はてなキーワード: なっちまったとは
台湾みたいに有能な行政があるところなら、「自粛してればいずれ政府が検疫とか隔離とか色々やって制圧してくれて自由な社会が戻ってくる」って話になるわな。
そうすると、「自粛して自由で安全な未来を勝ち取る」か「自粛せずに感染症の蔓延を選ぶか」というトレードオフになるから、普通の人は自粛することを選ぶようになる。
でも、現状は、「国民個々人がいくら自粛してもアホな政府が台無しにして感染拡大させる」という感じなわけで。
自分が自粛しようがしまいが感染拡大するなら、自粛せずにやりたいことやった方が得だよな。
そういうわけなんで無能な政府を選んでしまった俺たちは、数十年にわたる緊縮財政と行政の縮小に喝采をあげてきた俺たちは、もう感染症が蔓延する社会に生きる以外の選択肢がなくなっちまったんだよな。
一切の民主的プロセスを経ていない利益団体の代表が政府機関の決定へ多大な影響力を行使しようとするのはどうなのかしら。せめて厚労省が言うならまだしも医師会はちょっと。前科を多めに見るにしても、そもそも民主主義や法の前提がない訳ですし。
これってテクノクラート独裁とかエリート独裁そのものなんだよなぁ。そもそも哲人政治ってプラトン以降延々と再発見され続けるけれど成功した試しがあるのかしら。医師会は哲人ですらないし。いいのかなぁ。歴史的には危ない方向に行きがちなんだけどなぁ。医師会への感情は抜きにしても少なくともこの方向を私は好きになれないかな。
医師会とか研究者とかが不意打ち的に意見を打ち上げていることが多いけれど、その行為自体はやはり常に批判にさらされるべきだと思う。結果が良いから良いんだ、では我々の民主主義は崩壊し続ける。とにかく批判はされ続けなければならないし、批判し続けなければならない。民主主義の大き過ぎるバグそのものなのだから、その行為は決して称賛されてはならないはず。
我々の信じている民主主義とはなんなんだろうと最近。いや民主主義を否定しているのではなくて、むしろ逆なんです。民主主義という前提への信仰は確固たるものなんです。
民主主義の遅さも民主主義の煩雑さもすべてひっくるめて受け入れているし、信仰している。他に良いフェアな方法が思い付かないから尚のこと。
でもアメリカでは選挙そのものへ根拠のない否定が繰り返されたり、日本では利益団体や実務者がマスコミを通じて代議士へ迫ったりしていて、民主主義ってバグだらけだしその手続きを遵守する気のない人がいると機能しないんだなって。
民主主義とは状態ではなく行動なんだなと痛感している。民主主義は決して保証なんてされていない。民主主義とは闘いながら犠牲を払いながら、勝ち得るための不断の行動があってはじめて成立する。むしろその不断の行動の名前こそが民主主義なんだって。
そしてこの国のエリート共は民主主義が大嫌いなことも痛感している。私はなぜかエリートになっちまったので、エリート共がどれだけ市民をバカにしているかは知っています。知っているから医師会や学会とか官僚機構は基本的にあんまり好きではないです。というか割と嫌いです。民主主義的なプロセスで選ばれたわけではないのに、ちょっと青年期までの家庭環境が良かっただけで日本を背負おうとしているところが気持ち悪いです。思い上がってんじゃねえって話です。国家のことは民主的なプロセスを経て選ばれた奴らが決めるんだ。我々は粛々と事実を積み上げるだけのことをすべきなんだ。それで何が起きても仕方ないじゃないか。それが民主主義だ。
「自分で確認したものだけを信じろ」とか「自分の頭で考えろ」とか「常識を疑え」とかそういうのがもう通用しなくなってんだよな。
それは「ハイテク家電の動作原理を理解しないかぎり使ってはならない」とか言ってるようなもんなんだよ。
そら分かりやすいデマの一つや二つなら自分で裏をとって確認することはできるけど、そんなのが数十数百もまとめてやってくるのが現代社会でさ。
