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はてなキーワード: 苦痛とは

2021-12-24

anond:20211223171928

自分はたぶんどっちかというと死刑廃止派で、だけど自分の大切な人がむごい殺され方したら「犯人を殺したい」と思うはず、という人間です。


日本における死刑議論において、当然のように前提となっているのが「司法復讐の代行機関(たるべし)」という考え方です。


しかにそうであれば胸がスカッとするかもしれませんが、果たしてそうなのでしょうか?


結論から言うと、歴史的経緯からは「NO」です。このあたりの話はこちらのエントリがよくまとまっているので、一度読んでみてはどうでしょうか。

https://kihamu.hatenadiary.org/entry/20071206/p1

https://kihamu.hatenadiary.org/entry/20080707/p2

https://kihamu.hatenadiary.org/entry/20080816/p1


もう一つは、西洋における死刑歴史を紐解かなければいけません。


西洋に限らず、アニミズムに端を発する文化圏ではしばしば生贄という慣習がありました。

これは自然や不運という「命を奪いに来る制御しがたいもの」に対し、あらかじめ命をささげておくことでそれを鎮めるという狙いがありました。

なので、何らかの理由を持って定期的に人を殺害するというのは文化的には自然なことであり、その標的となるのは罪人や余所者であることが多いのも納得しやすいでしょう。


また西洋における近代法人権の考え方として、国家権力というもの暴走し、それを個人市民)がけん制しなければならないというものが基礎としてあります

フランス人権宣言以降、西洋の法というのは個人を縛るものであると同時に国家を縛るものでもあります


よって、西洋諸国家には国家あくまで法に則して虐殺恣意的死刑執行した歴史があり、その反省として死刑廃止トレンドになっているという経緯があります

日本でもたまに、政府高官不審死することがあるでしょう。あれも広義の国家権力暴走による死刑です。

冤罪だったらどうする」論もこの辺に含まれものと考えていいでしょう。つまり裁く側の権力が間違ってたらどうする?って話なわけです。


ここで困るのは、そうした西洋近代法の成立に通底する思想と、天下り的にそれを”輸入”した日本人の仇討ち感覚との間で、死刑けが異質なものとして浮き上がってしまっているのです。

刑法論には「応報刑論」と「目的刑論」というものがあり、簡単に言えば「刑罰犯人に同じだけの苦痛や損害を与える」というのが応報刑論で「刑罰でその犯罪を思いとどまらせる」というのが目的刑論です。


例えば次のような命題がそろっているなら、論理的に考えて死刑廃止に賛成する人がいてもおかしくないはずです。

・「司法歴史的に見て復讐を代行する機関として成立したものではない」

・「法律Hackして悪さをする権力者が出るかもしれない」

・「死刑があるからといって凶悪犯罪を思いとどまる奴は少ない」(目的刑論)


しかしこれは日本では受け入れられないでしょう。

司法歴史的に見て復讐を代行する機関として成立したものではない

 ⇒知らねーよ輸入したんだからこちとら150年前まで仇討ちやってたんだよ。

法律Hackして悪さをする権力者が出るかもしれない

 ⇒法律って市民が悪いことしないようにするもんじゃないの?

死刑があるからといって凶悪犯罪を思いとどまる奴は少ない

 ⇒でも犯人殺してすっきりしたいじゃん?(応報刑絶対正しいマン


これは日本人が法律に疎いと言っているのではないですよ。

日本には死刑廃止に至る十分なロジックがないということなのです。


私も親や配偶者子供を殺されたりレイプされたら、それ以上の苦痛を与えてやりたいと思う程度には俗な人間ですが、でもそれって俺の感情であって司法のあるべき姿とは限んないよな~とも思います

