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2023-03-14

とんでもねえ会社転職しちまった

当方氷河期増田

新卒で入った会社半年で潰れて路頭に迷い、

しばらく弱小スタートアップなどを転々とした後にどうにかWEB制作正社員の職を見つけた

そこは正社員はいいつつ客先常駐特定派遣薄給なうえ5年間昇給賞与もなしで

待遇はひどいもんだったが楽だったし安定はしてたし

妻子もいるので収入を切らすわけにいかず、なんとか続けていた

しかコロナで色々な案件がぶっ飛んで、ワークシェアリングの名を借りた減給もあり

こりゃダメだと意を決して転職活動に踏み切った

しかしまあ、ないわな、転職

アラフォー管理職経験もなくスペシャリストでもないWEB制作者、俺でも雇わん

それでも数撃ってるうちに良さそうな会社に当たった

もともと印刷物ベース会社IT化をすすめるとかで、社内初のWEB担当者を探していると

正直時代に乗り遅れた斜陽企業感はあったが、待遇は悪くない

年収は450万、これは前職の倍近くになり、魅力的だった

何より、小規模でいいから一人で何でもできちゃう人が欲しいということで

これは自分特性を活かせそうだと判断入社を決めた

しかし、この会社とんでもなかった

社内風土がとにかく昭和

分煙が不完全で会議室タバコの煙で相手の顔が霞んで見えるほどだし、

オフィスワーク時もスーツネクタイ革靴必須

女性社員事務お茶くみ、熱帯魚の世話などの雑務担当

女子トイレが給湯室の中にある)

あと「飲み会での働きが出世にも影響する」ともはっきり言われた

しかもこの会社飲み会コロナ前はたびたび救急を呼ぶほどの乱れ方だったらしい

社員たちは野球競馬パチンコ風俗飲み会の話をずっとしており

若手へのパワハラも横行している

増田は幸い「俺たちがよくわからないネット関係のことをやってくれる人が来た」

みたいな扱いになってておおむね好意的に受け入れられたので攻撃を受けずに済んだが、

3人いたほぼ同期の新入社員はみんな病んで辞めていった

その結果なのか、年齢層が異常に高い

例を挙げると、俺と同年代女性事務員が「女の子」扱いだし

「盛り上げ役の若手」みたいな立ち位置社員が50手前という地獄

ここまで読んで既にまともな人間が働く場所ではないと感じた人も多いと思うが

一番やばいのは職場環境じゃなくて事業内容

印刷物ベースと書いたが、これは要するに老人の名簿を入手してダイレクトメールを送って怪しい商品を売りつける商売だった

身バレが怖いので商品は書けないが「魔法みたいに病気が治る」系統のもの

それだけでも悪質だが、売り方がもっとやばい

ダイレクトメールでは素直には宣伝しないんだよな

架空公的機関とか、富裕層団体とかが登場して「あなた優遇対象になりました」と言って引っ掛ける

次に届くのが「善意女性から手紙

あなたを助けたくてご連絡しています。今、私の父をはじめ偉い人たちにたくさん声をかけて、あなた特価商品をお譲り出来るよう動いています

と恩を売る

その後外野みたいな手紙も届く

「〇〇さん、優遇対象に選ばれたって本当ですか?羨ましいです」

「△△協会に認められるなんて、未来は明るいですね!早く連絡したほうがいいですよ」

で、気を良くして女性電話すると高額な商品を案内される

それだけだと当然断られるのだが

「えっ。もう偉い人たちにたくさん動いてもらって、ようやく〇〇さんのために在庫を確保できたんですよ!いらないなんて言われたら、私どうすればいいんですか〜…涙涙涙…」

ととにかく泣き落とし

このやり取りは数日に渡って行われ、雑談から人生相談みたいなことまで話すので情が移るのか、

結構な高確率で高額商品は売れていく

更にエグいのが、こういう営業活動が二ヶ月スパンのローテーションで行われているってとこ

老人相手に二ヶ月スパン…おわかりですよね

そう

何週間も前からダイレクトメール営業攻勢で追い詰めて、

年金支給日にドカンと入金させるスキームが出来上がっている

こんな無情なことある

そして俺はこのビジネスモデルWEB版を作ってくれと言われている

無理だろ

追記

こういう内容だから色々言われるのは覚悟してたが、ブコメ

450万で妻子持ちは地獄、流石に嘘だろ?

