はてなキーワード: 篤志家とは
「生まれつき」であることを理由とした不公正な取扱いは差別、なるほどそうかもしれない。まあそれ言えば切りが無いけどな。
ただ、この元増田のような界隈の人を救うためには、現代社会のデザインを大きく変更する必要があるだろな。ハッキリ言えば、そこには人権のコンフリクトがあって、誰か(ある異性)の人権を制限しなくては誰か(元増田)の人権は制限されたままとなる。あらかじめ人権に大きな偏りのある社会であればまだ救われる道もあるのだが(昨今のエロゲ・ラノベ界隈における奴隷ヒロイン現象にその一端が見られるだろう)、これほど人権がフラットになってきた社会で他者の人権を制限して誰かの人権を保護するというのはなかなか難しい。
だから、この元増田が救われる道って、ぶっちゃけ現代社会における合法的な不均衡性、つまり「金」を背景にして他者の尊厳を踏みにじる……簡単に言えばむちゃくちゃ稼いでその力で異性を獲得する、くらいしかないのだろう。その善し悪しはともかく、現実問題として。そのチャンスがあるだけ、現代社会はまだ以前ほど差別が許容された社会ではない、と言えるのかもしれない。
ちなみに「童貞をバカにするな」というのは、何も童貞を救うために言っているわけではなくて、単に「弱者を踏みつけて嘲笑う行為は醜悪だ」という批判に過ぎない。だから、あくまで「持てる」者同士の相互マウンティングに過ぎないと心得た方がよいと思う。貴族がもう一人の貴族に「乞食を蹴り飛ばして楽しむなんてやめたまえ」と言ったところで、彼が必ず貧民救済に熱心な善意の篤志家であるとは限らないだろう。
https://meymao.hatenablog.com/entry/2019/01/06/232031
これが早速はてな民に食いつかれてるなー。
あーあって感じ。
「子の欲目」を差し引いてもまあ正直にやってる会社だという感触はあるね。
ただねー
監理費ってなかなか高いんだよねー。
業界や団体によるけど、自分の感覚や見聞では下は3万円から。5万円ぐらいも珍しくない。
これ月々の分だけだからね。
受け入れ時にはもっといろいろかかるよ。
些少な経費というには高すぎる。
日本人とベトナム人を同時に雇うとこで、同じ給料を払って、かつ監理費を負担するってなると
3年パックで計算してざっくり2人分の人件費で日本人3人雇える計算になるかな。
このインパクトは勤め人でもちゃんと経営計画か財務触ってる人ならわかるよね。
(けど経営者を忌み嫌ううえに経理財務税務一切に弱い職人風プログラマーが多いはてなでどこまで理解されるか。)
つまりさー
3・篤志で埋め合わせてる(それでも監理費とかある程度負担してもらう…)
のどれかみたいになんのね。
それでこれよ。法令違反。
どう?