光市母子殺害事件なんかで遺族の男性が会見している風景テレビでよく見ていました。

非常に痛ましい事件ですが、あのあたりから「遺族の感情司法に反映すべき」みたいな意見が増えて、なんかモヤっとしていました。

そして裁判員制度までもを輸入した日本ですが、上のような議論を経ずに来ているので変なことになっているなと思います


「うるせぇ、俺は加害者殺して気持ちよくなるんじゃ!」とクールジャパン法整備をしてもそれはそれで結構なんですが、外国から「お前の国って法学無くなったん?w」って笑われるのがオチだと思います

anond:20211224001500

安楽死があるなら死ねる。

逆に死ぬまでずっと死ぬ気で働けといわれる方が苦痛

人なんて居なくても地球は周るのに人に価値なんて無くない?マイナスしかないよ。

結局のところ、集団の中で自分を守る為のものの延長線がルールであって法律なのであって、これは可能なところまで縛りがあるだけのエゴの極みであって、

その上での価値なんて正しくはじき出せる訳がない。

我々が教えられた価値倫理観絶対的に正しいなら戦争なんておきない。どんな所にも情報は届けられるこの世界で。

2021-12-23

絶対モグラとかの方が俺より良く生きてる

これ確信をもって断言するんですが、俺よりモグラとかセミとか鳥とかのほうが良く生きてるんですよ

良く生きるっつうのは、なんというか、賢さとか、徳とか、愛とか、そういう高尚な話じゃなくて、シンプルに、こう、生きたいと思って生きるっつうか、生きる喜び……はどうでもいいんだけど、とにかく、こう、ヘルシーに、健全に、いいかんじに生きるってことですよ(トートロジー)

あー死にてえ、気が狂う、もうダメだ、殺害、帰してくれ、帰りたい このへんの言葉を繰り返しながら1日12時間も拘束されて、インヒューマンレイバーばっかやってるのはどう考えても生命として間違っている

生命として間違ってるんですよ

俺はこんなことのために生まれてきたんじゃないんだよう

じゃあ何のために生まれてきたのかっていうと、これはわからないし、実際分かったら分かったでなんかキモいので一生わかんなくていいんだけど、それはそれとして、精神破壊労働毎日繰り返すためじゃないのは確かなわけですよ

タクアンを刻んで池に撒いたら鯉が食うかどうか調べるとか、そういうことのほうが、まだしも俺の人生本質には近いと思う やんねえけどなそんなこと

その点、あきらかに間違ったことはやってない感じがするじゃないすか モグラなんかはさ

俺はそうなりたいんだよ

一定のデターミネーションを持って、土を掘ったり、虫を食ったり、ネコに食われたりしたいんだ俺は

なにもかもがフワッとした状態で、ただうっすら苦痛を感じながら、ボンヤリ生きてたくないんだ

とか言うと、なんかやりたいことがホントはあるみたいな感じだけど、まあ、ないんだよな

やりたくないことは無数にあんだけど、やりたいことってマジでない

これなんなんだよ

俺も穴掘ったらいいんかな

渡辺直美「ン、アッ、アッ、ン、アッ、オオン💃🏿」

一般人デブビヨンセ踊ってるwwオモロー!」

渡辺直美「私は〜塩の魔神だぁ〜ww🧞‍♀🧂」

一般人「ギャハハハwww

渡辺直美(さて、と・・・)

渡辺直美容姿いじりが苦痛だった。あと私アメリカ行くから🇱🇷」

一般人「よう言うた直美!!👏」

若手女芸人「ブスいじり、デブいじりできなくなったンゴ😢」

↑これwww

2021-12-22

軍師にはなれない

https://tech-blog.monotaro.com/entry/2021/12/22/090000

上に挙げたような「マネージャーの心得」みたいな話は本やネット上に腐るほどあるけど、こういうのを読むととても気分が悪くなる。

管理業務が、苦手というレベルを通り越して苦痛に感じるので。スケジュールをひくとか、必要書類リストアップするとか、頭がおかしくなる。仕事からと割り切れれば幸せなのだろうが無理なものは無理。

とにかくアホくさくてやってられない。賽の河原で石を積むのと何が違うのか

anond:20211222013239

私も首吊をしたことが有るが、柔道で絞め落とされたような感じ。

なので上手く行けば苦痛は全く無い。

意識が遠のきそうになる手前で反射的に止めてしまったけど。

以来、死ぬときは首吊で苦しまずに逝けると思い、衝動的に電車Go!せずに済んでたりする。

こたつ記事が横行してるけど

神田正輝松田聖子の会見の最後に、ワンチャン狙って「いま、どんな気持ちですか!」と声をかけるのが記者魂なら、もう全部、こたつでいいよ、という気もする。

全く逆のベクトルだけど、櫻井翔真珠湾経験者にアメリカ兵殺してたと認識してたかどうか聞いてたのに憤慨してた人たちも、そんなん見せられるよりこたつのほうがよかったんじゃないかな。

