」は「子供貧困」になり、子供のいない成人の貧困は置き去りにされるようになってしまった。給与についても「若者給料は低い」とのみ語られ、現在の中高年(かつての若者)だって給料は低いし上がる見込みもない事は無視される。

2000年代後半から震災前後にかけて、だんだんと年齢や子供の有無による選別が進み、生産性のない人間露骨に虐げてよいという風潮になったのか…?と思っているけれど、どうだろう。

フィクションだと『TIGER&BUNNY』の主人公が、娘を郷里の母に預けていた事で育児放棄と叩かれていたのが印象的だった。これ、もし主人公父親じゃなくて母親だったならこんなふうに叩かれたんだろうか?って思った。いやそもそも女性だったら主人公にならなかったのかもしれないが。

現実と同様にフィクション作品においても父親は叩かれるが母親全面的擁護されるという傾向、いつのからかあからさまになったなーって思う。

あと気持ち悪かったのが『おおかみこどもの雨と雪』に対するネットでの反応。母親完璧を求めるな母性信仰押し付けるなと、あくまで一人の女性を描いたフィクションであるにも関わらずそれを現実の全ての母親に対しても求めているかのような意見が異様に多くて怖かった。まああの作品は娘の視点から見て、息子と娘で差をつけすぎという感想結構あってそれには納得したけれど。

昔の自分漫画の『フルーツバスケット』のようにシングルマザーの子育てを描いた作品が好きで、自分もそんな母親になりたいという気持ちがあったんだけど。今は何かもう未成年の子供を持つ「母親」という存在自体が地雷で、見るに堪えない(明確に古い時代舞台にした話ならばかろうじて大丈夫かもしれない)。好きだったんだけどなー。母親愛情を持って子供を育てる話。今の母親はどこまでも自分自分がで子供の事なんかアクセサリー程度にしか思っていないようなのばかりだし、フィクションでもその手のコミックエッセイが異常に増えて、もううんざりだ。

今だと『破壊神マグちゃん』とかも、これは一見母親子供のために頑張って稼いでいるように見えても実際には税金で十分な支援受け子しか搾取してるんだろうなと思うと嫌な気持ちになる。

作品や作者に罪はないんだけどもう昔のような純粋な目では見れない。

何がしんどいって今生きてる子供達は皆、そういう我が儘で傲慢母親からまれてきたって事だよなー。だから子供を助けるような仕事をするのもそういう母親を助ける事に直結してしまうので嫌な気分になるというか。

子供のため、じゃなくてその子供達が大人になった時の、大人人権を守ろうという発想ならまだ少しはマシかもしれないけれど。それでも今の「母親世代を利するのかと思うとうんざりではある。

2021-06-27

ソウル市長選挙に出て話題となってキム・ジナさんのエッセイ『私は自分パイを求めるだけであって人類を救いにきたわけじゃない』って、

多分直訳なんだろうけれど日本語として不自然タイトルだなーと思う

そこは

「私は自分パイを求めにきただけであって人類を救いにきたわけじゃない」

とか

「私は自分パイを求めているだけであって人類を救いにきたわけじゃない」

とするのが自然なんじゃないかなーと思うんだけど。

2021-06-26

オタクオタクになってみたけどつらい!

気づいたら女オタクの女オタクになっていた。

二次創作のために作った垢で、最初推しカプの話で盛り上がれるフォロワーが出来た。その内、この人の作品と人柄が好き・・・!と思える神に出会った。神は自ジャンル絵描きだったんだけど、漫画以外の好きな物もどんどんTLに流す人だった(マシュマロでよく「垢分けしてください」と言われていたが分けなかった。副垢もあるけど同じ内容をオタの方でも流しがち)。神の影響で、私はジャンル外のマンガ小説web記事ブログも読むようになった。エッセイなんか読んだことなかったけど、読み易くて面白かった。

最初は何も考えずに面白いと記事を書いたライターエッセイストやブロガーフォローした(彼女たちは二次創作のしないオタクしかった。そういう人たちがいることさえ知らなかった)。TLが賑やかになった。彼女らの書く文章や絵が好きだったはずなのに、気づけば彼女らの話題にするニュースについて考えたり、日常ツイートを愛おしく思うようになった。ちょうど自ジャンル公式の展開に萎えていたのもあって、二次創作より彼女らの好きな文化歴史美術映画漫画小説ファッションコスメなど)に強い関心を向けている自分がいた。

