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はてなキーワード: 動物園とは

2020-11-15

2020年、「可愛い正義」が『苺ましまろ』のコピーだったという事実が忘れ去られている

まだ中身がない美少女動物園マンガポピュラーものとなる前夜にあって「中身がない」として批判に遭いがちなマンガといえる『苺ましまろ』によつばスタジオが付けたある種の開き直りのようなキャッチコピーが「可愛い正義」だったということが共有されていない

2020-11-13

男性好意気持ち悪い(ド要約)

今日職場の偉いのに「仕事が落ち着いたら一緒の動物園行こ♪」って言われて心の中で鬼ギレ お前とどこへも行きたくないね というツイートに引リツがいっぱいぶら下がってたので女性代表して文句言ってみよっかな~こゆのはじめて~ルン

①女は表面だけw

?表面だけニコニコして裏で愚痴っているということか? 何を笑っているかからない

②こういうのは女も好意知ってて仕事で頼ったりしてるからな~

それはそう でもそれとは別キモいもんはキモいよん

③女怖い

初手で動物園誘う方がこわくね

④男の中身ガチキモなのか、単に外見が嫌なのか

外見がイケメンでも一緒の動物園行こは意味わかんないよん 適切な手順を踏みな

ツイート本人バレして仕事してもらえなくならね?w

勝手にしてろキモいもんはキモい

⑥悲しいツイート男性勇気を持って突撃して。

突撃したのは勇気じゃなくて好意。その好意キモいから勇気がどうでも...好きなら相手気持ちになりな 自分本位勇気だけじゃだめだよ

⑦でもイケメンならいいんだろ?

いいわけねえだえろ仕事上の付き合いだけで初手で動物園誘うかよボケ ぜってー変なやつだわ顔良くても無理だろ

女性側に男性免疫がないのでは?くじけず数打てる人が結婚できるのかなあ

キモい男性免疫は無いだろうね 数打たずとも当たる人が結婚できるんだと思うよ

⑨誘っただけでこういうこと言うの?男は誘う権利もないの?

そうだろ 無いよ 仕事場なんだから仕事してろよ

⑩男頑張れ!そのうち勇気を受け止めてくれるさ!

頑張るなよ キモオタク大暴れで大迷惑 受け止めねえよきたねえから あと勇気じゃなくて好意

⑪一緒「の」動物園ってことは別々に行くんだろ 誰がお前と並んで歩くっつったよw

関わり薄いやつに一緒の動物園別々に行く誘いするかよ 並んで歩きたくないのはこっちだろ

⑫マジなら不特定多数が見る場所で言うこいつの人間性ヤバくね

別にヤバくねえだろキモいやつに落ち込まれたって被害ねえよ じゃあ初手で異性動物園に誘う男の人間性どうなんだよ 人間ですらねえよ

⑬関わりある女性を誘うのもダメ人類に滅べというの?