テレビ暴力性に苦痛を感じるってことなんかなあ。

2021-12-21

小5のとき受けた包茎手術と母親ブログ

友人が『包茎手術させよっかな』なるブログ発見した。「これ書いたのお前の母ちゃんじゃないの?絶対これお前のことでしょ」と友人はいう。ひとまずリンクを貼っておく。

https://anond.hatelabo.jp/20150212234301

読んで驚いた。ざっと要約してみた。

・うちの息子は包茎

・息子は小学5年生のサッカー少年である

・息子の親友2人(R、T)が春休み包茎手術をするらしい

・息子に包茎手術を受けさせたい

・息子はビビりで痛いのが苦手(なので手術は嫌がりそう)

・息子はR、Tをライバル視しているので、その2人が手術を受けると言って説得したらいいか

いやはや、冒頭の親バカ部分はさておき、手術関連の話はほとんど俺の実体験と一致しているではないか。改めて確認してみよう。

・うちの息子は包茎

←たしかにそうでした(というかガキはみんなそうだろ!)

・息子は小学5年生のサッカー少年である

←うーん小5のときマジでサッカーばっかやってたなあ(今もやってるけど当時ほどでは)

・息子の親友2人(R、T)が春休み包茎手術をするらしい

←その春休み包茎手術を受けた友人2人は心当たりが大いにある。イニシャルも完全一致。

・息子に包茎手術を受けさせたい

母親に手術しろと言われたのは事実父親単身赴任なのであまり絡んでいなかった気が。

・息子はビビりで痛いのが苦手(なので手術は嫌がりそう)

←平均を知らんけど普通に怖かったので全力で嫌がった(けど強制的に受けさせられた。てかガキはみんな手術なんてビビるだろ。麻酔かけるとき絶叫したぞ?)

・R、Tが手術を受けると言って説得したらいいか

←説得というか既成事実化されていた。母親は「一緒にやりなさい!」の一点張りライバル視というより2人の手術は決定っぽい雰囲気だったので俺だけ怖いっつって逃げるのはズルいと思った。それで3人一緒に近所の病院で手術を受けることになった(子供包茎手術で有名なところだったらしい)。ガチで痛かった。死ぬかと思った

読みながら俺は件のブログを発掘したRと顔を見合わせた。俺はイケメンでもなんでもないが、それ以外はほぼ我々の6年前の経験と同じであるまさかこんな偶然の一致があるだろうか。もう一度読み返したがやはり俺の母親が書いたとしか思えない。事実完全に一致しているし、おまけに俺の母親は実際かなりの親バカらしいのである。面と向かっておだててきこそしないのだが、父親祖父母によると俺がいないときには相当な親バカ発言を連発しているらしい。怖いのでやめてほしい。

しかしそれにしても息子をイケメンとか言っているのは普通にキモい。術後は痛すぎて1週間ぐらいまともに歩けなかったのだが、その発端がこんなキモい親心だったとは。まあおかげで包茎は治ったが、それにしても苦痛が大き過ぎたというのが現時点でのR、Tとの共通見解だ。