彼女らはすごい量の本や漫画に触れていて、面白い物を見つける能力がすごい。向こうはフォロワーが多いしリプライもしないので、もちろん一方的フォローだけど世界が広がっていく感じがした。女オタクたちの仲が良いやりとりを見るのも楽しかった。

でもスペースはない方が良かった。

「スペース」を念のため説明すると、Twitterでやれるラジオみたいなやつ。インスタライブをする文化のないオタクのclubhouseと思ってくれれば良い。1人でも配信できるけど、大抵相互フォローの人が来ておしゃべりする流れになる。最初は、好きなオタクが喋ってるのを聞けるの楽しい!だった。でもあの人たちって本当に恵まれた人たちなんだなって見せつけられるみたいで、最近は聞く気になれない。

なんか女オタク金持ってる。

私は自ジャンル漫画以外は漫画喫茶や図書館で読んでるんだけど、あの人たち買ってるんだと気付いてしまった。スペースで1人が「あの漫画面白かった!10巻まで出てる」って言ったそばから、「読んでない。買うわ。・・・Kindleで全巻買った」って言っててびっくりした。一巻買ってみるならともかく、友達に勧められた漫画大人買いする?でも漫画ならまだオタクからかで済ませられたけど、他の物もそう。

「この前教えてくれたアレ(小説コスメエステマッサージ?)、お店)良かったよ」

て会話が頻繁に出る。スペース中に「ポチった」とかもよくある。ブログライター副業趣味の人が多いけど、ぽろっと出る仕事私生活の話を聞いてるに、ほとんどの人がキャリアちゃんと積んできたアラサーで当然大卒だと思う。中学受験も当たり前の層で、田舎まれもいないんじゃ?全員新宿伊勢丹にすぐ行ける距離に住んでるみたい。あとやたらと何かを勉強してる。親も読書家だったんですね、本だけは無制限に買ってくれた家ですか、そうですか。専門卒で薄給田舎育ちで親はテレビしか見ない、語れるキャリアのない自分とは、全然ちがう人たちなんだな・・・

ツイートだけなら高級化粧品もたまの贅沢なのかな、なんて自分に置き換えて見ていられたけどあれが日常な人たちなんだよなー。スペースは声のおしゃべりだから、その辺のリアリティが段違い。色んな本から引用する知的だけど面白くて、ちゃんと誰に聞かれても困らないわきまえた会話ができる時点で頭の良い人たちだなと思った。

実は少し前、ちょっとでも近づきたくてブログを始めたけど、書けることが全然なかった。匿名のこういう愚痴ならいくらでも書けることに今絶望してる。彼女たちにとって私はこれからもずっと、フォローする価値のない視界に入らないアカウントなんだよなぁ。

2021-06-24

道徳的アカウント好きな人

道徳的漫画とかエッセイとかエモいこと書いてるアカウントとかあるじゃん

あいうのが好きなくせに

本人が傍若無人自己中みたいな人って

どういう状態なんだろう

2021-06-22

男が女のフリして描く漫画ってあるだろ?

なんかエッセイ的なヤツで。

その反対に女が男のフリして描くエッセイ漫画があったらうけるんじゃね?

お前らってホームレスに芸やらせた しまだあや のことを忘れてるよな

謝罪文すら書かずに逃亡してるけど






お前らって本当その場で気に食わないから叩いてるだけでその後どういう行動を取ろうが関係ないんだなw

2021-06-21

anond:20210620135554

ネットで話題(令和)とかラノベ平成後期)とかジュブナイル平成前期)とか怪奇小説昭和)とか世代ごとに名前がかわっているだけで

若年層にうれたらそれをひとかたまり書店棚にかためておいてついでのお買い上げを狙いたいってだけやで

 

あと純文学って昔からかわいそうなんだけど特筆すべきなんのひねりもないがエッセイでもないフィクションってこと?