単純に情報を精査するだけでも多すぎて無理だし、なかには個人レベルじゃどうやっても真偽を確認できない巧妙なデマだってある。
まあ奴らも間違いはいっぱいするよ。
でもその他よりは絶対的にマシなんだよね。
朝日や産経を信じられないなら、迷惑系まとめサイトや海外の三流ニュースサイトなんかもっと信じられないんだよ。
学術会議や医師会を信じられないなら、ネットDE真実を人肉検索してる5ちゃんねらや、Twitterでもっともらしいことを言ってバズってるおじさんはもっと信じちゃいけない。
そうやって我々は何も分からないまま「良識」を盲信して進むしかできなくなっちまった。
ひでえ時代だね。
ふざけちゃだめだと思うようになっちまったんだな
ヤリたいばかりで子育てなど二の次というのが人間の本性になっちまったせいで、コンドームしてセックスだけはするというチートな事態になってるやん
遺伝子を次世代に残すには育てる必要があって、もはやそっちが本番なのに、子供を育てたいという情動は性欲に比べると弱弱。中で出すぞ!生で精子ぶちまけるぞ!というとき、うおおおお子育てがしてええ!と思ってるやつが一体何%いるというのか。
バグだろこれ
それをさもとんでもないことのように遠ざけて非難して、バカなんじゃねぇか?性的なことへの寛容さを「洗脳」と表現する向きがいるが、俺から言わせれば逆だ。性嫌悪こそ洗脳だよ。どっちが洗脳かなんて証明できねぇ。
どうやって動物たちは繁栄する?子作りする?性的消費、アホなんか?セックスしたいなと思ってして子供が産まれる、これこそ世界の摂理なんだよ。そのためのアピールを男女ともしたいと感じる。それをおかしいという方が不自然なんだよ。不快に感じる?てめえらの不快さなんて知らねぇよ。バカか?俺の方がてめぇらの何百倍も性に不快感抱いてるわ。
エロってのはとても身近なもので、それを否定するのはおかしなことだ。強制的に性行を余儀なくされるとか、そういうことは厳に取り締まるべきだ。でもそれだけなんだよクソバカが。性を感じさせる表現の何が悪い?不快かどうかだけだろ?不快かどうかならてめぇらの方が何百倍も不快なんだよ。性そのものと同等にてめぇらは不快だ。しゃべるな不快だから。てめぇらがネットだのでしゃべるだけで俺はイライラして死にそうなんだよ。その上に性表現もイラつかせてくるし、もうほんとクソだよこの世の中は。
歪んだ認知を否定するならてめぇらは一生多様性ってことばを口にすんな。手で書くな。バカどもが、イラつくやつらだ。それでいて差別意識を平気で表明しやがって、てめぇらの頭がおかしいから俺までおかしくなっちまったよ。もう俺は戻れねぇよ。クソどもが、バカどもが。てめぇらのせいだぞ?俺が言うんだから間違いない、てめぇらのせいで俺の頭はおかしくなっちまった。責任とれんのか?とれないよな。卑怯者。ひとの頭をおかしくするような呪詛を全世界公開しといてわたしたちのせいじゃありませ~んミソジニーが悪いんでーす。一生呪われろクソどもが。てめぇらが呪われろ。
最近は家族にまであたるようひなっちまった。弱いからな子供は。クソが、てめぇらのせいだ。インターネットから出て毛クソどもが。ゾーニング白よお得意の。しろよクソども。とじ込もってろアホが。単なるつぶやきです~都会って全世界公開してクソが、啓発してるつもりかよ、間違った理屈で!洗脳だよ洗脳。洗脳。洗脳してんのはてめぇらだな?洗脳すんかよ、なんとか真理教か?ほんと害悪でしかない。しかも徒党を組んで、ほんとテロだなテロ。テロリスト。ひどいテロリスト。
その一報を父から聞いて胸中に去来したのは、幼き日の思い出ではなく、むしろ長じてから度々意識した故郷の衰退のイメージだった。
元より地場産業として誇れるものが取り立ててあったわけではない地元は、緩やかだが確実な経済的衰退と人口減少の影響を受け、公共施設の老朽化や各種インフラの経年劣化という形で自治体としてのほうれい線を隠す術を失っていった。
