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はてなキーワード: いじめられっ子とは

2021-08-08

小田急線犯人無罪にしてあげてほしい

いじめられっ子の反撃を赦さな社会なんて地獄だと思う

小田急の人の行動に救われたいじめられっ子もいるのではないか

私もその一人です

正直、いじめられっ子が悪い

人に嫌われる性格してるもん

いや、だからいじめていいことにはならんけどさ

でも、あいつらがまともに社会生活送るのは無理があるよ

2021-08-07

ネタバレ有り】ひぐらしのなく頃に業・卒感想、沙都子と梨花について思った事。

某所で取り留めなく書いた物です。備忘録も兼ねて日記にしてみたいと思います

今更だけど業・卒は一度ハッピーエンドを迎えた話のバッドエンド巡りを何度も見ているようでやっぱりつらい

そのハッピーエンドと思われていた祭囃しが「実は問題残ってますよね?」って当時から言われていたから続編を作るならこういう沙都子周りを掘り下げる話になるのは納得なんだけども

100年間身内で殺し合ったり特殊部隊に殺されてきた雛見沢の住人が最後最後でやっと皆協力して最高のハッピーエンドを掴みました!って話の続きでまた仲間を疑ったり殺し合ったりしてますって、竜騎士07さん鬼だよ

最近「最終的に沙都子は許されるのか(許されて良いのか)」という事がよく話題になっているけど

罪滅し編で圭一が過去の罪を仲間に打ち明ける件で沙都子が言った

「前の町でどんな善行を積もうとも、こちらに来て嫌な人だったなら、前の町の善行なんか知ったことじゃなりませんわね」(※逆もまた然り)がそのまま業・卒での沙都子にも当てはまるんじゃないかと思う

沙都子が最終的に改心するならそのカケラに居る梨花達仲間は沙都子を許し受け入れるんじゃないか

他のカケラで犯した罪は当人が罪悪感を抱えて自戒する以外では持ち越さないのがひぐらしって作品だし

「…ふーん。…梨花ちゃんはお勉強家だからすごい素敵な大人になれそうだな?」

「……もちろんなのですよ。ボクは大人になったらスゴイスゴイのです。」

「あぁら、私も大人になったらすごいレディーになるんですのよ~?」

「沙都子はいくつになってもお子様だと思うぞ。賭けても良い。」

なんて業での高校生編を見越したような掛け合いが原作綿流し編の時点でもうあったというね…

恐らく梨花ちゃんと沙都子は将来的に道を違えるだろう事は初期の初期から構想にあったんだと思う

仮に今回の業・卒みたいに沙都子にループ能力が与えられなかったとしても

ループを繰り返して精神的にはもう子供とは言えない梨花ちゃまと良くも悪くもいつまでも子供らしさを残していそうな沙都子だと、絶対どこかで反りが合わなくなる日が来てもおかしくなかったよなってむしろ凄く納得した

カレー悪戯や少々過激すぎるトラップなんかもそうだけど、沙都子は少々他人に対して加虐的すぎる面もあったし

死ぬ事で何度でも同じ世界をやり直せる能力」を得た時部活メンバーの最も能力の乱用に歯止めが利かなくなりそうなのが沙都子なのも分かる(次点は罪滅しレナと目明し詩音?)

祭囃し編でも沙都子がかつて犯した罪が成算された訳じゃない、という所も合わせて

ひぐらしの続編で沙都子が闇落ちしてボスになるってむしろ滅茶苦茶しっくり来るんだ…

凄いよね…15年振りの続編で割と急展開な方なのに「そういう展開になった」事にあんまり違和感がないの…

業・卒の沙都子は旧沙都子と別人じみてるって感想をよく見る

自分も卒を見ていて「沙都子って仲間に対してここまで残酷になれる子だったっけ…?」と感じる時もある

でも今の沙都子って昔の沙都子とまるっきり別人なんじゃなくて、考えたら沙都子って確かにこうなる可能性は昔からあったな…って納得が行くんだ

例えば梨花ちゃまに対するあの加虐はルチーア入学後二回裏切られたってだけでは説明付かない気もするけど

ひょっとして沙都子って昔から親友梨花ちゃんの事をずっと嫌いだったんじゃ?って考えると妙に腑に落ちるんだ

梨花ちゃんと沙都子が同い年の女の子である事にも関わらず梨花ちゃんは村中から愛される恵まれ女の子で、逆に沙都子は村中から白眼視される嫌われ者であまりに差がありすぎる事は旧作でも描かれていたけど

幾ら親友当人には何の落ち度もなかったとしてもこれで嫉妬せずにいられるかって言ったら無理だと思うんだ

梨花ちゃんの方はループ経験成熟している分沙都子の事を「対等の友達」とは見てないし、どちらかと言えば可愛らしい子供とかペットとか、「好きではあるんだけど自分よりは格下」の存在として沙都子の事を見ていたし

梨花ちゃんと沙都子の関係って、AKIRA金田と鉄雄のような、「仲の良い友達なんだけど明確な序列存在する」下に見られている側の子が常にもう一人に劣等感不公平感を抱えているタイプ関係だったんだと思う

鷹野さんが沙都子に自分に似た物を感じていたのも梨花ちゃまに対して劣等感を持つ者の共感だったのかなと

綿騙し編の魅音に対して沙都子がやたら冷酷だったのも、雛見沢症候群発症した事が無い魅音発症する所を見てみたいって好奇心だけじゃなくて、沙都子が元々園崎家を大嫌いだったかあんな事をやったんじゃないか

