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はてなキーワード: Google+とは

2012-05-21

Google+日本一坂口綾優』はもういない

学費支援プラットフォームstudygift」で最近話題の坂口綾優さん。

僕は最初彼女

のどちらかだと思っていた。

後者だった場合、「studygift」では2,30万くらい稼いで、後は家入さんからサービス宣伝料100万くらいもらうのかな~、

とか思っていたのですが、予想外に「studygift」で100万近く募金を集め、

さらに、炎上の大きさも想像以上なものになりました。

結果だけ見ると、彼女は、少し前までは

Google+日本一坂口綾優』しか無かったのが、

(『もしドラの人』でしか無いみたいなニュアンス

現在は、

等、様々な称号を持っている。

この騒動によって、『Google+で日本一坂口綾優』では無くなったのだ。

これを意図してやっていたのだとしたら、相当スゴイと思う。

2012-05-20

studygiftの文章がクソ過ぎたから修正する

studygift炎上し,坂口綾優とその愉快な仲間たちが非難の的に晒されている.炎上する要因としてはもちろん様々なものが今までに挙げられているが,そのすべてを端的にまとめると,書いてある文章がアホ丸出しだったのだ.

あれで金払いたくなる人間はそうそう居ない.まず写真からしてふざけているし,文章も「日本一フォロワー数を誇る女子大生が遊んで奨学金止められたたから援助よろしく」位しか読み取れない.

結果,これだけ炎上してもたった90万しか集められないし,家入が「ざまーみろ」とかのたまったせいで,運営側に対して大きな不信を買うことになった.彼は我慢という言葉を知らないのだろうか?女子大生広告に90万集めることがゴールではないのに…これだと,例え次の学生が出てきたとしても,希望通りの額を集めることはかなり厳しいだろう.

そもそもはあの文章が原因だったのだ.文章を綺麗な形へ整えさえすれば,ここまでの批判は起きず,緩やかな支援を得て, 日本クラウドファンディングを形作るウェブサービスとなっていたかもしれない.困窮している学生たちに,奨学金以外の道を提供してあげられたかもしれない.studygift未来は輝かしいはずであった.それをすべてぶち壊してしまったのは―何度も言うが―そもそもはあのクソ文章が原因だったのだ.自分だったらきっとこう書くだろうというノリで,大体1時間位で適当に書いた.

概要

早稲田大学社会科学部3年の坂口綾優と申します.私には夢があり,その夢を叶えるべく日々活動しておりますしかしながら,私の現在経済事情は非常に厳しく,このままでは大学を退学せざるを得ない状況に追い込まれております現在の私にとって,皆様の金銭的支援は何よりも大切なものです.どうかご理解,ご協力のほど,よろしくお願い申し上げます

発展途上国への想い,志

改めて,私の夢並びに現在経済状況についてご説明致します.私の夢は発展途上国の現状を皆様に広く写真を通じて伝えると共に,日本からグローバルな人的支援,交流プラットフォームを構築することです.

私は幼い頃から海外に興味があり,特に一番興味を持っていたのは,雑然とした街並みの中で人々が活気よく暮らしている,発展途上国の国々でした.現在私たちが持っていない何かがあると,小さい頃の私は考えていたのです.

大学に入って,私は少ない貯金を切り崩し,念願のインドへ向かいました.そこで得た数々の経験は私にとってあまりにも新鮮で,日本から見た世界は非常に小さいものであったと強く実感させられると同時に,将来は発展途上国を支援する職業へ就きたいーそのように強く思うようになりました.

それとほぼ同時に,私にとって強く印象に残っているのはSNSでの出来事でした.私は日本社会の様々な断片を写真に収め,SNS投稿したところ,その芸術性や取り組みが日本中の皆様に高く評価され,Google+フォロワー日本一を獲得致しました.

写真世界を変革する力となります.私が撮影した1枚の写真世界中に伝搬し,世界中の方々から反応を頂く―そのような経験は私の短い人生経験の中で初めての出来事であり,同時に写真の持つ大きな力を実感した出来事でありました.

私は写真を通じて,日本中の皆様に私の想いを伝えたい.そしてゆくゆくは伝えるだけでなく,私自らが世界へ飛び込み,交流を豊かにしていきたい.これは非常に難しい仕事であるとは思いますが,幸いにも私の写真は非常に多くのフォロワーの方々が見て頂ける環境が整っております私ならば,先の夢を叶えられる資質が備わっていると考えております

現実経済状況

しかし,私の現在経済状況は大変悪化しております.以前は学費のために両親共々働いているだけでなく,私自身もアルバイトを続けていくことによってなんとか捻出できていたのですが,近年不況煽りを受け,アルバイトを多く入れる必要が出てきました.できる限りの努力はしたものの勉学とアルバイトの両立は非常に難しく,成績が落ちたことによって奨学金が打ち切られてしまい,退学せざるを得ないといった状況です.

もちろん,そのような厳しい状況の中でも必死に勉学に励むことによって,少なくない方々が実際に卒業しております.ゆえに,本来ならば私は夢を諦め,退学するのが適当でしょう.このような事態は私の努力不足が招いた出来事であり,恥ずべき事であると思いますが,それでも,私は夢を諦めることができません.

たとえ非常に少ない可能性でも,零でない限りはそれに賭けていきたい.皆様の支援は,私にとっての最後のチャンスです.以上の理由により,私は今回のstudygiftの試みを利用することに致しました.

クラウドファンディング試金石

今回,studygiftを通じてこのようなサポートのお願いをさせて頂いたのはもう一つの理由があります.それは,今回の試みが,日本でのクラウドファンディングサービスの一石となって頂ければという想いによるものです.

欧米諸国とは対照的に,現在日本ではstudygiftのような,多くの一般の方々から少額の支援を募り,一つの大きな達成へと繋げるような試みは全く行われておりませんでした.このような活動は総称してクラウドファンディングと呼ばれております

私のプロジェクト成功した場合,私に続く第二,第三の,希望を抱いた学生がより皆様からの支援を受けやすくなるでしょう.私の活動はいわば,日本におけるクラウドファンディング試金石です.皆様の支援が,未来ある学生たちを手助けする大きな風となります.私は自身のプロジェクト成功するだけでなく,日本中の皆様が困窮している学生を支援する―そういった気運を形作る一助となることを強く願っております

最後

ここまで読んでいただき,誠に有難う御座います.以上が,私の嘘偽りない全ての想いです.皆様の支援を決して無駄には致しません.私は皆様の期待に応えられるよう,全身全霊をかけて勉学に励み,今後の世界を変革する力となるべく,日々邁進して参ります.そのためには皆様の支援が必要不可欠です.どうかご理解,ご協力のほど,よろしくお願い申し上げます

早稲田大学社会科学部3年

坂口綾優

http://anond.hatelabo.jp/20120520133142

こんな仕組みはどうだろう?

例えば、ある女学生奨学金を100万借りたとする。

貸し手は、利子含めて将来110万返してもらえるとする。

で、貸し手(これをAとする)が、

「こいつ成績悪いし、たぶん就職もできないし返してもらえないかも」って思ったとするさ。

別の金貸し(これをBとする)が、

「いやいや、こいつは人脈をうまく換金すればいくらでも返せるっしょ」

って判断したときに、将来110万返してもらう権利を、50万で売ってくれと持ちかえける。

Aとしちゃ、もう返ってこないと思っていた不良債権を手放せるので喜んで手放す。

Bは、元手50万で、(返してもらえるとしたら)将来110万が手に入るということになる。

ところが、一年後、Bが急いで現金が欲しくなったとする。

そんなときに、また別の投資家(Cとする)が、

「80万で買うよ」

って言ったら取引成立。

Bはたった1年で30万を稼いだことになる。

女学生自身は借りた100万を粛々と返し続けるだけ。

あるいは返せなくなってドロンしたら、その時点で債権を持っていた人間がババを引く、ということになる。

このために必要なことはなにか?

