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はてなキーワード: 描写とは

2024-04-30

anond:20240430190541

R-18描写を無規制表現すればDQFF過去最高の売り上げが出せるのに

秀逸なキャラデザが泣いてるで

anond:20240430000605

そんなことよりナウシカ世界にブラとパンティーはあるのか

生理用品や痛み止めはどうなってるのか

ナウシカの経血はどうなってるのか

うんこしたあとにケツはどうやって拭いてるのか

このあたりの描写漫画版にあるのか?

anond:20240430112745

コナンはないが、「親友かよ」には、漫画ONE PIECE」の最終回に関する言及がある。

https://www.youtube.com/watch?v=WngcXmK3nCk

それ以外に、ほとんど回想シーンしか出てこない重要人物の夢が「日本旅行して一蘭ラーメンを食べる」だったり、劇中映画友情描写する際に「引き出し経由で未来からやってくる犬型ロボット」が出てきたりする。

anond:20240430113736

例えば異世界ものアニメだとして、日常描写でなんか定期的にちんこ丸出しのおっさんが映ってたらノイズじゃん

これどういう世界観?ってなるじゃん

NETFLIX日本公開を待っている間に、Amazon Primeが見放題にしてしまった

anond:20210304122852後日談になる。

ここに挙げた映画の半分くらいはなんと、Amazon Primeが2024.04.30現在見放題作品にしている。

具体的には、

Amazon Primeの見放題タイトルで見られる状態になっている。

いつまでこれがタイトルに入っているかはわからないので(実際、トッツィーズ & フェイスターはその後日本NETFLIXラインナップから外れた)、このGW後半にはぜひとも見てほしい。




ついでに、The Con Heartist以降のgdh映画についても短評しておこう。ついてるのは予告編URL

ゴーストラボ 禁断の実験 //youtu.be/RN9G-g5PhJE

ホラー映画インターン医師たちが霊の存在、そして幽霊との会話が可能なことを証明するために、とんでもないことを思いつき、実行してしまう。NETFLIX(JP)で見られる。思いつきは怖いが内容は怖くない。お勧めではない。

女神継承 //youtu.be/we_8D7zvf4U

モキュメンタリーホラー映画。泰韓合作タイ東北部巫女インタビューを通じて、彼女の周囲にある霊的に非常識状態が明らかになっていく。日本でも公開した。NETFLIX(JP)で見られる。比較グロい。お勧めではない。

プアン/友達と呼ばせて //youtu.be/CcZkHdfus_A

ドラマ映画。かつて友人だった白血病患者の別れの旅に付き合った結果、彼が自分元カノの去就にも関わっていたことが明らかになる。日本でも公開した。WKWプロデュースAmazon Prime(JP)で見られる。 おすすめ

スピード&ラブ //youtu.be/pg_Ij-3YySM

コメディ映画カップタッキング生活をかける男と彼のサポート青春をかけてしまった女性のゴタゴタを描く。韓国映画パロディとか第4の壁描写とかが面白いが、それだけ。NETFLIX(JP)で見られる。お勧めではない。

運命ふたり 劇場版 //youtu.be/ShD0CvB9kWM

同名のドラマ第1弾(NETFLIX(JP)でかつて公開されていたが公開終了済)とドラマ第2弾との間をつなぐストーリーで、日本でいうと江戸末期ごろのタイバンコクに転生とタイムスリップが交錯する。この時代近辺に興味がある人には同時代実在人物とか出てくるのでおすすめ。逆に言うとほとんどの人にはお勧めではない。NETFLIX(JP)で見られる。

オー・マイ・ガール なんで今なの!? //youtu.be/VKk6UvyysU8

ラブコメ映画。たぶん性格は合うのだがタイミングが絶妙に合わない2人のラブストーリー2020年代バンコク周辺の若者事情覗き見としては見どころがあるが、あまりスカッとしない。NETFLIX(JP)で見られる。まあまあ。

