はてなキーワード: 予算配分とは
科博クラファンに対して自称文科省の下級役人(同姓同名の黒沼一郎さんは文科省の大学研究基盤整備課長)がしたポストが一部研究者界隈で話題になっている(総ツッコミにあっている)が、はてなではあまり話題になってなさそうなので書く。
https://twitter.com/kouro16/status/1689116297316159488
それぞれの主張自体は正しい部分もあると思うのだが、何分今回の科博クラファンが行われた理由はコロナによる来場者の減少や電気代高騰によって『定常業務』の継続に支障をきたしたことである。独立行政法人の定常業務は『公共上の見地から確実に実施されることが必要な事務・ 事業』なのであるから、定常業務にかかる費用程度は最低限運営交付金で賄われるべきだし電気代の高騰分位の予算を取ってこれない分際で偉そうなこと言ってるんじゃねえこの無能省無能役人がとツッコミにあってしまった。
また「クラファンの成功を理由に運営交付金を減らすことは(外部資金の獲得の動機を阻害するため)しない」というのは恐らく事実なのだが、以下のポストで指摘されているように「独法に外部資金の獲得額を競わせ、その結果に依って交付金の額を増減させる(総額は固定)」という検討がすでにされておりこれは「寄付やクラファンを頑張っても他の独法より多く集められなければ予算を減らす」ということであり、こちらも批判を集めている。
https://twitter.com/StaffSleepy/status/1689158407113302016
またその後の連ポストでは『大学内の予算配分』の問題や、『予算要求の名目と国民理解』の話などが続いているが、これらが更に研究者らの怒りを煽る内容であり収拾がつく様子がない。
https://twitter.com/kouro16/status/1689269998307463168
https://twitter.com/kouro16/status/1689281430277271552
https://twitter.com/kouro16/status/1689290923715211266
様々な予算が縮小される中で独法の予算だけが聖域ではいられないことはわかるし、様々なコストが増大する中なんとか外部資金の獲得で自活して生き延びてくれという理屈もわからなくはない。しかしこれは独法に限らずどのような企業でもそうだと思うのだが、新しいことをして金を稼ぐためにはまず投資が必要である。しかし文科省がやっているのは「売上を増やすために運営費を減らして競争を煽ります」でありこれで本当にうまくいくと思っているのかよくわからない。
また増田は独法(国立大学法人含む)で研究者をしている友人・知人がそこそこ多く、自身も独法で研究者をしていたことがあり現在も微妙に関係者なのだが、一連のポストで最も問題だと思うのは『他人事感』であり、『文科省はクラファンにかこつけて運営費を削ると思われていることへの危機感のなさ』である。文科省の役割を考えれば必要な予算を取ってくることが仕事でありそれが出来ていないのだから、まずいうべきことは「現場にしわ寄せが行って迷惑をかけていると思います」であり次に「独法・大学の経済基盤の強化のために協力していきたい」といったセリフだと思う(現実の研究者は文科省に散々協力させられた上で予算を減らされている)のだが、現実は予算が取ってこれないことを棚に上げて独法内部の配分や大学の予算請求に責任を転嫁するポストをしている。独法と文科省が予算の増大を勝ち取るためには二人三脚で進んでいく必要がある。「文科省が予算を減らすから日本の研究がダメになった」と奴隷根性的な言説をとなえる人がいるなど研究者側にも問題はあり腹が立つ部分もあるとは思うのだが、文科省の意見がこれでは正直仕方がない部分もあるのではないかと思う。単なる一役人の意見ということであればまあそういう人もいるかと言う程度だが、大学研究基盤整備課長がこの認識ということはもはや文科省には期待するだけ無駄なのだろう。
20代での移住で右も左もわからず、ご近所さんに助けてもらいながらなんとか生活を築いた。
移住して1ヶ月、お隣の息子さんから消防団に入らないかと勧誘を受けた。