(ちなみに世間は1かつ最低時給キワキワみたいなのが多いねー。
工場労働ならまだしも体のきつい建築関係で最低時給はもうアカン時期にきてるよねー。)
初期費用でも50万円100万円てかかるもん。
送り出し機関を買い叩いて受け入れ企業(を通して実習生)からもかっぱぐ、みたいなこと出来ちゃうでしょ。
団体も色々だけどね。)
税理士が気にするのは税法に沿ってるかだけなので監理費のことなんか関知しない可能性ある。
(まあ給与計算まで見てもらってるかによる。給与計算を見ながら監理費が気になって調べない税理士いたらアホたれだとは思うが。)
なんかの聞き間違いで法令が守られてることを祈る。
ってことは理解してあげてほしいわ。
何かと問題になる自己責任論だが、自己責任を否定するには二つの視点があると思う
このあたりがごちゃごちゃになっていることが多い。
ネットでの議論を見ていると1-Aと2-Bが喧嘩していることが多いようで、そもそも議論の前提が噛み合っていない。
安田さんのケースはとくに顕著だと思う。
ところで、僕は1-Aの立場について疑問がある。
自己責任がないとは、自分の現状において自分が負うべき責任がないということだ。
もしそれが通るなら、失敗した時だけじゃなく、成功したときも「自己責任がない」と主張すべきだ。
つまり成功者が成功したのは自己責任ではなく、環境、運、国などのおかげなので
ただただ上から説教して自分以外の強者と弱者に負担とモラルをおしつけることが好きなのだ。
嫌な奴らだなあと思う。
この友人はとにかくなめられる。何か目標に向かって行動してることを周囲に知られると徹底的にバカにされて妨害を受けるようなキャラだ。
だから東大志望だとバレたときはまあ周りがキツかったらしい。卒業まで全員が自分の失敗を願ってるような感じだったとかで。
「おめえみたいな奴に受かるわけないだろ」
「高い目標持ってることがもうムカつく。惨めな人生過ごす義務がある。だからヤラれ続けてろよ」
こんなふうに茶々入れられるなんて当たり前だったらしい。
ちなみにこの友人は黙ってても嫌われるタイプだ。悪事を働いたりデリカシーに欠いた天然発言をするわけではない。とにかく遠慮がちで大人しくてなめられやすいというだけだ。ちなみに顔は相当ひどい。
それでもこいつは東大現役合格したんだけど周りは全く悔しがることも彼を認めることもなかったそうだ。
まず、東大を落ちて家を飛び出し地方就職に逃げた、というデマが広まったらしい。
予備校の合格体験記が出てからいよいよ彼が受かったことを認めざるを得なくなったら今度はみんな「東大なんて目指せば誰でも受かる程度だったんだなあ」。
「結局、絶対に上手くいってほしくないと周りから願われる才能を持って俺は生まれてしまったってことなのかも。もし俺が億万長者や篤志家だったとしても周りはバカにし続けるはず」
こう打ちひしがれる彼を見て
「うるせえカスだなあ。てめえは周りからボロ雑巾扱いされてることに哀れにも気づけずに恥を晒し続ける天然系底辺でいろや。なに被害を自覚してやがるクソブサイク。死ね」
と内心でイライラ罵倒し始めて、彼の心をとにかく傷つけたいという衝動に駆られている自分に気づき、俺は本当に驚いた。
彼は嫌われる天才なのかもしれない。
自分がこの東大の友達にイラつくとき、どのような心の動きをしているのか自己分析してみた。
これだった。
一年ぐらい前に、「若者にmacbookをあげるおじさん」みたいなのあったじゃん?あれどうなったの?
そう思って調べてみたら、webサイトがあるのを見つけた。最近全然更新されてないけど。
http://macbook%E3%81%8A%E3%81%98%E3%81%95%E3%82%93.com/
これってつまり、「去年macbookをあげてたおじさん達は最近全然macbook配ってない」って事?だとしたらなんで配らなくなったの??