女学生晒し者になることだ。

学校の成績やら、Google+でどれだけ人気者か、そういう個人情報の所在が、最初に金を借りると同時に自身のものじゃなくなる、ということだ。

もう少し大きな金を手に入れるという方法もある。

自身の稼ぎの0.1%を生涯にわたって払い続けるという約束をする、それと引換にお金リーズ、とかね。

その女学生が、医学部だったらどうだ?考えてもみろ。

「稼ぎの0.1%を貰える権利」をオークションしたら、いくらで売れると思う?

まあ、30万くらいは軽くいくと思うね。

30万くらいで買って、15年くらい持ってて、途中で売っちゃうとかさ。

さすがに30万では売れないだろうけど、まずまずの値段で売れるんじゃないかな。

逆にその女医が、『女医が教える本当に気持ちいい○○○』みたいなベストセラーを出してて、このあとも印税でガッポリ、という状況だったり、30万どころじゃなくて100万でも買う人間が出るかもわからない。

これもやっぱり個人情報を売れば、可能だね。

0.1%権を50株も売れば、1株30万だとして1500万が大学入学の時点で手に入る。

生涯の稼ぎの5%差し出すことを条件に。

稼ぎの5%も差し出すのもウンザリ!って思ったら、自分自身で株を買い戻すことだって可能。

貧乏人は、体を売ればいい。

坂口綾優さん、あなた目標を見失ってますよね?

studygift 〜学費支援プラットフォーム

http://studygift.net/home.php

そもそもGoogle+就職活動のために始めたのですが、学費が支払えず退学になるという状態では通常の就職活動を続けることは不可能になってしまい、なんのために大学に入ったんだろう、と感じました。

この文章を見る限り、あなたの当初の目的は「就職すること」のはずです。

ならば、大学を退学になろうと就職ができればいいはずです。

Google+で一位になった実績のあるあなたなら学歴がなくても就職はできるでしょう。

現にベンチャー起業家連携できるようなコネクションをお持ちなんですからね。

ところがあなた大学に戻りたいという。これだと目的が「就活」になってしまっています

勉強がしたい、という言葉もあります勉強大学に行かなくてもできるはずです。

周りから環境を整えてもらわなければやらないようなものは、「したい」とは言いません。

私見ながらあなたは「新しいことに挑戦する」という行為に酔っ払ってしまって、

当初の目的を見失っているようにしか見えません。

プラットフォームを用意してくれた家入さんは新たな就業形態模索したいそうですから

せっかくご縁があるのならそのまま彼のもとで仕事をすればいいではありませんか。

それであなたの当初の目標は達成されますよ。

1行でわかる!study gift坂口綾優さんの挑戦!

一行で解る↓

SNSにはまっていたら大学の成績が悪くなって奨学金を止められてしまい、就職活動で不利になっちゃうのでお金ください(返しません)。

もう少し詳しく

「」はhpから引用そのまま部分です。

坂口さんは、※留年でもしなければまず打ち切られない(特に日本学生支援機構は大変優しい)、

早稲田大学校友会と日本学生支援機構、2つの奨学金を受けていました」

Google+就職活動のために始めた」のだが、

 海外旅行にいっては写真投稿したりして

Google+で「日本一」になった」ものの、

「成績が下がって奨学金が止まり」、

「学費が支払えず退学になるという状態では通常の就職活動を続けることは不可能になってしまい、」

「ヨシナガさん・家入さんに興味を持っていただき、大学卒業のためにクラウドファンディングで学費を集めてみようというお話を頂きました。」

あと、頂いたお金は返しません。

そのかわり、私のメルマガあげます

10万くれた人は、あなたのこと私のSNSで紹介します!

たまに、ファンミーティングやります

結論

お金出す人は物好きだなー

(対価がちょっと話題の女子大生と絡める or 効果の程度が怪しい知名度うpくらいしか無い)

2012-05-19

批判覚悟で言いたいことを先に言うと、

「貸す方と借りるほうが納得してるのに、部外者がグダグダ言うのは気持ち悪い」ってことだな。

それを言ったら消費者金融の問題もヤミ金の問題とかも全部問題なしになっちまうけどさ。

貸す側の責任とか、借りる側の責任とか、そういうのはそれぞれが負えばいい。

もともと、銀行業っていうのは、借りたい人間と貸したい人間を結びつける仕事、金を貸す相手の返済能力査定する仕事だと思ってる。

銀行企業の返済能力査定することに関してどれだけ秀でてるかなんてのは、怪しい。

財務表の読み方くらいなら、そりゃ金融業誕生したバビロン時代ならとにかく、識字率が2割だった中世ならとにかく、そんなに特殊技能とは言えないし。

そもそも、そういうことに秀でていたら、不良債権を抱えたりしねぇ。

給料銀行に貸して利息をもらって、銀行企業に貸して、利息をもらって、っていうのはもう前時代的で、個人が好きなところ、信用してる会社、個人と好きに取引すればいい。

投資方法はいくらでもある。

直接金を貸す以外にも、株や債権を買うって方法もある。

話が脱線したので戻るが、日本育英会がどれだけ学生の優秀さを判断できるかなんてものも怪しい。

そもそも、学生を値踏みする力があるなら、踏み倒されたりしねぇ。

奨学金を切られた人間が、他の金づるを探してなにが悪い。

A銀行融資を切られたから、B銀行融資を受けた、それとなにが違う?

育英会から資金を調達しようが、マネーの虎で資金を調達しようが、study giftとやらで調達しようが、なんで部外者が騒ぐのかね?

自分が金を出したわけでもないのに。

ソーシャルネットワークかいものが気持ち悪いと思ってる人間からgoogle+で人気者ってのを俺は評価しないけど、

奨学金打ち切られたくせにm9(^Д^)プギャー」

な感じの嫉妬もっと気持ち悪いなって思ってる。

ソーシャルネットワークでもてはやされるのが気持ち悪いっていうことで言うなら、facebook上場と、公募価格必死買い支えモルガン・スタンレーゴールドマンサックスのほうがずっと気持ち悪い。

また話がズレた。

もう一回ふりだしに戻す。

あの騒ぎはただの嫉妬

奨学金なんてのはオワコン代替えのサービスが出てくるのは自明

ってことだ。

はいえ、炎上させた、加害者嫉妬に狂ったバカだけど、炎上必至のシステムを作って、一人の人生を狂わせたのはちょっとひでぇなと思う。

炎上必至のシステムに乗っかったのは軽率だったし、そういう意味じゃバカだったと思う。

リア充爆発しろソーシャル爆発しろ。バカは爆発しろ

http://anond.hatelabo.jp/20120519172915

物理学でなければ学問ではない。文系は遊びだ。っていう時代もあったって聞いてるけど?