「消防団は大変」という話を聞いていたし、ネット上の消防団操法大会に関する記事も読んでいたので躊躇したものの、性格上自分が体験していないことを否定する気にはなれなかったので受け入れた。
入団してみると意外にも同年代が多く、無料でお酒を飲ませてくれるし、キャバクラなんかも連れて行ってもらえるし結構楽しかった。
ある日の会議で、操法大会についての話になった。知らん間にプリントに名前が書かれていたので小型ポンプの番員として出場することになった。前述の通り、体験していないものは否定できないのでこの時点では特に文句は言わなかった。
練習は週に4回。月、水、木、土の19:00-22:00。
内容は実務的なことはほとんど重視せず、動きを合わせることに特化しており、消火活動というよりはシンクロナイズドスイミングに近い。
防災に役立つとはクソほども思えない感じだった。
練習すること3週間、市町村ごとの操法大会が開催された。うちの班はたくさん練習したこともあり、優勝した。
その頃にはだいぶ他の団員とも仲良くなって「練習期間伸びるじゃねえかふざけんな」とか思うままに文句を言えるようになっていた。
その後、各近隣市町村大会で上位のチーム同士を集めての大会、そして県大会と奇しくも歩みを進めて最終的には県3位の成績でその年の操法大会は幕を閉じた。
俺は家にいたのですぐに詰所に向かい、集まっていた3人の団員とともにポンプ車で出動するように指示を受けた。
現場につくと、轟々と燃え盛る土手に放水する消防署員たちがいた。
「あ!消防団さん!そこの川から水汲みあげて、中継してもらえる?」
署員から指示を出されたが、そのとき一緒に出動した4人のうち3人が、操法訓練では小型ポンプの持ち場の動きしかやったことのない団員。誰もポンプ車での水の汲み上げ方がよく分からない。
もう1人はポンプ車の部で大会に出場していたものの新人で、半年前にやったきりの操作方法なんて全く覚えていなかった。
「すんません、僕らよく分かんなくて…」
「分かりました!機関貸してください!」
結局署員が消防団のポンプ車を使って消火。集まった団員たちはいたたまれない気持ちでその様子を眺めるだけになってしまった。死傷者が出なかったことが唯一の救いだった。
・大会のためだけの操法訓練だと番外の練習をしないため運良く番員が揃わないと、消火できないこと。
・従来は大会前にしか訓練せず、操作方法を忘れてしまうので、分散させて定期的に訓練したほうがいいこと。
など、できるだけ合理的に話した。
田舎とはいえ消防団は若者ばかりなので案は受け入れられ、うちの分団は操法大会には集中せず、月に1度の実務的な訓練をするという方針に変わった。
方針が変わってからは全員がポンプ車、小型ポンプともに扱えるようになり、火災時に誰が出動してもある程度は対応ができるようになった。
そんな折、分団長のもとに消防団本部(分団の上位組織)からお達しがあった。
「大会に向けた練習に身が入ってないから従来のような操法訓練をしろ。」
要約するとそんな内容。予算配分や、設備拡張などを担っているのが本部なので分団は基本的に本部の方針は絶対ということになっている。
せっかく体制を変えたのに元通りになってしまっては意味がないので、俺は役所の目安箱的なものに意見書を投書した。
先述の問題点を極めて合理的になるべくお役所フォーマットに則って書いた。
が、返信はなく結局、操法訓練は復活して今まで通り意味のないシンクロもどきを繰り返す団体に戻ってしまった。
その後、コロナ禍になり、一時的に操法大会は中止になったものの、今年は開催されるようだ。
一体誰が、何のためにやりたいんだろう、これ。
20代での移住で右も左もわからず、ご近所さんに助けてもらいながらなんとか生活を築いた。
移住して1ヶ月、お隣の息子さんから消防団に入らないかと勧誘を受けた。
「消防団は大変」という話を聞いていたし、ネット上の消防団操法大会に関する記事も読んでいたので躊躇したものの、性格上自分が体験していないことを否定する気にはなれなかったので受け入れた。
入団してみると意外にも同年代が多く、無料でお酒を飲ませてくれるし、キャバクラなんかも連れて行ってもらえるし結構楽しかった。
