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2009-04-17

日本人であるがゆえに差別を受けてる私が来ましたよ

在日の方々はご苦労が多く、減ってきたとはいえ、差別偏見が未だあることがここ数日の増田での在日朝鮮韓国人の方々の)声でわかりましたが、私は純日本人であるがゆえに、差別されてると言ってもいいと思います。

私の家はいわゆる名家なのです。

実際のところ、私は分家人間だし、父は普通サラリーマン、しかも高卒で、普通すぎるくらいに普通の家庭なのですが、うちの周りでは名字を名乗っただけで、”××家のお嬢様”とか言われて、マジうざいんですわ。

母の家は農地改革で田畑全部取り上げられて、貧乏まっ逆さま。

家名を継ぐ男子もいなかったので、家系断絶。

私は中学までは公立でしたが、一人っ子だったのもあって、高校からは私立に行きました。大学も私立。

正直、ここらへんが一番心地よかった。

同じような環境の子が多いから。

(そんなわけで民族学校に通わせる気持ちもわからなくはない。)

けど、一歩学校から出ると、お嬢様はいい学校に行けていいわね、的なことを言われて、バッカじゃねーの、と思うことが多く。

お嬢には”在日特権”みたいなのがあると思われてるみたいで(つか、”在日特権”なんて言葉はここで初めて聞いた)、学校も優遇されて入学できると思われてるらしい。

んなもん、財力次第で入学を制限されざるを得ない玉○とか和○とか芦○とか一部でしょ?(しかも大学としては大したクラスじゃない)

あるいは皇族くらいじゃん。

学校先生が、”いつも成績票ぶら下げて歩くわけじゃないんだから、成績より品性が大切”みたいなことを言ってたことがあったけど、”先生、家名が勝手にぶらさがってくるのですが(ついでに制服も)”と言いたかったね。

どうせなら、成績表も一緒にぶら下げたかったよ。

コネ入学じゃないですから! って代ゼミあたりが証明書出してくれないかね、まったく。

で、会社に入れば、流石に世界広いしそんなこと言われないだろうと思ったら、会社にうちの近くで営業してたような人が結構いて、またお嬢伝説復活ですよ。

それで影でコネ入社とか言われるんですよ。

あー、ウザい。

在日の人や、他のマイノリティの人に比べたら、軽ーい差別だけど、自分努力をそのまま認めてもらえないのは嫌なもんだよ。

ていうか、貧乏だろうが金持ちだろうが、家系国籍がどうだろうが、後ろ指さされる系の差別はされるんですよね。(制度面の差別はおいといて)

私の経験から言うと、差別したがる人ってのは、生活レベルが中の下以下の人が多い気がする。

で、差別しない人がどういう人かというと、中の上以上の人じゃないかな。

金持ちケンカせず”って言うし。

つか、”在日特権”とか”コネ入学”とか、都市伝説信じちゃうあたり、コンプレックス丸出しじゃん。

金持ちで嫌味なババア”をステレオタイプとしちゃうのも関連あると思うね。

んで、格差社会と言いつつ、日本はまだまだ国民総中流なわけだが、その中でも細かい区分を作りたがって、誰かと自分を比べたがるのが人間って生き物のようだから、きっと、差別って永遠に無くならないと思うな。

土地取り上げられたご先祖様(といっても、おじいちゃんくらいの世代)カワイソス

差別を受けてる人は、そんな妄想差別をしちゃう人を哀れに思うと楽だよ。

よく言われることだけど。

私は今でも”お嬢様はいい人と結婚してすぐに会社辞めちゃうんでしょ”とかいう前時代的差別を受けたりしてるけど、会社でしっかり働いて、家柄と関係ない(笑)成果出して、自分自身を勇気づけてます。(まだまだ満足はしてないけど。)

差別受けてる人たち。

真実を見据えて、しっかりと自分を持って、差別なんて蹴散らしてやろうぜ。



おそらく、なんの差別もされてない人なんて、この世にはほとんどいないと思うんだけど、ね。

2007-07-10

うちのおばあちゃんの人生を淡々と書いてみるよ

うちのばあちゃんの場合。

幼児期に、医者であった両親を亡くす。当時の流行病が原因と言われている。

祖母、妹、弟はバラバラとなり、別々の家に引き取られる。それぞれそこらへんの地主の家だった。

祖母を引き取った家はとある名家の分家で、本家筋の出戻りの奥さんと、養子に入った旦那さんの間に子供がなく、祖母が養女として家を継ぐことに。

継母は「なんにも気が付かない人」で、着物は着たきり雀、自分で作ったりもしたという小学生時代。継父は「いい人じゃった」が早くに夭逝。

女学校に入学、16歳で卒業と同時に(「腕を引っ張られて、無理やりつれていかれ」)11歳年上の祖父と結婚。祖父は本家筋であり、婿養子に入る形で分家を相続

祖父は県庁所在地で勤務するも、終戦後の農地改革で農地がかなり接収された上、不在地主はさらに土地が没収されるとなり、地元にもどる。

農作業をしたことのない祖父は農業をせず(営林署かなにかに勤務)、祖母のみが田畑に出て働く。

子供ができたのは遅かったが、長男・長女・次女・三女にめぐまれる。

長男が東京の(浪人しつつ)医大に進み、中学から数えて計13年間、仕送りを続ける。

下の三人も東京大学に進ませたため、家計はいつでも火の車。

長男、同郷の人間を妻に娶るも東京から戻らず。

11歳年上の祖父、喜寿を目前に逝去。以後10年間、畑をしながら独居。

祖母が90を超えてようやく長男が帰郷

長男は図らずも、祖母の両親が死んだ原因となった流行病の権威となった。

94にて大往生

昔の人は普通に生きていてもドラマティックですごいと思った。

2007-06-25

童貞処女について

ヒンデュー教の外人の友人と会った。彼は20代にしてインターネットを使ったビジネスを成功させとても金持ちだ。

ビジネスの内容は今一理解はできなかった、しかしシンプルにして高価な家具が並ぶ部屋を見ると

確かにパソコンから彼のポケットへお金が這い込んでいるようだった。

彼のとても大きなテレビの脇にアダルトDVDが置いてあった。洋物のキツメなDVD、海外からオンラインで買ったらしい。

何か意外な気がして「AVは好きなのか?」と聞いてみた。彼はニコリと笑うと隣の部屋に案内してくれた、

そこには本棚いっぱいにアダルトDVDが並んでいた。「日本人もあるぜ」と自慢するわけでもない、当たり前のように教えてくれた。

なぜこんなにアダルトDVDを持ってるんだ?と聞いた。

彼は宗教的な理由で婚前セックスを禁止されており、さらに彼の国ではアダルトDVDは禁止されており

その反動アダルトフリーの国に来ると買ってしまうそうだ。

彼はいつも酒も飲まず知識欲を満たすためかのように貪欲に知識をスポンジのように吸収している。

名家の生まれであり、とても賢く、大概のことは知っており、彼なりの哲学を持って生きている。

パソコンインターネットがあれば世界のどこでも生活でき、そういう生き方を選び世界を回っている。

それが僕に掴みにくい印象を与えてた。

しかしこのアダルトDVDの一件以来初めて身近な存在に感じた。

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