「労働力」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 労働力とは

2021-07-01

anond:20210701113612

男の労働力が引き出せなくなるんじゃないの

anond:20210701112357

そうなんだろうけどもったいないよなー

せっかくの人的資産を単純な労働力として扱うのはもったいない

anond:20210701112241

供給しないってことは、みんな飢えて死ぬつもりなん?

江戸は男女比2:1で結婚できる男は1/2よりさらに少なかったんだけど普通に労働してたよね

からそのバカの言ってる「男の労働力が供給されなくなる」なんてのは杞憂だよ

anond:20210701112139

男の労働力供給されなくなるって誰か言ってたよね

https://anond.hatelabo.jp/20210630233055

そっか、結婚なんかしなくてもどうにでもなる男性がわざわざ結婚したい理由って「自分の子どもが欲しい」の他に「親の介護してくれる労働力が欲しい」があるのか。

2021-06-28

鬱病患者意味わからんところ

姉が鬱病なんだが、希死念慮がかなり強い。

私みたいなポンコツ人間安楽死させた方が社会のためにもなるんだよねとか、お仲間とよくtwitterに書いてるんだけど、普通に違っているんだよな

まず内需主体かつ少子化日本においては貴重な消費者の一人だし、仕事をやめて週2で始めたコンビニバイト社会インフラに安い労働力提供しているし。むしろめちゃくちゃ社会必要とされているわけよね。安楽死したら激務医者の手間がまた一つ増えることになるし。

いやむしろ死なずに生きていたほうが社会のためになるやん、と言ったら言い訳しだすし。じゃあ社会にとってもいいとか言うなと思う

2021-06-22

anond:20210622155051

若者がいなくなってポテンシャルとしての労働力すら失うよりいいんじゃね?

それに社会的な托卵は北欧なんかではすでに実施されてるぞ

あとインセルに女を充てがうなんてのも社会主義のものだろ、そもそもの前提を理解してないのか?

anond:20210622154521

社会的な托卵なんかやりだしたらポル・ポト一直線だな

男の労働力が引き出せなくなるので

2021-06-21

人口崩壊記事を見て逆に明るい気持ちになる

・当面は地方労働力低下で自動運転ドローンIT需要が伸びる
農地の集約化が進み大規模農業法人誕生効率化&収穫UP
・田園風景は失われるが原野が増えてエコ
インフラ維持費が大幅減少で日本全体の財政負担軽減
大都市に人が集中するので経済効率性UP

短期的には混乱が生じるだろうが、経済の仕組みが大きく変わり、地主とかの既得権益は没落する一方で国に活気が出るのではないかと思ったり。

人口崩壊の全貌――今後、日本少子高齢化は別次元の恐ろしい姿をとる
https://note.com/miraisyakai/n/n029204041eca


過疎が進むと税収に対するインフラ維持費の割合は上昇
財政が持ちこたえられなくなり住民負担UP
→結果として人が住めなくなる
→人が住まなくなれば水道、ガス、電気消防道路などのインフラ必要なくなる

2021-06-20

anond:20210620233935

そういう子は高校行かずに派遣社員として働くといいよ。若い労働力で得たお金尊い

2021-06-19

人間もさ、1年かそこらで成人する子供埋めたら色々な問題解決すると思うんだけど、

なんで二十歳超えても親に負担かかる方向に進化してしまったんだろ。


動物として考えた場合、10代半ばぐらいで戦力にはなり始めるし、農耕とか生産系だったら4~5歳ぐらいか労働力にはなるのかな。

ヤングケアラーとか問題出てきたけど、豊かでなくなったら、やっぱり子供にも働いて貰うのは仕方がないって気もしてる。

言葉は悪いけど子供を甘やかしすぎてる。

とか考えてたら、平等とか人権とかがどっか行っちゃってしまいそうだったから、みんなわかって効率悪い考え方してる部分はあるんだろうな。

それでも知恵でなんとかなってくだろうぐらいには希望をもってはい

2021-06-18

アメリカリベラルダメなら欧州リベラル、本当にそれで良いの?

