「物言い」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 物言いとは

2024-10-05

anond:20241005084224

そもそも「石破カラー」なんてなかったじゃんね

その時その時の体制逆張りした物言いが持ち上げられてただけで、本来あの人がどういう主義かなんて誰も興味ねえ

国民的支持」みたいなのが単にハリボテだっただけ

2024-10-04

田舎者の集まりのくせに東京に住む人間田舎東京に住む人の人種がまるで違うみたいな物言いをするのはなんでなん

東京在住の田舎者人格改造されて別人になったん

2024-10-03

anond:20241003165511

というか彼氏から告白しておいて雑談してくれないってどういうこと!?というマンさんの愚痴日記でした。すみません

5回目のデート(5回目!?)で彼から告白されてお付き合いが始まりましたが

この辺とかキッツいよなあ・・・

チアプで知り合って、5回もデート付きあって、告白なんていう儀式にこだわって、自分には責任がないかのような物言い

少なくとも2年半前からアプリできるぐらいの成人でありながら、このスタンスで話されたら彼氏もキツかろう

(5回目!?

恐らくもっと早くて然るべきであろうという謎の行動理念

まじで全人類努力してくれ。

自分が”面白”くて、他者努力が足りないという自分価値観への絶対の自信

彼氏最近雑談に付き合う努力をしてくれなくて気に食わない”とでもポストしておけば良かったのに

構成力の欠如、感受性の過剰、瑣末主義無意味な具体性、低次の現実主義、まさにこれですわ

2024-09-26

リベラルって自分が優等民族という自認があるから

あんなに上から目線で人を馬鹿にしたような物言いするんだね

2024-09-21

難しいことはどうでもいいんだよ

ただポケットペアの溝部社長が気に食わないんだ

あのやり方が

あの物言い

あの顔が

2024-09-18

anond:20240916171318

そういう女性を知ってるが、今議員やってて金持ちだし充実した日々だそうだ

彼女学生時代から足で情報を稼いで、政界に繋がる人が出入りする場所に行って仲良くなった

頭の回転の速さと覇気のある物言いが気に入られて、卒業後にそっちの世界に入った

2024-09-13

今初めて職場人間関係に悩まされてる。

ていうか今まで浅い人間関係しか築いてこなかったからこんな風に嫌な思いする機会もなかったというか。

悩みの原因は女の先輩。

めちゃくちゃ仕事できる人で、たくさんお世話にもなってきたんだけど

その人と業務で関わる機会が増えてきて、だんだん嫌なところが目に付くようになった。

ぱっと見、天真爛漫な毒舌女っていうか。

だれにでもざっくばらんに接するしコミュ力高くてムードメイカーな感じだけど

たまにその物言いに傷つくこともあるし

判断力があるというか決断力があるというか。

なんでも決めるのは早いけど、安易決断をすることもある。

だけど持前のカバー力で何とかなっている感じ。

私は正反対性格で。

かなりの良く言えば慎重、悪く言えば優柔不断

そんな私にイライラしてきたのかだんだんあたりがきつくなってきた。

だって自分なりに考えての行動だったのに、その途中なのに、

かってこいつできない奴だとかまだできてないとか判断されて

またきつい物言いされる。

もうだんだん言い訳らする気なくなってきた。

わかってほしいとかも思わなくなってきた。

だってどうせわかろうとしてくれないもんな。

日に日にきつい態度が目に付くようになってきてる。

それだけならまだしも、その人自分お気に入りには甘いから…

その人たちとの態度の差にさらに傷つく。

ていうかそこが一番傷つく。

なりメンタルやられて、勝手に涙出ることもあったりして

もう仕事辞めるべきかな…という気持ちと、なんでこんな人のために自分が職を失わないといけないんだという気持ちと。

だけど耐えるにも限界があって。

職場内に理解者もいなくって。

孤独で。

しんどい。っていうか、つらい。

2024-09-12

「厳しくも優しい」という概念を滅ぼさない限りパワハラおじさんは消滅しないと思う

例の知事もそうだけど、パワハラしてる人って大体この思想を拗らせてる。

他人に対しての暴力性を「必要悪としての厳しさ」として正当化し、他人に対してのあらゆる要求を「生ぬるい忖度をしない優しさ」として変換していく。

例:自分勘違い無茶苦茶説教

威圧的物言い→伝えるべきことはハッキリと言葉にする厳しくも優しい俺

やたらと狭い了見→直すべき所をちゃんと指摘する厳しくも優しい俺

