はてなキーワード: メガネ男子とは
Disclaimer: 刺さる人に刺さればよいので、「こうすれば良かった」「ここが悪かった」という意図はありません
『トラぺジウム』が連日満員になるには、見終わった人が満足し、リピートしたり口コミでおススメ!と広めたりする必要があった。なぜそうならなかったか。
主人公の欲望が冒頭では謎、なのは構わない。東西南北集めたい、というのは観客を引き付ける謎だろう。
だが、なぜその欲望が生まれたか、源がわからない。 アイドルになりたいという表層の奥に、原始的・普遍的な欲望が存在する必要があった。
”すべての登場人物には、一杯の水でもかまわないので、何かを欲しがらせること。” という格言に含まれているのが、水を欲しがるというの原始的な欲望であることに注意すべき。
オフチョベットしたテフをマブガッドしてリットにしたい、という欲望の奥に、他人を幸せにしたいとか、自己実現したいとか、生き残りたいとか、そういった欲望がなければ観客は共感できない。
主人公は努力をしていない。計算ノートを書いたりテニスをやらされたりC言語の勉強してる人と会話できる知識を身に着けたりプールを借りたりダンス練習するのは努力にカウントできない。正確には葛藤・選択をしていない。
文化祭でライブを3人に見せアイドルに興味を持たせることを失敗するのも、ボランティアでグループが分かれてしまうのも、メンバーの恋愛バレも、失敗は天災のようにやってくる。(成功も青空のように自然現象のように迎えにくる。)
南の高校にダサい制服で入ったら死ぬ、テニスをやらされたら死ぬ、プールを借りられなかったら信用を失う、高専の萌え袖に付け焼刃の知識がばれたら仲間に入ってもらえない、アイドルになれなかったら〇〇しなくてはいけないとタイムリミット付きで母親に迫られる、メガネ男子に協力と引き換えに何か犠牲を払わなくてはならない…
そういった成功するかしないかわからない場所に立たされないし、選択もしない。観客が応援するポイント、ハラハラするポイントがないのだ。失敗は選択の結果であるべきだ。
そして成功したと思ったらさらに悪い事態に結び付くエスカレーションが望ましい。
1-C:悪人だった
東も完全な悪人ではなく、最後の方の回想で「小学生のころいじめられっ子を助けた」という観客には開示されていなかった過去が明らかになる。これをもっと前倒しし拡張する。
例えば、最初のガラガラのローカル線で(そこそこ露悪的な要素も入れつつも)困っているおばあさんを助けるシーンを入れておけば、いじめられっ子を助けたシーンも生きてくるだろう。
主人公が悪人の作品でもヒット作はある。主人公よりもっと悪い人物を出すという手段もある。芸能事務所とかテレビ局の大人にその役割をあてるとか。
仮説2:主人公が成長しなかった
誤った欲望が潰えて、正しい欲望に気づくというのが王道シナリオであろう
アイドルになりたかったのは子供のころ見たアイドルAさんが素晴らしかった>私もあんなアイドルになりたい>東西南北(仮)を踏み台にしてなるアイドルはAさんとは程遠いものだと気づく>間違いだった>初心に帰る とか
仮説3:
ハッピーエンドではなかった
「エロくない」
→今回は絵柄ではなくシチュエーションと構図の問題だと思う。萌え絵好きな女も多い(多数派かは別として)
「男に見向きされない女の嫉妬」
→これ、性的に見られることを勲章だと捉えてる男性が一部に居て、そこで食い違ってる気がする…。
・もともとタイツフェチに向けたブランドなら問題無いプロモーションだった。
・学校の制服業者が同じプロモーションをやれば同じように燃える。
・でもZoffがメガネ男子プロモをやったら燃えないかもしれない。
・ガリガリ君のプロモで、溶けたアイスがおっぱいにかかってたら燃えると思う。
・下着ブランドで同じことをやったら燃え…るかもしれない(ブランドによる)
・アニメ系の絵柄はやっぱり苦手な人もいる、女性向けのファッション誌ではシンプルな絵柄が好まれる(肉感的ではない、スタイルがいい、)