彼女?残念ながらいない。感情のやり場に困るので、とりあえず同じサイトコメントしておく。

anond:20211215115812

皆が色々言ってるけど。青い背表紙は読むな。後イーガン押しがいるけどやめとけ。

ハヤカワの青い背表紙海外作家翻訳基本的SF古典なんだ。

古典ってのはつまりそれがあって、現代エンタメ作品が有るわけで

あんまり悪く言うつもりもないが、苦痛が多くてつまらないって感想になりがち。

映画で言うと、今更ETとかジュラシックパーク見たいか?って話だ。

初手でイーガン薦めてるやつお前まじかよ馬鹿かよ。

増田SF初心者って言ってるじゃねえか、悪意しかねえわ。

説明するとイーガンネタにされる位ただただひたすら、難解で苦痛

短編はまだ読めるけど長編は投げ捨てろ。僕は投げ捨てた。

まず短編を読みましょう。一冊の中に複数の話が入ってます

この辺りからどうぞ。読みやすく楽しくいい物読んだなって思える現代SF作家です。

柴田勝家アメリカンブッダ』、小川一水『老ヴォールの惑星

2021-12-20

anond:20211220211528

もともと、エルフ地球解放戦線Earth Liberation Front)と深い関係がありますし、

アニマルライツは、苦痛を感じるあらゆる生命体にその権利を認めるものですから

まれるでしょうね。

anond:20211220121510

そう言われてみるとそうですね、労働に関して人より苦痛が少ないと思います

これは私の元々の気質と、割と好きな業種の専門職に就いているからだと思います

幼少期から両親が私に競争させることが好きで、何か課題に対して解決したり、何かの順位で上位になることが生き甲斐という気質を持っています

そのため、労働で辛いことがあっても乗り越えた時のドーパミンを求めていて、むしろ激務が好きかもしれません。

ゲーム日記12月19日(昨日分)

プレイしたゲーム

終日ずっとFF14

漆黒ヤバい、何がヤバいって始めると終わり時がない

シナリオはまだ漆黒編の序盤なのでなんともいえないが、他がヤバい

まず、風景

見てるだけで美しい、その美しい風景の中を移動出来るなんて素晴らしい

サブシナリオ基本的にお使いなのだちゃん人物関係や背後にあるものが整理されていて飽きない

フィールドランダムで発生するモンスター討伐イベントFATEがあるのだが、これが楽しい

FATE自体新生蒼天・紅蓮とあったのだが、今までとは別FATEなのではないかと思えるほど、やっていて苦痛じゃなくなっている

何が違うのか分らないけど、マップFATEマークが出ると思わず行って戦闘してしまうほどだ

やっていてとにかく楽しい、このまま年末突入して終らせるぞ

昼食

冷凍吉牛

アジフライご飯味噌汁ミカン

飲み物コーヒー炭酸

anond:20211218182619

親との共同生活すら苦痛に感じるのに赤の他人と一生付き合える気がしない

ぼくが訴えを起こしたくてもフラバでできない被害の話

対人恐怖が強くて時間をかけて慣れた相手じゃないと話せない

難読症でなかなか文章にするのもむずかしい

不登校になった小学生の時から続くいじめに対してなかったことに、大人の事情大人対応を求められた苦痛

裏切られ続けてる自分の話、誰か聞いてくれ

2021-12-19

転落死よりは安楽死の方が苦しまなかった筈

日本は安らかに死ぬ権利もないからね

せいぜい末期癌になったらフェンタニル打つぐらい

から仕方なく勢いで転落死するしかない

数秒間もの間、落下と死の恐怖に怯え、道路に強く打ち付けられて絶命の瞬間まで永遠のように感じる長く激しい痛み感じたことだろうが

そんなこと日本人の知ったことじゃないからね

自殺するような精神障害者がどんな最後を迎えようとどうでもいい、それより早く病気を治して働いて子供産んでねというのがこの国の総意

舞台関係者はただでさえコロナで弱ってるのに、演者自殺公演中止で大損害だろう

彼女計画的で安らかな死の権利さえあれば、突発的な苦痛にあふれた自殺はしなかったろう

ビルから突き落としたのは日本

映画が観られるようになった話

映画が好きだった。いや、大好きだった。

こんな事を言ったら蓮實重彦に怒られそうだ。でも、有村昆なら許してくれそう。

本当に映画が大好きだった。

映画館には年に百回以上行っていた。TOHOシネマズイオンシネマユーロースペース、シネマカリテ、ギンレイホールシネマヴェーラ、新文芸坐早稲田松竹地域映画上映会……。

コロナ禍になってからは行ける機会がほぼなくなった。そして、映画館の経営危機ニュース。SAVE the CINEMA の募金が始まったらすぐに入金した。世界が元に戻ったら、毎日のように映画館に通おう。そう思っていた。

8月のコロナワクチン接種から副反応が出た。

2日程度で終わると言われたが、私の場合は終わらなかった。どんどん悪くなっていき、事前に言われてた副反応以外の事が起こり続けた。

たまたまだろうと気楽に放置していたが、放置すればするほど悪くなった。1ヶ月目あたりから色々な医者に診てもらったが何もわからない。やがて、通院すら厳しい体調になった。家でほぼ寝たきりの生活

それぐらいから初めてネットで調べた。本当に珍しいようだが、私のような人が相当数いるらしかった。みんな困っていた。診てくれる病院が無い。

どうやら最悪のくじを引いてしまったらしい。

ずっと映画のことを考えていた。

接種直後から首と肩の激痛が始まって「これじゃ映画館には行けないな」と思った。

九月の終わりには自宅ですら映画が観れなくなった。5分ほどで強い症状が出てきたからだ。どうやら映画はかなりの負担がかかるようで「二度と映画は観れないかもしれない」と思った。

それから映画を観なかった。何度も試して、身体の反応と映画が結びついてトラウマになるのが怖かった。

4ヶ月が経ち、いろいろな出会いがあった。

いくつかの症状は対症療法苦痛が抑えられる事もわかった。ほぼ寝たきりに変わりはないが、症状をコントロールするための武器が増えた。

ふと、ネットフリックスを見る。

『チック、チック…ブーン!』が配信されている。ずっと気になっていたミュージカル映画。『RENT』を作ったジョナサンラーソンの自伝舞台原作だ。

ラーソン自身は35歳で早逝している。大動脈解離による急死。ウィキによると、正しく診断されていれば亡くなっていなかっただろうと書いてある。妙な親近感を覚えてしまう。

テレビからドゥーンという音が鳴る。懐かしいネットフリックスのSE

手元のApple Watchを見る。心拍数は安定している。

映画が始まる。

カメラ存在意識していない俳優の姿。懐かしい。

これは持論だが、テレビラジオ映画の大きな違いは「出演者カメラへの意識」だ。もちろん、映画であろうと演者カメラ意識している。だが、原則として「俳優カメラ意識していないように見えている事」がその良し悪しに直結する。テレビラジオはその点がもっと緩いのだ。多くの映画監督が「俳優は演技しなくてよい」と言っているが、これはある種逆で映画観客こそが「演技をしない俳優」を求めているのだ。

