「文革」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 文革とは

2021-03-22

歴史学者の件

多少叩かれてもしかたないと思うけど、叩いてるやつらも大概アレだな

から見てると文革とか四人組粛清とかそんな感じに見える

人間正義」を持つと本性を現すんだなーとつくづく思うわ

2021-03-01

anond:20210301195206

中国文革で古い陋習ごと葬り去ったからねぇ…若い国だよ。

過去には囚われない。

前を向く国。

アメリカ世界一位の経済大国の座を脅かされて、ようやく重い腰をあげた。

バイデン大統領が美式文革と呼ばれる活動に取り組み、アメリカに巣食う陋習悪習を葬ろうとしている。

日本は、もう遅い。

最後のチャンスは2009年から3、4年ほどの期間だった。

中国に抜かれるまさにその頃、仙谷さんや菅さんがやろうとした最後改革日本は生まれ変われる可能性があった。

しか国民が彼らに対して聞く耳を持たなくなり、永遠に復興の道は断たれた。

2021-02-17

不謹慎ネタが笑っているのは誰か(井戸に毒問題

例えば「おいおいイギリス野郎仲介するのかよ?」といった場合、笑っている対象イギリスであって大英帝国被害にあった国や民族ではないだろう。

天安門文革ネタにしたときに、揶揄しているのは中国共産党であって、その犠牲となった人たちではないだろう。

ナチスヒトラー毒ガス室を例えに出すとき体制批判材料としてナチスを悪としているのであって、ユダヤ人差別しているのではないだろう。

 

神風特攻隊ネタにしたとき特攻で亡くなった方を馬鹿にしているのか?

井戸に毒をネタにしたとき朝鮮人差別しているのか?

揶揄し笑いの対象としているのは、どちらも当時の日本政府であり軍であり日本人であり、

まだその精神性を宿している現代日本人ではないのか?

 

と思っていたのでだけど、

なんか「毒ガス室」を話にだしたら「それはユダヤ人に対する差別だ!」「ユダヤ差別助長する可能性がある!」

みたいな話になってておかしくない?

となっている今日この頃

2020-11-21

anond:20201121171602

演劇支援の話でもそうだったけど、アンチ文化活動というか反知性主義朝日新聞とかが対話を試みても、逆上してますます意固地になるだけだろうね。

ここはアンチ側も多少傾聴しそうな産経新聞あたりにけしかけてもらって、中国文革ポルポトみたいな国になりたくねぇだろって説得するしかいかも。

2020-09-16

三体1は発売後すぐに読んだ。記憶に残っているのは文革パート人間コンピュータだけで、あとのいろいろはよく思い出せない。なんかゲームしてたような気がするのと地球に三体人が向かってることしかそのほかはおぼえてない。私がしっかり覚えているところはツイッターで見るに退屈な部分らしい。たしかSFしてないところだしね、SF好きはあんまり興味なさそう。

2020-07-18

anond:20200718123721

あいつら北朝鮮を地所の楽園、大躍進や文革正義、六四天安門とか大罪とか思ってる連中だから相手にしちゃいかんよ

2020-07-13

anond:20200713211541

ポリコレ文革って呼ばれる所以よな

法に依らず異常者が殴りかかってくる

2020-06-27

anond:20200627101425

もう現実の方がよほど文革じみてきてシャレにならんのにな

2020-06-25

リベラル派がリベラリズムを捨ててるのになんで一緒にいなくちゃならんのだ?

いや、攻撃されてるのはオタク表現だけだと思ってた?

視野が狭すぎるよ。

世界中リベラル派はあらゆるものを、宗教裁判にかけてるんだよね。

その苛烈さはまじでやばいレベル

リンカーンガンジーすら有罪判決である

人形

タバコ

アニメ

映画

ゲーム

酒。

化粧品

地名

スポーツ

全てのもの適当リベラル宗教裁判にかけられて、有罪判決が出てるわけで、リベラリズムを信じている人ほど、今のリベラルから距離を取らざるを得ない。

問題なのはそういう人は、キャリアリベラル派に大きく依存してるので「お前らなんかリベラルじゃねえ。ただのナチの残党か文革の残党だ」と言おうものなら、即座に職を失う。

から世論調査ニュースの街頭インタビューでは「トランプけしからん」と答えるけれど、投票するときはやけっぱちの一票をトランプに入れるんだよね。

外山恒一が「やけっぱちの一票を」と言ってたが、実際に自棄の一票はトランプがもらってた。

2020-06-12

アメリカ文革が始った

リベラルヤバイ

正義に酔って対話ができない。

Black Lives Matterは大事

だけど今大規模デモやってコロナ感染拡大につながるリスクは冷静に考えないとヤバイ

日本でのデモ応援した大坂なおみのツィートへの反応でもそうだけど、大多数は冷静なリスクの指摘なのに、高須克弥のような一部のヤバイ奴だけ取り上げてBlack Lives Matterに反対する奴はレイシストみたいなレッテル貼るのマジで良くない。