ふと考え出したら止まらなくなったのではてなー各位の知恵を拝借したい。
俺が思いついたのはだいたい
・カネがなくなった
・飽きた
・サイトに載ってないだけで、今も篤志家がmacbookおじさんをやっている
ぐらい。以下詳細説明
・カネがなくなった
単純にmacbookを買うカネがなくなった
・飽きた
macbookを配るという行動に飽きた
・当初の目的を達成した
売名だか何だかわからないが、サイト作成時に目指していたものが達成されたので辞めた
去年にイケハヤか誰かが、「我々はmacbookを若者に買ってあげることで節税できる、若者はmacbook貰える、だからwinwin」みたいな事を話していたような気がする。
でもこれだとmacbookの購入費用が経費で落ちないと節税にならない訳で、2017年度の確定申告でうまくいかなかったのかなー、と考えた。
それだと2018年1月ぐらいまでは活発にmacbookを配っててもよさそうだが、webサイトからそのような気配は感じられない。
・サイトに載ってないだけで、今も篤志家がmacbookおじさんをやっている
無いとは思うが一応の可能性として。
あと俺にはどうしてもmacbookおじさん達のカラクリが分からん。前述の節税効果だけだとなんか弱いんだよなあ・・・。カラクリ分かるよ、って人のコメントも待ってます。
まず、一番健全というか穏当なのが、ごく普通の一般労働者で収入などが低い人が、左翼的な言説を聞いたうえで「現在の苦しい生活から抜けられるのであればこの言説を支持しよう」って思うパターン。選挙的に言えば、投票者。「だってお金もう少しほしいんご」って感じなので、ある意味一番罪がない。
二番目は、中途半端に高学歴の人が現在の社会に絶望をこじらせて左翼にかぶれるパターン。昔でいえば学生運動だし、日教組系もそう。自分の能力に(自意識過剰な)自信があるくせに、現在の社会では(主に経済的に)報われてないと思ってこじらせている。単著もないのに社会批評とか政治系のブログとかを書いちゃってる人がまさにこのタイプ。要するにルサンチマンなので、どうしようもなくしょぼい。選挙的に言えば、(本来は)ボランティアスタッフとか青年候補者とか。
三番目は、現在の資本主義的な社会で十分以上に成功を収めた末に、本人は経済的な充足を十分以上に確保して、余剰のお金を使うのならば左翼的な活動――つまり貧困者の救済や差別撤廃や文化振興に使おうと決意した人。昔でいうと篤志家と呼ばれた人たち。選挙的に言えば後援会会長や、熟練候補者とか。
しかし、日本において3は庶民からの嫉妬で徹底的にたたかれる。寄付をしただけで偽善だと集中砲火を浴びるような社会なので、表に出ることが難しい。そもそも3の目的は社会をよくすることなので、炎上処理とかがしたいわけではないのだ(2の目的は承認欲求の充足なので、炎上を喜ぶ側面すらもまれにある)。
日本における左翼は本丸の共産党ですらおもに2を主力としているわけで、そりゃしょぼくて当たり前なのだ。2は当人たちが考えているほど能力も高くないわけで、当然実務能力も、政策立案能力もない。そんな能力があったら、現在の社会でも十分に成功しててこじらせないですんでる。でも日本では2のまま理論武装と党内政治だけが先鋭化して、なぜか長老になっちゃったり、意識の高い系芸能人が傀儡として2の文脈に参加して政治家路線になったりする。
政治家はリーダーなわけだから能力がある人の方が望ましい。しかし、日本の左翼は歴史的に「庶民のために」っていうのを護教的に叫びすぎて、本当に能力のある人、つまり現実社会で十分に成功している人を受け入れることができない。庶民が庶民のためにっていう建前が壊れてしまうからだ。3を拒絶する構造なのだ。これが日本の左翼がしょぼい原因。
ポルポト的な(非常に極端な)表現でいうならば、「優れているという特質は、優れているというだけで庶民側ではない証明なのだ」となる(ポルポトだったらこの時点で銃殺だが、日本は優しい国家なので嫉妬で炎上→派閥闘争でフルボッコくらいで済む)。
朝のニュース見てたら徳島の若手市議が「若者施策をやりたいけど、選挙で勝つことを考えると、どうしても年寄りの話を聞かないと勝てないんだよね」と魂の本音を言っていた。