ある日の会議で、操法大会についての話になった。知らん間にプリントに名前が書かれていたので小型ポンプの番員として出場することになった。前述の通り、体験していないものは否定できないのでこの時点では特に文句は言わなかった。
練習は週に4回。月、水、木、土の19:00-22:00。
内容は実務的なことはほとんど重視せず、動きを合わせることに特化しており、消火活動というよりはシンクロナイズドスイミングに近い。
防災に役立つとはクソほども思えない感じだった。
練習すること3週間、市町村ごとの操法大会が開催された。うちの班はたくさん練習したこともあり、優勝した。
その頃にはだいぶ他の団員とも仲良くなって「練習期間伸びるじゃねえかふざけんな」とか思うままに文句を言えるようになっていた。
その後、各近隣市町村大会で上位のチーム同士を集めての大会、そして県大会と奇しくも歩みを進めて最終的には県3位の成績でその年の操法大会は幕を閉じた。
俺は家にいたのですぐに詰所に向かい、集まっていた3人の団員とともにポンプ車で出動するように指示を受けた。
現場につくと、轟々と燃え盛る土手に放水する消防署員たちがいた。
「あ!消防団さん!そこの川から水汲みあげて、中継してもらえる?」
署員から指示を出されたが、そのとき一緒に出動した4人のうち3人が、操法訓練では小型ポンプの持ち場の動きしかやったことのない団員。誰もポンプ車での水の汲み上げ方がよく分からない。
もう1人はポンプ車の部で大会に出場していたものの新人で、半年前にやったきりの操作方法なんて全く覚えていなかった。
「すんません、僕らよく分かんなくて…」
「分かりました!機関貸してください!」
結局署員が消防団のポンプ車を使って消火。集まった団員たちはいたたまれない気持ちでその様子を眺めるだけになってしまった。死傷者が出なかったことが唯一の救いだった。
・大会のためだけの操法訓練だと番外の練習をしないため運良く番員が揃わないと、消火できないこと。
・従来は大会前にしか訓練せず、操作方法を忘れてしまうので、分散させて定期的に訓練したほうがいいこと。
など、できるだけ合理的に話した。
田舎とはいえ消防団は若者ばかりなので案は受け入れられ、うちの分団は操法大会には集中せず、月に1度の実務的な訓練をするという方針に変わった。
方針が変わってからは全員がポンプ車、小型ポンプともに扱えるようになり、火災時に誰が出動してもある程度は対応ができるようになった。
そんな折、分団長のもとに消防団本部(分団の上位組織)からお達しがあった。
「大会に向けた練習に身が入ってないから従来のような操法訓練をしろ。」
要約するとそんな内容。予算配分や、設備拡張などを担っているのが本部なので分団は基本的に本部の方針は絶対ということになっている。
せっかく体制を変えたのに元通りになってしまっては意味がないので、俺は役所の目安箱的なものに意見書を投書した。
先述の問題点を極めて合理的になるべくお役所フォーマットに則って書いた。
が、返信はなく結局、操法訓練は復活して今まで通り意味のないシンクロもどきを繰り返す団体に戻ってしまった。
その後、コロナ禍になり、一時的に操法大会は中止になったものの、今年は開催されるようだ。
一体誰が、何のためにやりたいんだろう、これ。
考えることを放棄しているのかもともと考える能力がないのか分からんが
マスコミは報道機関として一個の組織としての意志やら方針やら利害関係やらを持って行動している点が大きくドルオタと異なる。その組織の姿勢が批判されてるんだよ。
知ってると思うけど、ドルオタは無数の無秩序な個人の呼び名であって全体の予算配分とか意見とかを統一して決める仕組みはないだろう。もしかしたら秘密結社ドルオタみたいな組織を想定しているのかもしれんが。
マスコミの中にも色んな人がいるだろう。組織の今の姿勢を良しとしている人もいれば、変わらなければいけないと思っている人もいる。外部から批判の声を上げることは中で戦ってる人の後押しにもなるんじゃないか?知らんけど。
日本の理系がおかれている研究環境がやばい。これは当事者の困っている人々ではなく、外部の有識者でもなく、隣人たる文系博士予備軍からの心からの叫びである。
