「男性有利の社会」というのはトートロジカルな物言いで、正確に言えば「男性のように地位や財産を経済活動で獲得するためには男性有利の社会」でしかないので、そうした価値観に染まらずに男性的な成功を求めることのなかった大多数の女性は特に敗者にならずに済んでいたし、逆に男性は大半が敗者となりその中で折り合いをつけられない人間が脱落して自殺を選んでいた。
なので、男女平等な価値観が下の世代に浸透した結果、コロナ蔓延期には最も不利な扱いを受けた非正規雇用の若年女性の自殺が相次いで外れ値のような突出を見せた。
将来的には女性の自殺も緩やかに増える可能性が高いと思う。
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