You & Me & Me //youtu.be/s7H5JV9wfdQ

青春恋愛映画替え玉を駆使しまくる双子女子の片割れを好きになってしまった男子とその双子自分たちの家族愛情との間で葛藤する。監督自身双子女子という面でたぶん実体験がいくつも入っていると思われる。日本未公開。1999年代の風俗が懐かしい。おすすめ

Home for Rent //youtu.be/db8puvbOhQw

ホラー映画。実話に基づく映画で、引っ越した後の家を他人に貸したら、その家で怖い儀式が行われるようになるというあらすじ。おそらく「邪厄の家」という邦題でそのうちNETFLIX(JP)でみられる。未見。

親友かよ //youtu.be/2ZZtD18W2Mw

青春映画。推薦入学を狙って死んだ友達の遺作をネタ短編映画を作ろうとする高校生を中心に「友情とはなにか、親友とはなにか」を考えさせる作品大阪アジアン映画祭で公開。日本一般公開するべき。おすすめ

anond:20240430110216

あの作者にそんな難しいテーマは扱えないよ

しろそういうテーマを扱わないために「魔族はぶっころすしかない存在!」って予防線を張ってる

でも魔族側の話もちょっといい感じに描きたいってスケベ心があるからちぐはぐな描写になる

anond:20240430110216

人間魔物は分かり合えないということをしつこいくらいに描き続けている



全然描けてなくない?

「設定」として説明はしてるけど実際の描写とは乖離しまくってて全然描けてないわ

苦手な先輩

会社行政処分を受け、再発防止策の一環として関連法令資料

読み合わせ会が半年にわたって行われた

難解な用語も詰まらずスラスラ読めたのはその先輩と私だけだった

おちゃらけてばかりで私の最も苦手とするタイプだった


会社の周年記念で立食パーティーがあった

先輩はいもの調子であちこちで場の盛り上げ役をやっていた

私はそんな先輩を冷めた目で見ていた

私が一人、ワインを飲んでいると、先輩が近寄ってきた

先程までと違い真面目な顔で、嫌な予感がして正直逃げたかった

少し身構えていると、先輩は声をひそめて

もしかして君って、ほんずき?」と言った

周囲の騒がしさもあって、何を言われたかからなかった

読書は好き?」先輩は言い直した

「ああ、はい…」私が答えると

「やっぱりそうか」

はい…」

「いつもどういうの読んでるの?」

「えっと…」

「好きな作家はいる?」

「えっと…」

「いい、いい、無理に言わなくて。ところで、〇〇の小説は読んだことある?」

先輩は芥川賞作家名前を出した

「いえ…」

「そうか、一度読んでみて欲しいな」

はい…」

「よかったら一冊貸そうか?今度お試しに一冊持ってくるから

はい…」

「よし、わかった」

先輩はいもの調子に戻り、にっと笑って親指を立てて立ち去った

あれは一体何だったんだと私は思った


翌日、私が自席で一人お弁当を食べていると、また先輩が真面目な顔をしてやって来た

「昨日の約束」そう言って、文庫本を一冊、私の机に置いた

私の嫌いな分野が題材で、手に取ろうとさえ思ったことがない作品だった

「もし合わなかったら無理して読まなくていいから」

それだけ言うと先輩は立ち去った


家に帰って早速ページを開いた

人物の繊細な心理描写が巧みだった

読みながら何度も胸がつまり、読み終えてからも余韻が残った


ありがとうございました」私は本を返した

「うん。どうだった?」先輩は恐る恐る尋ねた

「凄く良かったです」私が答えると

「ほんとに?他の作品もあるけど、貸そうか?」やっぱり恐る恐る尋ねた

「いえ、これから自分で買います

「え、そんなに気に入ってくれたの?」

はい

「嬉しいなー。会社でそういう話できる人いないからさー」

「ああい小説、お好きなんですか?」私が聞くと

「うん。そういうタイプじゃないよね」先輩は照れながら言った

「よかったら君のお勧めも教えて」

   :