欧州リベラルと言えば様々な福祉国家が挙げられるけど、最近指摘されるようにその福祉財源確保のために高税だったり、衣食住の住が高騰してたりと全く若者に優しくない国作りだと知られ始めているよね

結局、労働力の主力として期待される若者を食い潰す形にならざる得なくなっていて、ここを無視しての欧州リベラルってのはどうなのかなと思わなくもない

しかしたら欧州リベラルへ憧れる世代は老後が見えている世代で、今から福祉へ大きく投資したいって思ってしまうのかも知れないけど、若者としては福祉へより大きなお金つぎ込むなら教育雇用に大きなお金つぎ込んで欲しいと思ってるんだ

上の世代敵対して分断したいわけじゃないけど、福祉へ寄りすぎると僕たちはどうしても上の世代とわかり合うことができない

わかり合いたいのにわかり合うことが出来ない

2021-06-17

anond:20210617224059

稼ぐのやめて非課税世帯になって細々やるだけになるんじゃないですかね。全体の労働力が減るのは間違いないね

だってシンママに優先的に税金が使われるようになるんでしょ。

https://anond.hatelabo.jp/20210617223250

行き過ぎたシンママ支援は大半の男が負け組になるよ。

リベラルはそこを無視してるよね。

平等シンママ支援なんかしたら男は労働力提供する意味がなくなる。

anond:20210617222255

いや?

大半の男が自分の子どもを残せなくなるので、大半の男の労働力が引き出せなくなる。

anond:20210617221840

行政シンママ支援は托卵と同じなので、男の労働力結婚意欲がどんどん削がれる

2021-06-16

anond:20210616223114

高所得者にとって低所得者中流所得者は必要でしょ。資本提供したら労働力になるし。

でも障害者は?頑張って業界トップになったら当然って言われるんだぜ?

2021-06-15

anond:20210614140724

世界の中心に返り咲くこと

WW2以降の中国共産党目標はこれだった

当時は日本貧乏敗戦国なのでもちろん日米の分断なんて考えてない

とりあえず国民党を追い出して実権を握り、その際に今はODAで援助されているけどいつかは頂点に復活するというプランを描いていた

で、具体的にどうやるか

低賃金労働による世界の組み立て工場をしながら外貨を稼ぎ、留学生や優秀な労働力という名のスパイを送り込み技術製品情報を盗み、ことで中国を発展させようとしていたんだよ

コツコツ頑張って、良いところまで行ったのにアメリカ様にばれたから今こんなことになっている

バレたきっかけとしてはオーストラリアアフリカで派手な振る舞いをしたのも含め、プーさん(笑)が欲張りだったからじゃないかな?

せめて中国製5Gを先進国の半分に導入してからじわじわ台頭したら世界の中心は中国になっていたかもね

昔は本当にうまくやっていた

特にイギリスから香港返還される時に定めた香港基本法の第11条は上手かった

詳しくは「香港基本法 全文」で調べてもらいたいが、「中華人民共和国憲法31条に基づき」と書かれている

まり法改正したいなとなったらイギリス様と決めた面倒なルールに則らずに、ぺぺっと中国憲法31条を変えればOK

中国憲法を変えることに文句がある?内政干渉ですか?とカードが切れるのだ

わざわざ香港民主主義自治を守るために作った法律なのに、中国の匙加減で骨抜きにすることができる素晴らしい法律に仕上がっている

イギリスから危険性に気づかず、それでOKハイ返還!となるんだから本当に恐ろしい


建国から鄧小平時代まではなんだかんだ冷静な判断ができていたはず

新彊(ウイグル)やチベットに進行して領土拡大にも成功させていたし

香港も戻ってきたし

明らかなミスは64天安門くらい

勘違いプーさん

調子に乗った原因はどこにあったのかよく分からないので、知っている人は教えて欲しい

ただ、調子に乗りまくったプーさんは「国家主席任期制限の撤廃」をしたり、「ぼくのかんがえたさいきょーの国家政策」を押すようになった

から中国共産党批判をする国民は投獄されたり、存在を消されたりするけど、当時は共産党内部での議論や違う意見を出すことは自由だった

なので全人代国家政策をどうするか検討するときに、わりと自由闊達な議論提案ができたらしい

想像つかないよねー

プーさんがどれだけ権力にしがみついているかは、プーさんwiki見たら分かる

国家主席になったのは単なる派閥争いの結果なんだけど

国家主席だけじゃなくて、中央軍事委員会主席中央国家安全委員会主席中央軍委連合作戦指揮センター指揮官とかも兼任してる

どれだけポスト独り占めするんだかw

まぁ軍事クーデター起こされたくないんだろうね



総括

貧乏ジャパン時代から練られた壮大な計画なので日米分断は関係ない

計画達成前にやばい国ってバレたのは多分強欲なプーさんのせい

もう少しおとなしく水面下で進められていたらみんな気付かずに中国に呑まれていたよ

恐ろしい

2021-06-11

anond:20210611040750

ワクチン副作用による突然死より集団免疫社会的利益の方が大きい!

ってのがはてなでの主流なんだから

実習生事故死より安価労働力確保による社会的利益の方が大きい!

という主張も可能じゃん

2021-06-09

大規模ガチ農家がどうやって生きているか(続き)

初めて増田に書いたのだけど、思ったよりブクマ数が伸びた。

うかれてトラクター作業しながらコメントも大体全部読んで、

いろんな人がいろいろ、そして概ね好意的に書いてくれて面白かった。

いくつか触れておきたいトピックがあったので、農業中の人として個人的見解感想を書いておこうと思う。

そういえば、一つ書き忘れたんだけど、借地料について。

今の相場10aで年間6000円。

ミスタイプではないです。300坪、年間で6000円。

GPSドローン豪農の証?

豪農意味が大規模とイコールなら正解。

GPS直進機能は優秀だし必要

なんで直進が必要かというと、作物を均質に作るために均等な環境を用意するため。

まり同じ深さで耕して、同じ量の肥料を撒いて、同じだけの根圏を用意するためなんだけど、

圃場の長さが70mくらいなら目印なく直進できるけど、100m超えたあたりから絶対曲がるんだわ。

ただそんな圃場は当地にはほとんどないので、僕らの地域はいらんけど。

ドローンは主に水稲農薬散布で使われるイメージかな。

水稲農薬って剤形もいろいろあるんだけど、幅が40m超えたあたり?からどうやっても水田の中を歩かないといけなくなってくる。

水田の中なんてできれば、歩きたくないのよ。うちでも40枚くらい、ほんとの大規模なら何百枚も田んぼあるのよ。

体力勝負仕事から、体力はできるだけ温存したい。

当地では必要ないけど、ドローン使う気持ち理解できる。

農業って人間がやるような仕事じゃないんだよね。

それは違う。効率を重視しすぎた結果、人間対応できなくなっただけ。

効率的な肉体労働は、効率的に疲労を生み出し、効率的に人間の体を壊す。

ネギを抜くにしてもそう、手で抜くのか、腰で抜くのか、足で抜くのかを変えるんだ。

一番早いやり方でやり続ければ、必ず体のどこかが痛くなる。

でも足の置き方変えたり、肘を体につけて支点を変えたり、ネギを順手で持つか逆手で持つか変えたり、

出力に使う筋肉はできるだけ大きい筋肉、例えば背筋を使うのか大臀筋を使うのか、こういうのを意識的に変えたりすれば、

少し効率は悪くなるけど、ずっと続けて(休憩はいるけど)作業できる。

こういうのを教えるのは大変なんだ。言葉が通じないと尚更。

雇用外国人

うちは日本人。ここでいう外国人というのは、外国人技能実習生のことを指してのことだろう。

永住権を持つ外国人パートとして雇ったことはある。)