勘違いから開き直り→伝わりにくいということをちゃんと教えてあげる厳しくも優しい俺

結論相手の今後を考え「ここが分かりにくくて勘違いする人が続出していたかも知れませんよ」を逆ギレされるリスクを恐れることなくハッキリとした口調で伝えてあげる厳しくも優しい俺

例:なにかあるとすぐにおねだり

特産品のおねだり→相手のことを知るための努力

上位者への忖度要求ポイントを稼げる時に稼ぐことの大切さを教育

お土産貰ったらトンボ帰り→多くの相手に機会を与える平等

結論自分のことを知ってもらいつつポイントを稼ぐことも出来るお土産チャンスを逃してはいけないことをより多くの領民に伝えるために日夜頑張る教育熱心な俺


そもそもなんでこんな勘違いをするのかと言えば、そもそもコイツらの異常行動を正当化出来る謎の常套句がすでにあるのが良くないんだよね。

日本人はいい加減昭和卒業すべきなんだよ。

長になる人に求められる考え方は「厳しくも優しい俺様マジカコイイ」ではない。

「厳しいというのは、どんな理由があっても厳しいなんですよね」

「優しいというのは、相手がそれに感謝して初めて優しいなんですよね」

こういった考え方が出来るような、フラットな考え方の人がこれから時代を引っ張っていくべき。

よく分からん理屈をこねくり回して「つまり、俺は正しいし賢いし素晴らしいし人格者なんだ!」と言い張ろうとすると屁理屈モンスターではない。

anond:20240912003614

から「嫁の物言い徹頭徹尾棘があってキツい」がモラハラなんだよ。

その事実だけでアウト。

anond:20240912002812

嫁の物言い徹頭徹尾棘があってキツいか批判されているが、出来ていなかった事実や失敗の実績が多い奴を戦力に含めない判断自体普通の事だと思うぞ

2024-09-10

colaboの仁藤夢乃先生トーキッズ支援事業(きみまも)を痛烈批判

b:id:brain-owner

「公金チューチュー再開して貰えそうにないので、パトロンに恩を仇で返すフェミニスト」最低だな。連帯して日本共産党も同罪。コラボの仁藤夢乃は、騙して公金チューチューしてた金を都に返金しろ

Hige2323さんがスターつけました

b:id:marilyn-yasu

場に集まる人を減らす団体があってもいいし色んな団体が色んな手段アプローチで集まる人を減せれば未成年で向かう人も減り被害者も減るだろうに。なにが不満なのだろう。

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b:id:TakamoriTarou

相手の不備だと思う所を公開でひたすら晒し上げる形でしか行動できないのは悲しいことだなと思いました。たぶん目的問題解決ではなく別のところにあるからこうなるんだろうけど、問題はどこまでも解決しない。

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b:id:technocutzero

めんどくさがらずちゃんとやってればこんなみっともない恨み節を言わなくて済んだのにな

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b:id:Gim

「きみまも」は暇アノン!まで読んだ。ところでcolabo事業領収証を提出できなくて年間数千万利益に対して無税は可能なのだろうか?もし無税が可能であれば、凄く事業チャンスだ。次回「マルサは暇アノン

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b:id:mats3003

colaboが誰かのことを褒めてるのは見たことない気がする

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b:id:karaage280

少女だけしか救わないよりよっぽどいいだろう。

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b:id:subarari

自分達のシマを取られた様な気分なのだろうか。行き場の無い未成年が救われるのであれば誰が救っても問題無い筈では?行政を敵視する割に行政バックアップ補助金には執着する不思議

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b:id:murlock

なかなかおもろいギャグ言うやん“性搾取問題に取り組む気がないどころか、まやかし対策で「やっている感」を演出し、問題をないものにする” “そこにお金を取りに来る団体や、善意相談員政治的にも利用”