老人は強い。なんでかって、彼らを蔑ろにすると、「今までお国のために尽くしてきたのに……」とくどくど言われ、最終的には「ほな、国はわしらに死ねというのか。」と言われてしまうからだ。そう言われると、どうしても怯んでしまう。
「いや、そういうことを言うつもりは……」
「一緒や。それがなくなったら生活できん。生活できんかったら死ぬ。」
しかし、だ。
実に浅ましい。
二言目には「国に殺される」とか言って喚く老人たちよ。素晴らしく見苦しい。
たとえ、富と名声を手中に納めていてもだ。
私は断固として軽蔑する。
もう、文化としてはなくなっていると思うが、かつてイグルーに住んでいたイヌイットは、子どもが生まれると、年長者が静かにイグルーを去ったのだ。イグルーの定員が決まっていたからである。
こういう人でありたい。
つまり、預ける側に金が無い。
このブコメみて思ったんだけどね
シッターの選び方、利用の流れ
http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20140318110208
有益情報ですが「2500/h*9時間(日中価格)=22500円」でチビリそうになった。地縁、血縁の無いor乏しいところで子育てする恐怖。ママ友付き合いで1泊くらいしのいでる人も居るがまあまあ図太くないと頼めないよね。
って書いてあるんだけどね、いや判るのよ。高いって感覚。
でもさ、アメリカの学生アルバイトが日中やるのだって、時給$10よ。
あっちは大抵の州で12歳以下の子供が1人で3時間以上留守番してると警察沙汰(虐待扱い)だし。
つまりね、ポピュラーだからある程度質が担保されてるっつっても学生アルバイトレベルでも9時間預けりゃ$90で、9000円よ。
高いのは判る。
判るんだが、正直10歳のガキの面倒見るんで時給1000円だってキツイのに、2歳で1000円で見ろってのはブラックだろ。
すると、やっぱりどうやっても最低倍は見て時給で2000円はかかるって。
8時間越えりゃ多少色ツケて2万円は見ておきたいって。
だからさ、アメリカみたいに、夫婦の時間を大切にしたいから映画観に行く時にはベビーシッター雇うわって、そういう感覚じゃないと。
共働き夫婦が、シングルマザーの家庭が、使える制度じゃそもそも無いと思うんだよ。
保育士の話題もおんなじでさ。
保育園の質が低い、保育士のなり手がいない、ブラックだ過重労働だって言うのは、金が無いからじゃないか。
やっぱりどうやっても、1歳児2歳児を見てさ、時給1000円はありえないって。
プロが施設丸抱えでみてもやっぱり2000円は最低いるって。週40時間なら8万で、一月平均30万以上は払うべきだって。
そりゃそうだろうと、思って欲しいんだよ。
するとさ、例えば国の「最低」基準で、1,2歳児6人に対して保育士1人ってなってる。0歳児なら3人に保育士1人。
そういう計算でいけばさ、慈愛の心を持った篤志家が家賃光熱費設備費用完全無料で提供したって、
9時~17時でみるなら、8時間週5日で月だいたい160時間。保育士1人で、32万だよ。
つまり、2歳児預けるなら1人5万4千円はかかる。0歳児なら10万7千円。
1人でみる人数が増えれば増えただけ値段は下がっていくけど、そのぶん目は届かなくなっていく。
だから、保育士は国の最低基準の倍はいるだろう。ちゃんとみるなら。
当然保育士2人なら月64万だから、2歳児預けて月10万8千円、0歳児なら月21万4千円。
んで、あたりまえだけど、保育園って別に完全無料じゃないから、そのぶん施設費だのなんだのが載ってくる。
だから、「収入が高いと保育料も高くなる」というのは、実は的外れで、
「収入が安いと、政府が補助してくれてる」というのが、実際のところなんだと思う。
保育園でやってる保育士の給与を高くするなら、預けるほうが金を払うしか方法がないわけであって。
だからまず、ベビーシッターってのは、働く側の時給から換算すれば、
映画やオペラと同じ、夫婦の時間を大切にする時の嗜好品であって、常用するにはどうやっても向かない。
そして、保育園ってのは、もはや小学校とかと同じで、政府が運営すべきじゃないのかな。
保育園に預けたい人は、金が無い。だから共働きで働きたい。預けると金がかかって預けられないじゃ、堂々巡りだよ。
保育園に預けたい人が低額で預けられる、保育士も十分にお給料が貰える、なら、
国民全員で保育料を負担しますだから存分に働いて下さい、にして欲しい。
いまの日本社会がうまくいっていない、経済がまわっていないという現状認識を前提にする。
「企業や資産家などの収益(収入・所得)が増えれば社会全体が底上げされる」という論理が成り立つためには、その収益が末端にまで循環しなければならない。つまり、企業や資産家が篤志家で、給料や社会保障が充実していないと、末端までゆきわたらない。
バブルまでは給料が右肩上がりだった。年金支給も高額で、いまほどは寿命が長くもなかったし子どもが儲けてきてくれたから、比較的、末端にまでゆきわたっていた。
いまは、末端にゆきわたっていない。その構造的な破綻が、日本社会の失敗の原因だろう。少子高齢化も進んでいるし、俗に言う「ブラック企業」というのがある。
この構造的失敗を直さないかぎり、いくら上の収益を増やしても、問題は解決しないと思われる。
「ブラック企業」だとか職場いじめ(パワハラやセクハラ等も含む)も、企業が収益を維持し増やそうと異常に必死であることが主因だと思う。やってもやっても収益が上がらなかったり、倫理的・コンプライアンス的にアレなことをしないと収益が出なかったりするなかで、それで従業員のケツを叩くことで売上を出そうとしているわけだから、待遇もよくなければ、職場の人間が精神的におかしくなってイジメが常態化する。
日本社会のいわば「封建構造」は、上が儲けているだけではなくて、下にたくさん与えないと、機能しないはずだ。
ところが、日本人の痛々しい気質なのか、自分の上ばっか気にするところがある。だから例えば、企業は機関投資家や外国人投資家の御機嫌をうかがい、また、いまの政府も外国人投資家の御機嫌をうかがっている。
それで、上ばっかにシッポ振っているから、下に与えない。
国民は必死こいて働け、カネ稼がない奴はダメだと、いわば国民が兵士だと思っているような発想はまた、靖国神社にみられるような国家のために国民が命懸けるのを肯定する発想と共通している。こうした発想も、日本がいまだに封建社会であることのあらわれで、民主主義社会だったらこういう発想は出てきづらいものだと思う。民主主義社会だったら、つまり国民ひとりひとりが主権者で、ひとりひとりが国だと思っていたら、国民をまるでコマか鉄砲玉か歯車かなんかみたいに扱う発想は出てこない。
いずれにせよ、成果出して儲けた奴が勝者だとか、負けた奴が悪いだとかいう、自由競争社会の論理と、封建社会の論理とは、本質的に共存しえないのではないか。その共存しえない矛盾した二枚舌・ダブルスタンダードを放置している、むしろ開き直っているのがいるくらいだから、いまの日本は救われないのだと思う。
ひろゆきがアグネスdisのために日本ユニセフ協会についていやらしい書き方をしてるんだけど。
http://hiro.asks.jp/90907.html
「今一番大事なのは、子供達の為に私たちもできることを考える事です。」
と仰られていますが、アグネスさんが募金先にあげている日本ユニセフ協会は、2012年度、募金の81%しか、ユニセフ本部に送っていません。
一方、ユニセフ親善大使をされている黒柳徹子さんは、募金の100%をユニセフ本部に送っているそうです。
黒柳徹子は個人口座を2つ公開してて、そこに入金された寄付金をそのままユニセフ協会本部に拠出してるのに、日本ユニセフ協会は81%しか拠出してない。子供のためを思えば徹子に寄付するべきだ、という論法なんだけど。ようするに「金抜きすぎ」というほのめかしだ(実際、秒刊SUNDAYはひろゆきのこのエントリを「日本ユニセフピンハネ疑惑」と要約してる)。
しかし「81%を上部団体に拠出し、19%を自前の運営・活動に割いている」という経営実態は、日本ユニセフ協会のやってる活動内容を見るかぎり、相当のパフォーマンスだ。実際、ユニセフへの拠出額 | 日本ユニセフ協会を確認すれば:
がわかる。そして、日本ユニセフ協会のこの誇らしい宣言を見よ。
2012年度、当協会は、みなさまからお預かりした開発途上国の子どもたちを支援するためのユニセフ募金(161億1,252万円)の81%にあたる130億円(下記計算書の※15)を、ユニセフ本部に拠出することができました。これは、世界36の先進国・地域においてユニセフを代表するユニセフ協会(国内委員会)の中で、最高額となっています。また、81%という拠出率も極めて高いレベルを維持しています。
日本ユニセフ協会の国内活動費に使われるのは癪だから黒柳徹子氏に寄付するほうがいいのだ、という考え方もあるかもしれないし、それが一律に間違ってるとは思わない。しかし、黒柳徹子氏のWebを見る感じでは、年間の寄付額はおそらく1億には満たないだろう。そして個人口座では、130億円/年の寄付金の出納をマネージすることは不可能だ。また、善意で無償奉仕を行う個人ボランティアを引き合いに出して日本ユニセフでの19%の資金利用が「ピンハネ」「中抜き」だと叩くのは、ボランティア活動やNPO活動全体にとって、非常に悪い結果を招く。つまり:
からだ。
「100%持ち出しの金持ちをお手本にすべき」「ボランティア実務に関わる人はタダで働くべき」というイメージの流布は、こうした活動の継続性を著しく悪化させる。ボランティア系団体を無償または低コストな善意だけで廻そうとすると必ずどこかで破綻する。ちゃんと優秀なマネージャーと専従スタッフがいて、業務知識と経営資産を継承できる体制がないと、萌芽組織が生まれてはまた壊れ、そのたびに尽力した善意の関係者たちは疲弊してその世界から離脱していく。
だから海外のNGO/NPOはしっかり給料出して堅固な組織を作り、行政とも強いパイプを築いて、運動の継続性を担保する。啓発のためにはTVCMも含めて広告宣伝だってバンバン使うし、効率的な事業運営のためには報酬積んで一般企業から敏腕マネジメント招いたりもするし、運動に貢献するなら物販の収益事業だってやる。というか、強い使命感と継続の意志があるなら、早晩そういう運営に移行してくのが当然の流れなのだ。oxfamとか(RED)とか。で、日本ユニセフ協会は、古典的ながら、比較的これに近い路線で確固とした組織形成をやってきたのがうかがえる。
でも、日本でそれをやると、なぜか叩かれる要因になる。「慈善活動にはコスト概念を持ち込んではいけない」「善意の運動は無償で担われるべき」という愚かしい思い込みが広く浸透しているからだ(個人的には、これは日本財団系の「誰が金を出したかが明瞭でない公営ギャンブルの収益の一部が、社会的エクスキューズのためにドカドカ慈善活動に突っ込まれる」という様式に我々が慣らされすぎた、というのもあるだろうと思っている)。これが、慈善的な社会運動へ参加してみよう、とか、組織してみよう、という行動へのハードルをどんどん引き上げていくことは言うまでもない。そんな理由で草の根における再分配の仕組みが活性化されないのは、社会全体にとっても大きな損失なのだ。
ひろゆきのこのあてこすりが、一応は「叩き」として機能してしまう理由もここにある。ひろゆきは世間の常識にとらわれない無手勝流のように言われるけど、この件に関してはもうズブズブに因習的で俗論にまみれた偏狭な日本人だということ。
てか、長々書いてはみたけどさあ、冒頭のエントリ読めばはっきりわかるよね、ひろゆきが子供の福祉にも日本ユニセフの活動実態にも全く興味がないってことが。アグネス叩きたい一心で持ち出してきただけの話で、しかもそのロジックが粗雑きわまりない。「マクドのポテトは原価率が〜!」って得意げに吹聴する高校生とどこが違うのこれって感じ。そもそもブコメで複数の人が書いてるように、裁判に負けても借金踏み倒し続けたり納税を回避してる奴が、こんなときだけ子供の人権の代弁するようなフリして他人様の金の使い道にあれこれ口出すのがおこがましいわ。
更に横だけど
議論したいなら相手を罵倒するだけのためのツリーはぶら下げるなよ
今俺に絡んできてたバカクンレベルとは議論どころか日常会話も本来したくない。
俺は俺が見込んだ相手と議論するためにトラバをつけてたのに
話にならないバカが横から突っ込んできて台無しにしてくれたんだよ。
バカ登場の時点で既にツリーは台無しだしまともな議論にも戻らない。
なんでバカが嫌なのかって
「今どういう話でどういう風に意見の対立があるか」すら理解できないからだよ。
バカ以外の、きちんと今どういう話なのかを理解したうえで、自分の意見を言う奴なら、
それが俺の意見と対立しようが、突飛な意見だろうが、態度が挑戦的であろうが、全てオッケー。
そういう人の相手をするのはこちらの脳にも益があるからね。
でもバカが相手だと
「いいかい、今こういう話をしてて、こうでこうで、こうなんだよー」って
俺が一方的に説明するだけ。これは俺の脳に何の益もない。
ていうかこんな「話にならない奴」をあやす作業ってのは、誰だって金でももらわない限りやりたくないだろ。
だからバカがいっちょまえに口突っ込んでくるのが本当に本当に迷惑で不愉快なんだ。
匿名掲示板だとそういうバカもなかなか決定的な恥をかいたり叱られたりってことが無いからなかなか身の程をわきまえない。
なので、それをバカ自身にも自覚させるためにこうして俺が口を極めて罵ってる。
公共事業だよこれは。
それでも一応、罵倒だけで済ませずに
話の本筋についてもバカが理解できるぐらい優しく噛み砕いて解説してあげるんだから
俺は相当親切だぞ。
篤志家と言っていいぐらいだ。
東京電力(株)
http://company.nikkei.co.jp/index.aspx?scode=9501
年初来安値 (3/14) [説明] 1,621円
10年来安値 (2011/3/14) [説明] 1,621円
最低購入金額 [説明] --
配当利回り [説明] 3.70%
株式益回り [説明] 5.14%
http://twitter.com/#!/makoto_naruke/status/47518651024293888
@makoto_naruke 成毛 眞
その通り。格下げになり、資金調達は困難になり、しかし、復旧と新発電所が必要で、最後は国からの資金という形で、税金が使われることになります。 RT @kohno_masaki: @makoto_naruke 東電、初値がついてないってことは、買う人が誰もいないってことですか?
東北関東大地震を受け、寄付を呼びかける動きも広がっている。そんな中、コピーライターの糸井重里さん(62)は、あえて寄付の相場について「いま上げるべきだ」とツイッター上で提言した。「じぶんひとりを3日雇えるくらいのお金」を目安として挙げている。
という点で良さげな気もするけどどうなんだろう.
問題は100株単位だから最低ラインが16~20万ってところですか.
ファンドを作ればいいんだろうけど,小口が集まっても手間賃の方が高くなる.
そもそも小口を出す側としてはリターンなんてどうでもいいのだから,
ファンドのための手続き(本人確認したり通帳教えたり)するのは面倒.
ということでこんなものを考えてみた.
二種類の参加方法を用意する.
投資の人は寄付の人の積立を使うことで割安で東電株を取得できる.
もー
しょーがねーなー
あのなぁ。
まさか知らないとかいわないよね?
書き直して
そこでおっしゃる「リアル」の意味が判然としないけど後の段と繋げると
「3次(実写)と見分けが付かないような作画のアニメ」ってことかな?だよね?
あのねえ馬鹿君よ、
ディフォルメをどの程度強く効かせていようとも
実際のものの観察無しでいいことなんかひとつもないんだよ
現実を観察してー、それを元にー、各人の抽象センスをへてー、作画になるの
ガンダムみながら「MSなんて機械化歩兵で楽勝だろ」とかそういう類の指摘だぜ?
ロボットで殴り合ったら、指関節のアクチュエーターおしゃかだろ?とかさ。
だからー、こういう話とー、全然ー、違うの
どうせ話を半分も理解できないぐらい低レベルなのは君の第一声の時点でわかってたけど
一回却下されたことを繰り返すなや
結局こんなのの相手してあげる俺も本当に篤志家というほかない