2021-06-14

anond:20210614012642

大学生はこうした黒歴史エッセイを書きがちなんだけど、たまに本当に死んでしまうから困る。

5年後に見返すとただただ恥ずかしいだけなんだが。

夜更かしするとメンタル蝕むから早く寝ろ。

2021-06-10

anond:20210609150727

ツイッターに書いてないで、毒舌芸人としてデビューしたら?もう少し長文のエッセイを書いたりして、鋭い視点で人気になったら?便所の落書き思考が強化されるなんて損じゃね?

2021-06-09

星野源下位互換

 最近様々なことに悩みだした。大学4年生にして思春期の訪れである。世の中の様々なことに興味を持っては、大学卒業するまでの期間の長さを嘆き、折り合いがつかないまま悶々とした気持ちで日々を過ごしている。

 僕は今まで散々人生をサボってきた。最低点主義とでも言おうか、家族など周りの人の反応を見ながら自分である程度の基準を作り、それを満たしさえすればなんでも良いと思っていた。高校受験の際は、祖父・両親が通っていた高校に行くことが家族の中で当然とされていたためそれに合わせて合格することを目標としていた。中学校程度の勉強はそれなりにやっておけば志望校くらいは受かる頭の良さであったため難なく受かった。しかし、例えば部活動自分の中の基準にまったくなく、練習サボりまくり挙げ句そのせいで同じ部活女子に泣かれた。僕の中の基準高校に受かる一点に集中していた。高校に入ってからは、なぜかわからないが志望校東大と言ってしまったために家族先生を期待させてしまい(と勝手に思い)よくわからないことになっていた。端から東大に行けるとは現実的に思っておらず、勉強はしていなかった。それでも宣言してしまっているからにはある程度の「惜しさ」を演出しなければならない。高校3年生の頭には学年で半分以下の順位になっていた僕は、「文転」した。文転してからはある程度の順位は取れるようになりワンチャンあるかもという感じを出せていたがあくまで「ワンチャン」。そのまま受験突っ込み、結果は惨敗した。我が家浪人には寛容であったためもう一年やらせてもらえることになった。しかし僕の基準はもはや東大ではなく「惜しさ」の演出に移行していたのかもしれない。一年中遊び続け、昨年よりは改善したが結果はだめだった。それでも後期である程度の大学に滑り込めてしまったために「惜しさ」の演出には成功してしまった。大学に入っても最低点主義言わずもがな変わらない。単位を取るだけだったら誰でもできる。何一つとして学問は身についていないが、あと卒論さえかければ僕は卒業できる。

 こんな、最低点主義人生を通して実践してきた僕も勉強だけをやっていたわけではない。絵を描いてみたり(才能が絶望的だった)、小説を書いてみたり(根気がない)、ギターを弾いてみたり(練習嫌い)、作曲を行ってみたり(世に出ているものクオリティーにならないことが気に食わない)、いろいろなことを知りたいと思い最初の一歩だけ踏み出してみた。しかしどれもすぐに飽きたり萎えたりしてしまった。今でもこれらをある程度好きだという気持ちは持っているが、世に出るレベルには到底ならないだろうということを予期してしまっている。最低点など存在せず、最高点なら∞の世界の話に立ち入れない僕がいる。

 社会に出てしまえば周りから求められる最低点などというものはどこにもない。それに、最低点を取れなくても、ある程度のセーフティーネット存在する。僕がこれまで回してきたサイクルはほとんど無に帰す。僕はこの社会の中でどこまでもフラフラとしていくしかないのだろうか。

 僕の「好き」は移り気で、小さく、根気がなく、僕を規定するものになってくれない。それでも今はこれを大事にせねばならないと芽生え始めた自我が言う。僕の「好き」はこれから最低点を求めず、自由に泳いでいけるか。22年間サボっていたからこそ、今、世界のすべてを手に入れたくなってしまった。領分をわきまえず色々とやることをこの僕が僕に認めなければならない。そして、世に花開くことを真に夢見なければならない。