それからも先輩は会社では相変わらずおちゃらけてばかりで苦手だけど

家では静かに一緒に読書を楽しむ仲だ

2024-04-29

Netflix名探偵コナン 異次元狙撃

・「絶対違うとわかっているが犯人赤井さんじゃない?」が何回も繰り返された

・蘭姉ちゃんが(台詞的な意味で)ドラゴンボールみたくなってた

蘭姉ちゃんが強いのはネットで言われ尽くしてるから言わんけど しかもっとやれたのではないないか

「許せない…!」犯人の前に躍り出て腹パン制圧位やるかと思った

・腐ババアいきなりの赤ジョディ描写ビビる

青山剛昌神の御心のままに

永劫館超連続殺人事件というミステリを読んだのだ

主役の一人が超能力者死ぬ直前に両眼を合わせた相手と一緒に1日前に戻ってループするファンタジーありのミステリ

ループの多重構造で本筋がわかりにくくなるというところから配慮なのか、作中描写ノイズがなさすぎて、それに気が付いた中盤からなんか笑っちゃった。

など

anond:20240429154929

たとえば、メスガキがきしょい弱男ゴミおじを舐めてかかる描写は圧、それに対して汚くてきしょい弱男ゴミおじがわからせをするのが解放

これがテンプレとして機能して、更にバリエーションが増えていくのはきしょくてゴミな弱男の生態が暴かれてきた成果ということ。

[]4月28日

ご飯

朝:餃子人参キノコ長ネギの鍋。キムチたまごおじや。昼:なし。夜:餃子人参キノコ長ネギの鍋。キムチたまごおじや。間食:クッキー

調子

むきゅーはややー。おしごとは、おやすみなりー。

○ Night of the Crabz ~カニの頭に気をつけろ~

ライターをしている兼城と保村の男女コンビが、インターネットオカルト系の話題で盛り上がっている旅館取材に行き、その炎上騒ぎの謎を解くアドベンチャーゲーム

小粋な掛け合いやネットミームたっぷり詰まっており、徹底徹尾ネタ要素に全振り。

定価も100円とお安いし、公式サイトもふざけまくっているので、真面目なゲームを期待してはいけないことは明白。

オカルト現象の謎を解くミステリっぽいくだりはあるものの、常にふざけた会話のやり取りを楽しむゲームになっている。

ヒロイン役になる保村も終始ちょけてるふざけたキャラで、パチスロ大好きで仕事中すらアルコールを飲む手が止められないヤバいやつなんだけど、ちょっとエッチなシーンではちゃんエッチになるところはとても良かった。

(お風呂に入るシーンを描写しつつ、お風呂に入らない系女子が好きな読者に向けた目配りもされており、なるほどと感心した)

主人公の兼城も斜に構えたニヒルキャラで、ツッコミ役兼ネタの加速要員として会話が楽しかった。

30代ながらインナーカラーで染めた髪の毛の情報や、元カノとの関係値、誰かからもらったアクセサリなどの詳しく語られない情報次回作への布石っぽさがあって興味深い。

キャラや掛け合い以外のストーリー部分は“バカミス”と言うほどミステリに気配りしているわけでもないので、あまり感想らしい感想もない。

評価は難しいが100円で遊べること、何か大きい作品がのちに控えていることを踏まえると、このタイミングで遊べたことはよかったかも。

保村ちゃんが出るなら次回作も買いたいな。

<p>ィンターネッ社会

描き切っフィクショあゑゐカれ?!


NSィンフルエンサVtubeトぃっだジャンルフィクショ年々増ぇてぃト思ぅ...!!! ←コレ! ↓


现代社会舞台にレ物语には欠カ乜ナぃ要トナっこぃゑだろぅ...!!!


登场人スマにぅつゑタィムラィを见て「ぅぎゃ」ト声をあげよぅナシーンは实际あリふれだもてあゑ...!!!


一方ィンターネットゐ混トレだワールドワィドナ影响、そコに潜む多様ナ人々ゐ心理・行动・日、あゑぃは事件ゐ数...!!!


そぅぃっだもゐをリアに、深ㄑ掘リ下げて说得力を持っに描カれだフィクショっこゐは存在んだろぅカれ...!? アッ!


个人には、きわめて希だト思ぅゐよれ...!!! ←コレ! ↓


きっネット社会ゐダィナミズ物语に落トレ込むコト自が一つゐ技术的ナ课て、多ㄑゐ作者にトっこゐ高ぃにナっこゑ気がずゑ...!!!


フィクショにおぃてィンターネットが普遍的存在ずゑ世をドゐよぅに捉ぇドゐよぅに表现ずカは、作者ゐ感性だっだリ洞察だっだによっこ大きㄑ変わんだけド...!!!


もちろてゐ事象を网罗ずゑゐは无理难だト思ぅ...!!! ←コレ! ↓


ナゐ大抵は特定ゐコミュニティて起コゑ小Sナ出来フォーカを当てゑコトにナゑ...!!!


コれらは往々にレてあゑ种ゐ非日常性を含んてぃ、そねがフィクションゐ核を形成...!!!


例ぇあゑSS炎上レて人生が一変ずゑ物トカ、VTubeデビュレて现实て言ぅ宝钟マリ并みに一跃売れっ子にナゑ过程を描ぃだ成功トカ...!!!


、そねは结局ゐトコろ现实ゐ出来事がベーにナっこゑカら...!!! ←コレ! ↓


きㄘんトレだノンフィクショ描カれナぃコトには说得力ゐあゑフィクションも成リ立だナよぅナ気がずゑ...!!!


ィンターネット社会に対ずゑ描写けが大事ナゐてはナよれトぃぅコト...!!! ←コレ! ↓


纯度100%ゐフィクショを书ㄑナらだけド、そねは书ㄑゐも困だろぅレ、読んて理解ずゑゐはSらに难レだろぅれ...!!!


我々は现实トぃぅ共通ゐフィルタを通レてレカ世界を认识てきナゐだカら...!!! ←コレ! ↓


コゐエントリ投稿者よっこ修正されまレ

インターネット社会を見事に描き切ったフィクションってあるのかね

SNSインフルエンサーVtuberといったジャンルフィクションが年々増えていると思う

ジャンルとしてでじゃなくとも、現代社会舞台にした物語には欠かせない要素となっているだろう

登場人物スマホうつるタイムラインを見て「うぎゃー」と声をあげるようなシーンは実際ありふれたものである

一方で、インターネット混沌とした側面やワールドワイドな影響力、そこに潜む多様な人々の心理・行動・日常、あるいは事件の数々

そういったものリアルに、深く掘り下げて説得力を持ってに描かれたフィクションってのは存在するんだろうかね

個人的には、きわめて希少だと思うのよね

きっとネット社会ダイナミズム物語に落とし込むこと自体が一つの技術的な課題で、多くの作者にとっての高い壁になってる気がする

フィクションにおいてインターネット普遍的存在する世界をどのように捉えどのように表現するかは、作者の感性だったり洞察だったりによって大きく変わるんだけど

もちろん全ての事象網羅するのは無理難題だと思う

なので大抵は特定コミュニティで起こる小さな出来事フォーカスを当てることになる

これらは往々にしてある種の非日常性を含んでいて、それがフィクションの核を形成する

例えばあるSNS炎上して人生が一変する物語とか、VTuberデビューして現実で言う宝鐘マリン並みに一躍売れっ子になる過程を描いた成功譚とか

でも、それは結局のところ現実出来事ベースになってるから

きちんとしたノンフィクションが描かれないことには説得力のあるフィクションも成り立たないような気がする

要はインターネット社会に対する描写けが大事なのではないよねということ

ま、純度100%フィクションを書くなら別だけど、それは書くのも困難だろうし、読んで理解するのはさらに難しいだろうね

我々は現実という共通フィルターを通してしか世界認識できないのだから

anond:20240429024712

その先生に憧れてやってるクチだよ。私はまだまだひよっこ。さんざん酷い描写をしてきたからもうそ先生みたいにはなれないね

anond:20240429013243

合意ありで大人恋愛需要あるしめちゃ売れてるのある。情勢的に、大手のほうがそういうの多く感じる。

ただどうしてもシチュエーション限定的になるし、漫画家自身ネタ被りを気にしてしまうという…。あと身勝手理由かもしれないけど性癖じゃないとモチベが下がる…。

それに、そのなかにフィクション存在するんだよね、生中出しじゃないと絵面的にも物足りないし。

かといって毎度このカップル子供をもうけられるほど金銭的にも社会的にも余裕がありますって描写はできない…。なやみどこです。

2024-04-28

文学研究てなんなん

新潮文庫芥川龍之介地獄変・偸盗』を読んで表題のようなことを思ったのでちょっと書いてみる


この本は解説吉田精一という人が書いている

どうやら偉い学者のようだが、「何言ってんだこいつ」と思えるところがある


この人によると収録されている『六の宮の姫君』は出典元の今昔物語集と筋はほぼ同じで、あとは若干の創作が付け加えられているだけだそうだ

評価する者もいるが大したことない作品らしい


芥川龍之介が話の筋を重要視してないのは素人自分でも知っている

谷崎潤一郎議論があったのも知っている

話の筋は、芥川作品において読み解くべき優先順位は低いだろう


この人は「わずかに潤色をほどこしているにすぎない」と芥川創作部分を評価してないようだが、

出典元と読み比べてみると、むしろ筋以外はほとんどが芥川創作で、描写される景色人物言葉今昔物語集には存在しない

芥川が生み出したところに目を向けず、筋だけを取り上げて大したことない作品貶めるとは、こういうのが文学研究なのかと、いったい何をしているのかと思う


『六の宮の姫君』は芥川自殺する5年前に書かれた作品だが、自分には作中の死にゆく姫君の言葉は将来の芥川自死を予感させるもののように読めた

こんな素人ぽい分かりやすい読みを超えた、専門家らしいもっと深く鋭い解説を読みたかったが、それともこれこそが専門家らしい読み方なのだろうか


あと、「極楽地獄も知らぬ、不甲斐ない女の魂」を芥川の姫君に対する批評としているけど、これは作中人物のセリフである

中人物のセリフをそのまま作者の思想とみなすのはどういう根拠があってのことなのか

[]4月27日

ご飯

朝:なし。昼:ポテチ。夜:ラーメンチャーハンキムチ。生中。瓶ビール。間食:アイス。豆菓子

調子

むきゅーはややー。おしごとは、おやすみなりー。

ANGEL WHISPER

1999年ゲーム2023年にフルリメイクしたあノベルゲーム

舞台はノストラダモスの大予言を翌年に控えた1998年

フリーゲームプランナー由島博昭が翌年のノストラダモス予言を元にしたゲームの開発を依頼されるところから始まる。

色々な諸事情があって短い開発期間限られた人員でのゲーム作成になるが、仲間たちに恵まれ奮闘していく。

そんなお仕事ものっぽい導入だが、これは本当に導入に過ぎず物語ドンドンと転がっていき、壮大な世界設定と共に大河的なストーリーが展開される。

更に、この作品自体内包するメタ展開、そして2023年リメイクしたことすらも踏まえたメタメタ展開と、最初の印象はどこへやらの大きなストーリーになっていく。

ただ、良くも悪くも、良く言えば啓蒙的、悪く言えば説教臭い、そんな展開になっていく。

勿論、そのようなストーリーが悪いわけではないのだけど、地に足を付いた基盤の描写が薄く、そこの部分の空中戦が続くのはちょっと辟易してしまった。

好みの問題なのはそうなのだけど、1999年2023年比較すれば明らかに人類は終末に近づいていると急に断言されても言葉に詰まってしまう。(否定したいわけでも肯定したいわけでもないが)

キャラクタ同士の交流や、市井の人々の有り様を示してこそ、人類未来みたいな大きな問いが生きてくるのであって、そこを一気に飛ばししまうのはちょっと

ゲームの中で作っているゲームについても、もう少し掘り下げが欲しかった。

それと、割とゲームシステムにはおおらかな方だと思っているが、流石に今作は基本的な部分がイマイチだった。

これは僕の環境問題かもだが、ノベルゲームで処理落ちするのもキツいし、なによりゲームエラー強制終了タイトルに戻されることが短いプレイ時間の中で二回あったのは残念すぎる。

ちょっとシステムイライラさせられたせいで、ストーリーを正常に評価できていないかもだけど、流石に強制終了は勘弁して欲しかった。

システムセーブすらされていなかったらしく、復旧作業に相当の時間を使わされた。

しかも、このゲームメタフィクションを扱ってるせいで、そういうトリックなのかと真面目に考えてしまったのも腹立たしい。(スチル絵が表示される良い場面だったし)

2024-04-27

ガールズバンドクライの余計な嘘

最初に断っておくと、これは個人的リアリティライン制作側の演出リアリティラインが合ってない、結果として「嫌なら見るな」でしかない話。ちょっと期待してた分のガッカリした気持ちを吐き出したいだけだ。

ガールズバンドクライは、何らかの問題を抱えた少女たちが出会いバンド活動を通じて自己実現していく系の作品だろうと思って視聴し始めた。まあそこは実際どうだかはおいといて

といったこからも、バンドにまつわる描写にはとくに本腰入れてリアリティ出そうとしてるんだと思った。音楽周り中心に周辺事情ちゃんと描くからこそ、ぶっ飛んだキャラ設定などのフィクションならではの部分に対して嘘くささを忘れられてドラマ性が高まる、そういうもんだと思ってる。

が、実際には1〜2話では逆の、とくにバンド関連の嘘が、演出だとしてもひどい印象だった。

許し難いライン

フィクションとして許せなくはないが納得し難いライン

なんかこの辺、要らん嘘って感じで、ストーリー展開のための嘘にしか思えず、演出だとしても筋が悪いように感じられて、視聴のノイズしかなかった。

1話で仁菜のギターの扱いが酷いのは単にど素人から別にいい。仕方ない。「他人の」「楽器」ってだけで大事に扱う常識的感覚、を持ち合わせていないキャラで構わない。あと1話は、仁菜の住む予定の部屋の隣、そんなアパートに小さな子いる家族で住む?みたいのも気になったがあり得なくはない。2話での、壊れたシーリングライトスイッチブレーカーも落とさず着けるシーンは危ないのでやめて欲しいが、そこが無知なのは仕方ないというか全然有り得る。ちょっとした家電知識すらない大人現実にいる。そういうのよりスマホリテラシーの偏りの方が不自然に思える。ストーリー都合過ぎる感じがとてもした。

3、4話ではノイズになる嘘が減ってきた。3話の歩いてない鳩の首リズムも嘘だが、ストーリー展開が絡まないギャグ演出みたいなもんなのでそこは許せる。

冒頭にも書いたけど結局は個人リアリティライン作品リアリティラインがズレてるだけの話。気にならない人には気にならない。

こういうこと書くとダブルスタンダードっぽいが、例えばバンド活動を主軸に扱った作品でも、以下のようなものフィクションとして気にならない。

少なくともガールズバンドクライという作品で描きたいであろうテーマからすれば、上記に挙げたようなところはフィクションで構わないと思える。まあチートというか。例えば「バンドって金かかるし貧乏生活になるよね、そこをどうあがいて脱していくかを描きたい」ってんなら話は別だけど。なんか「いないパート楽器の音が鳴る」のはチートじゃなくて、シンプルに嘘なんだよね。

花田作品結構ストーリー都合の「付かない方が世界観品質維持できてよかったろうにという嘘」が多い印象はある。でも全部が全部自分に合わないわけじゃなくて、監督やどの辺に監修入ってるかとか、何題材にしてるか(→見る側のリテラシー変わってきてリアリティラインも変わる)などで結構変わる。