この制度に賛成か反対かは政治的議論になってしまうから避けたいところ。

農業に限った話ではないけれども実業家として見て、

利益リスクという観点から日本人雇用するという選択をした理由は以下2点。

1、制度の建前と実行内容が矛盾している。突然はしごをを外される可能性がある。

研修生という名目労働力を得ているのはよく言われる通りだと思う。

ただ、研修生技術を持ち帰るためではなく金を稼ぐために来ているというのもあり、どっちもどっちだとも思う。

技術を持ち帰るのであれば、きちんと農学を学んだ人が来るべきだと思う。

そもそも日本農業には参考になる点はあっても、技術をそのまま母国に持ち帰っても使えないはずだ。

日本気候特殊すぎる。暖かすぎず、寒すぎず、四季がある。世界で最も雪が降る。各地で気候が違いすぎる。

冬がなければ、土中の有機物が年中分解し続けてしまうので肥沃さが失われる。

寒すぎれば泥炭のように未分解の有機物が溜まりすぎてこれまた作れるものが限られる。

それに火山灰土が多い、当然だが火山がなければ火山灰土はない。

そんな絶妙バランスの中で培われた技術日本農業であって、だからこそ日本各地に農業改良普及センター存在する。

気候や土が違えば技術が変わるし、技術選択できる領域に達するのに2-3年は短すぎる。

業界比較して農業特殊性を訴えるアプローチは嫌いなのだけど、

農業はどうしても同じ環境経験を積めるのは年1回しかない。

僕も稲作はあと30回くらいしか経験改善ができないのだ。

からこそ世代を超えて経験値を蓄えていかなくてはいけない。

研修という名目で人を入れているのに、どう考えても研修自体が成立しないのだ、

大体、外国研修しなくても、モナコシンガポールのような都市国家は除いてどんな国にも自国農業はある。

国際世論からバッシングを受けたら制度自体が突然なくなっても不思議ではない。

人がいなくなってどうしようもなくなったら、規模縮小せざるをえない。

規模拡大の阻害要因農地の獲得だが、規模縮小の阻害要因借金だ。

一度大きくするために借金してしまったら、土地を返して済む話ではなくなってしまう。

それに農家はすでに減反廃止というはしご外しを経験している。

現在農家数が著しく減少している、それは農政が票田として魅力的ではなくなることを意味する。

はしご外しはされるべくしてされたのだ。

全然関係ないけど、ホンダアクティがなくなったのも農家数減少のせいだと思っている。

2.冬の仕事が作れない&変形労働制が使えない

当地は夏秋作が中心の地域だ。12月から3月までは農作物ほとんどできないし、土は凍結している。

一度、トラクターを動かそうと思って地面に置いてあったロータリー持ち上げたら爪が折れてしまった。氷は恐ろしく固い。

野菜ができても暖地とは生産量で勝負にならない。

日本人なら年間の変形労働制で対応できるが、外国人技能実習生はそれができないはずだ。(たぶん)

農業仕事がない時はないのだ。稼げる時にしっかり稼いで、稼げない時は充電期間だ。

強引に自然に逆らうと利益は出ない。ちょっと逆らうくらいがちょうどいい。

個人で売って儲けてる実績はある?農協喧嘩するとどうなる?

これは国が助成金をもらった新規就農者にアンケートを取って調査した実績がある。

内容がネットで公開されているかは分からないし、僕も見た後に捨ててしまったのでソースを示せないのが残念。

記憶では個人販売で儲かるのはコメ野菜は難しいという結果が出ている。

野菜はあっという間に悪くなるので在庫ほとんど持てない。取れる量も気温と日照で倍くらい余裕で変わる。

値段をつけられないが全量取ってくれる市場に出荷する方がロスが少なく圧倒的に楽。

農協手数料市場手数料で合わせて販売額の12%弱。

農協の取り分は3%ほど。なお運賃・予冷代・箱代などは別でかかる。

農協は優秀よ。運賃なんて1箱数十円、個人ではトラックチャーター便とか出せないからね。

あのインフラは生かすべき。

農協については、まず誤解を解くところから始めなければいけない。

今ここでいう農協とは単協、つまり農協組織の末端である地域農協のみを指す。

農協解体とか言われるのは単協の上部組織全農とか中央会とかの、つまり農協のための農協のことだ。

前提として、農協敵対する組織ではない。言うなれば農家自身だ。

農家が集まって作った協同組合という体になっていて、農家生産者であり出資者でもあり、顧客肥料などの購入)でもある。

株式会社との一番の違いは、出資額や出荷額に関係なく一人一票制という民主的組織であるという点。

意思決定において販売額が10万円でも1千万円でも権利は変わらない。

小さくても人が集まれ政治が発生する。農協がノーというのは、実は農業者の世論?がノーと言っているのである

僕が農協喧嘩をするということは、地域農家喧嘩をするということであり、それは絶対に得策ではない。

ましてや僕のような移住者を支えるのは、地元出身農業からの信頼と必要性だ。

外国人力士のようなものだと僕はよく言っている。

角界を維持し盛り上げるのに必要から存在が許されるのであって、役割を終えたら国に帰る。理事会にまで入ることはない。

(それほど相撲に詳しいわけではないので、間違ってたらすまん。でも年寄り相撲が好きだ。だからこの話は通じやすい。)