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b:id:voodoo5

colaboは同業他社を締め出してるなんて話もあったけど、あれって本当だったのかな。

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b:id:arsweraz

どちらの内情もよくわからないが、少なくとも1000人単位の窓口機能果たしてるわけで、ないよりあった方がいいし、連携すればいいのではと素朴に思うのだけど、違うのだろうか。まるで商売敵への物言いに見える

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b:id:Capricornus

妬み僻みばかりで支援に関して何もプラスにならない言及だな。個人情報保護関係から実態がわからないのは同業として理解できるだろうに。聞き齧った話や憶測支援事業を叩く側に回ってるのは愚かでしかない。

Hige2323さんがスターつけました

b:id:qwertytalks

取り敢えずの認識として救われている人は居るが不足があるんだとするなら改善する方向で考え、公的資金を受けてない民間団体がタダでわざわざ助言してくれてるんだから上手く活用しようじゃない。良い人も居たもんだ

b:id:the_sun_also_rises

どんな取組にも問題点は必ずある。その問題点を批判するのはよい。だがその批判問題改善という前向きの方向性を持つか取組そのもの否定という後向きの方向性を持つかが大事。その観点で仁藤氏のツィを批判する

b:id:develtaro

逮捕された元ヤクザ牧師活動もこれくらい見てればよかったのにね。党派性バイアスかかってそうだから信用ならんのよ

b:id:rag_en

この手の御仁らにとって、成人男性は「ワイン樽に注がれた泥水」なんでしょ、多分。

b:id:tikuwa_ore

藤氏の指摘(女子男性を一緒にすると性犯罪が生じる危険性がある)には一定の理があるものの、本人がそう主張しているだけで事実ベース証言が一切ないので、信者以外は誰も相手にしないって話なのよね。



6日後・・・

トー横」東京都の子ども支援施設(きみまも)でわいせつ行為か 2人逮捕

「きみまも」が開いている時間トー横に来る少女たちに売春させることで生活している男性たちがこの室内で過ごして、その間に少女たちに性売買をさせた疑い

anond:20240910145546

これはブクマカの完敗

晒しておこう

https://b.hatena.ne.jp/entry/4758549288766207488/comment/Pinballwiz

支援受益者の置かれている状況によっては特別ケア必要だけれど、基本的には社会からドロップアウトした人を救うのに男女も年齢も関係無いと思うので公的支援の方が公平に見える。



https://b.hatena.ne.jp/entry/4758549288766207488/comment/subarari

自分達のシマを取られた様な気分なのだろうか。行き場の無い未成年が救われるのであれば誰が救っても問題無い筈では?行政を敵視する割に行政バックアップ補助金には執着する不思議



https://b.hatena.ne.jp/entry/4758549288766207488/comment/arsweraz

どちらの内情もよくわからないが、少なくとも1000人単位の窓口機能果たしてるわけで、ないよりあった方がいいし、連携すればいいのではと素朴に思うのだけど、違うのだろうか。まるで商売敵への物言いに見える。



https://b.hatena.ne.jp/entry/4758549288766207488/comment/TakamoriTarou

相手の不備だと思う所を公開でひたすら晒し上げる形でしか行動できないのは悲しいことだなと思いました。たぶん目的問題解決ではなく別のところにあるからこうなるんだろうけど、問題はどこまでも解決しない。

2024-09-08

anond:20240908113605

憶測物言い過ぎと思うが。

あれだけってどれだけよ?

170cmない連中の間でサバ読みやシークレットシューズがあれだけ流通してる

2024-08-30

anond:20240830183542

男性有利の社会」というのはトートロジカル物言いで、正確に言えば「男性のように地位財産経済活動で獲得するためには男性有利の社会」でしかないので、そうした価値観に染まらずに男性的な成功を求めることのなかった大多数の女性特に敗者にならずに済んでいたし、逆に男性は大半が敗者となりその中で折り合いをつけられない人間が脱落して自殺を選んでいた。