銅像倒すのマジで良くない。独裁政権が倒れた時に権威象徴になってる像を倒すのはわかるよ。ベルギーレオポルド2世みたいにガチヤバイやつを顕彰するのが今の価値観ヤバイのも理解できる。でも歴史のある像は骨董価値もある。現在価値観ヤバイなら、人通りの多いところから撤去して博物館収蔵品にすれば良い。正義の鉄槌だとばかりに勢いで像を壊すのはタリバン大仏破壊と何が違うのだろうか?像を破壊するのを放置してたら人を吊すこともためらわなくなるよ。このままリベラル正義暴走したらマジで文革になる。リベラルヤバイ

2020-06-11

anond:20200611182357

あらあら、また論点ずらしですか。

反論出来ないからって随分巻き戻って難癖つけるんですねw

北朝鮮クメール・ルージュ文革時代中国ソ連大粛清アメリカ赤狩り、これらを見て「法治国家において裁判所判決絶対正しい」って言えるの、はっきり言ってヤバイって揶揄してるのがわからんのね。

論理日本語勉強して頑張ってください。

2020-04-18

anond:20200418040950

トランプみたいに感染者をふやさなかっただけでもありがたいよ

60万人+WHOに援助打ち切りとき

欲を言えば中国なみの手腕がほしかったけど

回避難訓練してて3回めの今回もCOVIDに結局勝てなかった国だから日本と大差ないわ

中国武漢肺炎」って書くと日本ゲームの中であっても国民兵つかって嫌がらせしてくる

日本コロナで忙しくても大本中国日本領海に海賊を出していやがらせ

はいはい政治ゲームお上手ですこと、もちろんチベット天安門文革もお忘れなく

安倍首相はあくどくなさすぎたんだろう

政治にできることなんて期待しすぎちゃだめだよ

2020-01-11

文革ときイキってた人たちって今どうしてるの?

多くは鬼籍に入ってるんだろうけど。

文化大革命とき知識人とかを血祭りに上げてた人たちって、いまなにを思って生きてるんですか?

文革自体は今の現代中国だとタブーで、あんときヤベーことしちゃったよなみたいな感じなんでしょ?

そんな中で、そのときイキってた人たちってどういう扱いなのかなってふと気になって。

誰か中国に詳しい人、教えてもらえると嬉しいです。

2019-12-09

はてサはてブ似非左翼)が嫌われる理由を列挙しよう

他にありましたらどうぞ書いてってください

2019-11-16

anond:20191116175935

たとえ映画だとしても、戦中の30-40年代日本舞台なのに戦争関係描写が一切なかったおかしいでしょ?

どういう意図なんだ?って思うはず。

そういう描写が常に続いてる映画なんだよ。

で、フォレストガンプはその取捨選択がすべて、アメリカ極右歴史史観なの。

左翼馬鹿にし続けて、右翼気持ちよくなるように捏造したりパッチワークした展開だけが続く。

日本でいえばポツダム宣言を受諾しなかったりGHQ存在しないみたいな。

しかも、アラバマ舞台なのに公民権運動存在しない=黒人人権は認めないとか、かなりヤバいやつ。

言い訳としてババって黒人キャラを出してるけど、これもよくある卑怯手法

当時文革批判してたジョンレノンを実際の映像吹き替えして「中国万歳馬鹿アーティスト」として笑いモノにするような映画だし、他にも色々やばい描写が腐るほどあるから調べてみるといいよ。

バックトゥザフューチャーロックという黒人発祥文化を、チャックベリー白人からパクったものとして描いてたり、レーガン政権思想そのままだったりと、こっちも実は結構ヤバい映画

ちなみに監督本人がそういう思想作品を撮ったと言ってるから陰謀論じゃないよ。

2019-10-17

私は大陸系は嫌いだよ、フランス現代思想の連中とか人間的にも性格悪いし

ファイヤアーベントはかつて「科学者どもに権力を与えるとろくなことにならないか中国文革みたいに科学者弾圧したらいい」と放言して、いざ非難されたら「科学者どもは言葉のあやというものを知らないらしい」と言い逃れしたそうな。

