はてなキーワード: 名家とは
恭介に電話かけて予定を聞いてダメでがっかりするけど恭介には言えずにナイトメア化する、この一連の動作や言うことがいちいち自分のことみてるみたいだった。
もちろん私は仁美みたいに才色兼備お嬢様でもないし、彼氏は名家のイケメンバイオリニストでもないけど。
電話かけるまでの躊躇、電話かけてる間のそわそわ、そういうがんばってるあなたが大好きですとほおを赤らめるところ、電話切ってからの後悔と怒り。
がんばっている上条君が大好きなのも本当だし、もっと私のためにも時間を使ってほしいという気持ちも本当だから、相手にも言えない。
でも電話の先の恭介はまあ気づかないよな。同じように自分の彼氏も気づかないのだろう。
そしていつの間にかいらいらが募りいつか大爆発して、彼氏きょとんとするのだろう。
ため込むのは良くないし、言わないと伝わらないから言おうと心がけてはいるが、がんばってる彼氏を邪魔したくないし、うるさい奴と思われるのも嫌でついついため込んでしまうんだよね。
東京のしょうもない大学に通い、就活の末、5月に田舎で就職が決まった。卒業も決まって卒論も書かなくていいから実家でニート中。
大学受験は、センター全然ダメでなんとなく東京の大学に入った。一人暮らしは楽しかったけど大学生活は真面目系クズ。
高校までと同じく、リア充ともマジメともそれなりに付き合ってたらどっちつかずの立場で友達はできなかった。
よくつるんでくれた友達は2人。非リアの自虐ノリで楽しくやってたけど、ふたりとも彼女ができていたことを後からカミングアウトされた。
そんな俺にも就活は迫ってきた。
ベンチャー企業の革を被った自己啓発セミナーとかもあったけどとりあえずメモを取りまくった。みんながそうしてたから。
手当たり次第に説明会の予約。やりたいことは特にないのでいろんな業界に行った。
情報・通信系に昔から興味があって、情報系大学1回生くらいの知識はあった。
だれでも知ってるような超大手企業の説明会にも行った。自己紹介で学校名を言うのが恥ずかしかった。
学部を言うと「なんで文系低学歴がいるの?」っていう目で見られた(ような気がした)
でも楽しかった。
誰とでもそれなりに話を合わせて仲良くやるのは得意だった(この反動で大学では友達がいなかった)から
いつも人の意見に少し自分の考えを足して生きてきた(大学選びもそう)から司会役は得意だった。
やる気マンマンで立候補した司会者がキャパオーバーするのを見計らって、話をまとめてたらGDは全部通過してた。
集団面接も運良く自分が最初にしゃべることはなかったので、他の人のやつを参考に自分の話を盛って話した。
弱小サークルの無気力幹事だったから「サークルを盛り上げるためにいろんな人に交渉してます」みたいに話したけど、全部成り行きでやってるだけだった。
個人面接が一番つらかった。今まで人の意見に乗っかって生きてきたから。
大手企業内定者のエントリーシート(以下ES)のコピーが載ってる本を読み込んで人格を作った。
なんとなく持っている興味と架空の熱意で自分を騙して熱く語った。
結果、誰に話しても「嘘だろ」と笑われるようなくらいの大手企業の先行も終盤まで行けた。
進めば進むほど周りの学生の意識が高くて、それが羨ましくてそれを真似た。
(意識高い系とかいうけど就活ではそれが評価される場面が多かった。
変にひねくれた学生より、無理してひねり出した虚構だとしてもアツい志望動機があったほうが人事には好かれるし、勢いで楽しく働ける。と思う。)
「俺もこんなふうにかっこ良く都心のビジネス街で働くのかな」とか楽しみになってきて
地元の家族に「○○(だれでも知ってる)が次、最終面接だよ」と話したりした。
両親もじいちゃんばあちゃんも「すごいね」って言ってくれたけど嬉しそうではなかった。
名家とかじゃないのに地元に帰って来いっていう圧力がすごかった。
「俺って無気力だったじゃん?ホントに仕事にするほどその業界が好きなの?」
「家族の期待裏切って、自分勝手に東京で就職できる立場なの?」
気づいたら、地元の銀行に内定をもらって、大手の最終面接はキャンセルしてた。
俺は何のために就活をして、田舎でどうやって生きて死んでいくのかなー
銀行の同期はみんなやる気に満ちてる感じだった。地元に就職したくて第一地銀は落ちたけど、ここで頑張ります!みたいな。
高校の同級生とかは東京で就職する奴も多い。東京での就活で女の子に話しかけたりしたの楽しかった。
大学卒業するまでに童貞を卒業できなかったのに、遊ぶところも飲むところも無い田舎に帰って来ちゃって大丈夫なのかな。
「就職決まったよ!」って報告したら家族は「次は嫁さんだな!」だってさ。
「そこまでやりたい事なんてないから家族か俺にかけたコストを返すために働こう」とか考えてたけど
俺の人生誰のもの?・・・・わかってるけどこうなっちゃったんだよ。
数ヶ月間なにもしないで過ごしてるとこんなことばっかり考えてしまう。
初めて日記書いてつかれた。
クソみたいな人間・文章でごめんなさい。
革命家がある体制を転覆させて国家を支配するなど愚の骨頂である。
この国はこの国を治めるに相応しい家柄の長が治めることが望ましい。
それがこの国家や社会や地域の秩序を保つことになるからである。
そんな理由だけでこの国を治めてもらっても困るのである。
その点からすると民主主義の制度と言うものも否定されるものなのかもしれない。
能力がないものが国家や企業を治めることは問題があるかもしれないけれど
やっぱり、家柄が代々ある家系がこの国の長になることが相応しい。
安定した暮らしがほしいのであれば
出来る限り安定した国家体制や社会体制や経済体制を長期的に維持する必要がある。
それを作るための革命ならばまだしも、長い間、家柄すらも長く守り続けた経験のない家系の者に
国家のためであり、社会のためであり、そこに生きている民のためになる。
日本がどんな国家よりも常識的で倫理感が強く整然としているのは
非嫡出子(婚外子)の相続差別は撤廃されるべきだと思っていた。
誰もが賛成していると思い込んでた。掲示板などの書き込みを見て、衝撃を受けた。
婚姻制度の破壊につながると危惧するコメントが多い。婚外子は生まれるべきではないと断言する例もあった。
そうか、生まれるべきではなかったのか……。
母は婚外子だ。聞いた話によると、病気の先妻を放置し、戦争未亡人だった祖母の家に祖父が子連れで転がり込んだらしい。
一時は、祖父、祖母、祖父の先妻の子、祖母の前夫の子、母、生後すぐに養子に出された母の弟(叔父)の最大9人で住んでいた。
しかし、母が3歳の時に、祖母が死亡し、祖母の前夫の子は出て行った。
その後、祖父は別の人と結婚し、子どもが生まれ、計8人で暮らした(先妻は病死)。
その家で、母だけが名字の異なる婚外子で、他の兄弟は祖父と同じ名字だった。
祖母の前夫は名家の出だったため、認知したものの、あえて名字を変えなかったと聞いた。
1945年の終戦直後の混乱期なので、事実関係はよくわからない。悪いのは祖父・祖母だ。
なぜ同居し、2人も子どもを産んでおきながら籍を入れなかったのか。
本来、婚姻関係がなければ相続権はないはずなのに、祖父は祖母の家に住み続け、やがて先妻の子どもが譲り受けた。
家を取られ、まっとうな人生を奪われ、今なお影響を受けている。
必ずしも、婚外子=愛人の子とは限らない。冷静に考えると確か愛人関係だったかもしれないが、当時はよくあった話らしい。
人は「生まれ」で差別されるべきではない。
この話は、後輩へ向けて書く。
できるだけ正直なところを書こうと思う。
メンヘラーもいけるじゃん!みたいに思ってほしい。
実際、メンヘラーの強みってあるとおもう。
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私は田舎で生まれた。
大学生になって初めて自覚したが、地元では結構名家だったようだった。
両親は高卒であったし、そんな自覚はないまま育った。
自分自身で勉強をする習慣はなかったし、勉強も全く好きではなかったため、二回目のテストのときには、学内偏差値40くらいになった。
高校では、目立ちたがりだったこともあり、私のことを嫌う人もいた。
掲示板で名指しでディスられたりしていた。
そのほかにも、強いプレッシャーを感じたとき、なにかのどにものがつまるような感覚を覚え始めた。
ちょっと病んでいる人だった。
一ヶ月くらい、よく一緒にいた。
でも、その人は、突然自分と距離を置き始めた。
恋愛を知らない私は、非常に混乱した。
追いかけた。
すごく強烈な執着だった。
そして私がその人を追いかけていることについて、その人は、それが疎ましいのだと
当時つきあっていた人がいた。
その人もまた、少し病んでいた。
病んでいる人スパイラルの中で、まぁいろいろあって、自分は自殺しようとしていた。
首つり。
何十回も試行し、何回目かに、逝きそうになった。
でも、結局逝けなかった。
それが、大学二年生の秋くらい。
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②回復するまで
読み進めくうち、久々に、こころのどこかがわくわくしていることにきづいた。
私は、その本の著者にあいたいと思った。
そして、実際に著者に会った。
たくさんの話をした。
そして、社会問題についていろいろ考えるようになっていた。
賞をとったりすることもあった。
夏のインターンに積極的に参加した。
就活は、かなり楽だった。
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③メンヘラのいいところ
以上はどうでもいいし、ありふれた話であるし、「お前はメンヘラじゃない」みたいな突っ込みがたくさん飛んできそうな内容である。
ここからが本題。ロジカルなことは言うつもりはないし、全部感覚で書くけど、自分が思ったことを書く。
■メンヘラのいいところ
それは、空気が読めすぎるし、人の気持ちがわかりすぎるところ
もうこれにつきる、てかこれしかない。いやそう思わなくちゃメンヘラとしてやってられない。
でもこれは真実だ。
自意識過剰とは、自分の内面について、無駄に多く思考しているということである。
すると何がおこるかというと、
いいのもわるいのも、自分自身のいろんな感情パターンに触れることになる。
相手の行動の意図について考えを巡らせることを、自然に行ってしまうのだ。膨大な相手の心理の仮説をたて洗い出しているのだ。
そして、多分本能的に、自分にとってマイナスな仮説を重視するようになる。
だから順番としては
自意識過剰(これは生まれつきでどうしようもない)→邪推・疑心暗鬼・マイナス思考→メンヘラ
という訳である。
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それがどう就活に結びつくのか?
1ウェブテ
2ES
3GDとか
4面接
2面接でロジカルに話せること
3自己分析を土台とした、明確な将来像を持つこと
メンヘラの強みは、上にもある通り「空気が読めすぎるし、人の気持ちがわかりすぎるところ」だ
そんで、結論を出すことを忘れないようにしながら、空気を読むタイプのリーダーを演じろ。
これは、他の人にも話を聞いてみて思ったが、メンヘラ経験のあるやつが圧倒的に強みを発揮できるポジションだ。
■空気を読める力はあるが、それを表明して、リードする力が不足しているやつ
難しいことじゃない、何か自分でゴール設定をして、それを達成しろ。
なんでもいい、映像とるとか、ちょっとした勉強会開くとか、友達とカブトムシとってきてそれを駅前で売るとか
リーダーシップ(頭の中にあるものを、必要があれば他人を巻き込んで実現する能力)は、そういう風に体を動かさなければ絶対に身に付かない。
大事なことを繰り返す。
メンヘラーには、人の気持ちがわかるという貴重な能力を身につけている可能性が高い。
その能力を存分に発揮できるように、何かリーダーシップ経験を積め。
精神を病んだこともなく、大学でウェ〜イしている人たちにはない能力が、やんでいるお前にはある。
いますぐ、自分の病んだ心を、すこしでも反らしてくれるものを見つけろ、見つけろてか、すでにあるかもしれないから、気付け。
なければ、しつこく探せ。アタック回数が多ければ、それに出会う可能性もあがる。
それができたときにはもう、就活は、自己実現の手段でしかなくなっている。
以上。
実際はもうちょっと修羅なエピソードもあるが、適当にぼかしてある。
強調したいのは、自分がまじで精神がもうちょっと振れていたら死んでたかもしれないくらいどうしようもないメンヘラだったってことだ。
ちなみに今でもたまにぐじぐじしたりする。
一時期、
全部「子供の頃に親の愛情が不足しててさびしかった」になってたんだけど、
(ナルト、サスケ、ガアラは勿論、割と冷血悪党ポジションのサソリや大蛇丸すらそうだった)
更にその全部に「実は勘違いだよ、上手く伝わらなかったけど愛されてたんだよ」というオチがつく。
今週とうとうサスケの過去まで「実は両親にも兄にも愛されてたんだよ」で決着してしまった。
やめてほしい。
便所でクソと一緒にひりだされて嫌々面倒見られながら生き延びて
少なくとも小学校卒業ぐらいまでは誰にも目をかけられずに大きくなった子、
そういうのを描いて欲しかった。
一人ぐらいは。
本当はナルトがそういう奴なはずだった。
里中の大人から嫌われて憎まれて、親のそういうのが子供達にも伝わるから友達ができなくて、
里の上層部は別の意味では気にしててたまに人が見に来る(実は強力な兵器だから)っていう、
初期設定ではナルトはそういう奴だった。
開き直って馬鹿な事や迷惑な事を繰り返すパッと見明るいワルガキ、
でも中身はどす黒くて真っ黒の黒黒、
自分を一番可哀相だと思ってたサスケがナルトの内面に気付いたら「えっ?」てビビるとか、
火影の爺さんがなんかケツ持ちしてくれるので
ごまをする為に&いつものみんなの気を引く癖で「火影になるってばよ!」を口癖にしてるけど
もちろん木の葉の里になんてなんの愛着も無いから上っ面で言ってるだけ。
根底の本音はむしろまるっきり正反対、
みたいな人間のはずだった。
超エリートのお父さんと慈愛にあふれるお母さんが時空を超えて愛情を伝えてくれるようなぶったるい夢はもちろん夢で、
子供の頃は毎晩そういう夢を見て泣きながら目が覚めては暗い部屋に自分しか居ない子の筈だった。
そんなナルトの友達であり家族であるのは自分の中に居る九尾だけの筈だった。
誰も認めてくれなくても九尾だけは自分のそばに居てくれて、
檻としてだろうがなんだろうが互いに一対一の関係で、
なによりある日特別な力を与えてくれる。
里を滅ぼせるほどの!
特別な力を自覚したときに、
まず「これで里の奴等を皆殺しにしてやるのはどうか」と悩むナルトであって欲しかった。
「ああ、おれがずっとやりたかったのはこれだった!」と感動するようなナルトが見たかった。
サスケやサクラに話を合わせてるけど内心密かに大蛇丸のビジョンに打ちのめされてるナルトの筈だった。
幸せや家族を奪った兄(後期はその黒幕たる木の葉の里)に憎しみを抱くわかりやすいサスケと比べて
はるかにあいまいでスケールの大きい負のポテンシャルを持ったナルトの筈だった。
カカシのように自分を鍛えてくれたわずかな人間の思い出を糧にして
里を守る側に立つっていうならそれはベタだが泣ける。
もっと酷い話にするなら、
木の葉の上層部が派遣した女(アカデミー低学年からずっと密命を帯びてる同級生とか)に騙されてて
操られる形で里の側に立つならそれはそれで忍者らしい話になる。
が、実際のナルトは
初期設定から当然ある筈だった辛い境遇からも負の人格からもほぼフリーになる。
ほぼ序盤から。何の説明も無く。
街を歩いてて嫌な視線や陰口に悩まされてた事もないし、
誰もナルトに対して軽口以外の、侮蔑や疎外の態度なんか取ってない。
なんだこれは。
せっかくの初期設定が
何の葛藤もカタルシスもなくボンヤリと薄まって解決してしまった。
これは本来一番おいしいところを手をつけずに捨てるような物では無かったか。
単に「成績悪かったおちこぼれがど根性でこんなに出世しました」程度のカタルシスになっていた。
ナルトも大して感慨も戸惑いも持っていない(とっくに受け入れられていたから)。
なんなのこれは。
お前が読みたがってるような暗い漫画じゃねーんだよと言われたらそれまでだが。
今思い出した余談だけど
「人間を食わないと死んでしまう」「生きる為に食ってるだけの俺を殺すのか正義の味方が!」という設定のパピヨンが
後に「なんか人間以外の食料でも生存できるようになった」とか言い出して、これも心底呆れた。
やる夫スレは読んでみると意外と面白いものが多く、ここ1年ぐらい結構ハマっている。
内容の質も非常に高く、10年前の葉鍵SSブームを見ているようである。
色々と読み込んだので、お気に入りの作品とその感想をまとめてみることにした。
あらすじ:
ある日、一大決心して翠星石に告白しようとする。その矢先、翠星石が同級生の上条当麻に告白され、付き合い始めるところを目撃してしまう。
やる夫の友人、やらない夫とLはやる夫をいつものカフェに連れていき、慰めようとする。
そこには同じく幼なじみの上条当麻に彼女ができたことを知って意気消沈している同級生、美樹さやかの姿があった。
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感想:
フラれたもの同士が結託して付き合いだした二人を邪魔しようとしているうちに仲良くなって……という、わりと定番の筋書きなのだが、それゆえに素直なストーリーで読みやすい。
さらに登場人物が皆好感の持てるキャラクターなので非常にさわやかな読後感を味わえる。
やる夫スレの定番ヒロインである翠星石でなく、比較的新顔の美樹さやかをヒロインに起用しているところもポイントが高い。
美樹さやかの性格はほぼ原作に近く、普段は活発で明るい性格なのだが悩み事に対してはうじうじと考えてしまうタイプ。
これが意外とやる夫とマッチしていて、この二人の掛け合いは見ていて好感が持てた。
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なし
あらすじ:
会社員のやる夫は、いつものように先輩社員の伊藤誠とランチを食べにファミレスへ入っていった。
電話の相手は妹のフェイト。父、やらない夫の訃報を知らせる電話だった。
葬儀を済ませて仕事に復帰したその日の夜、やる夫は自宅の玄関先で自分を待つフェイトを発見する。
家出をしてきたのでしばらく泊めてほしいとのこと。
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感想:
義理の妹と一つ屋根の下で同居、と聞いて萌えやエロのようなジャンルを想像されるかもしれないが、そういう描写は一切ない。
幼い頃に亡くした実母・キル子への想いや、険悪な継母・水銀燈との生活を思い浮かべながら、他人とも友達とも恋人とも、もちろん実の妹とも違うフェイトとの接し方について悩むやる夫の姿は非常に大人びていて、多くのスレで見られるようなお調子者のやる夫の面影は見当たらない。
また、先輩社員の伊藤誠は一見原作と同様の性格に見えるが非常に常識人で、義妹と同居することになったやる夫に的確なアドバイスを与えたりもしている。
(性的な意味でなく)大人な内容の作品なので好き嫌いの分かれる作品だが、興味があれば是非読んでほしい。
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なし
あらすじ:
米国地方都市、パーソク市の名家ニュー速デ家の跡取り、やる夫は幼なじみの翠星石に振られてから落ち込んだ毎日を過ごしていた。
学校をサボって公園で時間を潰していると、謎の少年、蒼星石と出会う。
蒼星石は怪物に追われていた。巻き込まれるように追い詰められるやる夫。
絶体絶命のそのとき、蒼星石の持つカバンが開いていることに気づく。
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感想:
本作は3部構成になっている。本編「やる夫は剣を抜いたようです」と、その外伝「剣はやらない夫を選ぶようです」は時系列の大半が重なっており(全てではない)、やる夫視点の話とやらない夫視点の話がそれぞれ描かれる。
「剣はやらない夫を選ぶようです」は完結後、すぐに本編の終盤にリンクし、最終章の「やる夫は剣を――」につながっていく。
数あるやる夫スレの中でもかなりの大長編で、全90話にもわたる超大作である。これに番外編等を加えると100話に達するだろう。
オープニングの説明にある通りアーサー王伝説を下敷きにしており、アーサー王伝説から多数の英雄が登場するが、それ以外の神話などからも多数のエピソードを取り入れている。
Fate シリーズに似たような雰囲気があり、スレ内でも作者が Fate 風に解説をするなど関連する部分も多いが、作風としてはどちらかというと「うしおととら」や「からくりサーカス」といった、藤田和日郎の作品に近い。
多数のキャラクターが登場するものの、それぞれの登場人物にしっかりとした個性があり、彼らの織り成す大小さまざまなエピソードはどれも味わい深い。
特に夜神月と水銀燈は読者の想像を超えて活躍し、話を盛り上げてくれた。
本編も面白いが、私としては外伝「剣はやらない夫を選ぶようです」を特に推したい。
何の力も持たない一般人やらない夫が、ストーリーが進むにつれ強くなっていき、それにつれて最初はやらない夫を主人として認めなかった「知性ある剣」オルナ(朝倉涼子)が徐々に彼を主人として認めていく展開は、王道ながら非常に盛り上がる。
エピソードも名作が多い。特に「東横桃子」編は素晴らしかった。細かい説明は省略するが、是非ここまでは見てほしい。
難点としては、まずひたすら長いことが挙げられる(1話10分で読むとしても15時間以上かかる)。
長すぎてとても読む気がしない、というのであればまずは本編6話まで(夜神月+水銀燈編)、12話まで(ヌケド+でっていう編)、の2回に区切って読むことをおすすめする。
もう一つは、やる夫編とやらない夫編が非常に複雑にからみあっており、読む順番が難しいということにある。
おすすめとしては、上記リンク先のまとめサイトで各話の最後に「スレ内投下順」と書かれたリンクがある場合はそれに従って読み進めることである。
やる夫編、やらない夫編を行き来することになるが、結果として理解の助けになるだろう。
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あらすじ:
フリーターや契約社員として生計を立てているやる夫は、次の仕事を探していた。
なかなか仕事が見つからず苦労している中やる夫が転職サイトで発見したのは、AV女優のマネージャー募集という求人広告だった。
やる夫は、初音ミクを始めとしたAV女優達を通じて、仕事とは何か、生き方とは何かについて考えていく。
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感想:
http://blog.livedoor.jp/nyusokudeyaruo/archives/1569171.html
AV女優というタイトルに釣られがちだが、内容は仕事や生き方などをテーマにしたかなりシリアスな話。
AV女優として働く女性達はそれぞれ異なる理由でこの道に飛び込む。明確な目的意識を持って飛び込むもの、借金の返済のため仕方なく働くものなどその背景は様々。
始めは目標があったにも関わらず、仕事をしていくうちに少しづつ堕落していく女性なども描かれ、登場人物の心情変化が丁寧に描かれている。
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俺的好み
1.加害妄想について
加害妄想とは、自分が相手に不利益を与えてしまう・しまったという妄想だ
言葉による暴力、振る舞いによる加害、自己臭や自己造形とうの不快なものを与えてしまうという迷惑
「こんなことをしたら嫌われてしまう」「こんなことをしてしまったから、きっと不愉快に思われている」
一種の自意識過剰だ
それと同時に、過剰なそれは対人恐怖をも招くことになるだろう
加害妄想を持つがゆえに、人に接する時の自我をとにかく綺麗にしようとするのだ
誠実で、正直で、優しく、思いやりがあり、等々
そして、自分の素の部分を隠して接していく
そうした人ばかりだから、表面上だけをなぞるような人間関係が氾濫する
3.加害妄想を持つ人の原因と結果について
では、そうした人達はどの様な形で人と関わる欲求を解消しているのだろうか
Twitterやmixi、ニコニコ動画や掲示板、モバゲーはてなといったSNS的なもののことだ
それと同時に、サービスから離れることで緊張化した人間関係を破棄することが可能だからである
この2つを利用し、時として自分を守り、時として対人接触欲求を満たすことが出来る
ここにおける問題は、「人間関係全てをネット上だけで賄えない」という事である
そして、目の前に相手が居るような直接的な人間関係において必要な対人スキルはネット上の人間関係では育まれない
なぜなら、ネット上では理想的に振る舞え、逃げる事が可能だからだ
そうした環境であれば、互いの主張や要求の対立が生じる事は少なく、生じても逃げることで回避する事が出来てしまう
相手に踏み込む経験の少なさによって、相手に踏み込む事への不安が発生する
その不安を正当化するために、「自分は相手を不快にさせてしまうから踏み込まない」という加害妄想が発生する
もちろん、実際に不快にさせてしまった=加害してしまった事はあったのかも知れない
しかし、そうした経験がなければそもそも相手との距離感の測り方は、対人スキルは育たないのだ
4.終わりに
ここは本筋とは関係ないが
名家に生まれた彼女は生まれつき大人に囲まれて過ごすことになる
それにより、幼い頃から礼を尽くす事を強いられ、他人に踏み込むという経験が欠如する
また同時に、名家ゆえの敵の多さから自分を守るために悪態を吐く事で距離を空ける行為を繰り返す
そうした自分を恥じて、「人と真っ当に関われるようになるまでは一人でいる」と実家を出て集合住宅で一人暮らしを始める
そこで、夏目残夏という人物に「人と真っ当に関れるようになるには、他人の中で傷ついたり傷つけたりする必要がある」と指摘される
『谷間のゆり』でヒロインにうんざりして『従妹ベット』の細かい描写で嫌になって
そのころ『ナナ』を読んで一気にゾラへ興味が移ったのだけれども
『ゴリオ爺さん』あらすじ
名家の流れを組む貧乏家庭の長男(イケメン)がパリの大学に勉強&出世の為にやってきて
最初は勉強に打ち込もうとするんだけど、コミュ力の必要性に目覚め
下宿先のワルからは、勉強しても元手となる金が無いと望むような出世は出来ないという現実
を教えられ
(芸能界や上流階級でもいるよね、有名お嬢様学校出たトロフィーマダムな奥様や
よく分けのわからない肩書きの芸能人の夫、夫や妻の知名度を利用して商売をしてる人
社交界でやっていく事を目指すが
金をかけることが必要と悟り、家族に金の無心して、「ゴリオ爺さんに金をせびる娘たち」と
同じ事をしていると気づきブルーになるが、腹をくくってこの世界に挑む
社会的に成功する為にはイケメンで高学歴かつ家柄があっても、身だしなみにかける金や
金持ちの社会でのコミュ力が無いと厳しいという現実を書いてるのが面白い
下宿先のワルのその後を書いた『幻滅』や『浮かれ女盛衰記』はまだじっくりとは読まず
パラパラページをめくっただけだけど、かなり面白い。『幻滅』は現代のネットメディアのステマ騒動にも
通じるところがある
早く人間喜劇シリーズの続きが読みたいのに市立図書館が工事で2月29日まで完全閉館
2月終わるまで続き待てない。
本屋ではバルザックあまり種類置いてないから、電子書籍で『浮かれ女盛衰記』買うか
名家の娘さんとかなら親のツテでいい男性を紹介して貰えるだろうけど
庶民の私には10代~23歳の時点でそれなりの条件で、かつ結婚意思のある男性と能動的に出会う手段なんて思いもつかないです。
ちなみに20歳のとき入会特典目当てで結婚相談所に登録したことがあるんだけど、
40歳になってもこんな男とは結婚せんわと思うようなおぞましい相手しか紹介されませんでしたよ。
(名誉のために断っておくと、顔写真を送るより以前に「マッチング」とか言って一方的に資料が送られてきた相手なので、特に私がブサイクというわけではない。)
唯一考えられるのは、大学で出会った男性と恋愛して早々と婚約しておく、ってくらいでしょうけど
それこそ運が大きいし、それが達成出来なかったことを本人のせいにはできないと思う。
確かにw
頑張って勉強して主席クラスの成績出していざ留学!と思ったら奨学金の財源が仕分けられて横からやってきた名家のボンボン(成績は普通)に留学チケット渡さざるを得なくなったくらいの状況になってからそういうことは言えって感じだなw
んーとな、顔の形そのものは普通だ、日本人に短足やチビは多いし顔の左右は歪んでない方が少ない。
経済力で言うなら中流の下の方の一般家庭ってとこだ
んでな、そんな家庭の子供が「俺が大学に行けないのはうちが貧乏だからだ」って勉強してないのに喚いてるようなもんなんだよただイケっつ人は。
そのくらいの家庭で進学できてる人いくらでも居るよって言われても
「名家の息子は勉強なんてしなくてもいい学校に進学できるんだ!不公平だ!大学は名家の息子しか進学できないんだ!!おれは大学に行けない!!絶望!!」
って言ってあくまでも勉強しないみたいな。
元増田です。
トラバありがとう。
いえいえ、そんなことないですwww。
農民、農民。すごい農民。
直系じゃないし。
ただ、江戸時代くらいの先祖のお墓は残ってたりして、古くからその土地にはいました。
根本的には命の繋がりなんだろうけど、見えやすい象徴として姓というのはあるのかなぁ。
まあ、農民なんだから、明治くらいに適当につけてもらったものなんだろうけど。
じゃあなんだといわれれば、繋がりへの思いということかな。
自分は、自由になりたいと思ってないんだろうね。
繫がりたい、繋げたいと思ってるんだと思う。
自分が生まれ育った場所、そして自分に命をつないでくれた人が生まれ育った場所は簡単に捨てれないと思っている。
そこを失うことを考えると本当に辛いんだよね。
ま、上手く答えになってないけど、”古い人間”ってことじゃないかwww。
だから、今の考えは、夫婦が別姓であるのはかまわないが、子供は自分の姓以外は認められないという結論かなー。
押し付けることになるだろうね。
自分の考えを。
めんどくせー。
元彼の夢を見てしまったのでちょっと書いてみる。
友人の後押しもありあっさりと交際に発展した。
好きで好きでたまらなくなっていた私は現実が見えてないただのクソガキだった。
早々に初体験を終わらせどんどん夢中になっていく私に反して
相手の態度はいま一つ。
やきもきした私はお決まりの言葉「私のこと好き?」と
何度も聞くことでなんとか心を保っていた。
でも心のどこかで私のことを好きではないことに気づいていたし
この質問を投げかけるたびに相手がうんざりしているのもわかっていた。
しかし嘘でもいいから好きと言ってもらいたかった。
相当なマザコンでにわかオタだった。
基本的にまわりに私がオタ趣味があることを隠していた。
しかし相手は私がオタであることを知るや否やにわかオタっぷりを爆発させ
などとほざいていた。
メジャーな作品だけ見てうはwww俺オタクwwwwwwwwwwwww
みたいなキャラだったのだ。
今思うと痛々しいことこの上ないが、
付き合っている時には見て見ぬふりをしていた。
あばたもえくぼというやつだと思う。
そんなコミュ力に欠ける人だったので(でも自称友達多い男)
私を傷つける言動や行動はすさまじかった。
私が処女と知りながらなんの労わりも無く乱暴に扱われた初体験。
狂った金銭感覚。
食事をおごってもらったのは初デートの時のスープ一杯199円だけだ。
自分の友人や私の友人が働いている店に行くと
さも自分が払ったかのように見せかけ別れ際に代金を請求した。
お金がないのはお互い様だし割り勘でも私は基本的に気にしなかった。
けれど彼は決してお金がないわけではなかった。
大学は奨学金など貰わず車も与えられバイト代はすべて自分のおこづかい
そりゃあ食事もマックで済ましたくなるよね。
こんなお互いを思う気持ちが一方通行な私たちだったので
別れの機会は何度も何度もあった。
友人を含めた5人くらいでの食事会の帰り、
「増田ちゃんはあかるくておもしろくていいね」
とってくれた彼の友達に対し彼は
「いつもこんな明るかったら俺も楽しいけどね。てか俺付き合い始めこいつのこと好きじゃなかったしね~」
と言い放ったのだ。
私は固まって言葉も出なかった。
一度別れた時も
「増田じゃないと駄目だと思えない。他でもいいような気がする」
のようなことを言われ
3日間食事もできず家族とさえほとんど会話もできなかった。
それなのに
「やっぱり携帯がならなくてさみしい」
と言われ馬鹿で最悪で愚かな私はよりを戻したのだった。
他にもたくさんの暴言があるが割愛。
そして本当の別れの時。
原因は今もよくわからない。
「とりあえずお前がすごくウザイと感じるようになった」
「別れてくれ」
「めんどくさい」
まぁそんな言葉の羅列
愚かでした。
私のせいで傷つけた人もいます。
ごめんなさいなんて言葉では足りないけど本当にごめんなさい。
いまだに怖くて恋愛に踏み出せません。
いざとなると心の傷が痛みます。
こんな糞な文章みてくださった人がいらっしゃいましたら
本当に本当にありがとうございます。
私がこの恋愛で得たものはなんだったんでしょうか。
失ったものははかり知れませんが、
みなさんもどうかどうかパートナーを選ぶときには慎重に選ばれてください。
何事も失敗してみるのが経験かもしれませんが
心の傷はなかなか癒えませんから。
過去、母系3世代で一緒に住んでて、苗字3つあったけど、ぜんぜん面倒じゃないよ。面倒そうに見る人って、家族間で苗字で呼びあうとでも思ってるんですかね。マスオさんに対してフネさんが「フグタさん」なんて呼ばないのと一緒で、関係ないよ。
うちじゃ、「おばあさま」「おじいさん」「おかあさん」「おとうさん」「花子さん(←自分の妻: 仮名)」「太郎君(←義理の弟: 仮名)」だから、それこそ苗字が同じか違うかなんてどうでもいい。それより、同じ釜のメシを揃って喰うことのほうが大事だよ。
さらに義理の祖母が名家の出なので、祖母の旧姓まで日常的に飛び交うわけで。他人から見れば、「(その人個人から一番親しい人の姓)の○○君(あるいは単に、お婿さん)」で終わりだし。