はてなキーワード: お笑い芸人とは
お笑いというのが人の失敗や苦境、容姿の差異についてそれを有益と認める方向の価値観ではないということを話題として伝播させる様式であることが多いのが問題
問題性としてはその方向性が多いため育成されるものがおおよそそういった表現方法しか知らない状態のまま収益活動に活用されること
収益活動に利用されて問題なのは、主たる目的の収益があがらなくなるということ
もとより他人の失敗を笑うと言うのは価値観を付与した情報の作成方法としてある
笑い話というのは伝聞を伝聞から作成するにあたって要所を個人が抑えやすく再編するにあたって再現性が低くとも主体が残されやすい
文脈と結果をセットにしているためでそのどちらかだけ再現しても笑いにはならない
オチを解説しなくてはならない状況になった時その笑い話は笑うという行動起因を欠いていることにならないためお笑いという形式に固めた情報伝達を行動によって得られる快感で伝播させやすくする
情報伝達媒体として人間関係を築くというのは相対的な人間の成り立ちという根本であるため伝達することやされることは栄養を摂取するに近い快楽を得られる
これを他人の苦しみや災難を笑うことで伝播するという形は発生事象を広め多角的に回避策を考察するためにまず拡散をするということにある
喫緊に解決が必要な状況や関係性でないため遅延して伝聞を拡散するという状況において笑うという感情を利用する
これがお笑いも役立つ教訓になりえ、さすがといわれる落語や関心される漫談になりえる
この伝達を目的とした情報の形成とその受動について作用する「笑い」のみ笑うことのみについてを目的とすると
これは差別的に特に特徴のない事象や小さな差異を大規模的に解決の方法を公募する形で伝達させることですら内容に含む場合がでてくる
差別や侮蔑というのは極小単位での差異を価値観にしたもので規模を広げれば希釈ができる
大阪ナオミが自宅に漂白剤をもっていないわけがない またなくとも自宅に洗剤があるのはとくに特異なことではないしなかったとしても解決方法を要する問題ではない
しかし文脈においてと分節単体においてその指摘する内容は「大阪ナオミに漂白剤を浴びせる」ということ目的としてる
これは笑えるわけがない 面白い要素がない いじめのドラマで中学生がこんなシーンを演じる台本があったとしても笑えるシーンにはならない
もちろんそういった行為が発現するという可能性がゼロではないためその情報を好んだり伝播単位にすることを行う人間も少数は存在するしそれをなくしては防護対策はできない
その特殊な思考の偏りについて発言するのは趣旨にそれるため面白くないという意見が情報を接種した人間すべてではないということに留めるが
「日焼けしすぎやろ」「外で運動しすぎやからな」「服の汚れとか汗がきになるやろ」「漂白剤がいるな」程度には範囲で希釈すれば漂白剤発言は問題にならかったかもしれない
そこまで観測対象を広げるとなにが異常でなにが問題点でそれを解決する知恵をかりたい 知恵が必要な問題点を見抜く視点をもっている有能さ として笑いを起動できるか
となるとその視野と思考の範囲では材料に対して「自分たちが会話をしている流れだけで楽しいこと」であることに気づかず自分たちが笑えた事実のみを基盤に
これは元増田が見た通り「出来るお笑い」を作れるコンビだったかもしれない その才能はあったかもしれない
しかし組み上げる方法や手段を持っていなかったりかのコンビが取得できるところにそういう伝播の情報形成における基礎的な情報がなかったのではないか
師事することやその見解について最低限ここに書いた事を受け継いだ人間に触れることで取るべき手段と選択すべき素材とをもっとよい結果につなげられたかもしれない
これは才能があるとするとその個性や特徴における評価について低いものではないとすると おかれている環境があまりに程度の低いものではないか
他にも連続して発生している「お笑い芸人」の不適切な発言問題をみると彼らを育成する土壌というのが根本的に肥料が少なすぎで粗悪な環境ではないのだろうか
またそのような環境を経てもテレビに出さえすれば収入を平均より大きくもらえるのではないかという自己の社会適応性と可能性を天秤にかけた結果
「お笑い芸人」を選ぶという好機を目指した選択について「人を笑わせる」がどういった引き金を用いてその才能だと思っていたのか研鑽したり
訓練する機会が急激に減っているのではないだろうか
自分が馬鹿なことをして笑いものになることで笑いを取ることができ、笑ってもらうのが好きなのでお笑い芸人になるというのであれば
解決すべき問題というのは自分自身で自分自身を社会的に抹殺してもらったり迫害してもらうために自分で情報を発信しているということなる
自虐ネタということでそれを作り上げる人間もいるわけでそれらを素人がいくつか見るだけでもお笑いとはどこで笑うべきかなにを笑うべきではないのかを充分に知りえるはずで
ネタを考えているときにコンビ二人がその常識から逸脱してしまったことに気が付けない知識の少なさ経験の少なさ
価値観の平均を知ることができなかった社会適合性とやはり経験 これを管理する側としては業界は解消すべき直近の問題ではないだろうか
このまま複数件同様の問題が続くようであれば これはもう芸人の個別問題ではないむしろお笑い芸人は笑われて捨てられる被害者なのではないかと考える
現在問題を機に排斥されたお笑い芸人たちがそれらに気づき反省し再度かえってくることがあれば充分にお笑いをたのしめるのではないだろうか
Aマッソがネタの中で大坂なおみに対する人種差別的発言を行った、というニュースが話題になっている。
https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/amasso
断っておくと、彼女らの今回の発言は到底擁護できるようなものではなく、その後の謝罪にはそれなりに真摯さが見えるものの、
それで許されると思わないほうがいいぐらいのレベルであると思っている。
今後彼女らがレイシストのレッテルを貼られ、表舞台から姿を消すことになったとしても仕方ない、それくらいのことを彼女らはしたのだと感じる。
「普段から人の容姿をバカにすることに慣れてるからそういうことになる」
といった、明らかに彼女らをよく知らないコメントが多いのが気になる。
確かに現在人気の女性お笑い芸人を思い浮かべると、オアシズ、森三中、ハリセンボン、渡辺直美、バービー、ニッチェ、ガンバレルーヤなど、
容姿のインパクトや肉食女子っぷりを前面に出して笑いをとるタイプが圧倒的に多い。もはや女性芸人が売れるためのテンプレートと化していると言ってよい。
しかし、Aマッソはそんな流れに抗ってきた数少ないコンビの一つである。
彼女らはまずその容姿を売りにはしていない(加納が可愛いと一部のファンの間では騒がれているが、少なくとも本人がそれをアピールしたことはない)。
また、多くの女芸人がやりがちな「イケメン俳優に媚びる」「微妙にズレたいい女感を出す」といった、女性性を前面に出した立ちふるまいをしたことはない。
つまり、自分たちが女性であることを殊更に武器にせず、男芸人と同じ土俵・同じルールで戦っていこうとしているコンビなのだ。
それだけではない。たとえば以下の動画はAマッソのコント動画の中でも断トツで再生回数の多いものである。なるべく最後まで見てほしい。
よほど短絡的な思考の持ち主でない限り分かると思うが、このコントは世間の女性に対する偏見や蔑視を痛烈に皮肉った内容となっている。
ところどころ会場が「あれ、このネタ大丈夫…?」とシーンとするのが分かるが、コントの意図が聴衆に伝わってからは、ちゃんと大きな笑いにつながっている。
