はてなキーワード: 役者とは
お前らがよくネットフリックスでも見とけとか、ネットフリックスと餃子があれば最高とか、ネットフリックス アンド チルという英語の流行語とか、とにかく世間でネットフリックスが流行ってるから一ヶ月契約したけど、全然面白いコンテンツがなかった。
とりあえず当時twitterで話題になってて、ネトフリ内ランキングでも上位だった鬼滅の刃を見てみたが1話で脱落。次に、有名なクィア・アイを見てみたがこれも1話で脱落。次に、建築、民俗、インテリア、食など興味のある分野の動画を探して見てみたが、どれもつまらない。そういえばNetflixオリジナルドラマで、スケーターのジョニー・ウィアーが役者として出てるやつがあったなと思い出して見てみたが、シーズン1で打ち切りになるのも分かる、のっぺりしたドラマで離脱。見るものがなくなってしまった。
仕方なく、好きだった有名海外ドラマを見た。もう10年も前のものだ。そこからだんだんとネトフリにログインしなくなり、契約が切れた。
ここは女尊男卑の国です。
女性ばかりが出世し、就職は女性が有利です。男性には高等教育など必要ありません。なぜなら男性のほうが犯罪率が高く、感情的で暴力的なので高い地位につけると社会に迷惑をかけるからです。そういう習慣がまかり通っている国です。
男性は女性に求められたらいつでもニコニコ笑ってお金を渡さなければいけません。
もしくは、女性の気分を害さないようにうまくかわさなければなりません。
男性が仕事を任されるためには、女性の上司に多額の金額を渡さなければいけないこともあります。
有名な女性ジャーナリストが、仕事の勉強に来た男性を酔わせたり、断れない場所に連れ込んで、お金をたくさんまきあげた事件もありましたね。
役者が役を得るために、こっそり女性プロデューサーにお金を渡すことはよくあることです。
街中を歩いていて見知らぬ女性にお金をとれられることもあります。
もちろん、そんな小さなことでいちいちギャーギャー言ってはいけません。
公共交通機関を利用する大半の未成年の少年がたくさん被害に遭いますが、声をあげても助ける人はあまりいません。
もし冤罪だったら女性の人生は終わってしまいますし、なにより電車が遅れてしまうではありませんか。
この国は今までそうやって問題なく成り立っていたのです。
少しずつ、少しずつ、「こんな国は間違っている」「女尊男卑はやめよう、女男平等にしようじゃないか」と男性が声をあげて、女性側からも少しずつ「そうだ、おかしいよね」と言う人が出てきました。
世界的に女尊男卑が是正され始め、女性が男性からお金をまきあげる風習はおかしいと、世界的ムーブメントにもなりました。
ですが、この国では依然として既得権益を守りたい女性がたくさんいます。
男性が女性にお金を渡すフィクションが大好きな女性がたくさんいます。
世の中には「女性にお金を渡しやすい財布を持つ男性」や「女性にお金を渡すのがあたりまえ」といった風習を助長するような映画、ドラマ、広告などが溢れています。表現の自由ですからね。
これに男性は声を上げました。
「こういう表現にずっと傷ついてきた」
けれどもそういう発言をする男性はSNS上で大炎上し、罵詈雑言を浴びせられます。
「自分がお金を要求されないからってオッサンの嫉妬は醜いwwwww」
このあたりで。
開き直って同じ人物を繰り返すシステムにしたらネタの枯渇は避けられるじゃん。
あーもう勢いに任せて書く。
結婚してすぐ正社員辞めて売れない役者みたいなことやってる相手にいい加減疲れてきた。
お金の話をしようとすると、大丈夫だから、とか信用してないのか、とかしか言わない。
信用させたいなら明細と今後の計画見せろっての。
こっちが金出してやったレッスンも、どういうことやったのか聞いてもきちんと答えないし。成果報告くらいしろ。無駄金使わせるな。