・「靴の踵がすり減った女」「服装のだらしない女」を狙えと本質的には同じ
・男女問わず、興味も無いのに出会いを目的として趣味の場に踏み込んでくる人間は嫌われる。
・男女逆で「理系男子は女慣れしてないから狙い目!」は叩かれない?チョロいから狙い目ですよって言われりゃ男女問わず不愉快。でも何故こちらは許されがちなのか。
→草食系男女ブーム、優しい男、線が細くて眼鏡の似合う知的な男が好き、一定の需要がある。塩顔、しょうゆ顔や、体育会系、文化系のような好みの問題として許容されてる?でも男のおとなしい女子が好き、は昨今叩かれがち。
→言葉選びがマズい。
→属性の規模によっては忌避感がある?ハンドメイドは今の時代ややマイナー趣味、でもこれが編み物女子、陶芸女子だとピンポイント過ぎて「そっか」って感じでは?釣り女子アウトドア女子だったらどうだろう、やっぱりモヤっとするだろうか。理系男子…は実質メガネ男子ぐらいに相当するので、メガネ女子を狙え、ぐらいのものか。
知っている方は少ないと思われるが、80年代後半に新潮社のウィングスで不定期連載している、漫画が好きだった。
新道高校の二年生の男子三人組が学園内の助っ人を便利屋と称して小遣い稼ぎしているお話。連載されている漫画の系統としては白泉社の花とゆめに雰囲気が似ていたが、BL色は控えめで、親の前でも読みやすかった。
三人組のメインキャラを紹介すると、
連載が終わって30年たち、読み返してみると、ひょっとしたら、このキャラクターは、この漫画の人がモデルかなあと思い出した。
熱血感の本田高弘→島本和彦の炎の転校生、滝沢昇。両者ともスポーツマンであり、頭に鉢巻きをしている。ちなみに炎の転校生も学園便利屋もOVAも出していて、滝沢昇役も本田高弘役も関俊彦氏。
元不良の川崎享→新沢基栄の奇面組、似蛭田妖。彼も普段はクールで温厚。カラーだと髪の色が緑色であり、髪型が類似している。似蛭田のバイクはカワサキ。声優さんは違う人なので本田高弘ほど類似点は乏しい。
そして、自分が一押しだった、メガネのインテリリーダー、鈴木斉のモデルがわからなかった。並外れて頭がいいけれど人に対してあたりがキツく皮肉屋で詭弁が多い、勉強だけでなく身体能力も高くオールマイティ、彼にメロメロな彼女がいる。そして、メガネを外すともちろん美形だ。一筋縄ではいかない魅力の彼のモデルは誰なのか。OVAで鈴木斉役をしていた、古川登志夫氏の役から辿っていくと、性格的には諸星あたるが近い。メロメロになってくれる彼女持ちだし。だが、諸星あたるはメガネ男子じゃないのだよ。屈折したメガネ男子のモデルにしては、彼は翳りがなさ過ぎる。次点で、究極超人あーるの、鳥坂先輩の線も考えた。メガネの下の素顔は原作内では、ごくわずかしか機会がないミステリアスさ、私生活の匂いはまるでしないのに、小学生の彼女がいる。ロボットを担いで肩の上でホールド出来るほどに身体能力が高い、だが、頭は良くない。……弁はたつけど。これといった決定打がないまま、あたるか、鳥坂先輩かと悩んでいた。ふとYoutubeで、ななこSOSを視聴したとき、ピンク色のパーマをかけたロングヘアーのメガネの青年が出てきたのだ。記憶喪失の超能力少女を舌先三寸で、自身の家に連れ込み、スーパーガールカンパニーなる、秘密結社を作り上げ、世界征服を企む少年。こいつだ、こいつが、鈴木斉だ。「誰も悪い事ができないよう、先に我々が世界征服をしておくのだ」この詭弁、カッコいい!こういう得体の知れない雰囲気が、女の子も男の子もついていきたいと思わせてしまうのだろうな。記憶喪失の超能力少女もメロメロになってるし。見たい、この少年をもっと見たい。ちなみにモデルの少年の名前は、四谷永一郎。ピクシブで彼の作品を漁ったけど、二件しかヒットしなかった…。それはそれとして、初恋の相手の鈴木斉のモデルをこの人ではないかとおぼろげながら掴んだ嬉しさでいっぱいだ。四谷永一郎の声は、古川登志夫氏ではなく、三ツ矢雄二氏だった。……まあ、声の質は、近いっちゃ近いよね?