沙都子からすれば園崎は北条村八分にして沙都子と悟史を虐げるよう村中に命令した明確な敵だから

表向きは仲良く付き合っていても普段から魅音に対して良い感情を持っていなかっただろう事は分かるし

鬼明し編で口だけとはいえレナに対して少し申し訳なさを見せた沙都子が綿明し編で魅音を足蹴にしてるのを見て「この子本当に魅音の事が嫌いなんだな…」って思ったもん

卒での沙都子のムーブ梨花ちゃん魅音という自分より上位の存在に対して上に立ちたいというマウンティングが大いにあったような気がする

今の沙都子は梨花ちゃまが自分制御下に入りつつある事が嬉しくてたまらないんだろうなぁ

あの二人の関係って友達としてお互いを認め合う対等な仲って感じじゃなくて

どちらが上どちらが下と明確に決まっていないとお互い納得行かない関係なんだろうなって思った

梨花ちゃんにとって沙都子は下の存在だし、沙都子にとって梨花ちゃん自分をずっと見下してきた存在から今度は自分が見下す側にならないと我慢ならないと…OPでバトルしてるのはそういう事なんだろうか

そういう意味でやっぱりあの二人って相性が悪くていじめっ子いじめられっ子って関係が素なんだろうね

今回の沙都子が語った沙都子が村中から虐められているってあながち嘘でも無いのが因果だと感じた

皆殺し編以前のカケラだと沙都子は雛見沢住人で一人だけ村中から嫌われ露骨無視とかされてきた訳だし

今回の鉄平への村人の陰口も以前は沙都子がターゲットだった訳で、沙都子の村への恨みは根深いと思う

ループの影響で皆殺し編のように村全体が沙都子の事を思っていて鉄平も改心した今のカケラで祟殺し&皆殺しを再演しようとするのが今のルーパー沙都子の悪趣味な所だけど

沙都子は丸くなった今の鉄平を利用する事に良心が痛まないのか?ひょっとしたら情に絆されるんじゃ?

って予想が郷壊し編の時に結構あったけど、沙都子って虐待記憶フラッシュバックするくらい鉄平への恐怖心を持ってるし今も利用するために嫌々付き合ってるだけなんだと予想してるなぁ

沙都子は「以前がどんな善人でも今が嫌な人なら以前の事なんか知った事じゃない」みたいな事を罪滅し編で語っていて、それはつまり「沙都子は昔の事を気にしないタイプ」なんだと解釈する事も出来るけど

沙都子から見た鉄平って「去年まで自分と兄をとことん苛め抜き100年分のカケラで一度の例外もなく自分虐待した人」なんだよね…トラウマに今でも苛まれているし沙都子にとって鉄平って現在進行形で「嫌な人」なんだと思う

上でも言われてるけど自分を虐められっ子の被害者だと思ってる沙都子が、かつて自分を虐めた事のある加害者を害したり利用する事に良心が痛んだり情に絆されたりなんてする訳ないよなぁと…

まさか2021年になってまた「ひぐらしがなく頃に」にハマるとは思いませんでした。これからも毎週最新話が楽しみです。

2021-07-31

だいたい男がヒーロー願望だけで人助けやってるわけはない

多くの人間が男女関係なく日本的倫理観で助けたり助けなかったりするだけ

災害時は助け合うべきだ、いじめられっ子にもいじめっ子にも関わるなとか

ケースバイケースで選択してるだけ

無理なく助けられる範囲なら助けるけどヤバそうなら見捨てる、が日本人の本性

2021-07-25

小山田炎上を見てたら、いじめっ子おっぱい、ま○こをつけて生体オナホにした後、使いまくって最終的に殺して捨てるいじめられっ子を思いついた。

2021-07-24

anond:20210724112533

おまえへの反論

(1)北尾氏は当時インタビュー現場にいた人間

よって、何も知らない第3者のお前が語る主張の方が偏りよろしく主観的である

北尾氏は自業自得といってるし、「小山田圭吾村上清は悪くない」とは結論づけてないだろ笑)

(2)26年前の過去記憶を辿って推測するしかないのは当然であり、

良い解釈もなにも拡散される内容と自己記憶イメージ乖離があるから本音を語ってるだけ。

「M氏」と表現するのは、炎上攻撃が続く中で芸能人でもない名前公表することは控えておこうという

プライバシーへの最低限のマナーとか配慮かもね。(悪意持って都合よく切り取り攻撃される恐れもあるからね)

デビルマン」については、理性と冷静さを失ったお前らのような身勝手独りよがり怨念が、

あのデーモン達のように小山田に集中砲火を浴びせているこの惨劇を例えているんだろ。

迫害されてる?は?デビルマン読めよ。

(3)お前は当時のライターじゃないだろ?そしてその界隈にすらいないだろ?北尾氏以上に村上氏の何が語れるの?

あと、拡散されている「孤立無援のブログ」については、確かに切り取りと巧妙な順番の入れ替えによって

悪意ある印象のミスリードが行われているのは明らか。北尾氏を批判する前にまずそこ認めろよ。

(どうせお前もあのブログに乗せられて被害妄想膨らませて叩いてたんだろ?)