妙なこだわりを吐露してしまったが、要は映画独特の演技をしている人間を久しぶりに見ることができたのだ。

それだけで嬉しかった。喜怒哀楽を揺さぶるシーンでもないのに涙が流れる。流れ続ける。

手元のApple Watch心拍数を見る。心拍数は安定している。

物語は続いていた。

『チック、チック…ブーン!』は90年代ニューヨーク舞台にしたミュージカル。美しいメロディウィットに富んだ詞、そして優しい物語

主人公三十路前のジョナサンミュージカル作曲家を夢見ており、彼の周囲には貧しい芸術家たちがいた。ダンサー恋人LGBT広告マン、そしてHIV友達

HIVなので「やあ、今日T細胞は順調だったよ」なんて会話が出てくる。ああ、似たような会話、今日SNSでもやったなあ。

観ている間、ずっと涙が止まらなかった。

幕が下りる。物語が終わる。最後まで心拍数は安定していた。

観終わった後、鋭い眼痛とやや強い頭痛が長時間続いたが、幸いにもひと眠りしたら収まった。どうやら通して観るにはまだ早いらしい。

それから週に1回だけ、30分おきに休憩を入れながら映画を観るようになった。

途中で止めるなんて、以前の私なら映画への侮辱だと思っていたかもしれない。

でも、いいじゃないか

ラーソンのミュージカルRENT』に「SEASONS OF LOVE」という歌がある。

歌詞がなかなか興味深い。

525,600分、この人生における一年分の時間を人はどうやって測るんだろう?というような内容だ。

歌にはいろんな単位が出てくる。コーヒーを淹れた回数、笑った回数、喧嘩した回数。

自分も思い浮かべてみる。

Suicaを改札にかざす回数。

スーパー食材を選ぶ回数。

上司に怒られる回数。

後輩に冗談を飛ばす回数。

朝の散歩で澄んだ外気を吸い込む回数。

映画館に行く回数。

8月を境に数えられなくなったものがたくさんある。

何で測ればいいんだろう。何で測れば救われるのだろう。

ジョナサンラーソンは「愛で測ろう」と書いた。

まりにも青臭くて暑苦しい言葉

でも、いい言葉だと思った。

例えまったく外出できなくても、これから何かを、誰かを愛する事は出来る。

そして、こうなってしまってから助けられた、たくさんの愛を数える事ができる。

決して今までの人生に負けてない。

現に『チック、チック…ブーン!』を観た時の感動が、私に残っていた映画への愛そのものであるはずだから

pixiv開発者って

誰もタブレット使ったことないんだろうか

画面サイズお構いなしに引き延ばしたサムネが表示されるからすっごい苦痛だゾ

2021-12-18

カイジのことを思い出して

ググったらまだ連載をやってるようだ。

amazonを見たら「今巻は○○しただけ。内容がなかった。引伸ばしがひどい」みたいな最新刊酷評星一個のレビューが目にはいった。

はじめの一歩も引き伸ばしがひどい言われてるけど、自分面白く読めてる。

でも、カイジはそのレビューのとおり、本当に引き伸ばしというか、話がぜんぜん進まなくて途中で読むの嫌になるレベルなんだろうなって思うわ。

アカギも連載を追うのが苦痛になって、完結したら読もうと思って読まなくなったけど、完結したという話を聞いてももはや読む気が起きなかったもんな。

アラサー経験だがコーダーみたいな仕事がしたい

プログラマって言えばいいのか?もうマジで末端の作業員で最低限の給料貰えればいい。というのも、職を転々として自分の向き不向きがだいぶわかってきた。

人付き合いが苦手(人が何を言ってるのか頭に留めておけないため、メール他愛もない雑談ならできる)で手先が不器用だったので、口頭指示の多いブルーカラー仕事が壊滅的に出来なかった。

一方、キーパンチャー仕事派遣でしていた事があったが、あの仕事天国だった。俺は生産性が高かったみたいで、急ぎの仕事をよく任されていた。パソコンの画面と長時間向き合うのが苦痛ではなくて、黙々と取り組んでる方が傾向としては性に合っている。

ブルーカラーにいるとポンコツだが、事務処理でよくエクセルトラブルシューティングや、上司が「こういうのが欲しい」と呟いてた機能(if関数vba簡単制御文を使って作った)を実装していたりした。

とりわけパソコンが得意なわけではないので、俗に言う「パソコンの大先生(笑)」になるんだろう。

友人のSEの話を聞くと、人前で話す機会が多いそうなのだが、全く人前で喋らない末端の万年コーダーの爺さんとかがSESにはいるらしい。そういう人になりたいが俺みたいな未経験者向けの求人を探してもインフラエンジニアしか無かったりする。

もう、30手前の男が今からプログラマを志すのは潔く諦めるべきなのだろうか。

キーパンチャー仕事がしたいが派遣しかないので、長い目でみれば早いうちにIT世界へ行ったほうがいいのか、と、ブルーカラー世界で消耗しながら迷っている。

最愛最終回、最悪だった

性犯罪被害者の橘しおりの描き方が最悪だった。

梨生を逆恨みして、フリー記者として追い詰めるようになって、最終回で莉央を恨み続けて加瀬と揉み合い転落死。

まりにも最悪すぎた。

性犯罪被害者からなんでも許されるとか鬱だから許してやれとかじゃなくて、描き方が雑すぎてドン引きした。

性犯罪被害のせいで、性格人格も歪められてしまいなんとか懸命に生き続け、過去明るいムードメーカーだったしおりは「いつもつまらなそうにしていた」状態になり会社を辞め真田悪事を暴くことだけが生きがいになってしまった。

怒りの矛先が加害者の康介ではなく梨央に向かうほどに、しおり精神的に追い詰められてしまったのは紛れもなく性被害のせいなのに描き方が雑すぎて

逆恨みする橘栞は死んで当然、死んで嬉しい」

っていう全く頓珍漢かつ無神経な感想が飛び交う始末になってしまった。

しおりはたったの半年の休学から復学。

両親は離婚

その後は就職、莉央と真田を追いかけるためフリー記者に。

大学でどんな生活を送ったんだろう、休学理由を話すことはできたんだろうか

深く深く傷ついたしおりに周囲はどんな反応だったのだろう

就職面接で休学理由を聞かれなかっただろうか?

父親にも性被害に遭ったことが知られたんだろうか、狭い親戚や近所にも?

告訴した時、地元で噂が立ったんだろうか?

