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はてなキーワード: jasracとは

2022-10-24

JASRAC vs 音楽教室 最高裁判決が二審と同様「先生演奏使用料徴収対象にあたる。生徒の演奏徴収対象にならない」ということで決まったと話題でして、やはり案の定カスラック結局金とるのかよ!」のシュプレヒコール状態となりました。

ヤフーに載ったCX系「イット!」の書き起こしには「曖昧でわからない」とか中見出しがついて、取材に応じた(たぶん個人の)音楽教室の方が「レッスンじゃ弾けないってことですか?」とか言ってて、ヤフコメだと「未来音楽家を潰すのか!」などと書き込まれており、まあいつも通りの流れ

とりあえず「今JASRAC楽曲管理委託してる音楽家が、著作者として正当に権利行使をして『先生演奏ならちゃんお金払ってね』と言った」場合ちゃんお金を払うか、「感情論とか将来への投資論」以外の批判か、この仮定された音楽家の曲はレッスンで弾かないかという選択肢をとれないならば、結局カスラック批判もただの利権アレルギーに過ぎないのですがいかがでしょうかね

2022-10-06

実態批判されている時に、理念の正しさを持ち出して擁護するさま

を表す言葉ってあるのかな?

例:

2022-10-05

anond:20221005005741

妥当性なんて当時からミリもなかっただろ

インテリなんかじゃ全くないアングラフリーライドしてるだけ

JASRACMIDI潰して音楽シーンが停滞したとか本気で思ってる人たち

2022-09-08

撮り鉄叩きを見るにネット民簡単扇動できる

一般人迷惑をかける証拠写真を添えて、こんな酷い目にあいました!と訴える。

それを繰り返せば、撮り鉄ヴィーガンフェミニストネット民の敵に仕立て上げられる。

一昔前のネットではJASRAC電通定番の敵だった。

ターゲット相手ネット民は冷静じゃなくなる。

ちょっとでも擁護すると「そういうとこだぞ」「工作員か?」という反応になる。

これが最もよく表れていたのがJeSU叩きだ。

2018年プロライセンス問題で、JASRACと同様の「利権団体」という扱いになり、ネット民の敵になった。

しかしあの団体eスポーツの諸問題クリアしたのは間違いない。

オリンピック選手派遣問題外国人プロゲーマーへのビザ発給問題クリアした。

バッシングしてた連中に「まともな部分」と「ヤバい部分」を分けて評価する能力はない。

扇動されたアホはい反省するんだ?しないからアホなのか。

2022-08-15

高校野球応援で、サウスポーとか狙いうちかいつも流れているけどJASRAC的にはどうなの?

高校野球応援非営利からオケなの?

都倉俊一には印税入らないの?

2022-07-14

anond:20220714105502

アニメは(本来アニメに限った話ではなく、テレビ番組というモノ自体その傾向か強いのだが)番組単体でとりあげるのは権利関係がとっても面倒

なので「定番の、できれば自社のもの」に偏る傾向が強い

すごい予算がつくとか、手作業で地道にやってるとか、JASRACのやつをBGMとしてだけ使うとか、そういうのならまあ

2022-06-05

anond:20220605091321

審査で認めてもらう特許商標と違って著作権は作った瞬間に発生するものなので、JASRAC審査させるのは違う

2022-06-02

QB HOUSEカヴァー曲ばかりかかってた。

JASRACもサブスクになったの?



またYOUTUBE包括契約カヴァー自由

カバー

鈴木愛理 - アルバム「i」に収録。

ジェジュン - アルバムLove Covers II」に収録。

名古屋ギター女子部 - アルバムRe:POP」に収録。

あさぎーにょ - YouTubeカバー動画を公開。

コバソロ - YouTubeカバー動画を公開。

そらる - YouTubeカバー動画を公開。

財部亮治 - YouTubeカバー動画を公開。

竹渕慶 - YouTubeカバー動画を公開。

テオくん(スカイピース) - YouTubeカバー動画を公開。

春茶 - YouTubeカバー動画を公開。

Play.Goose - YouTubeカバー動画を公開。

まるりとりゅうが - YouTubeカバー動画を公開。

Non Stop Rabbit - YouTubeの「2019年ヒットソングメドレー」でカバーを公開。

2022-05-29

anond:20220528185127

2位:anond:20061214085342(155users)

有名なオーケン事件2chコピペ

2chコピペだとわかるように書いてある。



2chコピペを真に受ける当時のブコメ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20061214085342

JASRACっていいとこ一つもないし、JASRACのせいで音楽業界は成長できなくなってるよね。音楽に関わる仕事をしようと思って入社した人たちは今どんな思いなのかな?

まあ、似たような話が沢山あるし、違う話ではリアルタイムにもめているのが話題になったこともあるし、胡散臭さは何故ワイドショーに流れないのか不思議なほど。

そりゃ伝説にもなるなぁ。とんでもねー話や。

金取るだけ取って、アーティストに払っていないって言う話しは田舎にいる私にさえ欲聞く話。突然、何をやったか把握してないのに「演奏したろ金よこせって」電話がきたって前聞いた事あるな。

こ、これは・・・あずまさんのもあれだったが・・・もう!ッファッコン!

大槻ケンヂ自分エッセイ筋少時代の曲(高円寺心中。もちろん本人作詞)の歌詞引用したんだけど製本後いきなりジャスラックが「知的財産権は我々にある。使用料をよこせ」って」なにこのうたうた詐欺

何の根拠もなく言うが、アーティストJASRACを訴えたら勝てるんじゃないだろうか。

やりかねないな



真相

大槻ケンヂがJASRAC「オーケン事件」の真相を語る - 音楽ナタリー

通称オーケン事件”と呼ばれているエピソードについて大槻ケンヂ本人が「都市伝説だと思う」と公式真相を語っている。

これまでJASRACから使用料徴収されたことはなく、この事件についてもネットで初めて知ったとのこと。

2022-05-19

志摩スペイン村をトレンドに押し上げた女こと

歌ってみた動画JASRAC許可取ったのに作者が苦言呈してきた件で真摯対応してたンゴちゃんVtuberからって理由盲目叩きしてたカスブクマカ達のこと、本人は絶対忘れてるだろうけど俺は忘れてないよ2022/05/19 18:58

あれは無断で音源自体カバーすることに対する警告だろ、カラオケだったら何にも言ってねえよ多分

2022-05-15

20220515[アタック25]2022年5月15日世代大会2022-05-15結果

BSジャパネクストで日曜昼に放送

 

今日の答え ・01 [ある植物名前]すずらん

・02 ハンガリー

・03 A.B.C-Z

・04 may:5月

・05 アジフライ(のしっぽ

・06 網膜

・07 [すべて]衣笠祥雄 長嶋茂雄 松井秀喜 王貞治

・08 水谷豊 みずたにゆたか

・09 高崎山(自然動物公園

10 [近似値]107兆5964億円

11 [国]オランダ

12 [カタカナ3文字]バケツ

・13 『ダーウィン事変』

・14 ブローニュ の森

・15 こまどり

・16 [芸人コンビ]ガレッジセール

17 [韓国語]サンチュ

・18 [2択]左 心室

・19 [ふるさと][3択]五重の塔

20オズの魔法使い

・21 ベーキング(パウダー

・22 20(画

23 ツタンカーメン

24 アンサンブル

・25 [AC][英語頭文字]JASRAC ジャスラック

・26 [人物]ホーチミン

・27 6(月

28 [英語]クロロフィル

・29 ピーターラビット

・30 北九州(市

31 グーフィー

・32e [イタリア語]ドルチェ

・xx [ある人物名前]森鴎外 もりおうがい

2022-04-19

anond:20220419234025

JASRAC著作者かどうかは敢えて触れないけど

そういうの含めて権利者の裁量著作物をどう扱いたいかを決められるってことよ。

著作物を売りたいなら締付けを弱めればいいし、別の意図があるなら小学生だろうが何だろうが取り締まればいい。

それを現状そうなってもいない意味不明過程を持ち出して「ってことになる」とか何の話してるんだ?

論点のすり替えなら下手すぎるし、真面目に言ってるなら論ずる価値もないアホにしか見えん。

お前が言ってることは「俺が望むことを実現するためなら他者を害しても構わない」ってことだよ。

これ言われて「確かに、俺はなんて自分本位攻撃的な犯罪者なんだ」って思うか?思うなら大したもんだしこの話は終わりだけど

思わないなら自分言葉価値のなさを今一度噛みしめるといい。

著作者意志に従うだけ」と言ってるやつの恐ろしさ

それってつまり、「JASRACケチをつけたら子供が道端で替え歌を歌うことさえ禁止されるべき」ってことになるんだけどお前はそんな社会を望むのか?

「は?著作権者様がそんな間違いをしない。彼らは賢いのだから」というならそれは宗教だぞ?

2022-01-30

anond:20220129223431

増田JASRACってどうなってんのかなはてながまとめて著作権はらってんのかな

2022-01-26

Aへの批判をBへの個人攻撃かのようにみせかけるはてブ伝統手法

プラネテスのコレとか典型的

https://togetter.com/li/1836225

取材協力JASRACクレジットが出るアニメ」を観た関係者アニメへの感想、なのに

そこに原作者先生を出して、あたかも件の関係者原作者を直接攻撃しているかのような印象操作をはかる

 

こういう印象操作をする人って

私たち受信料運営されている」公共放送

私企業私人が私財を投じて刊行している漫画

全く異なるメディア公表されているのに、表現に対して負う責任は同じと考えているのだろうかと疑問に思う

公共放送取材協力JASRACクレジットをつけて放送する影響度は、漫画の比ではないし

当然その放送物に対する責任度も違ってくる

 

ここを混濁してプラネテス批判的な感想を述べた人を叩く人ってちゃん物事本質が見えてるのだろうかと不安になる

2022-01-23

違法二次創作をめぐる嘘と真実

嘘1: 二次創作違法ではない

権利者の許可を得ない二次創作違法です(個人使用を除く)。

嘘2: 権利者は二次創作を黙認している

黙認しているかどうかは分かりません。(そして、「黙認していない証拠がないから黙認している」というのは詭弁です。)

権利から一部権利委託されている出版社アニメ制作会社の多くは、二次創作禁止しています

また、ニコニコ動画YouTubeではアニメカットを使ったMAD動画権利者の要請により削除されています

嘘3: 著作権侵害親告罪であるため、訴えられなければ違法ではない

訴えるかどうかの選択権利者に委ねられているだけであり、違法行為であることに変わりはありません。

嘘4: 二次創作宣伝になっている

二次創作宣伝効果ほとんどありません。

と言った要素の方が圧倒的に宣伝効果が高いです。

その上、ほとんどの二次創作は既に有名な作品のものであり、「二次創作により有名になった作品」なんてほとんど存在しません。

嘘5: 二次創作公式利益を損ねていない

本来許可を得て支払われるべき使用料が全く支払われていません。

嘘6: 二次創作は将来の作家を育てる

ほとんどの二次創作者はプロにはなりませんし、プロに占める二次創作出身者の割合ほとんどありません。

嘘7: 二次創作にいちいち使用許可を出すのは不可能

音楽の分野では、JASRAC等の著作権管理団体があり、実用問題なく運用されています

嘘8: 二次創作作品イメージを損ねていない

一般向け作品性的イラストを描いたり、淫夢ネタ等の下品ネットミームを流布したりするのが、作品イメージを損ねていないかどうか、常識で考えれば明らかです。

2022-01-08

登録者数4桁の個人vtuberだが、まいにちが楽しすぎてしあわせ

https://anond.hatelabo.jp/20220106191411

 

上記増田を読み、あまり自分の知る実情と違いすぎ、愕然とした。

釣りなのか、釣りじゃないにしても極めて特殊な一例と言わざるをえない。

釣りには真実を、特殊な一例には、更に特殊な一例を公開しての平均化が必要だと思う。

そこで、手前みそながら、自分のケースを紹介してみようと思い立った。

(特定を避けるため、多少のフェイクが入る点はご留意願いたい)

 

私は、どこの企業グループにも所属せず、背後にスタッフ等もいない、いわゆる個人Vtuberだ。

登録者数はどうにか4桁だが、いまだYouTube収益化条件は遠く、

それでもなんとか無事生活できる範囲利益を獲得し、ファンのかたや仲間に恵まれ、まいにち楽しく生きている。

 

【歌いたい歌は、大抵歌える】

上記増田は、お歌動画の難しさをあげていたが、現実にそんなことはない。

 

YouTubeJASRAC包括契約しており、基本的著作権を気にする必要はない。自動広告がつき、YouTubeの方で帳尻を合わせてくれる。

気にするのはいわゆる原盤権のみであり、これはかみ砕いていえば「CD音源をそのままカラオケに使っちゃダメよ」ということだ。

そこで、カラオケ音源あらためて用意する必要が出てくるのだが、需要があるということは供給もあるということで、

 

 ・人気J-POPは、大抵、有志がカラオケ音源化してくれていて、無料で使える場合が多い。

 ・ボカロ等は、原盤権を持つ権利者が、公式音源使用許可してくれている場合が多い。

 ・どうしてもない曲は、比較安価なお値段で、専門のかたにカラオケ作成を依頼できる。

 

と、かなり恵まれ時代に我々は生きている。

 

上ふたつは、あくま善意と厚意によって成り立っているものなので、各種ライセンスは必ず確認し、注意深く利用しよう。

カラオケ音源作成依頼は、私の知る限りお安いところは3,000円くらいで作ってくださる。

どのくらいの頻度で投稿するかによるが、仮に毎週コンスタントにお歌動画をあげたとして月12,000円である

自分ができない技術に支払う対価としてはむしろ少ないくらいだし、月に捻出する趣味費としても社会人なら許容の範囲ではないだろうか。

 

また、YouTubeはそれでいいのだが、twitterJASRAC包括契約をしていない。

そのため、クリーンにやるなら、JASRACと直接個人契約を結ぶ必要がある。

今のところ私は個人契約をしていないが、調べた限り、たしか年額一万円程度で契約できたはずで、これも充分手の届く金額だろう。

 

ただ、収益化という意味では、お歌動画利益の獲得は難しい。

YouTube自動でつく広告収益は、著作権者に還元されるからだ。そして、それは正しい。こちらは曲というコンテンツを使わせていただいている側であり、権利者に還元されるのは当然である

 

逆にいえば、お歌で収益を得たいなら、自分権利者となればいい。つまりオリジナル楽曲制作だ。

これは上記カラオケ音源の用意に比べて手間はかかるものの、決して難しいことではない。

自由オリジナル曲を乗せていいよ」という有志のフリー楽曲もあるし、もちろん依頼して作っていただくこともできるし、自分作曲してもいい。

 

私は、趣味として好きな頻度で好きな曲を歌い、節目節目でオリジナル曲を公開してきた。

Vtuberになってから作曲もおぼえ、コードをなぞる程度だが楽器練習し、mixジャケット自分でこなすようになった。

今は個人iTunesspotify無料で気楽に楽曲配信できる時代である自分権利を持っているので、当然BOOTH等での販売可能だ。

これ単体の収益はそこまでではないが、自分でつくったものお金を得る感覚は、得難いものがある。

 

キャラクターデザイン自由でいい】

人気ラーメン店に行く時、列に並ぶことに文句を言うひとは少ないだろう。値段が高いことも、予約が必須なこともある。人気なのだから

同様に、人気絵師さんは順番待ちになりがちだし、中には一見さんおことわりのかたもいらっしゃる。これは当たり前のことだろう。

仕事として絵を描くのは、依頼する側が思う以上に大変なことである制作に一ヶ月以上かかるのもザラで、つまり物理的にマンパワーが足りないのだ。

依頼者側はどうかその辺の事情理解してほしいし、私としては、絵師さんの体調がいつも心配だ。おからだ壊さず、自分のペースで仕事を受けてほしい。

 

個人的には、初期の頃においては、キャラクタークオリティにこだわりすぎる必要はないと思っている。

もちろん、多少の開幕アドはあるだろうが、あくまで多少の有利があるというだけだ。

私は、「キャラデザに数十万をかけたものの、デビューしてみたら鳴かず飛ばずだった」という同業者を何人も知っている。

必ずしもそのかた自身に落ち度があったとはいいきれないが、何らかの計算違いはあったのだ。

そういったケースを想定せず、闇雲にお金をかけようとするのは、いわば、挿絵クオリティに運を託すラノベ作家のようなものかもしれない。

挿絵の力で人気になる場合もあるだろうが、そうじゃない場合もある。この場合、そうじゃない理由は明らかだ。挿絵を気にするより、作家にはまずやることがある。

 

私としては、生みの苦しみを知る意味でも、数十万がコケリスク軽減の意味でも、一度はゼロから自作してみることをオススメする。

今は無料安価で高品質3DモデルがつくれるVRoidがあるし、Live2D簡単カスタマイズ可能テンプレート公式が用意してくれている。

私は、デビュー前も多少絵を描いていたが、とても人にお見せできるほどではなかったので、Vtuberデビューするにあたり、あらためて絵の勉強をし、Live2DVRoidの制作をおぼえ、blenderunityの使い方を学習した。

今は大抵の知識ネットで手に入り、これら技術習得するのにかかる時間は1~3ヶ月もあれば充分だ。かかる時間は、依頼した場合と大差ない。なら、多少自分で汗を流してみるのも、悪くないと思う。

 

そのうえで、自分活動に合わせて、よりよいキャラデザを依頼するのもいいだろう。

活動してみて初めてわかることもあるし、リスナーの反応をリサーチしてから依頼できる点もメリットだ。

どのみち、Vtuberの多くは、活動するうえで姿をたえずアプデしていくものだ。

最初はじめましてはたしか大事だが、全ての勝負を開幕初手に全賭けする必要もないだろう。

 

【やりたいことは何でもできる】

この世界自由だ。何をやってもいい。正確には、何をやってもVtuberというカテゴリに包括することが可能だ。

普通建築士ゲーム実況者とダンサーは同じカテゴリ内に共存できないが、Vtuberなら建築Vtuber、実況系VtuberダンスVtuberという形で、Vtuberという大きな枠組みの中で共存できる。

それは色んなかたと知り合いになれるということであるし、逆に何に手を出してもVtuberという枠組みから外れる心配がないということだ。

突然、雀魂にハマってもいいし、海外誰も知らないB級ホラーディープに紹介してもいい。安心して挑戦できるし、安心して趣味に走れる。

上記作曲モデリング等もそうだが、私がVtuberになってからできるようになったこと、知ったことはあげればきりがない。

今となっては、逆に何を怖がってそこまで挑戦を避けていたのだろうと、デビュー以前の自分を振り返って思う。

やろうと思えば何でもできるし、逆にやらない選択肢をとることもできる。それがVtuberかと思う。

 

企業に入ることはあまりオススメしない】

どんな分野の企業もそうだが、Vtuberプロデュースをする企業もまたピンキリだ。

悪い企業は、企業の名義貸しだけして手数料を巻き上げていくし、良い企業マネジメントが手厚かったり自社の強みを持っている。

 

ただ、良い企業所属するのは、もちろんその対価に伴う責任を背負うということでもある。たとえば、再生数やノルマビジネスブランドの維持などだ。

良い環境というのはあくまで素地であり、木に成っているぶどう勝手に落ちてくるわけではない。

まり、結局自分の身の丈に合っているか、性分に合っているかという話になってくる。

自分判断し、自分活用できるひとなら乗りこなせるかもしれないが、企業を目指すかたは「とにかく企業勢になれば…」と思っているかたも多く、そういうかたには向かない……までいかなくても、かなり苦労されるのではとは思う。

 

私が個人的に一番リスキーに感じるのは、権利関係問題だ。

プロデュース事業も結局は営利ビジネスであり、採算がとれなければ事業撤退する可能性は全然ある。

これは早ければクオーター(3ヶ月)で閉幕することあるし、半年、もしくは年度締めということもある。

そんな時、キャラデザ権利IP権利などを企業側が握っていると、個人Vtuberとして独立できず、一緒に撤退(卒業)せざるをえなくなってしまう。

 

なので、企業所属する場合は、契約書をよく読み、自分必要権利を過不足なく確保できているか確認必要だ。

向こうに権利帰属する形なら、交渉して権利自分持ちとするか、買い取るか等が必要だし、

明記がないなら、覚書き程度でもいいので書面で取り交わしを結んでおいた方がいい。

多くの企業担当さんも、別に鬼ではないというか、こちらが大人対応をすれば、ある程度融通はきく。

逆に、その時点でブラック香りがにおいたつなら、早々にゴメンナサイするのがお互いのためだろう。

 

私は自由活動が好きだし、企業ガチャリセマラするつもりもないので、あくま個人が性に合っている。

そのため、過去こういったオファーは、すべてことわってきた。

とはいえ事務所による箱推し効果は強力だし、憧れている先輩の事務所に行きたい気持ちも充分にわかる。

なので、結局これらの話はすべてケースバイケースだと思う。

 

【いろんなひとがいる】

Vtuberの悩みとしてよく聞くのは、人間関係、つまりVtuber同士のコミュニケーションだ。

ただ、ありがたくも、私はこれらの悩みで苦しんだことがあまりない。

全くないとまではいわないが、それらを巧妙に回避して今に至る。

 

というか、世の中には色んなひとがいる。Vtuberも様々だ。そこで交友関係を増やせば、合わない人が出てくるのも当然だろう。

たった40人弱の学校教室の中でさえ、人間関係トラブルは頻出し、グループカースト存在し、全員と仲良し!が難しいのに、教室を出た瞬間それができるようになるのもおかしな話だ。

なので、自分の合うひとと仲良くすればいいし、そうでないひととは距離を置いたり、大人対応でやりすごすのが吉だと思う。

結果、友人が少なくなったとしても、それが自分のだいすきな人たちなら、恐れるものは何もない。

少なくとも、合わない人とストレスを抱えながらワタシタチトモダチダヨネーするよりは、はるか健全だろう。

 

仮に、それでも関係性を切れない切りたくないという場合は、そこにしがらみや打算があるのだと思う。

しがらみを断つには勇気と体力がいるし、打算があるならストレスはただの対価で、呑むか呑まないかの話だ。

決断を迫られる場面だが、決断さえすれば、そこから先は全て自分意志で歩く道だ。何より、気楽でいい。

 

【いろんなひとがいる2】

しろ、私が悩むことが多かったのは、ファンのかたとの距離感の方だ。

特に私はセクハラ系のコメントが苦手で、これに立ち向かえる強さの修得に時間がかかった。

逆にストレート好意も、自分がそこまでのにんげんには思えず、うまく受け取れず、いつもどうしていいかからなかった。

しかし、多くの問題は、場数と共に自然解決した。

長文コメ連コメは要約したりまとめて読み上げ、荒らしをかわし、際どい書き込みをいなし、いさめ、香ばしい流れの時は話題を変え、遠慮するところは遠慮し、押すところは押し、嫌なことは嫌といい、うれしいことはうれしいといい、感謝気持ちは伝えられる最速で伝える。

それでもたまに、特に否定的意見ならともかく、真っ向から好意などに対しては、ふっとノーガードで食らってしまうことがあって、そういう時は激しくテレてしまう。

けれど、これは多分贅沢な悩みというやつだろう。

 

【今は最も個人が自立しやす時代

YouTube収益化さえ通っていない私が、なんとか暮らせているのは、FANBOXやBOOTH等によるところが大きい。

プロ絵師のさいとうなおき先生もどこかで言っていたが、今は小規模な個人マネタイズやす時代だ。FANBOXやFantia、BOOTHBASEなど、気軽に応援したりされたり、気軽に売ったり買ったりが、当たり前かつ無料でできる。こんな状況は10年前では無理だった。

 

また、FANBOXやBOOTHのいいところは、還元率の高さだ。

YouTubeなら6~7割、他プラットフォームなら2~3割の利率が多い中、FANBOXやBOOTHは、9割以上がこちらに還元される。

仮にYouTubeで月10万円得るなら赤スパリスナーが14~17必要だが、FANBOXなら11人だ。一人当たり5000円、3000円で考えれば、この差は更に顕著になり、1020人の違いになってくる。

まり、FANBOX等に軸足を置いた方が、小規模で生計を立てやすい。それはファンのかたの投げ銭無駄にしないで済むということでもある。

 

もちろん、「なるほど!FANBOXならお金が稼げるのか」というほど単純な話ではない。

それは、企業に参加すれば人気になれる、有名絵師イラストなら人気になれるといっているのと同じだ。

ここまで来るのには、たくさんの苦労もあった。

私はかなりの面を自作で乗り切ったが、どうしても時間はかかるし、つよつよPCにつよつよマイクVR機器、採算が合うまで無限に出ていく生活費、すべてトータルすれば200万は溶かしていると思う。

それでも私は諦めなかったし、諦めるという発想がなかった。だって、すべてが楽しかった。楽しいことにかかる出費は実質0円だ。大変だけど、つらくはなかった。

結局、私は貯金してためた200万と数年をかけ、どうにかこの道で食べていくチケットをもぎとった。

 

18禁界隈に足を突っ込めば、更に収益化しやすいかもしれないが、残念ながら、私は18禁活動は一切していないので、そこのブーストはかからない。

ASMRもしないし、外国語もできないし、ゲーム配信コラボほとんどやらない。

やったのは愚直な努力ばかりで、年1000回前後配信と数十本の動画投稿、定期的なオリジナル曲やグッズ制作twitterやFANBOXの更新、新しい技術勉強ファンのかた達との日々の交流などなど…。一個一個は地味だし、あまりうまくいってない部分もあるかもしれないが、「力こそパワー」の脳筋スタイルで壁を殴り続けてきた。

おかげさまで、今では根強く応援してくれるファンのかたができた。この繋がりが自分の何よりの宝だ。応援には答えたい。それが次のがんばりに繋がっている。

 

今の私の目標は、今まで私が誰かに助けてもらったように、私も誰かを助けられるひとになって恩返しをすることだ。

知ってることはシェアしたいし、誰かのママ・パパになってみたいし、それで楽しんでVtuberを続けるひとが増えてくれるとうれしいなといつも思う。

その結果、逆割れ窓理論みたいな状況になったら、最高である

Vtuberは私にとって最高の遊び場だ。その遊び場がより楽しくわくわくする場所になってくれれば、結局その効用は再び私に返ってくる。打算的Win-Winというやつだ。

 

 

最後に、私は、自分の一例が特殊自覚がある。

私が今ここにいるのは、たくさんのひとのおかげだし、多くの幸運に恵まれた。自分の功績とはとても思えないので、きっと前世で溺れている子犬等を助け、思わぬ徳を積んだのかもしれない。

まりあくま特殊な一例として、参考程度に受け取っていただければ幸いだ。

所詮増田文章だし、どんな界隈でも、いい経験をしたひともいれば、悪い経験をしたひともいるだろう。

これは、その程度の、ごく普通な、特例のひとつだと思う。ご精読ありがとうございました。

 

  

追記

いくつかご意見・疑問等いただいたので、可能範囲で答えたいと思います

 

・年間1000回で4000時間行っていないのはおかし

このご指摘をいくつかいただきました。確かにこの部分には意図的に書かなかった点があります

それは、私が複数プラットフォーム配信していることで、年間1000回配信はこれらの合算数です。

この話をすると、配信プラットフォームの組み合わせでかなり特定が容易になってしまうので、書きませんでした。

 

趣味でやるのと仕事としてやるのは違う

趣味ですが、一応これ一本で食べています。つまり、専業です。

個人事業届も出しており、これから確定申告が待っていますちょっと憂鬱

 

・これを元増田に当てるのはひどい

もともと別例あげての平均化が目的だったので、対比する形になってしまった点は否めません。

また、自分の好きな界隈が"クソ"と言われてしまい、「そんなことないやい」と言いたかったのもあります

 

収益化してないんかーい

YouTubeはしていないです。

ただ、PRアンバサダーなどの企業案件はいただけますし、VR上のアバターワークなどもあります

個人的には、Vtuberというipで広く収益を得られれば、それでいいかなと思います

 

・その規模でそんなに支援される?

これは実例を御存知ないだけと思います

個人登録者500~1000人前後で食べれているひとは全然ますクリエイター系は顕著ですが、ゲーム実況メインのかたもいらっしゃいます

自分の肌感ですが、個人なら、登録者3桁か4桁が一番身軽で専業化しやすいと思います

 

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