2019-09-16

故郷を思い出したので自分語りしてみる。

ふと生まれ育った町の情景を夢で見て、多少思うところがあったので気持ちを書き留めようと思う。

静かな入り江からさな漁船が海の彼方へ消えゆくような、そんな夢だった。

最近よく見かける「田舎で非知識階層に囲まれて育ったけど、地元に馴染めずなんだかんだで都会に出てきて過去ホームタウンを思い返すたびに多少絶望する」という散文的な自分語りであることを先に断っておく。

ただの個人経験であり、エスノグラフィのようなものだと思って読んでもらえれば嬉しい。

この日記結論はこうだ。

かに東京人間想像することも出来ないような社会」が日本のどこかには必ずあって、学ばないことが規範と化して社会再生産されているということ。

自分東海地方の海沿いの寂れた漁師町に生まれた。

名古屋まで電車で1時間半以上、文化的施設といえば聞いたことのない演歌歌手がたまに来る小さな市民ホールと、小さな本屋が2軒あった。

2軒の本屋万引き被害額が大きすぎて自分が町を出た後に潰れた(跡地はセレモニーホールという名の葬式場になった)。

1時間に一本しか電車のこない駅から伸びるメーンストリートで今でも開いている店は、年金暮らし年寄り趣味でやっている畳屋と宝くじしか無かった。

街中でスーツ姿の人は見たことがほとんどなかったし、そもそも人が出歩いている記憶すらない。

家族母親と母方の祖母のみ。

高卒で一度も町からたことのない母親は、漁師相手にする場末スナックで働いて自分を育てた。

同じ町で漁師をしていた父親フィリピンパブ出会ったフィリピーナに入れ込んで、小学2年生くらいの頃に母親離婚した。

それより前には「キミの父親不倫をしているんだ」と小学校の同級生母親から聞かされた。

相手は近所に住んでいた太ったおばさんだったので、あんデブとなぜだろうとその時は疑問に思ったけどすぐに忘れた。

最後父親と会ったのは、父親が家を出て半年後くらいに小遣いをやるからと呼び出された紫煙で視界の悪い雀荘だったと記憶している。

その後は行方不明で、風の噂では今はマニラに住んでいるらしい。

こんな家庭環境は、東京自分が属するコミュニティでは聞かない。

なぜそんなことにわざわざ触れたかというと、自分の家庭は何も特別ではなく、周囲を見渡せば程度の差はあれどどこもそんなものだったから。

親が大卒同級生なんてクラスに1割も居たかという感じだったし、自分が通った地元中学校には200人くらい同級生が居たがそのうち大学に進んだのは20人くらい。

自分博士まで進んだが、マスターレベルですら聞いたことがない。

あとで詳しく触れるが、そもそも勉強をするとか考えること自体忌避するという一貫したスタイルがあらゆる局面通底していた。

さて、シングルマザーの家庭はクラスに3割は居たし、両親が揃っていても母親父親違いの兄弟姉妹が居るなんて話も珍しくない。

世代職業漁業水産加工町工場自動車修理で、小中学校教諭公務員の子息は格の違いを醸し出すスーパーエリートの家庭扱いだったし、家も小綺麗だった。

スーパーエリート以外は、トタンの壁が海風茶色く錆びて、汲み取り式のトイレから伸びる煙突の先がクルクル風で回っている文化住宅か、古民家カフェを思いきりボロボロにしたような都内なら廃屋だと思われるような家に住んでいた。

町工場に勤めている人たちで指が無くなったなんて話もよく聞いたし、どこそこの家が生活保護受給とかという話もよく聞いた。

クラスメートが学校を翌日休む理由が、その前に起こした暴力事件家裁に呼び出されているからとかもよくある話だった。

そんな彼らが余暇にすることといえば、スナックフィリピンパブギャンブルセックスくらいしか聞いた限り思いつかない。

かに、成人した兄がいる同級生の家に遊びに行った時には、真昼間から居間同級生の兄と派手な格好をした若い女性がセックスをしていたし、パチンコ屋には毎朝人が並んでいた。

ギャンブルパチンコ電話投票する競馬が主流だったが、甲子園の季節になると地元暴力団が元締めをする高校野球賭博流行っていた。

暴力団偽ブランド品も売りさばいていて、軽自動車スウェット姿だけど鞄は高級ブランド(偽物)という出で立ちの女性をよく見かけたものである

まぁこんな感じでつらつらと思いつくまま挙げてみたが、自分身の回りで溢れていたのは、キーワードでいえば貧困、性、暴力ギャンブルだった。

そもそも大人たちがそんなスタイルだったので、子供達も似たような社会フラクタル図形のように構成していた。

小学校の頃には駄菓子屋コンビニでの万引きが横行していて、後に刑務所に入るような子供たちはその時代からすでに盗んだタバコを吸って、やっぱり盗んだバイクに乗っていた。