地域農業には歴史がある。それをちゃん理解し、説得し、それで初めて若者として提案ができる。

そう、若いだけで目立つ、目立ちすぎる。

なにせ60歳で「期待のルーキー」とか呼ばれる業界だ、40歳未満の若造なんてどう見られるか想像してもらいたい。

農協職員喧嘩はする。会議では論戦にもなる。

でも農協職員農協ではないのだ。彼らは転属になって数年でいなくなる。

でも農家死ぬまでそこにいるのだ。

僕らが向き合うのは農協職員ではなく、これまで地域農業を支えてきた方々だ。

青年就農給付金(現 農業次世代人材投資金)の効果はあったか

僕もこの制度は使わせてもらった。150万円ね。

150万の計算根拠は当時の最賃で月160時間程度働くと大体年間150万円くらいだから理解している。

個人で言えば本当にありがたく有効に使わせてもらった。もらったお金は全部農機具に変わった。

ただし全体で見れば追跡調査の結果、5年後の給付金打ち切りとともに経営が成り立たなくなるケースが多かったとのこと。

この調査結果は公開されていると思うので、興味があれば調べて欲しい。

当時は制度が始まったばかりでアラが多かったけれども、今はだいぶ洗練wされて、条件が厳しくなってもらいにくくなっているはず。

転職した理由が気になる

ここから雑談

当時の専門はWebプログラミングSE続けてもそこそこ稼げたと思う。

多分生まれるのが20年早くってメインフレーム触ってるような時代だったらそのまま続けていただろうね。

そういうプログラミングは大好きだった。

でもスマホが出たあたりから風向きが変わって、

ちょっと偉くなったところで社内で事業を立ち上げるようなものが求められるようになって、

僕にそういう企画力はなかった。

僕はHackしているのが好きだったのだ。

今は制度的にも複雑で、読めない自然相手

農業は実にHackしがいがある。いいところに流れ着いたものだ。

かに稼ぎは多くない。

でも、農家が稼げる時というのは食糧危機の時だ。そんな時はもうきてはならない。

農家がもらえる補助金はよく話題に上がるが、

実は農業に限らず法人がもらえる補助金はとても種類が多く、給与所得者の多くは遠回りに恩恵に預かっている。

DanKogaiツイートしていたように、雇用社会保障チャンネルになってしまっているからだ。

問題農業事業体がほとんどが個人であって、事業個人の財布が区別されていないことにある。

だけどこれもじきに解決していくと思う。

農業産業として意識されつつあり、大規模化が進んでいる。

大規模になればなるほど、個人財産では事業赤字負債を処理できなくなっていく。

税務署貸借対照表の左右が合わなくても受け取ってくれるそうだが、

いくら儲かっていくら払ってくれるの?ってのが分かれば、税務署的には問題ない)