学業というのは、学ぶこと。でしょ。芸術だって学業だ。

それに、説明の問題に定義をおいてしまうと。プレゼンテーションが上手な人間が上に行くことになるが。

学業ってそういう事じゃないよね。

 

いや、思ったのはね。書いてある通り。説明の問題ではなく。彼女に才能があるかどうか?だけだと思う。という事なんだ。

こういう言い方は変だけど、高々20前後若者に、そこまでの純粋性を求めたり、そこまでの純粋正義を求めて 

そんなに純粋じゃなければ 悪だ。 とするのは おかしかろ。 という事。

 

書いたとおり、僕は 奨学金をとった以上、その大学が教える勉学に集中するべきだとおもう。 だが、思う反面。遊びたい。という気持ちもわかる気がする。

そして、説明が変なのも 指摘されているとおりだと思う。 ただ、それは、 彼女に才能があって 伸ばすべきなのかどうか?というのとな関係ないし

純粋さを求めすぎだと思う。

これから彼女を見ていて、成績が上がらないようであれば、本件は クレクレ詐欺であった。と結論づけていいと思うし

きちんと成績を取り戻し、卒業まで辿り着くのであれば、そして、Google+の活動も今以上に伸ばせるのであれば まぁ、支援する価値はあった。という事でよかろ。

 

優秀な学生を排出するというのは、まわりまわって、日本国益に結びつくんだから

そして、結論が出てから、今後もこういう活動を続けるべきか?そうでないかを議論すればいいと思う。

 

繰り返しにあるが、そりゃぁ、もっと純粋正義を追求することはできると思うが、いくらなんでも、綺麗すぎるだろ。たかだか20才前後の子が、そんなに崇高だったら、逆に、どんだけひどい目にあってきたんだと、心配するよ。

歳相応の価値観で、まぁ、いろいろ、善悪はあると思うけど、サンプルケースとして見守って悪いというほどでもなかろと思ってる。

http://anond.hatelabo.jp/20120519164926

大学に(院も含めて)4+2+3.5年通った人間です。身近に大学先生もたくさんいる(というか、零細事業やってるけど半分はアカデミアが相手)ので、大学のことは人並には理解しているつもり。

ちなみに、結論は、「営業から工員に至るまで大卒しか取らない糞社会が全て悪い」だけど、それをいってもしょうがないんだよね。

この話を聞いていて学業って何かな?とおもった。

とりあえず、運とはいGoogle+ 日本一。というのは、何の才能もなければ取れないわけだ。

少なくとも平均点以上の才能といえる。 また、学力入学試験を通る程度にはあるわけだ。

 

では、この才能を伸ばすのが、いわゆる、理国数理社の学業という枠でいいのか?

自由入試があるように、自由奨学金があってもいいのではないか

自由入試(AO入試のこと?)はここ数年で否定されてる。存在することは存在するけど、その後の追跡調査で脱落組が多いことがわかっている。大学でやるべきことをこなすための必要最低限の力が備わってなければ無駄

大学でやるべきこと、というのは、先人の成果を踏まえた結果を身に付けて世の中の運営に参加することができる人間になること。そもそも先人の成果が無関係なら、大学なんか意味いからさっさと起業するなり、タレント事務所探すなりしたほうがいい。

というのは、日本からGoogleFacebook Appleが生まれていないというのは、ひとつ学業定義が狭すぎる。部品となる人間しか作っていない。

もっと、自由発想の人間を応援する奨学金があってもいい。

まり彼女の活動は日本では認知されないだけで、立派な学業である

というテーゼに対しては、確かに研究の余地があると思う。

まり、間違っているのは、教育機関の方では?ということを判断するのに十分な情報って無いよね?

学業から、というのはいいけど、その学業定義時代に即しているか?というテーゼは誰も研究してない。

あのー、GoogleFacebookAppleも「まともな」学問が支えてるんですが。Jobs大学リタイヤしたのは、天才なので参考にならない(とはいえ、彼は潜っていたカリグラフィーの授業がAppleUIのこだわりの基礎だと言っている)。Facebookザッカーバーグの着想は学業とは関係ないかもしれないけど(← 単に知らない)、それを実現可能にしたのは「まともな」学問の下支えあってこそ(グラフ理論、分散コンピューティングユーザーインターフェイス、他)。さらに、GoogleLarry Page博士研究(グラフリンク関係から重要ノードを算出する方法)から出てるって話、知らない奴多すぎ。

そういうことをちゃんと理解しないで、皮相的な理解で「ひとつ学業定義が狭すぎる」とか言ってオレ定義を振り回して、思考がどんどん浅く浅くなってくんだよね。馬鹿馬鹿を見て評論している、としか言えない。ちゃんちゃらおかしい。

一応アメリカ大学にも多少(2年ぐらい)遊びにいったことああるけど、はっきりいって足りないのは「学問へのこだわりの深さ」、これにつきる。PageにしろJobsにしろ、深いこだわりがあってはじめて横展開の「自由発想」が活きてくる。例えば、あっちではそういう「自由な発想」ってのは複数の学位(普通修士だけど)を同時に取れるぐらいのもの意味する。例えばコンピュータサイエンス芸術の同時取得とか、凄いやつは同時に満たす何かを作り出す。

もちろん、件の学生が今までの常識(先人達の蓄積)を覆すような天才である、という可能性はあるけど、それなら放っておいても何かしら出てくるだろう。タモリ赤塚不二夫見出したように、天才には天才がわかるはずだ。

まり彼女の活動は日本では認知されないだけで、立派な学業である

というテーゼに対しては、確かに研究の余地があると思う。

ねーよ。

こういう人達大学を出る必要なんかないんだよ。というか、「彼女の活動」はフツーの大学で扱った瞬間に死ぬ。もし本当に飛び抜けた活動ができる、というのであれば、芸大あたりでやればいい。

もっと凄い人間が山程いる中でどれぐらいやっていけるのか疑わしいけどな。

単に大衆迎合する、大衆が心地良いものを生み出す能力、これを「芸人」と言います

芸人別に高卒でも中卒でも関係ない。「就職するために大学を出ないと」なんてほうがおかしい。それこそ、企業が「自由採用」してくれればいいだけ。

早稲田追い出されたけどわたしはこれだけのことができます。雇ってくれませんか?」って言うほうがよほど筋が通る。

でも一歩引いて考えると、今回の問題は「大学とは何か?」という問題に答を出さないままなぁなぁに「就活」との共犯関係を深めてきた、オトナが一番悪いんだけどね。

http://anond.hatelabo.jp/20120519154107

あくまで、中立論として聞いて欲しいんだけど、いいかな?

僕は奨学金組で、学費免除組なんだけど、そういう意味で、奨学金を切られるってありえないというのは、まっとうだと思う反面。

 

この話を聞いていて学業って何かな?とおもった。

とりあえず、運とはいGoogle+ 日本一。というのは、何の才能もなければ取れないわけだ。

少なくとも平均点以上の才能といえる。 また、学力入学試験を通る程度にはあるわけだ。

 

では、この才能を伸ばすのが、いわゆる、理国数理社の学業という枠でいいのか?

自由入試があるように、自由奨学金があってもいいのではないか

 

というのは、日本からGoogleFacebook Appleが生まれていないというのは、ひとつ学業定義が狭すぎる。部品となる人間しか作っていない。

もっと、自由発想の人間を応援する奨学金があってもいい。

まり彼女の活動は日本では認知されないだけで、立派な学業である

というテーゼに対しては、確かに研究の余地があると思う。

まり、間違っているのは、教育機関の方では?ということを判断するのに十分な情報って無いよね?

学業から、というのはいいけど、その学業定義時代に即しているか?というテーゼは誰も研究してない。

http://anond.hatelabo.jp/20120518154450

ただ、俺みたいなボンクラでウダツの上がらない人間にとって、坂口真綾が表に出てくることの絶望ってのは、「ああ、こういう人間じゃないと支援なんて受け入れられないんだ」って深い悲しみなんじゃねえの、と思うんだよ。

studygiftネット記事(マイコミ)をさきに読んで、これだけ有名な人じゃないと支援受けられないのかな、と俺も思った。

http://news.mynavi.jp/news/2012/05/18/123/

ウェブページみて、支援学生を募集していたけれども、坂口さんが全面に出ている印象で。

Google+フォロワー数がすごい、そういう人が広告塔になるのは理解できる。

その後の炎上(?)をみると、人選ミスというか、そもそも坂口さんのための仕組みだったのではないかとさえ思えてしまうけれど。

  

studygiftってプラットフォーム、すごくひとを選ぶ仕組みだと思う。

早稲田大学やそれより難しいとされる大学学生であれば、寄付したいと思う人がいるかもしれない。

でも、それ以下の大学はどうだろう?

私自身(MARCH文系学部の3年生)がもしも学費に困ってstudygift検討したとして、支援が受けられるかどうか。

Google+twitterfacebookもなにひとつやっていない、寄付をしてくれた人に何かしらの価値提供することも難しいだろう。

読む価値のあるメールマガジンなんてよほどの人でないと書けない。

SNSを使いこなして、その輪のなかで有名になれる学生のためのプラットフォーム

そんなふうに思う。

  

日本奨学金制度もっと充実されるべき。

2012-05-18

Google+で有名な女子大生坂口綾優)を利用した学費支援戦略

家入さんはネットで叩かれるの、わかってやってる気がするんだよね。

それで炎上マーケティングって言われたとしてもソレはソレでいいと。

ただ最初の一人の次をどうするの?継続して回るの?

単にキャバクラ嬢的にちょっと可哀想なストーリー付けて乞食するのとナニが違うの?っていうのが今の感想かな。


もっと言うと家入さんの活動って基本「面白そうなヤツがいるかやらせてみた!」なので、

今回もG+で一番になった女子大生とそれを助けようとする誰か(今回のStudygiftのなかの人)が

たまたま重なっただけって気がする。だからうつっぽもそうだけどそれに乗っかるには相当覚悟しないと。


家入さんの「おまえ、面白いな。金出すからやってみれば?」に乗っかって

「頑張ります!」って始まっても家入さんが次の面白いやつ見つけたらそっちに行っちゃうってこと、わかってないと。

あとに残って自分がおっかぶるのは炎上祭りの後の後片付けなんだから。そういう意味では罪なおじさんだねぇ。


から家入さんの関わってるプロジェクトが「キャンプファイヤー」とか

パーティカンパニー」っていう名前だっていうのは象徴的で彼にとって「お祭り

パーティ」なんですよ。とにかく「面白そうだ」を形にする。そこに自省とか継続とかは

二の次みたいな。そんな気がする。悪いとは云わないけど。


ってことを、http://twitter.com/#!/yasuyukimaが呟いてた。

この記事のタイトルは呟きを要約しただけで、他意はありません。

IT起業家乞食を擁立する時代

坂口綾優は、学費を支援してくださるサポーターを探しています。 | http://studygift.net/home.php

彼女Google+写真うpしまくってフォロワー数1位となり、一時話題となった女子大生

なんでも成績低下によって奨学金が貰えなくなったから、ネット住民が代わりに補填しろということらしい。

彼女の成績が地に落ちたのは、海外旅行のためのアルバイトと、インターネット時間を取られたのが原因。

25%は自分負担するから文句ないでしょ?とのこと。

おかしいんか?(笑)

ネットにのめり込んで奨学金貰えなくなったって、ただのダメ人間じゃねえか。

海外飛び回ったりしてないだけ、大学やめたネトゲ廃人の知人のほうがまだ救えるわ。

いや、わかるよ。

本人というよりは、くだらない大人たちにそそのかされたんでしょう。

洗脳でもされてなかったら、こんな自己愛にあふれた写真を添えて、堂々と乞食行為をしようなんて思いつくものか。

このサイトデザインといい、プロモーション方法といい、どうせ家入なんちゃらみたいなオッサンが関わってるんでしょ?

と思ってスクロールしてったらまんま家入って書いてあって正直笑った。

なーにがクラウドファンディングだよ、「物乞い」って書いたほうが伝わりやすいし正確だぞ。

そして一番下に偉そうに名前書いてるSupport memberの皆さん、ほんの100万くらいあんたらのポケットマネーから出せるだろうが(笑)

24時間テレビみたいな矛盾ネット世界に輸入しまくるの、いい加減やめてほしいんだけど。

ま、こんなわけわからん学生起業家の悪ふざけに付き合うお金があったら、

時折ウィキペディアの上に現れるオッサンにでも寄付したほうが有意義だよね。

2012-03-06

Googleが迷走している」ことにしたい人たち

Gmailデザイン変更や、Google+の評判、プライバシーポリシーの騒動などを見るに、

Googleは巨大になりすぎて迷走し悪の帝国となった」

というストーリーに乗っかりたい人が多すぎると思う。

Googleプライバシーを軽視しているのは昔からだし、

Googleグランドデザインが欠如しているのも昨日今日に始まったことじゃない。

それでも俺は今も昔もGoogleサービスを便利に使っている。

Googleは何も変わってない。

変わったのは周りの認識だけだ。

2012-02-28

Google+って

過疎りまくってどうすんのこれ状態

俺の周り一人しか更新してないから、その人の書き込みだけ続いててその人が止まると更新がないw

2012-02-19

Google+で何もかもなかったことにしてしれっと戻って来る方法

SNSをやっていると一度自分投稿を全て削除したい衝動に襲われることがありませんか。

mixiなどには自分投稿日記)を一発で全て削除する機能がありますが、

Google+にはそれがありません。

もちろんアカウントを取り直して新規にGoogle+を開始するのもいいのですが

サークル機能によってフォロー・被フォローの関係性が複雑化したGoogle+では

自分が元々入れられていたサークルに再び追加してもらえる保証はありません。

好きなあの娘の限定公開読めないじゃん。

それじゃ意味がないんだ。


さて2012年2月19日現在Google+ではGoogle側のBANやユーザーの自主的削除でGoogle+を退会しても

Google+で使っていたGoogleアカウントを消さなければ

しばらくの間そのユーザーを追加していた他人のサークル情報が保持されます


ここではこの仕様を利用し「全消し」をGoogle+で擬似的に再現し

かつ他人のサークルに置ける自分ポジションを保ったまま復帰する方法を書きます

炎上したときなどにお使いください。


前提として2つ以上のGoogle+アカウント、つまり複垢でGoogle+を利用している必要があります

ブラウザも二つ以上使うと便利ですね。

ここではしれっと戻って来る方をA、残しておく方をBとします。


1. AとBお互いのみ追加したサークルをそれぞれに作成する

2. サークル共有機能でAのサークルをBに共有する(残しておきたいサークルが複数ある場合は全て同じように共有する)

3. Aを「アカウント設定 > アカウント概要プロフィールGoogle+ 機能を削除」から削除しま

 (「Google+コンテンツを削除」「Google プロフィール全体を削除」2段階の削除方法がありますがどちらでも大丈夫です)

4. 削除が完了したらGoogleアカウントログインしたまましれっとGoogole+に再登録しま

5. アカウント開設の設定が完了した後 2.で共有したサークルを今度はBからAに共有しま

6. 都合の悪いポストコメントは消えつつ、削除前のサークル関係を保持したままのほんとのあたし、デビュー


便利なことにユーザーページのURLもそのままなので( https://plus.google.com/1234567890/post みたいなの)

Google Plus Nickなどの短縮サービスを使っていても安心

人のいない深夜に全消しして素知らぬ顔で朝を迎える、なんてことも可能なんじゃないでしょうか。


3.の後 2時間くらい放置して4.を行なっても問題ないようです。

BANの場合は5、6ヶ月サークルにBANされたユーザーが平気で残っています

自主退会の場合はどうなるのでしょう。

Google側は数日間で全てのGoogle+機能Google+データが消えると主張しています

誰か勇気のある人は試してみてください。


この方法で消えるのは

自分プロフィール」「自分投稿」「他人の投稿自分がつけたコメント」「自分+1」「自分についた+1」などです。

まり大体消えます

相手のサークル自分情報が残っているのでブロックや除外のフラグは消えません。

うそう都合のいいことはないですね。


また複垢のGoogle+ユーザーならわかると思います

上記 2.でAのサークルをBに共有した際に

サークル内のユーザーにBからの追加通知が届きますから

この時点で他人に自分が不審な行動をしている事は気取られます

(5.ではサークル通知が届かないようです)

事を荒立てずに進められると思ったら大間違いです。

他にも精査してない挙動が多くデメリットのほうが多い行動です。

いつまでこのやり方が通用するかもわかりませんので実行するとき自己責任でお願いします。

2012-02-02

あ、ついに たかみなが Google+更新してないことに触れた。

個人的には、携帯電話落としたことを黙ってるにベットしている。

2012-01-12

拝啓 google

あんまり関係はないんだけどこの記事を受けて。

Google+が作る「繋がりによる検索世界」が侵食するSEO,SEMのこれから

http://hanpanai.com/?p=3348


googleが目指すべきは、facebookではなく「はてブ」だと思う。

facebookいかけてどうする。

その先を目指してくれ。


実際のつながりを重視したソーシャル検索の次にくるのは

検索者が属するクラスタを暗黙的に解析して、

そのクラスタによるキュレーションを反映した検索結果じゃないか


ざっくりいってしまえば

「先月はてブホッテントリしてたあの記事見たい」

に応える検索

今は意外にこれが難しい。

その記事のタイトルっぽいワードをいれてもさっぱりあがってこないのな。

ここがうまくいけば、ブクマしてても、し忘れててもどっちにしてもgoogle検索

その記事にたどり着くという遷移ができる。


google+が向かうべきは、「だれもがまずそこにログインする」ような

コミュニケーション重視のSNSじゃなくて、+1しておいてあとで読むとか

記事に対する軽いコメントや議論ができる、まさにはてブのような機能とか、

使いやすいオンラインブックマークとしての機能に、ソーシャル要素をがっちりと盛り込む

ことじゃないか

webページに対する言及や、キュレーション()を前提としたコミュニティ

NAVERまとめ()みたいなページつくれる機能をいれてもいい。



+1スクリプトレットに、はてブfacebooktwitter等への投稿機能をもたせて展開

   →これによって、既に他をつかってるユーザーも入れるので重要

   もちろん逆に他のサービスから投稿できる口も重要

ブックマークの傾向により、暗黙クラスタを形成する(google様ならできるだろ)

   →個人は、タグ付のように複数のクラスタに属することになる

  このあたりのアルゴリズムは本領のはずなのでなんかうまいこと考えてくれ

・その結果が検索結果に反映されると言いはる

  →SEMベンダーハイエナのように群がって、企業やらせ

chromebookmarkとの連携

APIを公開してサードパーティ製のアプリとの連携を深める


これで勝てる。

今のブックマークは昔と違って、「よく行くサイト」とかじゃなくて、

ちょっと気になっただけ」「もしかしたらいつか役立つかも」

あとで読む」「だれかと共有しよう」とかそんな理由で気軽にされるものなわけで、

それと検索結果への反映はものすごく親和性が高くて、そしてこれはgoogleしかできない。

必死SNS追っかけないで、ここに向かって欲しい。

だいたい目的コミュニティの形成ではなくて、最終的には検索を使ってもらうことなわけだ。

なんでGoogle Bookmarksをこんな状態で放置しているのかw

個人的には、検索結果に顔がでてきて、この人も+1してますってのはまぁわかるんだけど

なんかgoogleっぽいスマートさを感じないんだよな。

自分で作れないから書いた。

2011-11-24

普通の女子大生がなぜ、Google+で「日本一」になったのか - nanapi Web

真性引き篭もり: 普通の女子大生は、Google+で「日本一」になんかなっちゃいない。

他の記事もひと通り読んだので長くなるが思ったことを。

久々に様々な意見が読めて、数年前までのはてなのようで楽しかたから、感謝として。


「わたし、写真が大好きだと思われてるんですが、嫌いですね。撮るのも、撮られるのも」

写真が嫌いで、SNSも苦手だという坂口さん。それでもGoogle+に写真をアップし続けているのは、「就活のため」だ。

大学3年生になり、就職活動を始めたが、「就活でしゃべれることがないんです。好きなこととか、何もなくて。何も好きじゃないし、何もできないから、流行ってることとか、これから“来そう”なことをやろうと。目標に向かって努力した経験や、自己PRが求められた時、なにか印象に残ることが言えたら」。

「恐怖感」という言葉で感じ取り、理解した者もいたことだろうと思う。自分になにもないような気がして焦燥感に焼かれるような時期のことを覚えている者なら。

彼女は賢い女性だ。自己分析も、目標設定の仕方も。早稲田という学歴を手にしたのはなんら不思議なことではないと思う。「意志が弱い」のに「恐怖感」で毎日朝3時50分に起床できる。これだけでも「普通」じゃない。褒められていい。好きでもなく、むしろ嫌いなことのため。けれど、将来に向けて役立つものを作るため。長所で点を稼ぐことでは行けない場所彼女はいるのだろう。弱点を克服してこそ立つことができる場所に。

そして、就活を目前に控えても彼女はその方法論を用いて不器用に「これから“来そう”なこと」を選んだのかもしれないと感じた。この選択に自尊感情の低さを読み取ったとしても、病的と謗るのはどうだろう?彼女自分自分人生に果敢に向かい合っている。安易に楽を選ぶような人ではないようだ。きっと彼女のいる場所では自分と同程度に出来がいいだけでは評価されないのだろう。だからこその課題解決と弱点克服。お前は何者だ。その問いにも、その答えにもおそらく彼女は気がついている。

彼女は結果を出した。Google+Instagramということを差し引いても称えられていいのではないだろうか。確かにそれは誰にもできそうな話だ。お手軽で浅薄にも思える。パソコンiPhoneがあればできる。インターネットは「自分だって」という幻想をもたらすツールだ。ユーザが少ないから、顔が綺麗だったから、学歴があったからということは自分も思った。嗚呼、またカモネギか、と。けれど、そういう一面もあったとしても彼女努力は称えられていい。それがどんなやり方であろうとも自らに欠けているものを獲得しようとしている者の痛ましい努力を。壊れたiPhoneに感じるものはないだろうか?もしかしたら、壊れていたのは彼女だったのかもしれないとさえ自分には思えた。

事実、元記事にはこうも書いてある。

「1日1枚はInstagramに上げないと、というノルマに対する恐怖感で起きています写真を1枚逃したら、私は何もない元の自分に戻っちゃう」

何もないわけがない。そんなに綺麗じゃないか。そんなに有名な大学にいるじゃないかGoogle+で一位じゃないか

ここで大事なのは彼女にとって”は「何もない」ということだ。Google+を取ったら、彼女のいる環境では普通(以下含め)に埋没する。その恐怖感たるや如何ばかりだろうと考える。自分自分だろなどと励まされても、“彼女には”そうじゃない。それに「何も好きじゃないし、何もできない」ということは本当に苦しいことだ。それだけ頭が良ければなんて言ってはいけない。彼女以外の者が自分のいる場所から考え言葉を発するのなら、彼女だってそうしていい。なによりも、なにもないという自分との対峙大学生らしくまっとうな悩みではないだろうか?むしろそこに一度撓んで伸びようとする魂を感じはしないだろうか?

なにもない自分と向かい合うのは力のいる作業だ。彼女はい奈落と向き合っているところなのかもしれない。それはこれから時間をかけてやっていくことになる作業だろう。途中で転職結婚出産という転機にだって出会うことだろう。そしてそのたび自問自答しつつ、誠実にひとつずつ向き合っていくように感じた。そう信じたい。

「気持ち悪い」と思っていた一眼レフカメラも、最近は欲しくなってきた。「iPhoneカメラには限界がある。誰かに伝えたいと思うような美しい景色が思うように撮れない時は、ちゃんといいカメラで撮りたいなと」

「気持ち悪いと思っていた一眼レフカメラ」「誰かに伝えたいと思うような」この言葉も印象的だ。

関心や興味は良いものとされがちだが、あまりに強い関心というものは異様に映る。強すぎる情熱を持って自分には興味のないことを続けている者を見かけたとき、つい引いてしまったことはないだろうか。それに、物事への関心が薄い者はネットでは目立たない。彼や彼女の発する情報はあまり役に立たないからだ。そもそもネットに現れないことの方が多いのだろう。語ることがないから。伝えたいことがないから。なぜそんなことをする必要があるのかわからない。ネットと接してきた時間が長い者と彼女のような伝えることのないタイプは互いに異形の者。でも、彼女ネットを選んだ。

何かを伝えたいと思うようなことがなかった女子大生インターネットで「伝えたい」方向に気持ちが動いた。この先「やっぱりカメラは気持ち悪い」と思うことになっても、ここに自発性や意欲の萌芽を読み取ることはできないだろうか?