暴走族(ゾク)に入って大人たちを殴ったり大怪我するほどのゾク同士の喧嘩をする中学生たちが小学生のヒーローで、ゲリ便が出る時のような音を撒き散らすバイクに皆憧れていた。

そんな時に暴力的な彼らは、異質な存在排除することが大好きで、異質とみなされた同級生は徹底的に排除された。

小学6年生のとき教室に入ったらメガネをかけている子が素っ裸で椅子に縛り付けられて頭にバケツを被らされていた。

メガネは弱いもの象徴で、勉強議論をするような人間排除対象だった。

文革かって感じ。

反対に、野球が上手いか、足が早いかケンカが強ければヒエラルキーの上部に君臨できる。

動物的に強弱を判別できることがそのままヒエラルキーの源となっていたし、意思合意感情とその時の雰囲気で決まっていた。

そして中学生になると、今度は成績が良い人が排除対象となる。

真夏に水を飲まずに走りこんで泣きながら試合に負ける部活に打ち込むことがすべてに勝り、もしくは非行に走ることがある種の中学生らしさであるというコンセンサスを伴って正当化されていた。

授業中には廊下自転車が走り、思い出した頃に校庭に暴走族野良犬があらわれる。

トイレにはタバコの吸い殻が落ちているし、たまに窓ガラスは割られていた。

教師はたまに殴られたり、殴り返したり、車を壊されたりしていた。

一方で登校している生徒にとっては、校則フーコーパノプティコンも真っ青な規律自動化させるもので、髪型男子坊主女子は肩まで。

他にも細かい校則がたくさんあって、破れば容赦無く教員から殴られる世界だったし、皆が一緒であることを望んでいたので、逸脱すれば容赦無く告げ口されていた。

校則を破らなくても、目立てば排除対象になりうるので、いつしか自分も誰かが見張っていると意識して、いかに溶け込むかを重視するようになっていた。

そして積極的に学んだり考えることが嘲笑対象であったので、そこでもやはりセックスしたことがあるかとか、バイク知識があるかとか、そういう分かりやす尺度ヒエラルキー構成されていた。