週末までにするって言った片付けも中途半端にしかできてないし…
今度こそ出て行って別れてやる、と思ったのだけど、部屋の名義が自分で家賃も払っているので、出て行くとなると余計に金がかかる。自分だって収入高いわけではないのだ。
じゃあ追い出すか、といっても相手にそんな金ないし絶対ごねてこちらを威嚇してくる。それはそれでストレスになるからつらい。
自分が完全に出て行く準備をして、今の家をもう解約してしまえば良いのだろうけど、下手したら訴えられたりするのだろうかと思うとそれはそれで面倒。
いや、でも議論しようとすると「何怒ってるの」とか「自分が間違ってるって言うのか」とか言って話の方向曲げてくる相手とこの先一生一緒とか無理ー。
ほんと、平成の終わり間際までは俺が増田を書けば必ずバズって読んでくれた人の反応が次々舞い込んで楽しかった
大体数百ブクマ行ったものは大体はちまJINあたりが俺の増田を丸パクリした記事をあげて、ネットニュースで紹介されて弁護士ドットコムで取り上げられる程度で終わるんだけど
2000ブクマいったものはネットニュース・弁護士ドットコムはもちろん、ツイッターで1日中トレンドになり、NHKの夜のニュースの「きょうのトレンド」みたいなコーナーで紹介され、
俺になんの連絡もない(増田なので連絡のしようが無いだろうが)長嶋一茂や坂上忍の番組で俺の増田を役者使って再現VTRにまでして放送してた。
2000ブクマ超えたものは、俺の増田のネタが至る所で紹介されるようになって話題が長く続いたので、「あの増田がテレビで紹介されてた」みたいに見つけた人がツイッターで報告する流れになってて
増田書いた張本人の俺が「え、そんなの放送されてたの知らんわ」ってあとから知るみたいなことが多くて楽しかった。
そんな楽しいのも平成の終わりまで、俺の投稿した増田一覧を改めて見てみると見事に令和になってからほとんどバズってない
俺は創作する才能がないので、ほとんど実体験に身バレしない程度の脚色したものしか書けないのだが(でも大体嘘松って言われるんだけど)、だからこそリアリティのある内容を書いてると思ってるし読んでくれた人の心に響いてるのだと思う
平成の終わり頃までは自分で読んでもこれは面白いと思える渾身の増田は大体思惑通りバズってたんだけど、令和になってからは渾身の増田も20ブクマくらいで終わってしまう
令和になった瞬間に俺のセンスが古くなって才能が枯渇したのか…?かなしい
https://note.com/akiko_saito/n/n9b1b3581843c
っていうnoteがバズっているので読んだんだが、「この人蜷川実花に村焼かれたんか??」と思うほどのdisり具合だったので、followesを全話一気見したうえでひとつひとつ考えてみた。
まずは上述のnoteを読んでみてほしい。
ファーストシーンだけなのにこのdisりっぷりに私も脱帽した。
私が田舎出身だからかもしれないが、未だに東京タワーは東京を象徴する一番のものな気がしている。特にこの作品は日本から世界に発信されるわけだから、わかりやすい象徴として東京タワーのカットが抜かれることには何の違和感もない。
私のこの感覚が「ダサい」「古い」なのだとしたらそれまでなんだが。
で、次。
いやあ、これ作中で別に言ってないんだよな。続く
子どもを持たない人は
女の幸せ
ってやつが手に入らないってえのかい?
に関しても、誰もそんなことは言ってない。飛躍している気がする。
中谷美紀「今は母乳の方がいいって言われてるの!できるだけ母乳を飲ませたいのよ、粉ミルクはやめて」
エッ母乳の方が愛があるみたいなやつ?!?!?!?!?!!!??!!?!はるか古代に滅びたやつ??!?!を今もってくる?!!!?!