自分はこの春、国から月15万の生活費と年間数十万の研究費を支給された文系後期博士課程である。
(ここから次の()までは心の赴くまま書いた日記なので読まなくて問題ない。)
恥ずかしながら研究費というものを貰うのは初めてなので、あの専門書買っちゃおうかな、アドビ―サブスク契約は規約的に大丈夫だろうか?などとウキウキであった。当初に申請した金は二万弱。大学が募集期間を10日間しかもうけてくれない異常事態だったので、必死で捻りだしたいま必要な専門書を買う為のお金である。担当教授にはもっと交通費とか機材代とか申請すればよかったのにと言われたが、必須でないものを買うのは気が引けたし、正直通るとは思っていなかったのもあった設定であった。
運よく選考を通過し、晴れて生活が楽になる!と生活費支給に喜んだのもつかの間、なんと研究費二十万近く以上増えていた。どうも、申請した金額のほかに基盤研究費というものを貰えるらしい。うれしいが、正直使う当てがない。しかし事務によれば、使い切らないと怒られるし来年から後輩が予算を減らされて困るのだという。とりあえず、何が有意義に使おうと教授に相談したところ、タブレットでも買えば?とのことだ。いやいや私がパソコンで使うのは検索とワードエクセルパワポ位であり、タブレットは必要ない。さらに言えばパソコンだってまだ使えるので必要ない、事務に怒られますよ、といえばそんなの誰も気にしないよ、とのこと。担当教授いわく、大学では「とりあえず買ったパソコンやタブレットを積む教授」が常態化しえいるそうだ。そして、それはなにも教授特権ではなく、学生も当たり前にしていることだという。それはをきいた時は、研究費というものの実態に目が回った。結局、コピー紙やインク等を管理できる量だけ買って、あとは英訳した論文の校正費用にあてることにした。
(ここまで日記)
少なくとも私がいる文系学部の教授は、年度末になると「研究費を使い切らねばならない」という命題の為に、生協に走るのが恒例行事だという。そこで売られている、業者おすすめの最新パソコンを買う為に。
とよくネットで叩かれている、性能が落ちる割に重くてごつく、壊しやすい大学生の為の無料修理保証つきでも高いといわれるアレである。
会議の時、同じ生協のパソコンがずらりと並び苦笑いすることもしばしばだという。
ミーハーではない、ガジェットオタクでもない、転売ヤーですらない。その証拠に、すぐ飽きたとさえいえない、教授たちの部屋には開封すらしていない、そもそも買う時もスペック確認されていないパソコンが積んである。
うちが特殊なのかと他大の教授たちに軽くきいたところ、研究室に埋もれる生協パソコンの群れはあるあるだと笑っていた。それもこれも、文系も理系も平等に研究が配られ、使い道もしっかりと精査されないからだ。
理系がお金がなくて仕方ない時に、同じ大学の中でこんなことが起きているのだ。もちろん文系だってお金がいくらあっても足りない研究は沢山あり、有意義に使われている事例もたくさんある。
修学支援新制度(JASSO新給付型奨学金)と各大学独自で行う入学金・授業料免除は制度そのものも予算配分もまったく違うもので、文科省が入学金・授業料免除の基準を強制してきたという話は寡聞にして聞いたことがありません。
おそらく、修学支援新制度により国公立大学の入学金・授業料免除の予算が削られたことと修学支援新制度の要件そのものを混同しているように思います。
もし具体的にそのような要件(高校卒業後2年以内入学 && 標準修業年限内)を課している国公立大学をご存知なら、要項を示してくれればありがたいです。ただ現時点では、少なくともそれは多数派でないと断言できます。
あるいはそれが勘違いであるならば、「ネットで見た」「噂で聞いた」レベルのことであり、まさにツリー元が指摘しているような落とし穴にはまっているのかもしれません。
細かい一つ一つの「コロナ従事者がいかにやめないか」「潜在的医療者が復活できるか」「医療容量をどうやったら増やせるか」「食い詰めて倒産したり家を失う人がいないか」についての法律作成と予算配分でしょうが何言ってんの。
むしろ、食い詰めるやつがいるから、よその弱まったやつを奪えると、中小企業再編だとか、金融機関再編だとか、不良債権処理(=コロナで返済期間を猶予してもらったのはその時点で不良債権になる。復活して返せるようにはなり得るが)だとか
政権に囁いて、法律を使って、弱まってるやつを追い詰めれば、弱まってるやつを奪って自分の利益にできるわとかいうレントシーカーの動きばかりが活発なんだが。
NiziUのMVの金かかり具合を見ていて思うのだ。
大手事務所と大手レコード会社で、デビュー前に相当稼いでいるので金がある状態から作ったのもあるが…。
(縄跳びダンスMVはK-POPにしては異様な安さだが、それでもJ-POPで通常レベルだ)
ジャニーズはデビューの時相当な金をかけてるとは思うけど(かけないグループもあるのでいろいろあるのだろうが)
それでも逆に売れてからのがMVがしょぼいことになったりする。時間の節約とか、売る側の怠慢もあるのかもしれないし、予算配分が大きいとはおもうが。
色んなグループを見ていると、この規模で埋めれて、それくらいのCDが売れるなら
日本の市場で稼いでいる額を計算しても「ライブで消えるんです」は通用しない程度だと思う。
だってライブもそんなに金かかってないし。気球飛ばすジャニレベルでやってたら理解するけど…。
正直、広めて宣伝もMVも衣装もどんどん豪華にしてアピールしなければ新人アイドルを売る過程が
地下アイドルまがいの活動→草の根運動→悲願のMステ(1回きり)
すごく実力のあるグループが大手レコード会社なのに全然お金をかけてもらっていなかったりするのを見ると、
もはや賭け事をしなくなったのだなぁと思うのだ。
当方30年来のF1ファン。「あのぐるぐるを見て、何が面白いの?」っていう人は結構いる。でもねF1の1回のレースっていうのはそれだけで人生。それはあの隊列のどこを切っても、そうなんだよ。人生があの2時間未満に圧縮されている、それを見るのが面白いのね。
●いきなり先頭から猛ダッシュで逃げて、差を広げて優勝する。でも、差を広げられたからと言って決して楽では無い。エンジンやタイヤだっていたわらないと最後まで持つか分からないし、ゴール切るまで何が起こるとも限らない。何かトラブルが起きても対処できるだけの幅を持たせて走る。トップエリートの生き様。
●逆に、序盤で差を作ったのにもかかわらず、2番手以降に徐々に詰め寄られ、終盤にトップを明け渡してしまう。下手したらトラブルで大きく順位を落とす、もしくはストップ。あんなに素晴らしい人生を送っていたのに、ちょっとの油断が呼び込む悲劇。一方で追い上げた方をみれば、地道な努力が報われての逆転優勝。その一周ごとに徐々にタイムを詰めていく様子(6.5秒、4.2秒、1.9秒、0.6秒)そして最後の追い抜きは痛快。
●車の調子は良かったのに、予選や序盤のトラブルで最後尾付近まで落ちてしまった。鬼の形相での追い上げで表彰台まで挽回(勝つことはほぼ無い)する。苦境に立たされてもベストを尽くすその姿に勇気をもらう。むしろハイになって「あれはベストレースのひとつ」とすら言うドライバーもいるね。逆にトラブルで腐って沈んでしまうやつもいる。性格が出るよ。
●同じチーム内での順位争いはいつもバチバチで、見ている方が冷や汗かく。同期入社のライバルみたいな関係。バチバチ過ぎて、同士討ちしたり、キレてチーム移籍したり、心が折れてNo2に甘んじたり。ライバルに勝つためなら、レース直前にトイレに籠もって、もう一人にはギリギリまで使わせないといったような汚い心理戦だって平気でするよ。
●中堅勢の走り。トップチームには地力では絶対かなわない。だが、キラリと光る戦略(タイヤ選択・ピットタイミング・走り方の工夫)で気づいたら、入賞上位。トップチームに何かひとつでもトラブル(メカトラブルかも知れないしクラッシュかも?ペナルティが出るかも?)があれば、あわよくば表彰台もありうる。人事を尽くして天命を待つ。
●中盤のポイント争い(10位以内)。来年のシートもかかった瀬戸際。真ん中くらいの順位で大勢には影響を与えないのに、本人達は大真面目に激しい攻防のガチバトル。でもね、その1ポイントが来年のチームの予算配分を変えるかも知れないし、よりよいチームの目にとまって、来年すくい上げてもらえるかも知れない。そのためにはすこしくらいマシンが当たってでも前に行くよ。