莉央は優と離れ離れになった不幸さはあるものの、梓と梓の会社という後ろ盾のおかげで優のための薬の開発ができた、未遂に終わった梨央は勉強研究を熱心にできた。

0から自分だけの力で人生をやり直そうとした努力し続け、賞を受賞するほどにもなったしおりが報われず、どうして同じ努力でも親がたまたま梓でたまたまお金持ちな梨央は報われて、大輝との幸せまで手に入れたのか?

まり残酷さにドン引き

現実でも不幸な人はずっと不幸で、ドラマでもそんなもの見せつけられて最悪の気分。

加瀬さんの犠牲の上で幸せを成り立たせていた莉央だけがれいなままで、優は殺人犯だけど幸せを手に入れた。こんな残酷な話ありますか?

メンタルクリニック転々として薬も変えていたしおりはひたすら不幸なまま物語が終わってしまった。

それだけならまだしも、

「梨央に執着し会社を辞め逆恨みするようになってしまうほど、性被害で歪められてしまった」という事実が見えづらくなり、

「ただただ逆恨みで性被害からいつまでも立ち直らないで拗らせたしおりが死んでスッキリ

という結論に至らせたドラマの作りがただただ残念。

このドラマを作ってる人は、世間が頭いいと仮定して作りすぎてると思う。

はあちゅう炎上を思い出してほしいけどあれが事実だと思う。

かぼちゃの煮付けとたまごサンドヨーグルト記憶障害に結びつけたり、大輝黒幕説をあっさり信じたり、加瀬と莉央が親子であると言い出す。

あの最終回で加瀬がなぜ莉央と優に執着するかわからないという感想が出てくるわけだから、性被害に遭ってしま人格を歪められてしまうほどの苦痛想像してみろというのは無理な話。

加瀬さんが昭に叫んでも、性犯罪への男女の意識の差は全く埋まってない。

挑戦的だし楽しく見てたけど、最終回気持ち悪すぎて最悪だった。

達雄のような人間出会ってしまった加瀬さんは人生終わり。

渡辺康介に目をつけられてしまったしおり人生終わり。

両親がいない加瀬さんを取り込んで汚い手段も使わせて会社を守らせた梓と梨生。

罪を背負い込ませ死亡してまんまと逃げた達雄。

記憶が飛びましたで無罪な優。

達雄や梓、梨央、康介のような人物出会わないことこそ人生大切なこと

人を犠牲にした幸せをのうのうと謳歌する歪んだ梨生と優、早く不幸になってほしい。

こんな雑で残酷最終回になると思わなかった。

放火ってなんでするんだろう

もちろんメンタルやって大勢殺したくなった結果ってのはわかるんだろうけどそもそも大勢殺したくなるのがわからない。

  

俺は昔、”高校時代カースト上位でいじめをやってたけど成人後メンタルをやってしまった友達”とよく会ってた事があって、(なお高校時代いじめ対象は俺。進学後なあなあになった)

そいつは加害性があるからいじめっ子だったわけで

からメンタルやった場合でも最後選択されるのは加害行為だろうしそのうち殺されるかもなって思ってたんだけど、

最終的にはそいつは一人で自殺してしまった。

後で振り返ってみると彼は、加害性があるというよりはクズ攻撃する事が行動原理であり、当時は俺がクズだったか攻撃対象となっていて、成人後は落ちぶれた自分クズと感じてしまたから己が攻撃対象になって最後には殺してしまったんだと思う。

  

また俺自身メンタルをやってたけど、別に他者を害したいとは思わなかった。

俺がクズゴミからと言って別に他者を害して満たされたいとかその責任を取らせたいとは思わなかった。

親にだけは暴力を振るったけどそれは幼年期親が通報されれば逮捕間違いなしの虐待をしていた背景があるからで、(たまたま死ななかったが死ぬ可能性も十分あった。今でもその場面を夢に見て飛び起きる事がある)

暴力の背景は苦痛を与えたいというよりは自らの苦痛を思い知らせたい、謝って欲しいという甘えのようなものだった。

  

放火した彼は、己を救ってくれなかった社会メンタルクリニックに対して復讐し、わかって欲しかったのだろうか?

何の関係もないであろう大半の犠牲者は、そのための必要犠牲、生け贄だったのだろうか?