「W杯のチケット取ったで、見に行こうやー、って言われて行ったら、なでしこジャパン。騙された気せえへん?」というセリフには、自らの中に眠っていた差別心に気付かされる人も少なくないだろうし、
自らをネタにして「ああいう女芸人が一番嫌いや、男の真似事しとるだけや」と自虐的に述べながら、女芸人という色眼鏡で批評しがちな一部のお笑いファンを批判しているし、
「古くて結構、これが世論じゃ!」という叫びには、自らの奮闘が世間になかなか伝わらない苛立ちすら感じられる。
このコントを見て「面白くない」「時間返せ」という人もいるだろう。そういう方たちの感性に文句を言うつもりはない。人それぞれだから。
ただ、彼女らのスタンスを説明するにはこの動画1本で十分すぎるぐらいだろう、と思うので紹介したまでである。
こういうコンビだと知っていたからこそ、今回の騒動は残念で仕方がないのだ。
重ねて言うが、今回の出来事は間違いなく糾弾されるべきであり、これをきっかけに彼女らが干されても不思議はないし、そうなる社会こそが健全であるとすら思う。
ただ、彼女らのようなタイプが売れることで、世間の女性芸人への見方、さらには女性に対する考え方が大きく変わるきっかけができるかもしれないとうっすら期待していたのも事実である。
彼女らのお笑いが広く知られることのないまま、なんかアホな発言をして叩かれて消えていったコンビ、とだけしか認識されないのであれば、それは大きな損失ではないかとも感じている。
「誰か知らないけどこういう笑いのとり方しかできない人らだということは分かった」と思っている方が多そうなので、いちお笑いファンとして「そうでもないよ」と言いたくなった。
あと関係ないこと。
ブコメに「差別云々以前に、このネタ全然面白くない」というようなものが多く見られるが、自らの主観を述べただけで自分が差別や人権問題をどう認識しているか一切触れないという点で、
手紙を書いても届かないだろうし、別に本人に届いて欲しくもないのですが、なんていうか、すごくモヤモヤしているので、匿名でこっそり書かせてください。
その方が事務所を辞めて、もうすぐ1年の月日が経とうとしています。
ついこの間、プライベートの写真が流出して、少し話題になりました。大したRT数ではなかったし、それに対する反応を検索してみましたが、その方を現在も好きな方たちはとくにその話題にも触れてはいませんでした。ホッとして、良かったような、悪かったような。
おおやけの場というか色々な人に見られるような場所ではなかったのは幸いかもしれませんが、とてもじゃないけど肯定できるような行為ではありません。
私は警察でも弁護士でもなんでもないし、写真上の情報をすべてに話をしているので、その写真において実際の罪の有無を判断できるわけではないです。
しかし、成人している大人がするような行為ではないなぁとがっかりしました。
私は、その方のプロ意識というか、ステージに立つ姿が好きでした。ステージ上で踊っているとき、誰よりもかっこいいと思っていたし、誰よりも輝いていると思っていました。
事務所のタレントの中では容姿端麗なイケメンキャラというわけではなく、3枚目というか、いじられキャラや面白キャラとして活動していたこともあり、時々自信がないのかな?と思うこともありました。
そんな中、同じ事務所のタレントとグループを組むことになり、活動していくうちに、以前よりも自信を持ったパフォーマンスをしてくれるようになったと思うようになりました。
今回の写真については、辞める前の時期で、その事務所のタレントとしての活動期間中だったとのことですが、彼が「面白さ」を求められるがままにモラルのない行為をみんなに「面白がってもらえるため」に自主的に行なっていたという事実に打ちのめされました。
その行為をするように指示されたということであれば、また別の問題かとも思います。しかし、写真を撮られたということは今も誰かのスマートフォンやタブレット類などに原画データが残っているかもしれないし、写真を撮影された時点で消去するように伝えるべきだったかもしれない。撮影する行為に気付かなかったにしろ、タレントとしての脇が甘いと思いました。