なので、男女平等価値観が下の世代に浸透した結果、コロナ蔓延期には最も不利な扱いを受けた非正規雇用の若年女性自殺が相次いで外れ値のような突出を見せた。

将来的には女性自殺も緩やかに増える可能性が高いと思う。

2024-08-29

anond:20240829120129

出産後に職場復帰しない女性が弱いふりばかり得意な怠け者であるかのような物言いは止めてください

2024-08-28

anond:20240828002410

私は夫が「育て上げたな」と言ったとしても反発は覚えないと思う

そりゃ細かい事言えば色々あるけども、夫と協力して育児を下という感覚はあるし、夫なりに色々考えてここまで来たと思ってるから

でも増田の妻はそう思ってなかった、なぜだろう

奇しくも増田自身がこう言ってる

妻が育児現場担当する実働部隊で、私は資金調達部隊のようなイメージだった。

例えば実働部隊打ち上げで、経理の奴が「プロジェクト終わりましたね~お疲れお疲れかんぱーい」とか言い出したのだとしたら

「お前ら現場知らないくせに」と妻は上から目線物言いだと感じ不快だろう

その上、その役割分担や負担比率は妻の思った通りだったのだろうか

育児仕事じゃないので、その時その時で役割負担しあったり話し合ったりするものだと思う

増田イメージした担当割は自分の都合だけだったんじゃないか

妻側に不満があっても収入がなく、下手に出ざるを得なかった場面はなかったか

産後の恨みは一生って言うけど、具体的な妻の不満がそれだったからといって

問題本質はそこじゃないのではないだろうか

今、増田自分否定されたように感じているわけだが、

ここ20年妻は自分否定されていた可能性はないのか

お前にだけは育児の同士と言われたくないと思った

子供が巣立った後はまた夫婦向き合う時間が増える

今のタイミングで振り返っておいた方がいいと思う

anond:20240828002410

機械

夫との関係に「離婚」という選択肢が浮かび始めたのは2年前、長女が18歳になった頃からだ。

大学生になってから、気の強いはずの長女が泣いて帰ってくることが度々あった。学校アルバイト先で、人の輪にうまく溶け込めず悩み続けていた。彼女は傷つきやす子供の心を抱えたまま、大人になろうともがく渦の中にいた。

娘はぼろぼろと泣きながら、何時間もかけて胸の内を私に語り続けてくれた。私はひたすらうなずき、一緒に涙しながらその話を聞いていることしかできなかった。

「……もし、どうしても解決しないようだったら、私からお父さんに相談してみようか?」と、私は尋ねる。

「ううん。それはいい」と娘は、生理的嫌悪感をふくんだ表情で、はっきりと言う。

「……お父さんはどうせ、何もわかってくれないから。絶対に、言わないで」

私はその返事に戸惑ったような表情をしながら、どこかで娘の言葉に、正鵠を得たような爽快感を感じてもいた。

夫への、積み重なり続けた違和感に耐えられなくなってきたのは、いつからだろう?

20年前、長女を身籠ったタイミングで私は退職し、それから専業主婦として家庭のことだけに集中させてもらっていた。

夫は必死に、私と3人の子供を抱えても不自由がないほどに稼いできてくれた。会社までかなり遠いこの場所にも引っ越してきたのも、子供たちのことを考えての決断だった。毎日通勤都心暮らしていた時と比にならないほどの負担だったろうけれど、彼はいちども愚痴を吐かなかった。