(4)「既成事実化」って単語ばっか使ってうるさいけど、適切じゃないから使うのやめろ。

北尾氏の内容は、状況を見てあの記事が書かれた経緯を「推測」しているだけ。

事実化しようとしてねーよ。(どっちが印象操作してんだよ)

美化してるというよりも、書き手にそういう意図があったのだろうとプロ視点解釈してるだけだろ。

実際に北尾氏のブログが出る前から、原文読んだ勢からもそういう意見あったし、自分も同じように捉えていた。

(5)はぁ、、しょうもな。村上はいじめられていた側だよね?

この「いじめ紀行」ってのは、いじめられていた側の視点からまれ企画なんだよ。

当時もいじめはアウトだし、「いじめ自慢」なんか小山田サイドからしたら断られるはずなのに(現に最初は渋っていた)

許可した背景には、村上氏なりの強いコンセプトがあった。それを小山田も受け取ったからあの記事ができた。

いじめ紀行」の冒頭でも、世間はいじめは悪と言いつつ綺麗事ばかりで、

世の中からいじめが無くなることはないというようなことが書いてるだろ。

から村上氏なりの視点いじめ問題を紐解くきっかけを模索していたんだろ?

いじめっ子といじめられっ子の対談」という手法は見る角度によっては悪趣味で間違っていたし、

いじめエンターテイメントだと自虐的表現しながらも、決していじめ肯定しているような企画ではないんだよ。

当時の鬱屈した社会の中で、未熟なライターデビュー記事であの小山田圭吾過激だけどかつて誰もやっていなかったことを企画して実現しようとしていた。

その熱い思いに小山田も動かされた。結果的に考えが甘く、いじめられっ子との対談企画も失敗したわけだが、

2人がやろうとしていた実験的試みは、露悪的だけどほんの少しだけ社会に風穴を開けるきっかけになったのかもしれない

(今は違う形で穴をあけてるが、、)

そういったものライター目線で振り返れば宝石と例えてるだけ。お前のサブカル偏見単純化するな。

(6)当時を知る北尾氏の証言と推測が出てきてくれたおかげで、一部だけど冷静な意見もでてはきていて、

少しは全国民が共有してしまった「鬼畜いじめ妄想」を止めるような方向へ進んだようにも見える。

が、同時にいまだお前のように被害者を傷つけたーとか妄想を繰り広げ、拡散助長するようなバッシングを続けるやつもいて、

逆に独りよがりお気持ち正義マンあぶり出してくれたのかもしれない。悪態ついているブコメとか見るとよくわかるよ。

北尾氏には感謝しか言いようがない。ある意味北尾から村上氏へバトン

このアンフェア建設的じゃない状況から早く脱して前に進めということ。

おまえはどうしても小山田鬼畜にしたくてしょうが無いんだろうけどね。

ヒステリック自分お気持ちぶつけて、こういうの垂れ流してる方が二次被害です。

饅頭いいこと言うじゃん

2021-07-21

Quick Japan』95年3号 「いじめ紀行 第1回ゲスト 小山田圭吾の巻」 12

anond:20210721001728

いじめられっ子に会いに行く

事実を確かめなきゃ。

小山田さんにいじめられっ子名前を教えてもらった僕は、

まず手紙を書いた後、彼らとコンタクトをとっていった。

何かロードムービーの中に入り込んだような感覚になる。

4月6日

村田さんの家に電話する。お母さんが出た。

聞けば、村田さんは、現在パチンコ屋の住込み店員をやっているという。

高校和光を離れて定時制に。

お母さん「中学時代は正直いって自殺も考えましたよ。

でも、親子で話し合って解決していって。

ウチの子にもいじめられる個性みたいなものはありましたから。

小山田君も元気でやってるみたいだし」

住込みの村田さん家族とも連絡がとれないらしい。

パチンコ屋の電話番号は、何度尋ねても教えて貰えず、

最後は途中で電話を切られた。

4月28日

沢田さんに電話してもお母さんが出た。

電話だけだとラチが開かないので、アポなしでの最寄り駅から電話

「今近くまで来てるんですが……」

田園調布でも有数の邸宅で、沢田さんと直接会うことができた。

お母さんによれば"学習障害"だという。

家族とも「うん」「そう」程度の会話しかしない。

現在は、週に二回近くの保健所書道陶器教室に通う。

社会復帰はしていない。

お母さん「卒業してから、ひどくなったんですよ。

家の中で知ってる人にばかり囲まれてるから

小山田君とは、仲良くやってたと思ってましたけど」

寡黙ながらどっしり椅子に座る沢田さんは、

眼鏡の向こうから、こっちの目を見て離さない。

ちょっとホーキング入ってる。

―――対談してもらえませんか?

「(沈黙……お母さんの方を見る)」

―――……小山田さんとは、仲良かったですか?

「ウン」

数日後、お母さんから「対談はお断りする」という電話が来た。

5月1日

朴さんは、電話してもマンションに行っても違う人が出た。

手紙も『宛て所に尋ねあたりません』で戻って来た。

next: anond:20210721200054

Quick Japan』95年3号 「いじめ紀行 第1回ゲスト 小山田圭吾の巻」 2

anond:20210721172728

小山田圭吾=いじめっ子

小山田圭吾といえば、数年前にアニエスb.を着て

日本一裕福そうなポップスを演っていた、

あのグループの一員だ。

ソロになった今でも彼の音楽は裕福そうだが、

そんな彼は私立小・中学時代いじめる側だったらしい。

ヤバい目つきの人だなあとは思っていたが。

全裸にしてグルグル巻きにしてオナニーさせて、

バックドロップしたり」とか発言してる。

それも結構笑いながら。

僕も私立中学高校エスカレーターで通っていたので、

他人事とは思えなかった。

僕の当時の友人にはやはりいじめ加害者傍観者が多いが、

盆や正月に会うと、いじめ談義は格好の酒の肴だ。

盛り上がる。私立って、独特の歪み方をする。

小山田さんは、「今考えるとほんとヒドかった。

この場を借りて謝ります(笑)」とも言っている。

だったら、ホントに再会したらどうなるだろう。

いじめっ子は本当に謝るのか?