●万年最後尾。マシンもボロボロで、いつ止まるか分からないし。でもね見ている人はちゃんと見ている。そういうチームから始まってチャンピオンへとのし上がっていった人だっている。
●ドライバーだけじゃ無く、ピットのマネージメントを見ているだけでも面白い。各チームの監督はドライバー二人のバチバチバトルが同士討ちになるんじゃないかと気が気じゃないし、戦略が嵌まったときの気持ちよさはつい顔に出ちゃうし、トラブルがあると、机を叩いて憤る。まさに人生だよ。
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追記:
●ルマンは年一度だしさすがに24時間見てられない。あとフォーミュラカー(タイヤが露出している車)が好き。F1とINDYをレギュラーにチェックしているが、INDYよりもF1のほうがドラマ性が高い。INDYは黄旗警告でセーフティーカーが出ることによる茶舞台返しが激しすぎてリアルドラマが入ってきにくい。
●自転車も好き。というか乗ってる。
「じゃあ日本は発展するんだ!良かった良かった」
「そんなわけないだろ!なんでそうなるんだよ!」
「いやだって国債って借金だよ?つまり国債買った人に利子付けて返してあげなきゃならない。つまり今よりも返せる能力が将来の日本にあることになる」
「日本が発展するわけないだろ!先進国だったのは過去!これからは後進国!」
「じゃあ国債発行しないほうが良いよね?利子付けて返せない可能性高くなるし」
「日銀が大量に引き受けると円安に振るよ?つまり円の価値が下がる。日本は後進国になるってことは日本円の価値は下がるわけだけど、そこに国債を加えるともっと日本円の価値は下がる」
「は???なんで国債を発行して円安になるんだよ???馬鹿か!?」
「国債ってつまり返すときに現金化、日本円化するのだから将来の日本円発行量が増えることを指すんだよ。すると市中の日本円が増えるので当然ながら円安に振る。中央銀行が自国国債をあまりにも大量に引き受けるのは市場のシナジーが働きにくいので単純に円安へ振りやすくなるね」
「円安の方が輸出助かるんだろ?丁度いいじゃん」
「そのセリフはある意味で現政権の円安方針を肯定することになっているわけだけどそれは置いといて、日本は資源が少ないから原料は輸入に頼っているんだ。極端に円安へ振ると原料価格が相対的に高騰してしまう。下手な例えだけど高く買って安く売るみたいな状況になりかねない」
「そんなことにはならない!日本には高い技術力がある!これまで通り原料を輸入して加工をし高く海外へ売ることが可能なはずだ!」
「おっ!素晴らしいね!日本の未来はなんて明るいんだ!技術立国ニッポンだね!」
「いや・・・その・・・違う!そうはならない!中国や新興国の台頭によって日本が技術的にリードできる時代は終わる!」
「そうかぁ・・・じゃあ国債発行しないほうが良くない?だって返せない可能性あるし・・・」
「あっ・・・あっ・・・そうだ国債発行じゃなくて減税だ!減税した方が良い!」
「それは賛成だなぁ!ただし一時的に福祉の予算配分割合を増やすという前提でね。まぁつまり現在の福祉予算の絶対額は維持するという前提でね」
「なんでそうなるんだよ!すべての予算割合を均等に下げたほうが平等だろ!」
「そんなの簡単な理由だよ。税は法案が可決すると直ぐに減らせるけど人口は法案可決じゃ直ぐに減ってくれないからね。今ある人口を福祉は支えなければならないんだ。増田は今の福祉規模で支えられていた人を切り捨てると言うのかい?HAHAHAまるで自民党だ!」
「それ民主党政権がやろうとしたよね?民主党政権がなぜそれをやろうとしたか今理解できたかい?で、その結果は?」
「クソッ!あちらを立てればこちらが立たずな国家運営なんておかしい!間違っている!」
「そうだね。だから自民党は下野したし、民主党政権は倒れたし、現自民党政権は叩かれている。何ならより広い範囲で調整しようとしたEUはゴタゴタしてるし、ガチな一党独裁の中国やロシアはあんな感じに人権無視することが多々ある」
「クソッ!妙案が絶対にあるはず!」
「おう!それを皆で考えていこうね!」