毎週ではないけれど、彼に余裕があるとき子供たちを連れて遊びに行っていってもくれた。私に負担がかかりすぎないようにと、積極的家事も手伝ってくれていた。

体力的にしんどい日々が続いていたけれど、彼は父であるということに真剣に向き合ってくれていた。客観的に見ても彼は、完璧な夫だった。

それなのに。私は、子どもたちが巣立った老後を、夫と一緒に暮らしていくイメージが全く持てなかった。

いつからだろう。「本当は夫は、私なんて見ていないのではないか」と思うようになったのは。

彼の何気ない言葉に、ATM流れる自動音声のような、わずかな不気味さを覚えるようになったのは。

彼は、決して弱音を吐かなかった。どんな逆境でも、家族のために感情を排し、立ちはだかる問題解決し続けてきてくれた。

まだ籍を入れる前の、学生時代のこと。私の親族金銭トラブルが発覚し、その影響が私にまで降りかかりそうな事件が起こったことがあった。

私はあまりに複雑な状況にパニックになり、すすり泣くことしかできなかった。そんなときでも彼は、私をまっすぐに見つめながら、力強く励ましてくれた。

大丈夫。僕が君を、絶対に守るから

彼はそう言って、学生カバンからルーズリーフボールペンを取り出して、私に示した。

「ここに、関係する人たちを図にして書いてほしいんだ。分かる範囲で、大丈夫から

私は震える手で彼に言われるまま状況の相関図と経緯を書いた。彼はその紙を手に、役所法律専門家を探すために奔走してくれ、数週間後にはすっかり問題解決する筋道を示してくれたのだった。

私はその時、「この人となら、家庭を持てる」と確信を覚えた。私がどうやっても手に入れられない「強さ」を、彼は持っている。

その直感は正しかった。この20年、子どもたちを生み育てるパートナーとして、彼以上に私にふさわしい人はいないと断言できる。

──それなのに、私の心は、彼に対する冷酷な感情を押さえつけることができなくなっていた。

籍を入れてから月日が立ち、夫の役職が上がるにつれ、彼の仕事責任は増えていった。理不尽理不尽狭間に立たされ、膿んだ傷口を埋める脱脂綿のような仕事ばかりが増えていった。

ある時、いちばん仲の良かった同期が社内である問題を起こし、夫が同僚に解雇勧告をしなければならないことがあった。

彼は悩みながらも、それをやり遂げた。その日の夜、彼は珍しく強いお酒を飲みながら「あいつには、障害を持った子供がいたんだ」と私に言った。

馬鹿なこと、させやがって」と、夫は言った。それは誰に向けられた言葉なのか私には──たぶん夫にも、わからなかったと思う。

そうして徐々に、彼は学生時代よりはるかに「強く」なっていった。夫の決断によって何十人、何百人もの人生が大きく変わり、その規模は日を追うごとに、どんどん大きくなっていった。

実際には、夫はなにひとつ決断しておらず、ただ上から降りてきた決定を実行していただけに過ぎなかった。けれど夫は職務上、それが自分意思決定であるように振る舞う必要があった。彼自身も、そう思い込むように意識的に努めていた。

それはきっと、彼の心を守るための自己洗脳でもあったのだ。ひとりひとりの人生に誠実に心を痛めていたら、数日で精神が砕けていただろうから

夫は出勤前にいつも、鏡の前で目を閉じ、ぐっと唇を噛んで何かを考えていた。鏡越しにみえるその表情は、映画西部劇に出てくる、灼けたフォークで傷口を塞いで止血するガンマンを思い起こさせた。

彼はそうして、あらゆることを数字に置き換え、複雑な世界解決可能課題に分解し、それ以外のものは一切、存在すべきでないものだと考えるようになっていった。次第に、私達に対しても社員に対してと同じように振る舞うことが増えていった。私たちとの会話の枝葉を嫌って、最小の言葉で端的な結論だけを話すように求めた。迷いや矛盾を指摘し、論理的かつ客観的物言いをするよう子どもたちに強い言葉指導し続けた。

「彼は、こんな人だったのだろうか?」と、考える夜が、どんどんと増えていった。

言葉にならない違和感自分の中で膨らんでいき──「離婚」の二文字に、救いを感じるようになっていった。

──そんな、ある夜。娘が20歳になり、私と夫はこれまでの日々を振り返るような会話をしていた。

夫は満足そうな表情で、「ようやく、『育て上げた』って感じがするなあ」と、しみじみと呟いた。

その言葉に私は、歯の神経に氷を当てられたような嫌悪感を覚えた。

育て上げた?

気づけば私は、数十年の積もり積もった違和感に耐えられなくなり、ダム崩壊したように彼に反論をしていた。

「……正直、あなたと『子供を育てた』という感覚はないの。まるで自分が育てたような気持ちになられるのさえ、不愉快

私は、私の中にある違和感必死言葉にしようとした。私は言葉が下手だけれど、夫と対話するなら、一日でも早いほうがいい。衝突を先送りにしていくうち私の心が限界を迎え、「離婚」の選択肢を選ばざるを得なくなるより、ずっとましだと思えた。

私は必死に、思いつくまま言葉感情を彼にぶつけた。

妊娠中に体調が優れなかったのに彼が飲み会に行ったとき、私は井戸の底に放り込まれたみたいに寂しかった。

夜鳴きがひどかったのにあなたは、いつものように眠り続け、起こしてはいけないという気持ちと、押し付けられているという理不尽さの中で、湧き上がる自己矛盾葛藤で心が壊れそうだった。
3人の子供がそれぞれ別のことで泣き喚いていた時にテレビを見ているあなたに、くだらない育児はお前の仕事であって俺の仕事ではない、という無言の圧力を感じ、絶望を覚えた。

私は彼に謝ってほしかったわけでは無い。ただ、ほんの少しでいいから彼に、私の感情想像してほしかった。彼が仕事で、どれだけ過酷世界を生き延びてきたのか、私には本当にはわからない。だけど私は、彼の心の痛みを想像することは決して手放さなかった。だからこそ、何があっても彼と生きていこうと思えた。ただ私は、私が子どもたちに対して20年間そうし続けてきたように、「大変だったんだね」と、私の感情に触れてほしかった。

これまでの私達は間違いなく、背中合わせで敵と戦いつづけてくる最高のパートナーだった。

けれど、これから人生に、大きな敵はもういない。それなのに彼は、私に背中を向け続けたまま、私でなく敵を探し続けている。彼と一緒に次の人生を生きていきたいからこそ、そんな彼に、本気で変わってほしいと思った。

夫は取り乱すように話す私に、かなり強く動揺しているようだった。

リビングは気まずい沈黙でいっぱいだったけれど、私は、彼の心がすこしでも動いたことに、僅かな希望の光を感じながら、眠りについた。

──数日後。

夫が、「この前の、ことだけど」と私に話しかけてくれた。

「実はあの日のことが、すごく衝撃で。それで──ある人たちに、相談してみたんだ。君への賛同意見、僕への批判意見。いろいろと本音で言って貰って、考えさせられたよ」

「そう……だったの……」

「僕のあの日言葉は、君に誤解を与えてしま表現だった。ごめんよ。……これからもっと君と、本音で話し合っていきたいと、そう思ったんだ」

「!……そんな……」


私は夫のその言葉にとても驚き、喜びの感情が溢れてきた。彼はこれまで、他人相談なんて絶対にしなかった。きっと彼は、私とのこれから人生真剣に向き合って、変わってくれようとしているのだ。そう感じ、涙が出そうなくらいに嬉しかった。

次の言葉を待つ私に、彼は言った。

そもそも、君の中では育児の実働だけが育児範囲であり、その裏の予算調達プロジェクトとは独立した業務だと捉えていたんだね」

「……え?」

私は、彼が何を言っているのか、全く理解できなかった。

「その点ついては、僕の言葉が正確ではなかったかもしれない。とはいえ育児の成果を君だけのものだと捉えるのは、違うと感じもしたよ」

彼は、そう言って立ち上がり、冷蔵庫麦茶を取りに私に背を向けた。


「率直に行って、君の発言支離滅裂で、意味を成していないかった。それでも多くの同意が集まるのに、素直に驚いた。──多分もう二度と相談することはないけど、いい体験だったよ」

彼の背中が私には、人間を真似る機械のように見えた。

2024-08-27

結婚とか恋人っていうステータスが欲しいだけなのかな

会社社長が事あるごとに人間誰しも何かしらの発達障害だとか言い出す人でさ


そんな感じだからか日頃の発言からして周囲に配慮がないというか、歯に衣着せぬ物言いが多くて個人的に相容れないタイプなんだけど





そんなんでも彼女居るってだけで自分よりも人間的なステータスは上なんだなって思うとやるせなくなる




恋人の前では優しい一面とかあるのかもしれないけど、じゃあなんで普段あん言動してんのか分かんないし


逆にあん性格でも付き合えるってどんな人なのかちょっと気になる








彼女居ない歴=年齢で未だに恋愛とか結婚に対して幻想抱いてるわりには具体的にどんな相手が良いのかとか経験無さすぎて自分でも分かってないし


なんか周囲から舐められたくないがためにアクセサリー感覚彼女欲しいとか思い始めてないか?って最近感じるようになった






そういうステータスが欲しいだけなのかな

2024-08-24

平成狸合戦ぽんぽこ』の逆(改訂版)