そんな会計していたら回らない。

農家がどうやって食っているのかという元エントリーの話に戻すと、

兼業年金などで誤魔化していて農業では食っていないというのが、おじいちゃん農家の大多数の実情だ。

規模が小さければそれができる。プラマイゼロくらいには割と容易にできるし、それで十分だと思う。

時間はあるが金は最低限しか使うなという暮らしは辛い。

金を使わない最良の方法は、何かしら仕事をすることだ。

世の中に自分仕事が役立っているという実感があって、

その上食っていけているなら、それは仕事として必要十分ではないだろうか。

僕は定年後に農業を始めたいという60歳くらいの人は応援したいと思うし、ウェルカムです。

どうか、農家を生かさず殺さずにしておいてもらえればありがたい。

これは謙遜しているのではない。

全く手が届かないのはhack余地がない。

金をジャブジャブ投入されたら、それは何も考えなくなる。

金がありすぎるのは、ないよりも問題だ。少し足りないくらいが一番いい。

そうしてくれれば、あとは勝手に楽しむから

アグリテックについて書いて欲しいと言ってくれた人、ありがとう

今は過渡期で、ネットで言えばADSLを普及してるような段階だと思うよ。

続きはまた今度、面白そうなトピック見つけた時にするわ。

---

追記1:農地いねやってみようかなという人へ

農地農家でなければ借りられない。しか農家になるには農地がなければならない。

ニワトリタマゴみたいなこの参入障壁を非農家は越えなければいけない。

どうやって超えるかは書かないので調べてね。

追記2:ネギが1本5円になったらどうすんの?ってブコメがあったので。

それはネギ作るのやめるよ。機械投資の回収も全て諦める。これまで学んで身につけた栽培技術も全て捨てる。

未練はない。埋没原価は回収できないから埋没なんだ。何をしてきたかではなく、これから何ができるかだけを考える。

借金は?ってなるけど、詳しく書かないがそれをカバーする金融スキーム存在する。大丈夫

事業の失敗は事業で取り戻すしかないんだ。もう個人資産カバーできる範囲は超えてるんだから

僕はネギ農家だけど、「ネギしか作れない農家」ではない。

明日から5円になったら、ネギ畑を半分潰して5年経験があるブロッコリー作るかな。

6/15播種なら9/5には採れる、めっちゃギリだけどネギ収穫開始をカバーできるな。

育苗期間が25日ほどあるので、とりあえず播種だけして、その間がネギを潰すかの検討できる猶予期間になる。

作ったことない作型ではあるけど、技術的なフォロー種苗会社・普及センターがやってくれるし、栽培している仲間もいる。

計画立て直して、明後日には種発注してるだろうね。

それ以外にも考えられる方法はまだいくつかある。こんな感じでオプション存在する。

僕のネギを待っていてくれるお客さんがいて、その人が再生価格を出してくれるのであればその分は栽培は続ける。

価格暴落より、信頼を失う方が怖いです。

中国に勝てる?って言われても、僕は別に中国勝負してるわけじゃないし、

日本ネギ栽培運命背負ってるわけでもないので、戦わないという選択をするね。

前提を崩すようで悪いが、ネギ1本5円は産業構造上、実現しないと思われる。

輸入は青果業者がする。青果業者が全国に販売するには市場というインフラを使うわけだが、

市場手数料を売上からパーセンテージで取る商売なので、そもそもそんな安いくせにかさばるものは取り扱いたくない。

どんなスーパー外食チェーンであっても、市場の世話に全くならないところはないだろう。

それ故、そのネギシェアを取ることはできない。多分市場に到達する前にどこかで、市場価格まで上がるだろう。

普通に考えれば生産業者の総取りになり、5円でネギを作れる業者はウハウハだろうけど、

市場価格がそんなに暴落することにはならないし、

大量に作りすぎても販売上不利になってしまうので、ほどほどのところでやめるのではないか

風が吹けば桶屋が儲かるくらい遠い話のような気がするが、こう聞けば納得してもらえるだろう。

安いもの消費者は喜ぶだろう。でもそれに関わる業者は適切な利益が取れなければ、産業として成立しない。

農家はしぶといよ。じゃないとやってられない、心がもたない。

就農初年度に建てたビニールハウス100年に1度の大雪で潰れかけて徹夜雪下ろししてなんとか守ったのに、

翌年には突風でぶっ飛んでしまったなぁ。生き残った部材かき集めて、小さいハウス作り直して倉庫にした。

自然災害と価格変動ではもう心は動じなくなってしまったよ。

anond:20210608230420

anond:20210609102949

アメリカ中国台湾韓国とは勝負ついたか白旗降伏材料製造装置朝貢する奴隷ムーヴで、尻の毛まで抜かれてあいつらが欲かいて自前でやりだすまでは日本愛国者を騙しながら誤魔化して15年くらい暮せば良いんだけど、

比較すべきはイギリスドイツあたりよなASMLオランダだが。こいつらと比べても3周15年くらい遅れてる気がするからやっぱもう敗戦認めて材料製造装置かい価格決定権の低い下請け泥水仕事の面倒作業労働力献上型モノカルチャー衰退国としてやってくしかないんじゃね

CADEU圏でけっこう自前で頑張って世界通用するもん作ってるんだよな

日本にも世界に誇れるJWCADかいうチンカス2D CADならあるけどさ

2021-06-07

「男の育児参加」より「男の育児休暇」を求めるべき

今日育児に参加しない夫への怨嗟の声に溢れるインターネットだが

正直言って育児参加しない男をいくら叩いても何も解決しない

家事育児負担の男女格差を解消したければシンプルに「男の育児休暇」を当たり前に、もっと言えば子持ち男性勤務形態を現状の子持ち女性と同等にすることを求めればいい

(一応断っておくと、ここで言う「育児休暇」ってのは「女性並みの期間の育児休暇」のことだからな)