それでも、いや、それゆえに明確な転換点などなく、ただゆっくりとした老化から鈍感なふりをし続けた首長、自治体、そして何より住民が半ば共犯のように地元の腐敗と死滅とを看過していった。
だからこそ、いまさら太陽光発電などで延命を図ろうとする醜さにほとほと嫌気が差した、その実感があった。
それでも友人の結婚式に出席するために数年ぶりに帰省してみると、どうも聞いていた状況と乖離があったために改めて確認を取ったところ、どうやらこの度設置が決まったのはソーラーパネルではなく、例の宇宙太陽光発電の受電設備ということらしかった。
年齢を重ねたが故に知識と語彙の更新をやめた父をいまさら責める気も起きず、数か月前にニュースサイトで多少話題になっていたトピックに思いを馳せることで2次会の無聊を慰めていた。
令和4n-21年に決定された第n次エネルギー基本計画では、ついに原子力発電の占める発電電力量の占める割合が0%になった。
平成の震災とそれに連なる事故以降窮地に立たされていた原子力産業はついに時勢に降参し、明るい未来のエネルギーから歴史の教科書上の記述となることを選んだ、という建前を本気にしている奴は少々イデオロギーに傾倒しすぎているきらいがある。
現実は、国内ソーラーパネルメーカーの開発した、そこまで安価とは言えないまでもそこそこ効率改善の図られた新型パネルを推したい産業界が、細々と開発を続けていた国産ロケットのペイロードの使い途を探していた経産文科省に仮託した、おままごとのような科学技術的国威発揚の煽りを受けた全廃、と言ったところだ。
どこまで行っても消極的な退場に、却って日本という国を感じざるを得ず、左派メディアのこじんまりとした勝利宣言にわざわざ難癖を付ける余力もなかったと見え、平成後期から令和初頭に掛けてあれほど紙面を賑わした役者とは思えぬほど粛々としたレームダック期を享受していた。
実際、人々とメディアの関心は、中国による、気前の良い提供と、経済協力を人質に取った押し付けの中間の様な形で供与された受精卵遺伝子改変技術をどれだけ受け入れるかという議論にあった。
(科学技術という側面において現代日本が中国に対して如何にサブジェクト・トゥしているか、という話だ。宇宙太陽光発電所はさながらパクス・シニカに立ち向かうドン・キホーテのようだ、と明に暗に揶揄された。)
日米原子力協定の次回更新がないことは誰の目に見ても明らかであり、山のように余っているMOX燃料の行き先はIAEAも知らないようだった。
そんなことだから、中間貯蔵施設という名目の、事実上の最終処分場たる六ヶ所にすべてを押し付け、政府と行政と大多数の国民はNIMBYの精神を遺憾なく発揮することで各々の精神の安寧を獲得していった。
とにかく、ことの主犯たる国産宇宙太陽光発電所は「ひかり」という、加齢臭むせ返る横文字の候補群からはなんとか逃げ果せた通称を拝命し、20GWもの大電力を供給し始め、東京万博会場の灯りが一斉に点った日をもってひとまずのプロジェクト成功と見る向きもあった。
(日本による宇宙開発の数少ない世界的成功に肖って「はやぶさ」なんてネーミングを推す動きもあったが、流石にこの国にも一抹ながら恥の概念は残っていたらしい。また、「まりし」などという旧動燃の残留思念、いや怨念が具現化したかのような案も提出されていたもと聞くが、真偽の程は定かではない。)
実際、こんな大規模プロジェクトを実行する能力とエネルギーをこの国がいまだに持っていたことに驚いた。
ただ、ひかりから降り注ぐ高密度のマイクロ波を分散して受電する設備、すなわち受電所の立地が不足していると言う問題は依然として解決の目を見ていなかった。
安全よりも安心を求める国民性に変わりはなく(「焼き鳥デモ」の映像を見たときは流石に乾いた笑いしか出なかった)、電源交付金も雀の涙と来れば宜なるかな、積極的に手を挙げるごく少数の自治体は奇異の目で見られた。