今後、彼の名前を検索した人はあの画像を見てしまうかもしれない。彼のことを好きなファンは「あの写真の人のファン」と定義づけられてしまうかもしれない。私だってそうです。「あの写真の人の元ファン」です。一生インターネットには写真は出回り続けるし、一生消えません。
正直、本当に情けないです。
世の中のゴシップ写真などに比べたら、こんな写真かわいいものかもしれないけど、私はこういう形の「面白さ」は求めていなかった。お笑い芸人がネタとして披露するのであれば、まだ理解できますが、君はお笑い芸人じゃない。たくさんのファンの期待を背負ったタレントです。
君がこれから先の人生において、この写真のことを後悔したってもう遅い、どんなに反省したって消えない。同じタレントの現ファンの方からは、私が考えすぎだよって思うかもしれない。
この先、モラルのない人間だとこれから君が思われることがあるかもしれない「きっかけ」ができてしまったことが辛い。
この行為について、庇ってもあげられない。自業自得だけで済めば、良かったかもしれないけど、君はファンや今までお世話になったたくさんの人の期待を今だって背負ってるってことを忘れないでほしいし、その期待がずっと続くなんて思わないでほしい。
君のことをずっと応援していきたいって思っていたけど、今は辛い。ごめんなさい。すごく好きだったよ。静かに去っていく方もいらっしゃるだろうに、このようなファンでごめんなさい。
今までたくさんの力をくださり、ありがとうございました。本当に感謝しています。
君のおかげで、今があります。
四日ほど前に文春によりお笑い芸人EXIT兼近さんの前科がすっぱ抜かれ、瞬く間にテレビやイベントの出演が取り消されていくのを悲しい思いで見守っておりました。
『少女売春斡旋』の凶悪な字面に「は!?!!?」と驚愕したものの、ふたをあけてみれば貧困層出身の少年が学のない状態で知らずに犯罪を犯していた、という切ない話で、少女と言っても当時の兼近さんと同い年の十九歳、売春斡旋といっても『あくどい商売してたヤクザから離れて個人的に売春してた女友達に用心棒を頼まれた』が内実らしく、刑も罰金十万円で済んだそうです。
その辺の詳しいことは文春本誌の記事に書いてあるのですが、いかんせん見出しがセンセーショナルでちゃんと読んでない人からすると「幼い女の子を騙くらかしてウリやらせてたのか?」と思われかねないのが辛いところ。
以下要約書いてくださった方のツイート。↓
https://twitter.com/exit_mochiP/status/1169368952213889025
なので兼近さん本人もこのことに言及するツイートで「文春を買って読んでください」って書いているのですが、そういうとこ、そういうとこだよ……!とこちらは複雑な気持ちで頭を抱えました。後述しますが彼はヤバいレベルにピュアです。敵の売り上げに貢献するな。でも多分敵だと思ってないんだろうな。
さて、この騒動は様々な要素が密接に絡み合っているため擁護派も批判派もその辺ごっちゃに主張し合い、収拾がつかなくなっているきらいがあります。
「今更生してるからいい」「過去のことでも罪は罪だからテレビ出るな」「イケメンだから馬鹿な女が擁護してるけど女の敵」「とてもいい人なので応援したい」「前科があるならいい人ぶるな」「おもしろくないから消えろ」「おもしろいから頑張って」「そもそも貧困の問題」「これだから底辺育ちのDQNは」etc…
その人によって何を重視するかは違いますし、この手の騒動によくいる『別に本気で怒ってるわけじゃないけど人気ある奴を叩きつぶしたい』層もネット上には多いのであちこちで大混戦ですよ。
とりあえず事実としては、『現状兼近さんは法的になんら問題ない状態』です。
謹慎も謝罪も引退も必要ありません。八年前に処罰されたことで問題にケリはつきました。それを不服としている被害者もいません。
にも関わらず番組降板が相次いでいるのは、世間の感情が彼を許せるか許せないかがわからないからです。
ツイッターを見る限りは擁護派がかなり多いんですがヤフコメとか掲示板などは批判派が多いですね。テレビ局やイベント主催者としてはクレームが来る恐れがある人間を使いたくないと思うのはしょうがない。しょうがないんですが、私としては、もうちょっと真摯に倫理について考えてほしいと思ってしまいます。更生してる人の芽を潰すのが世間の総意になっていいのでしょうか。
結局のところ法律でカタがついている以上、この問題を語るにはどうしたって感情論になるのでここからは私の主観フルスロットルでいかせてもらいますね。
まずね、彼の境遇を考えればあれが罪だとわからなかったのは無理ないです。
極貧家庭で育ち、飢えた時は妹とわざと雨にふられて同情したご老人にご飯をもらうという技でしのぎ、高校中退して働き、周囲の人間がみんな半グレ系で反社会的なことが当たり前になっていた、という背景があったうえで、十八の頃に風俗店に勤めだしたんですよ。
風俗店というのはお金と引き換えに人間(主に女性)の体を性的に扱える店なわけで、建前上は生殖行為そのもの(いわゆる本番?)はないということになっているものの、悩める青年に北方謙三が「ソープへ行け(そして童貞を捨てろ)」とアドバイスしたことが有名であるように、実際は売春が行われているわけです。
私は日本では売春は禁止されていると認識していたものですから、堂々と繰り広げられるその手の話がしばらく理解できなくて、いくつか風俗店レポを読んでやっと「要は売春なんだな!?」とわかったんですが、いまだに何故あれが正規の商売として成り立っているのか納得はいってません。
私はこの世で一番ダブスタが嫌いなので、税金を払ってる風俗店だろうが個人の援助交際だろうが売春を認めてはいけないと思っています(弱い立場の人が傷つきやすいから)。
しかし、風俗店が許されている世の中で、学のない風俗店勤めの少年が、個人売春をする少女を手助けすることが罪だとわからなくても責められないです。だってやってることほぼ同じだもの。
まぁ法治国家である以上建前は大事であり罪は罪なので、彼が罰を受けたことに異論はありませんが、同情の余地はあるでしょう。少なくとも痴漢とか強姦みたいな積極的性犯罪と同列には並べられません。
兼近さんの話では、捕まって初めてそれが悪いことなんだと知った、ということでした。二十日間勾留され、同じく捕まっていたおじさんに字を教わりながら又吉さんのエッセイを読み、芸人という仕事に憧れを抱きその後上京に到ります。完全に小説のあらすじだった。映画化もしそうなぐらいドラマチックな生い立ちと理想的な更生ルート。
私がディレクターなら「兼近はいい奴だから」とか「たいした罪じゃないから」などというたわけた理由ではなく、「更生しており倫理的に問題ないから」と堂々と表明して続投させます。流されやすい世間のイメージが気になるのはわかるけども、誰か一人ぐらいそういう気概と倫理観を見せて欲しい。
ただまぁ、元々ネタがちゃんとおもしろい人達ですから、劇場はやっていけるみたいです。
あと芸人仲間からの擁護が物凄い。こんなに擁護されてる人初めて見た。一度だけ取材した先の店の店主とか一度だけ共演した人とかたまたまちょっと話した人とかまで擁護してて、兼近さんの人に好かれる力半端じゃないなと思いました。うん、いい子だものね……。
兼近さんってよく『いい奴』『いい子』と言われますけど、それって普通に想像するような性格の良さじゃないんですよ。箍が外れてる。あれは正直正しくない域の優しさです。自分の身を守らないで愛を振りまいてるんですもの。そんなの聖人か狂人でしかないじゃないですか?
酔っぱらって道に倒れてた女性をベンチまで連れてって座らせてあげて、靴が脱げてたことに気づいて引き返して取ってきてあげていた、みたいなわかりやすい優しさエピでは伝わりきらないヤバさがある。
私は長く彼を見てきたわけではない大変ライトなファンなので詳しくはないんですが、それでも色々ファンの間で物議をかもした発言を存じております。
例えばEXITのイベントのチケット転売について「転売屋さんも生活があって頑張ってるから」とか、前述した「文春を買って読んでください」とか。
転売への最終的な対策は『とにかく席を増やして価値を下げる』『とにかくサインを大量に書いて価値を下げる』になるあたり、人を規制するより自分が頑張ればいーやという思考が見て取れて、マジで……そういうとこ……。
最たる『優し過ぎて怖い』エピソードは親との関係全部ですね。テレビではめちゃ美談にしてましたけど、あれ言ってないこと沢山ある。
お母さんとはまだわかります。子供が飢えてるのに見栄を気にしておばあちゃんに助けを求めるのを許さなかったとか、兼近さんが家に入れたお金を恋人に使ってしまったとか、ちょいちょいどん引きエピはありますけども、子供四人をシングルマザーが育てるのは大変だったでしょうし、兼近さんもトイレの鍵を全部閉めるみたいな悪戯をしてよく学校に呼び出されていたらしいので「なんだかんだで育ててくれた」という感謝があるのかもしれません。
でもお父さんは……なんだ? 早々に離婚して養育費も送らずクワガタに入れ上げてた人という印象しかない……。それで息子が芸人として人気になりそうになると現れて、ツイッターアカウント作ってEXITのファンとやりとりしてほかの芸人さんとも絡んで特に悪びれもせずにこにこしてるのなんなんですかね。FBに「大ちゃんが稼いだ金を総取りできる日はいつくるのか?」とか書いてるのシャレにならん。
大体の人はこの手の親とは自立したらあまり仲良くしたくないと思うんですが、兼近さんはなんのわだかまりもないような笑顔で仲良くしてるし一緒にテレビ出て決めポーズするし「マンション買ってあげたい」などと言うのでこちらの情緒が乱れきります。そういう感じだから一部ファンがお父さんをちやほやするんですよ……いいのかそれで。いいんだろうな。悟りでも開いてるのか?
本当にね、この人保身という概念があるのか?と疑ってしまうぐらい無防備な部分が多くて、誰にも聞かれてないのに月給明かすし、住所明かして案の定侵入されて引っ越すはめになったのに引っ越し先の住所またうっかり言っちゃうし。
今回文春に探られた過去も本名じゃなければもうちょっと見つかり辛かったと思うんですよね……。相方さんは『りんたろー。』にしてて本人は自分のこと『かねち』って言ってるんだから芸名『かねち』でもいいじゃないですか? それを馬鹿正直に本名名乗って北海道に住んでたことも言っちゃって騒動前に「芸人にならなかったらなにしてた?」って聞かれたら「反社」って答えている……。
でもそういう人だから私は彼が大好きだし、きっと彼の身近にいる人達もそうなんだと思います。可愛いいたいけな子供で、かっこいい無鉄砲なヒーローで、冷めた賢明な苦労人で、明るく無邪気な道化者で、その全ての人格が危ういほどの優しさで統合されたのが兼近大樹。傍にいればいるほど好きにならずにはいられないんじゃないでしょうか。
文春記事直後のりんたろー。さんの表明文凄かったものな。さすが常日頃からかねちは太陽だと主張してる人だ。兼近さんもなんだかんだいってりんたろーさんのこと凄く信頼してるように見えますし、youtubeでもちょいちょい二人の世界で笑い合っているのが微笑ましくて好きです。
だからコンビ仲については心配してません。ファンはほぼ幻滅してませんし、劇場人気があるので収入も生きていけるぐらいには入ると思います。
でもテレビで彼らを見る機会は減るのかな、と思うと本当に残念でなりません。
日本のテレビ界とお笑い界の損失ですよ……あんなに優しくて明るくて平和な人達、今後出てくるのだろうか。爽やか美形を出せばいいってものじゃないんだ……かねちはかねちじゃないと駄目なんですよ。