みたいなのが1番こたえた…俺はこれでも生活が超楽になった〜って喜んでるのによ…

ほんとにみんな高収入なんだな

正直妬ましいよ

2022-11-09

既婚者によるホストクラブ体験レポート(長文)

結婚して初めてホストクラブに行ったので、記憶の整理のために書いた。同じ空間にいた人なら一発で誰か分かる内容だが、果たしてあの空間はてな匿名ダイアリーを読む人はいるのだろうか? 

Too Long; Didn't Read.

【忙しい人のために】支払総額10万。閉店後のデート同衾を誘われて逆に萎えた。キスはされたがセックスはしていない。既婚者が行ってはならない場所だと痛感した。

スペック結婚10年目、子なし、レスだが仲は良い、アラフォー田舎在住、普通体型、不美人。性欲はあまりないがときめき欲(?)はある。田舎すぎて職がないのでオンラインで小銭を稼いでいる。

【本文】

ある日東京に行き、用事を済ませた後一人でホストクラブに行った。結婚前は都内在住で、メンズキャバクラ(今は廃れつつある時間ホストクラブ)に1年ほど惰性で通った苦い経験がある。最近ホストクラブホスト個人YouTubeチャンネルSNSアカウントを開設しているので、店に行く前からホストクラブ雰囲気ホスト個人のことを知ることができる。あるチャンネルを通じ某大手グループ所属ホストXを知り、声と顔が好みすぎて会ってみたくなった。配信で「既婚者がお店に行ってもいいですか?」という質問に、「全然OK! 人のものっていいよね」とあしらっていたのも決め手になった。

行く日の夜、インスタのDMで「Xさん初回指名今日お店に入れますか?」と連絡すると、しばらくして「ありがとうございます顔写真付の身分証明書必要なので持ってきてくださいね」という旨の返事。初回指名とは指名するホストを予め決めて初入店すること。普通、初入店時は指名ホストを決めるために1人5~10分くらいでホストが入れ替わり立ち替わりやってきて、これを初回と呼び、1時間3千円〜と安い。初回指名は2回目以降の来店と同じ扱いで、予め指名したホスト接客し、だいたい2万〜。

上品そうに見える服にハイブランドスカーフ金持ちを装った小さい鞄をひっさげ、軍資金として独身時代貯金から15万おろす。店の付近で迷ってしまい、恐怖と緊張が高まる中、なんとか店を見つけてエレベーターで昇り、震える手で店の扉を開ける。YouTubeTikTokで見たままの店内、見たままの美丈夫たちが目に入り、テンションと緊張と恐怖が最大値になる。受付で身分証明書を見せる。コピーはとられなかった(たぶん)。書き物もなし。ホストに呼んでもらう下の名前(偽名可)を聞かれて本名で答えると、若手ホストに席へと案内された。

21時少しすぎに行ったが店内はまだガラガラホストクラブは通常19時開店だが幹部(売り上げの多いホストたちの呼称。毎月売り上げ上位をキープするなど、条件がある)は21時に出勤するところが多く、同伴(出勤前に姫(=客)とデートすること)してから来るためと思われる。

若手ホストメニューを見せてもらう。発泡酒や缶酎ハイは2本セットで2000円。水商売では明記された値段に消費税と、TAXという名目の法外なサービス料約25~45%が加算される。グラスワイン1杯3000円、有名日本酒4合瓶3万円〜、スパークリングワインボトル5万円〜など。すでに高い。この店の場合消費税とTAX入れて支払額は書かれてある値段に×1.5しなければならない。

飲み物を迷っていたら担当指名したホストのこと)となるXが登場。わー! ばり好みの顔! YouTubeでの印象より背が高い! 身体つきが思ったより男らしい! 超好みの顔! いい声! 上品な色味の上等なスーツ! ほのかないい匂い! 感極まって思わず立ち上がりペコペコするキモいムーブかますと「その反応めっちゃ嬉しい!」とリップサービス。並んで座ると膝の先を触れ合わせてくる。既に刺激が強すぎる。

「来てくれて本当にありがとう! SNSとかで『行きます!』って連絡来ても9割来ないからさ〜」といった会話を至近距離でする。顔が近い! すごく目を合わせて会話してくる! カラコンで目がちょっと充血してる! リップが淡いピンクでぷるぷる! マットなお肌! 化粧品または香水のいい匂い! 脳内麻薬が瀑布のように分泌され、体がじんわりと変な風に麻痺してくる感覚に陥る。