授業中に教師から指名されて小難しい答えを言ったり、発音記号通りに英単語発音しようものなら3日は真似をされてイジられるのは御多分に洩れず自分地元も同じだった。

テスト期間は早く帰れるので皆喜んで下校後に遊ぶレベル勉強に対する姿勢で、将来は男子工業高校女子商業高校に通ってそのあとのことは何も考えないのが一般的だった。

ここまでは自分ライブで触れた15歳くらいまでの環境の話で、せいぜい15年くらい前の話だ。

はっきり言えば、そのような環境はまっぴら御免だし、そんなところで自分の子供を育てたくはない。

ただ、地元の話は中々難しい問題はらんでいる。

ここからは冒頭に述べた「社会再生産」について触れたい。

さて、経緯は知らないが、自分幼稚園の頃にIQテストを受けた。

そのあとに、あなたの息子は知能指数が高いから相応の教育を受けさせてあげてくださいと園長先生から母親コメントをもらったらしい。

大学のことすらよく知らない専門学校卒の母親だったが、自分都内海外の全寮制の学校小学生のうちから預けようとした。

だが、当時の自分はこともあろうに泣き叫んで拒み、結局は地元に残ることを選んだ。

当時のことはよく覚えていて、理由友達と離れたくなかったから。

その時に知りうる限りの世界を取り上げられることに対する極端な不安が何よりも勝っていて、母親は息子の気持ちを優しくも汲み取って折れた。

ただ、結論からいえば、自分結果的に完全に故郷を捨てた。

小学校に上がった時、小1か小2くらいの頃から、本を読み始めた。その頃に三島由紀夫島崎藤村やら、古い作品から新しい作品まで縦横無尽に慣れ親しんだ。

早朝に登校して空いた時間や、ジャンケンで負けて押し付けられた図書委員時間図書室でひたすら本を読んだ。

そのうちに、自分生活する社会根本的に異なる社会、つまり学び、考えることが重要であるという社会存在することを知った。

哲学思想系の本はもちろんのこと、西洋美術画集建築写真集に心を揺さぶられたし、マーラーCDを初めて聞いた時の感動は死ぬまで忘れないと思う。

めちゃイケを好むふりをして、自分加藤周一の羊の歌に感銘を受けて、とりあえず東大に行こうと中学の頃には考えていた。

そして周囲に迎合しつつも高校に進んだ。いわゆる地方公立トップ校だった。

他にも理由はあったと思うが、中3の時には成績が良いという理由ものを隠されたり上履きにガムが入っていたこともあった。

通っていた高校地元から電車を乗り継いで1時間は掛かる。

入学から1ヶ月もしないうちに、明らかに新たな社会社会階層自分は組み込まれたと自覚した。

同級生の親の職業は、医者弁護士会計士大企業社員ばかりだった。

誕生日には名古屋デパートの上層階のレストランだったり、どこぞで伊勢海老を食べるだのとそんな話もたまに聞いた(成金的な家はあまり無かったけど)。

彼らの親は旧帝国大学出身はざらにいたし、兄が東大、今はオックスフォード留学中とかそんな話も当たり前にあった。

幼い頃からピアノバイオリン書道バレエスイミングなんかをやっているのがマジョリティだったし、週末に美術館やコンサートホールに足を運んだという話も決してレアな話ではなかった。

彼らと出会ってとかく感動したのは、好きだった本や芸術の話を初めてリアル人間とできたことだった。

そして何より彼らは、自身解釈や、見解を示してくれたし、自分のくだらない議論にも向き合ってくれた。

もちろん性やギャンブル暴力ワンピースの話もたまにはあったが、それ自体享受するだけでなく、思考対象としても話題を取り上げることががあった。

高校以来、自分は学び、思考する人しか存在しないかのように振る舞う社会に身を置き続けている。

今にして思えば、もっと早く外の世界に出た方が良かったのではと素直に思う。

ただ、当時の自分には、その選択肢はなかった。

なぜなら、受動的に与えられたその社会自分のすべてだったから。

母親母親であるように、生まれ育った社会は生まれ育った社会であって、代替がきかない。

自分たまたま自分が立っていた社会と違う社会を知りうるきっかけを子供の頃に得たから今があるのであって、その機を逃せば一生地元に居ただろう。

なぜなら、考えることや知ることを拒むことが規範となる社会では、外の世界があるということ自体を知りようがないのだから

自分は考えることも、こうして頭の整理をすることも好きだ。

パチンコ新台や、友達奥さん不倫をして旦那相手と殴り合いの喧嘩をしたとか、そういう動物的な話題を「それ自体」をただ消費する社会に少なくとも自分は興味がない。

もちろん、そういった社会自分経験したような)を否定する理由はどこにもない。

ただ、自分故郷を捨てたように、その社会に残るのは、その社会適応しきった人々である

有り体にいえば、将来の選択肢存在すら意識できないのが自分体験した社会であり、どのような選択肢があるのか獲得しようする営みそのもの封建的否定される強い構造を伴っている。

からこそ、自分田舎はいつまでも同じ姿を留めることに成功しているのだと思う。

もちろん、その社会自体が恐ろしいぬるま湯であり、外には異なる社会存在することを予期している人も稀にはいることだろう。

幼い息子を外の世界に出そうと考えた母がそうだったように、おそらくそれに気付いた時に自身好転させるにはあまりにも遅い場合が大半である自分は思う。

そして、自分は今更何があったとしても、地元の彼らと交流することはできないし、するつもりは一切ない。

それくらいに共通言語がもはや異なっている。

母はもう二度と戻ってくるな、お前の居場所はもうここにはないと電話口でことあるごとに言う。

一方で、開成筑駒から東大に進んだ都内組は何も捨てることなく、安定的自分が望んだ社会享受してその上に今も生活を営んでいる。

それは誰でもそうであるように、最後最後に拠り所となり得る自らの地域的なアイデンティティをきちんと持っているということである

自分依拠すべき地域地元)を自己実現と引き換えに失ったのであって、願わくば我が子には地元を与えるか、もしくは地元がなかったとしてもサバルタンとなり得ない思想的な土台を築いて欲しいものである

そして同時に、自らの強みは故郷がない事であり、海外に出ることも辺境の地に赴くことも、自分さえ許せば可能となり得る。

今朝の夢に現れた、小さな漁船はきっと自分自身だったのであろう。

2019-09-11

anond:20190908211314

文革を経て今のイケイ中華人民共和国があるわけだから、秦の全体主義国家も取り立てて異質ではないのではないだろうか。

2019-08-14

香港騒動

大躍進・文革天安門その他でたくさん殺された大陸が、香港に「ああなんかやってんな」ってなるのは分かる気がする。

大陸自分たちが虐げられまくったほぼ1世紀を送ってた頃は、西側は何もしなかったくせに

ほんこん」と名前がついただけでワーワー騒ぎ出す。 チョロいバカだなぁ、って思うわ。

アラブの春(笑)」みたいなオチで終わりそう。大陸体制は変わらんだろうけど、行政長官サヨウナラさせられそうやね。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん