はてなキーワード: 小中学生とは
僕らはトップブコメのレベルの低さに一日何回頭を悩ませているだろうか。
互助会ブログへの応援コメントを思わせるような極めて低俗で中身のない言葉こそが人に愛されている。
おそらく今はてなをやっている人間の多くは言葉を扱うことが苦手なのだろう。
それは読むにおいても書くにおいてでもだ。
小中学生の3割4割が日本語の文章すらまともに読むことが出来ないという新聞記事を読んで眉に唾をつけていたが、現実に日本人の4割は日本語の文章を正しく理解できないのだ。
かつてニュー速やVIPには3行以上のレスを書くなという不文律が合った。
あれと同じだ。
今はてなにいる人間が読める文章の長さ、複雑さはそのレベルなのだ。
そういう人間たちの手によって決められるトップブコメは読み手に一切のユーモアも読解力も判断力も要求しない中身の無さがそのまま中身になっているような純粋な罵詈雑言や自分たちが左翼・右翼等に所属していることを知らしめるだけの旗印ばかりになるのは納得だ。
冗談としてもつまらなければ罵倒としても面白みがなくかといって知性は欠片も感じられない。
そこにあるのはレベルの低い人間が自分のレベルの低さを自覚しないまま肯定するための儀式に使われるある種のポルノ的機能しか持ち合わせていない。
プロレタリアの下層にいる者たちがせっかく稼いだ日銭でストロングゼロを何本も購入してはコンビニの前でそれを開封してウェーイウェーイと奇声を発することで自分が今死んではいないという事実だけを必死に確認するような浅ましい祈りのようなものだ。
今まで馬鹿だ馬鹿だと思っていた連中がまだそれなりの知能を宿していたインターネットを使う権利を有するに足る程度の最低限の思考力とモラルを持った人種であったことを認識させるレベルの馬鹿がいよいよはてなを見つけたのだ。
カウンター席でもなくソファ席でもない,かと言って50センチ四方のテーブルを挟んだ2人用の向かい席でもなくて,例えばそうだな,小中学生の頃,給食の時間になるとで机を4~6個向かい合わせるような大きさのテーブル,アレを2倍にして10人ほど座れるように拡張したようなテーブル席に今座っている.
もちろん向かいには知らない人も座ってくるんだけど,相席というよりは席1つ1つがパーソナルスペースみたいな感覚なわけだよ.
そこでパソコン広げて1人作業してたんだけど,途中から向かいの席にカップルが座ってきた.
このテーブルには電源も確保されてるし,フロアの端っこの方にあるから中々居心地がいい.
彼らもパソコンを持ち込んで作業するみたい.最初に女が席にやってきて,後から購入したのを手に持って男がやってきた.
女はドリンク運んできた男にここだよみたいな視線を送って,2人は俺の目の前の席に座ったんだ.
で,別にそこまではいいんだけど,座った途端にベロチューを始めやがったわけだよ.
え?って思って,俺はパソコンに向かってカタカタやってるわけだから問題の向こう側ももちろん画面越しに見えるわけなんだけど,見間違いかなって思って一瞬信じられなくて.
顔と顔近づけて,耳元で何か囁いてるようにも見えるから,まさかこんなところでねって思ってちゃんとそっちのほうに視線向けたら本当にやってたわけ.
俺の隣に座ってる女子大学生みたいなのは下向いてスマホいじってイヤホンしてるから気付いてないし,端っこの席だから周りに気付いてる人がいない.
かなり長い間口づけしていて,しばらくしてやめたんだけど,それからも男のほうがずっと女の体サスサスしてるの.
隣の女子大生とこの嫌悪感を共有できたら俺もまだ救われたかもしれないけど,なんで俺だけこんな思いしなきゃいけないの?
とか書いてたら今度は男の方が女のおっぱい揉み始めたんだけど.
誰かこのテーブルに座って来てくれ.