いじめられっ子はやっぱり呪い言葉を投げつけるのか?

キドキしてきた。

対談してもらおう!

最終的にはいじめられてた人の家の中まで入った。

しかし結局この対談は実現せず、小山田さんへの個人インタビューとなった。

以下、この対談の準備から失敗までを報告する。

2月22日

*14時、太田出版で『QJ』赤田・北尾両氏と会う。

いじめ対談のことを話す。

面白いね、やってよ。和光中学の名簿探してみるから

――まず、いじめられっ子を探すことにする。

20時、ボアダムズライヴを観に新宿リキッドルームへ。

終演後、何と観客の中に小山田圭吾発見

運命的なものを感じる。何か挨拶しとかなきゃ。

しかし、カヒミ・カリィと一緒の小山田さんにいきなり

「昔、いじめっ子だったんですよね」

という訳にもいくまい。

とりあえず『月刊ブラシ』を手渡す。

ミニコミ作ってるんで読んでください」

「あ、ありがとう

この間、約二秒。

ちなみに僕は普段いつも自分ミニコミを持ち歩いている訳ではなく、

この日持ってたのは本当に偶然だった。

ますます運命的なものを感じる。

2月25日

当時の和光中学の名簿を思いっきり入手。

太田出版バイトたまたま和光出身の人が入ったらしく、

そのルートから運命的なものを感じる。

いじめられてた人の名前まで判明した。

西河原法夫さん(仮名)といい、

「学年を超えて有名」だったとか。

対談依頼の手紙を書く。

3月15日

原宿の西河原さんの自宅へ交渉に。

住所を頼りに昔いじめられてた人の家に行く、

しか自分全然初対面。

この時の気分はうまく説明できない。

現実舞台ファミコンやってるような気になってくる。

よくよく西河原さんと話してみると、

自分消しゴムを隠される程度のいじめしか受けていない。

(前出のように)ハードいじめられてたのは別の人ではないか

とのこと。

じゃあ、本当にいじめられてたのは誰なんだ?

3月23日

太田出版ルートでは、

「もはや誰が小山田さんにいじめられていたのかは判らない」

とのこと。

間抜けな話だが、小山田さん本人に聞くしかなくなった。

所属事務所「3-D」に電話

事前に手紙は送っているが、反応はよくない。

当たり前か。

next: anond:20210720235609

Quick Japan』95年3号 「いじめ紀行 第1回ゲスト 小山田圭吾の巻」 1

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追記:はてなブログにも同じもの投稿しました。こちらのほうが読みやすいかもしれません。

https://bibokj.hatenablog.com/

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僕は『月刊ブラシ』というミニコミ編集している。

インタビュー中心の雑誌で、二二の時に創刊して、もう二年が過ぎた。

今までにインタビューしたのは、爆弾製造青年

五年間顔を合わせたことのない隣人、

日本語学校の生徒、駆け出しの探偵、等々。

特に決まったジャンルとかは無いので、

今は閃いたことを全部やるようにしている。

インタビューをしてると、

相手が「マンガみたいな現実」を語ってくれる時がある。

例えば、爆弾製造青年高校の時に友達から

「不良にからまれから爆弾作ってくれ」って言われたとか、

探偵学校に潜入する時は用務員のフリをする」とか、

そんな話にはメチャクチャシビレる。

関係ないけど「スティービー・ワンダーは必ず綺麗な女を選ぶ」とか

ビーチ・ボーイズメンバー全員カナヅチだ」とか、

火葬場はやはり火事がおこりやすく、

職員が焼け死ぬことがよくある」とか、

そんなエピソードも大好きだ。

そんな僕にとって、"いじめ"って、昔から凄く気になる世界だった。

例えば

*ある学級では"いじめる会"なるものが発足していた。

この会は新聞を発行していた。

あいつ(クラスいじめられている男の子)と

あいつ(クラスいじめられている女の子)はデキている、

といった記事教室中に配布していた。とか、

*髪を洗わなくていじめられていた少年がいた。

かに彼の髪は油っぽかった。

誰かが彼の髪にライターで点火した。

一瞬だが鮮やかに燃えた。

といった話を聞くと、

"いじめってエンターテイメント!?"

とか思ってドキドキする。

だって細部までアイデア豊富で、何だかスプラッター映画みたいだ。

(あの『葬式ごっこ』もその一例だ)

自身学生時代傍観者で、人がいじめられるのを笑って見ていた。

短期間だがいじめられたことはあるから

いじめられっ子に感情移入する事は出来る。

でも、いじめスプラッターには、イージーヒューマニズム

ぶっ飛ばすポジティヴさを感じる。

小学校の時にコンパスの尖った方で背中を刺されたのも、

今となってはいエンターテイメントだ。

「ディティール賞」って感じだ。

どうせいじめはなくならないんだし。

去年の一二月頃、新聞テレビでは、

いじめ連鎖自殺が何度も報道されていた。

コメンテーター」とか「キャスター」とか呼ばれる人達

「頑張って下さい」とか「死ぬのだけはやめろ」とか、

無責任言葉を垂れ流していた。

嘘臭くて吐き気がした。

それに、いじめた側の人がその後どんな大人になったか

いじめられた側の人がその後どうやって

いじめを切り抜けて生き残ったのか、

これもほとんど報道されていない。

誰かこの観点いじめを取り上げないかな、と思っていたら、

昔読んだ『ロッキング・オン・ジャパン』の小山田圭吾インタビュー

思い出した。

next: anond:20210721172902

小山田氏が転落していくのを見ると心が晴れる

// ちなみに私はいじめられっ子でした。

小山田氏が転落していくのを見ると心が晴れます

// 本日記はひょっとしたら、ものすごく性格の悪いことを書いているかもしれません。

// 周囲の人に私の本心を語るのは気が引けたため、日記にしたためました。

// あと、本日記はあくまで私の感想ですので、すべてのいじめられっ子や、ましてや被害者の心情を代弁するものではありません。

// あしからず

同級生に対して度を越した暴行を振るい、それをあたか武勇伝かのように嬉々として話す。

異常な人ですよね。

でもまれによくある話です。

そんな人が、過去の過ちを蒸し返されて激しく断罪される様を見ていると、本当に清々しい気持ちになります

ところで小山田氏はどうすれば赦されるかという議論がありますが、私はそれは不可能だと思うのです。

あれだけのことをしでかして、アフターケアゼロで、何十年も経って謝罪とか、無理ですよ。

金銭提供謝罪に代えるという提案もあるようですが、私が被害者だったらイヤですね。

貰っても使いたくないし、一度使うとその後一生後悔しそうです。

抑え込んでガッチリ極めて銅メダル確実だったはずが、ふとした心の緩みで大逆転一本負け、そんな感じでしょうか。

敗北はイヤですね。

// まあこれは現在の私が金銭的に不自由していないから、という理由も大きいと思いますが。

なので、むしろこのままどこまでもどこまでも転落してほしいです。

何年かおきに、ふと思い出してググって、辛い人生を送っているらしい情報が得られれば、それだけで十分です。

でもそれは無理なんでしょうね。

小山田氏が今まで築き上げてきた音楽的な能力と評判、コネ、そして少なくないであろう資産

特に音楽的な能力コネは確かなものなのだそうです。

// 音楽には全く詳しくないのですが、デザインあは好きでよく見てました。面白かったです。残念です。

さすがに名前を公にはできないと思いますが、そこをわきまえれば仕事には困らないのでしょう。

小山田はいわば、今がどん底で、今後は緩やかに上昇していく、そんな人生を歩むのだろうと思うと。

ちょっと悔しいですね。

でも私はもう大人なので、そういう、パズルがきっちり嵌らない的な感情に、うまく対処できます

何にせよ、ここ数日は昔のことを思い出すことが増えたのですが、同時に気分が晴れるという、不思議な心地でいられました。

願わくば、全人類幸せに過ごせますように。

Quick Japan』95年3号 「いじめ紀行 第1回ゲスト 小山田圭吾の巻」 11

anond:20210721001544

この養護学校も、今は無いらしい。

小山田さんが話しているのは、一〇年近く前の話だから、そういうこともあっておかしくない。

では、いじめられっ子たちはその後どうしているのだろう。

僕の学校場合、同学年の奴のその後って全然付き合いの無かった奴のも含めて、

学校やめた」とか「宗教入った」とか結構情報が伝わってくるのだが、

不思議なことにいじめられっ子のその後についてはまったく情報がない。

小山田さんは知ってるだろうか。

ファーストクエスチョンアワード

中学同窓会があって。なぜか村田が来て。

久々だから、みんなで『インタビューしよう』ってなって(笑)

『おまえ、今何やってんの?』とか聞いたら、

ビートルズファンクラブ入っちゃった』とか言って(笑)

ビートルズ荻野目洋子ファンクラブに入ったとか言って、

会員証をオレとかに見せびらかして(笑)

「あのね、沢田にはね、『あれは実は演技なんだ』っていう噂が流れてて(笑)

なんか一時期『沢田をどっかで見た』っていうウワサが流れてて。

『そん時は沢田普通だった』ってね。

安部公房かなんかの本を読んでた』とかね(笑)

「もともと噂の発端がいて。一コ下にやっぱ凄い奴で、

犬川君(仮名)っていうのがいたんだけど。

そいつホントにマトモになったんですよ。

後に『あの頃の俺は俺じゃない』とか言っちゃうような(笑)

―――いるんだ、そういう人も。

「ウン。で、ちっちゃい頃に感電したとか言って、

なんか体の半分ブワ~っとケロイドみたくなっちゃってて。

手のところからブワ~っとなってて。

『オレは感電してバカになった』とか自分で言って(笑)

で、いつも学校にすげー早く来てて、校門の前にいるんですよ。

それでみんなが通学してくると、いきなり寄って来て『問題を出す』とか言って(笑)

答えられないような、すっごい難しい問題を出してくるんですよ。

ホント禅問答みたいな問題を出してくるの。

『赤と緑、どっちが黄色?』とか、そんな問題を出してくるのね。

『えー』とか言って、『何言ってんだよ』とか言ってね。

なんか適当に答えたりすると『ブ―』とか言ってね、ツバかけてくんの(笑)

うそう、スフィンクスみたいなの。で、ツバをペッ! ってかけてくんの。

俺とか先輩だから『ふざけんなよ!』とか言って、バ~ンとか蹴っ飛ばしたりするんだけど。

全然、バ~ンとかブッ倒れてもへこたれないの。

またフラフラ~ッと次の獲物に行って、『問題を出す』とか言って(笑)

ホント質問大賞はアイツなんですよ。ホント質問大賞なんですよ。」

next: anond:20210721190027

Quick Japan』95年3号 「いじめ紀行 第1回ゲスト 小山田圭吾の巻」 8

anond:20210721000715

しかしどんなタイプの奴でも行かなきゃいけないのが修学旅行だ。

この学校行事最大のイベントで、何も起こらない訳がない。

奇妙な立場

中三の時、一コ上の先輩でダブっちゃった人が下りてきたんですよ、ウチのクラスに。

で、その人が渋カジの元祖みたいな人で。

バカな先輩なんだけど。でも僕はわりと仲が良かったのね。

で、同じ班になっちゃって、そのまま修学旅行に行くことになっちゃったんですよ。

そのメンツっていうのが、村田と僕とその渋カジ(笑)

三人同じ班で。かなりすごいキャラクター(笑)

好きなもんどうしが集まったとかじゃ全然なくて(笑)たまたまそういう班だったんですけど。

そいで修学旅行とか行ったら同じ班じゃないですか。

密室だしさ……他の班の奴とかも色々来てたりしてさ。

で、ウチの班で布団バ~ッとひいちゃったりするじゃない。

するとさ、プロレス技やったりするじゃないですか。

例えばバックドロップとかって普通できないじゃないですか

だけどそいついからさ、楽勝でできんですよ。ブレンバスターとかさ(笑)

それがなんか盛り上がっちゃってて。

みんなでそいつプロレス技なんかかけちゃってて。

おもしろいように決まるから『もう一回やらして』とか言って。

それは別にいじめてる感じじゃなかったんだけど。ま、いじめてるんだけど(笑)

いちおう、そいつにお願いする形にして、『バックドロップやらして』なんて言って(笑)

"ガ~ン!"とかやってたんだけど。

で、そこになんか先輩が現れちゃって。その人はなんか勘違いしちゃってるみたいでさ、

限度知らないタイプって言うかさ。

なんか洗濯紐でグルグル縛りに入っちゃってさ。素っ裸にしてさ。

そいでなんか『オナニーしろ』とか言っちゃって。

『オマエ、誰が好きなんだ』とかさ(笑)

そいつとか正座でさ。なんかその先輩が先頭に立っちゃって。

なんかそこまで行っちゃうと僕とか引いちゃうっていうか。

だけど、そこでもまだ行けちゃってるような奴なんかもいたりして。

そうすると、僕なんか奇妙な立場なっちゃうというか。

おもしろがれる線までっていうのは、おもしろがれるんだけど。

『ここはヤバイよな』っていうラインとかっていうのが、人それぞれだと思うんだけど、

その人の場合だとかなりハードコアまで行ってて。

『オマエ、誰が好きなんだ』とか言って。『別に…』なんか言ってると、

パーン! とかひっぱたいたりとかして。

『おお、怖え~』とか思ったりして(笑)

松岡さん(仮名)が好きです』とか言って(笑)。『じゃ、オナニーしろ』とか言って。

松岡さ~ん』とか言っちゃって。かなりキツかったんだけど、それは」

以上が2人のいじめられっ子の話だ。この話をしてる部屋にいる人は、

僕もカメラマンの森さんも赤田さんも北尾さんもみんな笑っている。

残酷だけど、やっぱり笑っちゃう。まだまだ興味は尽きない。

next: anond:20210721001359

Quick Japan』95年3号 「いじめ紀行 第1回ゲスト 小山田圭吾の巻」 7

anond:20210721000454

いじめ談義は、どんな青春映画よりも僕にとってリアルだった。恋愛クラブ活動けが学校じゃない。

僕の学校でも危うく死を免れている奴は結構いたはずだし、今でも全国にいるだろう。

小山田さんには、いじめられっ子の二人目、村田さん仮名)の話もしてもらった。

毒ガス攻撃

村田は、小学生の頃からいたんですよ。こいつはちょっとおかしいってのも分かってたし。

だけど違うクラスだったか接触する機会がなかったんだけど、中学に入ると、同じクラスになったから。

で、様々なな奇行をするわけですよ。

村田っていうのは、わりと境界線上にいる男で、やっぱ頭が病気おかしいんだか、ただバカなんだか、

というのが凄い分りにくい奴で、体なんかもちっちゃくて、それでこいつは沢田とは逆に癇癪が内に向かうタイプで。

いじめられたりすると、立ち向かってくるんじゃなくて、自分で頭とかを壁とかにガンガンぶつけて、

畜生畜生!』とか言って(笑)ホントマンガみたいなの。

それやられるとみんなビビッて、引いちゃうの。『あの人、やばいよ』って。」

「お風呂に入らないんですよ、こいつは(笑)