担当から店の料金システム説明される。席料は固定であとは飲み物代が加算されるだけ、とのこと。予算は5万円と伝え、とりあえず自分担当白ワイングラス、ヘルプ指名ホスト以外で席につきお喋りしてくれるホスト)に缶酎ハイを注文。時々膝に手を置かれつつ、「どうして俺指名なの?」「YouTubeを見て……」「いつから?」「初めてYouTubeチャンネルができたときから……」「えーすごい! 古参じゃんw」みたいな会話から入るが、一杯目を飲み切らないうちに内勤(ホストをどの席につかせるか等を指示する裏方)に呼ばれていなくなった。

ホストクラブ売れっ子になればなるほど自分以外の指名客(被りと呼ぶ)も来るため、高いお金を払っているのに自分の席についてくれる時間が少なくなるので、席についてもらうためにはより高額の酒を入れなければならない、という鬼畜商売である。高額な酒を入れると、「[ホスト名]の姫様より[酒名]が入りました〜!」と被りを煽るようなクソデカ店内放送が入り、シャンパンコールとなる。

担当がいない間は卓を挟んだ向かいに他のホストヘルプについてくれる。主に若手や新人がついてくれるが、数分だけ幹部もついてくれた。「隣座ってもいい?」と聞かれるも「あなたの姫に悪いか大丈夫です」といい人ぶって断ると「優しいんだね」とにこり。幹部は纏う空気が柔らかく、ドキドキするというより癒される感じがして話しやすく、なるほどこれが売れっ子なのかと思った。

3人くらい新人ホストが入れ代わりヘルプについた。そのうちに他の席も埋まり出し満席になる。他の席に担当がいるのが普通に見えるし声が通ってよく聞こえる。被りの姫がエレベーターに乗るときに肩を組んでいるのがちょっと見えて気になってしまう。姫たちは水商売風の人もそうでなさそうな人もいて年齢は2040代くらいだろうか。可愛い人や綺麗な人ばかりで背筋が伸びる。

新人ヘルプでも会話に困って気まずい、ということはないが、店には他の席の会話を聞かれないために大音量音楽が常に流れており、大声で喋り続けるので喉が枯れてくる。龍角散ダイレクトを持参すればよかったな、とこぼしたら、ヘルプの一人が龍角散のど飴をくれた。いい子~! 

やたら長く感じて正確には分からないがたぶん40分くらいすると担当が戻ってきた。酒が進み、白ワイン2杯目を自分担当に追加。スカーフを巻いてもらうなど戯れあう。この辺りからディタッチがあからさまに増えてゆく。膝に手を置くほかには腕を回したり肩や頭を寄せ合ったりふくらはぎスカート越しに揉むなど。小中高と容姿で虐められていた私のような不美人にもけっこう触れてくるんだなと思ったが、手慣れているというか、勢いがありすぎるというか、誰にでも同じようにやっていそうな雑な感じがした。確かこの辺りでLINEの交換をしたと思う。最新型のiPhoneの画面は少し割れていて、LINEはウケ狙いのような画面で萎えた。非現実的空間現実に引き戻させないでおくれ。

グラスが空いたものの、「そろそろ予算に達しそうだけどどうする?」と言われ、「1、2万なら超えても大丈夫」と答える。赤ワイン担当自分に追加。チェイサーがわりにジャスミン茶も追加。

赤ワインが来たあたりで担当に仕掛けられている感覚があった。抱きつかれたりキスされそうになったり、今後通わせるためか艶めいた色を滲ませるような会話内容になってくる。今日初めて会ったのに早すぎないか? 田舎在住で頻繁には通えないか最初からフルスロットルなのだろうか。「いつ東京出るの?」「明日」「えっ、じゃあ今夜がラストナイトじゃん! そうしたらさ、……店が終わったら、一緒にどこかへ行こうよ」閉店後にホストデートすることをアフターと呼び、これがあの聞きしに勝るアフター……! とちょっと感動。しかし既に23時を回っており、眠気と疲れでそろそろ宿に戻りたかった。けっこう渋ったのだが全く諦めてくれる気配がなかったので「じゃあ[歌舞伎町にある一部に有名なスポット]に行きたい」と言ってアフターを約束した。いま思うとここで無理にでも帰っておけば、よい思い出だけが残っただろう。しかし、店に着くまでの緊張や恐怖、美丈夫たちに囲まれてちやほやされる高揚感、薄暗い店内、馬鹿みたいにうるさい音楽と店内放送、美しい姫たち、昏く煌びやかな装飾、服越しに伝わる担当の体温と質感に飲まれて断れなかった。そのままずるずると奈落の底へ導かれてゆくような心地だった。