誰でもいい.誰かこのムカムカを共有させてくれ.
https://anond.hatelabo.jp/20171122003439
最初にミニストップのニュース見たときは、まともに対処する価値ないクレームによく取り合ったなーと感じた
基本雑誌コーナーって端にあって近づこうとしなければ目に入ることもないわけだし、子供に見せたくないと言っても、コンビニが対処したところで書店などに行って勝手に見るだろう
ブックオフなどでアダルト系のコーナーで普通に立ち読みしてる小中学生ぽいのをみることもあるくらいだし
子供が―とか言ってるのは自分で教育をせず学校任せにして文句だけ言ってる人と同程度に思う
だけど、考えてみたら売れてないから話題になってるときになくしてしまおうって考えたんじゃない?って思った
私は職場が東京の有名駅に割と近いところで、昼休みの時間潰しにそのときの気分で適当なコンビニで立ち読みしてる
一般誌だけど、アダルト系も隣りにあるし、周りの人が来たら避けるために周りを気にしてるから本を持って買いに行く人がいたら気付ける方だ
ジャンプを買う人ならならたまに見るがアダルト系になると全然だ
買う人ほんとにいるんだろうかと思って一時期立ち読みしながらレジに持っていく人がいるかを見ていた頃もあるが見たことない
逆に封されてるのに無理矢理上の隙間から見るマナーに問題ありそうな人を見たことならある
そういう人が触れてシワがついたような雑誌は買いたい人が少ないだろうし、ただでさえジャンル的に人がいるときに買いづらい商品だ
田舎と違いほぼ常に人がいるところでは買いづらく買う人は少ないように思う
特に最近は通販で簡単に買いづらい物を買える時代だし、あえてコンビニで買うメリットはないと思う
さらに最近は殆どの人がスマホを持っていて、ネットを探せば簡単にアダルト系のコンテンツを無料で見れるのにあえてお金を払ってコンビニで雑誌を買う層はほとんどいないんじゃないかと思う
僅かにしか売れず、ほとんどが処分されるようなら置いておくメリットはないだろうし、ホントはそっちが理由でやめるんじゃないかなーって思った
大好きだった「君に届け」の連載が、今月発売の別冊マーガレットで終わった。
申し訳ないんだけどネタバレがあるから、「君に届け」のネタバレをされたくない人は読まないでほしい。
実は、29巻が出る少し前から、5年ぶりくらいに毎号別マを買って本誌で連載を追いかけてきた。
少女マンガに傾ける熱量が異常だった小学生~中学生の頃ぶりに購入し続けたのだが、あの頃と変わらず女の子たちに夢と希望と居場所を与える別マ、そして「君に届け」がうれしかった。
あれをみんなハッピー大団円とみるか、ひとつの青春の終わりとみるかは本当に人によると思うんだけど、私は後者で、ひとつの青春の終わりとして最高の最終回だったと思ってる。だから、騙されたと思って別冊マーガレット12月号買って。
なんでこの青春終わるなって私が感じたっていうと、最終回のちょっと前で爽子と風早くんがセックスしたからなんだよね。
恋愛の段階を丁寧に描いてきたこの作品の中で、初回のセックスが二人の終着点(付近)になるってことは、現実世界で二人の道は分かたれるんじゃないですか?って思ったんだよ。だってセックスを超える恋愛の段階ないよ。
同じことは「ハツカレ」を読んだときにも思った。でも、「君に届け」のふたりの初回セックスは、今まで二人といっしょに大きくなってきた読者の心を思いやって描いてくれたなあと思う。「ハツカレ」も私は好きなんだけど、あの超展開にえっ?!て戸惑ってしまって振り落とされた子たちもいそうなので。
でね、本誌で追って、青春の終わりを感じたからこそ、最終回の絵も台詞もモノローグも全てにグッと来てしまってマンガで泣いた。久しぶりに泣いた。