まず、臭いし、髪の毛がかゆいみたいで、コリコリコリコリ頭掻いてるんですよ。

何か髪の毛を一本一本抜いていくの。

それで、10ハゲみたくなっちゃって、そこだけポコっとハゲててルックス的に凄くて。

勉強とか全然できないし、運動とかもやっぱ、全然できないし」

段ボールの中に閉じ込めることの進化形で、掃除ロッカーの中に入れて、ふたを下にして倒すと出られないんですよ。

そいつなんかはすぐ泣くからさ、『アア~!』とか言ってガンガンガンガンかいってやるの(笑)

そうするとうるさいからさ、みんなでロッカーガンガン蹴飛ばすんですよ。

それはでも、小学校の時の実験精神が生かされてて。密室ものとして。

あと黒板消しはやっぱ必需品として。"毒ガスもの"として(笑)

村田は、別に誰にも相手にされてなかったんだけど、

いきなりガムをたくさん持ってきて、何かみんなに配りだして。

『何で、あいつ、あんなにガム持ってるんだ? 調べよう』ってことになって、

呼び出してさ、『お前、何でそんなにガム持ってるの?』って聞いたら、『買ったんだ』とか言っててさ。

三日間ぐらい、そういう凄い羽振りのいい時期があって。

そんで付いて行って、いろんなもん買わせたりして。

そんで、三日間くらいしたら、ここに青タン作って学校に来て。

『おまえ、どうしたの?』とかきいたら、『親にブン殴られた』とか言ってて(笑)

親の財布から一五万円盗んだんだって

でも何に使っていいか分かんないから、ガム買ったりとかそういうことやって(笑)

からそいつにしてみればその三日間っていうのはね、人気があった時代なんですよ。

一五万円で人が集まって来て。

かなりバカにされて、『買えよ』って言われてるだけなのに。

全然沢田なんかよりも普通に話せるしね。

普通に話とかも全然できるしね。

体がおかしいとか、障害があるような、そういうタイプでもないっぽいんですよ」

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2021-07-20

Quick Japan』95年3号 「いじめ紀行 第1回ゲスト 小山田圭吾の巻」 3

anond:20210721172902

4月2日

とにかく事務所に乗り込む。

QJ』赤田氏と僕とで、

まずマネージャー岡氏を説得しなければならない。

と思っていたら、「本人来ますよ」

20分後、『夕刊フジ』の地下鉄サリン事件増刊号を小脇にかかえながら、

コーネリアスはいきなり目の前に現れた。

「この対談、読み物としては

絶対面白い物になるだろうし、僕も読むけど、

自分がやるとなると……(苦笑)」

月刊ブラシ』のことは覚えていてくれたものの、

やはり引き気味のコーネリアス

しかし話をしていくうち、

お互いいじめ談義で盛り上がってしまう。

小山田さんは、いじめグループの中でも"アイデア担当"だったらしい。

僕の確信は間違ってなかった。

小山田さんもこういうのが好きなのだ

大体、昔テレビの「私のお気に入り紹介」みたいなやつで、

他の人は好きなパンとか好きな文房具とかを紹介してるのに、

一人だけアメリカ凶悪殺人犯のトレーディング・カード

紹介していたぞ。

小山田さんとのいじめ談義は、

同じ学校の奴とバカ話しているようで、凄く楽しい時間だった。

独り占めするのはもったいないので、僕がシビレた話を掲載しよう。

"いじめられっ子"は二人いた

小山田さんによれば、当時いじめられてた人は二人いた。最初に登場するのが沢田君(仮名)だ。

沢田って奴がいて。こいつはかなりエポックメーキングな男で、

転校してきたんですよ、小学校二年生ぐらいの時に。

それはもう、学校中に衝撃が走って(笑)

だって、転校してきて自己紹介とかするじゃないですか、

もういきなり(言語障害っぽい口調で)『サワダです』とか言ってさ、

『うわ、すごい!』ってなるじゃないですか。

で、転校してきた初日に、ウンコしたんだ。

なんか学校ウンコするとかいうのは小学生にとっては重罪だってのはあるじゃないですか?

で、いきなり初日ウンコするんだけどさ、便所に行く途中にズボンが落ちてるんですよ、何か一個(笑)

そんでそれを辿って行くと、その先にパンツが落ちてるんですよ。

で、最終的に辿って行くと、トイレのドアが開けっ放しで、下半身素っ裸の沢田ウンコしてたんだ(笑)

「だから、何かほら、『ロボコン』でいう『ロボパー』が転校してきたようなもんですよ。(笑)