これは片山愁先生がモデルはこの人だと断言していなくて、古のやおい好きが、勝手な憶測をしただけど、モデルを妄想してとても楽しかった。
蛇足だけど、なぜ、ななこSOSを視聴しようと思ったか?それは、私が谷山浩子さんのファンで、「恋のたまご」がななこSOSのイメージソングで使われていたときいたから。
「背中で泣いてね、思い切り決めてね。そんなあなたを後ろで見つめていたいの」という歌詞が、ベタ惚れのダーリンを持つ、女心があっていい曲なんですよ。ニコニコ動画に置いてあるので、よろしければご視聴ください。
2年前までは婚活パーティーで誰からも相手にされず童貞だった私ですが、いい人と巡り会えてついに結婚しました!おめでとう!ありがとう!
●高いオシャレな?服を買った
高い服ってコスパ悪くね?
婚活に着ていくために買ったが、受けが良くなったとは感じなかった。
1000〜2000円な服でも一緒。
着こなせる人羨ましい
効果:なし
私は昔からニキビ跡がコンプレックスで、顔中凸凹だったので購入してみた。
3ヶ月ほど試したが効果なし?見た目が変わったと思わない。詐欺だ。
まあ、清潔にするのは大事だよね。
●風俗に行った
効果:高
どうていだったぼくは、ただしいせいのちしきをみにつけました。
付き合う前に行っといてよかった。
●趣味を無理やり作った
プチ栽培ってなんですかーって100パー聞かれるので話がよく弾んだ。プチ栽培ありがとうもうやってないけど。
効果:絶大
http://anond.hatelabo.jp/20160613091056
こんちゃす。
その節はありがとうございます。
それぞれみているうちにオヤと思いました。
あとはすでにみてましたがベイマックス。
【追記】
LEGO ムービーのエメット →2段ソファーですね。LEGOは発明の第一歩です。
キテレツ →日本だと彼が代表格ですね。映画化してもよさそうなものですが。
Stein's;Gate →ゲームは持ってます。かなり寝かせてます。近いうちにはじめます。
天才スピヴェット →知りませんでした。面白そうです。
バックトゥザフューチャー→ドク以前、ドク以降って、発明家像の変化ってありそうですよね。
グレムリン→枝葉はキレイに忘れてます。見た記憶はあるんですが。ちょっとチェックしてみます。
animation innovator→アニメのエライ人達ですか。
デクスターズラボ →カートゥーンネットワークですか。面白そうです。
Dr.スランプ→そうか。ブルマがありなら当然こっちも出てきますね。主役ですし。
風立ちぬ→風立ちぬの主役は発明少年の現実化みたいなところありますね。
ラピュタ→ラピュタのドーラの船の細かい工夫はそんな匂いします。
美女と野獣 →美女と野獣はみてないですね。留意しておきます。
ムカデ人間→そういう映画だったのですか。みてないです。マッド・サイエンティストまで広げるとけっこう風呂敷広がりますね。
リックアンドモーティ→ちらっとみました。なかなかのクレイジー度合い。
さいてっく赤岡くん→ほのぼのしてますね。大人の科学なんかに載ってそうな。
ジュラシック・ニューワールド→ジュラシックシリーズはアマゾンプライムビデオであるのでおいおいみていこうかと。
フランケンシュタイン→博士と発明家の境界線は少年かどうかですかね。
ヒューゴの不思議な発明→予告編みました。綺麗な画面ですね。
ナディア→ジャン少年っすね。魔女宅のトンボとごっちゃになったりします。
スチームボーイ→画面はそうとうすごかったけど話はなにも覚えてないですね。
スピヴェット→これもヒューゴ同様3D映画っすね。おもしろそうです。ロードムービーっぽくもありますけど。
なんか眼鏡かけた男の子のイメージが強い→メガネ男子のニーズもあるのでしょうか。
オクトーバースカイ→邦題「遠い空の向こうに」っすね。あさりよしとおさんの「夏のロケット」や「王立宇宙軍」的な。やっぱ発明少年のポイントは青春ですかね。
ビューティフル・マインド→実話モノっすね。
イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密→これまた実話モノ。両方おもしろそうです。
劇場版キテレツ大百科→劇場版はともかく90分スペシャルのOPとEDは細野晴臣作曲なんだな。
アイリスへの手紙→ジェーン・フォンダの?これって発明少年が出てくるのですか。
フィニアスとファーブ→カートゥーンですね。ディズニー・チャンネルは良さげですね。
ドクター中松のドキュメンタリー→ガンとかおっしゃってましたね。どうなったのだろうか。
バグズ・ライフ→ アリの発明家は変わってていいです。ピクサーなんですね。
天才少年ジミー・ニュートロン → 見れますね。やはりテレビシリーズとしてアメリカのちびっ子にはおなじみというカタチなのか。http://www.nickjapan.com/character/jimmy/
トゥモローランド→ディズニ-の?と思ったらそうでした。映画もあるんですね。
ホーム・アローン3 →あのシリーズは発明少年と親和性は高そうです。
小さな恋のメロディ→甘ったるい恋愛映画でビージーズのってくらいの印象しかなかったので意外です。まあ、本枠はそうなんでしょうけど。
サンダーパンツ!→あ、これはおもしろそう。おならが出る友人のためにおならで空を飛べるパンツを作る話だって。
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い→意外なところです。タイトルはかねがね。
Mr. インクレディブル→みた記憶があるんですが思い出すためにもう1度みてみます。
八十日間世界一周→ここいらが元祖って感じありますよね。ジュールベルヌは罪作りだ。
グーニーズ→ ゲームしかやったことないです。出てきそうですね。ずっといつかはみようと思ってる映画のひとつです。
エクス・マキナ→この映画は発明云々は別としてもいつかみたいなと思ってました。
フラバー→ゼルダ好きのおじさん主演ですね。アレな映画として紹介されてたコラムを読んで、ドジ博士の珍発明ってそれだけでジャンルありそうと思いました。Dr.スランプもそうですし。
スパロボ→スパロボに出てくるような博士の仕切りっぷりはスゴイですよね。戦闘指揮までしてる。
「自由だあああああああああああ!!」→犬井ヒロシ?