 何者にもなれないことこそ誇らしく、胸を張って生きていこう。

 これは人生絶望した若者戯言です。今日話を聞いてくれたみんなへの感謝の一つの形として書きました。そしてCrazy Crazyに感じて星野源にドハマリしていた15歳の僕に捧げます星野源の多才っぷりはとどまることを知らず、どんどんとかっこよくなっていくばかりです。この7年で更に距離は離れてしまったけれど、星野源はたしかに僕を構成する一要素です。一応結婚のことについて触れておくと、私は有名人の誰と誰がどうだ、みたいなことには全く無頓着で無関心です。しかし、星野源結婚したことによって新たな面を見せてくれるかもしれないということには期待することもあります。これまでエッセイで見せてくれていた暗黒面もさわやかなライブでの姿にも、それを支える世界への愛のようなものが僕の心までも包んでくれているような気がしていました。これからは包み、包まれた愛が僕に触れることになるのでしょうか。それならば一層、僕も源さんの心を包むような愛を持って世界に向き合っていかなければなりません。世界のすべてを肯定することは難しくても、世界には素晴らしいことがたくさんあるとよく噛み締めたいです。そしてそれを表現にまで昇華できればこの上ないことと思います

 ありがとうございました。

 2021-06-09 Crazy CrazyPVBGMに聴きながら

2021-06-08

anond:20210607231624

申し訳ありませんが、私には国語力なるものはないようです。

オッカム氏の主題なるものが「衝撃と畏怖」にあることと、そのツイートがその主題とは別の角度・視点から読解しえる事はそこまで矛盾するように私は思えません。あなたにとっては大事なのはそこなのだとしても、別の人間からすると、なぜ誤解を生みうるとしても、結婚という事象も絡めてその話をせざるを得なかったのか、それ抜きでは語り得なかった、それを一般化する余裕もないほど差し迫った衝撃と畏怖の背景にあるものとはなんだったのかと思う訳です。国語力という話があった通り、オッカム氏の文章国語教科書に出て来るエッセイのような自身経験に裏打ちされた、小説のような修辞的な良い文章でしたから、他の古今東西小説と同じく、作者の意図も超え得る裾野の広い解釈が出来る文章であったなと感じました。私はその意図で書いていないという話をされても、文章としてそれ以外の解釈が通る可能性があるなら(言語的に間違った字義解釈をしているのでもない限り)、時としてその解釈を書いた人間意図とは離れた解釈をされうるし、そして本人の意図埒外に見えてくる姿や批評性もあるというのが文章面白さでもあり、怖さでもあると思います

今回の件は私はオッカム氏を研究者の方だと思っているので、ご自身主観的経験文学的な修辞で飾る事よりも、社会構造に基づくものを語る際の姿勢として一般論を期待してしまっていた所があります。それはこちらの落ち度でした。申し訳ありません。

ただ、”トロフィーワイフなんて悠長な話をしている余裕は、彼にはない”というのはオッカム氏本人にしか分かり得ない事ではあると思いました。オッカム氏の”キャリア志向のない女性”の話と同じことですね。ご本人が直接同時通訳の方からキャリア志向はないんです」と打ち明けられたのか、あるいは”「〜から明らか」とか「〜以外には受け取りようがない」と主観依拠”して判断したのかは分かりません。同じようにあなたがオッカム氏にそんな余裕はなかったんだと打ち明けられたのでもない限り、もしくは”「〜から明らか」とか「〜以外には受け取りようがない」と主観依拠”したのでないなら、それは分からない事だと思います(オッカム氏はたくさんツイートされているので私がこれにまつわるつぶやきで何か重要な見逃しがあったらすみません)。

私が一連の話で思うのは”キャリア志向はない”とオッカム氏は何をもって判断されたのかということで、そこにジェンダー的な観点から語りうる問題があるように感じます

そして、「衝撃と畏怖」という話で言うなら今回のTwitterでオッカム氏に来ている批判主題もまさにそこにあるような気がします(これは主観依拠しています)。それは女性通訳者をはじめとした色んな方々の、ご自身境遇がこう見られているのかという「衝撃と畏怖」だと思います。オッカム氏にとっては批判者の主題なるものは”主観依拠”した事実誤認かもしれません(私は批判した方々本人ではないので分かりませんが)。

しかし、オッカム氏とは逆に、批判者にとっての大事なことというのは、「想像もできなかった」の前にある「迎えることは」の方だと思うのです。それはなぜか。というのは寄せられているジェンダー的な批判が答えだと思います

私はオッカム氏が故意ミソジニー発言をしようと思ってしたとは思っていません。しかし、寄せられた批判国語力のない誤読と一蹴できるほどのものなのかという点と、短時間でその人に対して人生設計の行く末と意志の事を話す気にさせるほど胸襟を開かせるような驚くべき特異な好人物エスパーでもない限り、通訳の方に対して”キャリア志向がない”と判断された事の背景にはジェンダー的な視点で語りうるべきもの存在していると思われる点、この二点はやはり思う所でありました。

先の文章といい、長文ですみませんでした。返信を下さって嬉しかったです。

2021-06-07

ずっと気になっている本の著者がいる

だいぶ昔、暇すぎて図書館時間つぶしてたんだけど、特に読みたい本もなかったかソファーの近くの本を手にとったわけよ。

全集コーナー。文科系学者の本だったのは間違いない。

政治学者かなんかのエッセイっぽくて、妙に投げやりなところが惹かれた。「仕事から書いているけど書くのは好きではない」とか「ほんとは誰にも記憶されずに死んでいきたい、こんなもの書きたくない」みたいなニュアンス言葉が印象に残っている。あれは誰だったんだろう?って調べてみても全くわからず途方に暮れている。

全集があるくらいだから割と著名な人なんだろうけれど分かんねーんだよな。

皆様の知恵を拝借したい。

2021-06-06

anond:20210606092344

猫好きな増田達へ:角田光代今日も一日きみを見てた」

好きなものにこだわり続ける人生に迷いが生じた人達へ:向田邦子手袋を探す」(「夜中の薔薇」「向田邦子ベストエッセイ」に収録されている一編。向田邦子作品を初めて読むのなら、ベストエッセイおすすめ

anond:20210605160212

今では、みんな忘れてしまった植草甚一(J ・J)氏の『カトマンズLSD一服』。こんなエッセイ学生が読んで「J ・Jってカッコイイ!」とか思ってた時代もあったなという感じ。ほんとうに、なんの足しにもならない感じではあります。でも僕は今でもこの人のエッセイ結構好きです。厭世的な雰囲気なんだけど、肩にまったく力が入ってない、飄々とした人。

[]2021年6月5日土曜日増田

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旅行記

数ヶ月アジアを旅したことがあり、旅の前後に何冊も読んだ。その中から

深夜特急/沢木耕太郎ベタだがそれでも外せない。文庫でいうと3巻くらいまでが面白い

漂蕩の自由/檀一雄:たしか上記の本経由で知った。この人、どうやら人格はかなりアレ。しかし話は味わい深い。メシの描写も良い。

チベット旅行記/河口慧海読みかけ。坊さん大冒険RPGかと思うレベル体験連続

いつも旅のなか/角田光代:色んな国での話を少しずつ。次は何が出てくるのかな?とサクマ式ドロップスでも舐めるように気軽に読める。

行かずに死ねるか!/石田ゆうすけチャリで何年もかけて世界一周した人の。段々たくましくなっていく。

人生の100のリスト/ロバート・ハリス好き嫌いが分かれそう。ヒッピー?旅とドラッグセックス本が好きオッサン旅行記というか半生記というか。

自己啓発/似非科学/特定政党の考えを強く押したもの、これら以外】

新書のくくり無し。ここ数年で読んだ比較的カッチリした本の中からおすすめの著者を挙げる。

歴史宮崎市定、井波律子高島俊男川北

国際政治高坂正堯

仏教:魚川祐司

投資ウィリアムオニールマーク・ミネルヴィニ、ジムロジャーズ

エッセイ

まり読まないのでパス徒然草とか好きだが、鎌倉時代だし。

anond:20210605222034

2021-06-05

anond:20210605160212

中島らもの「バンド・オブ・ザ・ナイト

型にはまらない人間が型にはまった生活パワハラ社長の下で広告会社営業マン)を経験した後、自由人に戻る話。

何も得るものはないけど、世の中が嫌になった頃に読んでこんな作品があって良かったと思った。(エッセイ風の小説だけど)

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