ダメだろ キモい食事からしろ 人類が滅んでもお前との子は産みたくないだろ

総評

学生時代恋愛をしてこなかった人間自分からアタックするのをあきらめよう よく勉強してからにしよう

2020-11-12

最近何してもちょっとつまんない

まぁもともと無能だったり

個人的に真面目にやっててもミス出たりして上司に真面目にやれとか

言われて悩んだり

色々気をつけていても予想外というか今までしてない新しいミスでたりで

気をつけてるし確認してるけどしてるような感じだろとか言われてることを

ゲームとかしてても思い出して、趣味してるのになぁちょっと辛いなぁとか思ったりして楽しさが無くなったり

上みたいに注意散漫だったり、謎に体ぶつけたり

いまはなくなったとおもいたいけど昔は暇なとき動物園クマみたいにグルグルしてた

病気行きたいというか行った方が良いのではっていうのある

全部精神科解決するんだろうか

2020-11-11

anond:20201111104044

鬼滅だろうがなろうやイケメン動物園美少女動物園よりは内容あるでしょう。

anond:20201111101813

鬼滅やたら叩いてるのは高齢の男だけでしょ。

鬼滅が面白いとは思わないけど、

なろうとか美少女動物園イケメン動物園見て喜んでる知的障害オタクどもに駄作扱いされるほどの内容ではない。

2020-11-10

anond:20201110195424

鬼滅程度で登場人物がみんな美形って、

キモオタどもが愛好してる美少女動物園イケメン動物園見たら卒倒しちゃいそうだね。

2020-11-09

anond:20201108093825

なぜか毛嫌いしてるアイドル系だけど、素直に見ればスポ根もしくは文化系サクセスストーリーであることがほとんどだから普通に好みに刺さると思うんだが

アイドルもの女の子可愛いだけの美少女動物園系になっていることはむしろ稀で、意外と硬派に話を作っている事が多いよ

2020-11-08

旭山どうぶつ園の雪あかり動物園は2/3から2/7か

建国記念日と被せないんやなあ

2020-11-06

anond:20201106152619

普段はおじいちゃんが多い動物園」を「下げてる」と感じるほうが侮蔑だろw

黒人バカだなんて本当のことを言っちゃだめ!」的な差別意識を感じるがw

anond:20201106151809

でも「普段はおじいちゃんが多い動物園今日小学生たちがやってきました!」というツイートは微笑ましいエピソードとして歓迎されるんですよね?

anond:20200923175458

アセクシャルって、もしかしてしかすると、

性に関する話題に過敏に反応しちゃってるだけなんじゃないかと思ったり。

もしかしてしかすると、セクシャリティを軽んじて支配欲求の赴くままに相手否定したいだけの、ハラスメントやり放題さんなんじゃないかあなたは。

イケメン動物園ソシャゲやBL愛好してるくせに アセクシャル自称するめちゃくちゃな女とかも居るから恋人や夫がいる性欲があるとされてる女性達でも そんなもんやるのは一部な...

ロマンティックもある。めちゃくちゃなのは無知のままに他人本質を決めつけられる、あんたの傲慢さだ。

anond:20201104231059

あ、自分と似てる人かも。そう思いました。

普通」の感覚になってみたくて、たまにAVは見てみるんですよ。ネット無料で見れるやつ。

おかげで下ネタはいくらか読解できるようになったんですがw やっぱり、自分関係ある事象とは思えなくて、動物園で檻の中のいきものを堀の手前から見ている気持ちというか、別の次元で起きていることを観察している感覚というか。身体が反応することもなく。

正直全然からなくはあるんですが、それでも、自分以外の(大多数の)人にとっては重要人生イシューなのだとは理解しています

自身も、有史以前から連綿と続いてきた行為の果てに生まれついてるわけで、遺伝子リレーを途絶えさせてしまうことに、一抹の申し訳なさは ふとした時に感じるんですよ。でもまあ、70億個体もいれば、種の存続としては全く問題ないでしょ、とはすぐ思い直すんですがw

結婚に対しても同じような感覚です。

誰かが結婚しますとなれば、めでたいなぁと素直に思います。異性でも同性でも、番になって生涯添い遂げようと決意したことは、たとえそれが一時的情熱暴走であったとしても、きっととても尊いことで。でも何故かそこから、「自分もいつかは」って発想に至らないんですよね。

単にモテいから諦めがこびりついてるだけでは?と言われれば、そうなのかもしれません。でもアセクシャルという言葉出会ったとき、少しだけ安心したのは確かです。名前が付いて、ちょっと落ち着いたというか。元増田のとおり、死ぬまで納得?証明?はできないんでしょうね。

毎月持ってかれる税金がエグいことになってきたので、誰か偽装結婚してくれればなーwとか、最近のんびり思っています

2020-11-02

国会

立憲民主党という動物園をなんとかしないと日本はだめでしょ。

総理が語っているのを野次で掻き消す時点で論外。どんなに賛成出来なかろうと大声を上げて聞こえないようにする妨害はその辺の恫喝するクズ野郎と変わらない。

本当にね、立憲民主党ってなんでこういう事しかできないの。まともな政治もできないのに徒党を組んでるんじゃないよと。

こんな烏合の衆日本の政にちゃちゃ入れしてることが日本の恥晒ししか見えないんだよ。

政治で戦ってるなら、政治で堂々と戦えと。野次飛ばしてドヤってるのはバカでも出来んだよね。

anond:20201102190149

そういえば帯広にも動物園あったんやな、失念しとったわ

でも、旭川から帯広も4時間ぐらいかかるんやな

北海道広すぎやわ

anond:20201102190035

あと動物園のある帯広市緑ヶ丘公園エゾリス繁殖!!!

これでおびひろ動物園にいくしかなくなったな。

ちな、北見周りなら淡水動物に詳しい山の水族館があるでよ

旭山動物園は今年は雪あかり動物園やるのかなあ

バスとかどうなるんやろう

2020-10-27

地方都市部教育格差

https://anond.hatelabo.jp/20201026003439

バズってる増田を読んだ。

日本海側の3万人クラス田舎出身人間としては共感しかないのだが、嘘松扱いしている人がいるのがなんかむかついたので、私のエピソードも追加して地方の状況を広めたい。個人的には下記の3つが地方の不利さだと思ってる。

大卒で就ける仕事ロールモデルがいない件

元増田も挙げていたが、地方に住んでると高等教育を受けた後に就ける職業イメージが全くわかない。なんていうか、大学進学率が2割台で大卒仕事自体があまりない町なんで、両親や親類、先輩と言った周囲の大人ロールモデルとなる人が全然いないのだ。うちの家族も俺がはじめての大学学者だったりする。そんな俺の10代の頃のイメージはこんな感じ。

医師→都会から来る偉い先生か町1番の秀才

公務員市役所職員(官僚なにそれ?)

金融信金さん(都銀外資系存在しない)

弁護士ドラマ世界の住人

工学部卒のエンジニア→箔のついた工業高校出の現場作業員

建築士→箔のついた大工さん

研究者少年マンガサポートキャラコナン阿笠博士的な発明家ぽい人

その他商社マン広告代理店とかの文系花型の仕事司法書士公認会計士等の仕業そもそも大学行ってから存在を知ったぜ!

見えてる世界が狭かったんで、将来像がそもそもはっきりしないんだよな。俺は結局地方国立工学部に行ったんだけど、箔のついた工業高校だと思ってたから授業で微積をまたやるのに驚いた。なんせオープンキャンパスでは面白理科実験的なことしかしてなかったんで。今となっては笑えるエピソードだけど、地方高校生認識ってマジでこんなもんだと思うよ。

公立中学校の劣悪さ

個人的にはこれが地方の最大の問題点かなと思ってる。3万人の地方田舎町でも、高校には進学コースがあってそれなりにレベルの高い教育を受けられた。ところが中学校ダメダメ動物園状態英語リーディングで笑われるのはまあデフォルトとして、廊下自転車で走るヤンキーがいたり、冬場にストーブ教科書を燃やしたりする馬鹿かいしょっちゅう授業が中断して学習できる環境では無かった。だけど義務教育なんで進度別のクラス分けとかあるわけもなく、校区制なんで学校選択肢もなく。先生も進学熱が無いというか、金八先生に憧れてるようなタイプが多くて生徒指導のことしか頭がない。もしもタイムマシン過去に戻れるなら親に無理を言って県庁所在地中高一貫受験してるだろうな。だけど地方で育つと中学受験という選択肢に思い至らないんだよな。そもそも田舎には通学1時間圏内に進学系の中高一貫自体が無かったりするのがザラなんで。

学習方法や教材の情報の無さ

コレは最初の項目と少し関連してるかもしれない。Amazonが普及した現在でも、参考書は実際に手に取って使ってみないとわからない部分が多いものだが、地方だと蔦屋併設の本屋が町に一軒だけ見たいな事が多くて置いてあるのがせいぜいチャート式赤本だけだったりする。この選択肢の少なさは正直キツかった。もちろん予備校とかも無いので、入試対策全面的高校教師を信頼するしか無かった。幸い俺の担任地方国立数学科院卒の経歴で、難関大学入試問題もスラスラとけるような頼もしい人だったんですごく恵まれてたんだけど、一つ下の学年は教育学部出身ちょっと頼りない先生だったんで、教師ガチャの要素がデカいなと思えたのだ。

まあ同じ地方でも、県庁所在地まで行けば話が変わってくるもしれない。紀伊国屋ジュンク堂的な大型書店があって多種多様参考書を手に取って見れらし、進学校存在してるから、実際に使ってる友人に見せてもらったりできるんでハンデは小さいかもしれない。周りにも県立なんたら大に通うような大学生があるから、それこそ友達のお兄ちゃんとかが自宅から通ってたりして、ノウハウエピソードを聞いたりできそうだし。

そんなわけで

俺も普通に地方は不利だと思うよ。特に県庁所在地以外。

2020-10-26

49日じゃなくても半月ぐらいは待ってほしかった

きな粉猫でバズってたから知ってる人も居るかもしれないが、

該当のねこちゃんが亡くなった。とても悲しい。

他人の家のねこを愛でさせて貰って気分だったから、尚更残念だった。

他にねこ一匹と犬を一匹飼っているので、そのねこちゃんとの交流とか

慣れていく過程とか見せてくれてありがとうと思った。

その二匹と一緒に正座してしばらく動画はお休みすると言っていたのが印象的だった。

一週間もたたずに、保健所から二匹ねこを引き取ったと動画が上がった。

びっくりした。

動画は見れなかった。

アスペ他人を愛する=ペットへの愛と同じと言われがちな私でも、胃がぎゅっとなった。

早くない?引き取るのはいい。悲しみに耐えれない人は居る。代わりが居れば精神安定するかもしれない。

でも動画上げるのはもうちょっと待った方がよかったんじゃない??

というか半月ぐらいは待って欲しかった。

きな粉ねこでバズってた辺りから、もう再生数とスパチャしか考えてなかったんだろう。

収益が減るのが耐えられなかったのかもしれない。

きな粉ねこちょっとから見はじめた新参者なので、そもそも最初の頃からそうだった

と言われるとぐうの音も出ない。フィルターがなってなかった。

稼ぐなって訳じゃないんだ。

仕事につくことすら出来ない人が、YouTuber生活していけるいい時代になったと思う。

登録数と再生からして人柄を慕っている人もいるのだろう。

だって生活基盤がYouTubeだけだったら、焦るだろうし不安になると思う。

子猫来てからの伸びは異様なぐらいだった訳だし。

再生数が落ちるたびに、子猫を迎え入れているYouTuberよりまだマシだろう。

私の感覚気持ちの整理が出来てないだけなのは分かっている。

同居家族かわいいから良いじゃんと気にしなかったのも影響しているのも分かっている。

のらねこを眺めているだけの私より、保健所から猫を引き取ってくるだけ立派だと思う。

他人の家の猫を見るだけの簡単立場での押し付けに近いのも分かっている。

フォロー数が40万以下になってないので、私の感覚おかしいのかもしれない。

ついていけない私は動物園動画だけ見ていればいいのだ。

anond:20201026091443

しか労働構造的には人のある位置的なものはそのとおり「多くの業態もおなじ」だと感じる

しか接客自体商売としてる水商売的なものは人のほとんどが従事している「物品やサービス商品として扱い、人は中継役」というものでなく

接客する事自体、人の行動そのもの商品」なのでときに人を売っているのではないかと感じられてしまうほどに、より動物園味があるのだと思われる

キャバクラとかラウンジにいって嬢と飲むより店長オーナーと飲むほうが楽しいという層が生まれてもおかしくはなさそうだ

日本から捨てられた土地で生まれ

この話をフィクションと思われてもいい。嘘松認定されてもいい。誰かの目に触れるだけで嬉しいから。

私は北国の相当の田舎で生まれた。コンビニも車がなければ行けない場所にあるようなところだ。当然電車なんて走っていない。ファミレスもないし、地方都市象徴と言われているイオンなんてものはない。地方都市とも言えない部類の地域だった。

私は小さい頃から勉強ができた。少なくても幼稚園の頃にはひらがなはかけたし、繰り上がりの足し算も誰にも教えられずにできた。漢字は一度見たらすぐに覚えた。だから読んでいた物語に出てくるような高学年向けの漢字も2、3年生の頃には書くことはできた。周りがなぜ同じようにできなかったか理解できなかった。

そんな私を親も当然理解できなかった。周りの大人は中卒と高卒しかいなかった。学校を出れば男は工場だの大工だの漁師だの農家だのになるもの、女はさっさと結婚して子供を2、3人は生むのが当たり前で、勉強なんてする必要のないものだった。スーツを着る仕事といえば役場の人か車のセールスマンぐらいだった。親も親戚も半分高卒もう半分は中卒という環境だったから、私は突然変異のなにかだったのだろう。私が勉強ができることを何か嫌な目で見ていた。私は親から勉強をしているところを見られるのが嫌で家で勉強をすることが全くできなかった。

家にはパソコンが無かった。インターネットも当然なかった。私の情報手段テレビ新聞学校図書室だけだった。町には本屋もなかった。

私は決して学校勉強から遅れることはなかった。地元中学校から高校に進学するにあたっては、地元に一つある高校ではあまり偏差値が違いすぎたため、バス電車を乗り継いだ地方都市にある校区の最上位高に進学することになった。通学時間は片道2時間以上かかる場所にあった。私の中学校からそこに進学する生徒は数年ぶりだったらしい。交通費がそれなりに掛かる場所にあったが、親は文句一つ言わずお金を出してくれた。ものすごく感謝している。

あと、高校進学とともにスマートフォンが手に入った。ただ、当時スマートフォンを使っている人など一人としていなかった。都会では当たり前だったけど、田舎にはそんなものがなかった。私はインターネットをするためにどうしても必要だった。ガラケーでいいと主張する親をどうにかなだめて、スマートフォンを買ってもらった。iPhoneなどではなく、Androidポンコツだったが、インターネットにつながるというだけで私には十分すぎるものだった。町の中で完結していた私の世界が急に広がった。Twitterを初めてオバマ大統領アカウントフォローした時には、テレビ新聞世界を飛び出した自分が誇らしい気持ちになった。ただ、Twitterでは痛い発言をして、炎上というほどではないクソリプをもらって恥ずかしくなってアカウントを消すという10代の恥ずかしいことも経験した。

同時に高校では人間関係も様変わりした。周りの子たちはよく勉強をよくやっていた。そこで初めて予習復習の必要性を知った。教科書にかかれていることだけやっていては不十分だということだった。大学受験ではそれ以上の問題が出てくるという。私は教科書は一度読めば覚えるものだったので、まともに勉強したことがなく、それだけでは点数が取れない、という経験を初めてやった。参考書も初めて買った。高校があった街は私の住んでいたところよりは何十倍も都会と呼べるところだが、いわゆる地方都市の一つで本屋さんはショッピングモールに一つあるだけだった。私は午後6時にはその街をでないと家に帰れないので、学校が終わっての僅かな時間本屋に向かい、そこで少ないお金で買える参考書立ち読みしながら一つ選んで繰り返し繰り返し勉強した。何冊も買う余裕はなかったし、予備校に通うような時間もなかった。また私は乗り物酔いをしやすいので電車ではともかくバスでは本を読めず、スマートフォン参考書自分朗読した音声を吹き込んでそれを聞いて覚えるようにした。

その後私は大学受験をする。私の地元にはそんなことをする人は誰もいない。私の親は大学受験することは認めたが国公立大学限定した。仕送り必要だし、お金がないからだ。奨学金だって借りる必要がある。私はどうしても東京に行きたかった。東京じゃなくても東京に近い横浜でも千葉でも埼玉でもどこでも良かったが、とにかく都会に住みたかった。田舎の何もなさにうんざりしていた。私は映画が好きだったが、映画というのはテレビしか見れないものだった。運良く私の家はBS契約してくれていたのでNHK BSでやっている昔の名作などを録画しては見ることができたが、面白そうな新作映画テレビYoutube予告編しか見れないものだった。アカデミー賞カンヌを取るような映画は大抵東京最初にやって、その後に地方に回ってくるが、それも大都市限定される。私の住んでいたところはツタヤもなかったのでレンタルすらできなかった。私の憧れは渋谷ミニシアターヨーロッパのどこかの映画を公開初日に見に行くことだった。今思えばそんなつまらない理由だったが、東京に住むという強いモチベーションになった。また、東京には私のような地方から出てきた学生優遇してくれる寮もあった。一人暮らしなんて贅沢はとても言えなかった。

私はどうにか大学受験をして東京とある国立大学に進学することができた。親は私の入学式に出るために人生で2度目の東京の土を踏んだ。私がそんな都会で暮らすことに不安を覚えたらしいが、進む大学も住むところも何もかもすべてを一人で決めてきた私に言えることなど何もなかった。私は親の手には負えない存在だった。

初めての東京に私は圧倒されることになる。一番驚いたのは電車だった。SUICAや本数のことではない。広告の多さだった。駅も電車内も外も広告で満たされている。歩いているだけで色んな情報が入ってくる。私が子供ときに見ていた日曜日昼の番組中吊り大賞などというのがあって週刊誌記事を色々取り上げていたけど、中吊りというものが何だったのかを恥ずかしながらそこで初めて知ったのだった。とき週刊誌卑猥コピー小学生の頭の上で揺れているのにも衝撃を受けた。電車で立っているだけで世の中のことについて情報が入ってくる。それが東京最初に印象に残ったことだ。

私はよくありがちな大学生としてサークル活動も始める。そのサークルインカレでいろんな大学の人とつながることになった。私の出身地のことを話しても誰も知らなかったので、自己紹介では東京から私の町までどうやって行くのかを話すのがつかみとして大いに受けた。

そこである東大慶応学生たちと出会たことが、私の人生そして性格にも極めて大きな影響を与えることになった。お互いの情報交換をするなかで家庭の話になった。私の父は町の工場で働いていた。トヨタなどの大企業ではなく、ただの町工場従業員として何十年も変わらない仕事をしていた。それを話す私のことを動物園の珍しい爬虫類を眺めるような、そんな目でみんなは見ていた。そんな人は誰一人としていなかったからだ。ある男の親は商社マンだった。私が「商社ってなんですか?」と聞いたら何言ってるんだこいつ?って明らかに馬鹿にされたような顔をされた。私は三菱商事三井物産を知らなかった。三菱といえば車か銀行だった。三井遊園地だった。またある女の親はファンドマネージャーで、別の女の親は広告代理店、ある男は外資系企業渡り歩いているらしかった。全員都内実家があった。

私は、自分と彼らの家庭環境のあまり格差の違いを見せつけられる事になった。最大の違いは勉強する目的だった。何を勉強するとどのような仕事につくことができるのか、そのためにはどんな資格を取る必要があるのか、その仕事につけばどれぐらいの年収が得られて、どこでどんな生活ができるのか、それらを彼らは親や親族仕事から知っていたのだ。私はテストで点を取る以上の目的がなかった。テストで点数を取れればこれぐらいの高校大学に行ける、それ以上の意味がなかった。さっき書いたが親兄弟を含めて全員中卒か高卒なので勉強をすること仕事というのはほとんど無関係と言ってよかった。せいぜい工業高校で乙4を取れば、ガソリンスタンド仕事ができるぐらいの意味しかなかった。私は大学に入って、彼らと知り合うことで、大学によってその後の人生が大きく変わることを知ったのだ。

他にもある。勉強する環境だった。彼らは小学校から塾に通って勉強をして私立中高校の一貫校に行っていた。私は中学受験というものも知らなかった。そして中高一貫校では高校1年生などで高校カリキュラムを終え、その後の2年間で大学受験勉強をひたすらにするということも知らなかった。更に学校帰りには予備校に行き、夜遅くまで勉強をするのだという。私は興味があって、知り合った一人から予備校テキストを見せてもらった。そのテキストは私が受験勉強で解けなかった問題を非常にわかやす説明していた。こんなテキストは私の手に届く場所にあった本屋にもなかった。そのテキストを読んだときに私は涙をこぼしてしまった。彼は動揺していた。私は気づいてしまったのだ。

私は東京に生まれて彼らと同じ環境にいれば東大合格できた。

私にとって東大というのは雲の上で超天才がいく学校という印象だった。東大過去問を一度やってみたことがあるが、ほとんど解けなかった。それは私が頭が悪いからだとずっと思っていた。まあ、国公立大学に入れるぐらいなんだからそれでいいよね、というのが私の自分への評価だった。でも違ったのだ。私は勉強をするにはあまりに彼らと環境が違いすぎていた。勉強する友人にも小学校のうちからまれていた。誰も勉強ができることをバカにしたりはしない。親も勉強への投資を惜しまない。彼らが望まなくても英語勉強のために夏休みカナダ語学留学をさせて、ネイティブ発音などを身に着けさせていた。私は英語勉強が好きだったが、流暢な発音馬鹿にされるものであり、英語などは隠れて勉強していた。小さな声でMP3ダウンロードした英語スピーチを繰り返していた私とは違った。彼らは圧倒的重課金と、息をするだけで情報が入ってくる恵まれ環境により、私よりも進んでいただけだった。私が布の服と木の棒で戦っている間に彼らはトマホークミサイルを連発して、敵を木っ端微塵にしていたのだ。

私は自分人生を激しく呪うことになる。生まれ場所が違うだけで、家庭が違うだけでなぜここまでの差をつけられなければいけないのか。彼らは別に頭がいいわけじゃないが、環境だけで私よりもずっと高い学歴を獲得していた。それが悔しくて仕方なかった。私が入った大学別に悪い大学ではない。学歴としては十分に評価されるところだ。でも私は環境さえよければもっと上に行けたのだと。

私はショックだったが、私が住んでいたのは寮だったので部屋に一人で閉じこもって泣き崩れることもできない。私は一人でどんどん悪い考えに蝕まれていった。そして一つの結論に達する。私の住んでいた町は日本から捨てられた土地なのだと。

私が出会った家庭環境に恵まれた彼らは手に入れた学歴武器にこの後は一流企業就職したり官僚になったりするだろう。日本というのは東京大阪に住む一部の裕福な家庭から出てくる人たちで回せるのだと。私のようなど田舎に住んでいる人間そもそもいらないのだと。だから勉強する環境手段も与えられることはない。だから黙って地元で油にまみれて仕事をするか、子供をぽこぽこ産めと。

私が大学卒業した後の話だが、昨年文部科学大臣大学試験について「地方学生はそれなりに」といった発言をして相当問題になった。あれは政府本質なのだと思う。東京に住んでいる人間だけで日本は十分なのだ地方土地以上の価値はないのだ。今地方はどんどん衰退していっている。政府は口先では地方創生などと口走るが、実際はただただ衰退しているだけである高齢化が進む町にだって子供はいる。彼らを救う手段を国が与えたことがあっただろうか。

また、インターネットがあればどこにいたって勉強ができるという発言もよく聞く。あれは戯言だ。東京で使うインターネット地方で使うインターネットはまるで別物であるインターネットを使いこなすためにはまず存在をしらなくてはいけない。例えばPCプログラミングというもの存在を私の田舎認識することは極めて困難である。ただ、都会に住んでいれば、今となっては子供プログラミング教室などに通って小さいころからそういうもの存在を知ることができる。あるいはさっき書いた駅の中吊り広告だっていい。色んな情報が目に入るのだ。田舎では色んな情報存在を知る事もできない。そのような情報格差がある状態インターネットを使ったところで、格差が開く一方なのは容易に想像がつく。インターネットがあれば壁を超えられるというのは、何もわかっていない持っている立場人間発言に過ぎない。孫正義が優秀な子供奨学金を与えたりしているけど、田舎の子供は目立つ手段も知らなければ、そういう行動も取ることができない。結局ああいうので評価されるのは都会で恵まれた親からまれ子供だけである田舎の頭がいいだけで何も知らない子供はただだた埋もれていくだけだ。

話が脱線してしまったのでもとに戻す。

私は田舎を飛び出して東京まで来てしまった。田舎に私を受け入れる場所はどこにも残ってはいない。そして東京にも私が必要とされている場所はない。私のような田舎もの必要とする会社があるのだろうか。私は結婚をすることができるのだろうか。私は鬱々とした気持ちを抱えながらも、彼らに負けたくないと勉強に励むことに大学時代を費やした。奨学金も借りたしバイトもした。得たお金で高い専門書を買って、もとを取るように読みまくった。英語勉強も授業以上に独学でやった。ただ、海外に行ったのは一人でいった卒業旅行の一回だけで、そのときは非英語圏を選んだ。英語は今のところ仕事では役に立たないけど、日常生活での情報収集には役立っている。

とにかく必死だった。帰る場所必要とされる場所もないのであれば、自分で作るしかないのだと。そうがんばれたことが私にとって一番幸運だったということが今ならわかる。あのとき挫折して、引きこもりになっていたかもしれない。もしかしてテロリストのようになっていたかもしれない。あるいは当選の見込みがない政治家を目指そうとしてたかもしれない。そのどれにもならず、今私は社会人としてそれなりのお金を貰えるようになった。ただ、そのお金奨学金の返済を行っている。東京に生まれた人々は奨学金を返す必要もなく入ったお金自由に使って遊んでいるのだろう。私はまだ過去日本が課した呪縛から逃れられていない。

こんな意味のない文章を長々と書いてしまった。ここまで書いてしまったので誰かにまれたらいいと思うけど、おそらく増田の早いタイムラインの中で埋もれてしまう。私が日本が見捨てた小さな田舎で誰にも気づかれることもなく勉強をしていたときのように消えていく運命だと思う。でも書かずにはいられなかったし、誰かの目に止まって嘘松認定いいねの一つでもしてもらえたら、田舎でもがいていた中学生だった頃の私の自尊心が少しでも満たされるかもしれない。

追記1

めでたく嘘認定されたので、ちょっと補足しますね。今は業務休憩中。

高校には社長の息子とか医者ゴロゴロいたでしょって話について。

同級生にいたのは板金塗装屋の社長の子はいたよ。社長はそれぐらい。医者はいなかった。そういうお金持ちの子もっと都会の私立学校にいくのでは?うちは公立だったし。東京と違って地方公立の方がレベルが高いので。

同級生でいい家って言えば市役所の人。これは間違いない。あと警察官とか? 大手企業で働くお家とか? そういえば市議会議員の子もいたのを思い出した。つながり殆どなかったけど。

友達床屋さんの子どもとか、どっかの工場で働く人とかが多かったです。

でもみんなよく勉強してました。

同級生殆ど地元を出たはず。みんなどうしているんだろう。繋がりが切れてしまったので分からないので、あまりわかりませんが、facebook検索したときインターネット系の大手で働いている人はいました。

追記2

追記を書きました。

https://anond.hatelabo.jp/20201027203138

2020-10-24

anond:20201024215351

それなら動物園ほのぼのニュースかに言及してりゃいいだろ!

なんであんな暗い気持ちになる上に戦いまで起こる事件で暇潰すんだよ

ダジャレでも言ってた方がマシじゃい

2020-10-23

anond:20200910143047

ここすき

そんなに概念好きなら魚食え。リンゴ食え。動物園行け。トランプで遊べ。こっち来んな。

2020-10-21

anond:20201021165707

今時ジャンプアニメなんてオタクカルチャーって程じゃないだろ

オタク向けの美少女動物園なら親や小学生の弟妹に見せるのは躊躇するだろうが

鬼滅は別にそういう内容でもない(精々グロ注意程度だ)し

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