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2024-04-28

文学研究てなんなん

新潮文庫芥川龍之介地獄変・偸盗』を読んで表題のようなことを思ったのでちょっと書いてみる


この本は解説吉田精一という人が書いている

どうやら偉い学者のようだが、「何言ってんだこいつ」と思えるところがある


この人によると収録されている『六の宮の姫君』は出典元の今昔物語集と筋はほぼ同じで、あとは若干の創作が付け加えられているだけだそうだ

評価する者もいるが大したことない作品らしい


芥川龍之介が話の筋を重要視してないのは素人自分でも知っている

谷崎潤一郎議論があったのも知っている

話の筋は、芥川作品において読み解くべき優先順位は低いだろう


この人は「わずかに潤色をほどこしているにすぎない」と芥川創作部分を評価してないようだが、

出典元と読み比べてみると、むしろ筋以外はほとんどが芥川創作で、描写される景色人物言葉今昔物語集には存在しない

芥川が生み出したところに目を向けず、筋だけを取り上げて大したことない作品貶めるとは、こういうのが文学研究なのかと、いったい何をしているのかと思う


『六の宮の姫君』は芥川自殺する5年前に書かれた作品だが、自分には作中の死にゆく姫君の言葉は将来の芥川自死を予感させるもののように読めた

こんな素人ぽい分かりやすい読みを超えた、専門家らしいもっと深く鋭い解説を読みたかったが、それともこれこそが専門家らしい読み方なのだろうか


あと、「極楽地獄も知らぬ、不甲斐ない女の魂」を芥川の姫君に対する批評としているけど、これは作中人物のセリフである

中人物のセリフをそのまま作者の思想とみなすのはどういう根拠があってのことなのか

2023-09-17

anond:20230917204754

実は家康若い絵師を目指していて、結構いい線いったんだけどいかんせん動乱の世の中でやむにやまれ労働者党を立ち上げて日本制覇、くらいの潤色というかテコ入れすればちっとは見応えが出てくるもの

慶喜フォトグラファーって設定も後で生きてくるし

2021-03-15

シェイクスピア作品舞台

今でもシェイクスピア作の舞台は行われているけど、そのままでも新解釈でもパロディでも構わないけど、

作・シェイクスピア

演出・○○○○

って書いていたりするけど、翻訳は?

お前訳までしてるの?すっげーな。

たまに脚色とか潤色誰々とか書いてるけど、誰の脚本アレンジしてるの?シェイクスピアの原文?すっげーな。

てな感じで、翻訳家によってかなりニュアンスが変わると思うから、せめてフライヤーには載せた方がいいんじゃない

ハムレットの有名なセリフは人によってかなり違うよ。

2017-06-29

和をもって尊しとなす

はっきり言えば十七条憲法フィクションだ。聖徳太子が居たかどうかはイマイチ不明だ。聖徳太子というのは厩戸皇子が後に信仰対象となり聖徳太子と呼ばれるようになったわけだが、その厩戸皇子の業績があまりに凄すぎておかしいので、こんな奴はいないのではないか、全部潤色ではないかという疑惑が発生している。

その疑惑自体は白黒つけるのは難しいのだが、聖徳太子が制定したとされる十七条憲法は、明らかに当時の文章と違うので勝手文章を変えたかそもそも憲法自体でっち上げたかのどちらかになる。おそらくは憲法自体でっち上げであり、聖徳太子の業績も大半はでっち上げのはずだと考えられる。

そのフィクション憲法の中で一番日本人に影響を与えてきたのは「和をもって尊しとなす」の一文だろう。和は尊い。和を乱す者は醜い。日本水田維持管理するために村が共同で土地と水を管理する必要がある社会であり、村から排除されたら水田が維持できず生きられなかった。だからそもそも周りの意見に対して異を唱える事自体生殺与奪につながるほどリスキーだった。

それを一言で言い表したのが「和をもって尊しとなす」である。さすが聖徳太子フィクションとは言え本質をついている。日本書紀の作者には歴史を改変するに足る文才があった。その思想日本人の根幹に今も生き続け、あらゆる問題提起言論封殺し続けている。

