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はてなキーワード: ミサイルとは

2022-12-31

もうすぐロシアミサイル在庫がなくなるらしいね

なんでも年間生産量の6年分を2、3ヶ月で使い切ったとか。

はてブって平気で嘘つくやつばっかになったな

防衛費をいきなり2倍にした時に起きること

この人は間違いなく嘘つきだわ。

「いきなり防衛費2倍」に防衛省OBとか身内から疑念が出ている

実は増田は「防衛省官製談合」の現場に居た事がある。

ここでさも「僕は防衛省関係者ですよ」みたいな事を言っているが、それならばそもそも防衛費をいきなり2倍」とは言わないはずだ。

「5年間かけての2倍」は全くもっていきなりでないからだ。

何も知らない人であるならば「それでもたった5年で2倍だぞ!消化しきれない!」となるだろうが、防衛省の中にいる人間だったら「いや。5年もあるなら2倍は消化しきれる」という結論になるだろう。

何故なら現状において防衛省赤字を繰越で無理やり誤魔化している状態なのだから

まず何よりも装備費が終わっている。

お偉いさんは新装備をジャンジャン作ろうとするが、それを修理するのに回す金のことは考えていない。

たとえば戦闘機ミサイルなんかは内部の部品であってもアメリカから購入することになることが多いが、日本海外経済成長の差を考えれば分かる通り、国内部品よりも滅茶苦茶割高になる。

一部国内企業国内部品への切り替えを努力するるが、逆に一部企業は儲けが出ない上に担当者親方日の丸でえばり散らす防衛産業から足を洗うため昔は国内製だった部品海外製に変わり、その上がり幅が凄いわけで気づけば修理費は割高になる。

カツカツの装備費は最終的には部品不足を生み、壊れているが修理できない兵器まで生まれる。

ならばどうするか、答は簡単だ。

「殺す」と割り切った戦車戦闘機を決めて、そこから部品取りをするのだ。

10機のうち1機を殺せば他の9機を健全状態にするのは難しくない。

滅茶苦茶な話だがこれが日本国防の現状だ。

施設についてもボロボロで、昔作られた耐震基準の満たされていない建物必死に補強しようとしているがそれも追いついておらず、大地震に対して派遣に出なければならないはずの自衛隊がいざ地震が直撃したら施設倒壊で機能麻痺に陥るような状態である

雨漏りをしたり自動化設備の壊れた倉庫ビニールシートやなんちゃって効率化で必死に誤魔化したり、そもそも装備の拡充に対してスペースが足りていないので一部の物品は野晒しにしている。

弾?もちろん足りてないが?それが?いつものことでは?

ロシア北方領土から攻めてきたら速攻で負けるか弾切れで負けるかの二択なのは偉い人同士のTRPGにおける永遠テーマである

人件費最近やっと「若手に対して魅力がなさすぎるのでちょっとだけ給料増やそう」で雀の涙ほど増えただけであり、自衛官扱いでない人間給料残業代定額制でない職員)に対しての残業代は相変わらず半分ほどしかさな状態が続いている。

とにかくケチ臭い上にパワハラ体質も相変わらずな自衛隊を嫌って若手が入ってこないので最近は一度辞めた人間再雇用しているが、それでも足りないので業務の外部委託OS化)が進んでいる。

備品の拡充に対しての人材不足をどうにかしようとすれば、自然と外部委託の流れは進むだろうとされている。

外部委託をするということは、当然のように内側で済ませるよりも総合的なコストパフォーマンス悪化する。

業務効率的にまとめあげて必要な部分だけを抽出できればいいが、自衛隊仕事防衛上の機密に関わる部分も多く一括で他所に渡すことが出来ない。

結果として、今ある業務のうち機密情報を漏らさないような部分だけを一度吸い出す作業を行い、そこで渡して帰ってきた仕事自分たちがやった機密にかかわる部分の仕事をあとで重ね合わせる二度手間のような状態生まれる。

そうして生まれた新たな業務を補うために更に外部委託を増やすという悪循環に陥る一歩手前まで来ている。

そもそもなぜ自衛隊人間仕事が遅いのかは、業務効率化するという意識が少なかったかである

意思決定者の年齢が高くなりがちな組織では未だに「手作業こそが最も正しい。機械は信用できない。何故なら怒鳴っても治ることがない。人間は怒鳴り散らせばソイツが責任を持って100%の仕事を完成させるようになる」という手作業至上主義蔓延していたからだ。

流石にいよいよピンチになって慌ててOA化を進めようという動きはあるが、そもそもの「業務効率化に投資するなんてサボりじゃん。頑張ればいいだけ。根性だよ」の意識が抜けておらず、それらは常に最低限のクオリティ格下げされる。

事務作業をする人間必要なら1人につき1台のパソコン」ということさえ昔は成立していなかったし、今でも支給されるコンピューターの性能は滅茶苦茶に遅くまともじゃない。

それについては防衛省に限った話ではないではないかと思うだろう?

くそのとおりだが、経済産業省とかでさえゴミのようなパソコンを使っているなら、自衛隊の使っているパソコンがそれよりマシなんて話があると思うか?

これら数々の負の遺産とも呼べる予算不足によって生み出されたツケは確実に自衛隊の内部に隅々まで広がっている。

壊れかけたシステム、壊れているのを誤魔化している装備、それらを現場レベルでなんとか無理やり回すために繰り返される土日出勤やサービス残業、それについていけず辞めていく新人

無数の赤字を積み上げながら限界で回しているのが現状だ。

現状としては「予算が倍あってもいい(取引先が対応できるかは置いておいて)」というのが防衛省における多くの現場における現状だろう。

実際に2027年度において倍になったとしても、その年度の予算は「元々想定していた効率組織を回す」+「今まで誤魔化したことで溜まってきた負債の解消」で使い切れるだろう。

もしも2倍の予算がそのまま次の5年も続くとなると苦しい……ということもなく、防衛省トップが考える夢いっぱいの戦力拡充計画を実現させようとすれば全然使い切れてしまえるはずだ。

彼らは日本アメリカ中国なみの軍隊を手に入れて自分たちがそれを悠々自適に操り太平洋沿岸治安維持大日本国様々に依存する世界世界中のVIP自分たちに傅く日を夢見ているのだから……ほーんまなんなん?


みたいな話を前に飲み会で知り合いの自衛隊が延々と愚痴ってました。

んで、この元増田の話とぜんぜん違うんだけど?

お前何者なの?

なんか妄想適当言ってない?

なんやっけ……えーっと……「所属階級を述べよ!」であってるっけ?

俺は自衛隊に知り合いがいる普通の人。

日本戦争に巻き込まれる。

いまは間違いなく戦前だ。

近く日本戦争に巻き込まれる。

まず半島だ。休戦はふいに破られる。

から南へ打ち込まれミサイル無人機攻撃が始まりだ。

在韓米軍は当然対応する。北は露と握っている。米の戦争の多局面化。露の目的はそれだ。

中国は常に善意第三者バランサー仲介者の振りをする。中国米朝に核使用の自制を求める。それは北が核を使用するほど追い詰めるな、という米の枷となる。いまの露と同じ状況だ。

もちろん裏で中は北を支援する。戦況は膠着し、長引く。米は疲弊する。

続いて、露が北海道に電撃的に侵攻する。口実はなんとでもなる。対宇と同じ特別軍事作戦だ。

北海道は一時かなり侵攻される。北海道地名を、宇の地名と同じように、世界中の人が覚える。

自衛隊米軍支援のもと反攻する。中国は米露に核使用の自制を求める。米は日本支援するにとどめる。やがて露は北海道から退くが、北方領土をめぐって日露の戦況は膠着する。最終的には米は手をひく。

続いて、中が台湾に侵攻する。戦争ではない、国内問題だと中は主張し、宇・半島北海道と三つの戦場を抱える米はその主張に実質的にのる。米に台湾防衛義務はない。台湾名実とも中国に飲み込まれる。

やがて米国民の厭戦気分、(国外の)戦争への忌避感が強まる。米は宇に露との講和を促す。宇が拒否しても、米は宇から手を引く。欧州も引く。

宇は敗北に等しい状態で、ロシア講和する。日本は得るものなく露と講和する。半島は荒廃する。

内向き孤立主義の米、台湾を飲み込んで猛る中国、宇を半分飲み込んだ野心的な露、平和憲法を捨て日米同盟失望軍拡を始める日本が残る。

つぎの戦場は、どこだと思う?

2022-12-30

ウクライナパトリオット供給する理由は核攻撃へのガードなのか?

私は軍事のことはよくわからない。

情報一般報道されていることしか知らない。

ただパトリオットというミサイル迎撃システムは非常にコストが嵩むもので一発の砲弾がとんでもない金額だというのは知っている。

またパトリオット配備してウクライナ軍運用できるようになるのも最大半年程度の時間を要するということも報道で知った。

まり、これは連日ロシア軍によって行われるウクライナへの通常弾によるインフラ攻撃への対処ではないということだろう。

もちろん配備されれば通常弾への防衛必要ならば行うだろうが、

真の意図ロシアに対して核攻撃を実行しても必ずしも成功するわけではない、

という防衛力を示すことと、実際の核攻撃迎撃することにあるのだろう。

そうでなければコスト的に釣り合わない。

ただ単にウクライナが欲しい欲しいと願っただけでは与えれるものでもないし、政治的パフォーマンスとして供与するには高すぎる兵器だ。

とするならば、それは核攻撃への備えであり、つまり米軍ロシアの核攻撃現実のものとして「ある」と分析しているのだろう。

ここまでこの戦争に対する米国主導の兵器供与は戦いの進展を読み尽くしたかのようにある段階をひとつひとつ予測して行われているのは間違いない。

その中でウクライナから供与要求に対して渋い顔をしていたパトリオットをこの段階で受け入れたというのは近々ではないがこの先ロシアが敗北する展開を予測した上で、その際の核使用への備えとする意図によるもののはずだ。

2022-12-28

もう年末だけど世紀末感がすげーよな

安倍晋三元首相が暗殺され

東京五輪は腐敗まみれ

人口減少

日本女性の二人に一人は50歳以上

ロシアウクライナに侵攻し、戦争は終わらない

北朝鮮ミサイル日本を通過し、中国武装工作船は現れる、韓国空軍日本挑発

日本経済が死にそうだし、世紀末感すげーよな

2022-12-26

中野正彦の昭和九十二年』を読まなくていい理由と回収理由(追記有)

前置き

前もって断っておくと、この文章自分が読んだ本をあしざまに貶すために書かれている。信じてもらえないかもしれないが、自分普段ならフィクション特に小説に対するネガティブ感想は書かないようにしている。新刊だとネガティブ感想が売上=作家収入ダイレクトに響きかねないかである他人収入に影響を与える覚悟はない。ただ、本作はもう書店に並ぶことがないのが確定しているので、その点は心配しなくていいだろうと判断したので、放流させてもらうことにした。

樋口毅宏が書いた『中野正彦の昭和九十二年』という小説がある。この本、本来なら12月19日発売だったのだけれど、イースト・プレスが発売日前に回収を決定したこと話題になった。以下、その際の回収理由である

https://www.eastpress.co.jp/information/detail/2034

その内容の表現手法個性から出版にあたりしっかりとした社内議論必要であると考えますしかし、今回刊行に至るプロセスにおいて社内で確認すべき法的見解の精査や社の最終判断を得ることを行っておりませんでした。同時に刊行時においても契約書の締結が終了しておらず、刊行における責任所在曖昧だということが発覚しましたので、社内協議の上、回収対応といたしました。

この回収理由、一読して意味がよくわからないと思う。法的見解の精査とはなんぞや? 契約書の締結とは? そういう疑問がわいたので、この記事を書いている増田書籍回収の報が出てすぐ書店に駆け込み、回収前に購入することができた。で、いざ読んでみて、「あーそういう意味ね……」と朧気ながら理由らしきものも推測することができたのだが……。

本題

先に言っておくと、回収騒ぎの責任100%版元にあり、その点において樋口毅宏氏に責任はない認識であるフィクションはなんでも書いていいかフィクションなのであって、版元はフィクション書き手である作家を守らなければならない立場だろう。誰が悪いにしろ、配本が始まってる段階で回収することに対して版元は作家に対して極めて不誠実である。というか回収の原因と思しききっかけがTwitterイースト・プレス社員が騒いだことっぽいのも最悪だ。最低限コンプライアンスは整えろ。大体フィクション記述ヘイトって騒ぐんじゃねえ。

編集者が抗議した件は→https://togetter.com/li/2008033

……が、そもそもこの本は絶対買わなくていい。作品記述ヘイトからではなく、単に小説として苦痛からである小説読んで「小説のていをなしていない」って感想が出てしまったの10年振りくらいだぞ。それくらいきつい。

正直、自分と同じ被害を誰にも受けてほしくないので、以下にきつい理由苦痛度・ドン引き度を添えて列挙しておく。

理由1. 純粋に、読んでいて苦痛である面白くない。(苦痛100、ドン引き度0)

中野正彦の昭和九十二年』は、安倍晋三を「お父様」と仰ぐネトウヨ青年主人公が、昭和92年=2017年2月11月にかけての日々を語るという構成になっている。

いきなりネタバレになるが、本文の殆どブログに書かれた内容を引用しているという体裁である(終盤で判明する)。なので、「実際にあったニュースに対して主人公意見開陳する」という構成になっているのだが、そのパートが長すぎて苦痛なのである。たとえば、連載時の本文を引用すると、以下のようなものである

https://twitter.com/byezoushigaya/status/1275385842286997505

6月8日 「驕るな! 安倍首相」現職文科幹部が本誌に激白 「不満を持っている人は大勢いる」

【緊急特集政権批判で“更迭釜山総領事私的会 話をご注進したのは誰だ? 読者調査では「前川喚問」 賛成 86% 内閣支持率2 2% (週刊文春)

青天の霹靂とはこのことか。

文春はいから反日に寝返ったのか。

これまで無条件で寄せてきた信頼がすべて音を立てて崩れ落ちた。記事を読むまでもない。まさか中韓による見えざる言論弾圧がここにも......?

わかった、編集長ハニートラップに嵌められてゲス不倫をしたネタで脅されているに違いない。

一刻も早く会社ごと共謀罪逮捕→お取り潰し。芥川賞直木賞安倍お父様と昵懇の見城徹譲渡すべき。幻冬舎で二大文学賞運営していけばいい。直木賞選考委員長はもちろん百田尚樹大先生選考委員長就任と同時にこれまでの全作品対象直木賞を獲得。芥川賞も同時受賞されるといい。

夢が広がる。希望が出てきた。

それよりきょうの菅官房長官定例会見で気になるところがあった。

東京新聞望月衣塑子とかい記者が、「前川さんだけでなく、複数告発が出ています。もう一度真摯にお考えになって、文書の公開、第三者による調査という考えはないですか」「(文科省再調査をしないのは)安倍総理や官房長官菅さんたちが判断しているのではないのか」「(文科省再調査をしないのは)安倍総理や官房長官菅さんたちが判査という考えはないですか」「(文科省再調査をしないのは)安倍総理や官房長官菅さんたちが判断しているのではないのか」「(文科省再調査をしないのは)安倍総理や官房長官菅さんたちが判断しているのではないのか」などと執拗質問を重ねていったのだ。事務方が何度も「同じ趣旨質問はやめて下さい」と頼んでいるにもかかわらず、「きちんとした回答をいただけていると思わないので繰り返し聞いています」と返した。

おかげで通常十分程度の会見は四〇分に及んだ。菅官房長官はおまえのようにヒマではないのだ。

もしこの間に北朝鮮からミサイルが飛んできたらどうするのだ?おまえひとりのアピールタイムのせいで日本崩壊したらどう責任を取るつもりなのか。

もっと空気を読め。他の新聞社テレビ局政治記者を見習え。一流大学卒業して、難関と呼ばれる大手マスコミに入り、自分意見は一切絡めず、官邸発言を一語一句正確に国民に届けることを至上としているではないか

ひとりだけジャーナリズムを発揮したつもりになって目立とう精神はやめろ。共謀罪が成立したら東京新聞は取り潰し。女だてらに記者をやる生意気な奴

これ自体ネトウヨ文章のよくできたパロディで、個人的にはそんなに違和感がない。

ただ、作中では毎日~2日置きにブログ更新している体裁になっているので、上記のような文章が約8ヶ月分、延々と続くのである。2-3ページとか4-50ページならまだいい。300ページある分のうち200ページだぞ。正直、きつい。きつすぎる。

あと、前述のとおり本文がブログ記載であることを終盤で明かしてるのは小説技法として失敗してると思う。事前に知っていた方が読者も読むときスタンスの置き所が安定する筈。自分は少なくとも知っていた方がすんなり読めたと思う。

理由2.主人公物語がない(苦痛度60、ドン引き度0)

引用したような文章が続くのはまだいい。ただ、個人的にきついと思った理由がもう一つある。主人公の人となりがほとんど開陳されないのである

主人公中野正彦は、ピザ屋のバイトをして糊口をしのぐ男である。近所の既婚者女性不倫関係にある一方で限られた金で風俗通いをする日々を送っていたが、作品の冒頭で彼は沖縄基地運動をする男を暗殺する。ネットで知り合った「会長」に心酔し、彼から命じられたのだ。中野正彦は国を救うための次の指令を待って日々を過ごしている……。

こう書き出してみると、それなりに設定は盛られている。ただ、前半200ページのうち、その辺りの記述に費やされるのはおそらく30ページに満たない。そして、その描写があまりにも「薄い」。不倫風俗パートは実質タダのサービスシーン以上の意味が見いだせない。

何より、一番気になる「どうして彼がそのようなネトウヨにハマったのか」という部分が殆ど説明されないのである。たとえば、どんな生い立ちで、どういう家庭環境で、どういう趣味嗜好でどういう性格人物か、それが200ページかけてほとんど開陳されない。されたとしてもあまりにも薄っぺらい。

個人的趣味の話になるが、この手の「嫌悪されるような人物主人公にした小説」は、その人物共感させてこそそのグロテスクネトウヨ描写効果が生まれると思うんだよ。その「共感」がない。結果、「ただきつい文章を読まされる」だけになっている。せめてそこは「きつい文章を書いているような人物共感してしまう」くらいのことはしてほしかった。

理由3. 最低限の設定考証ができてない(苦痛度80、ドン引き度80)

正直、この本は200ページくらいから話が動くので読むなら終盤100ページでいいよ……と言いたいのだが、こっちはこっちできついのである。終盤の展開は以下のようなものである

せめて設定考証をしろ!!マグニチュード11.3は荒唐無稽だがまだいい、高さ50メートル津波千葉神奈川沿岸全滅もまだ許す。東京沿岸から20キロメートル地点まで津波が来たら中野も壊滅しとるわ!!!Googleマップをみろ!!!!! 

そこから先の被災生活描写はそれなりに読ませるものがあるのだが、この時点で小説としては〇〇の判定を下した。ググれば、あるいは校閲に出せばツッコミの入る内容を残すな。

理由4. 実名人物処刑される(苦痛10ドン引き20

ここまでが「小説として」きびしい理由である。ただ、それ以外にも、ここから個人的感覚で「ちょっとどうかなー」って思った部分を書いておく。この辺は多分回収理由にも関わってくるのでそこそこ大事話題でもある。

東京震災が起きたことで東京大パニックになって、大久保とかでは外国人、というか朝鮮人虐殺などの暴動が起きたりする。で、左派的な人達暴動によって処刑されたりするのね。その際に殺される人の名前実在人物なんですよ。「江川紹子」「タマガワトオル」「青木理」の3人は確実、それ以外にもいたかもしれないが読み飛ばしてるかもしれん。

これ自体別にやっちゃ駄目とか言うつもりはない。朝鮮人虐殺するような人は左派も吊す。それはそう。ただ、実在人物名出して作中で処刑させちゃうのには結構ビビった。政治思想がどうとかそういう話じゃなく、実在人物やぞ。それができるのがフィクションのいいところだけど、マジで殺したぞおいってなる。

理由5. なぜか一人だけ仮名になってる(苦痛度50、ドン引き100)

上記でわかるとおり、本作の特徴は実在人物名をガンガン出してくるところにある。安倍晋三をはじめとして、先に引用したところでも見城徹とか望月衣塑子とか出してるしね。

でも、本作の中で1人だけ仮名にされている人物がいる。田永クリニックを運営する田永克哉という人物である高須克弥やんけ! 実在人物名出して殺すまでやっといてそこは仮名にするのなんなんだよ!!!!!

実在人物を出して酷い展開を描く」が徹底されているなら好き嫌い作品の是非は置いといてその心意気は買ってやろうという気持ちにもなれたよ。でも高須克弥日和るのは流石になしだろ。いい加減にしろよ。

まとめと、推測される回収理由

これ以上続けると血管がキレそうなのでそろそろまとめるが、つまり中野正彦の昭和九十二年』には「①全体の2/3近くが薄っぺらく、読んでいて苦痛」「②ググればわかるレベルの設定考証ができてない」「③実名を出す態度が一貫してない」という3つの欠点があるわけである

正直、本件を問題にしたイースト・プレス編集者は失敗だったと思うよ。こんな小説として苦痛作品、つまらなさから世間から黙殺されて仕方ないレベルで、話題にするような対応にさせたのが良くない。単につまらないよ。というか話題になったから買って読んだの失敗だった。金の無駄。金返せ。あと作品自体ヘイトではない。作品の中にヘイト描写がたくさんあるのはたしかだけど、「フィクション描写としてのヘイト」と「作品の主張としてのヘイト」はわけて考えなきゃ駄目でしょ。

……で、ここまで整理したところで、あらためて回収理由の件に戻る。

「社内で確認すべき法的見解の精査や社の最終判断」「契約書の締結が終了しておらず、刊行における責任所在曖昧」ってあるけど、これ多分実在ニュースをめちゃくちゃ引用してること、実在人物が作中で殺されたり、ネトウヨ男の語りであしざまに貶されたり(例えば、山口敬之事件被害者の方とか)することへの法的リスクを精査できてなかったんじゃないかなと思う。

1箇所2箇所とかならまだいいけど、前述のとおり「ネトウヨ男の語り」って体裁実在人物をあしざまに書くパート200ページくらいあるんよ。これは推測だけど、

みたいな展開があったんじゃないかな……と勝手妄想してしまった。

なんというか、この本は回収されたことで本文にアクセスできずキャンセルカルチャー云々の話に回収されそうになっているのが結構つらいなと思うところで、プレスリリースのとおり実名人物出してフィクション書く時の炎上リスク全然精査してなかったって話だと思ったのである。信じるかしんじいかあなたしだいですが……。

あと、それはそれとして作品は本当につまらいから変に神格化されないでほしい。この増田は「2200円が本当に無駄だった、金返せ」「メルカリで数千円単位転売されているのが本当に勿体ない、100円でいい」という二つの気持ちから執筆されました。

ただ、本作は続編として「橋下徹首相になった二〇三九年の日本舞台に、弁護士主人公小林大助が、死刑囚中野正彦の再審弁護人として奮闘する」という展開の『小林大助の昭和一一四年』という構想が存在するらしい。本作の出来からするとあまり期待はできないのだが、気になるは気になるので出たら買って読んでみようかなとは思う。この増田は「読まずに批判をするな」のモットーの元運営されています

追記したら文字数オーバーたから分離https://anond.hatelabo.jp/20221226211607

2022-12-25

22年の増田でショックだったのはアレだな…

はてな匿名ダイアリーの住人、増田たちが今年何を書いたかの報告をし始めた。

自分も、今年は何書いただろうとなあ〜と思って、つらつらと読み返していた最中

陰鬱気持ちになった。

そうだ、この事件も今年だった…。

カップ表記事件

いま振り返ってみても、胸糞悪くなるショッキング事件だったよ…。

女性キャラクターの胸のサイズデータとして明記しても、女性読者は大して傷つかないだろう」

比較先進的な倫理観を持つ、はてなブックマーク男性オタクの間でも、こういう認識が多数だった…。

2022年以前に、様々な実態が明るみに出た。

女性けがタクシー敬語を使われなかったり。

女性だけにミサイルのようにぶつかってくる男がいたり。

AV撮影が十分な意思確認もないまま無理矢理に強行されてしまったり。

から女性性の被害者性への認識は広まってきてるはずなのに。

女性たちが日頃どのような不躾な眼差しに晒されているかに、いまだに理解のズレがある。

女性の性は男に評価されるもの」——… まるで道具か奴隷のような認識が、いまだに正当ヅラしてる。フィクションに逃げ込んだ先の、愛する漫画の中でさえ、女性性の比較をされて、女性読者が『誰ひとり傷つかない』わけがない!

表現トレードオフ

カップ数を表記する、表現を取る。

天秤⚖の片方の皿に「女性の傷つき」が載っている。もう片方の皿には何が載ってる?

カップ数を明記する必要ある?」と問われても、「作者の趣味だし別にいいだろうが」とか「他の少年漫画だってやってるっしょ」とか、はぐらかす意見ばかりが人気だった。クリエイター目線創作上の意義を説明しようとする人はゼロ。それどころか納得させようと理屈を探索するオタクさえ現れなかった。

これがネット倫理最先端

これが2022年。

絶望しかない。

2022-12-24

予算ばかり増やして米から骨とう品を買うだけの無能キッシー

これからミサイルより安価ドローン時代だろ?

高性能な軍事ドローン開発なら1兆もかからない

2022-12-22

anond:20221222223145

ミサイルが着弾したら億どころじゃない損害が出るわけだが

パトリオットとか1発数億円とかするのにバンバンミサイル打ち込まれている状態戦地配備して金持つのか?

2022-12-20

anond:20221220134953

だってミサイル買っても中国人土地買うのは止められないじゃん

その防衛費無意味じゃんwwwwwww

ウクライナの人はミサイルに怯えてクリスマスを楽しめないんだぞ

俺らがクリスマスを楽しんでいいはずがない

そうだよな!みんな!

2022-12-19

ミサイル攻撃の話

例の防衛文書改定にギャーギャー喚いてる奴らの中に「一発でもミサイル攻撃を受けたら終わりなのだから無意味だ。アメリカを儲けさせるだけだ」みたいなこと言ってる人多いけど「最初の一発目(あるいは第一波)は阻止できなくても即座に敵発射基地破壊して以後の攻撃を阻止する」と「何千発何万発も撃たれるがままで手も足も出せない」では天と地ほどの違いがあるよね

2022-12-18

他国ミサイル発射準備段階でも、日本ミサイルで叩くのを、どうやって国際世論味方につけるんだろ

日本先制攻撃をしたのではない、というのをどうやって証明するかよくわからん

1発ミサイルが飛んできていて、次弾から準備段階のを撃つってのならわかる。


例えば100発など同時に発射準備しているとする。

日本ミサイル発射する前に、事前に相手国に警告して、それから日本ミサイルつのか?

迎撃成功したとして、相手国は日本が先に攻撃してきたって発表するだろう。

ミサイル打つなら深夜二時とかにして政治家不眠症にするのが良いと思う

昼間に撃っても効果薄い

anond:20221217064807

安全保障必要なのは、国際条約という名の「契約」とその「確実な履行」であって、武力本質的には不要だと思う。

たとえば、「ミサイル攻撃をしないこと。ミサイル攻撃したら戦闘機100機を相手国に渡す」という契約を事前に結んでおく。

戦闘機100機を相手国に渡すのはかなりの痛手なので、ミサイル攻撃をしないという判断合理的になり、平和が保たれる。

といっても現実世界では、契約が確実に履行されることはないため、武力で威嚇しあう方法スタンダードになっている。

しかし、契約が確実に履行される世界線であれば、話は変わってくるだろう。

その仕組みを考えればいい。そうすれば武力契約代替できる。

2022-12-17

anond:20221217132637

どのみち攻め込まれた時に抵抗するための軍備は必要だろ

国境の向こう側から撃ち込んでくるミサイルを黙らせる手段も持たなきゃならない

それが目障りだから日本左翼防衛3文書改定発狂してるわけでしょ

anond:20221217064807

ミサイルが飛んできても「反撃しない」ことこそが日本抑止力

笑ったw

まだいるんだなこういうアホが

軍事力の下限は取っ払うべき

1回攻撃したらターゲット国が消滅して侵略不可能なくらい被害が出るようにしたらいい。

そうすれば易易攻撃なんかできない。

レーダー照射だのミサイルの威嚇発射なんか許すから何回も戦争の種が生まれるのだ

anond:20221217155134

何年か前に中国将官が主張していたドクトリン

離島を取るためには、敵国の中枢部にミサイルをぶち込んで、その混乱に乗じて占領する」

みたいな感じだった記憶がある。

日本は敵国から攻撃を甘んじて受けるべき

まあ、いいんだけど、これ東京ミサイルが撃ち込まれるわけじゃないんだよね

初撃は台湾だし、沖縄なんだけど、それを見過ごしていいんだろうか?

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