令和砧話し合いBling-Bang-Bang-Born

物言いがついたので一部変更しました。『砧』は48手の意味です。

https://anond.hatelabo.jp/20240823214544

2024-08-23

anond:20240823103658

男性臭いハラスメントも、おじさんハラスメントも、騒ぐだけで傷ついた男性は出てこない

そりゃ女みたいに傷つきましたぴえんじゃ何の正当性担保されないの理解してるからだろ

からこそ

「女に言うのはダメなのに男に言うのはなぜokなのか」ばかり

こういう公平性を問う物言いになるんだよ

一応言うなら俺はおじさんもおばさんもどっちも主語にして皮肉るぐらいは好きにすればいいと思ってるけどな

2024-08-18

言葉に変換された感覚ってあまりにも出来損ないすぎる。

もしも人間感覚を正確に言葉に変換出来るのなら、口で言った説明を聞いただけでチャリも一発で乗れるはず。実際はコツ程度にしかならない。

楽器だって教本読んだだけで弾けるようになるなら世話ない。

料理の味だってそう。その食べ物の魅力が舌の上にありありと浮かぶような描写だなんて思っても、実際に食ったら「思ってたんと違う!」なんて事もザラ。

それは友達感想であっても、その界隈で持て囃される美食家のそれであっても多分変わらない。

ソムリエワインポエムや飯漫画の過剰な演出なら、齟齬が生まれるのもまあ不思議ではないけど。

何たらの風味がどうとか塩味と酸味のバランス感がどうとか価値中立的物言いをしたって、百聞は一見に如かないし百見は一食に如かない。

自然ルールはどうなっているのかという話であれば科学という手法で引き継げるのだろうけど、人の感覚は非常に不出来な形でしか取り出せないし受け渡せない。

それがなんだかもどかしい言葉に限らず。

からこそ、頭の中の感覚に少しでも完全に近い形で輪郭を与えてやりたいという欲求が生まれるのかもしれない。

まあ身体の外に持ち出されて伝達される感覚他人と共有出来ないのは、単に不完全っていうだけでもないんだとは思う。

そもそも人間にも個体差はある訳で、他人感覚を流用出来る事もあれば出来ない事もあるはず。そこが面白さでもあるのかもしれない。

ローティーンかそこらの時期、琴線スラップされるような衝撃の漫画なり映画なり音楽なりに触れる。その刺激を受けて自分の頭の中に漠然と漂う面白さ、かっこよさ、美しさの理想形に気がつく。そんでそれを取り出そうとしてみる。

よし神漫画を描いてやるぜ、最高の一曲を作ってやるぜと息巻くけれど、人間身体を描くのだって覚束ない。メロディーすらも頭の中から取り出せない。

そういう経験は全く珍しいものではないと思う。

そういう欲望を抱いたとて、妥協怠惰にまみれた大半の人間はそれを諦めるんだろうけど。そういうのを追求する生き方厨二病だの何だのと腐して、自分の現状をオトナのまともな生き方なんだと肯定する。それが最初は酸っぱい葡萄的なものでもいつかは本心になってるのかもしれない。そんなもんだと思う。

それでもやっぱり頭の中の最高傑作を取り出してえんだよなあ!

という初期衝動を絶やさず理想形に近づき続ける人は凄いと思うマジで

2024-08-15

祇園祭の夜飲み中に気になったこ


今年の夏、ちょっと気になったことがある。

自分は毎年、祇園祭を観に行ってる。

みんな知ってるとは思うが、京都市の大きい祭典で、約1か月前にプレミアム観覧席の是非がニュースになった。

県外からほぼ必ず毎年見に行っていて、非日常感が気に入っている。

自分イベント仕事経験があるのだが、あん大通りパレードのために占用するなんて、一般市町村では警察から許可下り可能性はほぼゼロである

それくらいスゴイ。

山鉾巡行は、今年も大迫力で見させてもらった。興味のある方は、ようつべでの検索を推奨する。

それはそれで、夜になると祇園居酒屋で呑ませてもらう。お店はたくさんあるが、一言さんアウトのお店が半数以上といっていい。古風な見た目のお店は特にそうである

ただ、店先にメニューが置いてあるところは一見さんOKである。それで、花街の近くにある、純日本風かつ、そこまで高いでもないお店で飲んでたんだ。

大将割烹着姿でめちゃ格好良かった。だが……

あの時は深夜が近かった。刺身とか日本酒とかおいしく飲んでいると、とある男性が来店した。

作業服姿で、首にタオルを巻いている。

ここは作業服姿で来るお店じゃない~と思ったが、それは主観に過ぎない。京都ではアリなのかもしれない。

大将挨拶してるところを見ると、お馴染みなのかな?と思った。

で、この男性が席につくと、お隣さんに話を振られ答えていた。

わかった情報はこんなところだ。

祇園祭に警備スタッフとして参加した

・朝から晩まで出ずっぱりで疲れている

ちょっと水分補給をして帰りたい

こんな内容だった。

で、ここからなんだが。その人さ、カウンター席で女中さんにウーロン茶を注文したんだよ。

その時、大将店員さんの顔を見ると、変な感じだった。

それでさらに、その人は突き出しを食べ始めて、女中さんが注文を取りに来ると、

「疲れてるんで、食べ物が喉に入らなくて」と言っていた。

あっという間に、1杯目のウーロン茶を飲み干して、次に緑茶を注文したのかな。そしたら大将がさ、

「お客さん、もうお帰りやして! それで終わり」

と、はっきり告げたのだ。ぶぶ漬けとかではなかった。京都しからぬストリート物言いだった。

その人は残念そうな感じで緑茶を飲み干すと、すごすごとお金払って帰っていったよ……

思うんだが、なんでマスター塩対応だったんだろう。初見の客でもないのに。

祇園祭スタッフで参加した帰りだったんだし、そんな塩対応じゃなくていいと思う。

(想定される理由?)

食べ物を注文しないのが気に入らなかった

アルコールを注文しないのが気に入らなかった

作業服で汗臭いのが気に入らなかった

このどれかだと思う。

印象的な出来事で、個人情報も入ってて申し訳ないんだが、投稿させてもらった。

どうしても結論が出ないのだ。増田の諸兄のご意見をお伺いしたい。

2024-08-13

だったらラーメンおすすめ教えろよ!

仕事秋葉原に月一くらいで行くんだけど、どこでラーメンたべても後悔すんだよね。

食べる前はチャーシュー山盛り食べてやるぞ!って気持ちで行くんだけど、いざ目の前にすると食べ切れる自信がなくなって大体お店の名前がついたラーメンにしてしまう。

で、思ってたラーメンと違って後悔する。

特にチャーシューがなんか違う。

冷蔵庫の奥の方から出してきた臭いがする。

あと角煮みたいなの乗っけるならチャーシューじゃなくて角煮って書いてほしい。

というわけでこちらの好き嫌いは置いとくとして、秋葉原じゃなくてもいいので皆様のおすすめを教えて下さい。

追記

まじで感謝。行ったことない店ばっかりで本当に勉強になった。

あん物言いしてでごめん。一生の宝にするのでもっと教えて下さい。

2024-08-10

anond:20240810182832

そもそも〇〇のせいって物言い自体あん意味ないんだよな

「ゆえに誰々にこうしてほしい」ってのがセットになってないと評価できない

親と縁を切りたいのか国に補助してほしいのかみんなに支援してもらいたいのか

anond:20240810172712

例えば爪や耳が汚い、靴やスマホが汚い、青髭やボサボサの眉毛ケアする気もない汚い肌や手入れされてない襟足やもみあげを見て清潔感ねぇなって普通に思わね?

そりゃ突き詰めれば不快からだけど、弱男にそんな直接的な物言いしたらショックで泣き出すか恨まれて刺されそうじゃん。

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