で、みんなとかやっぱ、そういうの慣れてないから、かなりびっくりするじゃないですか。

で、名前はもう一瞬にして知れ渡って、凄い奴が来たって(笑)ある意味スターですよ。

別に最初はいじめじゃないんだけども、とりあえず興味あるから

まあ色々トライして、話してみたりするんだけども、やっぱ会話とか通じなかったりとかするんですよ。

おまけにこいつは、体がでかいんですよ。

それで癇癪持ちっていうか、凶暴性があって……牛乳瓶とか持ち出してさ、追っかけてきたりとかするんですよ。

で、みんな『怖いな』って。ノロいから逃げるのは楽勝なんだけど、

怒らせるとかなりのパワーを持ってるし、しかもほら、ちょっとおかしいから容赦ないから、

牛乳瓶とかで殴られたりとかめちゃめちゃ痛いじゃないですか、

で、普通の奴とか牛乳瓶でまさか殴れないけど、こいつとか平気でやるのね。

それでまた、それやられると、みんなボコボコにやられるんだけど」

「僕とこいつはクラスは違ったんですけど、小学校五年ぐらいの時に、

クラブが一緒になったんですよ。土曜日に二時間ぐらい。

選択でいろんなクラブ選べるとかいうので、

僕、"太鼓クラブ"とかに入って(笑)、かなり人気のないクラブだったんですよ。

ウチの学校って、音楽時間民族舞踊みたいなやつとか、

サンサ踊り』とか、何かそういう凄い難しい踊りを取り入れてて。

僕、踊り踊るのヤだったの、すごく。

それで踊らなくていいようにするには、太鼓叩くしかなかったの。

クラスで三人とか四人ぐらいしか太鼓叩く奴はいなくて、後は全員、踊らなきゃいけないってやつで。

僕は『踊るのはキツイなー』って思って、『じゃ、太鼓の方がいいや』って。

結構太鼓が好きだったんですよ、僕。

それで太鼓クラブに入ったんですけど、するとなぜか沢田太鼓クラブにいたんですよ(笑)

本格的な付き合いはそれからなんですけど、

太鼓クラブって、もう人数が五人ぐらいしかいないんですよ、学年で。

野球部とかサッカー部とかがやっぱ人気で、そういうのは先生がついて指導とかするんだけど、

太鼓クラブって五人しかいないから、先生とか手が回らないからさ、

『五人で勝手にやってくれ』っていう感じになっちゃって。

それで音楽室の横にある狭い教室に追いやられて、そこで二時間、五人で過ごさなきゃならなかった。

五人でいても、太鼓なんか叩きゃしなくって、ただずっと遊んでるだけなんだけど。

そういう時に五人の中に一人沢田っていうのがいると、やっぱりかなり実験対象なっちゃうんですよね」

段ボール箱とかがあって、そん中に沢田を入れて、

全部グルグルガムテープで縛って、空気穴みたいなの開けて(笑)、

『おい、沢田大丈夫か?』とか言うと、『ダイジョブ…』とか言ってんの(笑)

そこに黒板消しとかで、『毒ガス攻撃だ!』ってパタパタやって、

しばらく放っといたりして、時間経ってくると、何にも反応しなくなったりとかして、

ヤバいね』『どうしようか』とか言って、『じゃ、ここでガムテープだけ外して、

部屋の側から見ていよう』って外して見てたら、いきなりバリバリ出てきて、何て言ったのかな……?

何かすごく面白いこと言ったんですよ。……超ワケ分かんない、

『おかあさ〜ん』とかなんか、そんなこと言ったんですよ(笑)それでみんな大爆笑とかしたりして」

「本人は楽しんではいないと思うんだけど、でも、そんなに嫌がってなかったんだけど。

ゴロゴロ転がしたりしたら、『ヤメロヨー』とか言ったけど」

next: anond:20210720235857

anond:20210720013629

今回のニュースって結局いじめっ子の中でも「ヘマをやらかしいじめっ子」がより上位のいじめっ子いじめられてるだけだから

結局「誰にも仕返しされず他人を害し続けて自分だけは幸せに生き続けている奴」は現実存在するんだなとも俺は考えてる

聲の形」って漫画で元いじめっ子主人公があまりに酷い事やりすぎたせいで浮いていじめられるようになるんだけど

その主人公と一緒にいじめられっ子をいじめてた奴らには何のお咎めもなく今度は主人公いじめターゲットに選ぶようになって

自分他人を害するけど絶対に反撃されない奴」が居るって事が自業自得って言葉を信じてた俺を傷付けるんだ

anond:20210720013629

現実残酷なままでは。

小山田常人では到達し得ないところまで成功してしまたから、こんなふうに叩かれ、表舞台から降ろされてるだけで心に傷を負ったいじめられっ子には手が届かないような小さな幸せを掴み取ってるいじめっ子なんてたくさんいるでしょう。

一流大学から一流企業に入って可愛い奥さんを見つけて子供を作って幸せに暮らす…みたいな「当たり前の幸せ」をいじめっ子が手にする一方、いじめられっ子中学不登校通信制高校中退引きこもり無職になるなど。

2021-07-19

anond:20210719191159

はぁぁぁぁぁ?って感しかない。

ついったらんどの一生使われ身分根性にはつくづく嫌になる時があったが、今度は一生いじめられっ子根性の奴だらけなのがよーくわかった。

anond:20210719191159

はぁぁぁぁぁ?って感しかない。

ついったらんどの一生使われ身分根性にはつくづく嫌になる時があったが、今度は一生いじめられっ子根性の奴だらけなのがよーくわかった。

いじめっ子反省してたらいじめられっ子には都合が悪い

お前のせいで止まった俺の時計を動かさないといけなくなるから

anond:20210719003358

常にいじめは許さないし、いじめられっ子は庇ってやってるぞ

増田も今後はそうしてくれよな

2021-07-18

anond:20210718212846

みんな知っていてみんな気になっていた話だったので

集大成ときみたいな感じなんじゃない?

いじめられっ子自体全然多くないと思う

小山田を叩いてる奴のモチベーションオリンピックアンチだとか、いじめられっ子だったとか、単にストレスのはけ口にしてるとか想像やすいけど

逆に擁護してる奴のモチベーションってよく分からん

ファンも含む利害関係者以外で擁護する理由って何だ?

ブクマトラバ乞食くらいしか思いつかん

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