とはいえ、大流量の循環水系のために沿岸部であることが求められる汽力発電でもなく、大規模な河川と高低差が求められる水力発電でもなく、只広い土地さえあれば良いというだけの必要十分条件は今まで大規模電源立地となることなど考えもしなかった自治体の目には福音として映ったらしく、それらの首長は新たな時代の権益ホルダーとなることを選んでいった。
反対に、新規制基準適合審査の遅々とした進展と繰り返される住民訴訟、そして最終的な結論としての廃炉の影響をもろに受けた原子力立地の反応はさっぱりであり、政治の影響をもろに受ける歳入に頭を悩ませられるエネルギー立地はもう懲り懲りと言った風情で、役人の誘いをアイリスアウトの向こう側に押しやっていた。
結局、ひかりの設計容量のすべてを受電するに必要な30GW分の受電所を運開当初から用意することを諦め、漸次募集という名の先送りを決定した政府は経産文科省を矢面に立たせることを選び、自らは飄々としていたというのだから大したものだ。
結局、運開から5年が経過した段階でもひかりの擁する200k㎡に及ぶパネルの3分の1は折り畳まれたままであり、白衣十人黒衣五人などと不必要な比喩を披露した大臣はメディアの総バッシングを浴びる権利を恣にしていた。
そうした、古式ゆかしい伝統的な時勢の中で、2次立地募集に手を挙げた自治体の内の1つが、我が郷里だったのである。
「親父が色々動き回ってたみたいなんだけど、さ。正直言うと、あんま関わりたくないなってのがあって」
私の友人であり本日の助演男優、またの名を新郎が、半分ほど空けたアサヒビールのジョッキをテーブルに慎重に据えながら、疲労を隠さぬ赤ら顔で言う。
彼の父親は町議を務めており、「太郎」というシンプルすぎる名前も出馬を見越して付けた名前だと言っていた。
(国政選挙に出るわけでもないのにな、とは彼の自嘲だ。)
その親父さんはどうやらこの度の誘致に際し懸命に旗を振っていたという。
しかし、僅かばかりとは言え受け取る交付金と、"多少の"造成による環境破壊と、電源立地になるという誇り(この価値観だけは共有が出来なさそうだ)と、それら3つをとりまく可愛らしい権力闘争の予感に、父親の説得と説教とに玉虫色の回答を重ねることでのらりくらりと回答の明言を避けてきたのだという。
彼のこの手の身のこなしは素直に凄いと思うし、そうした人付き合いに嫌気が差していた、というのは私の上京に係る動機の半分を占める。
「でもお前、今更そんなこと訊いてくるだなんて、本当にここの人間じゃなくなっちまったんだな」
この地でこの話題が取り沙汰され始めたのは軽く2年以上は前だという。
誘致か否かで侃侃諤諤の論争があり、どこに建てるかでまた侃々諤々の論争があり、さらに用地買収に係るあれやこれやのトラブルがあり、それでも最終決定がなされたのがひと月前というのだから、どれほど地元の世情に疎くなっているかを実感させられる。
あるいは、上京して好き放題やっている(ように見える)私に対する軽蔑と嫉妬の念が多少なりとも混じっていたのかも知れない。
なるほど、確かに私には家庭もなく、親族との濃密な付き合いもなく、仕事周りの土地付き合いもなく、自由気ままにやっていると言われても反論する材料がないことに気づく。
であるなら、こんな日くらい友人の愚痴と誹りを受ける義務も果たすべきだろう。
そう思って、コークハイを傍らに、言葉少なに彼の言葉に相槌を打つことに決める。
まったく、本当に大変な役回りだと思う。
返す返す、自分には出来る気がしない。
翌朝、久々に実家の自室で目を覚ますと(物置と化していなかったことに驚いた、こうした面に関する母の義理堅さには感謝しても仕切れない)、やはり気になっていた裏山に足を伸ばした。
アルコールが多少残ってはいたが、丁度良い運動だと体に言い聞かせて路を辿っていく。
子供の時から変わらない、というのはフィクションの中にだけ許される情景で、長らく人の手が入っていないことを伺わせる荒れ様には流石に心のどこかが痛んだ。
…いや、いや。
よそ者同然と化したお前が捨て犬に見せるような仏心を発揮して碌なことになるのか?
もはや何も言う権利などないことに遅ればせながら気付き、せめて在りし日の遊び場の記憶が損なわれぬよう、路の途中で踵を返した。
もう2度と見れぬであろう山の景色を視界から追いやり、そういえば客先から急ぎの問い合わせを受けていたな、などと頭からも追いやり、足早に帰路に就いた。
帰路。
実家への帰路か、東京への帰路か、自問せずとも回答は明白だった。
思い出深き裏山は、もはや私の裏庭ではない。
知らないTwitterユーザーに俺が昔描いた漫画の1ページを勝手に貼られた。
なりすましで貼られたのではなく「クソワロwww」みたいな感想と一緒に「面白いもの見つけたからアップするぜ」くらいの感覚だったのだろう。
突如自分のTLに自分が描いた漫画がRTで回ってきたので驚いたもんだが、さらに驚いたのは1万近いRTをされていたので
「なんで連載中にバズってくれなかったんだよ」と思った。どんな感想があるのか興味に駆られた俺はリプライ欄をクリックして目を疑った。
「バズったから宣伝!」という言葉とともにそいつがやってるらしいお店の宣伝をしていたのだ。
意味が分からなかった。俺が頑張って苦労して書いた漫画は無断で投稿したクソTwitter野郎の宣伝のために書いたものではない。
憤りを感じた俺はそいつのDMに自分がその漫画の作者であることを伝え「あなたのお店の宣伝ではなく作者の名前や作品名を伝えるのが筋ではないでしょうか」と送った。
訳がわからない。なんだこれは。
キレちまった俺は手に持っていたマウスをクッションの上に投げつけた(お昼寝中のネコチャンを驚かさないため)。
何がバズったら宣伝だクソが。それとも世の中がそういうふうに「やったもん勝ち」みたいになっちまったのか。
俺がおかしいのか。お前ら教えてくれ。
トラバの「原作者です。宣伝ありがとうございます!」ってリプライ飛ばせば、のやつ、その通りだなあ、それくらいの心の余裕がその時の俺にあったら
暗黒面に落ちなかったかもしれん…またこういうことがあったらそうしようと思う。
あとTwitterのDMCA申請って簡単にできるようになったの?かつて俺の偽アカウント作られた時にDMCA申請しようとしたんだけれど
住所本名さらに証明できる書類を送れとまで言われてクソ高ハードルだったんだが。ああだからみんな泣き寝入りなのかと当時思ったものだが。最近は変わったんか。
人口20万程度の衰退気味の地方都市で生まれ育ち、地域で3番手くらいの進学校を経由して地方の国立大学(あまりレベルは高くない)を出て、地元の市役所に技師として採用され20年あまりが過ぎた。おかげで、ありがたいことに無難な人生を過ごしている。
昔の同級生で非正規労働者がいる。努力が報われなかったのであればやむを得ないこともあるだろう。だがこいつは名前を書けば入学できるような五流の私立高校を卒業したあとバイトで生活し、結果40過ぎても非正規労働者で、酒の席の話題と言えば「洋楽を聞いている俺すごいでしょwwww」という中学生みたいな自慢話くらいのもの。それだけならまだしも、その場にいた友人のアイドル趣味を「理解できねえ」とこき下ろしたり、自分よりも学歴の高い相手をバカ扱いしてマウントを取ろうと必死な姿がムカつくを通り越して痛々しくすらある。他人を見下さないと自尊心が維持できないのだろう。こういう奴「闇金ウシジマくん」で見たような気がする。
自分もこいつにターゲットにされたことがあるが、出席者の中には駅弁大学はもちろん、旧帝大卒もうちの地元からじゃなかなか合格者が出ないような有名私大卒もいるのである。国立とはいえ地方のケチな単科大学卒業者だけを目標にするあたり実に志が低い。おまけに「俺らの税金で食ってるんだから奢れ。還元しろ」ときた。最近の乞食は態度がでかいなあ。累進課税って知ってるか?どうせ知らないだろ。断言するけど、お前より俺のほうが多く税金払ってるよ。俺をバカにするくらい優秀なら、バカでも受かる大学を出てバカでも入れる役所に入りゃよかっただろうに、何故そうしなかった?お前はバカ以下か。
他の友人の証言によると、帰省したときにばったり出くわしてお決まりの挨拶を交わしたあと「で、いま年収いくら?」久々に会った同級生に対する言葉がそれかよ。
あのなあ、こっちは(というか俺達は)今のポジションを獲得するためにそれなりの対価を払ったんだよ。お前が漫画読んだりゲームやったり大好きな洋楽聞いたり女と乳繰り合ってる間に、こっちは自分なりに努力して今の位置にいるんだ。
人は学歴じゃないって言うけど、お前のことじゃないよ。お前と同じくらいの成績で同じ高校を卒業したあいつ、地元企業で部長だってさ。お前と同じ町内で育ったあいつも、中卒で就職してから頑張って、専業主婦の奥さんと子供2人養いながら家のローン払うのきついって苦笑いしてたぞ。みんな俺よりずっと偉いよ。で、お前は何やってたんだ?
もし努力が報われなかったのなら同情してやらんこともないが、技術も才能もない奴がそれを補う努力もせずに総取りできるほど人生は甘くない。「トレインスポッティング」みたいな一発逆転なんて現実にはないんだよ。