これに関しても、作品の中では「粉ミルクの方が良いもの」も「母乳こそが素晴らしい」も描かれていないんだよね。
もう少しだけネタバレをすると、中谷美紀は母乳があんまり出ない。だから中谷美紀の子育てを手伝いに来た実母が「(そんなに完母に固執せずに)混合で育ててもいいんじゃない?」という趣旨のことを中谷美紀に言う。
つまり、完母が素晴らしい!と思い込んでいる中谷美紀に対して、「そんなにこだわらなくても大丈夫よ」と肩の荷を下ろしてあげているシーンなのだ。母乳の方が愛があるって価値観を押し付けているシーンでは決してない。
液体ミルクについてはこのシーンで言及されていないが、話がややこしくなるからわかりやすく「粉ミルク」って言っただけの話だろう。
「ざんねん〜!!MIYAVIの遺伝子が〜〜!!」
って叫ぶんですよ、、怖すぎだろ、、MIYAVIが何も知らされてなかったらほんとに訴訟もんですよ。
これについては、まあ女子会の中だったらこのぐらいの悪ふざけはあるだろう、という感じ。ただし、MIYAVIが何も知らされずに父親にさせられようとしている部分に関してはわたしも恐怖を覚えたので、同意。
やはり
ってことなのかな?
ここに関してはもう少しミリの心の中を想像したほうがいいんじゃないかなーと思った。まあ確かに精子バンクで子どもを授かる方法もあるかもしれないが、どこの誰だかまったくわからない人の遺伝子を使うのはちょっと怖いっていう気持ちもわかるよ、私はね。
「腹を痛めた子を生んでこそ女のしあわせ」っていうのが読み取れる発言も作中にはないよ。養子という選択をとらなかったのは、シンプルに自分の遺伝子を残したい、育てたい、と思っただけなんじゃないだろうか。
子どもに関する価値観はそれぞれで、誰かの遺伝子をもらうとか、養子をとるとか、里親になるとか、さまざまあっていい。そこに正しいも悪いもない。特定の価値観を、本人以外の誰かがジャッジすべきではない。
ここに関しては私はあまり映画もテレビも見ないため評価できず。見る人によると思う。
これは、池田エライザがYoutuberに出会ってすぐのころそんな認識をしているという描写があったけど、話が進むうちに認識が変わっていくサマもきちんと描かれている。
たとえば、作品をとるためにめちゃくちゃ身体を張っていること。時間をかけて企画をしていること。極めつけは、Youtubeのアナリティクスの画面を見ながら研究をしているところ。
見る人が見れば、(Youtubeを投稿したことのある若い世代であれば特に)その大変さをきちんと作品の中でも描いているというとらえ方をするはず。
という世界線になっている。
なっていない。そんなことは作中で誰も言っていない。
うーんこれも言っていないと思うよ。
池田エライザが「女優になりたい!」と言い続けていたのは、「女優の方が格上だから」ということではなくて、ただ単純にモデルという職業じゃなくて女優という職業になりたいから、ってだけだと思う。
水泳選手じゃなくて陸上選手になりたいんです!みたいなもんだと思ったけど違う?
蜷川実花が監督なのに、「モデル=楽な職業」として描かれているわけはないでしょう。
売れない歌手がバーチャルアイドルとして再デビューして見事復活みたいなことやってるんですけど、バーチャルアイドル作るのってすごいお金かかるんですけど首になった歌手がどっからその予算出したんすかね
違う違う。サヨは売れない歌手だからクビになったんじゃないんだよ…ちゃんと作品見ました?サヨはめちゃくちゃ売れてる歌手で、サヨのおかげで事務所が大きくなったといってもいいくらい稼いでる人だった。だからお金はあるんですよ…。バーチャルアイドル作るのにすごいお金がかかるのは事実なのかもしれんが、そのくらいの金はあるんじゃないの。事務所のトップシンガーだったんなら。
コムアイがレズビアンの設定で、友人である売れない女優に「あなたのことが好き」と一大決心して告白するのだが、売れない女優は「言ってくれてありがとう」とハグをしてなんか終了。彼氏のもとに戻っていく。別にコムアイの悲しみは描かれない。
このシーンは、コムアイから池田エライザへの「告白」だったわけじゃないんだなあ。愛だ恋だが絡んでいる「好きだよ」じゃなく、「あなたの演技が好きだよ」「そのままのあなたが好きだよ」という、池田エライザの存在をまるごと受け入れる受容のシーンなんだよ。だからそれに対して「私も好き!」とか「ありがとう…でもわたしは好きじゃないから付き合えない…」とはならんやろ。
ちなみに「言ってくれてありがとう」っていうそれこそ陳腐なやりとりもしてない。
この場面ではコムアイの悲しみは描かれないけど、それはすでに彼女が悲しみを乗り越えてるからなんだよね。
彼女の悲しみは、部屋に引きこもって作品(絵画)を仕上げているなかできちんと描かれてるよ。痛いくらいの悲しみの表現がされているよ。もう1回見直してくれ。
てかしなやかってなに?
「しなやか」はね、柔軟で、弾力に富んでいるサマのことだよ。「おしとやか」とは意味が違うからね。辞書を引こう。
「女の子なんだから女の子らしくしなさい」は「しなやか」ではないし、「男のひとを立てなさい」もしなやかではない。それらから解放されたサマが「しなやか」という言葉で表現されてるんだと思うが、違うか?
と、まあ事細かにいろいろあげつらったんだけど、一つ一つ否定していることにそんなに意味はなくて。
一番言いたいのは、「批判noteがバズることの危険性」についてなんだよなー。
たしかに作品を見て何を感じるかは人それぞれだし、注目度の高い作品であればあるほど賛否両論どちらも出てくるもんだとは思う。
だけど、激しい批判が独り歩きすることで(そしてそれが歪んだ認知のもとに書かれているとしたら特に)、楽しみながら作品を見られるはずだった人たちが、「最悪な作品」というバイアスのもとに鑑賞せざるを得ないということなんだよな。
私は全話通して楽しんでみたし、前評判ほど「古い」とか「化石みたい」とかは感じなかった。みんなが批判だけに踊らされて「私は見ない!」「(みんなダサいって言ってるし)ダサいに同意!」というのが起きないといいなーと思った。
楽しみにしていたライブもイベントも全て中止・延期になってしまって
この引き篭もり期間に何をするかっていうと、
まあ、
ですよねえ……
わけあって、元推しの新しいライブ円盤が届いて、それをずっと見ているんですよ
どっちも若手寄りの声優で、某アイドル作品で共演しているんですよね
で、
元推しは、作品以外でもユニットを組んでCD出したりライブやったり、
去年の今頃、今推しを追いかけたい、って強く思うきっかけがあって
入れ替わるように、4年追っかけた元推しを降りました
前から複数推しオタクの気質があって、二人追っかけるつもりだったのにね
1年間、今推し追っかけて、
って書いてあったんです
この1年、今推しが大好きで大好きで、降りたこと一度も後悔しなかったのに
すごいね
あのときより上手くなっているのかな
なんか、あー私、この人のこと大好きだったんだな
って初めて、降りたことをなんか、寂しく思っちゃって
後悔とは違う気がするし、
でもなんか、降りたんだな……って実感?
好きだったんだよな……
作品のライブ見ているときは「世界一好きな担当!!!!!!!!!」って気持ちで見ているから、
「降りた元推し」って自覚で見るこの声優ユニットのライブがとてもつらい
つらいししんどいし泣きそうなのに、
ずっと見ちゃう
なんなんだろう
ずっと楽しみにしていたイベントが中止になったりしなければ、
わかんない
でもやっぱり、いつか、すごく上手くなった元推しのお芝居を見て、降りたこと後悔したいな
余談ですが、
今度、とあるラジオ新番組で今推しと元推しの共演が決まってしまいました!!!
縁というか呪いというか、
約1年ぶりに、某アイドル作品以外で元推しの現場に行ってきます
(というかこのイベもコロナのせいで開催できるか不明瞭ですが!!!!!!しにてえ!!!!!!!今推しに会いたいからやってくれ!!!!!!!!)
映画の撮影で、監督が役者に向かって「違う!」としかダメ出しできてないみたいなケースってあるじゃん。
それって「じゃあどうすりゃいいのか説明すればいいじゃん」と思いがちだけど、実はそれが容易じゃないから、指導する方も「違う」としか言えないことがあると思う。
「正解として何がどうなっていればいいのかは見た瞬間わかるんだけど、そうなるまでに何をどうすればいいかが説明できない」みたいな話。
あるいは「説明してその通りにしてもらう」だと内容が多くなりすぎて指導者にも学習者にも現実的でないみたいな。
となるともう学習者が自ら気づくことでしか習得できないってことになるけど、そういうのって指導者は「違う」以外にアドバイスしようがあるのか?というのが最近気になっている。
例えばあらゆる運動や所作で大事になってくる「体の軸をまっすぐに保つ」とか、まっすぐに保つことが目的でなく、それを無意識でこなした上で、必要な運動や所作ができなきゃいけない。
だから説明してその通りにしてもらうのも、手本を真似てもらうのでも、簡単にできることではないよね。
特に学習者の運動神経がとても悪いケースとか、めちゃくちゃ大変そう。
しかもこういうのって、体得できたとしても、おそらく体得の仕方に個人差がある。
ある者は「楽に腹式呼吸ができていることを意識する」でクリアするかもしれないし、またある者はもっと抽象的に「リラックスが肝心」で済むかもしれない。
つまり指導者がかつて体得したやり方が通じる可能性は高くない。
さあどうする?
高遠丞くんのGOD座退団の報せを受けたとき、頭が真っ白になった。月並みな表現ではあるけれど。走馬灯さえ見えた気がする。
あたしを心配してひっきりなしに鳴るLIMEの通知音がどこか遠くに聞こえた。
高遠丞くんをご存知だろうか。
といっても、ちょっと観劇が趣味の人にはきっと常識で、でもそうでない人間はすこしもピンとこないのだろうなと思う。
なんでもいいからとにかくあたしの知ってる高遠丞くんの話をさせてくれ。
最後まで読んでもなんのオチもなければまとまりもないしあたしはずっと泣いていますが、最初に言っておくとこれはちゃんとしあわせな話。結論として、高遠丞くん、大好きだ〜〜〜〜!!!!!っていう話に死ぬほど文字を割きます。よろしくな。
GOD座という劇団の名前くらいは誰しも聞いたことない?ないのかな、一般人の感覚がわからん
あるでしょ?!??!
高遠丞くんはそこのトップで、あたしの推しでご贔屓で王子様だった。
あたしが丞くんと出会ったのは、丞くんがまだ入団したばかりの頃だった。元々観劇が好きでちょこちょこGOD座にも足を運んでいたのだけど、推しやご贔屓の概念はなくて純粋にそのお話を楽しむタイプだったので、当時は役者の顔や名前も満足に覚えていなかったと思う。そんな中であたしがなんで当時新人で端役をつとめていた丞くんに目を留めていたのか実のところよくわからない。声のハリとか立ち姿が好きだった。あたしがちょっとミーハーだったのもある。いやなんでだろうな。奇跡かもしれない。世界、これを奇跡って呼ぶことにしよ。
そこからGOD座の公式インステアカウントやブログを読んで彼のひととなりを知って、どんどん好きになった。丞の劇団員ブログは正直全然面白いものではない。何十人もいる劇団員がかわりばんこに書いているブログで丞の番が回ってくるのを永遠かと思うくらい待っていたのに文章は短いし、写真も少ない。私生活もなければジョークのひとつもない。真面目さ、演劇に対する果てしない情熱。彼が書いたものは何を読んでも、いつだってそれしかわからない。そこが好きだった。
そうしてゆるくゆるく高遠丞くんを応援する日々が一変したのが、そうだ、ご存知あの舞台。
あたしはあの舞台を今後一生覚えているのだと思う。
ときたま再演もしてるからお願いだからみんな見てほしい。あっでももう丞は………………あの舞台は……………………………
虚無……………………………………………………………
丞の役は王子様。正真正銘の王子様。「GOD座の丞」と言えば王子様、のはじまりである。
GOD座のお家芸、きらびやかな舞台と華やかな役者。その中心に世界一素敵な男。凛とした姿勢が、よく通る声が、意志の強い眼差しが、あて書きかと思うほどぴったりハマった、少しシャイだけど正義感の強いとびきりやさしい王子様。夢中になった。恋をしないわけにはいかなかった。一生応援すると誓った。
そこからのあたしはバカほどGOD座に通い、丞の出てる舞台の初日と千秋楽は絶対におさえたし地方公演にだって行った。初主演をつとめてからどんどん人気が出てファンも増えていった。ちょっとさみしくて、うれしかった。役どころもだいたい主役か準主役の王子様とかなんかキラキラしたヒロイックな男。世界一似合ってしまうので仕方がない。何度あたしを恋に突き落とした?
丞とほぼ同期にあたる晴翔くんはたまにインステに丞との写真もあげてくれたので、並の晴翔推しより晴翔のインステを見た。劇団員ブログを見た。カーテンコールでファンに向ける笑顔はどんどん上手になったのに、相変わらず劇団員ブログはつまんなくて、大好きだった。
そんなストイックなブログじゃ、丞くんが如何に演劇を愛しているかくらいしかわかんないでしょ?!??
そんなしあわせな日々に飛び込んできた退団のニュースのことの重大さがよくやく伝わったでしょうか?!??!?!
よく生きてだと思う。いやほんとよく生きてたよあたし。
あれほどに舞台を愛していた丞くんが芝居をやめてしまうなんて考えられない。もともと自己発信の少ない丞だ、GOD座からのお知らせ以外に何一つ情報は出てこない。他のファンたちの余計な詮索がしんどくてツイッターのアカウントに鍵をかけた。GOD座となにかあった?と考えてみたところでわかるわけもない。ただわかるのは、GOD座のような大きな劇団を自主退団した丞はきっともうどの劇団にも入れない。GOD座と何かあったならなおのこと。いやこれいま自分で打ってて過呼吸なるわ。吐きそう。本当に何日も満足に眠れなくて、泣きながら明け方に寝て泣きながら目覚めてまた泣いた。廃人の日々。
そこにさした一筋の光明。
MANKAIカンパニーとGOD座のタイマンアクトで、高遠丞が出るらしい。GOD座じゃなく、MANKAIカンパニーとして。
このときの気持ちを形容しようにも、キャパオーバーの飽和状態でどうしようもない。わけもわからず縋るような気持ちでチケットを取った記憶だけある。いやあんまり記憶がないな。丞がまた舞台に上がれる!というぶん殴られたような衝撃的な喜びと、GOD座と対決って大丈夫?負けたら解散?MANKAIカンパニーってどんなところ?と次々に疑問符が溢れ出た。溢れ出ただけネットで調べまくったら正直全然勝ち目がなくて、また眠れない日々に逆戻り。
いやだいやだどうして!だった以前と比べて、もしかして役者続けられるかも?って期待があるぶん余計しんどかった。絶望感が期待と不安に変わっただけ。
それでも、確実にその公演は舞台で丞がまた見られる。そのあとはわからない。「最悪の場合」に向けて心の準備を整えながら、そして泣きながら、初日を待った。
初日の公演を見たとき、あたしはまあ当たり前のように爆泣きしてたんですけど、ほんとのところそれがどういう感情なのかよくわからなかった。だってそこにあたしの大好きだった王子様はいなかった。衣装だっていままで見てきたものに比べたらえらく地味に見えたし、舞台も質素。演技だって、あんまり詳しくないけどいつもの丞の大胆さは影を潜めて、シンプルな動きになっていたようにおもう。
でも、「高遠丞」がいた。
ううん、「ラファエル」がいた。
親友思いで生真面目で頑固で、心優しい男がいた。いつもより繊細な動きで、微妙な表情で。
初日のあとも何度も何度も足を運んで、やっとあたしは悟った。
わかってしまった。
丞はこのために、これがしたくてGOD座をやめてそこにいるんだね。
それに気付いて、また泣いた。いや泣きすぎじゃんって思うでしょ、あたしがいちばん思ってるよ。でもこれはなんだろう、悲しいんじゃないんだよ。純度100%のうれしいでもない。強いていうなら、GOD座の王子様へのお別れと、感謝と、あたしの大好きな人の新たな門出のお祝いの気持ちだ、これは。
しかしMANKAIカンパニーの公演は見るごとに良くなったり悪くなったり、みんなが手探りで、でもみんながきっと演劇バカで、そうやってつくってるんだろうなって思った。みんな、丞みたいな人なんだろうな。だったらいいな。ついにGOD座とのタイマンアクトのその日、あたしはあんまり不安はなかった。相変わらずMANKAIカンパニーの公演に安定感はないけれど、大丈夫だと思ったし、実際に大丈夫だった。まあアホほど泣きはしたんですけどね。そのときのカーテンコールの丞の泣きそうな顔が、いままで見てきたどんな王子様よりも素敵で魅力的で、嬉しくてほっとして結局キャパオーバーで泣いた。オタクはすぐに泣くんだよ。
ただ少し思うのは、これがもし本当に丞のやりたかった芝居なら、GOD座で丞は何を思って演じていたんだろう。あたしが好きだった丞を、丞はちゃんと好きだったのかな。あたしたちは丞に王子様の仮面を押しつけてしまっていたのかも、と思ったら途方もなくしんどくなる。もう謝ってもしかたがないけど、きらびやかな仮面じゃなくて、ありのままの「高遠丞」をあたしはちゃんと応援したい。今からでも遅くないよね?
願わくば、丞もGOD座でのたくさんの思い出を、愛しく思ってくれていますように。ワガママを言うなら、あたしが大好きだったGOD座の君も嘘や偽りじゃないって、楽しかったって、言ってよ。それだけがあたしの願いです。でももうなんでもいいや、生きててくれてありがとう、舞台に帰ってきてくれてありがとう。
ついでに。MANKAIカンパニーでの丞の劇団員ブログを見てあたしは笑ってしまった。プライベートの話も写真もない、来てくれたお客さんへの感謝と演劇の話だけが堅苦しく、しかし真摯に書かれたその短い文章に。大好きだ、あたしは一生高遠丞が大好きだ。
☆
なんか吸血鬼に噛まれるとホモになる映画が炎上してるらしいけど、これ見る奴らがホモが好きで騒いでるからそういう内容にしたって側面があるだろ。
なんでか知らんけど、ホモが好きな女って一定数いて、そいつらにウケる内容にしたろ!ってので生まれたんだろ。
じゃあ最初から設定でホモにすればいいじゃんってなるけど、それは無理でしょ。だってお前ら役と役者を同一視するじゃん。
でも役者はホモじゃないし、ホモに見られたくないだろ。少なくとも俺はホモじゃないからホモに見られるの嫌。ホモだって女好きに見られるの嫌だろ。知らんけど。
だから最初からホモの役はホモ野郎にさせろよ。実はホモ野郎は周りにいっぱいいる!みたいなことよく喚いてるし、ホモの役者もいっぱいいるだろ。
最近は白人を黒くしたり、黒人を漂白剤に付けたりしたら怒られるんだろ?それと一緒だよ。黒人の役は黒人に、白人の役は白人に、ホモの役はホモに、だ。