2014-02-28

『 THE BOCCHI 』

いわゆる「ぼっち」ほど世に埋もれている存在は無いのではないか。

ぼっちの同志である私はこの現状を嘆かずにはいられない。

集団のなかで浮き、誰からも相手にされない私たちぼっちが、世間にさえも忘れ去られている情けなさ。

ぼっちの中にも小中高生ぼっち 会社ぼっち 年寄ぼっち等々いろいろな種類があろうが、ここでは学生ぼっちの生態について、自分経験をもとに明らかにしたいと思う。




朝。

家の中に誰もいなくなったことを確認してからゆっくりと起床する。

から見える青空はこんなに清々しいのに、自分の心身はどっしりと重たい。

味気ない一日がまたやってくると思うと、学校へ行く気も失せて、このまま家で2ちゃんハテナでもやろうかと考えるけれども、授業をサボっては学費を出してくれる親に申し訳ないし、単位を取れずに留年したらいよいよ先が真っ暗になる。

から今朝も重い腰を上げるのだ。ただ、いつもと少し違うのは、今日が俺の誕生日であるということ。周りにだれもいない誕生日

はぁーっとため息をついて、やや遅めの朝ごはんを食べながらテレビをつけると国会中継がやっている。

この人たちは、ぼっち自分とは天と地ほどの差があり、お金も地位もこれ以上ないほど恵まれている。その境遇ゆえか時には図に乗って、不祥事を起こしたり失言したりして世間の人々から非難をあびるけれど、意地悪な質問に対しても根気よく答える仕事ぶりをみていると、ぶらぶらと安逸な生活をおくる自分などよりは、よほど真面目に努力しているじゃないか、と思ってまた自己嫌悪に陥る。

ほんとうは鈍行で行きたかったのに寝転んでいたら遅くなったので、しかたなく急行に乗ることにして駅へ走る。

おい、なにネガティヴになってるんだ、きょうも気楽な時間をすごせるのだ、自分は恵まれている、寂しくなんかない、寂しくなんかない、さびしくなんかないんだ。全身をなでる爽やかな風が気持ちを前向きにしてくれた。

電車の中はあまり人が多くなかった。サラリーマンはもうとっくに会社仕事をしているのだろう。


昼。

学校に着いてもまだ昼休みだった。

席に座り、授業がはじまるまで本を読む、ふりをする。

「おれさー、けさ、抜いちゃったんだよねw」

「おまえ、汚いってw」

「そんなこと言うお前だって、まじめな顔して、実はエロそうだよなw」

「たしかにw こいつ、『授業レポート』とか適当名前フォルダつくって、その中にエロ画像とか入れてそうww」

「wwwww」

男子学生のくだらない会話を聞いておもわず吹き出しそうになるが、ぐっとこらえる。

しろから女子学生の声が聞こえる。

「あっ、○○ちゃん、おつかれー」

「てか、きのうバイトでさー」

「そうそう、サークルの先輩がー」

「じつは、きょうね、この下、あったかパンツなんだよねー あはは

たわいのないお喋りをひそかに聞いて、若い女のうつくしい声に心酔してから、俺はなにげなくトイレへ行くふりをして席を立ち、楽しそうにする女子学生たちの姿をちらと拝見する。

ほんのりと染めた茶色正統派の黒色ヘア、ワンピースからスーツまで十人十色女の子ファッション、胸の大きさもまな板から爆弾まで多様だけれども、一生に一度の若さだけは共通しているので、匂やかな乙女香りはだれの身体からも漂っている。

授業が始まると、先生が、「たまには出席とっておかないとねー。今日は出席カードを配ります。」と朗らかな声で言う。

今日も頑張って登校してよかった。先生からの出席カード誕生日プレゼントだと思った。


昼下がり。

学校近くのだれもいない公園で、けさ自分でつくったサンドイッチを口に運ぶ。

いつもはそばにいるスズメ今日は忙しいのかどこにも見当たらない。

水色に澄みわたった空の下、かすかな風に揺れる木々の梢のどこかに、いつものスズメの巣があるのだろうと思いながら枝のあたりを観察していると、サンドイッチの具がぽろりと下に落ちてしまったので、スズメさんがあとで食べられるように、人の踏まないところへそっと置いておく。

ああ、きょう一日、まだ誰とも喋ってないなぁ。

バイトサークルも何にもやっていない自分は、この生活をみずから選択したのだから、文句を言う資格はない、いや、願ったり叶ったり生活享受している分、俺はむしろ幸せなのだ

人とかかわるのが苦手な為にえらんだ孤独道は、やがてやってくる就職という二文字をじわりじわりと重たいものにするけれども、今が安楽なかぎりは変化の意欲が沸くわけもなく、ただただ現状に甘んじ横着している。

しかしこの体たらくのままで社会へ飛び出たら、スキル協調性も何もない俺は組織の中であぶれるか潰されるかしてしまうだろう。

社会に出るのは軍隊に入るのと同じこと。ああ、こわい、こわい、死にたくないよ。

余計なことを考えて思い余った俺は、次の授業までの時間がまだ残っているので図書館へ向かう。

手にとった数冊の本を机に置き、帰路につく学生を窓の内からじっと眺める。

心なしかその表情は嬉しそうにみえる。あたたかい家庭が待っているのか、バイトに楽しみなことでもあるのか、友達と遊びに行くのか、それとも、デートだろうか。

空はだんだん夕焼け色にかわる。


夜。

この日最後の授業がようやく終わり、いったんは帰ろうとするものの、電車内でトイレへ行きたくなったら困るから一応いまの内に、とおもう。

夜まで授業を受けている学生はあまり多くはないので、トイレの中には誰もいなかった。

しーんとしている。

まぶしすぎるほどの明かりがいっそう静けさを増すようだ。

俺はおもむろに個室の中に入った。

外ではできない性格だけど、今日誕生日だし、まあいいか、と思ってズボンを下ろす。

スマホアイドル画像を探して、ふーっと深呼吸して、それから一気に動かした。

このアイドルは、俺と大して年齢が違わないのに、すでに社会に出て、一生懸命仕事をして、いっぱいお金を稼いで、多くの人から認められて、愛情で包まれて、前向きに生きているけれど、ここで彼女に世話になっている俺は、誰からも認められずひたすら孤独に苛まれ不安で満たされながら何の役にもたたない暮らしをしている。

なんなんだ、この差は、彼女と俺とは何でこんなにも違うんだ、不公平だ、不平等だ、不合理だ、不条理だ、ああもうどうにでもなれ、俺は知らない、俺は知らない、ままよどうにでもなっちまえばいいんだ、このやろう、このやろう、あああああぁぁぁ

常になく疲労がたまった帰り道はひとしお寂しく感じた。涙さえあふれてきた。街灯の光がその滴を反射させそうだったが、俺は人目もはばからずに哀しんだ。寂しい。寂しい。ほんとうは、さびしいんだ。




ここに書いた例は自分の体験に基づくが、むろん潤色しているところはあるし、これらがすべて同日に起きたのではない。種々の出来事を一日分に集約した。

ぼっち人生にはその数だけドラマがある。

自分経験など足元にも及ばぬ凄絶なぼっちストーリー世界のどこかにはあるかも知れない。

そういうぼっちに密着して、『THE BOCCHI』とか適当名前をつけて映画化すれば反響を呼ばずにはおかないと思う。

ぼっち学生就活以後の末路にまでスポットを当てればいよいよ涙を誘うことまちがいなしであろう。


まさかこんなに長くなるとは思わなかった。あまり知られていないぼっち日常をテキトーに書こうかなぁくらいに思っていたら図らずも愚痴っぽくなり、しかも下手な小説みたいな形になってしまった。

休み中のまして孤独な今の時期に、文章にして吐き出したら心が落ちついた気がする。

自分勝手なこの長文を読んでくださった方がもしいたら感謝します。

最後に、会社ぼっち等も含めた世のすべてのぼっち一言

「目を閉じれば仲間が見える。悲観するな。一緒に闘おう。ぼっちサバイバーとして、いつかともに語り合えるその日まで。」

2013-05-15

ヅカ大好き女に「どの演出家が好き?」と訊ねられたとき、男はどう答

元ネタhttp://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13002457/dtlrvwlst/3464106/

あ、まず前提として、

貴男がヅカ大好き女を夢中にさせることが、

はたして貴男を幸福にするかどうか、それはまた別問題だけれど。

はいえ、ヅカ大好き女たちは玉石混交ながら、

お嬢系の家が金持ちな女なども多く、

したがって、釣り師たる男たちにとっては、

なかなかあなどれない釣り場です。

では、ヅカ好き女に「どの演出家が好き?」と訊ねられたとき

貴男は、どう答えれば理想的でしょう?

まず最初に、その女が本公演をときどき見て

あとはバウホール公演、そして(遠征をするほどではないけれど)全国ツアーをたまに見に行く、

そんなタイプ場合は、

貴男は彼女の目を見て、微笑みとともに質問など無視して、こう言いましょう、

「ぼくが、一緒に観に行ってあげる」

これこそまさに必殺の答えです。

そこでヅカ大好き女が、えへへ、とやにさがったならば、

貴男は、ひそかに、その公演のパンフレットあたりを

ひそかに熟読しておきましょう。これで成功まちがいなしです。

しかし、ここでは、もう少しハイブロウな(?)いわゆるヅカオタの女の

落とし方をお伝えしましょう。

この場合貴女は、こう答えましょう、

「ぼくは、小池修一郎が好き。

彼の一本物よく観に行くよ、大体いつも外れないし、

一幕のラストとか、大好き♪」

もしも貴男がそう答えたならば、

その瞬間、ヅカ大好き女の目はきらりと輝き、

彼女の貴男への恋心は、

20%増量になるでしょう。

なぜって、小池修一郎の作品は、

ちょっぴりお洒落海外ミュージカル潤色が多く、

使われる曲も名曲で、

チケットは取りにくいながらも、そこがまた

客席が満杯である熱気をかもしだしていて。

しか小池修一郎潤色・演出を担当した海外ミュージカルは、

海外ミュージカルスタンダードを、

質高くタカラヅカナイズしていて、なおかつ、

あの「エリザベート」を売りこんだ功績もあって。

したがって小池修一郎作品こそは、

本来なんの接点もないまったく縁もゆかりもない別々の世界に生きている、

そのへんの一般人と、玉もあれば石も混じっている、そんなヅカオタ女たちが、

この世界で唯一(いいえ、系列東宝と並んで唯二)遭遇しうる場所です。


では、参考までに、危険な回答を挙げておきましょう。

ヅカ大好き女に「どの演出家が好き?」と訊ねられたとき

貴男がこう答えたとしましょう、

植田紳爾が好き♪ ベルばらは、何回もリピートするよ。」

その瞬間、ヅカ大好き女の貴男への恋心は消えます

なるほどベルばらは、宝塚歌劇の代表作、

脚本はクソながら、ま、華やかにまとめてあるものの、

しかし、「通常版と特別出演版で台本がなんと2種類!」とかなんとか無意味な自慢を吹聴し、

ふつう宝塚についての謬見を撒き散らした罪がありますからヅカ大好き女にとっては天敵なんです。

また、もしも貴男が「石田昌也が大好き♪ ぼく石田昌也作品は、よく観に行くよ♪」

と答えたとしても、同様の効果をもたらしうるでしょう、

なぜって、石田昌也は、たしかに名作も多いものの、

しかし「傭兵ピエール」の問題発言など、いやはやなんともな台詞をジェンヌに言わせることも多く、

いまや、あの作風を倦厭するヅカ大好き女もいるからです。

またもしもたとえあなたヅカが大好きで、

「ぼく、小柳奈穂子作品が好き、「アリスの恋人」もいいけど、

最高に好きなのはめぐり合いは再び」。ちえねねも、星組もすっごくいいよね。」

と、答えたとしたらどうでしょう

なるほど、貴男の趣味は高く、

しか小柳奈穂子作品は、ストーリーが Romanic であるのみならず、

全体的に最高にヅカらしいんですけれど、

しかし、貴男の答えを聞いて、ヅカ大好き女はきっとおもうでしょう、

(なんだよ、少女漫画が好きな男だな、軟弱そう)って。

貴男が、ヅカが大好きで、演出家の名を挙げるにしても、

たとえば、原田諒ならば安心かもしれません、

なぜならば、原田諒は、「ロバート・キャパ 魂の記録」「華やかなりし日々」で第20読売演劇大賞優秀演出家賞や2012年ミュージカルベストテン演出家賞をとり、

ふつう演劇界に評価された演出家で、

貴男がその名前を挙げても必ずしも、あなたヅカオタ宣言をしているとは受け取られないでしょう。

しかし、たとえば、宝塚が誇る「すみれの花咲く頃」の訳詞で知られる白井鐵造にせよ、

斬新でありながらすばらしい作風の高木史朗にせよ、

音楽家寺田瀧雄とのコンビも素敵な柴田侑宏にせよ、

天才的なセンスがひかる荻田浩一にせよ、

日本物へのこだわりが優美大野拓史にせよ、

そういう演出家名前をいきなり挙げるのは、ちょっぴり微妙

ましてや貴男が、「宝塚巨匠の一人の内海重典が大好き♪ ぼく、もうほとんど全種類、観ちゃった♪」

と答えたならば、どうでしょう

これはかなり博打な答え方で、

なるほど、内海重典は、40年以上の長きにわたり宝塚歌劇に携わってきたの名演出家ゆえ、

あなたがそう答えた瞬間、ヅカ大好き女がいきなり超笑顔になって、

こころからにこにこしちゃう可能性もあるにはありますが、

しかし、逆に、(なんだよ、この男、ヅカオタかよ)とおもわれて、どん引きされる可能性もまた大です、

なぜって、必ずしもヅカ大好き女がヅカ大好き男を好きになるとは、限らないですから

しかも、この答えには、もうひとつ問題があって、

ヅカオタたちは、周囲の一般人を導き高みへ引き上げてあげることが大好きゆえ、

もしも貴男が、「内海重典の作品が大好き♪」なんて言ってしまうと、

そこにはもはや、彼女が貴男をヅカ教育する余地がまったく残されていません、

したがって貴男のその答えは、

ヅカ大好き女の貴男への夢を潰してしまうことに他なりません。

ま、ざっとそんな感じです、貴男の目には女たちはバカでファナティックに見えるでしょうが

しかし、ああ見せて、女は女で繊細で、傷つきやすく、男に夢を持っています

貴男の答え方ひとつで、女の貴男への夢は大きくふくらみもすれば、

一瞬で、しぼんでしまいもするでしょう。


では、スキットを繰り返しましょう。

「ぼくは、小池修一郎が好き。

彼の一本物よく観に行くよ、大体いつも外れないし、

一幕のラストとか、大好き♪」

そして、その瞬間、ヅカ大好き女の目がらんらんと輝いたなら、

貴男はこう重ねましょう、

それからね、いま、ぼくが行ってみたい公演は、

バウホールでやってる若手の公演、将来の宝塚を担う人材って話を聞いたから。

きみに暇なときがあったら、ぼくをバウホールへ連れてって♪」

これでもう完璧です。

そうなったらこっちのもの

デートの日には、ジーンズスニーカーはなるべくさけて、オペラグラスを持って、

彼女がもらうであろう公演チラシが折らずに入るサイズかばんを提げていきましょう。

その日からヅカ大好き女は貴男の虜になるでしょう。

では、釣り師としての貴男の、愛の幸運幸福をお祈りします!

 
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