赤ワインが空いてラストオーダーの時間が迫ってきて、どうしようか……となり、つい雰囲気に負けて「10万円までなら出せて、それ以上は物理的に無理」と言ってしまう。「じゃあ俺の好きな日本酒頼んでいい!?」と担当の目と纏う空気が突然ぱっと明るくなる。10万円という額は一般人からすると大金だが、ホストクラブにしてみれば雀の涙。そんな額に対してこのぱっと嬉しそうな表情になったのが演技なら、けっこうすごいなと思った。

日本酒の4合瓶が来る。ジャスミン茶を飲み干す。幹部が数分席についてくれたり、日本酒の話などをしたりして2合くらい飲んだあたりでシャンパンコールをする時間になり、天井からスモークが出たり赤や青のライトが点滅したり始める。まぶしい。担当ヘルプコールのために席を外す。私の席の左側には壁があって、その壁を挟んだ反対側でコールしていた。様子は見えなかったが、オールコールホスト全員でコールするレベルのとても高額の酒が入ったようだった。席で一人になり、ここぞとばかりにアイスペールに入った氷をひたすら食べながらコールを聞いていた。酔っているのに頭の中はだいぶ醒めていて、帰りたいなあ、アフター行きたくないなあ、明日何時に起きなきゃ、こんなにボディタッチされるとかえって萎えるな、などと考えていた。内勤が伝票を持ってくる。会計99000円也。ちゃん10万に収まってよかった。バインダー現金10万円を挟んでおく。

シャンパンコールが終わって担当が戻ってきた時には、動いたせいなのかすっかりベロベロで、やたらと抱き着いたり抱き寄せたり私の頬に鼻や唇をつけてきたりする。もはやホストというよりもいい匂いのするばか犬に懐かれているような気分だった。ばか犬に失礼か。ただあまり酒の匂いはせず、抱き着かれるたびにいい香りがした。その秘訣は知りたい。お会計でおつりの千円が返ってくる。

閉店時間が近づいてきて、初めのうちは「余ったお酒持って帰っていい?」と言っていたのが何かスイッチが入ったのか飲み干そうとしていて、ヘルプも呼んで飲ませようとしていたがなかなか減らず、残り一合くらいになったあたりで母校の下校時刻に流れていたのと同じ曲がかかり始めた。ホストクラブでもこういう曲ってかかるんだねと笑いながら、仕方ないのでテキーラを飲むような飲み方で日本酒を片付けた。ごめんよ。担当は私のグラスが空くたびに自分のグラスに入った日本酒そっくり私のグラスに入れることで自分も飲んでいるようなふりをしていた。汚いわんこそばスタイルはやめろ。

閉店時間間際になってやっと飲み干せたので店を出る。「エレベーターの前で待ってて!」と担当に言われて待つ。担当千鳥足で、本当にアフターに行ける状態なんだろうかと不安になる。早く帰りたい。担当が戻ってきて(吐いたのかな?)エレベーターで一緒に降りて外に出る。風が冷たくて寒く、少し酔いが醒める。

歩きながらそれとなくホテルに誘われる。これがあの「初回枕」……! (初めて来店した客とセックスすること)本当にあるんだ! と思いつつ「いや結婚してるから無理」と答える。「えっ、結婚してるんだ! いいなー」「いいだろー、結婚はよいぞ」などと大変ふざけた会話をしつつ担当自販機の水をねだる。アフターは基本的に全額担当持ちである担当も水を飲めばいいのに矜持があるようで、この日見る限り一滴のノンアルコールもとっていなかった(裏では飲んでいたかもしれないが)。歩きながら500mlを飲み干す。ゴミ箱がない。道路が汚い。担当寒い寒いと言って首元に手を突っ込んでくる。冷たい。やめろ。

歌舞伎町にある一部に有名なスポット]に着いて少し戯れたあと、一軒目の居酒屋に入るが色々あってすぐに出る。この時の担当セリフ店員への不満)にドン引きして逃げたくなる。走って振り切れるか? と思ったがヒールだし転ぶかもと思って諦める。歌舞伎町から出てしまうと、25時過ぎという時間のためか新宿の街には本当に誰もいない。担当はとても酔っていて突然大声を出したり歌いだしたりする。人がいなくて本当によかった。「今日最後の日なんでしょ」「旦那さん家なんでしょ」と色々な言い回しで何度もホテルに誘われるので行く気がないことをセリフと態度で示すと「は? うざ」と何度も言われつつ、誰もいないのに妙に明るいビルの中へ入ってゆき妙に大きなエレベーターに乗る。

エレベーターが開いた先はアクアリウムダイニングで、これ見よがしに淫靡雰囲気が漂っていた。かなり広い店内だったが時間時間なためか客は数組しかおらず、わかりやすいかがわしいカップル席に通される。店内はホストクラブよりもやや暗く、蛍光がかった瑠璃色水槽の中で熱帯魚がけだるく泳いでいた。グラスビールを二杯注文する。眠さのピークは越えたが倦怠感がひどく、早く帰らせてくれと心から思った。

担当も意地になっているのかなおも枕に誘ってくるので、そんなに飲んでたら起つものも勃たないだろと思いつつ、なんとか諦めてもらえる話題を……と性病の話などをする。「いや実は昔クラミジアうつされて……(嘘)」「えー、小陰唇見なきゃ信じない。小陰唇見せろ(嘘つくな)」今日初めて会った人間同士でする会話ってこんなだっけ? 結婚前知り合いにレイプされてそのせいか不明だが後日HPV高リスク型と診断された話、その知り合いが肺がんになって死んだ話などをする。意外と否定せず聞いてくれる。梅毒流行っているか絶対に夫以外の人とセックスしたくない、会ってちょっとときめきたかっただけでセックスがしたいわけではない、刺激が強すぎる、もう充分楽しんだからもう帰りたい、ということをひたすら言い続けたら、さすがに担当も嫌になってきたのか目を見ながら「はいはい梅毒梅毒」とか「ガキが」とか言ってくるようになる。一回りくらい年下の男子にガキがと罵られてもかえって滑稽である。それでも抱き寄せられて頭を大きな手で優しく撫でられる。どの客にも同じことをしているんだろうなと思って全く嬉しくなく、もはや触られすぎて全くドキドキもしない。終電前に帰ればよかったな、でもそれだとかえっていい思い出しか残らなくてまた行きたくなってたかもしれないから逆に最悪な場面が見られてよかったかもな、それにしても色々ドン引きだな、こんな接客される被りの姫たちがかわいそうだな、ホストクラブなんぞ二度と行かないな、私みたいな人間が行く場所じゃなかったな、早く終わらないかな、宿に帰って風呂に入りたいな、と色々なことを考えながら撫でるに任せていたらマスクを外されてキスされた。気持ち悪かった。顔と声は本当に好みなのだが、本当に好みでも気持ち悪いと感じたことにほっとした。独身時代だったら、あるいは夫と仲が悪かったら、あるいは自分の性欲がもっとあったら、ここまで行きつく前にすっかりやられて身も心も崩れ爛れ落ちて二度と引き返せないところまで一瞬で行ってしまっていたかもしれない。担当の顔は暗い店内で定かではないが能面のような顔をして笑っていた……ような気がする。

もう行こうか、と担当が言って、ビールを飲み干し(担当はやはり汚いわんこそばスタイル自分ビールを私のグラスに注いでいた)店を出た。そのまま新宿駅のタクシー乗り場まで一緒に歩く。「次いつ東京来るの?」「LINE返信してね」みたいな会話をしたような気もするし、「はーうざ」と言われたような気もするがあまり覚えていない。タクシーに乗る前に最後ハグされたのでハグし返す。酔って匂い全然からない。これでやっと帰れる! と開放感でいっぱいだった。

タクシーの中ですぐLINEブロックし、インスタの捨てアカウントを削除する。部屋に帰った時には27時だった。水を700mlくらい飲み風呂に入ってさっさと寝た。(幸いなことに二日酔いにはならなかった)

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振り返ると、なんだか夢か幻かのような朧気な記憶しかなく、つらつら書いてみたが本当にあったことなのか少し不安になる。写真も撮っていないし、連絡手段も断っている。不美人だし、何十、何百万も使うような客には見えないだろうから色恋営業かけられることもなかろう、楽しく飲んで帰れるだろうと思っていたらこんな目に遭うとは思わなかった(昔通っていたメンズキャバクラ担当とは、艶めいたこともなければアフターや同伴をしたこともなかった、というのもある)。至極当たり前なのだが既婚者が行く場所ではなかった。なお夫への罪悪感は悲しくなるほどない。もしもセックスしていたらあったかもしれない。

次に東京へ行く機会があるとすれば半年以上後なので、物理的に距離を取れる環境でよかった。もしも都内在住だったら、通ってしまっていたかもしれない(逆に、田舎在住で通えないからこそ一度店に行ってみようと思ったのはある)。中村うさぎの著書やネットに転がるホスト体験談ねほりんぱほりんホスト回などは履修済だったが認識が甘すぎたようだ。

担当が酔うまでは、べたべた触りだす前までは、本当に楽しくてドキドキして理想的ホスト遊びだった。あんなにひどい目に遭ったのに、店内でのよい思い出が脳みそのどこかに楔を打ち付けたみたいだった。薬物中毒者気持ちがわかる気がした。もしも万が一、もう一度担当に会いたくなったら、遅めの時間帯に何か大事な予定を入れて早い時間入店するか、財布の中に免許証現金3万円だけ入れて入店して酎ハイだけ頼むか、とにかく自分意志を信じないで行動するしかないと思った。こんなことを考えている時点でもうだめかもしれない。もしもまた店に行くことがあればまたレポートしようと思う。その時は嘲笑ってほしい。そんな日が二度と来ないことを祈っている。

2022-09-11

仮初めのハイソサエティを得たお陰で金を稼ぐことに無感情になった

タワマン→いやそれ○○(企業秘密)でいいよね?

熱帯魚鑑賞→いやそれ○○(企業秘密)でいいよね?

マジでうなっちゃってフリーターのくせに満ち足りてる

その癖今働いてる仕事も(企業秘密)で稼ぎこそ少ないが完全に自由仕事で合間に映画行ったり友達恋人に会ったり無駄がない

なんだろう、頑張るエネルギー全然ない。今が満たされすぎてる。ここがもうゴールなのだろうか?

2022-08-01

中3の頃、陰キャ優等生だった俺だが、地域お祭りか何かがきっかけで不良グループとちょいちょい付き合うようになった

不良たちは午後になると早退して学校の近くのメンバーの家に集まってダラダラと過ごしていた

日本家屋のたぶん蔵を改造した離れの二階がそいつの部屋で、たぶん20畳くらいの和室

一階はガレージになってて仲間の原付バイクがいつもたくさん止めてあった

和室タンスとか棚とかで一応2つにスペースが分かれていた

奥の方はいつも何枚もの布団が敷きっぱなしで、そっちにでかいテレビゲーム機ネットに繋がるパソコンと大量の漫画本があり

男たちはこちらに集まっていた

手前の方には学習机と応接セットと熱帯魚水槽があって

そっちにはいつも女子が集まって雑誌読んだりでかい声で談笑したり化粧の研究をしていた

俺含めて最低5人、多いときだと12人くらい集まってただろうか

俺はちゃんと授業受けてから放課後そこに合流してたのだが、そうすると何人かは布団で爆睡してたりした

起きてる人間ゲームで対戦したり、テスト前は比較的真面目な女子勉強を教えたり

やることがない日は延々漫画を読んでたり

たまに喧嘩して顔を腫らして来る奴もいた

不良グループ同士の勢力争いというのが存在していて、みんなその話を真剣にしていた

俺は単純にそれがゲームドラマの話みたいですごく面白かったのを覚えてる

俺らのグループの上には高校生グループがいたし更に上には地元チンピラがいた

当然ヤクザもつながっていたんだろうが、中学生にはそのへんの話は降りてこなかった

ごく稀に、高校生の先輩の男女カップルが遊びにくる事があった

その日は例外なく乱交になった

女子の半数は参加せずに帰っていたし男も眠いといってソファで寝てるやつも結構いた

俺は基本参加しなかったが帰りもせず、ソファで寝たふりをしながら喘ぎ声を聞いてた

あとでオカズにするためだ

でも一度だけ、参加というか、巻き込まれそうになったことがある

その日は別の学校女子が一人来ていて、そいつ全裸で応接セットまで来て

あんたなんで1人でそんなとこいんの」と狸寝入りの俺に抱きついてきた

で、「しよう」と言ってくる

当時の俺は童貞で性欲よりも怖いという感情が大きかったのだが、こうなったら覚悟を決めようと思って制服ズボン下着を脱いだ

その女子ソファに寝て股を開いた

俺は当然ギンギン しかしぎこちなく挿入しようとすると「ねーゴムは付けてよ」と言われた

俺はコンドームがどこにあるか知らなかった仲間たちはみんなプレイ中で聞ける感じじゃない

断腸の思いゴムいからやめようかと言うと、女の子は「え〜」と不満そうにし、ちょっと考えて

「中まで入れるのはダメだけど表面にくっつけるだけならいいよ」と言った

彼女陰毛は濃かった

その間の粘膜に俺は必死亀頭をこすりつけ、そしてすぐに射精してしまった、しかも思い切り局部ぶっかけしまった

バカ赤ちゃんできちゃうじゃん」

と俺の額に強烈なデコピンをして、その女子ウェットティッシュを求めて奥の方へ消えた

そしてもう戻ってこなかった

俺もやばいことをしてしまったという気持ちになり、そのまま服を着てこっそり帰った

それ以降、俺はもうそのたまり場には行かなくなった

学校では不良たちと談笑することはあったが、それも徐々に疎遠になった

受験が近づいたのも大きかったと思う

アウトロー集団に身をおいたのは後にも先にも中3のこの時期だけだ

いまでは思い出すたびに現実感がなさすぎて夢みたいだったなと思う

そしてあのソファでの失敗が俺の性体験の全てだ

そのまま42歳になってしまった

記憶の中のあの数カ月間が薄暗く光るのから目をそらせないままここまで来てしまった

どこにいても自分部外者だという気がする

経験人格を作るのだろうか

今更寂しいとも思わないがただ不思議

2022-07-15

青と黄色ツートンカラー熱帯魚ってそういえばいるんだよな

ぐぐって見たら有名なのはシリキルリスズメダイ

ウクライナ国旗みたいな配色の魚がもしいたならば、支援シンボルみたいな感じで言及されたことがあるのかもしれないなと思ったが

シリキルリスズメダイ黄色の部分が少ないか

地域によって配色に個体差があるらしいかそっくり個体もひょっとしたらいるかもしれない

2022-07-07

anond:20220707114847

小学校ときにもいたじゃん

熱帯魚?とかの水槽に墨汁とか入れてキャッキャしてた子供

「うおるあああああ!汚してやったぜ!どるあああああ!」みたいな。

すごい興奮してたろ?

基本はその延長よ。

2022-06-22

anond:20220622124554

秘密彼氏を会わせてみたくて適当な口実つけただけだよ

お前が熱帯魚好きって言ったら熱帯魚好きの友達って言って魚ショップ行くし、お前がSEX好きって言ったらSEX好きの友達って言って一緒にSEXしてたよ

2022-06-07

熱帯魚とか籠の鳥を飼おうと思ったけど

なんか動物虐待っぽいのでやめた

かい水槽に小型のグッピーとかなら虐待感は少ないか

2022-04-13

外見がなんの変哲もなくて中身が超すごい家・店にあこがれる

秘密基地的なワクワク感がある。

前行った福岡焼き鳥屋でそういうのがあった。

外見は何の変哲もないというかむしろボロボロなほうがいい。

から見たらトタン屋根とか鉄錆でボロっちい工場みたいな感じだけど中に入ったら間接照明ソファ熱帯魚みたいなのもいい。

理想は、空き地・原っぱににイナバ物置みたいなのがポツンとあって、入ると地下に会員制高級クラブみたいのがデデーンってあるやつかな。

路地裏横丁の5席ぐらいしかない狭いカウンター居酒屋の奥に扉があって……ってパターンもイケる。

2021-12-16

俺が飲み会を嫌いな理由は「飲み会が好きな奴らはみんな飲み会が好きだと思っている」から

コミュニケーション苦痛だ。

酒は毒だ。

俺にとって飲み会は毒の密室だ。

永久凍土打ち上げられた熱帯魚だ。

肺呼吸が出来ないなんておかしな奴だと笑われて、これで寒いなんて狂っていると嗤われる。

極めて不快だ。

金を払って苦しんで、毒を飲まされ嘲笑われて。

ぶっ殺すぞ?

2021-10-28

久しぶりにゲーセンに行ったら昔を思い出して死にたくなった

十代前半の頃からゲーセン入り浸り。


ゲーセン雰囲気好きだったなあ。

ゲーセン常連になって、同じゲームする仲間と遠征行ってネカフェに泊まって大会に出て

別ゲーの人とも顔見知りになって、知り合いが増えて。

ゲーセンコミュニティが大好きだった。


コミュニティだけじゃなく、ゲームに熱中することが大好きだった。

対戦ゲームなんかでは負けたことが悔しくて、どうすれば勝てるか必死になって考えたり。

気づけばその界隈では知らない人はいいくらいの知名度になったり。

社会的にはゴミクズなのに、界隈では調子に乗ってた。



久しぶりにゲーセン行ったら当時と今の自分比較して絶望した。

別に今も決してつまらない人生じゃないんだけどさ、

熱帯魚にハマったり、家庭菜園をしたり、登山したり、

ダイビングしたり、結婚したり、旅行に行ったり、

ゲームを辞めてから色々な趣味に手を出したし、

今もなお楽しんで続けている。





熱中するものがない。気分は老後みたいなもん。


そこまでは自覚していたんだけど、

週末久しぶりにゲーセンに行って当時のことを思い出して今の自分絶望した。

当時通っていたゲーセンはもうないから、適当ゲーセンに行っただけなのにな。

過疎ったゲームを見て当時のような環境はどこにもないんだなと実感した。

今の生活をあと何十年も続けていかないといけないことがつらすぎる・・・

2021-10-16

anond:20211016042623

窓際の光だけでは足りないことが多いし、天気や時間帯をみて置き場をこまめに変えるのも大変なので

おすすめ熱帯魚用の水草育成ライト毎日タイマー自動的にあてること

ガジュマルアデニウムもこれでグングン育ってる。

2021-10-09

どうして先に死ぬのがわかってるのに、犬や猫を飼うの?

煽ってるのではなく、素朴な疑問。

自分は、アレルギー持ちで毛のある生き物は飼ったことがない。

金魚熱帯魚とは暮らしたことがあるけれど、友情は築けなかった。

自分より何十年も先に死んじゃうってわかってる生き物と心を通わせるってどういう感じ?

死んだ時は悲しくてもまたペットを飼いたくなる??

最近フリーレンとかダンジョン飯を読んでてエルフとか長命種が感じる人間対する気持ちって、人間犬猫に感じるものに近いのかな? と感じていた。

言葉が通じるとまた違うのだろうか?わからないけど。

どうして先に死ぬのがわかってるのに、犬や猫を飼うの?

煽ってるのではなく、素朴な疑問。

自分は、アレルギー持ちで毛のある生き物は飼ったことがない。

金魚熱帯魚とは暮らしたことがあるけれど、友情は築けなかった。

自分より何十年も先に死んじゃうってわかってる生き物と心を通わせるってどういう感じ?

死んだ時は悲しくてもまたペットを飼いたくなる??

最近フリーレンとかダンジョン飯を読んでてエルフとか長命種が感じる人間対する気持ちって、人間犬猫に感じるものに近いのかな? と感じていた。

言葉が通じるとまた違うのだろうか?わからないけど。

2021-10-07

anond:20211006160437

テイルズオブエターニア用語天文学由来)とかは作品の設定や雰囲気マッチしてて逆に興味が深まったよ(セイファート銀河とか)。

逆に、ルビス伝説熱帯魚みたいな何の必然性もない作者の趣味っぽいのはスポイルされやすいね。魚の話ならともかく。

2021-09-27

anond:20210920010126

熱帯魚とか。交流するとマウントの取り合いになるかもしれないけど、魚を相手にする分には争いごとは起きないよ

2021-09-11

熱帯魚飼ってる女子かわいい

お近づきになりたい

一緒に飼われたい

2021-06-12

anond:20210611131033

オレ様はぁ、お上品で清楚で整ったお味の洗練された素材だけで出来た口に甘い白雪みたいな砂糖菓子しか口にあわねぇんだよ、ってことだよね

熱帯魚みたく何から何まで誰かにキレイに整えてもらわなければ息もできないってことだよね

さぞかしここは住みにくかろう

日本の国力が高いと感じるとき

さすがに1億4000万人もいるというのと、

各人がなんらかの専門性を持っているという点である

たとえば以下のページ、

質問プロ顔負けのレスが即答される

昆虫自然熱帯魚などかなりのプロ日本はい

もともと農業漁業立国であることがうかがえる

台湾韓国は数千万はいるが、逆に南国フルーツ寒冷地知識は多そうだが、

こうしたQAサイトにおいては日本ほどの活況はないと思う

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13107848633

2021-05-23

anond:20210523201607

知り合いにペットフロア熱帯魚関係担当してる店員がいるんだけど

水草育成用の特殊蛍光灯を一度に大量に買っていく人は怪しまれるらしい

2021-05-22

幼少期なんて覚えてないんだけど

ある時、「小中高それぞれの時代自分がハマっていたものをそれぞれまとめてみてください」という課題が出されたことがあった。

自分は、熱帯魚飼ってて好きだったなとか、自分だけ新しいゲーム機を買ってもらえなくて寂しかったなとか、学校の始業前に芝生でボール遊びをして、朝露で靴を濡らしてたなみたいな、断片的で何気ない記憶が指で数えられるくらいしか思いつかない。

今につながっている、継続してやっていることなんて1つも無いし、生き生きと話せるほどハマってたことなんて無かった。まあ大抵そんなもんだろうとは思う。

当時、不自由だったことも、人から不当に扱われたこともなかった。平和で恵まれていたと言っていいと思う。

からさら嘆く権利自分にないんだけど、「特に何もなかったな」としか思えないことが悔しい。つらい。

そんなもんだよな?

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