彼の苦労ゆえの達観と優しさと儚さと人類愛が、機転の利く返しが、独特の豊かな感性が、セクシー系の女性に触れないようにする節度が、いかなる場でも怖気づかない度胸が、美しく華やかな容姿が、全てが好ましく最強でした。
犯罪を犯罪とも気づけない環境にいた少年が、あんなに明るく人を笑わせようとする人間になれたのは奇跡だし、その光をもっと輝かせて欲しかったです。
これから騒動がどう動くかわかりませんが、どうか彼の誠実な魂に見合った素晴らしい結末を迎えられますようにと願ってやみません。
(盛大に擁護しといてこんなこと書くのはなんですけど、芸人さんて「おもしろくていい奴ならええやんネタにしたるわ」みたいな芸人的身贔屓人情擁護することが多いのがちょっともやる。悪いことは悪いことなのでその辺でうやむやにするのはあまりよろしくはない……。
あと兼近さん、自分の中で整理ができてても世間<正義鉈をふるう曖昧模糊な思念の集合体>には伝わってないから、真面目な落ち着いた文章か動画で説明したほうがいいですよ……文春とかインスタはやめて……)
お笑い芸人について、そんなに詳しくないけど
昨日テレビで、加藤こうじさんだっけ?それがずっと怒りながら心の叫びみたいなのを言ってた。
正直、「うっざ」と思ってしまった。
「ダウンタウンの松本さんの言い分も分かりますし、否定するつもりは無いですが
上層部が全てガラッと入れ替わらないと意味が無いと思うんです!!!!!」とかさ。
世論を味方につけよう!みたいな……何ていうの?
もともとあの人の熱い感じというか、説得しようとするときのトーンが大嫌いだから
そう思ったんだろうけど、やっぱり嫌いだなと心底思った。
ジャニーさんのこともそうだけど
「視聴者関係ない」じゃん。もっと楽しい番組見たいんだからやめてよ。
チラッとでも映るとイヤ。
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/668573/
「代替わりした社長はちゃんとしてるから『(契約を)ちゃんとやろう』ってなって。そしたら、我々は野放し状態で育ってきてるから『ヤダ。こんなん書かない』って言ったの。しかも、細かい字でビャ~ッて書いてるヤツがあって。『こんなズルいことある? 今まで15~20年やってきてんのに、こんなん知らんって』って。そしたら、笑福亭笑瓶さんも同じ感じだったの。『なんやねん、これ。いまさら』って」と、契約を結ぶことを面倒に感じたようだ。
https://biz-journal.jp/2018/01/post_22105_entry.html
大﨑 芸能人は個人事業主で社員ではないので、それはまた別の話です。会社と社員の雇用契約とは違います。ただ、タレントA君がいて、月額30万円の給料+レコードを出したら印税額を払いますよ、ということになれば、そこで雇用契約は成立している。そういう意味での労働者とはいえますね。
大﨑 ないんですよ。アイドルなどの場合、事務所と専属実演家契約書を結ぶのが一般的ですが、お笑い芸人にはないんです。ただ、西川きよしさんなどのベテランとは「劇場に年間☓☓回出演してください。その分に対してはこのぐらい払います」という紙ぐらいありますが、よその芸能事務所が結んでいるような、いわゆる実演家契約書はありません。だから、ときどきうちの芸人が「会社と契約してへんからいつでも辞めれるし。なんやったら俺、吉本ちゃうし」などと冗談で言っていますが、その通りなんです。だから「あした辞める」と言ったら、「そうか」で終わる。
(中略)
――吉本芸人はよく「吉本は事務所がこんなに(マージンを)取るんだ。サンミュージックはこれだけなのに」などとネタにしています。その割には、ほかに移籍する人が少ない印象です。
大﨑 僕はよそがどういう支払い方をしているのか、ほとんどわかってないんですが、じゃあ実際に吉本を辞める芸人がいるかというといないので、それなりに適正配分をしているんじゃないかと思っているんですよ。