彼女は「好き」を獲得し忘れてしまったのか、どこかに置き忘れてしまったのだろう。だからこそ傾向と対策を練り、「型」の反復から入って習得しなければならなかった。そして、恐ろしいまでの勤勉さで、本来は好きというだけで心理的報酬が発生する行為を、他者からの称賛という報酬自分の中に意欲として還元し定着させつつある。このことがいつか他者からの称賛という報酬がなくても行為自体が報酬をもたらすようなものとして彼女の中に育っていくといいと願う。考えてみて欲しい。多くのひとはもう記憶もないような幼い頃に獲得したか、考えずとも手にしているもの彼女は二十歳を超えてから獲得しようとしているのだ。野暮なことは言わず、讃え見守りたいと思う。もしよかったらあなたボタンを押し、気が向けばなにかコメントするだけの簡単なお仕事をしてみてはどうだろうか。翼を広げ飛翔する彼女を目にすることができるかもしれない。それはインターネットから翔び立つことかもしれないけれど。




※ここから蛇足

岡田有花という方を自分はよく知らない。しかし、この取材はきっと彼女も困ったのではないかと感じた。岡田氏は「写真大好き」な女子大生出会うはずではなかったのだろうか?意外な言葉に戸惑ったのは彼女も同じだったのではないか?確かに記事の内容はありがち。わかりやすい良い話にしたかったのだろう。しかし、穿った見方をすればこの方は自分ネットで付与された(と思しき)物語坂口さんにも着せようとしているような気がしてならない。「普通女子大生」なんて表現彼女京大でなければ出て来なかった言葉ではないのか。また、彼女は一度自らに問うてみるといいと思う。自分が向けられた男性から視点内面化していないかどうかを。こうすればネットでは受ける視点男性目線からものであるのなら、あざといパッケージは文章を安くする。

そしてこのありがちな文章に対してのカウンターである普通女子大生は、Google+で「日本一」になんかなっちゃいない。』があまりに凄すぎた。素晴らしすぎた。誰もが薄々感づいていて言葉にしなかったことを暴いてしまった。それぞれの方がそれぞれの部分に喝采を贈ったのであろうが、自分は次の部分だった。

3年以上前からブログを書いている女性を、思い出せるだけ思い出してみてほしい。全員ぶさいくである。1人の美女もいない。美しさの欠片も無い。顔も醜い。心も醜い。そういう人達ばかりである。不平不満とくだらない馴れ合いをはき出して、だらだらいきている醜い人ばかりである。1人として美女はいない。もちろんの事、美男もいない。美しさは消えるのであるインターネットから消えるのである時間と共に消えるのである。美しい者は、インターネットを捨て、廃棄し、跡を濁さず消えて行くのであるインターネットという地獄では、醜い者だけが生き残るのだ。そういう風に出来ているのだ。

すべてとは言わないがそう思う。自分にとってこの「美しさ」に儚さや弱さも含みたい。多分、ある種の脆弱さという美しさを持った彼や彼女たちはインターネットからも弾かれる。長くネット表現を置くことができる者は強者であると言ってもいいと自分は思う。

から思い出して欲しい。「ワンチャンあるかも」ということがどれだけ美しい者たちを潰してきたかを。

女性に「クン」とつける中高年男性向け雑誌のように「タン」などと語尾につけてキャラ化し、持ち上げるだけ持ち上げてコンテンツとして消費し、そして次の対象へと関心を移す。そのとき、賢く、美しく、センスのあり、慎ましやかな者を選んでいたのは他ならぬ「ワンチャンあるかも」という者ではなかったのだろうか?そういう者たちが結局美しい者を淘汰していってしまう。残るのはマシュマロの中に鉛が入ったような女性だけである。「私の名ならば女。それ以上でも以下でもない」と賢い女なら気づく。そして鎧を身につけるか、鉛を飲むか、逃げるかしていく。また、当然の如く逆もある。どちらかだけが捕食者とは限らない。女というだけで入れ喰いならフォトショ覚えるくらい安いものだ。これを楽しめるのもまた人間としてのある種の強さとこじつけてもいいのかもしれない。

男の敵も女の敵もお互いとは限らない。いつの間にやら話の流れは新旧ネットの流れになっているらしいがそれも含めて自分が感じ取ることをどんなゲームにしてもいいし、そんなものはないと木で鼻をくくったように言ってもいい。それが自分の考えだと感じるならそこから行くしかない。そして、それが違うからこそ人と出会うのは面白い


最後に、個人的にはネットで多数と繋がりたくはないと考えていることについて。

Twitterが普及してからある種の文章をあまり見かけなくなったように感じている。エッジの効いた、ヒリヒリするような、血の滴るような文章を。嫌だったひともいるのだろうが、自分はああしたごりごりとした長文が読みたくてネットを見始めたクチだから大変残念だ。その一因はネガコメとかあの辺もあったんだろうなと思う一方で、ブログならば見えない読者を一人失うだけだったのがTwitterと連動させたことで明確に誰から拒否され関係が切れたのかがわかるからではないのかとも考えていた。それが罰のようなものとして認識されているのではないだろうかと。人間関係の煩わしさがネットに持ち込まれることで混沌表現情報は薄まっていく。ネット現実と重ねていく流れがあるのならば空気を読むのは当然のことだ。日常の罪をネット告白することの意味に気づかない者たちが晒される見せしめのショーも連日開催中だ。自宅、職場学校まで晒される。あまりリスキー。お利口でいい子になっていくのは必然だろう。誰かが自分に関心を向けてくれたときのあの興奮を一度でも味わったことがある者ならば。好かれたい、愛されたい、褒められたい、繋がりたいと願うのならば。

旧世代と誰かを括って責任押し付けるのは簡単だ。若いってそういうことだ。けど次はお前の番だ、お若いの。この流れの先に待っているのがパノプティコンでも向かい囚人に片目を瞑ってみせようじゃないか

2011-11-22

記憶改竄メイクの工夫と、Google+日本一になる女子大生の話

普通女子大生は、Google+で「日本一」になんかなっちゃいない。

http://sinseihikikomori.blogspot.com/2011/11/google.html

顔だ。

顔写真だ。

顔が美しいからだ。

顔写真が美しいからだ。


Aya Sakaguchiって子。

http://profile.ak.fbcdn.net/hprofile-ak-snc4/211919_100000872144853_4875960_n.jpg

アイコン写真カワイイっぽいじゃん!ファン多いのもうなづける!

漢字坂口綾優。ぐぐって見ると、あ、この子なのね、、、。

さてさて調べてみると、、、早稲田の人なのね、、。だから津田大介とかにもフォローされてるのね、、、。

http://gakusei.suumo.jp/contents/campus/waseda/waseda/10067400_004.html#area_gekichika

なるほど、カワイイから色々見てみよう。

早稲田サイトに出てる画像・・・ふむう。

http://gakusei.suumo.jp/contents/campus/waseda/waseda/img/commnet/img_gekichika_01.jpg

ツイッターデビュー頃の画像・・・へえ・・・

http://a3.twimg.com/profile_images/1194892435/b13baffb-7b1c-45b1-b025-1d51cbc33535_bigger.jpg

google画像検索すると、twilogキャッシュで古い写真が出てくるけど、

クリックすると上のカワイイバージョンの新しいアイコンになってたりして、

まりキャッシュ変更待ちみたいな段階なのね、、、。

旅行か何か?・・・ほお・・・

https://fbcdn-sphotos-a.akamaihd.net/hphotos-ak-snc7/386079_308381329174316_100000073536039_1263439_976798287_n.jpg


きっと最近すごくカワイくなったんだね!


