はてなキーワード: 文革とは
特に驚いたのが、大躍進運動と文革の間の時期に毛沢東の権威が低下していたことに一言も触れず、毛沢東が一貫して独裁政治を行なっていたかのような説明をしていたこと。
よくわかる。かつてのNHK特集の中国物は素晴らしかった。歴史・紀行はもちろんだけど、現代の社会問題を扱ったドキュメンタリーも非常に質が高かった。
こないだのNHK特集は中国共産党の歴史を扱った内容だったけど、内容が本当にひどかった。特に驚いたのが、大躍進運動と文革の間の時期に毛沢東の権威が低下していたことに一言も触れず、毛沢東が一貫して独裁政治を行なっていたかのような説明をしていたこと。「二千年変わらない皇帝支配の歴史」が最後のまとめになっていたけど、そんなことはキングダムしか読んでいない小学五年生でも言える。中国で取材をするのがむずかしいと言う事情はあるのしても、日本の専門家にアクセスぐらいしなかったのだろうか。
memorystockmemorystockid:hotelsekininsya これ見ても「ナチの全ての行動はホロコーストが目的なのでアウト!」「他の大虐殺は手違いだからセーフ! 」と言ってるようにしか見えない。しかもこっそり文革と大躍進を抜いてるんですがそれは。
そんなことは一言も言ってないのですが。比較すること自体が誤りだと言っているのですよ。だから英語圏でよく使われているらしい「compare apples to oranges」と書いたのに。この手の話をすると必ず、物事を相対化して矮小化しようとする人たちが現れるので、そうじゃないよと言いたいのです。どれこれもそれ単独で語られるべき事項であり、そもそもが比較するのは不適切だと思います。人一人死んでもその家族にとっては大事件です。数のみで比較されるべきではないと思います。しかも何ですか?あれは? 元ネタは死者数ではない「奴隷制度」まで入ってるし、インディアン戦争なんか明らかにデマですよ?
その上で敢えて言いますが、元ネタのリスト、明らかにホロコースト以外は「直接虐殺された事件」を省いています。カンボジア、アルメニア、ルワンダ、などどれもこれも数十万人〜数百万人規模の大虐殺です。なのになぜ省いたのか? どう考えてもホロコーストより犠牲者数が少ないからです。こんなのインチキでしょ? 自動車レースなのに自動車じゃなく飛行機を出してくるようなものです。それなら、最大の犠牲者数は「人類自身がありとあらゆる理由で救えなかった人の数」でもいいじゃないですか。いったい累計何千億人になるのか見当もつきませんけど。
しかも、「しかもこっそり文革と大躍進を抜いてるんですがそれは。」ってなんですか? 文末に明確に書いてあるでしょ? 何文字だか知りませんが、はてな匿名ダイヤリーは、文字数制限があるだなんて利用者なら大抵知ってるでしょ? 実際に文革も大躍進政策も入れてたんだけど、そうすると文字数制限に引っかかって全文入らなくなるので省いただけです。大躍進や文革程度、1分以内に誰でもわかる話です。はてなーにもいろんな人はいますが、呆れてため息すら実際に出ました。
正直「アホばっかりか・・・」と考えざるを得ません。
ほんの少し知っていたらわかりますが、大躍進も文革もホロコーストと比較されるべき対象ではありません。あえて比較するならばホロモドールくらいでしょうか。政策を失敗して、大量の死者を出してしまったというのが実態だからです。知らなくても調べれば本当にすぐわかる話なので、いちいち引用もしませんが、流石に大躍進や文革程度は、こうした話題に突っ込もうとする人ならば常識レベルで知っていなければならない話です。
正直、私だって、何でもかんでもことある度に「ホロコースト」を言われるのには閉口します。毎年何作ものホロコースト映画が作られるくらいで食傷どころか、ホロコースト映画だというだけで見に行く気は起きませんし(でも最近では『異端の鳥』はよかった)、「ホロコーストだけじゃねぇだろ」という気持ちも実によくわかります。ところが実際は、私たちのほとんどの人は、ホロコーストの実態を全然知ってなどいません。今述べた大躍進や文革のこともその内容の詳細をまるで知らないと思います。せいぜいがWikipediaに書いてある内容のさわり程度しか知らないんじゃないでしょうか? 別に、何でもかんでもよく知っていないといけないと言っているのではありません。しかし、よく知りもしないのに大口を叩くが如く、調べるということもしないで、文句ばっかり言うだけって、それって人としてどうなんですか?
私自身、今回調べてみて(ほんの少しだけど)、「全然知らないこともまだまだたくさんあるのだなぁ」と改めて思いましたし、やはりこうした個々の出来事も知ってないのと知ってるのとでは結構違うという感じがします。こうして、物事を自分で調べてみるって大事なことだと思いました。当たり前のことだと思いますが、知識を蓄えると同時に、やはりネット情報などデマだらけだと実感しました。
自分で調べてみるということは大事なことだと思いますよ、あたりまえすぎますけど。但し、その「センス」だけは人それぞれで、調べすぎて陰謀論的なところへ走ってしまう人もいますし、その辺の道の誤り方はどうすれば防げるのかは私にもわかりません。
例えば「おいおいイギリス野郎が仲介するのかよ?」といった場合、笑っている対象はイギリスであって大英帝国の被害にあった国や民族ではないだろう。
天安門や文革をネタにしたときに、揶揄しているのは中国共産党であって、その犠牲となった人たちではないだろう。
ナチスやヒトラーや毒ガス室を例えに出すとき、体制批判の材料としてナチスを悪としているのであって、ユダヤ人を差別しているのではないだろう。
神風特攻隊をネタにしたとき、特攻で亡くなった方を馬鹿にしているのか?
揶揄し笑いの対象としているのは、どちらも当時の日本政府であり軍であり日本人であり、
と思っていたのでだけど、
なんか「毒ガス室」を話にだしたら「それはユダヤ人に対する差別だ!」「ユダヤ差別を助長する可能性がある!」
みたいな話になってておかしくない?
となっている今日この頃。