「スティーブ・ジョブズ」→ここまでくると孫 正義もビル・ゲイツも発明家ってことになりそうです。
ジュブナイル→ありましたそういうの。香取先生はいつごろからこういうイロモノを引き受けるようになったんだろう。
グレートウォリアーズ欲望の剣→「ロボコップ」以前の鬼畜悪趣味全開路線の頃ですね。いわれてみればロボコップの製作者も相当にマッドサイエンティスっぽかったです。
ケロッグ博士→エロいのか。みたいなと前々から思っていたのです。ケロッグ好きだし。
ウォレスとグルミット→欽ちゃんの声を最初に思い出してしまう派。
ゴーストバスターズ→これも後世に与えた影響が大きそうです。
パシフィックリム→おかしな怪獣に、おかしなロボットに、おかしな科学者てんこ盛りの趣味趣味映画でしたね。
ミクロキッズ→発明家の父親の発明によってドタバタに巻き込まれるってのは1パターンとして確立してますね。「スパイキッズ」もその手の発明品がたくさんあったような。
ロケット団→タイムボカンシリーズの三悪からの派生でしょうかね。
トランセンデンス→マッドサイエンティストものと少年発明家の境というのは興味深い考察ができそうですね。
秘密結社鷹の爪→そういう話だったのか。島根の観光大使ほか、CMでおなじみという印象が。
ガンダム・オリジン→ミノフスキー粒子を発見したミノフスキーってオリジンだと出てるんですね。知りませんでした。
天国からの中継→高橋幸宏さんのアルバムにこんな曲入ってたと思ったらインスパイヤ元だったのですね。
戦国コレクション→平賀源内モチーフに発明家ネタってマンガだといっぱいありそうです。
鉄腕アトム→マッドサイエンティストがたくさん登場しますよね。
モロー博士の島→これも源流なのかもしれません。
タイムマシン→これまたジュールベルヌ。アメリカの藤子不二雄っすね(逆)。
ヒステリア→実話なんですね。すごいあらすじ。「 「大人のおもちゃ」として知られる電動バイブレーターが19世紀末に女性のヒステリーを治療するために発明された医療器具だったという実話」
HINOKIO→これは発明家なんでしょうか。後付で実話になったようで。wikiによると。
武器人間→今考えると貴重な大山のぶ代参加作品。映画はかなりアレでしたね。
僕らのミライへ逆回転→すごくいい映画ですけど、これはさすがに発明家ではないんじゃ?
タイピスト!→タイプ早打ち映画。発明家関係無しでおもしろそう。
ゴジラ→オキシジェンデストロイヤー作った人ですか。
アメージング・スパイダーマン→主人公はかなりガチのコスプレイヤーってことじゃ?
おまかせピース電気→お、大好きな作品です。すっかりサッカーの人になって残念です。
ということでありがとうございます。全レスは無謀でした。
そういうツイートをフォローしている皆さんは普通にご報告なさる。
結構な事だとおもう。
美しいもの、かわいいものを見て癒やされたり、嬉しくなったり、チンコが立ったりする。
人として健全なありさまだと思う。
俺は性的な視線の暴力や政治的な正しさをうんぬんするつもりはない。
でも、それ以前の問題として
ダメなんだ。
その態度がダメなんだ。
すれ違う他人を自分の価値基準で勝手に自分の世界観に取り込む、
その無神経さがイヤなんだ。
そういう行為を残酷だと考えずにネットという場に書きこんでしまう、
でもとにかくイヤなんだ、ダメなんだ、怖いんだ。
ほんとうによくわからない。
一番近いのは、優しげな飼い犬とかが時折一瞬だけ見せる野生の獰猛さに「ああ、こいつも動物だったんだ」と感じる瞬間かもしれない。
こいつも動物だったんだと。無害ではないんだと。
もちろんtwitterでこんなことは言えない。リアルでもいえない。
みんなやっていることで、社会的にも悪いことだとはされていない。
右翼だろうが左翼だろうがオタクだろうがリア充だろうがパンピーだろうがフェミニストだろうがラッパーだろうが誰だろうが、
みんなやってる。
そこに罪悪感を誰もおぼえない。そして、おそらく、この場合はそれが正しい感性だ。
間違っているのは俺の方だ。
です。
久しぶりに恋に落ちた。
スペックはアラフォー独身の一人暮し。彼氏なんてこの10年以上いない契約社員だ。
自宅の最寄り駅で物凄く体調不良になって駆け込んだ病院から、手に負えないって事で少し遠くの病院に救急搬送された。
いろんな検査をされて病名がわかると、重症と診断されて集中治療室に運ばれた。たった一人で運ばれた知らない病院で心細くなり「このまま寂しく死ぬのかな」なんて泣いたりしたのを覚えてる。
一晩中生死の境をさまようと、投薬の効果でだいぶ楽になり、死ななくて良いんだとほっとした。そんな時に救急対応した医師が私の元に現れ、彼は私に現在の気分を尋ねると、現在の私の状態や翌日行う検査内容について説明した。どうやら私の主治医は彼らしい。一通り説明して立ち去ろうとすると、振り向き様に「投薬の効果でだいぶ数値が改善しているはずです。検査の結果を楽しみにしていてください。」と言って私の元を跡にした。
その瞬間、様々な管に繋がれて身動き取れないベッドの上の私に衝撃が走る。徐々に体中が熱くなり、動悸が収まらない。「え、何これ!?」と混乱する中で必死に理由を考え、「これって、もしかして恋?」と気付いてようやく落ち着きを取り戻した。
それにしても、色白で華奢なメガネ男子好きの私が色黒でヒグマみたいな主治医を好きになるなんて、きっと病気のせいなんだろう。恋は出会い頭にくるから困る。
そこからは、主治医が私の元に現れる度、良く観察するようになった。恋に落ちる前はあまり意識して見ていなかったけど、私と同年代らしく、結婚指輪はしていない。それがわかっただけで舞い上がった。
症状が改善して一般病棟に移ってからは、携帯で主治医の名前を検索して、Facebookに行き当たった。少しスリムで若いときの写真がトップページに載っている。2歳年下なこと、出身地、出身校、居住地…恋愛対象は女性、交際ステータスは独身になっていた。
そこからは、もう気持ちは止まらない。名前を見ただけで息が止まりそうになり、回診だけでなく病棟で姿を見つけてはうれしくなった。病気の治療に来て、恋煩いに悩む羽目になるなんて。
入院も3週間になり、そろそろ退院の話が出始めたころ、私は妊婦の看護師から、血圧と体温の測定を受けていた。そこへ主治医が現れ、検査の結果と具体的な退院の日取りについて話をする。退院の話が終わって看護師にお腹の赤ちゃんについてたずね、看護師が「先生のところもそろそろでしたよね。」と主治医に振ると「10月に。」と私に向かって照れながら返答した。私は動揺を悟られないように「おめでとうございます。」と言って作り笑いをするのがやっとだった。
まさかというショックとやっぱりという安堵がないまぜになって、頭の中をぐるぐるしていた。結婚指輪を最初からつけておけよとか、Facebook更新しろとか、八つ当たりに近い怒りと、姿の見えない主治医の妻と主治医が幸せそうにしている光景を想像しては嫉妬心に駆られ、恋に落ちたとき以上に動悸が収まらなかった。
でも、涙は全く出なかった。同じ斬られるのでも、うまい人に斬られた方が痛みを感じないらしいけど、それと同じなのかもしれない。
退院後もしばらくは検査と処方のためにこの病院に通院する必要があるのだけど、私の恋煩いもそのうち改善するのかな。恋煩いに効く薬も一緒に処方してくれれば良いのに。
僕の彼女は眼鏡っ娘だ。ちょうど映画『私の男』の二階堂ふみ氏みたいに。
僕はそういうところが好みなのだけれど、彼女は分かってくれない。
「それは外面から見た場合の話でしょう? 眼鏡はとても不便なのよ」
ある日、そのことで言い争いになった時に「じゃ、眼球を交換してみる?」
と言って、彼女は僕のコメカミを押さえた。途端に視界が揺らぐ。
僕の視界は何ひとつとしてくっきりと見えない。
そう言って彼女は持っていた眼鏡を僕に手渡す。「これで世界を見なさいな」
僕は眼鏡を着用する。サイズが合っていないのでいささかきついけれど、
観てみると視界がくっきりと見える。部屋の片隅に置かれていた
そんな彼女が言うんだ。「あら、眼鏡を掛けた貴方って結構イケてるわね」
そう言われたので、僕は彼女の眼球をそのまま装着したままで
暮らしている。「メガネ男子って今トレンドなのよ」と言われたので