ネットって、いろいろ、イイネ!

女子大生Google+日本一

http://sinseihikikomori.blogspot.com/2011/11/google.html

仮に、この女子大生幻想を抱いて集まっているエロ根性の男が支えている構図だとしても、

中の人が「今日彼氏とのセックス気持ち良かった~」って1回でもtweetでもしたら、即人気がなくなるわけで。

別の形でのアイドルか。いや、アイドル化か。

2011-11-08

Google+ページラキング国内2位のAya Sakaguchiってイイネ!

Google + ランキングページ

http://gplus.userlocal.jp/gplus/page/

この2位に来てる Aya Sakaguchiって子。

http://profile.ak.fbcdn.net/hprofile-ak-snc4/211919_100000872144853_4875960_n.jpg

アイコン写真カワイイっぽいじゃん!ファン多いのもうなづける!

で、色々調べてみると、漢字坂口綾優。

ぐぐって見ると、あ、この子なのね、、、。

さてさて調べてみると、、、早稲田の人なのね、、。だから津田大介とかにもフォローされてるのね、、、。

http://gakusei.suumo.jp/contents/campus/waseda/waseda/10067400_004.html#area_gekichika

google画像検索すると、twilogキャッシュで古い写真が出てくるけど、

クリックすると上のカワイイバージョンの新しいアイコンになってたりして、

まりキャッシュ変更待ちみたいな段階なのね、、、。

http://a1.twimg.com/profile_images/782353332/___maki.jpg

http://a3.twimg.com/profile_images/1194892435/b13baffb-7b1c-45b1-b025-1d51cbc33535_bigger.jpg



きっと最近すごくカワイくなったんだね!


ネットって、イイネ!

2011-10-27

http://anond.hatelabo.jp/20111027162914

SNSは多すぎて管理しきれないんだよな。

google+やっててtwitterfacebookやってない人ってほぼいないし、わざわざ増やす必要ないよね…。

googleにはSNSという概念をもう一段階抽象化してメタSNSみたいなもんを作るとかやってほしい。

Google+の過疎りぷりが酷い

もう俺の知り合い1人しか書き込みしないから、TLがその人のツイートだらけ。

誰も見てなさそうだから自分で書く気もしないし。

Googleホント何をやってもダメだな。

2011-10-18

http://anond.hatelabo.jp/20111018193022

翻訳GJ

おもしろかった。

訳注:この辺訳怪しい」と言ってるところは確かに怪しいので直すとこんな感じかになるかと思う。

Facebook gets it. That's what really worries me. That's what got me off my lazy butt to write this thing. I hate blogging. I hate... plussing, or whatever it's called when you do a massive rant in Google+ even though it's a terrible venue for it but you do it anyway because in the end you really do want Google to be successful. And I do! I mean, Facebook wants me there, and it'd be pretty easy to just go. But Google is home, so I'm insisting that we have this little family intervention, uncomfortable as it might be.

(https://plus.google.com/112678702228711889851/posts/eVeouesvaVX)

Facebookも持ってる。だからこそ心配になるんだ。

ぐうたらな僕をここまでして書かせた理由はそれだ。

僕は元来ブログするのも、プラスする(って言うのかどうか知らないけど)のも嫌いだ。

そもそもGoogle+ぶっちゃけ話をするのにはひどい場所だけど、とにかくやらなきゃならない。

Google成功して欲しいと思ったらね。

で、僕は成功して欲しい!

まあ要は Facebook が僕を呼んでいるし、きっとそっちでやるほうがずっと楽なんだろうけど、

Google は僕にとって家だし、だからこういう家族同士のお節介焼きのようなことをやっていこうよと言ってるわけだ。



ああもう一ヶ所。細かいけど重要フレーズのところ。

Start with a Platform, and Then Use it for Everything.

プラットフォームから始めろ。そしてそれを全ての人たちのために使え

プラットフォームから始めろ。そしてそれをなんにでも使え



これはわりとどうでもいいところけどせっかくなので。

It's not even super clear whose mom he was talking about, and doesn't really matter, because nobody's mom can use the goddamn website.

誰のママのことを言ったのかははっきりしないし、そんなことは問題じゃ無い。問題は、ママじゃ無きゃそのウンコサイトを使えるんだってことだ。

じっさい誰のママのことを言ったのかははっきりしないけど、そんなことは問題じゃ無い。

どのママだろうとあのウンコサイトを使えないからだ。

Steve Yegge の Googleプラットフォームに関するぶっちゃけ話を訳した(後編)

中編からの続き

そんでもって、 Microsoft は持っている。僕同様、みんなも知ってると思うけど、なんと驚くべきことに、 Microsoft はそれをよく理解していない。実に。でも彼らは、純粋に、偶然、プラットフォーム提供するビジネスから始まって成長してきたから、プラットフォームを分かっているんだ。彼らはその領域で30数年やってきた。 msdn.com に行って、少しの間ブラウジングしてみればわかる。もし見たことが無ければ、驚く準備をしておいた方が良い。なぜならそれがとてつもなく巨大だからだ。何千の、何千の、何千もの API コールがある。彼らは巨大なプラットフォームを持っている。実際の処大きすぎて、全く統率が取れていないけれど、少なくとも彼らはやっている。

Amazon自分ものにしている。 AmazonAWSaws.amazon.com )は途方も無くすばらしい。行ってみてご覧よ。クリックして回ってみるんだ。全く恥ずかしくなる。僕らはこれらのひとかけらも持ち合わせていない。

Apple も、明確に、自分ものにしている。彼らは基本的にクローズな選択を、特にモバイルプラットフォーム周りでしているけれど、アクセシビリティを理解しているし、サードパーティ開発者の力もよく分かっていて、自分たちのドッグフードを食べている。それでさ、わかるだろ?。彼らは実に見事なドッグフードを作る。彼らの APIコールは Microsoft のそれに比べて実にクリーンで、ずっと昔からそれを維持している。

Facebookも持ってる。だからこそ心配になるんだ。ぐうたらな僕をここまでして書かせた理由はそれだ。僕は元来ブログするのも、プラスする(って言うのかどうか知らないけど)のも嫌いだ。そもそもGoogle+ぶっちゃけ話をするのにはひどい場所だけど、とにかくやらなきゃならない。Google成功して欲しいと思ったらね。で、僕は成功して欲しい!。まあ要は Facebook が僕を呼んでいるし、きっとそっちでやるほうがずっと楽なんだろうけど、Google は僕にとって家だし、だからこういう家族同士のお節介焼きのようなことをやっていこうよと言ってるわけだ。(訳注この辺の訳怪しい。トラバで指摘いただいたのがすてきだったのでまるっと差し替え!。"アドバイス" thx !)