でも、むしろ演出として嘘がプラスに受けてることも多そうなので、プロとしては正解選びとれてるんだろうな。

最近読んだ小説

法医昆虫学捜査官、面白い

面白いのに、映像化は絶対できないだろうところがなお良い。

仮にしようとしたところで、あの、文章からこそ想像をかきたてる、ウジムシ一匹一匹の動きの描写は、例えCGなんかで再現したところで迫力はでないだろう。

令和のご時世に、まだ「文章からこその醍醐味」を持つ小説出会えるとは思わなかった。

こういうものが読みたい。こういうものが語りたい。

メディアミックス話題になったものだけを追いかけるミーハーオタクブームなんてくそくらえだ。

みんなもっと本当の作品を読もう。

Rise of the Ronin』素晴らしいオープンワールドRPGだったな

日本ゲームスタジオが、このレベルオープンワールドを作りあげたことに感動している。

もちろん、スパイダーマンアサシンクリードサイバーパンク2077といった一線級のオープンワールド作品に比べると、まだまだ物足りないことは否めない。

だが、それらの背中が見えるところまで来ている、食らいつけているという印象を持った。

ゲーム自体はわかりやすく『Ghost of Tsushima』の影響を受けている。

海外ゲームスタジオ日本史を題材にしてあれほどのものを作ったのだからコーエーがそれ以上のものを作らねばどうするんだ、というアンサーだとも言える。

実際、オープンワールドとしてはやや作りが古かったツシマに対し、『Rise of the Ronin』は最新のスタンダードを取り入れてブラッシュアップに成功している。

オープンワールドで最も重要ファクターである移動の自由度」は高い。

幕末横浜京都江戸舞台に、その街並みを縦横無尽に駆け巡ることができる。

手が届く段差は基本的に登れるようになっていて、慣れれば建物の上をぴょんぴょんと軽快に移動できるだろう。

敵の手薄なところからステルス侵入してもいいし、屋根にのぼって遠距離攻撃してもいいし、上空からいきなり敵のリーダーを狙ってもいい。

オープンワールドならではの立体的で自由度の高い攻略を楽しめるようになっている。

ストーリーに関しては、かなり荒唐無稽描写を交えつつも、黒船来航から江戸開城までの歴史を追っていく手際はさすがコーエーである

登場するキャラクターは、ほとんど幕末オールスターと言ってよく、それぞれに個別のサブクエストがあり、いくつかのifも織り込んでいてなかなか面白い

とはいえ改善してほしい点が三つほどある。

1. 鈎縄はどこでも使えるべき

移動の自由度は高いと書いたが、鈎縄が特定ポイントしか使えないのは重大な瑕疵である

この点で言えばスパイダーマンどころか隻狼以下だ。

アクション面の不満はこれに尽きると言っていい。

2. 敵AI改善してほしい

この手のゲームでは敵の視界が異常に狭いのが常ではあるが、それにしても本作はかなり違和感がある。

相当な遠距離からいきなり攻撃されることもあれば、すぐ近くでどたばたと戦っているのに他の敵はそれに気付かず棒立ちしていることも多い。

プレイヤーエリア境界から一歩でも出ると、追いかけてきていた敵が急に戻っていくのも、さすがに作りが雑すぎると感じた。

3. プレイヤー選択尊重してくれ

ある人物を殺さな選択をしたのに結局殺されてしまうとか、幕府側につく選択をしたと思ったらいつのまにか長州側についているとか、そういうのは本当によくない。

坂本龍馬パートナーにすることで、最初攘夷志士として行動して、次に勝海舟出会って幕府のもとで行動して、という流れは上手いと思ったのだが。

京都最初で佐幕ルートか倒幕ルートかを決定したら、そこからは完全に専用シナリオになる、というかたちが良かったのではないか

やはりサイパンなどとの決定的な差はシナリオの質・量なのだろう。

サブクエストなども楽しめはしたが、史実のもの面白さを借りているところが大きいとも感じた。

ただ、そうした点を考慮しても『Rise of the Ronin』は十分によく出来たオープンワールドゲームである

日本ゲームスタジオでもここまで出来るのだ、という現在地を示した意義は大きい。

本作で培ったノウハウを活かして、次こそは一線級に伍する作品を目指してほしい。

2024-04-26

anond:20240426145142

フリーレン一行に業を負わせたくないからか魔族を心を持たない、社会性もない殺すしかない存在みたいな説明してるけど

魔族側も描きたくなっちゃったのかそっちを描くようになって設定と描写乖離しまくっちゃってるのもアレだよね(´・ω・`)

ファンタジーなるもの

ファンタジー名乗るだけでこの辺の設定は何も考えず使えるから便利だよな

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