子供まれたら男も育児休暇

これを徹底していくだけでかなりの男女格差が解消される

ぶっちゃけ女性活躍」とか言って

女性の向けに制度職場環境を整えたところで大して変わらないんだよ

既に女性は充分に育児してんだから

どう考えても男を家庭参加させるバッファの方が大きい



男性育休が当たり前になっても家でゴロゴロしてるだけで負担しかならない、いわゆる「長男夫」が増えるだけなんじゃない?なんて不安を持つ方もいるかもしれない

初期の頃はそういうこともあるかもしれないが、時間解決する

何故なら「男に育児休暇がない」ということは、男にとって最大の「育児しない言い訳」だから


男の育児休暇が当たり前になれば、夜間のオムツ替えをどちらがしてもいい

何故ならいつも通り朝起きて出勤する必要がないんだし、職場じゃないので昼寝することも可能かもしれない(二人で育児してるならなおさらだ

「土日くらい育児手伝ってよ」VS「土日くらい休ませてよ」みたいな不毛な争いもなくなる

土日「くらい」という概念がなくなるのだから

いずれにせよ「夫が家事育児しない問題」は「男が育休とれない問題」より優先されることではない





さら男性育児休暇には個々の子持ち夫婦へのメリットだけではない

社会的な男女格差解消にも繋がる

今まで男性子供が生まれようが会社の都合で転勤残業させたい放題の都合のいい労働力だったので、どうしても採用出世男性が優先されがちだった

でも男も子供が生まれりゃ1年休むし、子供発熱でもしようもんなら遅刻早退欠勤当たり前、転勤も拒否する存在になれば

「そんなら男女関係なく能力のある奴を採用出世させればいいよね」

ってなるわけだ

現状の「チッ!ホント子供できたらいなくなる女なんて雇いたくねーし出世させたくないけど世間がウルセーからしゃーねな」みたいな偽物の格差解消じゃなくて

真の男女格差解消が実現するのだ



女性にとってこんなにもメリットがある男の育児休暇だが、残念ながら育児に非協力的な夫に対する非難言葉に比べるとまだまだ声が小さい

こういうのは一般人の男が主張してもなんの効果もない

男たちがいくら声を上げたところで「ポリコレランキング」が低いので相手にされないし、影響力のある権力を持った男は既に育児休暇を必要としない層だ

直接会社に訴えたところで「育児休暇?いいよ好きにとれば(でもその後の人事は保証しないよ)」となるのが現実

こないだ成立した育児休暇に関する改正だって

「働きながら細切れに休みをとりやすくする」ようなもので、女性並の育児休暇を取れるようになるには程遠い

男として非常に残念なことだが、世論を動かすのは女性が動かなくてはいけない

今まで男性の屍がいくら積み上がっても変わらなかったのに、若い女性が一人死んだら働き方改革ネット誹謗中傷問題に対して急激に世論が、国が動いたのはみんなの実感としてもあるだろう

保育園落ちた日本死ね」が国会で取り上げられたのも女性目線の投稿が多くの女性共感を得たからこそだろう

別に女性たちに男の育児休暇を求めてデモ行進してほしいと言ってるわけじゃない

シンプルに「夫への愚痴を男の育児休暇がとれない社会への愚痴」に変えるだけでいい

本来こういう男女格差って男女間の家事負担率だけじゃなく、(育休産休を加味した)労働時間の差、家計負担率を踏まえた議論をしないといけないはずなんだけど、(肝心な大手女性向けメディアでは特に)「日本の男は育児に非協力的でけしからん」で止まってることが多い

断言してもいいけど各種SNSリアルの会話での「夫への愚痴」と「男が育児休暇とれない社会への愚痴」の比率が逆転するだけで今より劇的に社会前進する


何故かこういう話をすると

普段昭和倫理観セクハラ男が跳梁跋扈する環境から女性の苦しさを訴えてるブクマカたちが

突然令和最新版価値観アップデートされた福利厚生充実した環境から「男でも育児休暇普通にとれた。お前の環境が悪い、努力がたりない」とかいい出すんだが

現実的には一部上場企業レベルでも

子供が産まれ男性社員有給を数日消化させただけで「弊社の男性育休取得率は100%です」

とか言っちゃってる状況だ

インターネットでは女性にとって地獄のような国だと言われている日本だが

自治体にもよるが)実際に子育てしてる人は「あれ?意外と支援多いな」と感じたんじゃないだろうか

じゃあなぜ日本母親たちはこんなに苦しいのか

その原因は日本社会の異常な「子持ち男性冷遇」だ

女性社会進出以上に男性の家庭進出への壁は厚くハードルが高い

その壁の厚さ、ハードルの高さが間接的に女性の生きづらさに繋がってるのだ

女性にとってメリットだらけの「男の育児休暇」こそ女性が最優先で求めるべきもの

真の女性活躍のため、夫への恨み言を、男へ育児休暇を与えない社会企業への恨み言に変えるときなのだ

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん