2013-05-29

メンヘラーが、一流企業数社から内定をもらうまで

この話は、後輩へ向けて書く。

特に精神の弱い人(と、自覚している人)へ向けて送りたい。

できるだけ正直なところを書こうと思う。

メンヘラーもいけるじゃん!みたいに思ってほしい。

実際、メンヘラーの強みってあるとおもう。

からメンヘラーは最後まで読んでほしい。

就活不安を感じているメンヘラーは特に読んでほしい。

個人的な話と、メンヘラーがどうすればいいか、について書く。

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自殺しまくるまで。

私は田舎で生まれた。

大学生になって初めて自覚したが、地元では結構名家だったようだった。

両親は高卒であったし、そんな自覚はないまま育った。

小学校中学校での成績はよかった。

自分勉強しなくても、試験結果ではいつも上位にいた。

高校は、地元進学校へ行った。

自分自身で勉強をする習慣はなかったし、勉強も全く好きではなかったため、二回目のテストときには、学内偏差値40くらいになった。

高校では、目立ちたがりだったこともあり、私のことを嫌う人もいた。

掲示板で名指しでディスられたりしていた。

そのほかにも、強いプレッシャーを感じたとき、なにかのどにものがつまるような感覚を覚え始めた。

これが一番最初の、メンヘラーな兆候だったかもしれない。

でも、高校生ときは、大体は充実した生活を送っていた。

高校三年生の時に好きな人ができた。

ちょっと病んでいる人だった。

一ヶ月くらい、よく一緒にいた。

でも、その人は、突然自分と距離を置き始めた。

恋愛を知らない私は、非常に混乱した。

いかけた。

すごく強烈な執着だった。

そして私がその人を追いかけていることについて、その人は、それが疎ましいのだと

ある友達グループで言っていたようだった。

私は、それを裏切りであると感じた。

そのくらいから、私は自分の手首をきるようになった。

自分存在価値は、すべて好きな人が掌握していた。

勉強なんてしていなかったから、浪人した。

浪人中も、過去のことが頭にちらついて、よく手首をきった。

浪人中に文系に切り替え

そこそこ勉強してそこそこの都内私大合格した。

ちょっと話が飛んで、大学二年生。

当時つきあっていた人がいた。

その人もまた、少し病んでいた。

病んでいる人スパイラルの中で、まぁいろいろあって、自分自殺しようとしていた。

首つり。

何十回も試行し、何回目かに、逝きそうになった。

でも、結局逝けなかった。

それが、大学二年生の秋くらい。

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②回復するまで

そのときに、一冊の本出会う。

なんてことはない、ある社会科学学問の本だ。

読み進めくうち、久々に、こころのどこかがわくわくしていることにきづいた。

私は、その本の著者にあいたいと思った。

そして、実際に著者に会った。

たくさんの話をした。

その時には、いつの間にか、社会科学に取り付かれていた。

そして、社会問題についていろいろ考えるようになっていた。

だんだん意識が高くなっていった。

ビジコンに出たり、ベンチャーインターンを始めていた。

賞をとったりすることもあった。

意識高い自分が完成していた。

夏のインターンに積極的に参加した。

就活は、かなり楽だった。

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メンヘラのいいところ

以上はどうでもいいし、ありふれた話であるし、「お前はメンヘラじゃない」みたいな突っ込みがたくさん飛んできそうな内容である

ここからが本題。ロジカルなことは言うつもりはないし、全部感覚で書くけど、自分が思ったことを書く。

メンヘラのいいところ

それは、空気が読めすぎるし、人の気持ちがわかりすぎるところ

もうこれにつきる、てかこれしかない。いやそう思わなくちゃメンヘラとしてやってられない。

でもこれは真実だ。

メンヘラは、要は自意識過剰なのである

自意識過剰とは、自分内面について、無駄に多く思考しているということである

すると何がおこるかというと、

いいのもわるいのも、自分自身のいろんな感情パターンに触れることになる。

そうすると、相手を邪推する能力が跳ね上がる。

相手の行動の意図について考えを巡らせることを、自然に行ってしまうのだ。膨大な相手の心理の仮説をたて洗い出しているのだ。

そして、多分本能的に、自分にとってマイナスな仮説を重視するようになる。

そして勝手精神的に参るのだ。

から順番としては

自意識過剰(これは生まれつきでどうしようもない)→邪推疑心暗鬼マイナス思考メンヘラ

という訳である

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それがどう就活に結びつくのか?

就活クリアすべき要素を分解すると

1ウェブ

2ES

3GDとか

4面接

んで、就活成功確率をあげるものを上から3つ並べると

1おもしろ(すごい)エピソード

2面接でロジカルに話せること

3自己分析を土台とした、明確な将来像を持つこと

メンヘラの強みは、上にもある通り「空気が読めすぎるし、人の気持ちがわかりすぎるところ」だ

これをどこで活かせるかっていったら、GD面接

GDではその場の感情を読むこと

そんで、結論を出すことを忘れないようにしながら、空気を読むタイプリーダーを演じろ。

これは、他の人にも話を聞いてみて思ったが、メンヘラ経験のあるやつが圧倒的に強みを発揮できるポジションだ。

空気を読める力はあるが、それを表明して、リードする力が不足しているやつ

いまからでも遅くないから、何かリーダーシップ経験を積め。

それも、自分が心からわくわくできるものしろ

難しいことじゃない、何か自分でゴール設定をして、それを達成しろ

それも、自分ユニークものしろ

なんでもいい、映像とるとか、ちょっとした勉強会開くとか、友達カブトムシとってきてそれを駅前で売るとか

リーダーシップ(頭の中にあるものを、必要があれば他人を巻き込んで実現する能力)は、そういう風に体を動かさなければ絶対に身に付かない。

大事なことを繰り返す。

メンヘラーには、人の気持ちがわかるという貴重な能力を身につけている可能性が高い。

その能力を存分に発揮できるように、何かリーダーシップ経験を積め。

精神を病んだこともなく、大学でウェ〜イしている人たちにはない能力が、やんでいるお前にはある。

ますぐ、自分の病んだ心を、すこしでも反らしてくれるものを見つけろ、見つけろてか、すでにあるかもしれないから、気付け。

なければ、しつこく探せ。アタック回数が多ければ、それに出会う可能性もあがる。

そのわずかなわくわくを大事しろ

そこを糸口にして、なにか自分ユニーク経験を積め。

それができたときにはもう、就活は、自己実現の手段でしかなくなっている。

以上。

実際はもうちょっと修羅エピソードもあるが、適当にぼかしてある。

強調したいのは、自分がまじで精神がもうちょっと振れていたら死んでたかもしれないくらいどうしようもないメンヘラだったってことだ。

ちなみに今でもたまにぐじぐじしたりする。

  • どーも 後輩に貴重なメッセージのところ、申し訳ないが、おっさんのメンヘラ。で、ニートってかヒモやってる。 それは、空気が読めすぎるし、人の気持ちがわかりすぎるところ ...

  • あなたの言うメンヘラーって、ただの自己愛性パーソナリティー障害のこと?それ病気じゃなくて「性格」の問題だから。 本当に病気として苦しんでるメンヘラに失礼だろうが。

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