駅の場面は実にずるい。千鶴の見送り(ひとり見送る者のくせに笑顔で送り出す人格の完成されぶり)・風早くんとの別れ(”あの”2人が駅でキスもするし呼び捨てもし合ってるし君たちはだれ?成長したね?)で泣き、畳みかけるように車内で読む風早くんの手紙がまあステキで泣き(翔太おまえはよくできた奴だな)、そこで襲いかかってきたモノローグ(1ページまるまる電車が走ってるあにページ!!!なにあれ泣くでしょ)で泣きすぎて鼻水出た。
爽子たちはずいぶんとゆっくり、高校生をやってくれた。爽子たちと椎名先生と別マ編集部の人たちに、本当にありがとうございましたという気持ちでいっぱい。
出会ったときは既刊4巻で、まだ私は小学生だった。それから10年経ったけど、友人関係で絶望した時も、家族との関係に悩んだ時も、好きな男の子に振られた時も、いつも「君に届け」のみんなはそこにいてくれた。高校時代に友達と大騒ぎしながら読んだことは今でもいい思い出だ。
みんなの年齢はとうに追い越してしまった。でも、この感謝はずっと変わらないし、この作品はずっと好きなままだと思う。
たぶん自分も受験したり上京したり彼氏と付き合ったりっていろんな経験があったからこそ最終回ボロ泣きしたんだろうなあとも思う。
いくつになっても楽しめてしかも経験が増えるほど楽しみ方の幅が広がるなんて少女漫画は最高だね!!!!
小中学生の頃は少女漫画に熱意を注ぎながらも、いつか大人になったら飽きるのかなあってちょっと不安に思ってたけど、そんなことはないから安心しろと昔の自分に言いたい。飽きない。超楽しい。
なんか集英社の回し者みたいになってきたけど違うからね、これで入社させてくれるなら入社させてほしいよ
てかこれだけ青春の終わりとか言っといて来春の別冊マーガレット5月号(2018年4月13日(金)発売)で爽子と風早くん結婚してたら超恥ずかしいな!
でも買う!!
今回の件で父親に対する見切りはついた。自立後に干渉することは一切しないということを誓う。
いつもは自分の意見を押し殺していたが今回はじめて自分の意見をぶつけてみた。案の定向こうは論理的に考えを返してくることもできず、大いに無能を晒す結果となった。
そもそも知能の低い猿のような父親に自分が勝てないはずはないので、楽に倒せることは自明であった。唯一畏怖すべきは経済的制裁を受けること、暴力に訴えられることであり、今後も細心の注意が求められる。
自立さえしてしまえば彼の自分に対するカードはなくなり只の雑魚と化すのでそれまでの辛抱であると考えるとゴールは近いようで、割と気が楽である。
小中学生だった頃に比べて暴力には暴力で対抗することも可能ではあるが、仮にこちらも暴力で訴えてしまうとそれが経済的制裁に繋がってしまい人生が詰んでしまうことも有り得るので自立前の暴力はリスクが非常に高い。実質暴力は不可能。
大声で相手を威圧することしかできない父親を見てからというもの彼、というよりはそれ、が下等生物にしか見えず知能の低さに納得してしまう。
大声で威圧したり暴力で解決しようとする親を持つ子供は、相手からの一方的なコミュニケーションに従うしかないので、家庭内では奴隷を演じるしかない。親と子の立ち位置が対等ではないことは理解しているが、その立ち位置を王と奴隷の関係に置き換えようというのは勘違いが過ぎる。ただ彼の息子という身分に強制的に産み落とされてしまっただけでなんでも言うことを聞く彼専属の奴隷になる訳がないだろう。貴様はどれだけ親という立場を濫用するつもりなんだ。思い上がるな屑。
このような短い文書ですのでどうせこれ読んでるあなた方には伝わり切らないのでしょうね。読者を見方に付けるためにいちいち状況説明するのは馬鹿らしいのでこのままで。私が叩かれるのは目に見えてますがどうぞ。自分の心中をそのまま公の場に公開することに意味があると思ったのでこのまま投稿します。
直人
現在32才
青森県育ちの横浜市在住。母の親戚の知人の法事中に生まれた。生まれてしばらく父親一人で育てられている。
一人暮らしの2人兄妹の兄
紙の本と電子書籍を書いていた(筆名は不詳)。最近出した本は「卑しさに包まれたなら」
ロードバイクと原付を所持。過去には250ccネイキッドやスクーターにも乗っていた。
成人年齢は22才に引き上げろと連呼している。
妹 31才・・・一人暮らし中。育った場所と母校は兄と同じ(高校と大学)。
名古屋生まれの2人兄妹の妹で東京都渋谷区在住。母が単身赴任中にアパートの浴槽で生まれた。生まれてしばらく母親に育てられた。
以前は横浜在住で、当時と同じ250ccネイキッドを現在も所持している。
小学生時代に不良と共謀していじめを起こし、保護観察を受けていた。
ゲームソフトを何本も所持、購入している。
兄妹が生まれる前からオートバイと自動車を乗り回していた(車種失念)。郵便屋で金融に詳しい(定年退職している可能性あり)。
兄妹の同級生から「不良肌」と恐れられていたらしい。(兄妹を虐待していたこともある)
魔法少女ものとファンタジー小説・漫画、携帯機・PCゲーム好き。
父・・川崎にて母と同居中。
民間人上がりの元正規公務員で現在は嘱託職員で年金生活満喫中のITオタク。
コロコロコミックスタッフに指摘されるまでもなく、小学生は「うんこ」が大好きであり、小学校高学年か中学校に上がった早い段階で「うんこ」が面白いとも思えなくなるし、興味も抱かなくなるものだとばかり思っていた。
そう判断した理由は自らの経験と周囲にいた人物の観察結果だけからである。
それがはてな界隈を覗いてみると「うんこ」の文字がやたら目につく。これはどう解釈すればいいのだろうか。うんこネタは卒業するものという自分の常識が間違っていたのだろうか。
仮説としてははてなには小中学生が結構な割合で混ざっているという可能性がある。
実は100人に1人くらいはうんこを卒業できていない人がいるという可能性もある。その程度なら見落として当然かもしれない。
はてなにはそう言うタイプの人を引き寄せ、濃縮する機能が備わっているという可能性も考えられる。
↑今捨てようとしたテンポラリファイルに書かれていた。下品すぎて投稿を躊躇したのだろう。
anond:20171029172155 がブクマを集めていたので思い直して投下しておく。
8月初頭に書いてたやつ
去年ポケモンGOが日本で配信された前後に、広島・長崎の平和公園を含むいくつかの観光地からポケストップが削除された
そして当時それに対し「観光地からポケストップ外すのはおかしくね?」みたいなコメントをニコ百かどこかで見かけた記憶がある
(ソースや正確な発言内容はうろ覚えなのでどういう文脈で批判してたのかは忘れたが、なんかポケストップ除外に否定的だったのは覚えている)
他観光地は知らんが少なくとも広島平和公園に関しては英断だったと思うよ、早めのポケストップ削除申請
まず観光客が大量に押し寄せる、次に小中学生も大量にやってくる
その上いくつもの平和団体反原発団体左翼団体右翼団体ネトウヨ団体街宣車新宗教団体がビラ配りや署名クレクレやパフォーマンスをやっているんやで
長崎の方は行ったことないがおそらくあっちも9日近づくと大体同じだろうし
カレンダー見てふと去年の今頃こんなこと考えてたなーと思い出したので書いてみた
20代中頃の彼女がおそらく頭に病気を持っている。とにかく約束が守れない。(現在向こうは実家へ戻ったので遠距離)
約束といっても
・翌日仕事ある場合は遊びに行っても22時頃までは帰れるようにする
正直小中学生への注意みたいなレベルだ。これが全く、何度言っても守れない。
毎回何時間も待たされたりする。
「いい加減これくらい直してくれ」といっても生返事しかしなく、余計こちらも怒る。
ついには逆ギレと着拒と無視を始め、元々あった約束のために会いに行けば(各種予約済み)夜まで無視。
もちろん「○日にいくの大丈夫なの?」とは数日前から言っていたが、それすら無視されていた。
結局交通費やキャンセル料で3万の無駄に。やっとのことで繋がったLINEでの通話も「疲れた」「面倒くさい」しか言わなく会話が成立しない。
そして向こうの言い分は「勝手に来たのはそっちだ」
最初は向こうも気を張っていたのか意思疎通は出来ていたけど、もう何もやる気はないんだろう、だんだんとそれが困難になってきてついにはこの有様。
結局別れるとは自分から言わずこちらから言わせるように仕向け、自分から悪者にならないようにしているんだろう。そういう判断は出来るのか。
そこそこの大学中退だからそこまで社会性無いとは思わなかったけど、
付き合った後から知ったことで中学はそんな性格からしていじめで不登校、高認でAO入試で入っただけだった。
仕事も親の経営する会社に補助金目的や税金対策で入れられたであろう縁故採用で週数回の出勤。
並行してやってるバイトもミスだらけだけど、とにかく人手が足りないから切られてない状態。
こういう時は他にも色々とストレスが溜まることばかりが立て続けに起きて、
https://anond.hatelabo.jp/20170911171731
書いてみた
ファッションロリコン趣味 ロリ系のコスチュームやシチュエーションが好き
中性愛者 男と女の中間みたいな人に魅力を感じる(ショタ併発する)
支配性欲者 強引に女性を支配下におけることに興奮する(抵抗力が弱いから女児が好きなだけ)
二次ロリ好き 二次元におけるロリが好き(リアルロリは嫌いと言う人もいる)
全守備性愛者 女なら何でも好き、ロリペドも好き(犯罪者に多い、狙いやすかったから女児を狙ったなど)
若守備性愛者 成人女性も好きだが守備範囲が小中学生くらいまで及んでる人
細身性愛者 ロリ特有の細い体が好き(貧乳好き、脚フェチ、ショタを併発)
華奢性愛者 弱い娘、守って上げたくなる娘が好き、父性と混同しているタイプ
もっといい分類が欲しい
こういうの参考になる↓ 名前かっこいい
自分は小中学生の頃サッカーをやっていてJリーグは何度も見に行ったことがある一方、野球に関してはネットでどこのチームが強いとかどの選手が良いとか見聞きするくらいでほとんど知らない。
そんな中で日本のプロ野球に対して思ったのが負け続けることへの危機感がサッカーに比べて薄いんじゃないかと
決してサッカーを上げて野球を貶したいわけじゃないが、Jリーグだと負け続ければJ2降格、賞金の減少や過密日程が待っているけれど野球には降格の概念が無い。そりゃ負ければファンは減るだろうけどサッカーのそれよりは致命的ではない
極論セパを混ぜてから1部2部と分けて待遇面などで差を付けて勝利へのモチベーションを上げれば球界のレベル向上や集客増に繋がるんじゃないかと考えたがどうなんだろう
以前、婚活エントリーを書いて、ちょっとブクマがつき、数時間ではあるがホッテントリに上がったことがある。
内容というのは、年齢が年齢だから、結婚したいものの、婚活アプリを使っても効果がなく、過去に女性から虐められた経験があるため、諦めた、というものだ。
その時のコメントに「聖人君子なんていないし、女性も人間なんだから受け入れろ」というものがあった。
内容を覚えている人などいないだろうが、私は過去(小中学生時代)に女子に散々身障呼ばわりされ、時に寄ってはバスまで降ろされたこともある。
どんな理由があったにせよ、人をホビー感覚で身障呼ばわりしてはいけないし、正当な理由もなしにバスを降ろしたりしてもいけない。
コメントを付けた人からしたら、「小中学生時代のいじめや悪口なんて女につきものなんだから言ってもキリがない」ということなんだろうが、
それはあまりに第三者の無責任なアドバイスというやつで、こっちからしたら許す理由もない。今だってそいつの職場に乗り込んでやりたいくらいだ。
女叩きでもミソジニーでもないが、一方的に負わされた痛手を忘れろ、というのはあまりにも無神経極まりない。
コメントを見た時の怒りというか、虚しさというか、そういった感情が今もまだ拭えない。
もちろんその女に向けられた感情ではあるが、「何者も傷つけたことがない」というのがそこまで厳しい条件なのだろうか。
何者も侮辱したことがなく、悪口を言ったことがない、ということが聖人君子をだと言うならば、聖人君子を求めて一体何が悪いのだろう…
小学校の頃、身体測定をするときに保健の先生から毎度爪の短さチェックが入っていた。身長と体重を測った後、先生に手と足の爪を見せて、長さのチェックをしてもらうのだ。長い子には当然指導が入り、その場で爪の白い部分がうっすら残る程度にまで切りそろえさせられていた。私はどんな些細な事でも先生に目をつけられるのが極端に嫌いな小学生だったため、身体測定の前日に必ず爪を切り、いつも一発合格を貰っていたのだが、四年生に上がりたての私はシブがき隊にハマり毎日夜更かししながらCDを聞いていたため忘れっぽい性格になってしまっていた。つまり、私は初めてチェックに引っかかり、先生指導のもと爪を切ることになってしまった。その私の前で先生に抗議していたのが彼だった。
出席番号は遠いのに何故近くにいたのか不思議だが、恐らく身長順に計測していたため、背が同じくらいの彼と私が近くなったのだろう。なるほど、彼の爪は誰が見ても爪の白い部分が長いと言える程度に伸びていて、そして少し巻き爪が入っているようにも見えた。彼の主張している深爪は、言われてみれば…?レベル。でも私の方がもっと深爪のような気もしたし、爪を短くすることで衛生面の指導をしているということを理解していた私は、すこし白とピンクの縁目がくすんでいる彼に一言言ってしまった。「いや、爪汚いしちゃんと切りなよ」。
彼の表情はおぼろげにしか思い出せない。なんせもう10年以上たっている。とにかく、気持ちいいリアクションではなかった。不遜、というか不服、というか。しかし特に何を言い返すでもなく、そのあと私と並んで爪を切ったのかどうかも分からない。ただ同じクラスの中で特にどんな主張もすることなく、授業に積極的ともいえない彼が、初めて明確に主張している姿を見たことは鮮明に覚えている。
変な人だと思った。恋において、変な人、というのは良くあるシチュエーションだと思う。
結局その恋は実らずに、中学卒業を機に全く会わなくなってしまった。
今現在、彼は衛生面を理由に爪を切っている。私に会う前日はいつもきちんと爪を切ってやすりで磨いているのだそうだ。いつも切りっぱなしにしている私よりはるかに丁寧だと感心しながら、私が好きになった彼ではなくなったのだなあと実感する。
同じくらいだった背は離れていた期間にぐんぐん伸びて、私なんて軽々持ち上げられる。いつも少し興味なさげな、しかしくっきりとした二重だった目はより二重になり、しっかりと私を見てくれている。
変わったところは多いけれど、譲りたくない事柄において主張するときの少し怖い顔は昔のままだと思う。言ったことはないけれど。
反対に彼からすると私は小中学生のころからあまり変わっていないらしい。でも、昔告白した時には見向きもしなかった人間を今好きと言えるのなら、やはり彼が大きく変わったのだろう。
変わってくれてよかった。