はてなキーワード: 都市とは
昔、田舎の公立小学校(といっても地方中枢都市クラスの住宅地だが)にいたことがある。
そこで授業参観で理科の授業をやることになったのだが、俺は当時からちょっと浮いていて、
まあありていに言えば「少し変な奴」認定を受けていた。
そんな俺だったが、理科・社会の授業はほとんど授業は真面目に聞いていなかったがなぜか成績はよかった。
俺は張り切って親にいいところを見せたくて、
先生の「シリンダーを押し込むと、スポンジが外に飛び出ました。なぜですか?」という質問に手を挙げて、
「シリンダーが押し込まれたので内圧が上がり、外圧より高くなったからです」と、元気よく答えた。
どうやらここは、授業で習った通りに『シリンダーの中の空気が押し込まれたから』と答えるべきだったらしい。
俺はなぜ笑われているのかわからなかった。小学生である同級生が、俺のことを笑うのはまだわかる。
だが、授業参観に来ている親のほとんども「何を言っているんだこの子は、バカなんだな」という顔で笑っているのだ!
なぜ笑うのか、まったく分らなかったが、結果としてその日から俺は「少し変な奴」から「バカ」に保護者公認で格下げされ、
いじめを受けることになった。
今ならなぜ笑われたかわかる。保護者のほとんども俺が言っていることが何となく理解できなかったのだ。
少数の仲のよかった(彼らも異分子扱いだった)友達は笑わなかった。その親もだ。
後で知ったが、仲の良かった友達の親は、大学職員、行政書士、パチンコ"メーカー"勤務など、
対してあざけりの表情をしていたのは───まあ、土地柄から察されるだろう。
もうすでに地元の"おな小"、"おな中"コミュニティとは10年縁切りだ。
大学の時は「大卒以外は人間とは思ってはいけない」などという傲慢な考えにとらわれたこともあった。
社会に出て、高卒でも俺より知識も技能もあるおじさんに揉まれて、
一概に括れるものではないということも分かった。
だが、たまに。
東京の郊外にあるありふれたFラン大であるが、かなりバラエティに富んだ人間がいて頭悪いがそれなりに楽しい大学生活を送った。
通っていたFラン大の某学部は関西を除いて全国各地から学生を集めており、大学全体では所属学生が万単位でいる伝統的マンモスFラン大だ。
Jリーグに内定した選手やドラフト会議で球団から指名を貰いプロ野球で活躍してる人は何人もいるし、学力以外の分野で知名度を上げている大学だ。
そして地方でもそれなりに知名度がありOBもそれなりに多い方だ。そこらの専門上がりのFランとは格が違う。
そして、インターンの文字が掲示板を踊る3年生に無事進級することができた。(まぁ課題と出席回数クリアすりゃほぼ単位出るので進級できない方がマズイのだが)
就職を考える時に、まずやりたい職種や業種を絞り、その次に地元に帰るかか東京に残るかを選択する。
食堂で親しくしている友人と昼食ととっている時に就職の話題になり、ふと地元に帰るのか?と聞いてみた
「あんな田舎帰る気さらさら無いし、そもそも東京で就職するためにここ入ったんだよ」
とほとんどの地方出身の友人がこれに似たようなニュアンスの回答を寄越してきた。Fラン大と地方の闇が垣間見ることができた。
現代の高卒就職は、学校の推薦か就職課に届く求人票を基に連絡し就活するのが基本となっている。
ということで高卒就職を選んだ時点で一生地元にいることが確定するのである。
地元のFラン大進学を選ぶと、関東のFラン大と比較して知名度で劣る上、東京で働きたいのであれば交通費や宿泊費もバカにならない金額になる。
安いバイト代で就活費をやりくりしなければならない。専門進学にしても似たような話であり、就職時の待遇を考えると専門の旨味も少ない。
そもそも日本は専門や専攻よりやる気や協調性を求める企業が多いのだ。
そもそも地方出身の人にとって、地元は都会に出れない人の巣窟と化している。
地方の頭いい人は大学進学で優秀な大学を選択し、東京や大阪名古屋、札仙広福を目指す。地元の国立駅弁大学より優秀な人間はもれなく地元から離れるという地域はざらにある。
就職を機に地元に戻る人も一定数いるが、それでも半数以上は都会に残り就職する。それを100年ほど続け大学進学がメジャーになり、地方と都市で学力格差が生まれてきた。
そうなると都市では考えられないような世界が地方では当然のように広がっており、それが稀に来る優秀な人材(地元民にとっては非常識な人間)を排斥し、「ムラ社会」を形成するようになる。
そして排斥された人や醜悪な待遇に痺れを切らした常識人が都市に流れていくのを横目に「人手不足だ!」とか「東京一極集中だ!」とか騒ぐのである。
高校進学率はほぼ100%になったが、大学進学率は50%と割合で見るとまだまだ低い。
偏差値40程度のFラン大学とは言えだいたいは高校偏差値が50前後、受験に失敗した人なら60以上の高校出身の地元ではそこそこ頭のいい連中がFラン大に潜り込んでいるのである。
知名度のあるFラン大は地元を離れたい学生のセーフティネットとしての役割を果たしていたのだ。
地元から抜け出すためだけにバイトを入れながら奨学金と仕送りもやりくりし、女子大生であれば体を売ってまで激狭アパートで一人暮らししているのである。
今日朝起きてSNSを見ると、関東の路線名がズラズラとトレンドに上がっていた。
すごいなと思った。というかこの状況で何千人何万人が電車使うんだなと思って都会だなぁとなんとなく思った。
乗り換えするだの、他の路線使うだの、電車がダメなら電車という方法に毎回すごいなと感心する。
いつだったか、振替輸送がトレンドに上がった時私は首を傾げた。
振替輸送という言葉は私の住む地方では滅多に使わない。というか存在しない気もする。他の路線に乗り換えられるほど近くに複数電車が走ってるような地域ではないので振替輸送なんて出来ない。バスでの代行輸送があればいい方である。
こちらも鉄道会社そのものは複数県内に存在している。が、東京のように同じ場所に複数の駅があることは滅多にない。
それぞれの会社の路線は互いの走ってない地域をカバーするかのように存在。
しかもみんな行先がバラバラなので、ここからここに行くならこの路線しか無理。というのが普通である。つらい。
そこで登場するのがバスである…と言いたいところだけども、バスは電車のない地域と駅を結ぶものなので、都市部じゃないと、結局同じ路線の1つ先の駅しか行けないとかある。つらい。
他にも言いたいことはある。東京周辺は電車賃が異様に安い。びっくりするくらい安い。
こちとら8km先の駅で片道230円だぞ。乗車時間はたったの6分。たった2駅先でこのお値段。
地下鉄乗ると1駅先でも200円したりする。200円は高いって。
正直、東京の人が交通費高いって言ってるの見るとまじかーって思う。
家賃はそりゃあそっちの方が数倍高いけども、交通費は絶対安い。もっとその恩恵を利用して色んなところに行って欲しい。
ありがとう。マニラはちらっと行ったことがあって、そこを基準に考えるとアジアの他の都市はどうなんだろうと思ってたので参考になりました。まぁ同じ都市でもどこで何をするかにもよるのだろうけども。
クルマって馬鹿しか所有も運転もしないよな。それに郊外在住者は地方財政にとっても癌。
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資産一億円以上を有する上念司や西村博之、堀江貴文など多くの利口な実業家や経済のプロがクルマを持たない理由がよくわかるわ。
クルマはカネを生まず、カネが逃げていくだけの馬鹿しか持たない負債。
この事実を利口な人は知ってるというわけだ。
自動車の所有は割に合わないが、運転も交通刑務所懲役リスクが高く、飯塚幸三みたいに世界中にテロリスト犯罪者として悪名と顔面写真が拡散されるリスクも大きい。
更に自動車依存者は歩行者や自転車より短命で早死にという事実も26万人以上を医学的に追跡調査した結果や、保有台数別事故率統計で明らかになっている。
https://i.imgur.com/z1MBtUv.png
https://i.imgur.com/FTVy7qe.png
だから資産一億円以上を有する上念司や西村博之、堀江貴文など多くの利口な実業家や経済のプロはクルマを持たず運転もしない。
公共交通が無い地域?なんでそんなとこに住んでるの?利口な人はそんなとこに住まないよ?
地方財政破綻回避の為のコンパクトシティ推進を阻害して迷惑だからさっさと都市部に移住してね。
わが町を身の丈に どうする都市の集約
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3418/1.html
「すべてのものを残していこうとすると、財政破綻に行き着いてしまう。
町の集約化を進めなければ、今後さらに負担が増していくと警告する専門家がいます。
林さんは、各地の都市を500メートル四方に分けて道路と上下水道の総延長距離と人口から1人当たりのインフラ維持費用を調べています。
例えば名古屋市とその周辺の場合、中心部の年間の平均維持費用は1人当たりおよそ1万6,000円。
東京都の郊外で生まれ育って、大学進学で地方都市に引っ越した。
入学して5ヶ月、かつて抱いていた様々な幻想は弾け飛んだ。地方都市での学生生活が苦痛で苦痛で仕方がない。
地方都市の比較的大きな通り沿いは昼でも夜でも交通量が多い。そのため振動と騒音に悩まされる。そのうえ週2回ぐらいは暴走族の爆音マフラーの音で深夜に目が覚める。
だからといって細い通り沿いだと、街灯がなく日没後は懐中電灯をもたないと足元がおぼつかないぐらい真っ暗。怖くて住めやしない。
地方都市の住宅街に田畑や果樹園はない。あっても家庭菜園レベルである。
したがって、地方都市に住んでいてお隣さんに野菜を譲ってもらえるなんていうことはありえない。
むしろ実家のある東京都郊外の方が周囲に田畑や果樹園がたくさんあった。
実際には山になんて登らないし、海や川になんて行かない。
そのイオンもやたらだだっ広いにもかかわらず空間の利用の仕方が無駄だらけで、かゆい所に手が届かない品揃えである。
それでいてまるで休日には新宿サザンテラスのような混み方をする。
無 理 で す(ただし地下鉄が通っているような”地方”都市は除く。)
私はまだ免許も車も持っていないが、車がないと不便なことが多い。
実際には悪いとこ取りのような気がする・・・。
この辺は荒れそうなので、察していただきたい。
地方都市では大学生というだけでエリート扱いされる、これは事実である。なぜなら大学がないから。
しかしアルバイトがよりどりみどりというのは幻想である。実際には、求人が少なく賃金が低い。
東京で時給1100円もらえる仕事が、地方都市では時給800円しかもらえないことはザラである。
家庭教師をやろうにも、徒歩・自転車・公共交通機関で行ける範囲に生徒がいない。
県で1番頭がいいと思われる大学の医学部の人たちのバイトが居酒屋の雑用係(時給850円)である。
数が少なく、そのうえ競争に晒されていない地方の物価は東京都郊外より高い。安いといわれる野菜も高い。
ここまでいろいろと地方都市のクソなところを書き連ねてきた。実際にはもっと嫌なところがあるのだが、もはや思い出せない。
しかしなんといっても地方都市で1番クソなところは私のような人間が住んでいるところだと思う。
東京都や政令指定都市にあるような(すなわち旧帝大など)に学力が足りなくて入れず、地方国立大学に入学。
しかし見ず知らずの土地でやっていく適応力もコミュ力もないためにどうにも馴染めず、その原因を自分ではなく地方都市などの外的要因になすりつける。
つい最近も近所で20歳の女性が20代男に暗い道で後ろから抱き着かれる事件があった。(犯人は逮捕された)
知り合いの女性にも2人、夜の道で怖い目に遭っている人がいる。
自分が被害に遭うなんてまさか、とは思うが怖いことには変わりない。
人がたくさん歩いてて夜でも明るそうな都内なら怖くないのかな。ちょっと羨ましい。皇居は明るいのか知らないけど。
あーでも人多いとそれはそれでかもしれないね。単純に走りづらそう。つっかえて。
最近同じジム行ってた男友達が「やっぱ節約のために外走った方が利口だわ」とジム退会しちゃって羨ましい。
嫌いな理由と言われるとまあ、家賃の高さだとか人の多さだとかお上りさんが多いだとか、
私自身もともと大阪で生まれ育ち、大阪市内に住み通勤についても30分以内の環境で生活しており
そして今は埼玉に住んでいる。
そういう訳で上京から10年経った今でも埼玉から都内へ通っている。
埼玉と言ってもJR延線で且つ終電に関しても京浜東北線のお陰で随分遅い。
普通に生活に困らない程度の施設や店舗があり交通網に至っては地方都市に比べ充実している方だと思う。
当初は通勤時間に関して多少長く感じたが「住めば都」という言葉通り、
特に苦痛に感じることはなく、むしろ居心地の良さすら感じている。
兎も角は今の所非常に満足しているわけである。
本題に入りたいと思う。
私も出身を聞かれた後、それで今は何処にお住まいで?という感じで話が振られた。
住んでいる場所を答えると、えー遠いですね、とか地味だとか、
まあそんな憧れる場所でも無いのでそんなもんだよな、と思い聞いていた。
会話の1人が、なんで都内に住まないんですか?と振ってきたので
すると何故かそいつは明らかにマウントに取りに来ている感じの喋り方をしてきた。
へー凄いですねーと言いつつ、そんな住んでいる場所を気にするんだなーと思いながら会話を流していた。
そしてこの話の滑稽なところは、
このマウント野郎は東北出身の所謂お上りで都内のタワマンに住んでいる事をステータスにしており、
一方埼玉在住の私は別に自分が住んでいる場所にプライドも拘りも無いという、
そもそも話の温度が違うのに鼻息荒くマウントを取ろうとしているという何の面白みも無い会話だという事だ。
別に収入やらステータスで住む場所を決めろと言っているわけではない、頑張ってタワマンに住んでいるという事は
非常に大事なモチベーションだと思うが、それで謎の優越感を持って人を批判するなという事である。
(余談だが会社間の懇親会という事で相手の所属会社もわかり収入的にも予測がつく、
本人はマウント取りのつもりが相手にとって非常に滑稽に見える事もあるわけで・・・)
上京してきて良く思うのが、何故東京に住んでいる地方出身者は住んでいる場所でマウントを取るのかという事だ。
そして奴らには愛が無い。
個人的には一時的にでも東京に住んでる人を減らす事じゃないかと思う
東京が暑過ぎるのはヒートアイランド現象の影響も大きいと思うし、トライアスロンの水質問題も人が多すぎて下水処理が追いついてないのが原因だと思う
人多過ぎで発生している問題は、根本的には人を減らす事でしか解決できないんじゃないだろうか
具体的な方法となると流石に戦時中みたいな強制疎開みたいな方法は難しいだろう
ただ東京在住の人限定で五輪期間中の長期旅行に補助を付けたりすれば、多少は効果あるんじゃなかろうか
※追記
①予定されている競技が(多少のトラブルがあったとしても)期間中に全て実施される事
②トライアスロンの水質問題の様な、東京という都市に起因する問題が競技に与える影響を、競技の実施に問題ないレベルにまで抑える事
③観客やスタッフが熱中症などによって死亡するケースが二桁を超えない事(高齢者を考えると0にするのは難しいと思う)
④五輪期間中の宿泊施設の確保などの問題が(多少不満は出るにせよ)解消される事
って感じかな
つらつら書いてみたが、要は国としての面子が保てるレベルまで引き上げるって事だわな
面子というと抵抗がある人もいるとは思うけど、信用と言い換えれば分かって貰える人も多少増えるかなとは思う
今のまま開催されたら面子丸つぶれもいいとこだし、今後の外交や日本企業の国外での活動にも影響が出かねない
“匿名の市民だけのための、匿名の都市――扉という扉が、誰のためにもへだてなく開かれていて、他人どうしだろうと、とくに身構える必要はなく、逆立ちして歩こうと、道端で眠り込もうと、咎められず、人々を呼び止めるのに、特別な許可はいらず、歌自慢なら、いくら勝手に歌いかけようと自由だし、それが済めば、いつでも好きな時に、無名の人ごみにまぎれ込むことが出来る、そんな街――のことを、一度でもいいから思い描き、夢見たことのある者だったら、他人事ではない、つねにAと同じ危険にさらされているはずなのだ。
増田って「見る・見られる」にまつわる思考の本質をついてるサービスなんだなって思った(文章は、安部公房「箱男」(新潮文庫)23頁)