2021-12-16

俺が飲み会を嫌いな理由は「飲み会が好きな奴らはみんな飲み会が好きだと思っている」から

コミュニケーション苦痛だ。

酒は毒だ。

俺にとって飲み会は毒の密室だ。

永久凍土打ち上げられた熱帯魚だ。

肺呼吸が出来ないなんておかしな奴だと笑われて、これで寒いなんて狂っていると嗤われる。

極めて不快だ。

金を払って苦しんで、毒を飲まされ嘲笑われて。

ぶっ殺すぞ?

魔法にかけられて、開いたドアと閉じたドア

魔法が解けた と逆の経験をした。今も私は魔法の中にいて、不便さと面白さと両方感じている。

昔、私は真面目な性格だった。

書類仕事は得意な方で、記入ミスがあるのを見ると「ここに指示が書いてあるのに、目が見えてないんですか?」ぐらいに思っていた。

基本的に枠にとらわれている感じの人間だったと思う。

そんなある日、胃腸調子が悪くなった。

大した病気では無かった筈なのだが、なぜか手術後に連日連夜、激痛に苦しめられた。

医療ミスだった。

このままの状態が数日続いたら死ぬな、と思った頃に別の医者に交代して再手術を行って何とか生還した。

退院するまで大分かかったし、退院後も当分の間は本当にしんどくて、ソファーでぐだぐだ過ごす時間ばかりだった。(幸い、今は良くなった。)

しかしそれ以降は、自分仕様が書き換わったのかと思うぐらいに出来る事が変化した。

まず書類仕事苦痛になってしまった。書いてある筈なのに目が滑ってしまう。

それ以前に書類を見ようという気力が沸かず、封も切る事も出来ない。

最近はどうにか気力を溜めて、締め切り直前に自分を追い込んで処理する感じだ。

旅行の準備も非常に苦手になった。昔は難なく出来ていたのに。

持ち物リストを見ながらでさえも、丸一日かかってしまう。それに非常に疲れる。

また以前から散らかし屋だったが、それも拍車がかかってしまった。

他にも日常生活でやりにくくなった事は沢山ある。

ただ、嬉しい変化もあった。

物語を紡げるようになったのだ。(主に短編

ちょっとした出来事ニュース子供の頃の宝物などから設定が浮かんでくる。

お話がするすると頭の中で流れ出す時はメモ帳にまとめていく。細部を詰めていると、カチッとパズルがはまったように感じる事もある。

登場人物言動ご都合主義すぎると「いや、私はこう動きたいから」と彼らは勝手に動き出す。

こういう時は頭の中がフロー状態というか、集中して頭も回転していてとても楽しい

書いていて気がついたら昼休みが終わっていたり。

出来はともかくとして、自分で書いた物語はとても愛しい。

体調がギリギリセーフの時だけ起こる魔法なので、書き留めるにはかなり頑張らないといけないけど。

この状態は、魔法にかけられたとも思うし、大規模メンテナンスリニューアルしたのかなとも思う。

いずれにせよ何か新しい扉が開いた感じがする。そして違う扉が閉じたのだろう。

そのせいで日常生活では不便な事も多々あるが、貴重な体験が出来たのは面白かった。

そんな訳で転職もして収入が減ったがなんとか暮らしている。

もう病気にはなりたくないけど、なったらなったで別の新しい扉が開くかもしれない。

認知症になったらある扉が開き、麻痺が起きたら別の扉が開くだろう。

自分以外にもこういう事が起こるのなら、どんなふうか是非知りたい。

将来、その開いた扉の中身を人にそのまま伝えられるデバイスが出来ていたらいいな。

読んでくれてありがとう

2021-12-15

anond:20211215210015

娘が自分とは違ってピンク色を好むことにショックを受けたり

娘の服選びを苦痛に感じたりはフェミあるある

大人しく優しい息子や女の子らしくない娘を持った母親フェミの中の勝ち組らしいぞ

ガチャだねえ

さようなら光!

いくら早くても今更引き込み工事必要で月5千円以上もかかるサービスなんて今どき利用しないよ。

掲示板書き込みしか使わないし、ネット対戦もしない。

ただ苦痛なのは対して面白くもないのに年々容量だけがギガ単位で増えてくゲームダウンロードだけ

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