MicrosoftAmazon 、それに Facebook (たぶん。実際僕はよく見ていないんだ。だってすごく落ち込むからね…)の提供するプラットフォームに驚いた後に、 developers.google.com に行ってちょっとブラウズしてみて欲しい。ね?大きな差だろう?。まるで君の5年生の甥っ子が、巨大で強力なプラットフォーム企業がもしリソース的に独りの小学5年生しか人を割けないって時に作るようなものデモしてみなさい、なんていう宿題でもでっち上げたみたいな感じだよ。

どうか悪く思わないで欲しい。 Developer relations チームが、これを外部に提供できる形にするためにとんでもない努力をしてきたってことを僕は分かっている。僕が知る限り、彼らはとにかくケツを蹴り上げつつけている。なぜなら彼らはプラットフォームを理解しているからさ。プラットフォームに対して実に冷淡で、しかも時には敵対心さえあらわにされるような環境の中で、彼らは英雄のように努力している。

僕は率直に、 developer.google.com が外部の人にとってどう見えるかを説明しているだけさ。全く幼稚に見えるだろう。 Maps API は一体どこにあるっていうんだ?。いくつかはなんだかよくわからないラボプロジェクトとやらに入っている。で、いざたどり着いてみれば、そこにある API は全くけちな代物だ。まさに本当の意味ドッグフードだ。オーガニックなんかとは無縁だね。僕らの内部 API に比べれば、まるで不格好な別物だよ。

Google+ についても、悪く思わないで欲しい。到底彼らだけが違反者ってわけじゃない。文化的なものが絡んでいるんだ。僕らが内部でやってることっていうのはさ、基本的には、惨めでマイノリティプラットフォーム部隊が、無敵で予算も自信もたっぷりプロダクト部隊に多かれ少なかれ負け続けている、そんな戦争なんだよ。

ゼロから構築したプログラマブルプラットフォームになるべきなんだってうまく気づいたチームってのはみんな弱者さ。 Maps や Docs なんかが思い浮かぶ。 Gmail もなんとなくそっちの方に進みはじめたように見える。でも彼らがそのために予算を獲得するのは実に難しい。なぜなら、それは僕らのカルチャーじゃないんだ。 Maestro の予算なんか、 壮大な Microsoft Office プログラミングプラットフォームの足下にも及ばないちっぽけなものだ。ふわふわ毛皮のうさぎちゃんと、 T-Rex の対決みたいなものさ。 Docs チームだって、このスクリプティング機能が無ければ Office太刀打ちできないってのはよく分かっているんだ。でも残念なことに、予算が付かない。つまりさ、そうじゃないとは思うんだけど、現状 Apps スクリプトが Spreadsheet だけで動作して、 API の一部としてキーボードショートカットすらない。まさにチームが愛されていないって思うしか無いよね。

皮肉にも、 Wave は偉大なプラットフォームだった。冥福を祈りたい。でもプラットフォーム的な何かを作るっていうことは、そのまますなわち成功意味するって訳じゃあ無い。プラットフォームにはキラーアプリが必要だ。 Facebook そのもの(つまり、 wall やら friends やらなんやらというデフォルト機能)が、 Facebook プラットフォームキラーアプリだ。そして、 Facebook アプリが、 Facebook プラットフォーム無しで成功できると結論づけるのは、深刻な誤りだと僕は思う

みんなは、外の人たちが Google傲慢だって言い続けているの、知っているよね?。僕は Googler だ。だから、みんなと同じように、外の人たちがそう言っているといらいらとする。僕らは全般的に見て全く傲慢じゃ無い。僕らは、まあ、99%は傲慢じゃない。僕はこの文章をこう始めた(遠い記憶をさかのぼってよ)、 Google は「正しいことだけをする」って表現した。僕らはよかれと思ったことだけをしている。だから、人々が僕らが傲慢だって言うときは、まあ大抵彼らを雇ってあげなかったときか、僕らのポリシーに不満があるか、まあそんなようなところじゃないかな。彼らはそれで気分が良くなるから傲慢傲慢だと言っているんだろう。

でも、もし僕らが、僕らは全ての人に対して完璧プロダクトをデザインする方法を知っているだなんて、そんなスタンスを取るんだとしたら、僕を信用してくれて良いと思うけど、結構そういう話を聞くんだけど、僕らは飛んだ間抜けになる。それを傲慢って言ったり、無邪気さって言ったり、なんて言ってもいいけど、結局の処、それは愚かさに他ならない。全ての人にとって完璧プロダクトなんて、無いんだ。

デフォルトフォントサイズを設定できないブラウザについて話してこの話題を締めくくろうか。アクセシビリティへの侮辱ってやつについて語ろう。つまり、いずれ僕は年を取って、ほとんど目が見えなくなる。事実そうだと思う。僕は人生でずっと近視だったし、40歳にもなれば今度は近いものが見えなくなる。そうなればフォントの選択ってのは生死を分ける重要ポイントだ。それは君を完全にその製品から追い出してしまう。ところがどっこい Chrome チームってのははっきりと傲慢から、彼らはゼロコンフィギュレーションプロダクトなんて言ってて、まったく厚かましくも、もし目が見えなかったり耳が聞こえないなりなんなりするなら、お前はファックユーだぜってなもんだ。残りの人生、全てのページを表示する度に Ctrl-+ を押せって言うんだよ。

これは彼らの問題じゃ無い。みんなの問題だ。僕らが徹底してプロダクト企業だということが問題だ。僕らは広くアピールするプロダクトを作った。例えば検索がそうだ。そのあまりにもひどい成功が、僕らの目をくらませてしまった。

Amazon もまたプロダクト企業だった。だから。 Bezos にプラットフォーム必要性を理解させるのには、外部の力が必要だった。その力ってのはどんどんと蒸発していく利幅だった。彼は追い詰められて、脱出方法を考えなければならなかった。でも彼の持ちえたものは、エンジニア達とコンピュータの群れだった。そこからどうにかマネタイズするには…?。結果論だけれど、そうして彼は AWS にたどり着いたわけだ。

Microsoftプラットフォームとして始まった。だから彼らにはたくさんの習慣があった。

でも、 Facebook は…、彼らは僕を不安にさせる。僕はエキスパートではないけれど、でも、彼らは最初プロダクトとしてスタートして、そしてそれをうまく成功につなげていたことは確かだ。だから、彼らがどうやってプラットフォームへと変革を遂げたのか、僕にはわからない。それは比較的昔のことだったろうと思う。 Mafia Wars のようなものが現れる前に、彼らがプラットフォームにならなければならなかった時よりもずっと昔。

たぶん彼らは僕らを見て、こう自問したのかも知れない。「どうやったら Google を倒せる?。 Google に足りないものはなんだ?」

僕らが直面している問題はとても大きい。僕らがキャッチアップを始めるには、めざまし文化的な改革が必要だ。僕らは内部的にもサービス指向なプラットフォームを持っていないし、同じように外部的にもそうだ。この「自分ものにしていない」感じは、まさに会社全体を覆う風土病だ。 PM は分かってない。エンジニアも分かってない。プロダクトチームも分かってない。誰も分かっていない。たとえ一個人で分かっている人間がいたとしても、もしそれが君だとしても、僕らがそれを総力を挙げて緊急事態として扱わなければ、これっぽっちも意味が無いんだ。僕らはプロダクトをローンチして、それを後から魔法のように美しい外部拡張可能なプラットフォームに成長させられる、そんなふりをし続けることを、やめなければならない。何度もやって、だめだったじゃないか

プラットフォームの黄金律「自分ドッグフードを食べろ」はこう言い換えることができる。「プラットフォームから始めろ。そしてそれをなんにでも使え」(訳注"アドバイス" thx !)。後からちゃんとやるなんて不可能だ。少なくとも、簡単には無理だ。 MS Officeプラットフォーム化した人たちに尋ねてみればいい。あるいは Amazonプラットフォーム化する為に努力した人たちに。遅れてしまえば、正しく立て直すのに10倍の苦労が必要になるだろう。ごまかしはできない。内部アプリが特別な優先アクセスを受けられるようなバックドア秘密に仕込むなんて、どんな理由があっても不可能だ。難しい問題から、まず最初に解決しなければならないんだ。

僕は遅すぎると言いたいわけじゃ無い。けれど、待てば待つほど、致命的な遅れへとどんどん近づいてゆく。

この記事をどう纏めて終えればいいか、正直よくわからない。言うべきことは全て言ったと思う。この記事はできあがるのに6年かかっていると言える。僕が紳士的ではなくて申し訳ないと思う。プロダクトやチーム、個人を僕が誤解していたら申し訳ないと思う。もし僕らがたくさんのプラットフォームを実は作っていて、僕や、僕が話した人たちみんなが偶然知らないだけだったとしたら、申し訳ないと思う。

でも、僕らは今すぐに始めないとならない。

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